JP6445502B2 - 駐車場管理システム、駐車場管理サーバ、駐車場管理方法、及びプログラム - Google Patents

駐車場管理システム、駐車場管理サーバ、駐車場管理方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理システム、駐車場管理サーバ、駐車場管理方法、及びプログラムに関する。
従来、駐車場の所有者が駐車場を空けている時間を利用して、該駐車場を時間貸し利用者に貸し出す駐車場貸出方法が知られている。
これに関して、特許文献1には、時間貸し利用者の駐車希望時間が、月極駐車場の所有者が指定した、駐車スペース空き時間におさまるか否かを判断して、おさまる場合に、時間貸し利用者に駐車希望時間の間、月極駐車場を貸し出す方法が開示されている。
特開平09−007098号公報
特許文献1の駐車場貸出方法においては、駐車スペースの空き時間は、月極駐車場の所有者が事前に指定するものであり、指定された後に変更されることを前提とするものではない。しかしながら、駐車場の所有者が、一旦定めた、出庫時刻に基づいて駐車場の貸出可能時間を指定した後で、実際の出庫時刻が上記出庫時刻より遅れてしまったような場合は、当該駐車場の時間貸し利用者の車両が所有者の出庫前に先に到着してしまう可能性があった。また、駐車場の空き時間が出庫時刻の遅れた分だけずれてしまうため、指定通りの貸出終了時刻に時間貸し利用者が出庫してしまった後は、出庫時刻が遅れた分だけ駐車場が空いたままとなって有効利用が阻害される可能性もあった。すなわち、所有者の出庫時刻によっては、時間貸し利用者に、駐車場の正確な貸出可能時間を提供することができないおそれがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、移動体がいかなる時刻に出庫するとしても、駐車場の正確な貸出可能時間を提供することを目的の一つとする。
一実施形態に係る駐車場管理システムは、専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理システムであって、所定の駐車場に対応付けられた移動体とともに移動するナビゲーション装置と、駐車場の不使用時間帯に駐車場の貸出を管理する駐車場管理サーバと、を備え、駐車場管理サーバは、駐車場の位置を示す第1位置情報と移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得する取得部と、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、移動体が駐車場を出発してから目的地を経由して駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む駐車場の貸出可能時間を算出する算出部と、を備え、ナビゲーション装置は、異なる複数の通過位置を複数回検出する位置検出部を備え、算出部は、ナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に貸出可能時間を算出し、取得部は、複数回検出された通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、算出部は、取得された第3位置情報に基づいて、算出された貸出可能時間を更新する
上記駐車場管理サーバは、現時点の貸出可能時間に基づいて、駐車場の貸出可能状況を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する出力情報生成部を更に備える駐車場管理システムであってもよい。一実施形態に係るプログラムは、上記駐車場管理システムにおける駐車場管理サーバと通信可能に接続するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、コンピュータに、出力情報生成部で生成された出力情報を出力する出力部として機能させる。
一実施形態に係る駐車場管理サーバは、専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理サーバであって、所定の駐車場の位置を示す第1位置情報と所定の駐車場に対応付けられた移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得する取得部と、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、移動体が駐車場を出発してから目的地を経由して駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む駐車場の貸出可能時間を算出する算出部と、を備え、算出部は、移動体とともに移動するナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に貸出可能時間を算出し、取得部は、複数回検出された異なる複数の通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、算出部は、取得された第3位置情報に基づいて、算出された貸出可能時間を更新する
一実施形態に係る駐車場管理方法は、専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理方法であって、所定の駐車場の位置を示す第1位置情報と所定の駐車場に対応付けられた移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得するステップと、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、移動体が駐車場を出発してから目的地を経由して駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む駐車場の貸出可能時間を算出するステップと、を含み、算出するステップは、移動体とともに移動するナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に貸出可能時間を算出し、取得するステップは、複数回検出された異なる複数の通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、算出するステップは、取得された第3位置情報に基づいて、算出された貸出可能時間を更新する
なお、各実施形態において、「部」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明によれば、移動体がいかなる時刻に出庫するとしても、駐車場の正確な貸出可能時間を提供することができる。
実施形態に係る駐車場管理システムの概略構成の一例を示すブロック図。 実施形態に係る会員情報のデータ構造の一例を示す図。 実施形態に係る会員情報のデータ構造の一例を示す図。 実施形態に係る貸出時間情報のデータ構造の一例を示す図。 実施形態に係るオーナー車両の概略構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャート。 第1実施形態に係る駐車場予約画面の一例を示す図。 第1実施形態に係る駐車場予約画面の一例を示す図。 第2実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャート。 第2実施形態に係る駐車場予約画面の一例を示す図。 第3実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャート。 第3実施形態に係る駐車場予約画面の一例を示す図。
以下、図面を参照して、一実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、一連の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。
[駐車場管理システムの全体構成]
図1は、一実施形態に係る、専用駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理システムの概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、駐車場管理システム100は、例示的に、駐車場の貸主であるオーナーが所有する所定の駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理サーバ1と、駐車場の空き時間の利用者であって当該駐車場の借主であるユーザが所有するユーザ端末2と、所定の駐車場に対応付けられたオーナー車両3(移動体)と、を備える。
駐車場管理サーバ1は、所定の通信ネットワークNを介してユーザ端末2及びオーナー車両3に搭載されたナビゲーション装置5と相互に通信可能に構成されている。通信ネットワークNは、インターネット、パケット通信網、回線通信網の組み合わせであってもよく、少なくともオーナー車両3との通信部分は無線であるが、その他の網は、有線及び無線の少なくとも一方を含む。なお、図1では、一例として、ユーザ端末2とオーナー車両3について、それぞれ2台ずつを記載しているが、これらの台数は任意であり、3台以上又は1台となるように構成することができる。
[駐車場管理サーバの構成]
駐車場管理サーバ1は、例示的に、駐車場の貸出を管理するための情報処理を実行する情報処理部11と、駐車場の貸出を管理するための情報処理に利用される各種情報を記録する記録部12と、を備える。なお、駐車場管理サーバ1は、CPU、ROM、RAM、HDD、ユーザインタフェース、ディスプレイ、及び通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用又は専用のコンピュータシステムにより構成することができ、例えば、CPUが、メモリに記憶された所定のプログラムを実行することにより上記各部が実現される。また、駐車場管理サーバ1は、単一のコンピュータより構成されるものであっても、通信ネットワークN上に分散した複数のコンピュータより構成されるものであってもよい。
情報処理部11は、例示的に、通信部13と、ナビゲーション装置電源検出部14と、貸出可能時間算出部15と、出力情報生成部16と、貸出処理部17と、を備える。
通信部13は、通信ネットワークNを介して、ユーザ端末2及びオーナー車両3と各種情報を送受信可能に構成されている。通信部13(取得部)は、例えば、オーナー所有の駐車場の位置を示す位置情報(第1位置情報)とオーナー車両3の目的地を示す目的地情報(第2位置情報)とを取得する。通信部13は、オーナー車両3が現在通過している位置を示す位置情報(第3位置情報)を取得する。通信部13は、オーナー車両3のナビゲーション装置5が起動したことを示す起動信号をオーナー車両3から取得する。通信部13は、ユーザの操作入力に基づく駐車場の予約情報をユーザ端末2から受信する。また、通信部13は、後述する出力情報生成部16が生成する出力情報をユーザ端末2に送信する。
ナビゲーション装置電源検出部14は、ナビゲーション装置5が起動したことを検出する。ナビゲーション装置電源検出部14は、例えば、通信部13が受信した起動信号に基づいてナビゲーション装置5が起動したことを検出する。
貸出可能時間算出部15(算出部)は、オーナーの駐車場の位置を示す位置情報(第1位置情報)とオーナー車両3の目的地を示す目的地情報(第2位置情報)とに基づいて、オーナー車両3が駐車場を出発してから目的地を経由して当該駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む駐車場の貸出可能時間を算出する。貸出可能時間算出部15は、例えば、オーナー車両3が出庫する駐車場の位置とオーナー車両3の目的地との間の距離に二を乗じたもの(駐車場と目的地とを往復する場合の合計距離)をオーナー車両3の速度情報で除することにより、貸出可能時間を算出する。
オーナー車両3の速度情報は、駐車場管理サーバ1に予め記録されているオーナー車両3の所定の速さ(例えば、平均速度)であってもよいし、オーナーの駐車場から目的地までの経路に設定されている法定速度であってもよいし、オーナー車両3が駐車場を出庫した直後のオーナー車両3の初速であってもよいし、オーナー車両3が駐車場を出庫した後、一定期間走行した際のオーナー車両3の平均速度等であってもよい。
貸出可能時間算出部15は、貸出可能時間を算出した後、後述する種々の情報に基づいて、算出した貸出可能時間を更新するように構成される。
出力情報生成部16は、現時点の貸出可能時間に基づいて、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する。出力情報生成部16は、例えば、後述する図7、8、10、及び12に記載されている駐車場の貸出可能状況を示す画像を表示するための画像情報を生成する。
出力情報生成部16は、ユーザ端末2からの駐車場の予約情報をさらに含んで出力情報を生成する。出力情報生成部16は、予約情報に基づいて、各駐車場の空き状況を変更し、変更された各駐車場の空き状況に基づいて出力情報を生成する。
なお、出力情報生成部16は、駐車場の貸出可能状況を示す音声を出力するための音声情報を生成してもよい。この場合、ユーザ端末2は、出力情報生成部16が生成する音声情報に基づいて、駐車場の貸出可能状況を示す音声を出力するように構成されてもよい。
貸出処理部17は、ユーザ端末2からの駐車場の予約情報に基づいて駐車場の貸出処理を実行する。貸出処理部17は、例えば、予約情報に基づいて、どのユーザがどの駐車場をどの時間帯において使用するかを判断し、各駐車場の空き状況を変更する。
貸出処理部17は、予約情報に基づいて、駐車場を実際に貸し出すユーザごとに決済処理を実行する。例えば、貸出処理部17は、図3に示すユーザ情報UIの決済カード情報等に基づいて、不図示の決済サーバにアクセスし決済処理を実行する。なお、決済処理は上記のようなカード決済方法に限られず、電子マネーを用いた決済方法や銀行振り込みを用いた決済方法等を採用してもよい。
図2は、会員情報(オーナー情報)のデータ構造の一例を示す図である。図1及び2に示すように、記録部12には、非限定の例示として、オーナー情報OIとして、オーナーIDと、オーナー氏名と、オーナーが所有する駐車場の駐車場IDと、駐車場名と、駐車場位置(第1位置情報)と、オーナーが所有する車両IDと、車両ナンバーと、車両の目的地における滞在時間履歴情報と、が関連づけて記録される。なお、オーナーが複数の駐車場と、複数の車両と、を所有する場合は、記録部12は、各駐車場と各車両とをオーナーに対応づけて記録する。
記録部12は、目的地における滞在時間履歴情報を目的地ごとに記録する。記録部12は、車両がある目的地に複数回滞在した場合は、その滞在ごとに滞在日時と滞在時間とを関連づけて記録してもよい。記録部12は、各滞在時間の平均時間を目的地ごとに記録してもよい。
図3は、会員情報(ユーザ情報)のデータ構造の一例を示す図である。図1及び3に示すように、記録部12には、非限定の例示として、ユーザ情報UIとして、ユーザのユーザIDと、ユーザ氏名と、ユーザが所有する車両の車両IDと、車両ナンバーと、ユーザが駐車場管理システムにアクセスする際に使用するパスワードと、決済カード情報と、が関連づけて記録される。なお、ユーザが複数の車両を所有する場合は、記録部12は、各車両をユーザに対応づけて記録する。
図4は、貸出時間情報のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、記録部12には、非限定の例示として、貸出時間情報LIとして、オーナーIDと、オーナーが所有する駐車場の駐車場IDと、貸出可能時間算出部15が算出した、目的地の滞在時間を加算しない場合の駐車場の貸出可能時間と、貸出可能時間算出部15が算出した、目的地の滞在時間を加算する場合の駐車場の貸出可能時間と、が関連づけて記録される。なお、記録部12は、例えば、貸出可能時間の算出に用いられる、オーナーが所有する駐車場の駐車場位置(第1位置情報)と、目的地を示す目的地情報(第2位置情報)と、をさらに関連づけて記録してもよい。
[ユーザ端末の構成]
図1に戻り、ユーザ端末2は、例示的に、駐車場管理サーバ1の出力情報生成部16で生成された出力情報を受信する機能と、受信した出力情報を出力する機能と、ユーザの操作入力に基づいて駐車場管理サーバ1に対して駐車場の予約情報を送信する機能と、を備える。
また、ユーザ端末2は、駐車場管理サーバ1が備える出力情報生成部16と同様な機能を備えてもよい。例えば、ユーザ端末2は、駐車場管理サーバ1から駐車場の貸出可能時間情報を受信し、自ら出力情報を生成し、当該出力情報に基づいて出力してもよい。また、ユーザ端末2は、ユーザが入力する予約情報に基づいて、各駐車場の空き状況を自ら変更処理し、変更された各駐車場の空き状況に基づいて出力情報を生成し、出力するように構成されてもよい。
なお、ユーザ端末2は、その構成に特に限定はないが、例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA、PC、又はその他の端末装置が該当する。ユーザ端末2は、CPU、ROM、RAM、HDD、ユーザインタフェース、ディスプレイ、及び通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用又は専用のコンピュータにより構成することができ、例えば、CPUが、ROM等に記憶されたプログラムを実行し、入力されたデータやRAMに展開されたデータを用いて処理することで、上記機能を実現することができる。
[オーナー車両の構成]
図5は、一実施形態に係るオーナー車両の概略構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、各オーナー車両3は、例示的に、オーナーの駐車場に対応づけられたオーナー車両3とともに移動する、オーナー車両3を制御する車両制御装置4と、オーナー車両3のナビゲーション機能を発揮するナビゲーション装置5と、を備える。
車両制御装置4は、例示的に、通信部41と、ナビゲーション装置制御部43と、車両駆動部45と、を備える。車両制御装置4は、CPU、ROM、RAM、HDD、ユーザインタフェース及び通信インタフェース等のハードウェアを備える汎用又は専用のコンピュータにより構成することができ、例えば、CPUが、メモリに記憶された所定のプログラムを実行することにより、上記各部を実現することができる。
通信部41は、ナビゲーション装置5との間で各種情報を入出力する。また、通信部41は、通信ネットワークNを介して駐車場管理サーバ1との間で各種情報を送受信する。例えば、通信部41は、ナビゲーション装置5が起動したことを示す起動信号を駐車場管理サーバ1に転送する。なお、通信部41は、例えばTCP/IPドライバ等の通信モジュールを備える。
通信部41は、例示的に、駐車場管理サーバ1によるオーナー車両遠隔操作受付機能と、ドア開閉情報や燃費情報の収集等を含む車両情報収集機能と、ナビゲーション装置5への各種情報表示機能やナビゲーション装置5からの現在位置の取得機能等を含むナビゲーション装置5との接続機能と、非接触ICカードを用いたユーザ認証機能と、を備えてもよい。
ナビゲーション装置制御部43は、ナビゲーション装置5の動作を制御する。ナビゲーション装置制御部43は、例えば、ナビゲーション装置5の電源のON/OFFを制御する。ナビゲーション装置制御部43は、事前設定された目的地をナビゲーション装置5のルート案内目的地に設定する。ナビゲーション装置制御部43は、目的地データに基づくルート案内を開始するか否かをオーナーに問い合わせるようにナビゲーション装置5を制御する確認メッセージを生成してもよいし、ルート案内目的地に基づいてルート案内を自動的に開始するようにナビゲーション装置5を制御してもよい。
車両駆動部45は、オーナー車両3の運転者であるオーナーの指示に基づいてオーナー車両3を駆動する。
ナビゲーション装置5は、例示的に、オーナー車両3が出庫する所定の駐車場から目的地までのルートを生成するナビゲーション制御部51と、オーナー車両3が現在通過している位置を複数回検出する車両位置検出部53(位置検出部)と、目的地情報を入力する入力部55と、生成されたルート等を含む地図データを出力する出力部57と、少なくとも車両位置検出部53により検出された車両位置情報SIを記録する記録部59と、を備える。なお、ナビゲーション制御部51や車両位置検出部53は、例えば、CPUやRAM等から構成され、記録部59に記憶された所定の制御プログラムを実行することにより各種機能を実現する。
ナビゲーション制御部51は、例えば、車両制御装置4のナビゲーション装置制御部43からナビゲーション装置5の電源のON/OFFを制御する制御信号を受信する場合、電源を制御し、ナビゲーション装置5が起動したことを示す起動信号を生成する。また、ナビゲーション制御部51は、不図示のGPSアンテナで受信された電波等に基づいて車両位置検出部53が算出した車両の現在位置から入力部55より入力された目的地までのルートを、記録部59に格納された地図データを参照することにより検索し、検索結果を出力部57に表示させる。
入力部55は、例えば、操作キーや出力部57と一体に構成されるタッチパネル等から構成されている。出力部57は、例えばディスプレイを備え、ナビゲーション制御部51からの制御信号に基づいてディスプレイ上に各種情報を表示する。出力部57は、例えば地図画面や車両制御部4から受信した各種情報を表示する表示画面等を表示する。なお、記録部59は、ルート案内表示に必要な地図データ等をさらに記録してもよい。また、記録部59は、不図示の官公庁や各種機関等から取得された、駐車場から目的地までのルートにおける渋滞情報を記録してもよい。
[駐車場貸出処理]
<第1実施形態>
図6〜図8を用いて、第1実施形態に係る駐車場貸出処理フローを説明する。図6は、第1実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る駐車場貸出処理フローにおいて、前提として、駐車場管理システム100のオペレータは、例えば、ネットワークの所定のサイトから、本実施形態に係る駐車場貸出処理アプリケーションソフトウェアをダウンロードし、駐車場管理サーバ1に実行可能なように保存しておく。そして、オペレータにより駐車場貸出処理アプリケーションソフトウェアの実行が指示されると、駐車場貸出処理アプリケーションソフトウェアに基づくプログラム動作が開始する。ユーザ端末2及びオーナー車両3においても、駐車場管理システム100の要素として適切に作動するように事前にアプリケーションソフトウェアを実行する。このように、駐車場管理サーバ1とユーザ端末2とオーナー車両3とは、通信ネットワークNを介して駐車場貸出処理を実行可能に通信できる。
(図6のステップSS1)
図5に示す車両制御装置4のナビゲーション装置制御部43は、ナビゲーション装置5の電源をONするように制御する制御信号をナビゲーション装置5に送信する。
(ステップSN1)
図5に示すナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、制御信号を受信すると、電源をONするように制御し、ナビゲーション装置5が起動したことを示す起動信号を生成する。
(ステップSN3)
ナビゲーション装置5の入力部55は、オーナーからの目的地情報を入力する。
(ステップSN5)
ナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、生成された起動信号を車両制御装置4に出力する。また、ナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、入力された目的地情報を車両制御装置4に出力する。
(ステップSS3)
車両制御装置4の通信部41は、ナビゲーション装置5からの起動信号と目的地情報とを駐車場管理サーバ1に転送する。通信部41は、起動信号と目的地情報とを別箇の情報として転送してもよいし、目的地情報が起動信号に含まれるように転送されてもよい。
(ステップSC1)
図1に示す駐車場管理サーバ1の通信部13は、車両制御装置4からの起動信号と目的地情報とを受信する。なお、通信部13は、ナビゲーション装置5から直接、起動信号と目的地情報とを受信するように構成されてもよい。
(ステップSC3)
駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部15は、起動信号に基づいてナビゲーション装置5が起動したことを検出した場合に、記録部12から取得した駐車場の位置を示す位置情報(第1位置情報)と、オーナー車両からのオーナー車両の目的地を示す目的地情報(第2位置情報)と、に基づいて、オーナー車両が駐車場を出発してから目的地を経由して当該駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む駐車場の貸出可能時間を算出する。
貸出可能時間算出部15は、例えば、図2及び図4のデータ1に示すように、駐車場A(駐車場ID:00A)からオーナー車両(車両ID:11A)が出庫する時刻が9月5日12:00の場合であって、駐車場Aの位置「品川区○○○」から目的地(地名A)までにかかる移動時間が2時間であるときは、目的地(地名A)から当該駐車場へ戻ってくるまでの移動時間が2時間であると想定されるので、貸出可能時間は、12:00−16:00の4時間と算出する(図4のデータ1の「貸出可能時間(滞在時間不加算)」参照)。
貸出可能時間算出部15は、図2のデータ1に示すように、記録部12が記録している滞在時間履歴情報を参照して、過去に目的地(地名A)に滞在したオーナー車両(車両ID:11A)の滞在時間「2時間」を更に含めて、貸出可能時間を12:00−18:00の6時間と算出する(図4のデータ1の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照)。なお、目的地における滞在時間を貸出可能時間にさらに含める場合、貸出可能時間算出部15は、目的地ごとの滞在時間(例えば、平均滞在時間)を図5に示す出力部57において表示し、オーナーに提供するように構成されてもよい。
また、同様に、貸出可能時間算出部15は、例えば、図2及び図4のデータ2に示すように、駐車場B(駐車場ID:00B)からオーナー車両(車両ID:11B)が出庫する時刻が9月5日13:00の場合であって、駐車場Bの位置「目黒区○○○」から目的地(地名E)までにかかる移動時間が1時間であるときは、目的地(地名E)から当該駐車場へ戻ってくるまでの移動時間が1時間であると想定されるので、貸出可能時間は、13:00−15:00の2時間と算出する(図4のデータ2の「貸出可能時間(滞在時間不加算)」参照)。
貸出可能時間算出部15は、図2のデータ2に示すように、記録部12が記録している滞在時間履歴情報を参照して、過去に目的地(地名E)に滞在したオーナー車両(車両ID:11B)の滞在時間「3時間」を更に含めて、貸出可能時間を13:00−18:00の5時間と算出する(図4のデータ2の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照)。なお、目的地における滞在時間を貸出可能時間にさらに含める場合、貸出可能時間算出部15は、目的地ごとの滞在時間(例えば、平均滞在時間)を図5に示す出力部57において表示し、オーナーに提供するように構成されてもよい。
また、貸出可能時間算出部15は、駐車場から目的地までのルートにおける渋滞情報を更に含めて、貸出可能時間を算出してもよい。例えば、渋滞情報から、当該ルートにおいて渋滞の発生が検知された場合は、貸出可能時間算出部15は、当該渋滞による遅れに対応する時間をさらに含めた貸出可能時間を算出してもよい。なお、渋滞情報は、ナビゲーション装置5において不図示の官公庁や各種機関等から取得されてもよいし、不図示の官公庁や各種機関等から駐車場管理サーバ1において取得されてもよい。
(ステップSC5)
駐車場管理サーバ1の出力情報生成部16は、貸出可能時間算出部15により算出された現時点の貸出可能時間に基づいて、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する。
(ステップSC7)
駐車場管理サーバ1の通信部13は、出力情報生成部16が駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成した出力情報をユーザ端末2に送信する。
(ステップSU1)
ユーザ端末2は、駐車場管理サーバ1から出力情報を受信する。
(ステップSU3)
ユーザ端末2は、受信した、駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成された出力情報を出力する。
図7は、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を含む駐車場予約画面の一例を示す図である。図7に示すように、ユーザ端末2は、オーナー車両が出庫する9月5日12:00時点の駐車場Aの貸出可能時間、例えば12:00−18:00の6時間(図4のデータ1の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照))、及び、9月5日12:00時点の駐車場Bの貸出可能時間、例えば13:00−18:00の5時間(図4のデータ2の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照)を含む駐車場予約画面D1を出力する。
(ステップSU5)
駐車場予約画面D1を確認したユーザが、例えば「駐車場A」について9月5日12:00−15:00の間、貸出を希望する場合、図7に示すように、ユーザは、予約情報を入力し、決定ボタンを選択する。
(ステップSU7)
ユーザ端末2は、駐車場予約完了画面を出力する。
図8は、駐車場予約完了画面の一例を示す図である。ステップSU5において、ユーザに対して駐車場Aを9月5日12:00−15:00の間貸し出す処理(予約する処理)が確定すると、図8に示すように、ユーザ端末2は、9月5日12:00−15:00の間駐車場Aには空きがない、つまり、駐車場Aの貸出可能時間は短縮することになり、駐車場Aは15:00−18:00の間のみ貸出することができること示す駐車場予約完了画面D2を出力する。なお、駐車場予約完了画面D2を出力するための出力情報は、駐車場管理サーバ1の出力情報生成部16において生成されてもよいし、ユーザ端末2において生成されてもよい。
以上説明したように、第1実施形態によれば、駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部15は、ナビゲーション装置5が起動したことを検出した場合に駐車場の貸出可能時間を算出する。よって、オーナー車両3がいかなる時刻に駐車場を出庫するとしても、駐車場の正確な貸出可能時間を提供することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態においては、オーナー車両の現在通過している位置を複数回検出し、検出された複数の位置に基づいて、算出された貸出可能時間が更新される点で、オーナー車両が駐車場を出庫する際に、貸出可能時間が算出される第1実施形態とは異なる。以下では、第1実施形態と異なる点について特に説明する。
図9及び図10を用いて本実施形態に係る駐車場貸出処理フローを説明する。図9は、本実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャートである。
(図9のステップSN7)
図5に示すナビゲーション装置5の車両位置検出部53は、図2に示すオーナーAのオーナー車両(車両ID:11A)が現在通過している位置を複数回検出する。ナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、車両位置検出部53により複数回検出された位置を示す車両の位置情報(第3位置情報)を出力する。
(ステップSS5)
車両制御装置4の通信部41は、オーナー車両の位置情報を駐車場管理サーバ1に転送する。
(ステップSC9)
図1に示す駐車場管理サーバ1の通信部13(取得部)は、車両の位置情報を受信(取得)する。
(ステップSC11)
駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部16は、オーナー車両の位置情報に基づいてステップSC3において算出された貸出可能時間を更新する。例えば、貸出可能時間算出部16は、複数回検出されたオーナー車両の位置情報から車両が予定より遅れていることを検知すると、その遅れに対応する時間をステップSC3において算出された貸出可能時間を延長する。具体的に、貸出可能時間算出部16は、9月5日13:30時点において、車両が予定より30分遅れていることを検知すると、その30分間をステップSC3において算出された貸出可能時間、例えば12:00−18:00の6時間(図4のデータ1の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照)を延長し、貸出可能時間を13:30(現時点の時刻)−18:30(18:00から30分延長)になるように更新する。
他方、貸出可能時間算出部16は、複数回検出された車両の位置情報から車両が予定より早く進んでいることを検知すると、ステップSC3において算出された貸出可能時間を対応する時間分短縮する。
なお、貸出可能時間算出部16は、不図示の官公庁や各種機関等から取得された、駐車場から目的地までのルートにおける渋滞情報を更に含めて、算出された貸出可能時間を更新してもよい。
(ステップSC13)
駐車場管理サーバ1の出力情報生成部16は、貸出可能時間算出部15において更新された貸出可能時間(9月5日13:30−18:30)に基づいて、駐車場Aの空き状況(貸出可能状況)を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する。
(ステップSC15)
駐車場管理サーバ1の通信部13は、出力情報生成部16が駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成した出力情報をユーザ端末2に送信する。
(ステップSU5)
ユーザ端末2は、駐車場管理サーバ1から出力情報を受信する。
(ステップSU7)
ユーザ端末2は、受信した、駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成された出力情報を出力する。
図10は、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を含む駐車場予約画面の一例を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末2は、9月5日13:30時点の駐車場Aの貸出可能時間(13:30−18:30)、及び、9月5日13:30時点の駐車場Bの貸出可能時間(13:30−18:00)を含む駐車場予約画面D3を出力する。
(ステップSU9)
駐車場予約画面D3を確認したユーザは、駐車場の貸出を希望する場合、予約情報を入力し、決定ボタンを選択する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ナビゲーション装置5の車両位置検出部53はオーナー車両3が現在通過している位置を複数回検出し、駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部15は、検出された複数の位置に基づいて、算出された貸出可能時間を更新する。よって、第1実施形態による効果に加えて、オーナー車両3の走行中においてリアルタイムで貸出可能時間を更新するので、ユーザに対して、より正確な貸出可能時間を適時に提供できる。
<第3実施形態>
第3実施形態においては、目的地でナビゲーション装置の起動を検出した時に、目的地における今回の滞在時間に基づいて、算出された貸出可能時間が更新される点で、オーナー車両が駐車場を出庫する際に、貸出可能時間が算出される第1実施形態とは異なる。以下では、第1実施形態と異なる点について特に説明する。
図11及び図12を用いて本実施形態に係る駐車場貸出処理フローを説明する。図11は、本実施形態に係る駐車場貸出処理フローの一例を示すフローチャートである。
(図11のステップSS21)
本実施形態においては、図2に示すオーナーAのオーナー車両(車両ID:11A)が目的地からオーナー車両に対応づけられた駐車場に戻る場合であって、オーナー車両が目的地(地名A)を出発するときに、図5に示す車両制御装置4のナビゲーション装置制御部43は、ナビゲーション装置5の電源をONするように制御する制御信号をナビゲーション装置5に送信する。
(ステップSN21)
図5に示すナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、制御信号を受信すると、電源をONするように制御し、ナビゲーション装置5が起動したことを示す起動信号を生成する。
(ステップSN23)
ナビゲーション装置5の入力部55は、オーナーAからの駐車場情報を入力する。
(ステップSN25)
ナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、生成された起動信号を車両制御装置4に出力する。また、ナビゲーション装置5のナビゲーション制御部51は、入力された駐車場情報を車両制御装置4に出力する。
(ステップSS23)
車両制御装置4の通信部41は、ナビゲーション装置5からの起動信号と駐車場情報とを駐車場管理サーバ1に転送する。通信部41は、起動信号と駐車場情報とを別箇の情報として転送してもよいし、駐車場情報が起動信号に含まれるように転送されてもよい。
(ステップSC21)
図1に示す駐車場管理サーバ1の通信部13は、車両制御装置4からの起動信号と駐車場情報とを受信する。なお、通信部13は、ナビゲーション装置5から直接、起動信号と駐車場情報を受信するように構成されてもよい。
(ステップSC23)
駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部15は、起動信号に基づいてナビゲーション装置5が起動したことを検出した場合に、オーナー車両の目的地における今回の滞在時間に基づいて、図6及び図9に示すステップSC3において算出された貸出可能時間、例えば、9月5日12:00−18:00の6時間(図4のデータ1の「貸出可能時間(滞在時間加算)」参照)を更新する。なお、駐車場管理サーバ1の記録部12は、実際の(今回の)目的地滞在時間を記録するように構成されてもよい。
ここで、ステップSC3において算出された貸出可能時間においては、16:00には、目的地(地名A)の2時間の滞在を終えて当該目的地を出発することが予定されている。
しかしながら、例えば、目的地の出発予定時刻16:00より30分遅い時刻である16:30に目的地(地名A)を出発する場合、当該目的地には2時間30分の間滞在していたことになる。よって、目的地における今回の滞在時間(2時間30分)を参照することで、図6及び図9に示すステップSC3において算出された貸出可能時間(12:00−18:00)を、9月5日16:30時点の新たな貸出可能時間(16:30−18:30)となるように更新する。
(ステップSC25)
駐車場管理サーバ1の出力情報生成部16は、貸出可能時間算出部15により更新された現時点の貸出可能時間に基づいて、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する。
(ステップSC27)
駐車場管理サーバ1の通信部13は、出力情報生成部16が駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成した出力情報をユーザ端末2に送信する。
(ステップSU21)
ユーザ端末2は、駐車場管理サーバ1から出力情報を受信する。
(ステップSC23)
ユーザ端末2は、受信した駐車場A及びBの貸出可能時間に基づいて生成された出力情報を出力する。
図12は、駐車場の空き状況(貸出可能状況)を含む駐車場予約画面の一例を示す図である。図12に示すように、ユーザ端末2は、9月5日16:30時点の駐車場Aの貸出可能時間(16:30−18:30)、及び、9月5日16:30時点の駐車場Bの貸出可能時間(16:30−18:00)を含む駐車場予約画面D4を出力する。
以上説明したように、第3実施形態によれば、駐車場管理サーバ1の貸出可能時間算出部15は、目的地でナビゲーション装置5の起動を検出した時に、目的地における今回の滞在時間に基づいて、算出された貸出可能時間を更新する。よって、第1実施形態による効果に加えて、目的地の出発時点において、実際に目的地に滞在した時間を貸出可能時間に反映することができるので、ユーザに対して、より正確な貸出可能時間を提供できる。
また、記録部において実際の目的地滞在時間を記録することにより、目的地滞在時間が車両の利用者ごとに正確に蓄積される。よって、この正確な目的地滞在時間を参照することにより、他のオーナーに対応づけられた駐車場の貸出可能時間についてもより正確に算出でき、提供可能となる。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(たとえば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態においては、ナビゲーション装置は、例えば、オーナー車両に予め搭載されているカーナビゲーション装置であってもよいし、車両に乗車するオーナー又はオーナー車両の同乗者が携帯するスマートフォン等の携帯端末や車両位置情報を用いてナビゲーションを実行可能な他の装置等であってもよい。ナビゲーション装置が、携帯端末や他の装置である場合は、当該携帯端末や他の装置にはナビゲーションアプリを含む駐車場貸出処理アプリケーションソフトウェアを実行可能に構成されている。この場合、当該携帯端末や他の装置は、通信ネットワークを介して、駐車場管理サーバと通信可能である。
ここで、ナビゲーション装置の起動とは、ナビゲーション装置自体の電源がONすること、ナビゲーション装置にインストールされたナビゲーションアプリを含む駐車場貸出処理アプリケーションソフトウェアが起動すること等を含む。
例えば、オーナー車両に乗車するオーナー又はオーナー車両の同乗者が携帯する携帯端末(不図示)は、駐車場管理サーバ1と通信ネットワークNを介して通信し、当該携帯端末において、図7、8、10、及び12に示す画面D1〜D4が表示されてもよい。当該オーナーは、自己が所有する駐車場を自ら借りることを希望することはないが、当該駐車場の予約状況及び貸出状況等を把握することができる。
貸出可能時間算出部は、オーナーからの指示に基づいて、貸出可能時間を延長又は短縮するように構成される。例えば、ある駐車場を現在使用しているユーザが当初予約した時間以上の時間、当該駐車場の使用を継続したい場合、貸出可能時間算出部は、ユーザ端末からの貸出可能時間の延長リクエストに応じたオーナーからの指示に基づいて、貸出可能時間を延長するように構成されてもよい。他方、ユーザが当初予約した時間よりも短い時間で駐車場の使用を終了した場合、貸出可能時間算出部は、オーナーからの指示に基づいて、貸出可能時間を短縮するように構成されてもよい。
1…駐車場管理サーバ
2…ユーザ端末
3…オーナー車両
4…車両制御装置
5…ナビゲーション装置
11…情報処理部
12…記録部
13…通信部
14…ナビゲーション装置電源検出部
15…貸出可能時間算出部
16…出力情報生成部
17…貸出処理部
41…通信部
43…ナビゲーション装置制御部
45…車両駆動部
51…ナビゲーション制御部
53…車両位置検出部
55…入力部
57…出力部
59…記録部
100…駐車場管理システム

Claims (7)

  1. 専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理システムであって、
    所定の駐車場に対応付けられた移動体とともに移動するナビゲーション装置と、
    前記駐車場の不使用時間帯に前記駐車場の貸出を管理する駐車場管理サーバと、を備え、
    前記駐車場管理サーバは、
    前記駐車場の位置を示す第1位置情報と前記移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得する取得部と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記移動体が前記駐車場を出発してから前記目的地を経由して前記駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む前記駐車場の貸出可能時間を算出する算出部と、
    を備え、
    前記ナビゲーション装置は、異なる複数の通過位置を複数回検出する位置検出部を備え、
    前記算出部は、前記ナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に前記貸出可能時間を算出
    前記取得部は、前記複数回検出された前記通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、
    前記算出部は、前記取得された第3位置情報に基づいて、前記算出された貸出可能時間を更新する、
    駐車場管理システム。
  2. 前記駐車場管理サーバは、
    過去に前記目的地に滞在した移動体の滞在時間を更に含めて、前記貸出可能時間を算出する、
    請求項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 前記算出部は、前記目的地で前記ナビゲーション装置の起動を検出した時に、前記目的地における今回の滞在時間に基づいて、前記算出された貸出可能時間を更新する、
    請求項1又は請求項2に記載の駐車場管理システム。
  4. 前記駐車場管理サーバは、
    現時点の前記貸出可能時間に基づいて、前記駐車場の貸出可能状況を予め定められた表示態様で表示するための出力情報を生成する出力情報生成部を更に備える、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の駐車場管理システム。
  5. 請求項に記載の駐車場管理システムにおける前記駐車場管理サーバと通信可能に接続するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記出力情報生成部で生成された前記出力情報を出力する出力部として機能させる、
    プログラム。
  6. 専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理サーバであって、
    所定の駐車場の位置を示す第1位置情報と前記所定の駐車場に対応付けられた移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得する取得部と、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記移動体が前記駐車場を出発してから前記目的地を経由して前記駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む前記駐車場の貸出可能時間を算出する算出部と、
    を備え、
    前記算出部は、前記移動体とともに移動するナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に前記貸出可能時間を算出
    前記取得部は、複数回検出された異なる複数の通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、
    前記算出部は、前記取得された第3位置情報に基づいて、前記算出された貸出可能時間を更新する、
    駐車場管理サーバ。
  7. 専有駐車場の不使用時間帯における貸出を管理する駐車場管理方法であって、
    所定の駐車場の位置を示す第1位置情報と前記所定の駐車場に対応付けられた移動体の目的地を示す第2位置情報とを取得するステップと、
    前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記移動体が前記駐車場を出発してから前記目的地を経由して前記駐車場へ戻ってくるまでの移動時間を含む前記駐車場の貸出可能時間を算出するステップと、
    を含み、
    前記算出するステップは、前記移動体とともに移動するナビゲーション装置が起動したことを検出した場合に前記貸出可能時間を算出
    前記取得するステップは、複数回検出された異なる複数の通過位置を示す第3位置情報を更に取得し、
    前記算出するステップは、前記取得された第3位置情報に基づいて、前記算出された貸出可能時間を更新する、
    駐車場管理方法。
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