JP6439932B2 - 電子機器及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及びその制御方法、プログラムに関する。
近年、近距離無線通信(以下、「NFC(Near Field Communication)通信」と記す)技術を利用した機器やシステムの普及が著しい。例えば、鉄道や路線バスの自動改札、店輔等におけるカード決済、社員の認証や入退室管理、情報掲示板による関連情報への誘導や提供等、多岐にわたり利用されている。一般に、NFC通信システムは、通信対象物となるICカードやICタグ、あるいは、これらと同等の機能を搭載した携帯端末(以下、便宜的に「ICカード等」と総称する)と、当該ICカード等と通信を行って各種の情報の読取りや書込みを行うリーダー/ライターとしての電子機器と、を有している。通信対象物となるICカード等、及び、リーダー/ライターとなる電子機器は、それぞれにループアンテナを有し、双方のループアンテナの位置が整合するように近接させて、電波(変調波)を送受信することにより通信が実行される。このようなNFC通信システムにおける通信方法については、例えば特許文献1に、また、ICカード等や電子機器に設けられるループアンテナについては、例えば特許文献2に記載されている。
一方、近年、リストバンド型や腕時計型等の種々の形態を有し、人体に装着して運動状態や健康状態をモニタリングすることができる小型の電子機器(いわゆるウェアラブル端末)が急速に普及している。今後、このような機器に上述したNFC通信の技術を適用して、通信対象であるICカード等の機能や、リーダー/ライターとしての機能を搭載することにより、様々な用途やサービスの実現が期待されている。
特開2010−009353号公報 特開2011−066628号公報
上述したウェアラブル端末のような小型の電子機器に、NFC通信におけるリーダー/ライターとしての機能を搭載する場合、実装スペースに制約があるため、通信対象物であるICカード等に設けられたアンテナに対応した大きさのアンテナを設けることが困難になることが予想される。また、アンテナの大きさを確保するために、表示部等の電子機器の他の構成の近傍にアンテナを配置しなければならないことも予想される。その場合、ICカード等との通信を行う際に、ICカード等と電子機器のアンテナの位置を整合するように調整する必要が生じるが、例えば、電子機器の表示部にICカード等との通信状態に関する情報(例えば電波の受信強度等)を表示することにより、ICカード等と電子機器のアンテナの位置を良好に整合させることができる。
しかしながら、小型の電子機器の表示部の近傍にアンテナが配置された構成を有している場合には、ICカード等を近接させて通信を行う際に、ICカード等により電子機器の表示部が覆われて隠れてしまうことになり、ユーザは上記の通信状態を確認することができず、通信に失敗する可能性があるという問題を有している。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み、近距離無線通信におけるリーダー/ライターとしての機能を搭載し、通信対象物であるICカード等を近接させて通信を行う際に、ICカード等との通信に関連する情報を確認して良好に通信を行うことができる電子機器及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、
通信対象物と無線通信を行うユーザが利用する電子機器であって、
当該電子機器は、
機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、
前記機器本体に設けられた第1の表示部と、
前記装着部材に設けられた第2の表示部と、
前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、前記通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して前記無線通信を行うアンテナと、
前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定手段と、
前記第判定手段により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器の制御方法は、
機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、前記機器本体に設けられた第1の表示部と、前記装着部材に設けられた第2の表示部と、前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して無線通信を行うアンテナと、を備え、前記通信対象物と前記無線通信を行うユーザが利用する電子機器の制御方法であって、
前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定ステップと、
前記第1判定ステップにより前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定ステップと、
前記第判定ステップにより、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御ステップと、
を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、
機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、前記機器本体に設けられた第1の表示部と、前記装着部材に設けられた第2の表示部と、前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して無線通信を行うアンテナと、を備え、前記通信対象物と前記無線通信を行うユーザが利用する電子機器のコンピュータを、
前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定手段、
前記第1判定手段により前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定手段、
前記第判定手段により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、近距離無線通信におけるリーダー/ライターとしての機能を搭載した電子機器において、通信対象物であるICカード等を近接させて通信を行う際に、ICカード等との通信に関連する情報を確認して良好に通信を行うことができる。
本発明に係る電子機器及び通信対象物の一実施形態を示す概略外観図である。 一実施形態に係る電子機器及び通信対象物(ICカード等)の機能構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る電子機器の他の構成例を示す概略外観図である。 一実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の制御方法の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の近接動作の一例を示す動作状態図である。 一実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の副表示部の表示例を示す概略図である。 一実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の近接動作の他の例を示す動作状態図である。
以下、本発明に係る電子機器及びその制御方法、プログラムについて、実施形態を示して詳しく説明する。
図1は、本発明に係る電子機器及び通信対象物の一実施形態を示す概略外観図である。図1において、図面右方には本実施形態に係る腕時計型の電子機器を示し、図面左方には通信対象物となるICカードを示す。また、図2は、本実施形態に係る電子機器及び通信対象物(ICカード等)の機能構成の一例を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る電子機器の他の構成例を示す概略外観図である。
(電子機器)
本発明に係る電子機器100は、図1の右図に示すように、腕時計型やリストバント型の外観を有し、NFC通信におけるリーダー/ライターとしての機能を搭載した機器本体102と、例えば人体の手首等の装着部に装着するためのベルト部(装着部材)104と、を有している。
電子機器100の機器本体102は、図1、図2(a)に示すように、大別して、アンテナ110と、無線通信用回路120と、主表示部(第1の表示部)130と、入力操作部150と、演算処理回路(制御部)160と、メモリ部170と、電源供給部180と、を有し、また、ベルト部104は、副表示部(第2の表示部)140を有している。
アンテナ110は、例えば主表示部130の周囲を囲むように設けられたループアンテナ、あるいは、主表示部130の周辺又は近傍に設けられたループアンテナである。特に、図1に示すように、腕時計型の電子機器100において、主表示部130の周囲を囲むようにループアンテナを設けることにより、機器本体102における主表示部130とアンテナ110の実装密度を向上させることができる。そして、電子機器100と後述する通信対象物であるICカード200との間でNFC通信を行う場合には、双方のアンテナを近接させるとともに、双方のループアンテナにおける磁界の発生位置を整合させた状態として、無線通信用回路120により電波(変調波)を送受信することにより通信が実行される。ここで、本実施形態に係る電子機器100において、アンテナ110は、ICカード200をアンテナ110に接近させてNFC通信を行っているときに、ICカード200により主表示部130の少なくとも一部が、例えば覆われて、隠れてしまう状態となる位置に設けられている。すなわち、主表示部130の少なくとも一部は、NFC通信を行っている際に、その表示内容の少なくとも一部をユーザが視認できない状態になる。
無線通信用回路120は、ICカード200とNFC通信を行う際に、アンテナ110を介して電波(変調波)を送受信することにより、ICカード200との通信を可能として、ICカード200に保存された情報の読取りや書込み(更新)を行う。
主表示部130は、図1に示すように、機器本体102の視野側(図面上面側)に設けられ、少なくともNFC通信における操作ガイドや通信状態等に関する情報を表示する。また、電子機器100が図2の機能ブロックにおいて、図示を省略した各種センサ(例えば加速度センサやGPS受信機等)をさらに備えている場合には、主表示部130は、これらのセンサにより取得された情報(例えばユーザの運動情報や位置情報等)や、時刻情報等を表示するものであってもよい。このような主表示部130は、例えば液晶方式や有機EL方式、電子ペーパー方式等の表示装置が適用される。ここで、本実施形態に係る電子機器100において、主表示部130は、ICカード200をアンテナ110に接近させてNFC通信を行っているときに、ICカード200により少なくとも一部が隠れてしまい、その表示内容の少なくとも一部をユーザが視認できない状態となる位置に設けられている。
副表示部140は、図1に示すように、例えばベルト部104の一方の端部側(図面手前側のベルト部104の端部側)に設けられ、例えば、少なくともNFC通信における通信状態や通信結果を、色表示やレベラー表示、アイコン表示、数値表示、文字表示等の簡易的な表示形態で表示するインジケータとして機能する。また、電子機器100が図2の機能ブロックにおいて、図示を省略したインターネットや携帯電話回線網等のネットワークへの接続機能部をさらに備えている場合には、副表示部140は、例えば、当該ネットワークを介して取得した情報(例えば電子メールの受信や電話の着信等)を簡易的な表示形態で表示するものであってもよい。このような副表示部140は、例えば発光ダイオード(LED)等の発光装置や、液晶方式や有機EL方式、電子ペーパー方式等の表示装置が適用される。ここで、本実施形態に係る電子機器100において、副表示部140は、ICカード200をアンテナ110に接近させてNFC通信を行っているときに、ICカード200により覆われたり隠れたりしてしまうことはなく、副表示部140が、その表示内容の全体をユーザが視認できる位置に設けられている。
入力操作部150は、例えば主表示部130の視野側に設けられたタッチパネルや、機器本体102の側面や主表示部130の周辺に設けられた押しボタンやタッチセンサ等を有している。入力操作部150は、電子機器100におけるNFC通信機能の起動や、主表示部130に表示されたメニューの選択、各種の設定等の入力操作に使用される。
演算処理回路160は、CPU(中央演算処理装置)やMPU(マイクロプロセッサ)等の演算処理装置であって、所定のプログラムを実行することにより、NFC通信における動作や、主表示部130及び副表示部140に情報を表示する動作、入力操作部150による各種の設定動作、メモリ部170への書込み、読出し動作等の、各種の動作を制御する。
メモリ部170は、NFC通信によりICカード200との間で送受信される情報やデータを所定の記憶領域に保存する。また、メモリ部170は、NFC通信を行う際に、主表示部130及び副表示部140に表示される各種の情報を保存する。また、メモリ部170は、無線通信用回路120や主表示部130、副表示部140等の、各構成における動作を実行するためのプログラムを保存する。
電源供給部180は、電子機器100内部の各構成に駆動用の電力を供給する。電源供給部180は、例えばボタン型電池等の一次電池や、リチウムイオン電池等の二次電池が適用される。また、電源供給部180は、上記の一次電池や二次電池のほか、環境発電技術による電源等を、単独で、あるいは、併用して適用するものであってもよい。
(ICカード)
本実施形態に適用されるICカード200は、図1の左図に示すように、カード型の外観を有し、カード部材202にNFC通信における通信対象物としての機能を搭載した構成を有している。
ICカード200は、図1、図2(b)に示すように、大別して、アンテナ210と、無線通信用回路220と、演算処理回路260と、メモリ部270と、を有している。ここで、上述した電子機器100と同等の構成については、その説明を簡略化する。
アンテナ210は、図1に示すように、カード部材202の特定の領域に設けられたループアンテナである。上述したように、電子機器100とICカード200との間でNFC通信を行う場合には、双方のアンテナを近接させるとともに、双方のループアンテナにおける磁界の発生位置を互いに整合させることにより、通信が良好に実行される。
無線通信用回路220及び演算処理回路260は、アンテナ210を介して電波(変調波)が送受信されることにより、電子機器100とNFC通信を行って、後述するメモリ部270に保存された情報の読出しや書込み(更新)を行う。また、演算処理回路260は、メモリ部270における記憶容量の残量(メモリ残量)等を管理する。また、メモリ部270は、例えばユーザ固有の認証情報や決済情報、各種のテキストデータや画像データ等を所定の記憶領域に保存する。これらの情報は、電子機器100とNFC通信を行うことにより適宜読出しや書込み(更新)が行われる。
なお、本実施形態においては、図1に示したように、腕時計型の外観を有する電子機器100のベルト部104の一方の端部側に副表示部140を設けた構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図3に示すように、ベルト部104の途中(機器本体102と端部との中間)位置(図3(a)参照)に副表示部140を設けた構成や、ベルト部104の中間位置を含む比較的広い領域(図3(b)参照)に副表示部140を設けた構成を適用するものであってもよい。後者の場合には、副表示部140は例えば湾曲可能(フレキシブル)な表示パネルを有して構成される。すなわち、本発明に適用される副表示部140は、後述するように、通信対象物であるICカード200を機器本体102に設けられたアンテナ110に近接させて重ね合わせた状態でNFC通信を行っているときに、ICカード200により覆われたり隠れたりしてしまうことはなく、表示内容の全体がユーザにより視認可能な位置に設けられているものであればよい。したがって、このような条件を満たす位置であれば、副表示部140はベルト部104以外に設けられているものであってもよい。
また、本実施形態においては、電子機器100として腕時計型の外観を有し、人体に装着するためのベルト部104が機器本体102から特定方向に延在する構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。NFC通信におけるリーダー/ライターとしての機能を搭載した機器本体102を、人体の所定の部位等に装着することができる機構を有するものであれば、例えばクリップやストラップ、あるいは専用の固定具等を適用するものであってもよい。更には、人体に装着するものに限るものでもなく、例えば、人間以外の種々の動物に装着されるものであってもよく、また、種々の構造物や機械等に取り付けられるものであってもよい。
(電子機器の制御方法)
次に、上述した構成を有する電子機器の制御方法について、図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の制御方法の一例を示すフローチャートである。また、図5は、本実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の近接動作の一例を示す動作状態図である。また、図6は、本実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の副表示部の表示例を示す概略図である。また、図7は、本実施形態に係る電子機器におけるNFC通信時の近接動作の他の例を示す動作状態図である。
本実施形態に係る電子機器100における制御方法は、例えば図4のフローチャートに示すように、まず、ユーザが腕に装着した電子機器100の入力操作部150を操作することにより、あるいは、所定のプログラムが実行されることにより、演算処理回路160はNFC通信機能を起動する(ステップS102)。これにより、演算処理回路160は無線通信用回路120を制御して、一定の時間間隔でICカード200が近接した状態にあるか否かを検出する(ステップS104)。また、このとき、演算処理回路160は、主表示部130に、NFC通信機能の動作状態や操作に関する情報(例えば「NFC通信を開始します。カードをかざして下さい。」等のメッセージ)を表示する。
ここで、ステップS104において、具体的には、演算処理回路160は、無線通信用回路120により定期的に、アンテナ110を介して所定の電波を送信させて、当該電波を受信して通信可能状態になったICカード200からの応答信号を受信したか否かにより、ICカード200が電子機器100に近接した状態にあって通信が可能な状態にあるか否かを判定する。また、演算処理回路160は、この判定結果に基づいて、機器本体102の主表示部130の少なくとも一部がユーザにより視認不可能な状態になっているか否かを判定する。
すなわち、無線通信用回路120によりICカード200からの応答信号を受信していない状態では、演算処理回路160は、図5(a)に示すように、電子機器100とICカード200が離間した状態にあって、通信ができていない状態にあると判定するとともに、主表示部130はICカード200により隠されておらず、ユーザにより視認可能な状態にあると判定する。一方、ICカード200からの応答信号を受信した状態では、演算処理回路160は、図5(b)に示すように、電子機器100とICカード200が近接して重ね合わされた状態にあって、通信が可能な状態にあると判定するとともに、主表示部130は、ICカード200により少なくとも一部が隠れていて、その表示内容の少なくとも一部をユーザが視認できない状態になっていると判定する。
そして、ICカード200が電子機器100に近接して通信が可能な状態にあると判定された場合(ステップS104のYes)には、演算処理回路160は、ICカード200との間で所定の情報やデータを送受信するとともに、副表示部140に、当該NFC通信における通信状態に関する簡易的な情報を表示する(ステップS106)。具体的には、副表示部140には、NFC通信時のICカード200からの電波の受信強度やデータ転送状態等が、例えば図6(a)に示すような色表示(特定色での発光)や、図6(b)に示すようなレベラー表示(階段表示やバー表示)や簡易な文字情報(メッセージ)、図6(c)に示すような数値等で表示される。
ここで、副表示部140は、ICカード200をアンテナ110に接近させてNFC通信を行う際であっても、ICカード200により覆われたり隠れたりしてしまうことがない位置に設けられているので、ユーザは電子機器100を腕に装着した状態で、副表示部140に表示された情報を視認することにより、NFC通信における通信状態を的確に把握することができる。これにより、ユーザは、例えば通信状態が悪いときには、副表示部140に表示された情報を見ながらICカード200と電子機器100の相互の位置を調整して、通信状態が良好となる位置に調整することができる。これにより、ユーザは、ICカード200と電子機器100の双方のアンテナの位置が整合するように、相互の位置を適切に調整することを容易に行うことができて、NFC通信が失敗することを防ぐことができる。また、このとき、主表示部130はICカード200により少なくとも一部が隠され、その表示内容の少なくとも一部をユーザが視認できない状態にあるので、演算処理回路160は、主表示部130を非表示状態に制御してもよい。これにより、NFC通信時の電子機器100における消費電力を抑制することができる。
次いで、演算処理回路160は、上記のNFC通信によりICカード200との間で所定の情報やデータが正常に送受信されて、通信が成功したか否かを判定する(ステップS108)。
NFC通信が失敗した場合や異常が発生した場合(ステップS108のNo)には、演算処理回路160は、副表示部140に通信結果として、通信が失敗したことを報知する情報(例えば赤色光点滅や、「通信が失敗しました」等の簡易なメッセージ)を表示する(ステップS110)。その後、演算処理回路160は、ステップSS104に戻って、NFC通信が成功するまで一連の処理動作を繰り返し実行する。これにより、ICカード200が電子機器100に近接して重ね合わされ、ユーザにより主表示部130の少なくとも一部が視認できない状態にあっても、ユーザは副表示部140に表示された情報を視認することによりNFC通信が失敗したことを把握することができる。また、ユーザに再度のNFC通信の実行を促すことができる。
一方、NFC通信が成功した場合(ステップS108のYes)には、演算処理回路160は、主表示部130及び副表示部140に通信結果として、通信が成功したことを報知する情報やその通信内容等を表示する(ステップS112)。このとき、主表示部130及び副表示部140に表示する情報は、互いに同一又は同等のものであってもよいし、副表示部140に表示する情報を、主表示部130に表示する情報の一部としてもよいし、副表示部140に表示する情報を、主表示部130に表示する情報を簡易化した情報(例えば緑色光点灯や、「通信が成功しました」等の簡易メッセージ、データ転送容量、ICカード200のメモリ部270のメモリ残量等)としてもよい。その後、演算処理回路160は、NFC通信に係る一連の処理動作を終了する。
このように、本実施形態においては、NFC通信におけるリーダー/ライター機能を搭載した小型の電子機器100において、機器本体102の主表示部130の近傍にNFC通信用のアンテナ110が設けられている。また、電子機器100には、通信対象物であるICカード200を上記アンテナ110に近接させて重ね合わせた状態でNFC通信を行っているときに、ICカード200により覆われたり隠れたりしてしまうことはない位置(機器本体102から離れたベルト部104等の、ユーザにより視認できる位置)に簡易的な情報を表示する副表示部140が設けられている。
これにより、腕に装着した電子機器とICカード等との間でNFC通信を行う際に、ICカード等により主表示部の少なくとも一部が隠れてしまい、その表示内容の少なくとも一部をユーザが視認できない状態となる場合であっても、副表示部に受信強度等の、通信状態に関する情報が表示される。したがって、ユーザはこの表示に基づいて、ICカード等と電子機器のアンテナの位置を整合するように調整することができ、NFC通信の失敗を抑制して正常な通信を実現することができる。
なお、本実施形態においては、図5に示したように、腕時計型の電子機器100にICカード200を近接して重ね合わせた状態でNFC通信を行う使用形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上述したように、NFC通信の通信対象物は、本実施形態に示したICカードの他に、ICタグを組み込んだ物品や取り付けた物品、あるいは、ICカードやICタグと同等の機能を搭載した電子機器や携帯端末等であってもよい。したがって、図7に示すように、ICタグが埋め込まれた雑誌やポスター、情報掲示板、その他の物品を通信対象物300として、電子機器100を装着した手首UShを回転させて、電子機器100のアンテナ110を通信対象物300のアンテナ310に近接させて重ね合わせた状態でNFC通信を行う使用形態であっても、本発明を良好に適用することができる。この場合においても、主表示部130は少なくとも一部が通信対象物300に重ね合わされて隠れてしまうため、ユーザにより表示内容の少なくとも一部を視認することができないが、副表示部140は通信対象物300に覆われたり隠れたりることはないので、ユーザにより副表示部140の表示内容を視認することができ、NFC通信を正常に実行することができる。
また、上述した実施形態(図5参照)及び図7においては、電子機器100をNFC通信におけるリーダー/ライターとして機能させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子機器100を上述した通信対象物として機能させるものであってもよい。すなわち、例えば図7において、通信対象物300を、リーダー/ライター機能を搭載した電子機器(例えば自動改札機や自販機、決済端末、認証端末等)として読み替えて、これらの電子機器(300)と本発明に係る電子機器100との双方のアンテナを近接させてNFC通信を行う際に、その通信状態や通信結果を電子機器100の副表示部140に簡易的な情報により表示するものであってもよい。
さらに、上述した実施形態に係る電子機器においては、電子機器100と通信対象物であるICカード200との間でNFC通信を行う際に、副表示部140に通信状態に関する情報を表示する制御方法について説明したが、本発明はこれに加え、次のような制御動作を実行するものであってもよい。すなわち、電子機器100は、NFC通信を行っていない状態(非通信状態)にあり、かつ、ユーザにより主表示部130の表示内容の少なくとも一部が視認できない状態にあるときには、主表示部130に表示されている情報、又は、本来表示されるべき情報の一部を、副表示部140に簡易的な形態とした情報により表示するものであってもよい。具体的には、非通信状態になる電子機器100が、例えば主表示部130が非表示状態に設定されている場合や、主表示部130がユーザの視野側にない場合等に、例えば電子メールの受信や電話の着信等の通知が、副表示部140に例えば色表示やアイコン表示、文字表示等の簡易的な情報により表示される。これにより、消費電力の大きい主表示部130を非表示状態にして、消費電力の小さい副表示部140で、ユーザに最低限の機能の通知や報知を行うことができ、NFC通信時以外でも電子機器100における消費電力を抑制することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
通信対象物と無線通信を行う電子機器において、
第1の情報を表示する第1の表示部と、
前記通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して前記無線通信を行うアンテナと、
前記通信対象物を前記アンテナに近接させて前記無線通信を行なっているときに、前記第1の表示部の位置と異なる位置で、且つ、前記通信対象物に覆われない位置で第2の情報を表示する第2の表示部と、
を有することを特徴とする電子機器。
[2]
前記第1の表示部は、前記通信対象物を前記アンテナに近接させて前記無線通信を行なっているときに、前記通信対象物によりユーザが視認できない領域が少なくとも一部に生じる位置に設けられていることを特徴とする[1]に記載の電子機器。
[3]
前記無線通信が行われているときに、前記第2の表示部に、前記第2の情報として、前記無線通信の通信状態に関連する情報を表示することを特徴とする[1]又は[2]に記載の電子機器。
[4]
前記第1の表示部は、前記無線通信が行われているときに非表示状態に設定されることを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の電子機器。
[5]
前記第1の表示部が非表示状態に設定されているときに、前記第2の表示部に前記第2の情報を表示することを特徴とする[1]に記載の電子機器。
[6]
前記アンテナは、前記第1の表示部の周囲を囲む位置に設けられたループアンテナであることを特徴とする[1]乃至[5]のいずれかに記載の電子機器。
[7]
前記電子機器は、機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、を備え、
前記第1の表示部及び前記アンテナは前記機器本体に設けられ、
前記第2の表示部は前記装着部材に設けられていることを特徴とする[1]乃至[6]のいずれかに記載の電子機器。
[8]
通信対象物と無線通信を行う電子機器の制御方法において、
前記電子機器は、第1の情報を表示する第1の表示部と、前記通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して無線通信を行うアンテナと、第2の情報を表示する第2の表示部と、を有し、
前記通信対象物を前記アンテナに近接させて前記無線通信を行なっているときに、前記第2の表示部により、前記第1の表示部の位置と異なる位置で、且つ、前記通信対象物に覆われない位置で、前記第2の情報を表示することを特徴とする電子機器の制御方法。
100 電子機器
102 機器本体
104 ベルト部
110 アンテナ
120 無線通信用回路
130 主表示部
140 副表示部
160 演算処理回路
200 ICカード
210 アンテナ
300 通信対象物
310 アンテナ

Claims (4)

  1. 通信対象物と無線通信を行うユーザが利用する電子機器であって、
    当該電子機器は、
    機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、
    前記機器本体に設けられた第1の表示部と、
    前記装着部材に設けられた第2の表示部と、
    前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、前記通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して前記無線通信を行うアンテナと、
    前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定手段と、
    前記第判定手段により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記表示制御手段は、前記第判定手段により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第1の表示部を非表示状態に設定することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、前記機器本体に設けられた第1の表示部と、前記装着部材に設けられた第2の表示部と、前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して無線通信を行うアンテナと、を備え、前記通信対象物と前記無線通信を行うユーザが利用する電子機器の制御方法であって、
    前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定ステップと、
    前記第1判定ステップにより前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定ステップと、
    前記第判定ステップにより、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  4. 機器本体と、前記機器本体を装着部に装着するための装着部材と、前記機器本体に設けられた第1の表示部と、前記装着部材に設けられた第2の表示部と、前記第1の表示部の周辺又は近傍に配置され、通信対象物と近接した状態で前記通信対象物との間で電波を送受信して無線通信を行うアンテナと、を備え、前記通信対象物と前記無線通信を行うユーザが利用する電子機器のコンピュータを、
    前記アンテナを介して前記通信対象物と通信が可能な状態にあるか否かを判定する第1判定手段、
    前記第1判定手段により前記通信対象物と通信が可能な状態にあると判定された場合、前記通信対象物により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定する判定手段、
    前記第判定手段により、前記第1の表示部が前記ユーザに視認不可能な状態になっていると判定された場合、前記第2の表示部に前記無線通信の通信に関連する情報を表示させる表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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