JP6436877B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、電子機器に関するものであり、特にその表示部の固定構造に関する。
従来、電子機器の表示部に液晶ディスプレイが用いられている。液晶ディスプレイは、液晶パネル、導光板及びバックライトなどを一体にした厚板状の部材、いわゆる「液晶モジュール」を有している。液晶モジュールの表面は液晶パネルの表示面が露出しており、この表示面と対向して液晶モジュールよりも面積の大きいカバーパネルが配置されている。カバーパネルは、タッチパネルと一体に構成されたものもある。
また、液晶モジュールとカバーパネルとを光学用透明接着剤により一体に貼り合わせた、いわゆる「ダイレクトボンディング」の表示部も開発されている(例えば、特許文献1参照。)。ダイレクトボンディング構造は、液晶モジュールとカバーパネル間に光学用透明接着剤を充填することで空気層を除去することができる。これにより、ユーザが電子機器を使用するとき、液晶モジュールの表示面とタッチパネルの検知面との間の視差を小さくしたり、外部から入射した光の反射を低減することができる。
特開2011−75605号公報
一般に、カバーパネルは電子機器の意匠面に配置され、カバーパネルの裏面、すなわち液晶モジュールを貼り合わせた面の端部を筐体などの固定部材に接着することで固定されている。カバーパネルは軽量であるため、裏面端部のみでその重量を支えるのに十分な接着面積を確保することができる。しかしながら、ダイレクトボンディング構造の場合、カバーパネルは重量の大きい液晶モジュールと一体であり、カバーパネルの裏面端部のみでは液晶モジュールの重量を支えるのに十分な接着面積を確保することができない。このため、固定が不十分になったり、接着が剥がれたりする。
一方、ダイレクトボンディング構造において、カバーパネルを固定部材に接着せずに液晶モジュールの裏面を固定部材に接着する場合、十分な接着面積を確保するために液晶モジュールの裏面端部だけでなく裏面中央部も接着することが求められる。しかしながら、液晶モジュールの裏面中央部は機械的な強度が低く、裏面中央部を固定した場合、タッチパネルを押圧したときの応力により表示面にモアレが発生する。また、カバーパネルの端部が固定されないため、ユーザが手で触れてカバーパネルを変形させたり、車両に搭載された電子機器が高温多湿な環境で使用されたときにカバーパネルが変形したりする可能性がある。
以上のような問題を回避しつつ液晶モジュールの重量を支える観点から、カバーパネル及び液晶モジュールの両方をそれぞれ固定部材に接着する構造が好適である。このとき、カバーパネル及び液晶モジュールを同一の固定部材に接着する構造と、それぞれ別個の固定部材に接着する構造とが考えられる。
カバーパネル及び液晶モジュールを同一の固定部材に接着する構造は、液晶モジュールの厚み公差により以下のような問題が生じる。すなわち、一般にカバーパネル及び液晶モジュールはそれぞれ厚み公差を有するが、特に液晶モジュールは複数種類の部材を積層しているため厚み公差が大きい。液晶モジュールの肉厚が設計値よりも大きい場合、液晶モジュールの裏面を固定部材に接着したとき、この固定部材とカバーパネルの裏面との間に間隙が生じ、カバーパネルが接着されないことがある。また、かかる間隙が生じた状態からカバーパネルの端部を撓ませて裏面を固定部材に無理やり接着しても、この接着を引き剥がす向きに力が加わり、カバーパネルと固定部材との接着が剥がれやすくなる。
他方、液晶モジュールの肉厚が設計値よりも小さい場合、カバーパネルの裏面を固定部材に接着したとき、この固定部材と液晶モジュールの裏面との間に間隙が生じ、液晶モジュールが接着されないことがある。カバーパネルと固定部材間の接着力では液晶モジュールの重量を支えることができないため、カバーパネルと固定部材との接着が剥がれて、カバーパネル及び液晶モジュールが脱落する可能性がある。
これに対し、カバーパネル及び液晶モジュールをそれぞれ別個の固定部材に接着することで、液晶モジュールの厚み公差による上記の問題を回避することができる。しかしながら、複数個の固定部材を用いるため部品点数が増加する。
なお、特許文献1の保護板一体型表示装置は、保護板を接着剤により筐体に接着するとともに、筐体内に配置した緩衝部材により液晶表示パネルを固定している。この構造は、筐体とは別部材である緩衝材を用いるため、カバーパネル及び液晶モジュールをそれぞれ別個の固定部材に接着する構造と同様に部品点数が増加する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ダイレクトボンディング構造を採用した電子機器において、液晶モジュールの厚み公差を吸収しつつ部品点数を削減することを目的とする。
本発明の電子機器は、厚板状の液晶モジュールと、液晶モジュールよりも面積が大きく、かつ、液晶モジュールの表面に一体に貼り合わされたカバーパネルと、液晶モジュールの裏面を接着し、かつ、カバーパネルの裏面を接着した固定部材とを備え、固定部材は、液晶モジュールを収容する空間と、カバーパネルの裏面の周端部が両面テープ又は接着剤で接着された第1接着面部を具備する周端部を有し、固定部材の空間の端部に前記液晶モジュールの裏面が両面テープ又は接着剤で接着された第2接着面部を有する接着部位を具備し、第2接着面部を有する接着部位が可撓性を有するとともに塑性変形する根元部を有し、根元部が塑性変形し、第2接着面部を有する接着部位が変形した状態で前記液晶モジュールの裏面に当接した状態で接着されているものである。
本発明の電子機器は、上記のように構成したので、液晶モジュールの厚み公差を吸収しつつ部品点数を削減することができる。さらに、液晶モジュールの厚み公差によらず、液晶モジュールに応力が加わるのを防ぎ、かつ、液晶モジュールを固定部材に確実に接着することができる。
本発明の実施の形態1に係る電子機器の要部を組み立てる前の状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電子機器の要部を組み立てる前の状態を示す分解斜視図である。 図2に示す液晶モジュール、カバーパネル及びタッチパネルの拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る電子機器の要部を組み立てた後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る電子機器の要部を組み立てた後の状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るホルダの斜視図である。 図5に示すA−A’線に沿う断面図である。 図7に示すA−B−C−D線で囲まれた領域の拡大図である。 図5に示すA−A’線に沿う断面図である。 図9に示すA−B−C−D線で囲まれた領域の拡大図である。
実施の形態1.
図1及び図2は、電子機器100の要部を組み立てる前の状態を示す分解斜視図である。図3は、図2に示す液晶モジュール1、カバーパネル2及びタッチパネル3の拡大図である。図4は、電子機器100の要部を組み立てた後の状態を示す斜視図である。図5は、電子機器100の要部を組み立てた後の状態を示す正面図である。図6は、ホルダ5の斜視図である。図1〜図6を参照して、実施の形態1に係る電子機器100の要部について説明する。
液晶モジュール1は、液晶パネル、導光板及びバックライトなどを一体にした厚板状の部材である。液晶モジュール1の表面は液晶パネルの表示面が露出しており、裏面及び側面は金属などで被覆されている。
液晶モジュール1の表面に対向して、カバーパネル2が配置されている。カバーパネル2は、液晶モジュール1よりも面積が大きく、例えば強化ガラス又はポリカーボネート若しくはアクリルなどの透明樹脂により構成されている。カバーパネル2の裏面には、液晶モジュール1と略同じ面積のタッチパネル3が一体に貼り合わされており、このタッチパネル3に液晶モジュール1が一体に貼り合わされている。
液晶モジュール1、カバーパネル2及びタッチパネル3の貼り合わせにはOCR(Optically Clear Resin)又はOCA(Optically Clear Adhesive)などの光学用透明接着剤が用いられており、いわゆるダイレクトボンディング構造になっている。
液晶モジュール1の裏面は、上端部及び下端部が両面テープ4aによりホルダ5に接着されている。また、カバーパネル2の裏面は、液晶モジュール1を貼り合わせていない周端部が両面テープ4bによりホルダ5に接着されている。これにより、液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方が同一のホルダ5に固定されている。
ホルダ5は略板状であり、例えば板金により構成されている。ホルダ5の表面には液晶モジュール1及びカバーパネル2が接着されており、裏面には図示しない電子回路基板がネジ止めされている。この電子回路基板には、液晶モジュール1の給電用及び制御用の回路が実装されている。液晶モジュール1と電子回路基板間は、図示しないフレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuits,FPC)などの配線により電気的に接続されている。
また、ホルダ5の両側部には、板金の一部を裏面側に略垂直に切り起こしてなる一対の突片51a,51bが設けられている。突片51a,51bはネジ穴を有しており、図示しない筐体にネジ止めされ固定されている。このようにして、電子機器100の要部が構成されている。
次に、ホルダ5の詳細な形状について説明する。
ホルダ5の周端部は、いわゆる「Z曲げ」加工によりそれぞれ1段の階段状に折り曲げられており、カバーパネル2を接着する面部(以下「第1接着面部」という。)52が形成されている。また、Z曲げの段差部53により、ホルダ5の表面側に、第1接着面部52にカバーパネル2を接着した状態で液晶モジュール1及びタッチパネル3を収容する空間が形成されている。
ここで、図1〜図6では、液晶モジュール1の肉厚が設計値と同等であり、液晶モジュール1及びタッチパネル3の肉厚L2も設計値と同等である例を示している。段差部53の高さL1は、液晶モジュール1の厚み公差による肉厚L2の最大値よりも大きい値に設定されている。
ホルダ5の上端部及び下端部には、板金の一部を裏面側に切り起こしてなる板バネ状の部位が形成されており、液晶モジュール1を接着する面部(以下「第2接着面部」という。)54が形成されている。第2接着面部54は、切り起こしの根元部に切欠き55を設けることで板金が細くなっており、根元部が変形しやすくなっている。第2接着面部54は、根元部が弾性変形した状態で液晶モジュール1に接着されている。
なお、根元部の変形しやすさは、図示しない治具を用いて加圧したときに変形する一方、人間が手で押したときには変形しない程度であるのが好ましい。根元部の機械的な強度が低すぎると液晶モジュール1の固定が不安定になり、例えば電子機器100を搭載した車両の走行により電子機器100が振動したときに液晶モジュール1の揺れが発生する問題を回避するためである。
ホルダ5は、板金の一部に絞り加工を施すことで、裏面側に突起した複数個の凸部56が形成されている。各々の凸部56はネジ穴が設けられており、このネジ穴に電子回路基板がネジ止めされている。
次に、図7〜図10を参照して、電子機器100の要部の組立方法について説明する。初期状態において、液晶モジュール1、カバーパネル2及びタッチパネル3は予め一体に貼り合わされている。
まず、ホルダ5の第1接着面部52に両面テープ4bを貼り付け、第2接着面部54に両面テープ4aを貼り付ける。次いで、Z曲げの段差部53によりホルダ5の表面側に形成された空間に液晶モジュール1を収容しつつ、カバーパネル2の裏面の周端部を両面テープ4bに当接させる。これにより、カバーパネル2が第1接着面部52に接着され固定される。
この状態の液晶モジュール1、カバーパネル2、タッチパネル3、両面テープ4a,4b及びホルダ5を側面から見た断面図を図7及び図8に示す。図7及び図8に示す如く、段差部53の高さL1が、液晶モジュール1の厚み公差による肉厚L2の最大値よりも大きい値に設定されているため、液晶モジュール1とホルダ5間に間隙Eが形成されている。また、第2接着面部54はホルダ5の裏面側に切り起こされているため、液晶モジュール1と両面テープ4a間にも間隙Fが形成されている。
次いで、図8に矢印Gで示す如く、図示しない治具を用いて第2接着面部54を液晶モジュール1に向けて加圧する。この圧力により、第2接着面部54の根本部が弾性変形し、両面テープ4aが液晶モジュール1の裏面に当接する。この結果、液晶モジュール1が第2接着面部54に接着され固定される。
この状態の液晶モジュール1、カバーパネル2、タッチパネル3、両面テープ4a,4b及びホルダ5を側面から見た断面図を図9及び図10に示す。図10に矢印Hで示す如く、第2接着面部54の弾性力により、液晶モジュール1をホルダ5側に引き付ける向きの力が加わる。この力により、カバーパネル2の周端部が第1接着面部52側に押し付けられるため、カバーパネル2と第1接着面部52間の接着力を向上し、接着が剥がれ難くすることができる。また、第1接着面部52は板金のZ曲げにより形成されており、機械的な強度が高いため、カバーパネル2を安定して固定することができる。
また、段差部53の高さL1を、液晶モジュール1の厚み公差による肉厚L2の最大値よりも大きい値に設定するとともに、第2接着面部54が弾性変形することで液晶モジュール1に接着している。このため、液晶モジュール1の厚み公差により肉厚L2が設計値より大きい場合であっても、肉厚L2は段差部53の高さL1よりも小さい値になり、液晶モジュール1とホルダ5間に間隙Eが形成される。この結果、液晶モジュール1の裏面がホルダ5に圧接してカバーパネル2及び液晶モジュール1に応力が加わるのを防ぐことができる。他方、液晶モジュール1の厚み公差により肉厚L2が設計値より小さい場合であっても、第2接着面部54の変形幅を大きくすることで液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方をホルダ5に確実に接着し、液晶モジュール1の重量を支えるのに十分な接着力を確保することができる。
また、液晶モジュールとカバーパネルとをそれぞれ別個の部材に接着する構造、及び、緩衝材を用いて液晶モジュールを固定する構造と比較して、部品点数を削減し、電子機器100の組立工数を削減するとともに電子機器100の軽量化を図ることができる。
なお、電子機器100は、図1〜図10に示すタッチパネル3を除去し、液晶モジュール1とカバーパネル2とを一体に貼り合わせたものであっても良い。この場合、ホルダ5は、段差部53の高さL1を、厚み公差による液晶モジュール1の肉厚の最大値よりも大きい値に設定する。
また、液晶モジュール1は、側面及び裏面が被覆されておらず、液晶パネル、導光板及びバックライトなどが露出したものであっても良い。
また、液晶モジュール1とホルダ5間の接着は両面テープ4aに限定されるものではなく、カバーパネル2とホルダ5間の接着は両面テープ4bに限定されるものではない。2部材を接着して固定できるものであれば良く、例えば両面テープ4a,4bに代えて接着剤を用いても良い。
また、第2接着面部54は、ホルダ5の表面側に切り起こされたものでも良い。第2接着面部54をホルダ5の裏面側に切り起こした構造、及び、表面側に切り起こした構造のいずれの構造であっても、液晶モジュール1の厚み公差によらず、液晶モジュール1及びカバーパネル2に応力が加わるのを防ぎ、かつ、液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方をホルダ5に確実に接着することができる。しかしながら、第2接着面部54をホルダ5の表面側に切り起こした場合、接着後の弾性力の向きが図10に示す矢印Hと逆向きになり、カバーパネル2を第1接着面部52から引き剥がす向きの力が加わる。このため、第2接着面部54は、ホルダ5の裏面側に切り起こした構成のほうがより好適である。
また、第2接着面部54は、少なくとも一部が可撓性を有して治具により変形自在なものであれば良く、根元部が弾性変形する構造に限定されるものではない。例えば、第2接着面部54は、治具の加圧により根元部が塑性変形することで液晶モジュール1に接着するものでも良い。または、板金の機械的性質に応じて、根元部の大部が塑性変形しつつ一部が弾性変形するものであっても良い。
また、第2接着面部54が変形するのに代えて、第1接着面部52が変形するものであっても良い。具体的には、例えば、段差部53に切欠きを設けたり、第2接着面部54の面積を大きくして第2接着面部54の段差部53側の端部に切欠きを設けたりする。または、矩形状のホルダ5の各辺に設けた第1接着面部52をそれぞれ複数個の面部に分割し、各々の面部が変形するようにする。第2接着面部54のみが変形する構造、及び、第1接着面部52のみが変形する構造のいずれの構造であっても、液晶モジュール1の厚み公差によらず、液晶モジュール1及びカバーパネル2に応力が加わるのを防ぎ、かつ、液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方をホルダ5に確実に接着することができる。
以上のように、実施の形態1の電子機器100は、厚板状の液晶モジュール1と、液晶モジュール1よりも面積が大きく、かつ、液晶モジュール1の表面に一体に貼り合わされたカバーパネル2と、液晶モジュール1の裏面を接着し、かつ、カバーパネル2の裏面を接着した固定部材(ホルダ5)とを備える。固定部材(ホルダ5)は、液晶モジュール1を接着する部位(第2接着面部54)及びカバーパネル2を接着する部位(第1接着面部52)のうちのいずれか一方の接着部位が可撓性を有し、接着部位が変形した状態で液晶モジュール1又はカバーパネル2が接着されている。これにより、ダイレクトボンディング構造を採用した電子機器100において、液晶モジュール1の厚み公差によらず、液晶モジュール1及びカバーパネル2に応力が加わるのを防ぎ、かつ、液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方をホルダ5に確実に接着することができる。また、液晶モジュール1及びカバーパネル2の両方を同一のホルダ5に固定することで、部品点数を削減することができる。
また、固定部材(ホルダ5)は、接着部位が弾性変形した状態で液晶モジュール1又はカバーパネル2が接着されており、接着部位の弾性力は液晶モジュール1又はカバーパネル2を固定部材(ホルダ5)側に引き付ける向きの力である。図10に矢印Hで示す向きの弾性力により、カバーパネル2の周端部が第1接着面部52側に押し付けられるため、カバーパネル2と第1接着面部52間の接着力を向上し、接着が剥がれ難くすることができる。
また、固定部材(ホルダ5)は、接着部位と液晶モジュール1又はカバーパネル2との間に間隙Fを設けた形状であり、接着部位が変形することで液晶モジュール1又はカバーパネル2に当接した状態で接着されている。これにより、図10に矢印Hで示す向きの弾性力を発生させることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 液晶モジュール、2 カバーパネル、3 タッチパネル、4a,4b 両面テープ、5 ホルダ、51a,51b 突片、52 第1接着面部、53 段差部、54 第2接着面部、55 切欠き、56 凸部、100 電子機器。

Claims (4)

  1. 厚板状の液晶モジュールと、
    前記液晶モジュールよりも面積が大きく、かつ、前記液晶モジュールの表面に一体に貼り合わされたカバーパネルと、
    前記液晶モジュールの裏面を接着し、かつ、前記カバーパネルの裏面を接着した固定部材と、を備え、
    前記固定部材は、前記液晶モジュールを収容する空間と、前記カバーパネルの裏面の周端部が両面テープ又は接着剤で接着された第1接着面部を具備する周端部を有し、
    前記固定部材の空間の端部に前記液晶モジュールの裏面が両面テープ又は接着剤で接着された第2接着面部を有する接着部位を具備し、
    前記第2接着面部を有する接着部位が可撓性を有するとともに塑性変形する根元部を有し、根元部が塑性変形し、前記第2接着面部を有する接着部位が変形した状態で前記液晶モジュールの裏面に当接して接着されている電子機器。
  2. 前記固定部材は、前記第2接着面部を有する接着部位が弾性変形した状態で前記液晶モジュールが接着されており、前記接着部位の弾性力は前記液晶モジュールを前記固定部材側に引き付ける向きの力であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記固定部材は、前記第2接着面部を有する接着部位と前記液晶モジュールとの間に間隙を設けた形状であり、前記接着部位が変形することで前記液晶モジュールに当接した状態で接着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子機器。
  4. 前記カバーパネルと一体にタッチパネルが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の電子機器。
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