JP2016130946A - カードケース及び管理システム - Google Patents

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亮 割栢
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Hiroaki Yoshii
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Abstract

【課題】カードを薄型小型形状のままにし、カードに保持された情報だけでなく、カードに保持されておらずカードの外部から得られる外部情報も、容易に確認或いは利用できる。
【解決手段】任意の情報を内部情報として保持するカードを収納する携帯用のカードケース(2)であって、
外部情報を取得するための検知部(13)と、
前記カードと前記カードケースの間で情報を送受信する通信部(11)と、
前記内部情報と外部情報を表示する表示部(4)と、
前記内部情報と外部情報を前記表示部(4)に表示させる駆動部(12)と、
前記駆動部を制御する制御部(14)と、
各部に電力を供給する電源部(15)と、
を有することを特徴としたカードケース。
【選択図】図2

Description

本発明はカードケース及び管理システムに関する。
ICカードや磁気ストライプカードはカード内に任意の情報を保持する機能を有しており、リーダやライタによって読み込みや書き込みが可能である。特にICカードは磁気ストライプカード等に比べて大量のデータを記憶できるメモリを搭載しているので、1枚のカードで多くの情報を格納することができる。また、マイクロコンピュータによりデータ管理をおこなうのでセキュリティ性が高いという特徴を有する。このため社員証、定期券、キャッシュカード、クレジットカード等様々な分野で利用されており、また、ICと磁気ストライプを両方備えたハイブリッド型のカードも広く普及している。
さらに、近年ではICカード内情報を確認できる手段として、ICカード本体に情報表示機能を備えたものが開発されている。例えば、特許文献1には、ICカード本体に圧電素子と整流回路を有する発電部を備え、ICカードにかかる圧力や振動によって発生した電力を蓄電し、スイッチボタンが操作されるとICチップやディスプレイ部に電力が供給されて所定の情報データがディスプレイに表示される表示機能付きICカードが提案されている。
特開2012−18594号公報
しかしながら、特許文献1では、ICカードに保持された情報を確認するために表示機能を動作させるためには、ディスプレイ本体及び表示駆動用の電力供給手段をICカードに内蔵する必要があるため、高精細なディスプレイを搭載したり、ディスプレイやドライバ、ICチップに電力を供給するために必要な高容量の電池を確保したりする必要があり、従来のような薄型小型形状のカード形式で実現することが難しかった。
また、ICカードに保持された情報を確認する別の手段として、ICカードをカードリーダ端末にかざしてカードリーダに接続されているディスプレイ画面で確認する方法がある。しかし、特定のICカードリーダ端末にかざさないと所望のデータを確認することができないため、ICカードリーダ端末がない状況では確認できず、ICカード携帯時に常に情報を確認することができない、といった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、カードを薄型小型形状のままにし、カードに保持された情報だけでなく、カードに保持されておらずカードの外部から得られる外部情報も、容易に確認或いは利用できるカードケース及び管理システムを提供することを課題とする。
本発明において上記課題を解決するために、まず請求項1の発明では、
任意の情報を内部情報として保持するカードを収納する携帯用のカードケースであって、
外部情報を取得するための検知部と、
前記カードと前記カードケースの間で情報を送受信する通信部と、
前記内部情報と外部情報を表示する表示部と、
前記内部情報と外部情報を前記表示部に表示させる駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
各部に電力を供給する電源部と、
を有することを特徴としたカードケースとしたものである。
また請求項2の発明では、
前記カードケースは、前記表示部の表示内容の切り替え及びON/OFFの操作をする入力部を有することを特徴とする請求項1記載のカードケースとしたものである。
また請求項3の発明では、
前記検知部は、加速度センサを使用し、
外部情報として、利用者の体の動きを検知することを特徴とする請求項1又は2記載のカードケースとしたものである。
また請求項4の発明では、
前記制御部は、前記通信部と前記検知部で取得した情報をもとに、利用者の活動量情報を演算することを特徴とした請求項1〜3いずれかに記載のカードケースとしたものである。
また請求項5の発明では、
前記表示部は、前記通信部で受信した情報と、
前記制御部で演算した活動量情報と、
を文字或いは画像のいずれか又は双方で表示することを特徴とした請求項1〜4いずれかに記載のカードケースとしたものである。
また請求項6の発明では、
請求項1〜5いずれかに記載のカードケースを使用して、カード利用者の管理を行うことを特徴とする管理システムとしたものである。
また請求項7の発明では、
前記管理が健康管理であることを特徴とする請求項6に記載の管理システムとしたものである。
本発明により、通信機能と情報記録機能を備えた従来のカードの利用において、カードに保持された任意の情報を表示することができる。また、カードに保持された情報のみならず、外部情報を取得し、内部情報と外部情報を組み合わせた情報についても表示することができる。これにより、カード利用者を管理する管理システムを提供することができる。
近年、現金以外の決済方法としてICカードを利用した決済が広く普及している。予め利用者がICカードに入金して決済を行ったり、ICカードのカード記憶部に記憶された利用者固有の番号を読み取ってオンラインで決済を行ったりする方法がある。このような決済を行う際に、例えば、ICカードのカード記憶部に購入したり飲食した摂取食事情報(摂取カロリー量や栄養素情報などの栄養情報)を記憶し、ICカードをカードケースに収納した際に上記の情報や算出した消費カロリー量等の活動量情報も確認することができるので、カードリーダ端末を使用することなく、利用者は健康を維持するために必要な所定の情報を常に確認することができる。
また、近年では、企業が社員に対して生活習慣病などに対して「予防する」という取り組みが活発に行われており、いかに企業が社員ひとりひとりの健康を管理するのかという課題がある。例えば、スマートフォンなどの携帯端末を利用して食事情報や消費カロリー量を記録したり算出する方法が挙げられるが、社員が携帯端末を持っていない場合や、社員がそれぞれ異なる携帯端末を使用し、搭載しているシステムが異なる場合などがあり、企業が社員ひとりひとりの健康状態を確認することが難しかった。本発明は、消費カロリー量等の活動量情報や企業の個人IDが付与された社員証を利用し、IC決済時にはカード記憶部に摂取食事情報が記憶され、さらに常に消費カロリー量等の活動量情報が、カードケースの制御部で演算されるので、企業側は社員ひとりひとりの健康状態を確認することが可能になり、社員は常に情報を確認することができるので、社員個人も企業としても個人ベースで健康を維持管理するための情報を常に確認することが可能になる。
以上、本発明は、カードを薄型小型形状のままにし、カードに保持された情報だけでなく、カードに保持されておらずカードの外部から得られる外部情報も、容易に確認或いは利用できるという効果がある。
本発明に係わる携帯用カードケースの外観図であって、(a)は正面図、(b)は側面図。 本発明に係わるカードケースの内部構成を示す概略図。 本発明に係わるカードケースに収納するカードの内部構成を示す概略図。 本発明に係わるカードケースを用いたシステムの構成を示す概略図。 本発明に係わるカードケースのディスプレイ表示例を示す図であって、(a)は社員情報の表示例、(b)は摂取食事情報の表示例。 本発明に係わるカードケースのディスプレイ表示例を示す図であって、(c)は活動量情報の表示例、(d)は活動量情報の他の表示例。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
まず、本発明に係る携帯用カードケースを、図1および図2を使用して説明する。図1は本発明に係る携帯用カードケースの外観図であり(a)正面図と(b)側面図である。図2は本発明に係るカードケースの内部構成を示す図である。
図1(a)と図1(b)に示すように、本発明に係る携帯用カードケース1は、カードが収納されるカードケース2とカードケース2を携帯するために任意で取り付けるストラップ6とクリップ7を有している。カードケース2はカードを挿入するためのカード挿入部3を備えており、さらに、カードの情報を表示する表示部4、表示部4のON/OFF制御や表示内容を切替えるために操作する入力部5を有している。入力部5はボタン入力の場合を示しているが、表示部4に備えられたタッチパネル入力でもよい。また、図1では表示部4がカードケース2の表面に露出された例を示している。
図2は本発明に係るカードケースの内部構成を示す概略図である。カードケース2に収納するカードは非接触ICカードの場合を示している。カードケース2には非接触ICカード内部のカード記憶部に記憶されている情報等を表示する表示部4、外部と情報のやり取りを行う非接触ICチップ8と外部と通信するためのアンテナ9と電力送信部10から構成される通信部11を有する。また、情報データを表示部に表示する駆動部12、外部情報を検知する検知部13、駆動部12を駆動させて表示部4に情報を表示する制御部14、制御部や制御部を介して各部に電力を供給する電源部15を少なくとも有している。
なお、カードに保持されている情報を内部情報とも云い、非接触ICカードの場合は、この保持が、非接触カード内部のカード記憶部に記憶されることで行われる。
また、外部情報とは、非接触ICカードに限らず、カード内部のカード記憶部に記憶されておらず、カードの外部から得られる情報のことである。外部情報には、例えば、加速度、温湿度、紫外線照射量、環境放射線量、臭気等が挙げられる。
表示部4には、例えば電気泳動型ディスプレイやエレクトロクロミックディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を採用でき、文字や画像等の表示データが表示される。電気泳動型ディスプレイやエレクトロクロミックディスプレイは、電力の供給が絶えても表示状態が維持され、かつ薄く可撓性に優れるため好適である。たとえば白黒二粒子系の電気泳動型ディスプレイは、黒文字と白地の2色表示となるが、電力消費は表示書き換え時のみ行われ、書き換えられた表示画面は電力消費なしで保持できるため、電池の消耗を抑えることができ好適である。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイは、表示中は常に電力消費が生じるが、多色表示による多彩な情報表現が可能となる。
通信部11は少なくとも非接触ICカードと情報のやり取りを行う非接触ICチップ8と非接触ICカードと通信するためのアンテナ9を有している。非接触ICチップ8には送信部と受信部があり、送信部ではアンテナ9を経由して非接触ICカードに情報を送信し、受信部ではアンテナ9を経由して非接触ICカードから情報を受信する。また、通信部11には電源部15が供給する電力を非接触で非接触ICカードに供給する電力送信部10を設けてもよい。
カードケース2に内蔵されているアンテナ9は、例えばループ状に巻かれたアンテナコイルが挙げられる。非接触ICカードとカードケース2との情報のやり取りをスムーズに行うために、カードケース2に非接触ICカードを収納した際にそれぞれのコイルの位置が重なるように形成するのが好ましい。
駆動部12は表示部4を駆動するための駆動回路であって、少なくともドライバICを含み、表示部4を駆動し非接触ICカード内部のカード記憶部に記憶されている情報等を表示部に表示させるものである。制御部14からの制御に基づいて、電圧を出力して表示部4に所望の情報を表示する。
検知部13は外部情報を検知するセンサを含むものである。センサには例えば加速度センサを使用することで、カード利用者の活動量の測定をおこなうことができる。加速度センサは加速度に相当する検出値を出力信号として出力するもので、静電型、圧電型、抵抗型、導電型(電磁誘導型)、磁気型等の各種のセンサが挙げられるが、いずれも採用可能である。
制御部14はCPU(Central Proccessing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)等のメモリや外部入出力端子等を備えたICチップを備えるものであって、駆動部12を制御し、適切な信号を出力することにより表示部4に所定の画像等の情報を表示する。
制御部14は表示部4に情報を表示する際には、駆動部12を制御して必要な電圧を制御することによって表示部4を駆動し情報を表示する。また、制御部14には所定の情報を保存するメモリがあり、表示部に表示する所定のデータなどが保管されている。
電源部15は制御部14を介して、駆動部12、通信部11、検知部13、表示部4等、電力を必要とする各部に電力を供給する。電源部15には電池、充電方式電池、太陽電池など適宜使用すればよい。小型かつ薄型であればよく、ボタン電池やシート電池が好ましい。充電方式であれば充電できるようにカードケース2に充電用端子を形成すればよい。
入力部5はカード利用者による操作が行われたとき、信号を制御部14に出力する。制御部14は入力部5から信号が入力されると、メモリに保存された情報(予め通信部11や検知部13で取得した情報)を取り出し、駆動部12を制御して表示部4に情報を表示する。
次に、本発明に係るカードケース2に収納するカードについて説明する。図3は本発明に係るカードケース2に収納するカードの一実施形態の構成を示す。カードケースに収納するカードの種類としては、ICカードの他に磁気ストライプカードやバーコードが記載されているカードなどが挙げられるが、これに限るものではない。その場合、通信部11にはそれぞれのカードに適合した機能を設ける必要がある。ここでは収納するカードを非接触ICカードとして説明する。
非接触ICカード23には、カード記憶部16、カード制御部17、カード受電部18、カード受信部19、カード送信部20を内蔵したICチップとカードアンテナ部21を有し、少なくとも外部と通信するためのカード受電部18、カード受信部19、カード送信部20、カードアンテナ部21から構成されるカード通信部22を有する。
カード記憶部16は、カードケース2の制御部14のICチップと同様に、RAMやROM、EEPROMといったメモリを有し、少なくとも表示部4に表示するために必要な所定の情報が記憶されている。
カード制御部17は、カード記憶部16に保管された情報をカード送信部20から送信するためにカード送信部20の制御を行う。
カード受電部18は、カードケース2の電源部15から電力送信部10を経由して供給された電力を非接触で受電する。受電した電力はカード制御部17などの電力が必要な各部に送られる。
カード受信部19は、カードアンテナ部21を経由して、カードケース2から情報を受信する。
カード送信部20は、カードアンテナ部21を経由して、非接触ICカード23からカード記憶部16に記憶されている情報をカードケース2に送信する。
カードアンテナ部21は、例えばループ状に巻かれたアンテナコイルが挙げられる。非接触ICカード23とカードケース2との情報のやり取りをスムーズに行うために、カードケース2に非接触ICカード23を収納した際にコイルの位置が重なるように形成されるのが好ましい。滞りなくデータのやり取りが行えるため、表示切替えもスムーズに行うことができる。
カード通信部22のカード送信部20、カード受信部19、カードアンテナ部21は、少なくとも表示部4に表示する情報を送受信できるような構成であればよく、カードケース2の構成部材と同様のものでよい。また、電力供給についてはアンテナコイルによる電
磁誘導式などを利用することもできる。
なお、カードケース2に収納するカードの構成要件としては、任意の情報を記録する機能と、前記情報をカードケース2と通信する機能を有していることが前提である。この構成要件を満たすものとしては、ICカードの他に磁気ストライプカードやバーコードが記載されているカードなどが挙げられる。
次に、本発明に係るカードケースにカードを挿入し収納した際の動作について説明する。非接触ICカード23をカードケース2に挿入すると、カード制御部17がカード記憶部16に記憶されている情報を読み取り、カード送信部20からカードアンテナ部21を経由してカード記憶部16に記憶されている情報を送信する。
通信部11はアンテナ9を経由してカード記憶部16に記憶されている情報を受信する。通信部11は、受信した情報を制御部14に送信することにより、制御部14は、この情報を受け取り、制御部14のICチップのメモリに保管する。制御部14は保管された情報の一部(例えば社員証の場合は会社名や顔写真、所属、名前等の公開情報)又は全部を取り出し、駆動部12を制御し、駆動部12が制御情報に基づいて、この情報の一部又は全部を表示部4に送信することにより、表示部4に、この情報の一部又は全部を表示する。
また、カードケース2の内部の検知部13は、検知した信号を制御部14に出力する。制御部14は検知部13から信号が入力されると、その信号情報とカード記憶部16に記憶されている情報に含まれるカード利用者の登録情報(性別・年齢・身長・体重等)をもとに活動量情報(歩数、歩行距離、走行距離、消費カロリー量、目標活動量等)を演算し、その信号情報と活動量情報とを制御部14のICチップのメモリに保存する。制御部14は、メモリに保存された情報を取り出し、文字やグラフ等に変換して、駆動部12を駆動して表示部4に表示させることができる。
また、カードケース2の内部の入力部5は、カード利用者による操作が行われたとき、信号を制御部14に出力する。制御部14は入力部5から信号が入力されると、制御部14のICチップのメモリに保存された情報(予め通信部11及び検知13で取得した情報)を取り出し、駆動部12を駆動して表示部4に表示させる。
表示部4に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイが使用されている場合は、表示内容が表示されている間は電源部15から電力が供給され続ける。入力部5の操作によって、表示部4の表示をOFFにすることも可能である。
一方、表示部4に電気泳動型ディスプレイやエレクトロクロミックディスプレイが使用されている場合は、表示内容の更新のときに電源部15から電力が供給される。表示内容更新後は電力が消費されず、入力部5の操作が行われるまで、表示内容が維持される。
また、必要に応じて、制御部14は通信部11の非接触ICチップ8の送信部からカード受信部19に情報を送信し、カード受信部19で受信した情報を用いてカード制御部17はカード記憶部16の情報の更新を行う。
次に本発明に係わるカードケースを用いたシステムに関して説明する。図4は本発明に係わるカードケースを用いたシステムの構成を示す図である。ここでは、非接触ICカード23をIDカード(ここでは社員証)に適用した場合の健康管理システムについて説明する。
カード利用者はまず自分の社員証IDを含む非接触ICカード23を携帯用カードケース1のカードケース2に挿入し収納する。非接触ICカード23が挿入され収納されると
、カードケース2にカード記憶部16に記憶されている情報が読み込まれ、制御部14のICチップのメモリに保存される。表示部4のディスプレイには、カード記憶部16に記憶されている情報に含まれる社員番号、所属、名前、顔写真等の社員情報が表示される。カード利用者はカードケース2を、ストラップ6で首から提げる或いはクリップ7で胸ポケットに装着することが可能である。これにより、カードケース2は社員情報を表示する名札として機能する。図5(a)にこの場合の表示例を示す。
カードケース2に挿入し収納する非接触ICカード23は、食堂や飲食店のPOSレジ24に備えられたリーダライタにかざすことによって、POSレジ24は、カード利用者が購入した食事の摂取カロリー量情報や栄養素情報等の摂取食事情報を非接触ICカード23に送信し、カード記憶部16に記録される。このとき、食事の代金を電子マネーカードとして決済をおこなっても良い。この後、前述と同様に非接触ICカード23をカードケース2に挿入し収納することで、通信部11によりカード記憶部16に記憶されている情報が読み込まれ、制御部14のICチップのメモリに保存される。この情報には、前述の摂取食事情報も含まれる。このとき入力部5の操作から表示内容の切り替えを行えば、直前の摂取カロリー量や栄養素情報等の摂取食事情報が表示部4に出力され、カード利用者はこれを確認することが可能である。図5(b)にこの場合の表示例を示す。
カードケース2内部に備えられた検知部13によってカード利用者の運動が検知され、制御部14によって活動量情報(歩数、歩行距離、走行距離、消費カロリー量等)が演算され、活動量情報は制御部14のICチップのメモリに保存される。このとき入力部5の操作から表示内容の切り替えを行えば、カード利用者の活動量情報が表示部4に表示され、カード利用者はこれを確認することが可能である。図6(c)(d)にこの場合の表示例を示す。
また、制御部14は、制御部14のICチップのメモリに保存された摂取食事情報と活動量情報をもとに、本日の残り目標消費カロリー量や残り目標歩数等の目標活動量が演算され、カードケース2内の制御部14のICチップのメモリに保存される。このとき入力部5の操作から表示内容の切り替えを行えば、カード利用者の目標活動量が表示部4に表示され、カード利用者はこれを確認することができる。
表示部4に表示される摂取食事情報や活動量情報は、文字や図やグラフによる表現も可能で、カード利用者にとって高い視認性を有している。
上述の実施例では、カードケース2内の制御部14のICチップのメモリに情報を保存する場合を例示したが、サーバーに保存させても良い。
また、非接触ICカード23による決済時に、カード利用者が購入した食事の摂取食事情報(摂取カロリー量情報や栄養素情報等)を記録し、非接触ICカード23をカードケース2に挿入し収納した際にカード利用者は摂取食事情報や演算した消費カロリー量等の活動量情報も確認することができるので、カードリーダ端末を使用することなく、カード利用者は健康維持するために必要な所定の情報を常に確認することができる。
さらには、企業が社員の健康管理を行う取り組みがある中で、いかに企業が社員の健康に関する情報を一元管理できるか、ということが課題として挙げられていた。IC決済が一般化される中で、IC決済時に企業の個人IDが付与された社員証を利用することで、企業側は社員ひとりひとりの摂取食事情報や消費カロリー量等の活動量情報などの健康管理に役立つ情報を確認することが可能になり、社員はカードケースで、これらの情報を常に確認することができるので、企業が社員個人ベースでの健康を管理することが可能になる。また、社員証は常に身に付けるものであって、カードケースに表示部を搭載すればスマートフォン等の他の携帯端末がなくても所定の情報を確認することができる。
このように本発明に係わるカードケースによれば、従来のカードを収納する機能に加え、カードとの通信手段である通信部、外部情報の検知手段である検知部、そして表示手段である表示部を備えることで、任意の情報を保持し表示することができ、従来のカードを使用しながら利便性の高いシステムを提供することができる。上述の実施例では社員証を使用した健康管理システムについて例示したが、本発明のカードケースの使用用途はこれに限るものではない。
1・・・携帯用カードケース
2・・・カードケース
3・・・カード挿入部
4・・・表示部
5・・・入力部
6・・・ストラップ
7・・・クリップ
8・・・非接触ICチップ
9・・・アンテナ
10・・・電力送信部
11・・・通信部(非接触ICチップとアンテナと電力送信部)
12・・・駆動部(ドライバ)
13・・・検知部(センサ)
14・・・制御部(CPU)
15・・・電源部(電池)
16・・・カード記憶部
17・・・カード制御部
18・・・カード受電部
19・・・カード受信部
20・・・カード送信部
21・・・カードアンテナ部
22・・・カード通信部
23・・・非接触ICカード
24・・・POSレジ

Claims (7)

  1. 任意の情報を内部情報として保持するカードを収納する携帯用のカードケースであって、
    外部情報を取得するための検知部と、
    前記カードと前記カードケースの間で情報を送受信する通信部と、
    前記内部情報と外部情報を表示する表示部と、
    前記内部情報と外部情報を前記表示部に表示させる駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    各部に電力を供給する電源部と、
    を有することを特徴としたカードケース。
  2. 前記カードケースは、前記表示部の表示内容の切り替え及びON/OFFの操作をする入力部を有することを特徴とする請求項1記載のカードケース。
  3. 前記検知部は、加速度センサを使用し、
    外部情報として、利用者の体の動きを検知することを特徴とする請求項1又は2記載のカードケース。
  4. 前記制御部は、前記通信部と前記検知部で取得した情報をもとに、利用者の活動量情報を演算することを特徴とした請求項1〜3いずれかに記載のカードケース。
  5. 前記表示部は、前記通信部で受信した情報と、
    前記制御部で演算した活動量情報と、
    を文字或いは画像のいずれか又は双方で表示することを特徴とした請求項1〜4いずれかに記載のカードケース。
  6. 請求項1〜5いずれかに記載のカードケースを使用して、カード利用者の管理を行うことを特徴とする管理システム。
  7. 前記管理が健康管理であることを特徴とする請求項6に記載の管理システム。
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