JP6438853B2 - 電気ストーブ - Google Patents

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本発明は、ヒータ管を備えた電気ストーブに関する。
従来、ヒータ管を備えた電気ストーブとしては、例えば、特許文献1に記載された転倒緩衝装置を備えた電気ストーブが知られている。
特許文献1に記載された電気ストーブは、縦型石英管等のヒータ管(電気ヒータユニット)を備えた縦長筐状の電気ファンヒータである。ヒータ管は、電気ストーブの転倒時に発生するおそれがあるヒータ割れを防止するために、ヒータ管の上端部が、衝撃吸収用の薄板バネを有する取付金具を介して本体ケースに取り付けられている。
特公平1−31092号公報(特許請求の範囲、第2図、第3図、第5図参照)
しかし、特許文献1に記載された電気ストーブは、ヒータ管の頭部にあるエンドキャップやリード線を、薄板バネの穴に挿入させて取付金具に取り付けてから、取付金具を本体ケースに取り付ける必要があるので、組付性が悪いという問題点があった。
このようにして本体ケースに組み付けられたヒータ管は、このヒータ管を支持している薄板バネの外周部の係止片が切欠孔に対して上下動可能に係止されると共に、バネ板脚部が取付金具の天井面に上下動可能に当接されて設けられている。このため、ヒータ管は、上下方向に微動可能である。しかし、組付後のヒータ管は、径方向に移動し難いため、径方向の衝撃を吸収し難いという問題点があった。
また、一般に、ヒータ管の先端部に環状のゴム部材を外嵌させて、ヒータ管に衝撃吸収用のゴム部材を介在させて本体ケースに取り付けることが考えられるが、ヒータ管の先端部にゴム部材を外嵌させてから、本体ケースに取り付けることが不可欠になっているため、組付性が悪く、組付け後のヒータ管の位置を変形方向に位置調整できないという問題点があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、ヒータ管の組付性がよく、組付後のヒータ管の位置調整が可能な電気ストーブを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る電気ストーブは、熱源となるヒータ管と、このヒータ管を備えた本体ケース部と、を有する電気ストーブであって、前記本体ケース部に装着され前記ヒータ管の外周部を内周部で支持するクッションブッシュを備え、前記クッションブッシュは、第1分割ブッシュと、この第1分割ブッシュと別体である第2分割ブッシュと、を有する分割ブッシュで構成され、前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとは、それぞれ軸方向に対して所定の空間を設けて互いに離間して配置された第1鍔部と第2鍔部とを有し、前記ヒータ管の径方向において、当該ヒータ管を挟んで互いに対峙するように前記本体ケース部に配置され、前記クッションブッシュは、前記所定の空間に前記本体ケース部のパネルを挿入して前記本体ケース部に装着され、前記第1鍔部の鍔径は、前記第2鍔部の鍔径よりも大きく形成され、前記パネルには、前記第1鍔部の端面に当接する当接部が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によれば、電気ストーブは、ヒータ管を支持するクッションブッシュが、第1分割ブッシュと第2分割ブッシュとに分割されていることによって、第1分割ブッシュと第2分割ブッシュでヒータ管を径方向から挟んで保持することができるため、組付性がよい。クッションブッシュは、少なくとも二つに分割されていることによって、組み付け後に、径方向にずらしてヒータ管の組付位置を位置調整可能に、ヒータ管をしっかりと弾性保持することができる。
また、別体として分離している第1分割ブッシュと第2分割ブッシュとは、ヒータ管の径方向において、ヒータ管を挟んで保持するように、互いに対峙するように本体ケース部に配置されていることによって、クッションブッシュの撓み性が向上されて変形し易くなっている。このため、第1分割ブッシュと第2分割ブッシュとは、電気ストーブが転倒した際に、衝撃力によって肉が潰れ易く、衝撃吸収性が向上すると共に、衝撃力でヒータ管が損傷するのを防止することができる。
また、かかる構成によれば、クッションブッシュは、第1分割ブッシュ及び第2分割ブッシュの第1鍔部と第2鍔部との間の所定の空間に、本体ケース部のパネルを挿入することによって、本体ケース部に装着されている。このため、クッションブッシュは、本体ケース部に脱落することなく、しっかりと取り付けことができる。
また、かかる構成によれば、クッションブッシュは、パネルに、第1鍔部の端面に当接する当接部が形成されていることによって、第1鍔部の端面がパネルの当接部に当接した状態で組み付けられるので、クッションブッシュが回動するのを抑制することができる。また、使用時の種々の衝撃力で隙間が無くなるのを抑制することができる。このため、クッションブッシュは、安定した状態に組み付けられるので、ヒータ管を保持する支持剛性を確保することができる。
また、前記ヒータ管の軸方向から見て、前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとが当接しないように、前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとは、所定の隙間を設けて配置されていることが好ましい。
かかる構成によれば、第1分割ブッシュと第2分割ブッシュは、所定の隙間を介して設けられていることによって、経時変化で硬化した場合であっても、変形し易くなり、特に、衝撃緩衝性に優れている。
また、前記第1鍔部の前記第2鍔部に対向する側の面には、複数の凸部が形成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、凸部は、第1鍔部の回り止め用の端面の強度を向上させる機能と、空間に挿入される本体ケース部、あるいは、パネルのガタ付きを抑制する機能とを果す。
本発明に係る電気ストーブは、ヒータ管の組付性がよく、組付後のヒータ管の位置調整を可能にすることができる。
本発明の実施形態に係る電気ストーブの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取り付け状態を示す図であり、本体ケース部を斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取り付け状態を示す図であり、本体ケース部を斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取り付け状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取り付け状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取付部を斜め前方から見たときの状態を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管の取付部を斜め後方から見たときの状態を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのヒータ管を支持するクッションブッシュを示す拡大平面図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブのクッションブッシュを示すであり、(a)は第2分割ブッシュの拡大斜視図、(b)は第1分割ブッシュの拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る電気ストーブの第1分割ブッシュを示す図であり、(a)は底面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図1〜図10を参照しながら本発明の実施形態に係る電気ストーブ1の一例を説明する。
<電気ストーブ>
電気ストーブ1は、管状のヒータ管3を備えた電気暖房機である。電気ストーブ1は、ヒータ管3を有しているものであればよく、電気ストーブ1の型式、本体ケース部2の形状、ヒータ管の型式、本数、配置方向等は特に限定されない。以下、その一例として1本のヒータ管3を上下方向に向けて設置した縦長筐状の本体ケース部2を備えた電気ストーブ1を例に挙げて説明する。
図1に示すように、電気ストーブ1は、熱源となる1本のヒータ管3と、このヒータ管3を備えた本体ケース部2と、ヒータ管3を支持するクッションブッシュ4(図2参照)と、を備えている。
<本体ケース部>
本体ケース部2は、前面にヒータ管3を配置するヒータ設置開口部2aを有する縦長の筐体である。本体ケース部2は、前記ヒータ設置開口部2aと、ヒータ設置開口部2aの上側に形成されたヒータ上側支持部2bと、ヒータ設置開口部2aの下側に形成されたヒータ下側支持部2cと、ヒータ上側支持部2bの上方の上面部に設けられた操作部2d及び把手22と、ヒータ下側支持部2cの下方の下端部に設けられた基台23と、ヒータ設置開口部2a内の側壁に設けられた反射板24と、を備えている。
図2及び図3に示すように、ヒータ上側支持部2b及びヒータ下側支持部2cには、ヒータ管3の上端部及び下端部を支持するクッションブッシュ4の第1分割ブッシュ41及び第2分割ブッシュ42と、第1分割ブッシュ41が装着されるパネル21と、が設けられるブッシュ設置孔2eがそれぞれ形成されている。
図4に示すように、ブッシュ設置孔2eは、左右方向に長い略矩形の貫通孔から成る。ブッシュ設置孔2eの開口縁2fには、前側中央部に円弧状の切欠部2gが形成され、切欠部2gの左右両側にパネル固定片2hが形成され、後側に折曲片2iが形成されている。
切欠部2gは、第2分割ブッシュ42の半筒状部4g(図9(a)、(b)参照)が装着される下面視して円弧状の部位であり、全体が下方向に折り曲げられている。切欠部2gの左右両側には、パネル21の締結具挿入孔21eに挿通した締結部(図示省略)が挿入される締結孔2jを有する左右一対のパネル固定片2hがそれぞれ突出形成されている。
パネル固定片2hの左右の内縁部には、第2分割ブッシュ42の端面4jが当接する当接部21f(図6参照)が形成されている。
折曲片2iは、ブッシュ設置孔2eにおいて、切欠部2g及びパネル固定片2hの対向位置の縁を補強するための部位であり、ブッシュ設置孔2eの後側の縁に沿って細長く延設されている。
<パネル>
図4及び図5に示すように、パネル21は、下面視して円弧状の切欠部21cに第1分割ブッシュ41の半筒状部4g(図9(a)、(b)参照)を装着した状態で、本体ケース部2のブッシュ設置孔2eに取り付けられる金属製板部材である。パネル21は、側面視して水平に形成された平板部21aと、平板部21aの前端部を下方向に折曲して形成された縦板部21bと、側面視して略L字状に形成されている。
パネル21の平板部21aには、この平板部21aをブッシュ設置孔2eに挿入した際に、折曲片2iの上面部に係止させる係止部21dと、略半円状に切欠形成された切欠部21cと、が形成されている。係止部21dは、平板部21aの後端部に段差状に折り曲げて形成されている。
図7に示すように、パネル21の縦板部21bは、側面視して段差状に折曲形成されている。この縦板部21bには、締結孔2j(図5及び図6参照)に螺着される締結具(図示省略)が挿入される左右一対の締結具挿入孔21eと、左右一対の締結具挿入孔21e間に形成された分割ブッシュ挿入孔21gと、分割ブッシュ挿入孔21gの左右の縁に形成されて第1分割ブッシュ41の端面4jが当接する当接部21fと、一対の舌片21hと、が形成されている。
<ヒータ管>
図5に示すヒータ管3は、前記したように、管状の電気ヒータであれば、その構造、形状等は特に限定されない。ヒータ管3は、例えば、ストレート形状のカーボンヒータ、ガラス管ヒータ、石英管ヒータ等から成る。ヒータ管3の上端部及び下端部には、エンドキャップ31,32が設けられている。
エンドキャップ31,32には、平面視してコ字状に形成されて、前方向に突出形成された支持片31a,32aと、パネル21の舌片21hが挿入される長孔31b,32bが形成されている。
<クッションブッシュ>
クッションブッシュ4は、本体ケース部2に装着されヒータ管3の外周部を内周部4cで支持する緩衝支持部材であり、電気ストーブ1が転倒した際に、ヒータ管3が衝撃で損傷するのを防止するための略円弧状の部材である。クッションブッシュ4は、例えば、耐熱性及び弾性を有する高温用シリコンゴム、合成ゴム、あるいは、合成樹脂等によって形成されている。クッションブッシュ4は、第1分割ブッシュ41と、この第1分割ブッシュ41と別体である第2分割ブッシュ42と、を有する分割ブッシュで構成されている。クッションブッシュ4は、所定の空間4dに本体ケース部2のパネル21を挿入して本体ケース部2に装着されている。
<第1分割ブッシュ及び第2分割ブッシュ>
図8に示すように、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42は、ヒータ管3の径方向において、このヒータ管3を左右方向から挟んで固定して互いに対峙するように本体ケース部2に配置されている。第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42との間には、ヒータ管3の軸方向から見て、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とが当接しないように、予め設定した所定の隙間Sが設けられている。
図9(a)、(b)に示すように、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42は、例えば、同一形状の部材である。以下、第1分割ブッシュ41を主に説明して、第2分割ブッシュ42の説明は適宜省略する。
第1分割ブッシュ41は、第1鍔部4aと、第1鍔部4aに対向するように配置された第2鍔部4bと、平面視して円弧形状の内周部4cと、第1鍔部4aと第2鍔部4bとの間に形成された空間4dと、第1鍔部4aに形成された凸部4e,4fと、空間4dの側壁に形成された半筒状部4gと、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42との対向面の上下端部に形成された面取部4h,4iと、第1分割ブッシュ41の周方向の端部に形成された端面4jと、を有している。
図8及び図9(a)、(b)に示すように、第1鍔部4aは、平面視して内周部4cが半円状に形成され、外周部4kが内周部4cよりも大きい外径の円弧状に形成されている。第1鍔部4aの鍔径d1(図10参照)は、第2鍔部4bの鍔径d2(図10参照)よりも大きく形成されている。第1鍔部4aと第2鍔部4bは、軸方向に対して所定の空間4dを設けて互いに離間して配置されている。第1鍔部4aの第2鍔部4bに対向する側の面には、周方向の両端部に厚板形状の回り止め用の凸部4eが形成され、周方向の中央部に上面が側面視して円弧状の凸部4fが形成されている。
内周部4cは、半筒状部4gの内壁面であり、ヒータ管3の外径及び外周面に合わせて平面視して半円状に形成されている。
空間4dは、本体ケース部2の切欠部2g、あるいは、パネル21の切欠部21cが挿入されて、第1鍔部4aと第2鍔部4bとで支持され部位である。
凸部4eは、第1鍔部4aの端面4jに隣接して形成されていることによって、回り止め用の端面4jの強度を向上させる機能と、空間4dに挿入される本体ケース部2、あるいは、パネル21のガタ付きを抑制する機能とを果す。
凸部4fも凸部4eと同様、空間4dに挿入される本体ケース部2、あるいは、パネル21のガタ付きを抑制する機能を果す。
端面4jは、組み付けた際に、パネル21の当接部21f(図7参照)、あるいは、本体ケース部2の当接部2k(図6参照)に当接した状態に設置されて、クッションブッシュ4の回り止めの機能を果すため、取り付け位置を安定化させることができる。
[作用]
次に、図4及び図5を主に各図を参照しながら本発明の実施形態に係る電気ストーブ1の作用を、クッションブッシュ4及びパネル21によるヒータ管3の組み付け手順と共に説明する。
図4及び図5に示すように、ヒータ管3を電気ストーブ1に取り付ける場合は、まず、第1分割ブッシュ41の半筒状部4gをパネル21の切欠部21cに装着し、第2分割ブッシュ42の半筒状部4gをパネル21の切欠部21cに装着する。次に、そのパネル21の平板部21aを下方から締結具挿入孔21e内に挿入して、係止部21dをヒータ下側支持部2cに係止される。
続いて、上下端部にエンドキャップ31,32を取り付けたヒータ管3の下端部をブッシュ設置孔2eに挿入する。そして、ヒータ管3の下側外周面を第2分割ブッシュ42の内周部4cに押し付けると共に、パネル21の第1分割ブッシュ41の内周部4cをヒータ管3の外周面に押し付けて、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とでヒータ管3を挟み込む。このとき、パネル21は、側面視してL字状に形成されていることによって、角部で第1分割ブッシュ41及び第2分割ブッシュ42を支えることができるため、組付作業が行い易い。
この状態で、締結具を締結具挿入孔21eを介して切欠部2gに螺着させて、パネル21を本体ケース部2のパネル固定片2hに固定する。また、ヒータ管3のエンドキャップ32は、絶縁体から成る碍子5を介して当金6で固定される。
以上のように構成された本発明の実施形態に係る電気ストーブ1は、以下のような効果を奏する。
電気ストーブ1は、ヒータ管3を支持するクッションブッシュ4が、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とに分割されていることによって、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42でヒータ管3を径方向から挟んで保持することができるので、組付性がよい。また、クッションブッシュ4は、二分割されていることによって、組み付け後に、径方向にずらしてヒータ管3の組付位置を位置調整可能に弾性保持することができる。また、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とは、ヒータ管の径方向において、隙間Sを介して挟持しているので、クッションブッシュ4の撓み性及び衝撃吸収性を向上させて、転倒時にヒータ管3が損傷するのを防止することができる。また、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とは、その隙間Sを設けたことによって、変形し易くなり、特に、衝撃緩衝性に優れている。
また、クッションブッシュ4は、第1分割ブッシュ41及び第2分割ブッシュ42の第1鍔部4aと第2鍔部4bとの間の所定の空間4dに、本体ケース部2、パネル21を装着しているので、本体ケース部2及びパネル21を脱落することなく、しっかりと取り付けことができる。また、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42は、隙間Sを開けて設けることによって、経時変化で硬化した場合であっても、変形し易い状態、及び、衝撃緩衝性を長期にわたって維持することができる。
クッションブッシュ4は、パネル21に、第1鍔部4aの端面4jに当接する当接部21fが形成されていることによって、第1鍔部4aの端面4jがパネル21の当接部21fに当接した状態で組み付けられるので、クッションブッシュ4が回動するのを抑制することができる。また、使用時の種々の衝撃力で隙間Sが無くなるのを抑制することができる。このため、クッションブッシュ4は、安定した状態に組み付けられるので、ヒータ管3を保持する支持剛性を確保することができる。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造および変更が可能であり、本発明はこれら改造および変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、前記実施形態では、クッションブッシュ4の一例として、第1分割ブッシュ41と第2分割ブッシュ42とに二分割されたものを例に挙げて説明したが、クッションブッシュ4は、複数に分割されたものであればよい。クッションブッシュ4は、例えば、三分割、四分割等の二分割以上に分割されたものであればよい。
第1分割ブッシュ41及び第2分割ブッシュ42は、平面視して略円弧状のものを例に挙げて説明したが、略扇形状、半円形状のものであってもよい。
1 電気ストーブ
2 本体ケース部
3 ヒータ管
4 クッションブッシュ
4a 第1鍔部
4b 第2鍔部
4c 内周部
4d 空間
4e 凸部
4j 端面
21 パネル
21f 当接部
41 第1分割ブッシュ
42 第2分割ブッシュ
d1 第1鍔部の鍔径
d2 第2鍔部の鍔径
S 隙間

Claims (3)

  1. 熱源となるヒータ管と、このヒータ管を備えた本体ケース部と、を有する電気ストーブであって、
    前記本体ケース部に装着され前記ヒータ管の外周部を内周部で支持するクッションブッシュを備え、
    前記クッションブッシュは、第1分割ブッシュと、この第1分割ブッシュと別体である第2分割ブッシュと、を有する分割ブッシュで構成され、
    前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとは、それぞれ軸方向に対して所定の空間を設けて互いに離間して配置された第1鍔部と第2鍔部とを有し、前記ヒータ管の径方向において、当該ヒータ管を挟んで互いに対峙するように前記本体ケース部に配置され
    前記クッションブッシュは、前記所定の空間に前記本体ケース部のパネルを挿入して前記本体ケース部に装着され、
    前記第1鍔部の鍔径は、前記第2鍔部の鍔径よりも大きく形成され、
    前記パネルには、前記第1鍔部の端面に当接する当接部が設けられていること、
    を特徴とする電気ストーブ。
  2. 前記ヒータ管の軸方向から見て、前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとが当接しないように、前記第1分割ブッシュと前記第2分割ブッシュとは、所定の隙間を設けて配置されていること、
    を特徴とする請求項に記載の電気ストーブ。
  3. 前記第1鍔部の前記第2鍔部に対向する側の面には、複数の凸部が形成されていること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気ストーブ。
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