JP6443880B2 - 既設トンネルのインバートの構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、既設トンネルのインバートの構築方法に関するものである。
数十年使用したトンネルにおいては、路面の隆起や変状等により安全な使用が困難になる場合がある。このトンネル内の路面の隆起や変状等を防止するためには、トンネル内の底盤部にインバートを設置してトンネルを閉合することが有効である。このインバートの設置には、全幅一括施工法と、左右分割施工法とがある。全幅一括施工法の場合、トンネルの全幅を一括で施工するので、トンネル内の上下線を通行止めにする必要があるが、左右分割施工法の場合、トンネルの全幅を左右に分け、片側ずつ施工するので、片側線の通行を可能にした状態でインバートを設置することができる。なお、既設トンネル内にインバートを設置する技術については、例えば、特許文献1〜6に記載がある。
特開2000−145390号公報 特開2000−257389号公報 特開2010−180565号公報 特開2014−111861号公報 特開2000−64800号公報 特開2000−145390号公報
ところで、左右分割施工法の場合、トンネル内の片側線の通路を確保することができるが、建築限界を確保する観点から、トンネルの幅方向中央にインバート部を形成することができず、インバートを閉合することができない場合がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、その目的は、既設トンネル内のインバートの施工において、片側線を通行可能な状態で、インバートを閉合することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の既設トンネルのインバートの構築方法は、(a)トンネル内の路面において幅方向の一方の片側に第1の溝を形成する工程と、(b)前記第1の溝の側面から前記トンネルの幅方向中央側の地盤部に、地盤抜取部を形成するためのパイプを設置する工程と、(c)前記第1の溝の側面から前記地盤抜取部に、その地盤抜取部を引き出すための引出部材を設置する工程と、(d)前記第1の溝の側面から前記トンネルの幅方向中央側の地盤部に、前記地盤抜取部の上方の地盤部を支える支持部材を設置する工程と、(e)前記(a)〜(d)の工程後、前記第1の溝内に、前記トンネルの覆工部の前記一方の片側に設けられた脚部に接続される第1のインバート部を形成する工程と、(f)前記第1のインバート部の形成後、前記第1の溝を埋め戻す工程と、(g)前記トンネル内の路面において幅方向の他方の片側に第2の溝を形成する工程と、(h)前記第2の溝の側面から露出する前記パイプにワイヤソーのワイヤを通した後、前記ワイヤソーを駆動して前記トンネルの幅方向中央側の地盤部を切断することにより、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部から前記地盤抜取部を分離する工程と、(i)前記(h)工程後、前記第2の溝の側面から露出する前記引出部材を用いて、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部から前記第2の溝に向かって前記地盤抜取部を引き出すことにより、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部において前記支持部材の下方に地盤抜取空間を形成する工程と、(j)前記(i)工程後、前記第2の溝および前記地盤抜取空間内に、前記トンネルの覆工部の前記他方の片側に設けられた脚部に接続されるとともに、前記地盤抜取空間を通じて前記第1のインバート部に接続される第2のインバート部を形成する工程と、(k)前記第2のインバート部の形成後、前記第2の溝を埋め戻す工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、上記請求項1記載の発明において、前記(b)工程は、前記パイプとして、第1のパイプ部と、前記第1のパイプ部の延在方向の両端に前記第1のパイプ部に対して交差する方向に延在した状態で設けられた一対の第2のパイプ部とを有するU字状のパイプを用意する工程と、前記トンネル内の幅方向中央側の地盤部において前記地盤抜取部の角部側に前記第1の溝の側面から前記他方の片側に向かって延在する複数のパイプ挿入孔を形成する工程と、前記第1の溝の側面において、前記地盤抜取部の外周に前記第1のパイプ部が沿うように、前記一対の第2のパイプ部を前記パイプ挿入孔に挿入することにより前記パイプを設置する工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、上記請求項1または2記載の発明において、前記(c)工程は、前記地盤抜取部に前記第1の溝の側面から前記他方の片側に向かって延在する引出部材挿入孔を形成する工程と、前記引出部材挿入孔に、前記引出部材のボルト部を挿入することにより前記引出部材を設置する工程と、を有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記(e)工程の前に、前記トンネル内の幅方向中央側の前記第1の溝の側面に、前記地盤部と前記第1のインバート部とを仕切る仕切部材を設置する工程を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明は、上記請求項4記載の発明において、前記仕切部材は、前記引出部材と一体的に設けられており、前記引出部材を設置する前記(c)工程において設置されることを特徴とする。
本発明によれば、既設トンネル内のインバートの施工において、片側線を通行可能な状態で、インバートを閉合することが可能になる。
(a)は本発明の一実施の形態に係るインバートの構築方法を適用する既設トンネルの要部平面図、(b)は図1(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図1に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図2(a)のI−I線の断面図である (a)は図2に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図3(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図3に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図4(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図4に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図5(a)のI−I線の断面図である。 図5に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの断面図である。 (a)は親杭横矢板の機能を持つ図6のH鋼架台の斜視図、(b)は図7(a)のH鋼架台の正面図である。 (a)は図6に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図8(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図8のインバートの構築工程における深溝部の要部拡大側面図、(b)は図9(a)のII−II線の断面図である。 (a)は図8に続くインバートの構築工程中の深溝部の要部拡大側面図、(b)は図10(a)のIII−III線の断面図である。 (a)は図10に続くインバートの構築工程中の深溝部の要部拡大側面図、(b)は図11(a)のIV−IV線の断面図である。 (a)は図11に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図12(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図12に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図13(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図13に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図14(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図14に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図15(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図15に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図16(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図16に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図17(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図17に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、(b)は図18(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図18に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図19(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図19のインバートの構築工程における深溝部の要部拡大側面図、(b)は図20(a)のIII−III線の断面図である。 (a)は図20に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大断面図、(b)は図21の支持部材サポート台と引出反力架台の斜視図である。 (a)は図21に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部断面図、(b)は図22(a)の地盤の切断箇所の拡大断面図である。 (a)は図22に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面面、(b)は図23(a)のI−I線の断面図である。 (a)は図23に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、(b)は図24(a)のI−I線の断面図である。 図24に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの断面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、以下の図において、平面図中の二点鎖線Lは、実際に形成されているものではないが、単位施工領域の境界線を示している。また、断面図中の符号Cは車両の一例を示し、符号GLはガードレールを示している。
まず、図1(a)は本実施の形態のインバートの構築方法を適用する既設トンネルの要部平面図、図1(b)は図1(a)のI−I線の断面図である。
トンネル1の覆工部2は、例えば、コンクリートからなり、その断面形状(トンネル1の延在方向に対して交差する断面の形状)は、例えば、上に凸の馬蹄形状に形成されている。トンネル1内の路面を形成する舗装部3は、路盤部3aと、その上層の路盤上層部3bとを有している。トンネル1の幅方向中央において舗装部3の下層の地盤部Gには、排水管4が、トンネル1の延在方向に沿って延在した状態で設置されている。なお、地盤部Gは、岩盤等により構成されている。
次に、図2(a)は図1に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図2(b)は図2(a)のI−I線の断面図、図3(a)は図2に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図3(b)は図3(a)のI−I線の断面図、図4(a)は図3に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図4(b)は図4(a)のI−I線の断面図である。
まず、図2に示すように、トンネル1内の一方の片側車線(図2の右側)の舗装部3から所定の深さに達する穴をオーガードリル等により掘削し、その穴内に親杭F1を設置する。続いて、トンネル1内の一方の片側車線(図2の右側)の舗装部3(路盤上層部3bおよび路盤部3a)を撤去する。また、舗装部3の撤去箇所において、親杭F1の隣接間に地山の崩壊を防ぐための横矢板F2を挿入する(親杭横矢板工法)。なお、図2(a)においては舗装部3の撤去箇所にハッチングを付した。
続いて、図3に示すように、トンネル1内の一方の片側車線(図3の右側)の単位施工領域の地盤部Gを浅く掘削して浅溝部(第1の溝)5aを形成する。この時、親杭F1の隣接間に浅溝部5aの側面を覆うように横矢板F2を順次継ぎ足して設置する。また、トンネル1内の一方の片側車線側の覆工部2の脚部下も掘り下げる。なお、図3(a)においては浅溝部5aの形成箇所にハッチングを付した。
その後、図4に示すように、トンネル1内の一方の片側車線側(図4の右側)の覆工部2の脚部下にコンクリートを打設して足付け部6aを形成する。この浅溝部5aおよび足付け部6aの形成工程をトンネル1の延在方向の単位施工領域毎に繰り返す。なお、図4(a)においては足付け部6aにハッチングを付した。
次に、図5(a)は図4に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図5(b)は図5(a)のI−I線の断面図、図6は図5に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの断面図、図7(a)は親杭横矢板の機能を持つ図6のH鋼架台の斜視図、図7(b)は図7(a)のH鋼架台の正面図、図8(a)は図6に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図8(b)は図8(a)のI−I線の断面図、図9(a)は図8のインバートの構築工程における深溝部の要部拡大側面図、図9(b)は図9(a)のII−II線の断面図、図10(a)は図8に続くインバートの構築工程中の深溝部の要部拡大側面図、図10(b)は図10(a)のIII−III線の断面図、図11(a)は図10に続くインバートの構築工程中の深溝部の要部拡大側面図、図11(b)は図11(a)のIV−IV線の断面図である。
まず、図5に示すように、トンネル1内の一方の片側車線(図5の右側)の地盤部Gを深く掘削して深溝部(第1の溝)5bを形成する。なお、図5(a)においては深溝部5bおよび足付け部6aにハッチングを付した。
続いて、図6に示すように、深溝部5bの側面において隣接する親杭F1,F1間に枠体部F3を組み付けてH鋼架台Fを組立てる。このH鋼架台Fは、この後の施工中に深溝部5bの側面部が崩れないようにするための土留め部材であり、図7に示すように、親杭F1と、その隣接間に配置された複数枚の横矢板F2と、横矢板F2の下方に配置された枠体部F3,F3とを一体的に備えている。H鋼架台Fの親杭F1は、例えば、H鋼からなり、その下部が地盤Gに打設され固定された状態でトンネル1の延在方向に沿って所定の間隔毎に立設されている。H鋼架台Fの横矢板F2は、例えば平板状の木材からなり、浅溝部5aの側面上部側を覆うように親杭F1の隣接間に組み付けられている。H鋼架台Fの枠体部F3は、例えば、H鋼からなり、深溝部5bの側面下部側の施工領域を露出させるように親杭F1に組み付けられている。なお、図7(b)においては、図面を見易くするためH鋼架台Fにハッチングを付した。
その後、図8および図9に示すように、トンネル1内の幅方向中央側において排水管4の下方の地盤部Gに、深溝部5bの側面から他方の片側車線(図8の左側)に向かって延在するパイプ挿入孔7a、ボルト挿入孔7bおよび支持孔7cをコアドリル等により削孔する。図8に示すように、パイプ挿入孔7a、ボルト挿入孔7bおよび支持孔7cは、トンネル1内の幅方向中央側の排水管4の位置を越えて他方の片側車線(図6の左側)まで延在した状態で形成されている。なお、図8(a)においては足付け部6aのみにハッチングを付した。
また、図9(a)に示すように、パイプ挿入孔7aは、例えば、地盤抜取部G1の角部近傍に形成されている。ボルト挿入孔7bは、例えば、深溝部5bの側面内の地盤抜取部G1の領域内に形成されている。支持孔7cは、排水管4と地盤抜取部G1との間の高さ位置に形成されている。なお、パイプ挿入孔7a、ボルト挿入孔7bおよび支持孔7cの配置位置は図9(a)に示したものに限定されず種々変更可能である。また、図9(a)においてはH鋼架台Fにハッチングを付した。
次いで、図10に示すように、例えば、塩化ビニル製の複数のパイプ8を用意し、その各パイプ8をパイプ挿入孔7aに挿入する。パイプ8は、図10(b)に示すように、例えば、U字状に形成されており、直線状に延在する第1のパイプ部8aと、その延在方向両端側に接続され、第1のパイプ部8aに対して交差する方向に直線状に延在する一対の第2のパイプ部8b,8bとを有している。
ここでは、各パイプ8の第1のパイプ部8aが深溝部5bの側面内の地盤抜取部G1の外周に沿うように各パイプ8を配置する。すなわち、各パイプ8の第1のパイプ部8aが深溝部5bの側面内の地盤抜取部G1の一辺に沿うように、各パイプ8の一対の第2のパイプ部8b,8bを、深溝部5bの側面内のパイプ挿入孔7a,7aに挿入する。なお、図10(a)においてはH鋼架台Fにハッチングを付した。
続いて、図11に示すように、例えば、金属製の複数の引出部材9を用意し、その各引出部材9のボルト部9aをボルト挿入孔7bに挿入する。引出部材9は、例えば、ボルト部9aと、そのボルト部9aが一体に接続されたプレート部(仕切部材)9bとを有している。プレート部9bにおいて、後ほど第1のインバート部が接触する表面にはコンクリートとの接着性が低くなるように表面処理を施しておいても良い。
ここでは、引出部材9のプレート部9bが深溝部5bの側面内の地盤抜取部G1の露出面の大半を覆うように、その引出部材9のボルト部9aをボルト挿入孔7b内に挿入する。なお、上記したパイプ8の装着は、引出部材9の装着後に行っても良い。また、図11(a)においてはH鋼架台Fにハッチングを付した。
次に、図12(a)は図11に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図12(b)は図12(a)のI−I線の断面図、図13(a)は図12に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図13(b)は図12(a)のI−I線の断面図、図14(a)は図13に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図14(b)は図14(a)のI−I線の断面図である。
まず、図12に示すように、フォアパイリング工法等によりトンネル1内の一方の片側車線側(図12の右側)の深溝部5bの側面から支持孔7c内に支持部材10を挿入する。支持部材10は、その下方の地盤抜取部G1の引き出し工事の際に、地盤抜取部G1の上層の地盤部G(排水管4を含む)が崩落等しないように支持する部材であり、例えば、鋼管または鋼製の中空ボルトにより形成されている。
この支持部材10は、図12(a)に示すように、トンネル1の延在方向に沿って所定間隔毎に配置されているとともに、図12(b)に示すように、排水管4とパイプ8(地盤抜取部G1)との間の高さ位置において、一方の片側車線側(図12の右側)の深溝部5b内からトンネル1の幅方向中央側の排水管4を越えて他方の片側車線(図10の左側)まで延在した状態で配置されている。なお、支持部材10の設置は、パイプ8や引出部材9の設置の前に行っても良い。また、図12(a)においては足付け部6aにハッチングを付した。
続いて、図13に示すように、一方の片側車線側(図13の右側)の深溝部5b内にコンクリートを打設することにより、一方の片側車線側に第1のインバート部11aを形成した後、舗装部3が形成されるH鋼架台Fの上部(親杭F1および横矢板F2の上部)を部分的に切断除去する。第1のインバート部11aは、一方の片側車線側の足付け部6aに接合されている。また、土留め機能を持つH鋼架台Fの下部と、支持部材10の一端部は第1のインバート部11a内に埋め込まれ固定されている。なお、H鋼架台Fの上部を切断した後に、第1のインバート部11aを形成しても良い。図13(a)においては足付け部6aおよび第1のインバート部11aにハッチングを付した。
その後、図14に示すように、トンネル1内の一方の片側車線(図14の右側)の第1のインバート部11aの上層に舗装部3を形成することにより、トンネル1内の一方の片側車線でのインバートの構築作業を終了する。なお、図14(a)においては足付け部6aおよび第1のインバート部11aにハッチングを付した。
このように本実施の形態においては、トンネル1内の一方の片側車線でのインバートの構築作業中に、トンネル1内の他方の片側車線では車両の通行が可能である。また、トンネル1内の幅方向中央での作業は路面下での作業なので建築限界に反することもない。
次に、図15(a)は図14に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図15(b)は図15(a)のI−I線の断面図、図16(a)は図15に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図16(b)は図16(a)のI−I線の断面図、図17(a)は図16に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図17(b)は図17(a)のI−I線の断面図である。
まず、図15に示すように、トンネル1内の他方の片側車線(図15の左側)の舗装部3から所定の深さに達する穴をオーガードリル等により掘削し、その穴内に親杭F1を設置する。続いて、トンネル1内の他方の片側車線(図15の左側)の舗装部3(路盤上層部3bおよび路盤部3a)を撤去する。また、舗装部3の撤去箇所において、親杭F1の隣接間に地山の崩壊を防ぐための横矢板F2を挿入する(親杭横矢板工法)。なお、図15(a)においては舗装部3の撤去箇所にハッチングを付した。
続いて、図16に示すように、トンネル1内の他方の片側車線(図16の左側)の単位施工領域の地盤部Gを浅く掘削して浅溝部(第2の溝)5cを形成する。この時、親杭F1の隣接間に浅溝部5cの側面を覆うように横矢板F2を順次継ぎ足して設置する。また、トンネル1内の他方の片側車線側の覆工部2の脚部下も掘り下げる。なお、図16(a)においては浅溝部5cの形成箇所にハッチングを付した。
その後、図17に示すように、トンネル1内の他方の片側車線側(図17の左側)の覆工部2の脚部下にコンクリートを打設して足付け部6bを形成する。この浅溝部5cおよび足付け部6bの形成工程をトンネル1の延在方向の単位施工領域毎に繰り返す。なお、図17(a)においては足付け部6bにハッチングを付した。
次に、図18(a)は図17に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部平面図、図18(b)は図18(a)のI−I線の断面図、図19(a)は図18に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図19(b)は図18(a)のI−I線の断面図、図20(a)は図19のインバートの構築工程における深溝部の要部拡大側面図、図20(b)は図20(a)のIII−III線の断面図である。
まず、図18に示すように、トンネル1内の他方の片側車線(図18の左側)の地盤部Gを深く掘削して深溝部(第2の溝)5dを形成する。深溝部5dの側面からは、上記したパイプ8、ボルト部9aおよび支持部材10の一端部が露出される。なお、図18(a)においては深溝部5dの形成箇所および足付け部6bにハッチングを付した。
続いて、深溝部5dの側面において隣接する親杭F1,F1間に枠体部F3を組み付けて上記したH鋼架台Fを組立てる。このH鋼架台Fの構造や設置の仕方は、図6および図7で説明したのと同じである。その後、図19および図20に示すように、ワイヤソーWSのワイヤWをパイプ8内に挿入した状態でワイヤWを回転させることにより地盤部Gを切断する。その切断箇所に、切断した地盤抜取部G1を引き出し易いように鉄板(図示せず)を挿入しても良い。この切断作業を、トンネル1の延在方向に沿ってパイプ8毎に行うことにより、地盤抜取部G1を地盤部Gから分離する。ワイヤソーWSを使用することにより、地盤部Gを傷めることなく、地盤部Gの切断作業を進めることができる。なお、図19(a)においては足付け部6a,6bおよび第1のインバート部11aにハッチングを付した。また、図19(b)および図20(b)中の矢印は、ワイヤWの回転方向を示している。
次に、図21(a)は図20に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大断面図、図21(b)は図21の支持部材サポート台および引出反力架台の拡大斜視図、図22(a)は図21に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大断面図、図22(b)は図22(a)の地盤の切断箇所の拡大断面図、図23(a)は図22に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面面、図23(b)は図23(a)のI−I線の断面図である。
まず、図21に示すように、トンネル1内の他方の片側車線(図21の左側)の深溝部5d内に、支持部材サポート台SPおよび引出反力架台Rを設置する。支持部材サポート台SPは、複数本の支持部材10をサポートすることで、この後の施工時に上部の地盤が崩落するのを防止する支持台であり、枠体で構成されている。支持部材サポート台10は、その高さを調節することが可能な構成にしても良い。引出反力架台Rは、地盤部Gの切断後に地盤抜取部G1を深溝部5d側に引き出す際に、反力をとるとともに、支持部材サポート台SPを支持するための固定台であり、枠体で構成されている。
続いて、図22に示すように、ボルト部9aを引っ張ることで地盤部G中の地盤抜取部G1を深溝部5d側に引き出す。この際、図22では図面を見易くするため図21に示した支持部材サポート台SPおよび引出反力架台Rを省略しているが、支持部材サポート台SPにより複数本の支持部材10を支持するとともに、引出反力架台Rで反力をとることで地盤抜取部G1を引き出す。これにより、引出施工時に引出部材10の上方の地盤が崩落するのを防止することができるとともに、地盤抜取部G1を比較的小さな力で引き出すことができる。また、この際、引出部材9のプレート部9bが、第1のインバート部11aに対する仕切部材として機能することにより、第1のインバート部11aと地盤抜取部G1との接合性を低下させることができるので、地盤抜取部G1を比較的容易に引き出すことができる。なお、引き出した地盤抜取部G1は、静的破砕材により小割して搬出する。
このような引出作業をトンネル1の延在方向に沿って順に行うことにより、図23に示すように、トンネル1内の幅方向中央側の排水管4の下方に地盤抜取空間Sを形成する。その後、支持部材サポート台SPおよび引出反力架台Rを深溝部5dから撤去する。なお、図23(a)においては足付け部6a,6bおよび第1のインバート部11aにハッチングを付した。
次に、図24(a)は図23に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの要部拡大平面図、図24(b)は図24(a)のI−I線の断面図、図25は図24に続くインバートの構築工程中の既設トンネルの断面図である。
まず、図24に示すように、トンネル1内の他方の片側車線側(図24の左側)の深溝部5dおよび幅方向中央側の地盤抜取空間S内にコンクリートを打設することにより、第2のインバート部11bを形成してトンネル1内において路面下方に第1のインバート部11aおよび第2のインバート部11bで構成されるインバート11を構築する。第2のインバート部11bは、他方の片側車線側の足付け部6bと接合されているとともに、トンネル1内の幅方向中央側の地盤抜取空間Sを通じて一方の片側車線側(図24の右側)の第1のインバート部11aと接合されている。インバート11の断面形状は、下に凸のアーチ状に形成されている。また、土留め機能を持つH鋼架台Fの下部と支持部材10は、第2のインバート部11b内に埋め込まれ固定されている。なお、図24(a)においては足付け部6a,6b、第1のインバート部11aおよび第2のインバート部11bにハッチングを付した。
続いて、図25に示すように、舗装部3が形成されるH鋼架台Fの上部(親杭F1および横矢板F2の上部)を部分的に切断除去した後、トンネル1内の他方の片側車線(図25の左側)の第2のインバート部11bの上層に舗装部3を復旧してインバート11の構築工事を終了する。なお、H鋼架台Fの上部を切断した後に、第2のインバート部11bを形成しても良い。
このように本実施の形態においては、片側車線の通行を可能にした状態でインバートを設置することができる。特に、一方の片側車線側(図25の右側)の第1のインバート部11aにH鋼架台Fの一部を固定させた状態で残したことにより、他方の片側車線(図25の左側)の施工中には、トンネル1の幅方向中央および一方の片側車線側の地盤部Gを2つのH鋼架台F,Fで固定することができるので、トンネル1の幅方向中央および一方の片側車線側の地盤部Gの安定性をより向上させることができる。このため、他方の片側車線の第2のインバート部11bの構築作業中に、トンネル1の幅方向中央および一方の片側車線側の地盤部Gの崩壊を防止することができるので、一方の片側車線に車両が通行していても、より安全な状態で他方の片側車線側の第2のインバート部11bの構築作業を実施することができる。また、トンネル1内の幅方向中央での作業は路面下での作業なので建築限界に反することもない。さらに、既設のトンネル1内において、インバート11を閉合することができるので、既設のトンネル1内の路面等において地盤の隆起や変状等が生じるのを防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではない。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば、前記実施の形態においては、引出部材9のプレート部9bにボルト部9aを接合した構造について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、引出部材9のプレート部9bにボルト部9aに代えてワイヤを接合した構造としても良い。
また、前記実施の形態においては、引出部材9のプレート部9bを仕切部材として用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、仕切部材としてビニルシート等のようなシート部材を用いても良い。
以上のように、本発明は、既設トンネルのインバートの構築技術に適用して有効である。
1 トンネル
2 覆工部
3 舗装部
3a 路盤部
3b 路盤上層部
4 排水管
5a,5c 浅溝部
5b,5d 深溝部
6a,6b 足付け部
7a パイプ挿入孔
7b ボルト挿入孔
8 パイプ
8a 第1のパイプ部
8b 第2のパイプ部
9 引出部材
9a ボルト部
9b プレート部
10 支持部材
11a 第1のインバート部
11b 第2のインバート部
11 インバート
GL ガードレール
G 地盤部
G1 地盤抜取部
F H鋼架台
F1 土留め壁部
F2 枠体部
SP 支持部材サポート台
R 引出反力架台
S 地盤抜取空間
WS ワイヤソー
W ワイヤ

Claims (5)

  1. (a)トンネル内の路面において幅方向の一方の片側に第1の溝を形成する工程と、
    (b)前記第1の溝の側面から前記トンネルの幅方向中央側の地盤部に、地盤抜取部を形成するためのパイプを設置する工程と、
    (c)前記第1の溝の側面から前記地盤抜取部に、その地盤抜取部を引き出すための引出部材を設置する工程と、
    (d)前記第1の溝の側面から前記トンネルの幅方向中央側の地盤部に、前記地盤抜取部の上方の地盤部を支える支持部材を設置する工程と、
    (e)前記(a)〜(d)の工程後、前記第1の溝内に、前記トンネルの覆工部の前記一方の片側に設けられた脚部に接続される第1のインバート部を形成する工程と、
    (f)前記第1のインバート部の形成後、前記第1の溝を埋め戻す工程と、
    (g)前記トンネル内の路面において幅方向の他方の片側に第2の溝を形成する工程と、
    (h)前記第2の溝の側面から露出する前記パイプにワイヤソーのワイヤを通した後、前記ワイヤソーを駆動して前記トンネルの幅方向中央側の地盤部を切断することにより、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部から前記地盤抜取部を分離する工程と、
    (i)前記(h)工程後、前記第2の溝の側面から露出する前記引出部材を用いて、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部から前記第2の溝に向かって前記地盤抜取部を引き出すことにより、前記トンネルの幅方向中央側の地盤部において前記支持部材の下方に地盤抜取空間を形成する工程と、
    (j)前記(i)工程後、前記第2の溝および前記地盤抜取空間内に、前記トンネルの覆工部の前記他方の片側に設けられた脚部に接続されるとともに、前記地盤抜取空間を通じて前記第1のインバート部に接続される第2のインバート部を形成する工程と、
    (k)前記第2のインバート部の形成後、前記第2の溝を埋め戻す工程と、
    を有することを特徴とする既設トンネルのインバートの構築方法。
  2. 前記(b)工程は、
    前記パイプとして、第1のパイプ部と、前記第1のパイプ部の延在方向の両端に前記第1のパイプ部に対して交差する方向に延在した状態で設けられた一対の第2のパイプ部とを有するU字状のパイプを用意する工程と、
    前記トンネル内の幅方向中央側の地盤部において前記地盤抜取部の角部側に前記第1の溝の側面から前記他方の片側に向かって延在する複数のパイプ挿入孔を形成する工程と、
    前記第1の溝の側面において、前記地盤抜取部の外周に前記第1のパイプ部が沿うように、前記一対の第2のパイプ部を前記パイプ挿入孔に挿入することにより前記パイプを設置する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の既設トンネルのインバートの構築方法。
  3. 前記(c)工程は、
    前記地盤抜取部に前記第1の溝の側面から前記他方の片側に向かって延在する引出部材挿入孔を形成する工程と、
    前記引出部材挿入孔に、前記引出部材のボルト部を挿入することにより前記引出部材を設置する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の既設トンネルのインバートの構築方法。
  4. 前記(e)工程の前に、前記トンネル内の幅方向中央側の前記第1の溝の側面に、前記地盤部と前記第1のインバート部とを仕切る仕切部材を設置する工程を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の既設トンネルのインバートの構築方法。
  5. 前記仕切部材は、前記引出部材と一体的に設けられており、前記引出部材を設置する前記(c)工程において設置されることを特徴とする請求項4記載の既設トンネルのインバートの構築方法。
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