JP6443965B2 - 液体漂白剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、液体漂白剤組成物、スプレー式漂白剤物品、及び排水口又は排水管の洗浄方法に関する。
従来、次亜塩素酸アルカリ金属塩を主成分とする漂白剤組成物は多く知られており、浴室、浴槽、台所、トイレ、排水管等の硬質表面に付着した汚れ、特にカビ等に起因する汚れの除去を目的として広範囲に使用されている。
硬質表面を対象とした漂白剤組成物は、適用される硬質表面が水平面に限らず垂直面、傾斜面など多様であることから、様々な表面に適用された場合にも優れた漂白性能を発揮させるために、対象となる汚れへの付着滞留性が要求されている。
また、漂白剤組成物を広い範囲に効率的に塗布することができる、あるいは、対象とする汚れに集中的に塗布することが可能であるという点から、トリガー式のスプレー容器を用いて漂白剤組成物を使用することが知られている。その際、スプレー時のミストの飛散や液の跳ね返りなどを防止するために、界面活性剤等を配合することにより起泡力を向上させ付着性を向上させることが提案されている。
特許文献1には、次亜塩素酸アルカリ金属塩、0.2〜0.5重量%に濃度限定されたアルカリ金属水酸化物、炭素数8〜16のアルキル基を1つ以上有するアミンオキシド型界面活性剤及び炭素数8〜16のアルキル基を1つ以上有するカルボキシベタイン型界面活性剤から選ばれる両性界面活性剤、並びに、クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びこれらのアルカリ金属塩から選ばれる1種以上を、それぞれ、所定条件で含有する液体漂白洗浄剤組成物、及び該組成物をスプレー容器に充填してなる液体漂白洗浄剤物品が記載されている。
特許文献2には、次亜塩素酸アルカリ金属塩、アルカリ金属の水酸化物、特定2種のアルキルジメチルアミンオキサイド、脂肪酸又はそのアルカリ金属塩、及び好ましくはアルキル基の炭素数が8〜18であるアルキルベンゼンスルホン酸塩を、それぞれ所定条件で含有し、界面活性剤の総量が1.5質量%以上である排水管用液体洗浄剤組成物が記載されている。
特許文献3には、高濃度の次亜塩素酸アルカリ金属塩と、特定の3種類の洗浄活性物質とを含有する、増粘された液体漂白剤組成物が記載されている。
特許文献4には、0.05〜1質量%の低濃度に限定された次亜塩素酸アルカリ金属塩、炭素数8〜14のアルキル基を有するジメチルアミンオキシド、炭素数8〜12の脂肪酸アルカリ金属塩、アルカリ金属の水酸化物、及び水を所定条件で含有する、25℃におけるpHが12〜14である血液汚れ洗浄性に優れる硬質表面用洗浄剤組成物が記載されている。
特開2002−212596号公報 特開2010−150319号公報 特開昭60−092398号公報 特開2013−221043号公報
次亜塩素酸塩を含有する漂白剤を排水口や排水管に長時間滞留させることは、それらに存在する毛髪等を十分に溶解させるために望ましい。
排水口、排水管及びこれらの周囲には金属を用いた部材が多く存在しており、次亜塩素酸塩を含有する漂白剤を長時間付着させる場合は、金属の腐食防止効果が要求される。
また、漂白剤を排水口や排水管に泡状で適用することは、漂白剤の滞留性向上のためには有利である。漂白剤を泡状で対象物に適用する簡便な方法は、漂白剤をスプレー容器に充填し、スプレー容器から排出される泡として適用することである。このような態様を考慮すると、漂白剤は、スプレー容器の操作性に優れることが望ましい。
更には、次亜塩素酸塩を含有する漂白剤を泡状で適用するということは、漂白対象である金属表面上に多くの気液界面の状態を存在させていると推察される。金属腐食は、液中より気液界面で進行しやすいことが一般に知られており、より一層の金属腐食防止効果が要求される。
特許文献1記載の液体漂白洗浄剤組成物はアルカリ金属水酸化物の含有量を漂白速度向上の点から0.5重量%以下としている。特に、排水口又は排水管などの金属が多く使用されている対象に塗布する場合には、より高い腐食防止性能が望まれる。
特許文献2は、排水管への付着滞留性の観点から粘度400mPa・s以上の排水管用液体洗浄剤組成物を開示しているが、スプレー容器からの排出性、スプレー容器の操作性及び起泡性といった、スプレー容器により噴霧して用いる場合に望まれる効果については具体的には示されていない。
特許文献3には、高濃度の次亜塩素酸ナトリウムを含有する増粘された液体漂白剤組成物が開示されているが、簡便なスプレー容器を用いて、金属腐食を防止する配慮に欠けている。
また、特許文献4は、低濃度の次亜塩素酸アルカリ金属塩を含有する硬質表面用洗浄剤組成物であり、硬質表面に付着した血液汚れの洗浄性には優れるものであるが、金属腐食防止の観点と、様々な汚れと毛髪が混在する排水口や排水管といった排水設備における漂白に対しては、更なる改善の余地がある。
本発明は、金属の腐食防止効果、及びスプレー容器の操作性に優れた液体漂白剤組成物に関する。
本発明は、
(a)次亜塩素酸アルカリ金属塩2質量%以上、5質量%以下、
(b)アルカリ金属水酸化物1質量%以上、3質量%以下、
(c)アルカリ金属珪酸塩0.01質量%以上、3質量%以下、
(d)炭素数8以上、14以下のアルキル基を1つ以上有するアルキルアミンオキシド0.01質量%以上、3質量%以下、
(e)炭素数8以上、14以下の脂肪酸塩0.01質量%以上、3質量%以下、
(f)(f−1)クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びこれらのアルカリ金属塩、及び(f−2)炭素数8以上、14以下のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる1種以上を合計で0.01質量%以上、3質量%以下、並びに、
(g)水、
を含有する液体漂白剤組成物に関する。
以下、(a)次亜塩素酸アルカリ金属塩を(a)成分、(b)アルカリ金属水酸化物を(b)成分、(c)アルカリ金属珪酸塩を(c)成分、(d)炭素数8以上、14以下のアルキル基を1つ以上有するアルキルアミンオキシドを(d)成分、(e)炭素数8以上、14以下の脂肪酸塩を(e)成分、(f−1)クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びこれらのアルカリ金属塩を(f−1)成分、(f−2)炭素数8以上、14以下のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩を(f−2)成分、(g)水を(g)成分という。また、以下、(f−1)成分と(f−2)成分を合わせて(f)成分という。
また、本発明は、上記本発明の液体漂白剤組成物を、スプレー容器に充填してなる、スプレー式漂白剤物品に関する。
また、本発明は、上記本発明の液体漂白剤組成物を排水口又は排水管に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された排水口又は排水管を水で濯ぐ工程、を有する、排水口又は排水管の洗浄方法に関する。
本発明によれば、金属の腐食防止効果、及びスプレー容器の操作性に優れた液体漂白剤組成物が提供される。本発明の液体漂白剤組成物は、対象物にスプレーして用いるのに適している。
<液体漂白剤組成物>
(a)成分の次亜塩素酸アルカリ金属塩としては、次亜塩素酸カリウム及び次亜塩素酸ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。(a)成分は、次亜塩素酸ナトリウムが好ましい。
(b)成分のアルカリ金属水酸化物としては、水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。(b)成分は、水酸化ナトリウムが好ましい。
(c)成分のアルカリ金属珪酸塩としては、オルト珪酸アルカリ金属塩、メタ珪酸アルカリ金属塩、1号珪酸アルカリ金属塩、2号珪酸アルカリ金属塩、及び3号珪酸アルカリ金属塩から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
(c)成分は、金属の腐食防止性の観点から、オルト珪酸アルカリ金属塩、メタ珪酸アルカリ金属塩、及び1号珪酸アルカリ金属塩から選ばれる1種以上の化合物が好ましく、メタ珪酸アルカリ金属塩がより好ましい。
(c)成分は、入手の容易さの観点から、珪酸カリウム及び珪酸ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物が好ましく、珪酸ナトリウムがより好ましい。
(d)成分は、炭素数8以上、14以下のアルキル基を1つ以上有するアルキルアミンオキシドである。(d)成分は、炭素数8以上、14以下のアルキル基を1つ有するアルキルアミンオキシドが好ましい。
(d)成分としては、下記一般式(d1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006443965
(式中、R1dは炭素数8以上、14以下のアルキル基、好ましくは炭素数10以上、14以下のアルキル基、R2dは炭素数1以上、3以下のアルキレン基、R3d、R4dはそれぞれ独立して炭素数1以上、3以下のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、Xは−COO−、−OCO−、−NHCO−、−CONH−、−O−から選ばれる基、mは0又は1の数である。)
入手の容易さの観点から、一般式(1)中のmは0が好ましい。R3d、R4dはそれぞれ独立して炭素数1以上、3以下のアルキル基が好ましく、炭素数1のアルキル基がより好ましい。
(d)成分のアルキル基、例えば、一般式(d1)中のR1dは、スプレー容器使用時の泡吐出性の観点から、炭素数10以上が好ましく、そして、14以下が好ましく、12以下がより好ましく、炭素数12が更に好ましい。
(d)成分としては、次亜塩素酸ナトリウムの保存安定性、起泡性、洗浄性の観点から、オクチルジメチルアミンオキシド、ノニルジメチルアミンオキシド、デシルジメチルアミンオキシド、ウンデシルジメチルアミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド、トリデシルジメチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシドが好ましく、デシルジメチルアミンオキシド、ウンデシルジメチルアミンオキシド、ドデシルジメチルアミンオキシド、トリデシルジメチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシドがより好ましく、ドデシルジメチルアミンオキシド、トリデシルジメチルアミンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシドがさらに好ましく、ドデシルジメチルアミンオキシドがより更に好ましい。
(d)成分は、1種を用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
(e)成分は、炭素数8以上、14以下の脂肪酸塩である。(e)成分は、炭素数8以上、14以下の脂肪酸のアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。(e)成分の炭素数は、9以上が好ましく、そして、13以下が好ましく、12以下がより好ましく、11以下がより好ましい。(e)成分としては、具体的には、n−デカン酸塩、ラウリン酸塩が挙げられる。(e)成分は、起泡性の観点から、炭素数10の脂肪酸の塩が好ましく、炭素数10の脂肪酸のアルカリ金属塩がより好ましく、炭素数10の脂肪酸のナトリウム塩が更に好ましい。(e)成分を用いることは、本発明の効果を損なわずに、組成物の粘度をスプレーしやすい適度な値に保つ点でも好ましい。
(f)成分のうち、(f−1)成分は、クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びこれらのアルカリ金属塩である。アルカリ金属塩は、ナトリウム塩が好ましい。(f−1)成分は、キシレンスルホン酸及びそのアルカリ金属塩から選ばれる化合物が好ましく、キシレンスルホン酸アルカリ金属塩がより好ましく、メタキシレンスルホン酸アルカリ金属塩が更に好ましい。
(f)成分のうち、(f−2)成分は炭素数8以上、14以下のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩である。(f−2)成分が有するアルキル基は、炭素数10以上が好ましく、そして、12以上がより好ましい。また、(f−2)成分のポリオキシアルキレンは、ポリオキシエチレンが好ましい。(f−2)成分のアルキレンオキシドの平均付加モル数は、1以上が好ましく、1より大きいことがより好ましく、1.1以上がより好ましく、1.2以上がより好ましく、1.5以上がより好ましく、2以上がより好ましく、そして、6以下が好ましく、4以下がより好ましい。(f−2)成分は、エチレンオキシドの平均付加モル数が1以上、6以下で炭素数8以上、14以下のアルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウムが好ましい。
(g)成分の水は、イオン交換水、RO水、蒸留水、水道水などが挙げられる。
本発明の液体漂白剤組成物は、(a)成分を2質量%以上、好ましくは2.3質量%以上、より好ましくは2.5質量%以上、より好ましくは2.7質量%以上、そして、5質量%以下、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3.5質量%以下、より好ましくは3.3質量%以下、より好ましくは3質量%以下、含有する。この含有量は、金属の腐食性抑制の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、(b)成分を1質量%以上、好ましくは1.1質量%以上、より好ましくは1.2質量%以上、そして、3質量%以下、好ましくは2.5質量%以下、より好ましくは2質量%以下、含有する。この含有量は、金属の腐食性抑制および、次亜塩素酸ナトリウムの安定性の観点から好ましい。
なお、(b)成分のアルカリ金属水酸化物とは、液体漂白剤組成物中に存在するアルカリ金属イオンとヒドロキシイオンとの組合せ、すなわち遊離アルカリを示し、他の対イオンとの組合せの場合はカウントされない。
本発明において、組成物中の(b)成分の量は、仕込み量からの計算値を採用することができる。また、組成物中の(b)成分の量は、ASTM D 2022−89記載の方法により測定することができる。すなわち、この方法は、漂白剤中の遊離アルカリ量を水酸化ナトリウム(NaOH)として測定するものであり、本発明においてもこの方法で得られた組成物中の遊離アルカリの量を組成物中の(b)成分の量とすることができる。
本発明の液体漂白剤組成物は、(c)成分を0.01質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.08質量%以上、そして、3質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下含有する。この含有量は、金属の腐食性抑制の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、(d)成分を0.01質量%以上、好ましくは0.3質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、そして、3質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下含有する。この含有量は、液粘度制御および、金属の腐食性抑制の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、(e)成分を0.01質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.13質量%以上、そして、3質量%以下、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、より好ましくは0.4質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下含有する。この含有量は、液粘度制御および起泡性の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、起泡性の観点から、炭素数6以上、20以下の脂肪酸の塩の含有量(C〜C20脂肪酸塩の含有量と表示する)に対する(e)成分の含有量の質量比が、[(e)成分の含有量]/[C〜C20脂肪酸塩の含有量]で、好ましくは0.5以上、より好ましくは0.7以上であり、より好ましくは0.9以上である。
また、本発明の液体漂白剤組成物は、(e)成分の含有量に対する炭素数10の脂肪酸の塩の含有量(C10脂肪酸塩の含有量と表示する)の質量比が、[C10脂肪酸塩の含有量]/[(e)成分の含有量]で、好ましくは0.5以上、より好ましくは0.7以上、より好ましくは0.9以上である。本発明の液体漂白剤組成物は、(e)成分として、炭素数10の脂肪酸の塩を含有することが好ましい。
また、本発明の液体漂白剤組成物は、(e)成分の含有量に対する炭素数15以上の脂肪酸の塩の含有量(C15以上脂肪酸塩の含有量と表示する)の質量比が、[C15以上脂肪酸塩の含有量]/[(e)成分の含有量]で、起泡性の観点から、好ましくは0.1以下、より好ましくは0.05以下である。
本発明の液体漂白剤組成物は、(f)成分を合計で0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.15質量%以上、そして、3質量%以下、好ましくは2.0質量%以下、より好ましくは1.5質量%以下含有する。この含有量は、液粘度制御および起泡性の観点から好ましい。
(f)成分として(f−1)成分を含有する場合、その含有量は、組成物中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、そして、好ましくは2質量%以下、より好ましくは1質量%以下である。この含有量は、 起泡性の観点から好ましい。
(f)成分として(f−2)成分を含有する場合、その含有量は、組成物中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.15質量%以上、そして、好ましくは0.5質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下である。この含有量は、液粘度制御、起泡性および金属の腐食性抑制の観点から好ましい。
(f)成分として(f−1)成分及び(f−2)成分の両方を含有することができる。(f−1)成分と(f−2)成分とを含有する場合、(f−1)成分と(f−2)成分の質量比は、(f−1)/(f−2)で、好ましくは1以上、より好ましくは3以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。この質量比は、泡の付着性の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、本発明の効果を妨げない範囲において、漂白剤や洗浄剤に一般に配合される成分を含有することができる。例えば、溶剤、キレート剤、(f−1)成分以外のハイドロトロープ剤、分散剤、(b)成分、(c)成分以外のpH調整剤、粘度調整剤、香料、着色剤、酸化防止剤、防腐剤などが挙げられる。
本発明の液体漂白剤組成物は、(d)成分、(e)成分、(f−2)成分以外の界面活性剤(以下、「他の界面活性剤」と呼ぶ)を含有することができる。他の界面活性剤は、特に制限されるものではないが、
(i)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸塩等の陰イオン界面活性剤、
(ii)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリアルキレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪酸ポリオキシアルキレンソルビタンエステル、脂肪酸サッカライドエステル、アルキルポリサッカライド、アルキルグリセリルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド等の非イオン界面活性剤、
(iii)アルキルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン、及びアミドアミノ酸(イミダゾリン系ベタイン)等の両性界面活性剤、及び
(iv)アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、ポリエチレンポリアミン、塩化ベンゼトニウム等の陽イオン界面活性剤、
から選ばれる界面活性剤が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明の液体漂白剤組成物における他の界面活性剤の含有量は、組成物中、好ましくは0.05質量%以上、そして、好ましくは0.15質量%以下である。
本発明の液体漂白剤組成物は、全界面活性剤の含有量中、(d)成分の含有量、(e)成分の含有量及び(f−2)成分の含有量の合計の占める割合が、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下であり、100質量%であってよい。
本発明の液体漂白剤組成物は、25℃における粘度が10mPa・s未満であることが好ましく、8mPa・s未満であることがより好ましく、6mPa・s未満であることがより好ましい。この粘度は、スプレー容器による噴霧時の操作性、起泡性の観点から好ましい。この粘度は、B型粘度計によりNo.1ローターを用いて、25℃、回転数60rpmの条件で1分攪拌後の値を測定したものである。
本発明の液体漂白剤組成物の25℃におけるpHは、好ましくは13以上、より好ましくは13.1以上、更に好ましくは13.3以上である。このpHは、金属の腐食性抑制および、次亜塩素酸ナトリウムの安定性の観点から好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、硬質表面用として好適である。本発明の液体漂白剤組成物は、金属用として好適である。本発明の液体漂白剤組成物は、排水口用又は排水管用として好適である。
本発明の液体漂白剤組成物は、該組成物の硬質表面への付着、及びその後の除去を伴う洗浄方法に用いるのが好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、液状又は泡状となって対象物に適用できる剤型とすることが好ましい。
本発明の液体漂白剤組成物は、液状にして対象に適用することができる。
また、本発明の液体漂白剤組成物は、泡形成機構を有するスプレー容器によって、泡状に吐出して対象物に適用する方法で使用することが好ましい。
また、本発明の液体漂白剤組成物は、該組成物を、紙、布、ガーゼ、ペーパータオルなどの担体に含浸させ、対象物を拭き取るように適用する方法で使用することができる。
本発明の液体漂白剤組成物の使用方法の一例を挙げる。これらの方法には、後述の本発明の排水口又は排水管の洗浄方法の態様を適用することができる。
(1)本発明の液体漂白剤組成物を硬質表面に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された硬質表面を水で濯ぐ工程、を有する、硬質表面の洗浄方法。硬質表面は、金属製物品の硬質表面が好ましい。
(2)本発明の液体漂白剤組成物を金属製物品に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された金属製物品を水で濯ぐ工程、を有する、金属製物品の洗浄方法。
(3)本発明の液体漂白剤組成物を排水設備に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された排水設備を水で濯ぐ工程、を有する、排水設備の洗浄方法。排水設備は、金属製物品を含む排水設備が好ましい。
<スプレー式漂白剤物品>
本発明のスプレー式漂白剤物品は、本発明の液体漂白剤組成物を、スプレー容器に充填してなる。
本発明のスプレー式漂白剤物品は、本発明の液体漂白剤組成物を、トリガー式スプレーヤーを具備するスプレー容器に充填してなるものが好ましい。
トリガー式スプレーヤーとしては、実公平6−34858号公報、特公昭63−2668号公報に記載のもの等が挙げられる。
本発明の液体漂白剤組成物を、スプレーヤーを備える吐出容器に充填して用いる場合には、対象物に泡状に付着させた後、一定時間静置してから水で洗い流したり、水を含んだ紙や布、ガーゼ、ペーパータオル等によりふき取ったりすることで、対象物に付着した汚れを洗浄、除菌することができる。また、本発明のスプレー式漂白剤物品により、排水管、排水口及びそれらの周囲などに存在する毛髪を溶解することができる。
スプレー容器は、泡形成機構を有するスプレーヤーを備えることが好ましい。泡形成機構としては、好ましくはスピンエレメント及び直径4mm以上、8mm以下の円形状の空間部分に棒状の突起を数個設置された液体通過板を有するものが好適である。
ここでスピンエレメントとは、スピンエレメントを通じて液状物の流れにスピンを与え、最後にノズルから噴出する機構である。スピンエレメントの詳細な構造としては、特開平8−332422号公報、特開平8−108102号公報の図4(b)、特開2002−68265号公報の図1などを参考にすることができる。
泡形成機構のもう一つの部材である液体通過板は、直径5mm以上、7mm以下の円形状の空間部分に棒状の突起を好ましくは3個以上、8個以下設置されたものであり、通過する板を平面で見た場合に、好ましくは幅0.8mm以上、1.2mm以下、長さ2mm以上、4mm以下の長方形状の棒状の突起が好適である。また、棒状の突起を除いた空間部分に対する棒状の突起の占める面積は、30面積%以上が好ましく、40面積%以上がより好ましく、そして、90面積%以下が好ましく、80面積%以下がより好ましく、70面積%以下が更に好ましい。このような液体通過板を設置することで、垂直表面への泡の付着滞留性が良好になる。
泡形成機構を有するスプレーヤーを備える吐出容器としては、一般に使用されている容器を用いることができる。例えば、ポリエチレンを原料として得られるものであり、ブロー成型などによって製造することができる。容器の肉厚は底面と側面と異なってもよく、0.05mm以上、3.0mm以下が好ましく、容器の容量は200mL以上、1000mL以下が好ましい。
<排水口又は排水管の洗浄方法>
本発明の排水口又は排水管の洗浄方法は、本発明の液体漂白剤組成物を排水口又は排水管に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された排水口又は排水管を水で濯ぐ工程、を有する。
本発明の液体漂白剤組成物を排水口又は排水管に塗布する工程では、本発明の液体漂白剤組成物をスプレーして排水口又は排水管に塗布することが好ましい。この工程では、本発明のスプレー式漂白剤物品を用いることが好ましい。この工程では、スプレー一回あたりの組成物の排出量は、0.1g以上が好ましく、0.4g以上がより好ましく、そして、1.2g以下が好ましい。この工程では、組成物の塗布量は、100cm当たり、1g以上が好ましく、2g以上がより好ましく、そして、10g以下が好ましく、8g以下がより好ましい。
前記組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程では、該組成物が塗布された状態を3分間以上、好ましくは5分間以上、そして、好ましくは60分間以下、より好ましくは30分間以下保持する。
前記組成物が塗布された排水口又は排水管を水で濯ぐ工程は、蛇口もしくはシャワーからの水を注入することにより行うことができる。濯ぎに用いる水の量は、1リットル以上が好ましく、更に3リットル以上、更に5リットル以上が好ましく、そして、20リットル以下が好ましく、更に15リットル以下、さらに10リットル以下が好ましい。
なお、本発明の洗浄方法は、排水口及び/又は排水管を対象とすることができる。排水口又は排水管は、金属部材を含むものが挙げられる。
本発明の洗浄方法として、排水口又は排水管が金属部材を含み、該金属部材を腐食させずに洗浄する洗浄方法が挙げられる。
表1の液体漂白剤組成物を調製した。縦70mm×横25mm×厚み1mmのステンレス板(SUS304)を、縦方向で半分の部分が浸るように、実施例又は比較例の液体漂白剤組成物に20時間浸漬した。浸漬後のステンレス板の外観を目視観察し、状態を評価した。結果を表1に示す。
なお、表1の実施例の液体漂白剤組成物は、何れも、25℃におけるpHが13以上であった。
Figure 0006443965
なお、実施例1〜6の液体漂白剤組成物は、トリガー式スプレーヤーを具備するスプレー容器に充填して25mLを10倍に発泡させて、0.1gの人毛に接触させると、25℃、3分で溶解し始め、15分で完全に溶解させることができる。また、この評価の際のスプレー容器の操作性も良好である。

Claims (9)

  1. (a)次亜塩素酸アルカリ金属塩2質量%以上、5質量%以下、
    (b)アルカリ金属水酸化物1質量%以上、3質量%以下、
    (c)アルカリ金属珪酸塩0.01質量%以上、0.5質量%以下、
    (d)炭素数8以上、14以下のアルキル基を1つ以上有するアルキルアミンオキシド0.01質量%以上、3質量%以下、
    (e)炭素数8以上、14以下の脂肪酸塩0.01質量%以上、3質量%以下、
    (f)(f−1)クメンスルホン酸、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸及びこれらのアルカリ金属塩、及び(f−2)炭素数8以上、14以下のアルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる1種以上を0.01質量%以上、3質量%以下、並びに、
    (g)水、
    を含有し、
    (e)成分の含有量に対する炭素数10の脂肪酸の塩の含有量(C 10 脂肪酸塩の含有量と表示する)の質量比が、[C 10 脂肪酸塩の含有量]/[(e)成分の含有量]で、0.5以上である、
    液体漂白剤組成物。
  2. 25℃における粘度が10mPa・s未満である、請求項1記載の液体漂白剤組成物。
  3. (f−1)成分が、メタキシレンスルホン酸アルカリ金属塩である、請求項1又は2記載の液体漂白剤組成物。
  4. (f)として、(f−1)及び(f−2)を含有する、請求項1〜3の何れか1項記載の液体漂白剤組成物。
  5. 排水口用又は排水管用である、請求項1〜4の何れか1項記載の液体漂白剤組成物。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の液体漂白剤組成物を、スプレー容器に充填してなる、スプレー式漂白剤物品。
  7. 請求項1〜6の何れか1項記載の液体漂白剤組成物を排水口又は排水管に塗布する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された状態を3分間以上保持する工程、前記液体漂白剤組成物が塗布された排水口又は排水管を水で濯ぐ工程、を有する、排水口又は排水管の洗浄方法。
  8. 前記液体漂白剤組成物をスプレーして排水口又は排水管に塗布する、請求項7記載の洗浄方法。
  9. 排水口又は排水管が金属部材を含み、該金属部材を腐食させずに洗浄する、請求項7又は8記載の洗浄方法。
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