JP6438750B2 - 冷却マニホールドを有するロータ - Google Patents

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Description

本開示は、概して、回転電機のロータにおける電気導体の直接冷却に関する。特に、本開示は、そのような電気導体を直接冷却するために、単独または他の冷却マニホールドと入れ子で使用され得る冷却マニホールドに関する。
例えば発電機等の回転電機は、ロータ周辺の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロットを有するロータを含み、スロットには電気導体が挿入される。直接冷却式の回転電機、すなわち、回転電機が動作する環境によって直接冷却される回転電機では、各スロットは、スロットの径方向内側の端部で軸方向に延びる、換気および冷却のためのサブスロットをさらに含み得る。サブスロットは、ロータに沿って軸方向にガス冷媒を送るための、当該分野で知られている換気機構の一部である。
米国特許第8,049,379号明細書
径方向冷却法は、サブスロットから導体を通じて径方向外側方向に冷却ガスを伝達するために使用されてきた。しかし、径方向流冷却システムは、典型的に、低速の回転電機にのみ十分な熱性能をもたらしてきた。対角線流冷却システムは、表面領域の増加に部分的に起因するそれらの高い熱性能によって、高速の回転電機に使用されてきた。しかし、対角線流冷却システムは、実施にコストがかかる。
本開示の第1の態様は、回転電機に使用されるロータを提供する。ロータは、ロータの本体の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロットと、軸方向のスロットのそれぞれ内に径方向に積み重ねられた複数の導体と、スロットのそれぞれの径方向内側端に配置され軸方向に延びるサブスロットと、を含む。各スロットにおいて、冷却路は、サブスロットから径方向外側に延び、少なくとも1つのマニホールドを備える。各マニホールドは、スロットに沿う第1の軸方向位置でサブスロットから略径方向外側の方向に延びる少なくとも1つの入口通路であり、スロットの径方向深さの一部まで延びる少なくとも1つの入口通路と、スロットの径方向深さの一部からロータの径方向外面まで径方向外側に延びる少なくとも1つの出口通路であり、スロットに沿う第2の軸方向位置に配置され、第1の軸方向位置から軸方向に離間した少なくとも1つの出口通路と、第1の端部で少なくとも1つの入口通路のうちの1つと流体接続し、第2の端部で少なくとも1つの出口通路のうちの1つと流体接続し、軸方向に延びる複数の通路と、を備える。軸方向に延びる複数の通路のそれぞれは、軸方向に延びる他の各通路とは異なる径方向深さでスロットに配置される。
本開示の第2の態様は、回転電機に使用されるロータを提供する。ロータは、ロータの本体の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロットと、軸方向のスロットのそれぞれ内に径方向に積み重ねられた複数の導体と、スロットのそれぞれの径方向内側端に配置され軸方向に延びるサブスロットと、を含む。各スロットにおいて、冷却路は、サブスロットから複数の導体を通じて径方向外側に延び、入れ子にされた複数のマニホールドを備え、マニホールドの入れ子の各マニホールドは、スロットに沿う第1の軸方向位置でサブスロットから径方向外側に延びる入口通路であり、スロットの径方向深さの一部まで延びる入口通路と、スロットの径方向深さの一部からロータの径方向外面まで径方向外側に延びる出口通路であり、スロットに沿う第2の軸方向位置に配置され、第1の軸方向位置から軸方向に離間した出口通路と、第1の端部で入口通路と流体接続し、第2の端部で出口通路と流体接続し、軸方向に延びる複数の通路と、を備え、軸方向に延びる複数の通路のそれぞれは、軸方向に延びる他の各通路とは異なる径方向深さでスロットに配置され、入れ子にされた複数のマニホールドにおいて軸方向に延びる通路の総数は、スロット内に積み重ねられた導体の数に等しい。
本発明の実施形態を開示している添付図面であり、同様の部分が同様の参照文字によって指定されている図面と併せた以下の詳細な説明によって、本発明のこれらのおよび他の態様、利点および顕著な特徴が理解されるであろう。
本開示の実施形態による、ロータ界磁導体を含むロータの斜視図である。 本開示の実施形態によるロータの一部の斜視図である。 本開示の実施形態によるロータの一部の断面図である。 本開示の実施形態によるロータ冷却の一部の等角図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの冷却経路の概略断面図である。 本開示の実施形態によるロータの分解斜視図である。 本開示の様々な実施形態による、図2のスロット140内に配置された導体の分解上面図である。 本開示の実施形態による、入れ子にされた3つのマニホールドの断面図である。 本開示の様々な実施形態による、図2のスロット140内に配置された導体の分解上面図である。 本開示の実施形態による、図17〜図19の2つの導体の間に配置された絶縁体の一部の斜視図である。 本開示の実施形態による、図17〜図19の2つの導体の間に配置された絶縁体の一部の断面図である。
本開示の図面は、必ずしも縮尺通りではないことに留意されたい。図面は、本開示の典型的な態様のみを示すことを意図しており、したがって、本開示の範囲を限定するとみなされるべきではない。図面では、図面間で同様の番号が同様の要素を表している。
上述したように、図1〜図21は、例えば発電機等の回転電機に使用するロータの様々な態様を示している。無論、本開示の教示は、非限定的にモータを含む、他の回転電機にも適用可能である。
図1を見ると、ロータ100が示されている。ロータ100は、ロータ100の本体180の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロット140を含む。複数の導体130は、軸方向スロット140のそれぞれ内に径方向に重なる。これら導体130は、例えば銅等から成る導電コイルであり、ロータ界磁導体を形成する。図1〜図2に示すように、様々な実施形態では、導体130は、コイル楔150によってスロット140内の所定位置に保持され得る。
図1に戻って参照すると、駆動カップリング120は、発電機とタービンまたはエンジンを含み得る機械的エネルギー源との間に配置されたロータ100に連結され得る。駆動カップリング120は、ステータに対して長手方向軸170の周りにロータ100を回転させるように構成され得る。ロータ100の回転は、ステータに固定されたコイル群における電流の発生をもたらす。電流は、次いで様々な用途に使用するために発電機から離れて送られる。
図2を参照すると、導体130の各群は、コイル130の冷却に役立つように複数の冷却経路110を収容し得る。冷却経路110は、各スロット140の径方向内側端部に配置され軸方向に延びるサブスロット160からロータ100の外面102(図3)までの流体経路をもたらす。各スロット140では、冷却路110は、サブスロット160(図3)から径方向外側に延び得る。冷却路110は、図4〜図21に示す少なくとも1つのマニホールド200を含み得る。
図4に示すように、各マニホールド200は、サブスロット160に沿う第1の軸方向位置240で、サブスロット160からロータ100の外面102(図3)に向けて径方向外側に延びる第1の入口通路210を含む。第1の入口通路210は、スロット140の径方向深さの一部まで延びており、すなわち、入口通路210は、ロータ100の外面102(図3)までは延びていない。第1の出口通路220は、スロット140の径方向深さの一部からロータ100の径方向外面102まで径方向外側に延びており、すなわち、第1の出口通路220は、サブスロット160と外面102の間の中間深さからロータ100の外面102(図3)まで径方向外側に延びる。第1の出口通路220は、沿面ブロック223(図18、図19、図21)を通じて径方向外側に延び得る煙突状部221で終端し得る。第1の出口通路220は、第1の軸方向位置240から軸方向に離間した、サブスロット160に沿う第2の軸方向位置250に配置される。様々な実施形態では、第1の入口通路210および第1の出口通路220は、互いに略平行であってもよく、サブスロット160と略垂直である角度で(図4〜図12、図14)、または略垂直ではない角度で(図13、図15〜図17)、径方向外側にそれぞれ延びてもよい。
図4に戻って参照すると、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238は、それらが、第1の端部260で第1の入口通路210と、第2の端部270で第1の出口通路220と、滑らかに接続されるように配置される。図4に示すように、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238のそれぞれは、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238の他のそれぞれとは、サブスロット160に対して異なる深さで配置される。図4には軸方向に延びる5つの通路が示されているが、マニホールド200には軸方向に延びる任意数の通路が含まれ得ることにさらに留意されたい。例えば、軸方向に延びる2つの通路をマニホールド200が含む実施形態が図8、図18および図19に示されており、軸方向に延びる3つの通路をマニホールド200が含む実施形態が図13〜図17に示されている。各実施形態では、軸方向に延びる各通路230、232、234、236、238は、遠心方向の荷重および流れ分布を最適化するように、独立して選択される断面領域を有し得る。
第1のマニホールド200の様々な構成は、図5〜図10に図示するように、本発明の一部としてみなされる。示した構成が単なる例であり、他の構成も本開示の一部としてみなされることに留意されたい。これら図のそれぞれの態様は、ここに提示された他の図の態様と組み合わせられ得ることにさらに留意されたい。簡略にするために、特徴の可能な各組合せは、別々に示されていない。
図5、図6および図10に示すように、幾つかの実施形態は、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238のそれぞれに冷却流体を供給する第1の入口通路210を含む。他の実施形態では、図7〜図9に示すように、マニホールド200は、マニホールド200の冷却路に寄与する複数の入口通路を含み得る。そのような実施形態では、第2の入口通路212(図7〜図9)、第3の入口通路214(図7〜図9)、第4の入口通路216、および第5の入口通路218(図7)がさらに設けられ得る。各入口通路210、212、214、216、218は、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238のうちの1つ以上に冷却流体を供給し得る。例えば、図7には、各入口通路210、212、214、216、218と、軸方向に延びる各通路230、232、234、236、238との間の一対一の関係が示されている。図8〜図9に示すように、入口通路210(図8のみ)、212(図8および図9)、214(図9のみ)と、軸方向に延びる通路230、232、234、236、238との間の一対多の関係が示されている。図8に示す例示的な実施形態では、軸方向に延びる単一の通路238に供給する入口通路214と、軸方向に延びる複数の通路230、232および234、236のそれぞれに供給する入口通路210、212との組合せを含む、マニホールド200が示されている。他の例示的な実施形態では、図9は、軸方向に延びる単一の通路230に供給する入口通路210と、軸方向に延びる複数の通路232、234に供給する入口通路212と、軸方向に延びる複数の通路236、238に供給する入口通路214との組合せを含む、マニホールド200を示している。上述したように、他の実施形態も、本開示の一部とみなされる。例えば、全ての入口通路は、軸方向に延びる複数の通路に供給してもよく、軸方向に延びる様々な数の通路は、各入口通路によって供給されてもよい。
同様に、図7および図10に示すように、各実施形態は、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238によって供給される少なくとも第1の出口通路220を含む。幾つかの実施形態では、図5、図6、図8および図9に示すマニホールド等のマニホールド200は、複数の出口通路220、222、224、226、228を含み得る。そのような実施形態では、第2の出口通路222(図5、図6、図8、図9)、第3の出口通路224(図5、図6、図8、図9)、第4の出口通路226(図5)、および第5の出口通路228(図5)がさらに設けられ得る。各出口通路220、222、224、226、228は、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、236、238のうちの1つ以上によって冷却流体を供給され得る。例えば、図5には、各出口通路220、222、224、226、228と、軸方向に延びる通路230、232、234、236、238との間の一対一の関係が示されている。図6および図8〜図9に示すように、出口通路220、222、224と、軸方向に延びる通路230、232、234、236、238との間の一対多の関係が示されている。図6に示す例示的な実施形態では、軸方向に延びる単一の通路230によって供給される出口通路224と、軸方向に延びる複数の通路232、234と236、238のそれぞれによって供給される出口通路220と222との組合せを含む、マニホールド200が示されている。他の例示的な実施形態では、図8は、軸方向に延びる単一の通路238によって供給される出口通路224と、軸方向に延びる複数の通路230、232と234、236のそれぞれによってそれぞれに供給される出口通路220と222との組合せを含む、マニホールド200を示している。他の例示的な実施形態では、図9は、軸方向に延びる単一の通路230によって供給される出口通路220と、軸方向に延びる複数の通路232、234と236、238のそれぞれによってそれぞれに供給される出口通路222と224との組合せを含む、マニホールド200を示している。上述したように、他の実施形態も、本開示の一部とみなされ、例えば、全ての出口通路は、軸方向に延びる複数の通路によって供給されてもよく、軸方向に延びる様々な数の通路は、各出口通路に供給してもよい。
図11〜図17に示すように、様々な実施形態では、第2のマニホールド300がマニホールド200に加えて設けられ得る。第2のマニホールド300は、第1のマニホールド200に対して上述した特徴と同じ特徴を含み得る。マニホールド200、300の同じ特徴は、例えば入口通路210、310等、200および300番台の同一の第2および第3の数字を有する参照符号によって示されている。例えば、第2のマニホールド300は、サブスロット160に沿う第1の軸方向位置340でサブスロット160からロータ100の外面102(図3)に向けて径方向外側に延びる第1の入口通路310を含み得る。第1の入口通路310は、スロット140の径方向深さの一部まで延び得、すなわち、入口通路310は、ロータ100の外面102(図3)までは延びていない。第1の出口通路320は、スロット140の径方向深さの一部からロータ100の径方向の外面102まで径方向外側に延び得、すなわち、第1の出口通路320は、サブスロット160と外面102の間の中間深さからロータ100の外面102まで径方向外側に延び得る。第1の出口通路320は、第1の軸方向位置340から軸方向に離間した、サブスロット160に沿う第2の軸方向位置350(図11〜図14)に配置される。様々な実施形態では、第1の入口通路310および第1の出口通路320は、互いに略平行であり得る。幾つかの実施形態では、第1の入口通路310および第1の出口通路320は、図11に示すようにサブスロット160と略垂直である角度で、または図12〜図14に示すようにサブスロット160と略垂直ではない角度で、それぞれ径方向外側に延びてもよい。
図11〜図14に戻って参照すると、軸方向に延びる複数の通路330、332、334は、それらが、第1の端部360で第1の入口通路310と、第2の端部370で第1の出口通路320と滑らかに接続されるように配置される。軸方向に延びる複数の通路330、332、334のそれぞれ、および存在する場合には軸方向に延びる通路は、軸方向に延びる他の各通路330、332、334とは、サブスロット160に対して互いに異なる径方向深さで配置される。マニホールド300において軸方向に延びる3つの通路330、332、334を含む軸方向に延びる9つの通路が図11、図12および図14に示されているが、軸方向に延びる任意数の通路がマニホールド300に含まれ得ることにさらに留意されたい。各実施形態では、軸方向に延びる各通路330、332、334は、遠心方向の荷重および流れ分布を最適化するように、独立して選択される断面積を有し得る。
更なる実施形態では、図11〜図14および図17を続けて参照すると、複数のマニホールド200、300、400が設けられ得る。マニホールド300に関して上述したように、マニホールド400は、マニホールド200に関して上述した特徴と同じ特徴を含み得る。同じ特徴は、200、300および400番台の同一の第2および第3の数字を有する参照符号によって示されている(例えば入口通路210、310、410)。
複数のマニホールド200、300、400は、各入口通路210、310、410が他の各入口通路210、310、410から軸方向に離間し、各出口通路220、320、420が他の各出口通路220、320、420から軸方向に離間するように、入れ子にされ得る。マニホールド200は、前述したように配置され軸方向に延びる複数の通路230、232、234をさらに含み得る。マニホールド300、400は、同じように軸方向に延びる、マニホールド300の通路330、332、334、およびマニホールド400の通路430、432、434を含み得る。幾つかの実施形態では、各マニホールド200、300、400における軸方向に延びる複数の通路230、232、234、330、332、334、430、432、434のそれぞれは、略同一の軸方向長を有し得るが、軸方向に延びる複数の通路230、232、234、330、332、334、430、432、434は、全てが正確に同一の軸方向長を有する必要はない。
図11〜図14を続けて参照すると、それらのそれぞれは、入れ子にされた3つのマニホールド200、300、400を含んでおり、様々な実施形態では、さらに少ない数またはさらに多い数のマニホールドが入れ子にされ得ることに留意されたい。入れ子にされた3つのマニホールドは、単なる例として示されている。幾つかの実施形態では、図11に示すように、入れ子にされた複数のマニホールド200、300、400における軸方向に延びる通路230、232、234、330、332、334、430、432、434の総数は、スロット140内に積み重ねられた導体130(図2)の数と等しい。加えて、マニホールド200、300、400の形状の多くの変形が本開示の一部とみなされる。例えば、図12〜図14に示すように、入口通路210、310、410および出口通路220、320、420は、サブスロット160と垂直ではない角度で径方向外側に延び得る一方で、図11に示す実施形態では、入口通路210、310、410および出口通路220、320、420は、サブスロット160と垂直である角度で径方向外側に延び得る。
図13に示すように、段部500は、各入口通路210、310、410とサブスロット160の間の交差部に設けられ得る。この段部は、冷却ガスがサブスロット160から入口通路210、310、410に流れ込むための大きな開口をもたらす。更なる実施形態は、冷却ガスの流れを軸方向に延びるそれぞれの通路に向けてさらに導き、流れを一様にするのに役立つ入口通路210、310、410のアングリング(angling)510を図示する図14に示されている。
図15に示す他の実施形態では、マニホールド200、300、400の第1の入れ子550およびマニホールド500、600、700の第2の入れ子560は、マニホールド600、700、800の第2の入れ子560がマニホールド200、300、400の第1の入れ子550から横方向にずれ、軸方向に整列するように配置される。この配置では、第2の入れ子560は、第1の入れ子550によってもたらされる流体流路とは反対の軸方向における流体流路をもたらす。よって、図15〜図16に示すように、マニホールド200、300、400の第1の入れ子550は、同一の軸領域に広がる、マニホールド600、700、800の第2の入れ子560の側に沿って配置される。マニホールド200、300、400の第1の入れ子550は、スロット140の前縁部142を占め、マニホールド600、700、800の第2の入れ子560は、スロット140の後縁部144を占める(またはその逆)。
上述したように、および図16に示すように、幾つかの実施形態では、ロータ100(図1〜図2)は、その軸長に沿ってセクションに区分され得、各セクションは、マニホールド200またはマニホールド200、300、400の入れ子550を含む。各セクションは、各セクションに配置されたマニホールド200またはマニホールド200、300、400の入れ子と凡そ同一の長さであり得る。更なる実施形態では、ロータ100の端部の近くに配置された、セクションおよびマニホールド200、300、400の入れ子550は、ロータ100の軸長の中央部に配置され、または中央部に向けて配置された、セクションおよびマニホールド200、300、400の入れ子550よりも軸方向に短くてもよい。
図17は、スロット140(図1〜図3)内の8つの導体130内に配置され軸方向に延びる2つの通路230、232、330、332をそれぞれに有する、入れ子にされた一対のマニホールド200、300の断面図を図示している。絶縁体520の層は、当該分野で知られているように、各巻線130の間に配置され得る。図17〜図19には、ここで述べる様々な特徴の位置および他の詳細を示すように、各巻線130が横長にして示されている。マニホールド200、300は、図17〜図21に関してさらに議論するように、導体のそれぞれに孔を設けることによって形成され得る。
図17に示すように、各入口通路210、310および各出口通路220、320は、絶縁体520および導体130のそれぞれに開けられ略軸方向に整列された一連の孔620、630から作られ得る。絶縁体520の孔620は、略丸形であり得、それらがスロット140(図1〜図3)の中央平面の略中央に配置されるように位置し得る。対照的に、導体130の孔630は、略細長形状であり得る。絶縁体520の孔620の軸方向位置に対して、導体130の細長孔630は、絶縁体520の孔620の軸方向位置から交互する軸方向に延びる。各細長孔630が延びる軸方向に拘らず、各細長孔630は、絶縁体520の隣り合う孔620および次の導体130の細長孔630の一部と軸方向に重なる。このことは、径方向に延びるチャネルを形成し、チャネルを通じて、冷却ガスが流れ得、例えば、マニホールド200の第1の入口通路210および第1の出口通路220、ならびに後続のマニホールドの同じ入口および出口通路を形成する。
図17〜図18にさらに示すように、軸方向に延びる通路230、232、330、332は、蛇状の形状であり得る。軸方向に延びる蛇状通路230、232、330、332は、隣り合って積み重ねられた導体130の細長孔630から成る。隣り合う導体130の孔630に関して上述した交互関係によって、隣り合って積み重ねられた導体130の細長孔630は、隣り合って積み重ねられた導体130の細長孔630が各端部で軸方向に重なり合うように、軸方向に千鳥配置される。隣り合って積み重ねられた導体130の細長孔630は、挿入された絶縁体520の孔620によって径方向に分離されるにも拘らず、互いに滑らかに接続される。孔620は、細長孔630の軸方向の重なり合い部と整列される。このことは、図17〜図18に示すように、1つ以上の導体130を通じて冷却ガスを蛇状路に追従させる。他の実施形態に関して上述したように、軸方向に延びる1つ以上の蛇状通路230、232は、例えば、同一の入口通路210によって供給され得、同一の出口通路220に供給し得る。
導体130の孔630は、導体130の軸長に沿う連続パターンで設けられ得、すなわち、孔630は、導体130の長さに沿って軸方向に繰り返し間隔で設けられ得る。対照的に、絶縁体520の孔620は、非連続パターンで設けられ得る。結果として、図17を参照すると、冷却ガスは、入口通路210に進入し得、軸方向に延びる通路230および/または232に達するまでロータに関して径方向外側に進み得る。ガス流は、次いで軸方向に転じ、もはや流れなくなるまで細長孔630に沿って軸方向に流れる。流路は、次いで径方向内側に転じ、絶縁体520の孔620を通過し、隣り合う径方向内側の導体130における下流側の細長孔630に通じる。孔620が絶縁体520に連続して規則的な間隔で設けられないので、冷却ガスは、細長孔630を越えて径方向内側に流れ続けることを絶縁体520によって阻止され、軸方向に再び転じなければならない。このパターンは、軸方向に延びる通路230が出口通路220に達するまで繰り返す。
流路が導体130の孔630および絶縁体520の孔620を通るときに、軸方向に延びる単一の通路230は、2つ以上の導体130を冷却し得る。これらの特徴が軸方向に延びる通路230に関して述べられているが、それらは、様々な実施形態における軸方向に延びる他の全ての通路に等しく適用可能であることに留意されたい。
幾つかの実施形態では、図19〜図20に示すように、隣り合って積み重ねられた導体130の細長孔630は、交互する導体130、細長孔630がスロット140(図3)の前縁部142および後縁部144のそれぞれに交互に配置されるように配置される。入口通路210、出口通路220および軸方向に延びる通路230、232等は、図17に関して上述したように設けられるが、前縁部142と後縁部144の間の千鳥配置の追加は、図20に示すように導体130を通じたらせん状の流体流路をもたらす。
図21を参照すると、導体130の各細長孔630は、細長孔630から蛇状通路における次の下流方向の細長孔630まで冷却ガスの流れを下流方向に導くための吹出し開口632をさらに含み得る。吹出し開口632は、略漏斗状であり得る。
更なる実施形態では、軸方向に延びる複数の通路230、232等のそれぞれは、軸方向に延びる特定の通路の径方向深さに応じて変化し得る断面積を有する。例えば、一実施形態では、ロータ100の外面102(図3)に対して最小の径方向深さで配置される、すなわち、ロータ100の外面102に最も近い、軸方向に延びる通路230(図17)の断面積は、例えば、軸方向に延びる通路232の断面積よりも大きくてもよい。軸方向に延びる通路232は、ロータ100の外面102に対して大きな径方向深さに位置し得、すなわち、サブスロット160(図3)のさらに近くに位置し、さらに小さな断面積を有し得る。
ここで、用語「第1」、「第2」等は、いかなる順序、数量または重要度も意味せず、むしろ1つの要素を他の要素から区別するために使用されており、ここで、用語「1つの(a)」、「1つの(an)」は、数量の限定を意味せず、むしろ参照される項目のうちの少なくとも1つの存在を意味する。数量に関係して使用される修飾語「約」は、示される値を含み、文脈によって決まる意味を有する(例えば、特定の数量の測定に付随する誤差の程度を含む)。ここで、接尾辞「(s)」は、修飾する用語の単数および複数の両方を含むことを意図しており、もって、その用語の1つ以上を含む(例えば、金属(s)は、1つ以上の金属を含む。)。ここで、開示する範囲は、全てを含み、独立して組合せ可能である(例えば、「約25mmまで、さらに具体的には約5mm〜約20mm」の範囲は、端点、および「約5mm〜約25mm」の範囲の全中間値を含む等)。
ここで、様々な実施形態が説明されているが、無論、要素の様々な組合せ、それらの変形または改良は、明細書に基づいて当業者によって行われてもよく、本発明の範囲内である。加えて、本発明の本質的な範囲から逸脱せずに、特定の状況または材料を本発明の教示に適用するために多くの修正が行われてもよい。したがって、本発明は、この発明を実施するために企図されたベストモードとして開示される特定の実施形態に限定されないが、添付の特許請求の範囲に包含される全ての実施形態を含むであろうことが意図される。
100 ロータ
102 ロータの外面
110 冷却経路
120 駆動カップリング
130 導体
140 スロット
142 前縁部
144 後縁部
150 コイル楔
160 サブスロット
170 長手方向軸
180 ロータ本体
190 保持リング
200 マニホールド
210 第1の入口通路
212 第2の入口通路
214 第3の入口通路
216 第4の入口通路
218 第5の入口通路
220 第1の出口通路
221 煙突状部
222 第2の出口通路
223 沿面ブロック
224 第3の出口通路
226 第4の出口通路
228 第5の出口通路
230 第1の軸方向通路
232 第2の軸方向通路
234 第3の軸方向通路
236 第4の軸方向通路
238 第5の軸方向通路
240 第1の軸方向位置
250 第2の軸方向位置
260 (230の)第1の端部
270 (230の)第2の端部
300 マニホールド
310 第1の入口通路
320 第1の出口通路
330 第1の軸方向通路
331 第2の軸方向通路
332 第3の軸方向通路
333 第4の軸方向通路
334 第5の軸方向通路
335 第6の軸方向通路
336 第7の軸方向通路
337 第8の軸方向通路
338 第9の軸方向通路
340 第1の軸方向位置
350 第2の軸方向位置
360 第1の端部
370 第2の端部
400 マニホールド
410 第1の入口通路
420 第1の出口通路
430 軸方向に延びる第1の通路
432 軸方向に延びる第2の通路
434 軸方向に延びる第3の通路
500 マニホールド/段部
510 アングリング
520 絶縁体
550 第1の入れ子
560 第2の入れ子
600 マニホールド
620 絶縁体の孔
630 巻線の孔
700 マニホールド
800 マニホールド

Claims (16)

  1. ロータ(100)であって、
    前記ロータ(100)の本体(180)の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロット(140)と、
    軸方向に延びる前記スロット(140)のそれぞれ内に径方向に積み重ねられた複数の導体(130)と、
    前記スロット(140)のそれぞれの径方向内側端に配置され軸方向に延びるサブスロット(160)と、
    各スロット(140)において前記サブスロット(160)から径方向外側に延びる冷却路(110)であり、第1および第2のマニホールドを備える冷却路(110)と、を備え、前記第1および第2のマニホールドが、
    前記スロット(140)に沿う第1の軸方向位置(240、340)で前記サブスロット(160)から略径方向に外側に延びる入口通路(210、212、214、216、218、310、410)であり、前記スロット(140)の径方向深さの一部まで延びる入口通路(210、212、214、216、218、310、410)と、
    前記スロット(140)の径方向深さの一部から前記ロータ(100)の径方向外面(102)まで略径方向に外側に延びる出口通路(220、222、224、226、228、320、420)であり、前記スロット(140)に沿う第2の軸方向位置(250、350)に配置され、前記第1の軸方向位置(240、340)から軸方向に離間した少なくとも1つの出口通路(220、222、224、226、228、320、420)と、
    第1の端部(260、360)で前記入口通路(210、212、214、216、218、310、410)と流体接続し、第2の端部(270、370)で前記出口通路(220、222、224、226、228、320、420)と流体接続し、軸方向に延びる複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)であり、軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが、軸方向に延びる他の各通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)とは異なる径方向深さで前記スロット(140)に配置される、複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)と、
    を備え、
    前記第1および第2のマニホールドが、前記第1のマニホールドの軸方向に延びる複数の通路が、前記第2のマニホールドの軸方向に延びる複数の通路と実質的に平行で、径方向深さが異なり、少なくとも一部が軸方向に重なるような入れ子構造のマニホールドを形成するように構成されている、
    ロータ(100)。
  2. 前記入口通路(210、310、410)および前記出口通路(220、320、420)が、互いに略平行であり、前記サブスロット(160)と垂直ではない角度で径方向外側に延びる、請求項1に記載のロータ(100)。
  3. 前記第1および第2のマニホールドにおいて軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが、略同一の軸方向長を有する、請求項1に記載のロータ(100)。
  4. 軸方向に延びる各通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)が、独立して選択される断面積を有する、請求項1に記載のロータ(100)。
  5. 前記第1のマニホールドの軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが、前記第1のマニホールドの前記入口通路(210、212、214、310、410)と流体接続する、請求項1に記載のロータ(100)。
  6. 前記第1のマニホールドの軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが、前記第1のマニホールドの出口通路(220、222、224、320、420)と流体接続する、請求項1に記載のロータ(100)。
  7. 前記複数の導体(130)のそれぞれの間に配置された絶縁体(520)をさらに備え、
    前記入口通路(210、310、410)および前記出口通路(220、320、420)のそれぞれが、前記導体(130)および前記導体(130)の間に配置された前記絶縁体(520)に開けられた孔(620、630)を備え、
    前記絶縁体(520)の前記孔(620)が、略丸形であり、各スロット(140)の中央平面で略中央に配置される、
    請求項1に記載のロータ(100)。
  8. 前記導体(130)の前記孔(630)が細長であり、前記絶縁体(520)の前記孔(620)の軸方向位置に対して、前記導体(130)の前記細長孔(630)が、前記絶縁体(520)の前記孔(620)の前記軸方向位置から交互する軸方向に延びる、請求項7に記載のロータ(100)。
  9. 前記軸方向に延びる通路(230、232、234、330、332、430、432)のそれぞれが、隣り合って積み重ねられた導体(130)の細長孔(630)を含む蛇状通路(230、232、234、330、332、430、432)をさらに備え、隣り合って積み重ねられた導体(130)の前記細長孔(630)が、隣り合って積み重ねられた導体(130)の前記細長孔(630)が各端部で重なり合うように軸方向に千鳥配置され、
    隣り合って積み重ねられた導体(130)の前記細長孔(630)が、前記細長孔(630)の軸方向の重なり合い部と整列する前記挿入された絶縁体(520)の孔(620)によって互いに滑らかに接続される、
    請求項8に記載のロータ(100)。
  10. 隣り合って積み重ねられた導体(130)の前記細長孔(630)が、前記蛇状通路(230、232、234、330、332、430、432)がらせん状の流体流路をもたらすように、交互する導体(130)において前記細長孔(630)が前記スロット(140)の前縁部(142)および後縁部(144)にそれぞれ配置されるように配置される、請求項9に記載のロータ(100)。
  11. 軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが断面積を有し、前記ロータ(100)の前記外面(102)に対して最小の径方向深さで軸方向に延びる通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)の前記断面積が、前記ロータ(100)の前記外面(102)に対して大きな径方向深さで前記軸方向に延びる通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)の前記断面積よりも大きい、請求項9に記載のロータ(100)。
  12. 各細長孔(630)が、前記蛇状通路(230、232、234、330、332、430、432)の下流方向の細長孔(630)に流れを導入するための吹出し開口(632)を含む、請求項9に記載のロータ(100)。
  13. 前記第2のマニホールドは、前記第1のマニホールドに対して横方向に配置され軸方向に整列され、
    前記第2のマニホールド(600、700、800)が、前記第1のマニホールド(200、300、400)によってもたらされた流体流路とは反対の軸方向における流体流路をもたらす、
    請求項1に記載のロータ(100)。
  14. ロータ(100)であって、
    前記ロータ(100)の本体(180)の周りに配置され軸方向に延びる複数のスロット(140)と、
    前記軸方向に延びるスロット(140)のそれぞれ内に径方向に積み重ねられた複数の導体(130)と、
    前記スロット(140)のそれぞれの径方向内側端に配置され軸方向に延びるサブスロット(160)と、
    各スロット(140)において前記サブスロット(160)から前記複数の導体(130)を通じて径方向外側に延びる冷却路(110)であり、複数のマニホールド(200、300、400、600、700、800)の入れ子を備える冷却路(110)と、
    を備え、
    マニホールド(200、300、400、600、700、800)のマニホールド(200、300、400、600、700、800)の各入れ子が、
    前記スロット(140)に沿う第1の軸方向位置(240、340)で前記サブスロット(160)から径方向外側に延びる入口通路(210、212、214、216、218、310、410)であり、前記スロット(140)の径方向深さの一部まで延びる入口通路(210、212、214、216、218、310、410)と、
    前記スロット(140)の径方向深さの一部から前記ロータ(100)の径方向外面(102)まで径方向外側に延びる出口通路(220、222、224、226、228、320、420)であり、前記スロット(140)に沿う第2の軸方向位置(250、350)に配置され、前記第1の軸方向位置(240、340)から軸方向に離間した出口通路(220、222、224、226、228、320、420)と、
    第1の端部(260、360)で前記入口通路(210、212、214、216、218、310、410)と流体接続し、第2の端部(270、370)で前記出口通路(220、222、224、226、228、320、420)と流体接続し、軸方向に延びる複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)であり、軸方向に延びる前記複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)のそれぞれが、軸方向に延びる他の各通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)とは異なる径方向深さで前記スロット(140)に配置される、複数の通路(230、232、234、236、238、330、332、334、430、432、434)と、
    を備え、
    前記マニホールドの各入れ子内において、前記第1のマニホールドの軸方向に延びる複数の通路が、前記第2のマニホールドの軸方向に延びる複数の通路と実質的に平行で、径方向深さが異なる、
    ロータ(100)。
  15. マニホールド(200、300、400)の第1の入れ子(550)が、マニホールド(600、700、800)の第2の入れ子(560)に対して横方向に配置され軸方向に整列され、
    マニホールド(600、700、800)の第2の入れ子(560)が、第1のマニホールド(200、300、400)によってもたらされた流体流路とは反対の軸方向における流体流路をもたらす、
    請求項14に記載のロータ(100)。
  16. 前記導体(130)のそれぞれの間に配置された絶縁体(520)をさらに備え、
    前記入口通路(210、310、410)および前記出口通路(220、320、420)のそれぞれが、
    前記絶縁体(520)に開けられた略丸形の孔(620)と、
    前記導体(130)に開けられた細長孔(630)であり、前記絶縁体(520)の前記略丸形の孔(620)の軸方向位置に対して、前記導体(130)の前記細長孔(630)が、前記絶縁体(520)の前記孔(620)の前記軸方向位置から交互する軸方向に延びる、
    請求項14に記載のロータ(100)。
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