JP6436441B2 - ハーネス保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に配索されたハーネスを保持するハーネス保持装置に関する。
従来、自動車等の車両には、リレーやヒューズなどを収容した電気接続箱が設けられる。そして、通常この種の電気接続箱を車両構造物に取り付けるには、箱本体に設けられた弾性を有するロックアームに係合突起を設け、車両構造物に固定された固定板に形成された係合孔に、箱本体側の係合突起を係合させることにより、箱本体に車両構造物に取り付けることが提案されている(特許文献1参照)。
また、電気接続箱の蓋体と箱本体の固定も、上記した係合爪の係合孔への係合により行われることが多く、これ以外にもハーネスを車体構造物に固定、保持する場合などに、係合爪の係合孔との係合構造が一般的に採用されている。具体的には、図2に示すように、保持部材21の端縁に下方に垂下して一体に形成された弾性を有する脚部21aの先端に、傾斜面を有する係合爪21bを一体形成し、車両構造物22に設けられた係合部22aに上下方向の係合孔22bが透設され、保持部材21の係合爪21bが係合孔22bに上方から挿入され、係合爪21bの上端縁が係合孔22bの下面に当接することにより係合爪21bが係合部22aに係合し、これにより保持部材21が車両構造物22に取り付けられると同時に、ハーネスであるワイヤハーネスWHが保持部材21によって抑えるようにして保持される。
特開2003−23716号公報(段落0003〜0006および図5参照)
ところで、図2に示す従来の係合爪21bの係合孔22bとの係合構造の場合、ワイヤハーネスWHの保持を解除するには、係合爪21bが形成されている脚部21aが図2中の矢印方向への弾性を有しているため、この弾性力に抗して図2中の矢印と反対方向に脚部21aを押圧することによって、係止爪21bの上端縁の係合孔22bの下面との当接を解除し、係合爪21bの係合部22aとの係合状態を解除することにより、係合爪21bを係合孔22bから抜き出して保持部材21を車両構造物2から取り外し、保持されていたワイヤハーネスWHを解放することが可能になる。
しかし、ワイヤハーネスWHの保持を解除する意図がないにもかかわらず、例えば作業者が作業中に脚部21aに接触することにより、脚部21aがその弾性力に抗して図2中の矢印と反対方向に押圧されるなどの意図しない外力が脚部21aに加わると、係合爪21bの係合部22aとの係合状態が解除され、保持されていたワイヤハーネスWHが意に反して簡単に解放されてしまうおそれがある。
本発明は、保持されていたハーネスが意に反して解放されることを未然に防止できる保持装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のハーネス保持装置は、車両に配索されたハーネスを保持するハーネス保持装置において、車両側の構造物に設けられ係合孔が形成された係合部と、前記ハーネスの一部を覆うように配設されて前記ハーネスを保持する保持部材と、前記保持部材の端縁に一体形成された弾性を有する脚部と、前記脚部の先端における前記脚部の弾性力が向かう側に突出形成され前記係合孔に一方側から挿入されて前記係合孔の他方側に係合することにより前記保持部材を前記係合部に固定する係合爪と、前記係合部の前記一方側の端縁に形成された突部とを備え、前記脚部の前記突部を挟む少なくとも2箇所をその弾性力に抗して押圧することにより、前記係合爪の前記係合孔の前記他方側との係合状態が解除されることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、係合部の一方側の端縁に形成された突部を設け、脚部の突部を挟む少なくとも2箇所をその弾性力に抗してほぼ同時に押圧することにより、係合爪の係合孔の他方側との係合状態が解除されるようにしたため、脚部の突部を挟む2箇所に対して弾性力に抗する方向への外力が加わらない限り、係合爪の係合部との係合状態が解除されることがなく、保持されていたハーネスが意に反して解放されるのを未然に防止することができる。
本発明に係るハーネス保持装置の一実施形態の斜視図である。 従来例の斜視図である。
本発明に係るハーネス保持装置の一実施形態について、図1を参照して詳細に説明する。
車体に取り付けられた車両側の構造物であるリレーやヒューズなどを収容した樹脂製の電気接続箱にワイヤハーネスWHを保持する保持装置は、図1に示すように構成されている。すなわち、図1に示すように、コ字状を成す樹脂製の保持部材2が設けられ、この保持部材2の一方の屈曲片2aの下端に、図1中の矢印方向への弾性を有する脚部3が下方に延出して一体形成されるとともに、脚部3の下端に傾斜面を有する断面くさび状の係合爪4が一体形成され、脚部3に対向する電気接続箱1の側面1aに、上下方向に矩形状の係合孔5を有するコ字状の係合部6が外方に突出して一体形成され、保持部材2の他方の屈曲片(図示省略)の下端が電気接続箱1に回転自在に枢支された状態で、保持部材2の係合爪4が係合孔5に上方から挿入され、係合爪4の上端縁が係合孔5の下面に当接することにより係合爪4が係合部6に係合され。これにより電気接続箱1の上面と保持部材2との間にワイヤハーネスWHが挟持されて保持される。
さらに、係合部6の中央上端縁にアーチ状に上方に突出して突部8が一体形成されており、保持部材2の係合爪4が係合孔5に上方から挿入されて、係合爪4の上端縁が係合部6の下面に当接して係合爪4が係合部6に係合した状態では、突部8が邪魔になって脚部3の弾性方向である図1中の矢印と反対方向に脚部3の中央部分を押すことができない構造になっている。ここで、保持部材2の他方の屈曲片側にも、一方側と同様に、係合爪と係合孔との係合構造を採用してもよい。
そして、係合爪4が係合部6に係合することにより、電気接続箱1の上面と保持部材2との間にワイヤハーネスWHが保持された状態から、ワイヤハーネスWHの保持を解除するには、脚部3の突部8を挟む2箇所をその弾性力に抗して図1中の矢印と反対方向に脚部8をほぼ同時に押圧することによって、係止爪4の上端縁の係合部6の下面との当接が解除され、係合爪4の係合部6との係合状態が解除されることにより、係合爪4を係合孔5から抜き出して保持部材2を電気接続箱1から取り外すことができ、保持されていたワイヤハーネスWHを解放することができる。
このとき、脚部3の突部8を挟む2箇所のうち一方側のみを押圧しても、脚部3の弾性力を上回るほどの押圧力が脚部3に加わらず、脚部8が弾性力に抗して変形しないため、係止爪4の上端縁の係合部6の下面との当接が解除されることはなく、例えば作業者が作業中に誤って脚部3に接触しても、脚部3が不用意に変形して、係止爪4の係合孔5との係合状態は保持される。
したがって、上記した実施形態によれば、係合部6の中央上端縁に突部8を形成し、脚部3の突部8を挟む2箇所をその弾性力に抗してほぼ同時に押圧することにより、係合爪4の係合孔5との係合状態が解除されるようにしたため、脚部3の突部8を挟む2箇所に対して脚部3にその弾性力に抗する方向への外力が加わらない限り、係合爪4の係合部6との係合状態が解除されることがなく、意に反してワイヤハーネスWHが解放されてしまうのを未然に防止することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
また、上記した実施形態では、突部8を1個だけ設けた場合について説明したが、2個以上の突部8を係合部6に設けてもよい。
また、上記した実施形態では、車両側の構造物である電気接続箱1と保持部材2との間にワイヤハーネスWHを保持する場合について説明したが、車両側の構造物は電気接続箱1に限るものではなく、床パネルやドアパネルなどの車両構造部材であってもよいのはいうまでもない。
また、上記した実施形態では、ワイヤハーネスWHを保持する例について説明したが、ワイヤハーネスWHに限らず、車両に配索されるその他のハーネス全般に対して本発明を適用することができる。
1 …電気接続箱(構造物)
2 …保持部材
3 …脚部
4 …係合爪
5 …係合孔
6 …係合部
8 …突部

Claims (1)

  1. 車両に配索されたハーネスを保持するハーネス保持装置において、
    車両側の構造物に設けられ係合孔が形成された係合部と、
    前記ハーネスの一部を覆うように配設されて前記ハーネスを保持する保持部材と、
    前記保持部材の端縁に一体形成された弾性を有する脚部と、
    前記脚部の先端における前記脚部の弾性力が向かう側に突出形成され前記係合孔に一方側から挿入されて前記係合孔の他方側に係合することにより前記保持部材を前記係合部に固定する係合爪と、
    前記係合部の前記一方側の端縁に形成された突部とを備え、
    前記脚部の前記突部を挟む少なくとも2箇所をその弾性力に抗して押圧することにより、前記係合爪の前記係合孔の前記他方側との係合状態が解除されることを特徴とするハーネス保持装置。
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