JP6440024B2 - V型エンジンの吸気構造 - Google Patents
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Description
上記(2)の構成によれば、多岐通路部を過給機の下面より下に設けることにより、過給機の側面には、複数に分岐される前の1本の吸気通路である主通路部が位置し、多岐通路部は過給機からより離れて位置することになる。このため、過給機などの熱源によって吸気の温度が上昇する場合であっても吸気通路内の一本の吸気通路内の吸気全体に熱が拡散し易く、分岐通路毎の吸気に熱源から熱が伝わるなど、熱源からの影響が分岐通路毎に異なってしまう状況を抑制することができる。また、主通路部には前後方向に沿って隙間がなく、走行風が途中で方向を変えることなく過給機の周囲を前後方向に沿って吹き抜けるので、空気のガイドとしての冷却機能や過給機の保護機能を向上させることができる。
上記(3)の構成によれば、第1側多岐通路部に属する分岐通路同士の隣接間と、第2側多岐通路部に属する分岐通路同士の隣接間は連結されており、隙間がなない。このため、吸気構造による過給機の保護機能および冷却機能を向上させることができる。また、結合壁によって分岐通路の隣接間を結合することによって、多岐通路部の強度を向上させることができ、多岐通路部の上部に搭載される主通路部や過給機をより安定に支えることができる。
上記(4)の構成によれば、集合部(第1集合部と第2集合部)のそれぞれは、バンクの間からエンジン本体の内側から外側に向けて伸びると共に、各バンクの上方に伸びている。これによって、過給機の側面と主通路部との間に、過給機の側面のより広範囲に渡る空間を設けることができる。また、各バンクの上方において各バンクに沿って第1集合部と第2集合部が伸びることで、第1バンクのシリンダヘッドと第1集合部の間、および、第2バンクのシリンダヘッドと第2集合部の間に空気層を形成することができ、各バンクからの熱が主通路部と多岐通路部の吸気や過給機に伝わるのを抑制することができる。
上記(5)の構成によれば、前記第1側多岐通路部および前記第2側多岐通路部は、第1集合部および第2集合部よりも、それぞれエンジンの前後方向に広がって伸びている。このため、重量のある主通路部および過給機を特に前後方向において安定的に支えることができる。
上記(6)の構成によれば、主通路部によって過給機本体の側面が覆われているので、過給機の保護機能および冷却機能を向上させることができる。
上記(7)の構成によれば、過給機の下流であって多岐通路部の上流にインタークーラが設けられることで、過給機による圧送(圧縮)による吸気温度の上昇や、過給機の熱からの伝熱にかかわらず、燃焼室に供給される前の吸気を多岐通路部によって分岐される前に一括して冷却することができるので、吸気の充填密度を効率良く適切に制御することができる。
上記(8)の構成によれば、過給機を閉断面で保護できると共に、過給機の重量を、主通路部や多岐通路部(第1側多岐通路部と第2側多岐通路部)で受けることもでき、過給機を安定支持できる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
多岐通路部3(マニホールド)は、第1側多岐通路部3aと第2側多岐通路部3bからなっている。すなわち、第1バンク22aの吸気ポート26aのそれぞれに連結され、2つのバンク22の間から上方に向けて伸びる分岐通路31の複数からなる第1側多岐通路部3aと、第2バンク22bの吸気ポート26bのそれぞれに連結され、2つのバンク22の間から上方に向けて伸びる分岐通路31の複数からなる第2側多岐通路部3bと、からなっている。
このように第1側多岐通路部3aと第2側多岐通路部3bの各分岐通路31の一端(下流端)は各吸気ポート26にそれぞれ連結されると共に、その他端(上流端)は、後述する主通路部4に連結される。
また、過給機5と吸気構造1との間の上記の空間によって形成される空気層によって、吸気構造1を通過する吸気が過給機5の熱によって温められることが防止される。
また、主通路部4を含む吸気構造1が過給機5の上部と側面を覆うことによって、吸気構造1を搭載する車両が横転、正面衝突、側面衝突などすることによって車両に衝突する物体があった場合でも、構造部材である吸気構造1が壁となって過給機5は強固に保護される。さらに、過給機5が保護されることで、過給機5が運転席に侵入するような事態も回避される。
同様に、第2側多岐通路部3bは、第2バンク22bの吸気ポート26bの開口27bから第2バンク22bの側面を沿ってバンク内から上方に向けて伸びており、伸びた先で第2集合部43bに連結されている。この第2集合部43bと第2側多岐通路部3bとの連結はバンク内の上方であるバンク間でなされている。そして、第2集合部43bは第2バンク22bから、高さH3よりも高い分だけ上方に位置しており、第2集合部43bも第2バンク22bに接触することなく第2バンク22bに概ね沿ってその上方に伸びている。
2 エンジン
21 エンジン本体
22 バンク
22a 第1バンク
22b 第2バンク
23 シリンダ
24 シリンダヘッド
25 シリンダブロック
26 吸気ポート
26a 第1バンクの吸気ポート
26b 第2バンクの吸気ポート
26p ポート噴射装置
27 吸気ポートの開口
27a 第1バンクの吸気ポートの開口
27b 第2バンクの吸気ポートの開口
28 燃焼室
28d 筒内噴射装置
29 排気ポート
3 多岐通路部
3a 第1側多岐通路部
3b 第2側多岐通路部
31 分岐通路
31f 前方分岐通路
31r 後方分岐通路
31c 中央分岐通路
33 分岐位置
33f 前方分岐通路の分岐位置
33r 後方分岐通路の分岐位置
34 結合壁
4 主通路部
41 外向き部
42 上下部
42a 第1上下部
42b 第2上下部
43 集合部
43a 集合部
43b 集合部
44 リブ部
45 柱部
45c 中央柱部
45f 前方柱部
45r 後方柱部
46 インタークーラ
47 冷却通路接続口
5 過給機
51 過給機本体
52 駆動軸
53 プーリー
54 吐出口
55 吸気口
56 下部
57 下面
58 バイパス通路
59 バイパスバルブ
9 他の吸気通路
91 スロットル装置
A オフセットを有するエンジンのシリンダ軸線
A1 通常エンジンのシリンダ軸線
O クランク軸の軸中心
E クランク軸の回転方向
δ オフセット量
H デッキ高さ
H1 第1バンクの吸気ポートの高さ
H2 第2バンクの吸気ポートの高さ
H3 第1バンクと第1集合部の距離
L1 多岐通路部の前後方向の最大長
L2 集合部の前後方向の最大長
L3 側面通路の前後方向の長さ
L4 過給機本体の前後方向の長さ
W 幅
Claims (6)
- 第1バンクと第2バンクの2つのバンクを有し、前記バンクの吸気ポートが前記2つのバンクの間に開口するV型エンジンの吸気構造であって、
前記2つのバンクの間の上方に設けられる過給機と、
前記第1バンクの前記吸気ポートのそれぞれに連結され、前記2つのバンクの間から上方に向けて伸びる分岐通路の複数からなる第1側多岐通路部と、
前記第2バンクの前記吸気ポートのそれぞれに連結され、前記2つのバンクの間から上方に向けて伸びる分岐通路の複数からなる第2側多岐通路部と、
前記第1側多岐通路部と前記第2側多岐通路部とに連結されると共に、前記過給機から上方に向けて吐出される吸気を前記第1側多岐通路部と前記第2側多岐通路部とに分配して導入するよう構成される主通路部と、を備え、
前記第1側多岐通路部および前記第2側多岐通路部は、前記過給機の下部から下に設けられており、
前記主通路部は、
前記第1側多岐通路部を集合する第1集合部と、
前記第2側多岐通路部を集合する第2集合部と、を含み、
前記第1集合部は、前記第1バンクに沿って前記2つのバンクの間から前記第1バンクの上方に伸びるよう構成されており、
前記第2集合部は、前記第2バンクに沿って前記2つのバンクの間から前記第2バンクの上方に伸びるよう構成されており、
前記過給機は
前後方向における前記第1側多岐通路部の最大長は、前記第1集合部の前記前後方向の最大長よりも長く、
前記第2側多岐通路部の前記前後方向の最大長は、前記第2集合部の前記前後方向の最大長よりも長いことを特徴とするV型エンジンの吸気構造。 - 前記第1側多岐通路部および前記第2側多岐通路部が有する前記分岐通路のうちの少なくとも一部は、前記過給機の下面より下に設けられることを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンの吸気構造。
- 前記第1側多岐通路部は、前記第1側多岐通路部において隣接する前記分岐通路の間を結合する結合壁を有し、
前記第2側多岐通路部は、前記第2側多岐通路部において隣接する前記分岐通路の間を結合する結合壁を有することを特徴とする請求項1または2に記載のV型エンジンの吸気構造。 - 前記主通路部は、前記過給機の両側面のそれぞれの周囲に位置する部分であって、上方から下方へ向けて前記吸気を導くよう構成される上下部を有し、
前記過給機の本体の側面は、前記上下部を含む前記主通路部によって覆われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のV型エンジンの吸気構造。 - 前記上下部はインタークーラを有することを特徴とする請求項4に記載のV型エンジンの吸気構造。
- 前記過給機は、前記主通路部と前記第1側多岐通路部と前記第2側多岐通路部とによって囲まれる閉断面の内側に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のV型エンジンの吸気構造。
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JP2014263202A JP6440024B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | V型エンジンの吸気構造 |
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