JP6437867B2 - Rfidタグ、およびrfidタグシステム - Google Patents

Rfidタグ、およびrfidタグシステム Download PDF

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Description

本発明は、文字や画像を表示するための表示部を備えたRFIDタグ、およびRFIDタグシステムに関し、なかでも、表示部が不揮発性表示媒体で構成されているRFIDタグ、およびRFIDタグシステムに関する。
RFIDタグにおいて、文字などを表示する表示部を不揮発性表示媒体で構成することは、例えば特許文献1、2などに開示されており公知である。特許文献1に係る無線タグ(RFIDタグ)では、表示部は電力を消費することなく表示内容を保持できる電子ペーパーで構成されており、該電子ペーパーに文字、数字、1次元コード、あるいは2次元コードなどの表示内容が表示される。電子ペーパーの表示内容の書き換えは、リーダライタから無線により送信される表示書き換え要求を、該電子ペーパーを設けた無線タグが受信することにより行われる。特許文献2に係る記録担体(RFIDタグ)においても、表示装置は電子ペーパーで構成されており、該電子ペーパーに1次元コード、あるいは2次元コードなどが表示される。電子ペーパーの表示内容の書き換えは、質問器から無線により送信されるデータを記録担体が受信することにより行われる。
特開2012−32953号公報 特開2008−234633号公報
特許文献1に記載の無線タグでは、無線タグが表示書き換え要求を受信することにより電子ペーパーの表示内容を書き換えるので、リーダライタとの無線通信が確立できる範囲にある無線タグに対して表示内容の書き換えを行うことができ、例えば無線タグを持つユーザーは、リーダライタから離れた場所にいる場合でも、無線通信が可能な圏内であれば表示内容を書き換えて情報を容易に取込むことができる。特許文献2に記載の記録担体も同様であり、記録担体がデータを受信することにより電子ペーパーの表示内容を書き換えるので、質問器から離れた場所にいる記録担体を持つユーザーであっても情報を容易に取込むことができる。
しかし、電子ペーパーは、表示に係る要素(例えば電気泳動方式の電子ペーパーにおいては、白色および黒色の粒子を封入したカプセルなど)が破損した場合を除き、書き換え動作後の表示内容が保持される。そのため、電子ペーパーに故障が生じている場合でも、電子ペーパーは正常に動作しているように見え、ユーザーが一見して無線タグ、あるいは記録担体に不具合が生じていることを確認することができない。例えば、特許文献1に記載の無線タグ、あるいは特許文献2に記載の記録担体の電子ペーパーに故障が発生した後に、電子ペーパーの表示内容の書き換えに係る無線送信を、無線タグ、あるいは記録担体が受信した場合でも、電子ペーパーに表示されている表示内容を書き換えることはできず、故障発生時の表示内容が表示され続けることになる。
上記のように、電子ペーパーなどの不揮発性表示媒体では、書き換え動作後の表示内容が不揮発性である利点があるものの、電子ペーパーなどに故障が生じていることの確認が困難であり、この点で表示内容の信頼性に欠ける。例えば、特許文献1の無線タグ、あるいは特許文献2の記録担体を、防災情報などの重要な表示内容を表示する情報表示媒体として利用する場合には、表示内容の信頼性が低く実用には適さないものであった。
本発明は、不揮発性表示媒体が故障して、表示部の書き換えが行われなくなったことをRFIDタグ側で検知し、その検知結果を外部に送信することにより、RFIDタグの表示部に故障が生じていることを確実に知ることができる、信頼性に優れたRFIDタグ、およびRFIDタグシステムを提供することにある。
本発明は、外部との無線通信を担う通信コントローラ8と、情報が表示される表示部9と、RFIDタグ1の全体の制御を行う制御部11と、少なくとも制御部11と表示部9に対して電力を供給する電源13とを備え、表示部9が不揮発性表示媒体で構成されているRFIDタグを対象とする。表示部9の表示内容は、外部から通信コントローラ8へ送信された書き換えコマンドに基づいて書き換えるように、制御部11で制御されている。制御部11は、表示部9の表示内容の書き換え時に、表示部9の表示内容が書き換えられたかどうかを検知する書き換え確認手段を備えている。書き換え確認手段が、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、該検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともに通信コントローラ8を介して外部に送信することを特徴とする。
本発明における「不揮発性表示媒体」とは、表示の書き換え時のみ僅かな電力を消費し、表示の書き換え後は電力を消費することなく、あるいはごく僅かな電力消費で表示内容を保持できる表示媒体のことを意味する。具体的には、電子ペーパーや電子ペーパーと同様の利点を備えた有機ELディスプレイが不揮発性表示媒体に相当する。
書き換え確認手段は、表示状態検知手段と、駆動状態検知手段の少なくともいずれか一方で構成する。表示状態検知手段は、表示部9の識別エリア20に表示されて、表示部9の書き換えの前後で表示が異なる検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光学式センサ22とを含む。駆動状態検知手段は、電源13から表示部9へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ23を備える。ここで言う「電気センサ」とは、電流測定機能、電圧測定機能、および電力測定機能の全部を備えたセンサに限られず、いずれか一つ、あるいはいずれか二つの機能を備えたセンサをも含む概念である。
書き換え確認手段は、表示状態検知手段と駆動状態検知手段の両方で構成することができる。
RFIDタグ1を構成するタグ本体16に、タグ本体16の内部に収容した表示部9の表示面を視認するための窓16cを設ける。表示部9の表示面は、窓16cに臨んで外面に露出する露出面9aと、タグ本体16で外面から隠蔽される隠蔽面9bで構成し、隠蔽面9bに識別エリア20を設ける。
表示部9は電子ペーパーで構成する。
また、本発明は、RFIDタグ1と、ホスト端末2と、ホスト端末2に制御されてRFIDタグ1と無線通信を行うリーダライタ3とを含む、RFIDタグシステムを対象とする。RFIDタグ1は、リーダライタ3との無線通信を担う通信コントローラ8と、情報が表示される表示部9と、RFIDタグ1の全体の制御を行う制御部11と、少なくとも制御部11と表示部9に対して電力を供給する電源13とを備え、表示部9が不揮発性表示媒体で構成されている。表示部9の表示内容は、ホスト端末2からリーダライタ3を介して通信コントローラ8へ送信された書き換えコマンドに基づいて書き換えられるように、制御部11で制御されている。制御部11は、表示部9の表示内容が書き換えられたかどうかを検知する書き換え確認手段を備えている。書き換え確認手段が、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、該検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともに通信コントローラ8を介してホスト端末2に送信することを特徴とする。
書き換え確認手段は、表示状態検知手段と、駆動状態検知手段の少なくともいずれか一方で構成する。表示状態検知手段は、表示部9の識別エリア20に表示されて、表示部9の書き換えの前後で表示が異なる検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光学式センサ22とを含む。駆動状態検知手段は、電源13から表示部9へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ23を備える。
本発明に係るRFIDタグにおいては、制御部11に設けた書き換え確認手段で、表示部9の表示内容の書き換え時に、該表示内容が書き換えられたかどうかの検知を行うようにした。そして、書き換え確認手段が、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともに外部に送信するようにした。
このように、制御部11が、書き換え確認手段の検知結果に基づいて、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを、RFIDタグ1から外部に送信すると、表示部9に故障が発生したことを外部側で確実に知ることができ、信頼性に優れたRFIDタグ1を得ることができる。このとき、検知結果とともに通信コントローラ8固有の識別コードを同時に送信するので、表示部9に故障が発生したRFIDタグ1を容易に特定できる。従って、不具合のあるRFIDタグ1に対して速やかに交換などの対処を行うことができ、例えば防災情報などの重要な表示内容を表示する情報表示媒体として好適に使用できる。
書き換え確認手段を、書き換えの前後で表示が異なる検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光学式センサ22とを含む表示状態検知手段で構成すると、表示部9に表示される検知パターン21の変化を光学式センサ22で直接読取って確認でき、表示内容が変化していない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。また、書き換え確認手段を、電源13から表示部9へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ23を備える駆動状態検知手段で構成すると、表示部9の表示内容の書き換えに要する電流値、電圧値、または電力値が表示部9に供給されていない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。少なくともこれら両検知手段のいずれか一方で書き換え確認手段を構成することにより、コストの上昇を抑えながらも、表示部9の故障の有無を検知でき、信頼性に優れたRFIDタグ1を得ることができる。
書き換え確認手段を、前記表示状態検知手段と前記駆動状態検知手段の両方で構成すると、一方の検知手段に不具合が生じた場合でも、他方の検知手段で表示内容が書き換えられたかどうかを検知できるので、書き換え確認手段の検知精度を向上し、RFIDタグ1の表示部9における故障の有無をより高い信頼度で判定できる。
タグ本体16で外面から隠蔽される表示部9の隠蔽面9bに識別エリア20を設けると、ユーザーは露出面9aに表示される表示内容のみを視認できるので、不必要な表示内容が、表示部9に表示されることによる表示内容の煩雑さを回避できる。
表示部9を電子ペーパーで構成したRFIDタグによれば、電子ペーパーは軽量であるので、RFIDタグ1の小型化、軽量化を図ることができる。また、表示書き換え時の消費電力が僅かであり、電力を消費することなく表示内容を保持することができるので、RFIDタグ1の省電力化を図ることができる。
また、本発明に係るRFIDタグシステムにおいては、RFIDタグ1の制御部11に設けた書き換え確認手段で、表示部9の表示内容の書き換え時に、該表示内容が書き換えられたかどうかの検知を行うようにした。そして、書き換え確認手段による検知結果が、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともにホスト端末2に送信するようにした。
このように、制御部11が、書き換え確認手段の検知結果に基づいて、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを、RFIDタグ1からホスト端末2に送信すると、表示部9に故障が発生したことをホスト端末2側で確実に知ることができ、信頼性に優れたRFIDタグを得ることができる。このとき、検知結果とともに通信コントローラ8固有の識別コードを同時に送信するので、表示部9に故障が発生したRFIDタグ1を容易に特定できる。従って、不具合のあるRFIDタグ1に対して速やかに交換などの対処を行うことができ、例えば防災情報などの重要な表示内容を表示する情報提供システムとして好適に運用できる。また、RFIDタグ1側で故障を検知するので、リーダライタ3と通信が確立できる圏内にあるRFIDタグ1の表示部9の故障をホスト端末2側で知ることができる。従って、リーダライタ3と通信が確立できる圏内であれば、ホスト端末2から離れた位置にあるRFIDタグ1であっても、ホスト端末2を操作するオペレータが表示部9の故障を知ることができ、RFIDタグシステムの運用の利便性が向上する。
書き換え確認手段を、書き換えの前後で表示が異なる検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光学式センサ22とを含む表示状態検知手段で構成すると、表示部9に表示される検知パターン21の変化を光学式センサ22で直接読取って確認でき、表示内容が変化していない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。また、書き換え確認手段を、電源13から表示部9へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ23を備える駆動状態検知手段で構成すると、表示部9の表示内容の書き換えに要する電流値、電圧値、または電力値が表示部9に供給されていない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。少なくともこれら両検知手段のいずれか一方で書き換え確認手段を構成することにより、コストの上昇を抑えながらも、表示部9の故障の有無を検知でき、信頼性に優れたRFIDタグシステムを提供できる。また、書き換え確認手段を、前記表示状態検知手段と前記駆動状態検知手段の両方で構成すると、一方の検知手段に不具合が生じた場合でも、他方の検知手段で表示内容が書き換えられたかどうかを検知できるので、書き換え確認手段の検知精度を向上したRFIDタグシステムを提供できる。
本発明に係るRFIDタグ、およびRFIDタグシステムを示すブロック図である。 本発明のRFIDタグの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 検知パターンの表示状態の一例を示す正面図である。 電気センサの別の配置形態を示す横断断面図である。 参考例に係るRFIDタグ、およびRFIDタグシステムを示すブロック図である。 参考例における表示部の表示内容の一部を示す正面図である。
(実施例) 図1から図4に、本発明に係るRFIDタグ、およびRFIDタグシステムの実施例を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2に示す矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図1において、RFIDタグシステムは、RFIDタグ1と、パーソナルコンピュータなどで構成されるホスト端末2と、ホスト端末2に接続されるリーダライタ3などで構成される。
リーダライタ3は、ホスト端末2からの制御信号などに基づいて、RFIDタグ1の通信コントローラ8との間で非接触の無線通信を行う。かかるリーダライタ3と通信コントローラ8との間の無線通信には、無線通信にUHF周波数帯(920MHz)の電波を使用することで、NFC(Near Field Communication)を使用して無線通信を行う場合に比べて通信距離を大きくすることができる。符号4は、無線通信用の送信波を送信し、或いはRFIDタグ1からの反射波を受信するリーダライタ3のアンテナを示す。アンテナ4はバッチアンテナで構成されている。なお、リーダライタ3とホスト端末2との間のデータ通信は、有線や無線のLANのほか、インターネット、或いは携帯電話回線を介して行うことができる。リーダライタ3との無線通信が確立できる範囲にあるRFIDタグ1は、リーダライタ3から放射された送信波を通信コントローラ8が受信することにより動作する。
図1に示すように、RFIDタグ1は、リーダライタ3との間で無線通信を担う通信コントローラ8と、各種の情報が表示される電子ペーパー(不揮発性表示媒体)である表示部9と、表示部9を制御する表示ドライバ10と、RFIDタグ1全体の制御を行うタグコントローラ(制御部)11と、各種データ情報が記憶される記憶部12と、表示部9、およびタグコントローラ11などに電力を供給する一次電池(電源)13とを有する。通信コントローラ8は、リーダライタ3からの無線通信用の送信波を受信し、或いは反射波を送信するアンテナ14を備える。アンテナ14は折返しダイポールアンテナで構成されている。通信コントローラ8は、リーダライタ3から送信された指令に基づき、タグコントローラ11にデータを送信し、或いはリーダライタ3と通信を行う。通信コントローラ8、表示ドライバ10、タグコントローラ11、および一次電池13などは、基板15(図1参照)に実装されている。
RFIDタグ1を構成するタグ本体16は、後面に開口を有する浅い皿状の前ケース16aと、前ケース16aの後面開口を塞ぐように固定される後ケース16bとからなり(図3参照)、これら前後のケース16a・16bの間に、表示部9および基板15などが収納されている。図2に示すように前ケース16aの前壁には、表示部9の表示面をタグ本体16の外面に露出させるための横長長方形状の窓16cが設けられている。表示部9の左右寸法は、窓16cの左右寸法より大きく設定されており、これより、表示部9の表示面は、窓16cに臨んで外面に露出する露出面9aと、表示部9の表示面の右端側でありタグ本体16で外面から隠蔽される隠蔽面9bとで構成されている。表示部9の表示面は、その大半が露出面9aとなるように構成され、露出面9a部分にユーザーに対して提供する情報などが表示される。
通信コントローラ8には、専用の記憶部18が設けられており、その記憶領域は、システム領域とユーザー領域とに区分されている。システム領域には、通信コントローラ8固有の識別コードと、リーダライタ3との無線通信を制御するプログラムとが格納されており、これにより、通信コントローラ8は単独でRFIDタグの機能を発揮する。また、システム領域にはタグコントローラ11との通信を制御するプログラムが格納されている。ユーザー領域は、通信コントローラ8がタグコントローラ11と通信を行う際に、リーダライタ3から送信されたデータを一時的に格納するために使用される。通信コントローラ8は固有の識別コードを備えているので、ホスト端末2は、リーダライタ3との無線通信が確立できる範囲内のRFIDタグ1を選択的、あるいは一括して動作させることが可能である。
通信コントローラ8は、一次電池13の電力を利用してリーダライタ3との間で無線通信を行う通信モードと、一次電池13の電力を利用することなくリーダライタ3からの送信波を受信待機する待機モードにモード変更可能に構成されている。待機モードから通信モードへとモード変更する際の電力は、アンテナ14がリーダライタ3から放射された送信波を受信した際に生じる電力を利用する。通信モードから待機モードへのモード変更は、ホスト端末2からの指令に基づく動作が終了したとき、タグコントローラ11が通信コントローラ8への一次電池13の電力の供給を遮断することにより行われる。
表示部9はタグコントローラ11で制御されて、ホスト端末2からリーダライタ3を介して通信コントローラ8へ送信された書き換えコマンドに基づいて、表示内容が書き換えられる。表示ドライバ10は、タグコントローラ11からの制御信号を受けて、電子ペーパーである表示部9の表示内容の表示、および消去などを行う、RFIDタグ1の全体はタグコントローラ11で制御されており、一次電池13の電力を利用して表示部9の表示内容を書き換える書き換えモードと、一次電池13の僅かな電力を利用して通信コントローラ8からの起動信号を受信待機するスリープモードとにモード変更可能に構成されている。
記憶部12の記憶領域は、システム領域と画像データ領域とデータ格納領域とに区分されている。システム領域には、RFIDタグ1の全体を制御するためのプログラムが格納されており、このプログラムに基づいてタグコントローラ11はRFIDタグ1を制御する。画像データ領域には、表示画像データの基となる各種文字や記号で構成されるベース画像データと、文字、数字、記号、図形などの複数個の定型画像データが格納されている。各ベース画像データ、および定型画像データには、画像データを特定するためのコードが割り当てられている。タグコントローラ11が、書き換えコマンドに格納されたコードに基づいて画像データを読み出し、表示ドライバ10を介して、表示部9の所定の座標位置にベース画像と定型画像を重畳的に表示することで、表示部9に文字などを白黒表示することができる。データ格納領域には、リーダライタ3から送信された各種データなどが格納される。
本実施例に係るRFIDタグ1のタグコントローラ11は、書き換えコマンドによる表示部9の表示内容の書き換え時に、表示部9の表示内容が書き換えられたかどうかを検知する書き換え確認手段を備える。書き換え確認手段は、表示状態検知手段と、駆動状態検知手段で構成する。表示状態検知手段は、書き換えの前後で異なる表示内容を識別エリア20に表示する検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光電センサ(光学式センサ)22を含む。また、駆動状態検知手段は、一次電池13から表示部9へと供給される電流値を測定する電流センサ(電気センサ)23を備えている。
ここで、表示状態検知手段について説明する。図3、図4に示すように、識別エリア20は、タグ本体16で外面から隠蔽される表示部9の隠蔽面9bに設けられており、3個の識別エリア20が表示部9の右下部分に上下に並べて設けられている。表示部9の表面側には、各識別エリア20と対向するように光電センサ22がそれぞれ配置されており、光電センサ22は、前ケース16aに形成した膨出部16dの内部に配置される。光電センサ22は、投光素子22aと受光素子22bとを備えており、投光素子22aから照射された照射光を識別エリア20で反射させ、反射光を受光素子22bで受光する。受光素子22bにおける反射光の受光量で識別エリア20が白あるいは黒のいずれの表示であるかを検出する。検知パターン21は、各識別エリア20の白あるいは黒の表示を組合わせて構成する。
検知パターン21の書き換え制御は、検知パターン21のコードを含ませた書き換えコマンドをホスト端末2で生成し、この書き換えコマンドをリーダライタ3からRFIDタグ1に送信することで行う。通信コントローラ8が、書き換えコマンドを受信すると、書き換えコマンドのコードに基づいてタグコントローラ11は表示部9の表示内容を書き換える。書き換え時には、例えば書き換え前は上と下の識別エリア20・20が黒色表示されていた検知パターン21(図4(a))を、上と中央の識別エリア20・20が黒色表示される検知パターン21(図4(b))に書き換える。タグコントローラ11は、この検知パターン21を3個の光電センサ22で読取って、書き換えの前後で検知パターン21に変化があったかどうかをタグコントローラ11が確認することにより、表示部9の故障を検知する。
書き換えの前後で検知パターン21に変化があった場合には、タグコントローラ11は正常に書き換え動作が行われ表示部9に故障が生じていないと判断し、書き換えが完了したことを通信コントローラ8を介してホスト端末2に送信する。また、書き換えの前後で検知パターン21に変化がない場合には、タグコントローラ11は表示部9に故障が生じて正常に書き換え動作が行われない状態にあると判断し、この検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともに通信コントローラ8を介してホスト端末2に送信する。これにより、ホスト端末2では、どのRFIDタグ1に故障が生じているかを知ることができる。なお、複数のリーダライタ3がホスト端末2に接続されている場合、故障が発生しているRFIDタグ1と通信を確立したリーダライタ3から、大まかなRFIDタグ1の位置が特定できる。
検知パターン21の書き換え制御は、書き換えコマンドに含ませる必要はなく、タグコントローラ11で行ってもよい。この場合には、書き換え前の検知パターン21を記憶部12に記憶しておく。通信コントローラ8が、書き換えコマンドを受信したとき、タグコントローラ11は、書き換え前の検知パターン21とは異なる検知パターン21を生成し、書き換えコマンドのコードに基づく表示内容に、タグコントローラ11が生成した検知パターン21を重畳して表示部9の書き換えを行う。タグコントローラ11は、この検知パターン21を光電センサ22で読取って、書き換えの前後で検知パターン21に変化があったかどうかを確認する。
次いで、駆動状態検知手段について説明する。図1に示すように、一次電池13から表示部9へ電力が供給される回路中に電流センサ23が設けられる。表示部9の表示内容の書き換え時には所定の電流が供給されるため、この供給電流を電流センサ23で測定することにより、表示部9の故障を検知する。表示部9の表示内容の書き換え時に表示部9に所定の電流が供給された場合には、タグコントローラ11は正常に書き換え動作が行われ表示部9に故障が生じていないと判断し、書き換えが完了したことを通信コントローラ8を介してホスト端末2に送信する。また、表示部9に所定の電流が供給されなかった場合には、タグコントローラ11は表示部9に故障が生じて正常に書き換え動作が行われない状態にあると判断し、この検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともに通信コントローラ8を介してホスト端末2に送信する。
図5に光電センサ22の別の配置形態を示す。本配置形態では、表示部9である電子ペーパーを構成するペーパー本体の裏面側構成部材を、透光性を有する素材で形成することにより、表示部9の裏面側から識別エリア20の検知パターン21を確認(視認)できるようにした。これに伴い、表示部9の裏面側に、各識別エリア20と対向するように光電センサ22を配置した。なお、光電センサ22は基板15上に実装されている。このように、基板15と表示体9との間の隙間に光電センサ22を配置することにより、膨出部16dを省略できる分だけ、RFIDタグ1の外観をすっきりとしたものとすることができる。また、光電センサ22を基板15上に実装できる分、RFIDタグ1の組付け性を向上できる利点もある。
ここで、災害時の避難施設における情報提供システムとして、本実施例のRFIDタグ1、およびRFIDタグシステムを適用した例を示す。RFIDタグシステムを構成するリーダライタ3は、施設の天井、壁面、あるいは床下に複数台を設置しておき、施設内のすべての場所において、RFIDタグ1がリーダライタ3と無線通信が確立できるようにしておく。施設の管理者(ホスト端末2のオペレータ)は、災害発生時に避難してきた住民(ユーザー)に対して、RFIDタグ1を貸与し、貸与したRFIDタグ1の通信コントローラ8の識別コードと、住民の個人情報とを関連付けてホスト端末2に登録する。管理者は、住民に対して施設案内や避難情報などを提供したい場合には、ホスト端末2からRFIDタグ1の表示部9の表示内容を書き換えるための書き換えコマンドをリーダライタ3を介して送信する。これにより住民は、管理者から提供される最新の情報を取り込むことができる。このとき、表示部9の表示内容が書き換えられず、表示部9の故障が検知されたRFIDタグ1に対しては、管理者は、速やかに交換などの対処を行うことで、施設に避難している住民が常に最新の情報を取り込める状態を維持できる。
以上のように、本実施例のRFIDタグ、およびRFIDタグシステムにおいては、タグコントローラ11に設けた書き換え確認手段で、表示部9の表示内容の書き換え時に、該表示内容が書き換えられたかどうかの検知を行うようにした。そして、書き換え確認手段が、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、検知結果を通信コントローラ8固有の識別コードとともにホスト端末2に送信するようにした。このように、タグコントローラ11が、書き換え確認手段の検知結果に基づいて、表示部9の表示内容が書き換えられなかったことを、RFIDタグ1からホスト端末2(外部)に送信するので、表示部9に故障が発生したことをホスト端末2側で確実に知ることができ、信頼性に優れたRFIDタグ1を得ることができる。このとき、検知結果とともに通信コントローラ8固有の識別コードを同時に送信するので、表示部9に故障が発生したRFIDタグ1を容易に特定できる。従って、不具合のあるRFIDタグ1に対して速やかに交換などの対処を行うことができ、例えば防災情報などの重要な表示内容を表示する情報表示媒体、および情報提供システムとして好適である。また、RFIDタグ1側で故障を検知するので、リーダライタ3と通信が確立できる圏内にあるRFIDタグ1の表示部9の故障をホスト端末2側で知ることができる。従って、リーダライタ3と通信が確立できる圏内であれば、ホスト端末2から離れた位置にあるRFIDタグ1であっても、ホスト端末2を操作するオペレータが表示部9の故障を知ることができ、RFIDタグシステムの運用の利便性が向上する。
書き換え確認手段を、書き換えの前後で表示が異なる検知パターン21と、該検知パターン21を読取る光電式センサ22とを含む表示状態検知手段で構成したので、表示部9に表示される検知パターン21の変化を光電式センサ22で直接読取って確認でき、表示内容が変化していない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。また、書き換え確認手段を、一次電池13から表示部9へと供給される電流値を測定する電流センサ23を備える駆動状態検知手段で構成したので、表示部9の表示内容の書き換えに要する電流値が表示部9に供給されていない場合には表示部9に故障が発生していることを検知できる。これら両検知手段で書き換え確認手段を構成したので、一方の検知手段に不具合が生じた場合でも、他方の検知手段で表示内容が書き換えられたかどうかを検知できるので、書き換え確認手段の検知精度を向上し、RFIDタグ1の表示部9における故障の有無をより高い信頼度で判定できる。なお、これら両検知手段のいずれか一方で書き換え確認手段を構成した場合には、コストの上昇を抑えながらも、信頼性に優れたRFIDタグ1を得ることができる。
タグ本体16で外面から隠蔽される表示部9の隠蔽面9bに識別エリア20を設けたので、ユーザーは露出面9aに表示される表示内容のみを視認できるので、不必要な表示内容が、表示部9に表示されることによる表示内容の煩雑さを回避できる。
RFIDタグ1の表示部9を軽量な電子ペーパーで構成したので、RFIDタグ1の小型化、軽量化を図ることができ、また、電子ペーパーは表示書き換え時の消費電力が僅かであり、電力を消費することなく表示内容を保持することができるので、一次電池13の消耗を防ぎ、RFIDタグ1の省電力化を図ることができる。
上記の実施例では、3個の識別エリア20を設けたが、検知パターン21は、書き換えの前後で表示内容が変化すればよいので、少なくとも1個の識別エリア20を設けて対応する光電センサ22、白あるいは黒のいずれかの検知パターン21を検知できればよい。また、RFIDタグ1に発光表示部、あるいはスピーカーなどを設けて、RFIDタグ1自体で表示部9の故障を報知するようにしてもよい。この場合には、ユーザー自身が表示部9の故障を確認でき、速やかに交換等の対処を行うことができる。
(参考例) 図6および図7に、RFIDタグ、およびRFIDタグシステムの参考例を示す。本参考例では、RFIDタグ1の表示部9に一次元コード、あるいは二次元コードなどで構成される検知コード30を含む表示内容を表示し、これをホスト端末2に接続したスキャナやカメラなどのコードリーダ31で読取り、表示内容が書き換えられたかどうかを確認するようにした。具体的には、表示内容の書き換えコマンドをホスト端末2で生成し、リーダライタ3から送信する。表示内容の書き換えコマンドを受信したRFIDタグ1は、ユーザーに提供する情報に加え、図7に示すように表示部9の右下部分にバーコード(検知コード)30を表示する。書き換えコマンドの送信後、書き換えコマンドで指定したバーコード30に書き換えられているかを、バーコードスキャナ(コードリーダ)31で読取り確認する。指定したバーコード30に書き換えられていた場合には、正常に書き換え動作が行われ、表示部9に故障が生じていないと判断する。指定したバーコード30に書き換えられていない場合には、表示部9に故障が生じて、正常に書き換え動作が行われない状態にあると判断する。
本参考例のRFIDタグ、およびRFIDタグシステムにおいては、ホスト端末2に接続したバーコードスキャナ31で表示部9を読取るので、上記実施例のRFIDタグ1から光電センサ22および電流センサ23を省略できる。これにより、RFIDタグ1のコストを抑えることができ、また、バーコードスキャナ31は、汎用のスキャナ型バーコードリーダで構成できるので、コストの上昇を抑えながら表示部9の故障を検知できるRFIDタグシステムを提供することができる。
また、参考例においては、コードリーダ31はリーダライタ3に接続することができる。この場合には、ホスト端末2から離れた場所であっても表示部9の故障を検知できる、RFIDタグシステムとすることができる。さらに、ホスト端末2、リーダライタ3、およびコードリーダ31を、例えばハンディターミナルのように携帯型のパッケージとして構成することができる。この場合には、有線や無線のLANなどのネットワークを介さずオフラインで表示部9の故障を検知できる、携帯可能なRFIDタグシステムとすることができる。
上記参考例では、書き換えを行った後、コードリーダ31で検知コード30の書き換えが正常に行われたどうかを確認するので、コードリーダ31が接続されるホスト端末2、あるいはリーダライタ3近傍でRFIDタグ1の表示部9の書き換えを行う必要がある。そのため、上記実施例では、リーダライタ3と通信コントローラ8との間の無線通信には、UHF周波数帯の電波を使用したが、参考例においてはNFC(近距離無線通信)を使用して無線通信を行うことができる。
1 RFIDタグ
2 ホスト端末
3 リーダライタ
8 通信コントローラ
9 表示部
9a 露出面
9b 隠蔽面
11 制御部(タグコントローラ)
13 電源(一次電池)
16 タグ本体
16c 窓
20 識別エリア
21 検知パターン
22 光学式センサ(光電センサ)
23 電気センサ(電流センサ)

Claims (6)

  1. 外部との無線通信を担う通信コントローラ(8)と、情報が表示される表示部(9)と、RFIDタグ(1)の全体の制御を行う制御部(11)と、少なくとも制御部(11)と表示部(9)に対して電力を供給する電源(13)とを備え、表示部(9)が不揮発性表示媒体で構成されているRFIDタグであって、
    表示部(9)の表示内容は、外部から通信コントローラ(8)へ送信された書き換えコマンドに基づいて書き換えるように、制御部(11)で制御されており、
    制御部(11)は、表示部(9)の表示内容の書き換え時に、表示部(9)の表示内容が書き換えられたかどうかを検知する書き換え確認手段を備えており、
    書き換え確認手段が、表示部(9)の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、該検知結果を通信コントローラ(8)固有の識別コードとともに通信コントローラ(8)を介して外部に送信され、
    書き換え確認手段が、表示状態検知手段で構成されており、
    前記表示状態検知手段は、表示部(9)の識別エリア(20)に表示されて、表示部(9)の書き換えの前後で表示が異なる検知パターン(21)と、該検知パターン(21)を読取る光学式センサ(22)とを含むことを特徴とするRFIDタグ。
  2. 書き換え確認手段が、前記表示状態検知手段と、駆動状態検知手段の両方で構成されており
    記駆動状態検知手段は、電源(13)から表示部(9)へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ(23)を備えている請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. RFIDタグ(1)を構成するタグ本体(16)に、タグ本体(16)の内部に収容した表示部(9)の表示面を視認するための窓(16c)が設けられており、
    表示部(9)の表示面は、窓(16c)に臨んで外面に露出する露出面(9a)と、タグ本体(16)で外面から隠蔽される隠蔽面(9b)で構成されて、隠蔽面(9b)に識別エリア(20)が設けられている請求項1または2に記載のRFIDタグ。
  4. 表示部(9)が、電子ペーパーで構成されている請求項1から3のいずれかひとつに記載のRFIDタグ。
  5. RFIDタグ(1)と、ホスト端末(2)と、ホスト端末(2)に制御されてRFIDタグ(1)と無線通信を行うリーダライタ(3)とを含む、RFIDタグシステムであって、
    RFIDタグ(1)は、リーダライタ(3)との無線通信を担う通信コントローラ(8)と、情報が表示される表示部(9)と、RFIDタグ(1)の全体の制御を行う制御部(11)と、少なくとも制御部(11)と表示部(9)に対して電力を供給する電源(13)とを備え、表示部(9)が不揮発性表示媒体で構成されており、
    表示部(9)の表示内容は、ホスト端末(2)からリーダライタ(3)を介して通信コントローラ(8)へ送信された書き換えコマンドに基づいて書き換えられるように、制御部(11)で制御されており、
    制御部(11)は、表示部(9)の表示内容が書き換えられたかどうかを検知する書き換え確認手段を備えており、
    書き換え確認手段が、表示部(9)の表示内容が書き換えられなかったことを検知した場合には、該検知結果を通信コントローラ(8)固有の識別コードとともに通信コントローラ(8)を介してホスト端末(2)に送信され、
    書き換え確認手段が、表示状態検知手段で構成されており、
    前記表示状態検知手段は、表示部(9)の識別エリア(20)に表示されて、表示部(9)の書き換えの前後で表示が異なる検知パターン(21)と、該検知パターン(21)を読取る光学式センサ(22)とを含むことを特徴とするRFIDタグシステム。
  6. 書き換え確認手段が、前記表示状態検知手段と、駆動状態検知手段の両方で構成されており、
    前記駆動状態検知手段は、電源(13)から表示部(9)へと供給される電流値、電圧値、または電力値の少なくとも一つを測定する電気センサ(23)を備えている請求項5に記載のRFIDタグシステム。
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