JP6435732B2 - ネットワーク設計装置、パス設計方法および伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク設計装置、パス設計方法および伝送システムに関する。
従来から、WDM(Wavelength Division Multiplexing)における新規パスへのチャネル割当ては、新規パスの始点から終点までの区間で連続する未使用のチャネルのうちCH番号が最小のチャネルを新規パスに割当てることにより行われる。
従来の新規パスへのチャネル割当てに関し、例を挙げて説明する。図17は、CH(Channel)番号の選択方法の一例を示す図である。図17の例は、サイト1〜サイト8間の各チャネルの既使用区間および未使用区間を表している。既使用区間とは、例えば、他のパスが既に使用している区間である。未使用区間とは、例えば、他のパスによって使用されておらず、空いている区間である。例えば、CH1は、サイト1〜サイト2間およびサイト7〜サイト8間が既使用区間であり、サイト2〜サイト7間が未使用区間である。CH2は、サイト1〜サイト3間およびサイト7〜サイト8間が既使用区間であり、サイト3〜サイト7間が未使用区間である。CH3は、全ての区間が未使用のチャネルである。
従来のチャネル割当てにおいて、例えば、新規パスに対応する区間が未使用区間である複数のチャネルが選択され、選択された複数のチャネルのうち、CH番号が最小のチャネルが新規パスに割当てられる。例えば、図17に示す新規パス(1)が使用するサイト4〜サイト6の区間が未使用区間となっているCH1、CH2およびCH3が選択される。そして、選択されたチャネルのうち、CH番号が最小であるCH1が新規パス(1)に割当てられる。
特開2006−025014号公報
しかしながら、上述の従来技術では、ネットワークにおいて、未使用区間が分断され、不連続に散在するチャネルが生じる場合がある。
例えば、図17においてCH1に新規パス(1)が設定されると、CH1のサイト2〜サイト7の未使用区間が分断され、CH1の未使用区間がサイト2〜サイト4間およびサイト6〜サイト7間となり、未使用区間が不連続で散在する状態が起きる。次に新規パス(2)がサイト2〜サイト5間に設定される場合に、CH1において新規パス(1)がサイト4〜サイト5を使用しており、新規パス(1)が新規パス(2)に重複するため、新規パス(2)にCH1を割当てることができない。また、CH2においてサイト2〜サイト3が既使用区間となっており、既使用区間が新規パス(2)と重複するため、新規パス(2)にCH2を割当てることができない。そこで、新規パス(2)に、サイト2〜サイト5間が未使用のCH3を割当てられる。したがって、新規パス(2)に新たなチャネルを割当てることとなる。
このように、新規パスが設定される区間における空きチャネルのうちCH番号が最小のチャネルを新規パスに割り当てると、未使用区間が不連続に散在するチャネルが生じることとなる。
一つの側面では、未使用区間が不連続に散在するチャネルが生じることを防止するネットワーク設計装置、パス設計方法および伝送システムを提供することを目的とする。
第1の案では、ネットワーク設計装置は、ネットワークを形成する複数のノードの各隣接するノード間の区間であるスパン毎に未割当のチャネルを記憶する記憶部を有する。ネットワーク設計装置は、記憶部を参照し、ネットワーク上に設定するパスの始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当のチャネルを抽出する抽出部を有する。ネットワーク設計装置は、抽出部によって抽出されたチャネルのうち、連続した未割当てのスパンの数が最小のチャネルを、パスに設定するチャネルとして決定する決定部を有する。
本発明の一実施態様によれば、未使用区間が分断され、不連続に散在するチャネルが生じることを防止できるという効果を奏する。
図1は、実施例1のネットワーク設計装置の構成の一例を示す図である。 図2は、チャネルを抽出および決定する処理の第1の説明図である。 図3は、実施例1に係るネットワーク設計装置を含む伝送システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、パス設定手順を示す第1のフロー図である。 図5は、パスに使用するチャネル選択手順を示す第2のフロー図である。 図6は、参考例と実施例1の効果を比較するための図である。 図7は、実施例2のネットワーク設計装置の構成の一例を示す図である。 図8は、チャネルを抽出および決定する処理の第2の説明図である。 図9は、実施例2に係るネットワーク設計装置を含む伝送システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図10は、パス設定手順を示す第2のフロー図である。 図11は、パスに使用するチャネル選択手順を示す第2のフロー図である。 図12は、参考例1と実施例2の効果を比較するための第1の図である。 図13は、参考例2と実施例2の効果を比較するための第2の図である。 図14は、実施例1に係るサイトのハードウェア構成の一例を示す図である。 図15は、実施例2に係るサイトのハードウェア構成の一例を示す図である。 図16は、実施例1のネットワーク設計装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図17は、CH番号の選択方法の一例を示す図である。
以下に、本願の開示するネットワーク設計装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの権利範囲が限定されるものではない。各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(実施例1のネットワーク設計装置の構成)
図1は、実施例1のネットワーク設計装置の構成の一例を示す図である。図1の例に示すように、ネットワーク設計装置100は、装置制御IF101と、制御部110と、記憶部120とを有する。装置制御IF101は、ネットワークを介して他のサイトを制御するインターフェースである。装置制御IF101は、パス設定部114から出力された設定情報に基づいて各サイトを制御し、パスを設定する。また、装置制御IF101による制御は、例えばNIC(Network Interface Card)等によって実現される。
記憶部120は、使用波長DB(Database)121を有する。使用波長DB121は、ネットワークのトポロジ情報を有するデータベースである。使用波長DB121は、トポロジ情報として、ネットワーク内の各サイト、隣接する各サイト間のファイバ、およびファイバ上で使用されているチャネルに関する情報を有する。ここで、ファイバとは、隣接するサイト間のパスを示す。使用波長DB121は、例えば、ファイバ上で使用されているチャネルに関する情報として、スパン毎の空きチャネルを記憶する。スパン毎の空きチャネルとは、未使用区間となっているチャネルを示す。
例えば、チャネルがCH1〜7まであり、サイト1−サイト2間でCH1、CH3、CH4が既使用であるものとする。かかる場合に、使用波長DB121は、ファイバ上で使用されているチャネルに関する情報として、CH1、CH3、CH4が既使用区間であるという情報を有する。ネットワーク設計装置100は、使用波長DB121が有する情報に基づいて、サイト1−2間の空きチャネルがCH2、CH5、CH6、CH7であるという情報を導き出すことができる。
なお、各チャネルは、波長単位で割当てられる。例えば、ネットワーク設計装置100は、ネットワークで使用している波長が、波長の短い順に波長1、波長2、波長3・・・とある場合、各々の波長をチャネル番号が若い順にそれぞれCH1、CH2、CH3・・・に割当てる。なお、各波長をチャネルにランダムに割り当ててもよい。
記憶部120は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
(制御部の構成)
ネットワーク設計装置100の制御部110は、構築部111と、パス計算部112と、探索部113と、パス設定部114とを有する。探索部113は、抽出部113aと、決定部113bとを有する。制御部110の機能は例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、制御部110の機能は例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現することができる。
構築部111は、各サイトを有するトポロジを構築する処理部である。構築部111は、ネットワーク内のサイトを検出し、検出したサイトでトポロジを構築する。構築部111は、構築したトポロジの情報を使用波長DB121に格納する。
パス計算部112は、パスを設定する際に、最短のパスを求める処理部である。パス計算部112は、設定できるパスが複数ある場合に、各パスの距離を計算する。パス計算部112は、複数のパスうち、距離が最も短いパスを特定し、特定したパスを探索部113およびパス設定部114に出力する。
探索部113は、パス計算部112が求めた最短パスにおいて、空いているチャネルのうち、パスに設定するチャネルを探索する処理部である。探索部113は、抽出部113aと、決定部113bとを有する。
抽出部113aは、使用波長DB121を参照し、設定するパスに対応する始点ノードと終点ノードとの間の全スパンが空いているチャネルを抽出する処理部である。始点ノードとは、設定しようとするパスの始点となるノードである。終点ノードとは、設定しようとするパスの終点となるノードである。なお、上述の「サイト」は、「ノード」の一例である。
すなわち、抽出部113aは、使用波長DB121を参照して、設定するパスに対応する全ての区間が未使用区間となっているチャネルを抽出する。抽出部113aは、抽出したチャネルを決定部113bに出力する。
決定部113bは、抽出部113aによって抽出されたチャネルを受信する。決定部113bは、受信したチャネルのうち、パスに対応する始終点ノードの外を含めた連続空きスパン数が一番少ないチャネルを、パスに設定するチャネルとして決定する。連続空きスパン数とは、チャネルにおいて連続する未使用区間の数を示す。
すなわち、決定部113bは、抽出部113aから受信したチャネルのうち、始終点ノードの外を含めた連続する未使用区間の数が最も少ないチャネルを選択し、選択したチャネルをパス設定部114に出力する。
図2を用いて抽出部113aおよび決定部113bの処理の例について説明する。図2は、チャネルを抽出および決定する処理の第1の説明図である。トポロジ10は、ネットワークトポロジを構成する各サイトを示す。トポロジ10は、サイトXおよびサイトYを有する。トポロジ10を構成する各サイト間の区間は、区間A〜Gで表す。
ステータス11a〜11gは、区間において各チャネルが既使用であるか未使用であるかの別を示す。ステータス11a〜11gは、それぞれ区間A〜Gに対応する。既使用の区間には、色が付され、未使用の区間には、色が付されない。例えば、ステータス11aは、区間AにおいてCH1〜6、CH8が既使用で、CH7、CH9〜10が未使用であることを表す。また、ステータス11bは、区間BにおいてCH1〜3が既使用で、CH4〜10が未使用であることを表す。
サイトX−サイトY間にパスを設定する場合、抽出部113aおよび決定部113bは、以下の処理を実行する。抽出部113aは、区間C〜Eが未使用のCH3,CH4,CH5,CH7,CH10を抽出し、抽出した各チャネルを決定部113bに出力する。
決定部113bは、抽出部113aによって出力された各チャネルのスパン数をカウントする。CH3のスパン数が4スパン、CH4のスパン数が4スパン、CH5のスパン数が5スパン、CH7のスパン数が7スパン、CH10のスパン数が5スパンである。決定部113bは、連続空きスパン数が最も少ないCH3およびCH4のうち、チャネル番号が若いCH3を選択する。決定部113bは、選択したCH3をパス設定部114に出力する。なお、決定部113bは、連続空きスパン数が最も少ないチャネルの中からチャネルをランダムに選択してもよい。
パス設定部114は、パス計算部112から選択されたパスを受信し、決定部113bから選択されたチャネルを受信する。パス設定部114は、装置制御IF101を介して各サイトを制御し、選択されたパスを、選択されたチャネルに設定する。
(実施例1に係る伝送システムのハードウェア構成)
図3は、実施例1に係るネットワーク設計装置を含む伝送システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図3の例に示すように、伝送システム30は、ネットワーク設計装置100およびサイト160を有する。ネットワーク設計装置100は、装置制御IF101、構築部111、パス計算部112、探索部113、パス設定部114および使用波長DB121を有する。図3に示されるネットワーク設計装置100は、図1に示されるネットワーク設計装置100に対応する。
装置制御IF101は、サイト160と通信可能に接続される。図3の例では、便宜上、1つのサイト160が示されているが、装置制御IF101は、複数のサイトと接続される。
サイト160は、AMP(Amplifier)161a〜161d、WSS(Wavelength Selective Switch)162a〜162d、MUX/DMUX(Multiplexer/Demultiplexer)164a,b、OSC終端部165a,b、制御部166およびハード制御部167を有する。また、MUX/DMUX164aは、Transponder163a〜cを有する。MUX/DMUX164bは、Transponder163d〜fを有する。
サイト160の各部について説明する。AMP161a〜161dは、他のサイトから受信したWDM信号を増幅する。WSS162aおよびWSS162dは、受信したWDM信号の波長を選択し、分波する。一方、WSS162bおよびWSS162cは、受信した各波長の信号を合波してWDM信号を生成する。
Transponder163a〜cは、ルータ等から受信したクライアント信号をWDM信号に変換する。MUX/DMUX164aは、Transponder163a〜cから受信した複数のWDM信号を合波し、一本の光ファイバ上に多重化する。一方、MUX/DMUX164bは、WDM信号を個別の光ファイバに分波し、分波したWDM信号をTransponder163d〜fのそれぞれが受信する。Transponder163d〜fは、受信したWDM信号をクライアント信号に変換する。
OSC終端部165a,bは、データ波長と異なる波長の光監視信号を隣接するサイトへ送信する。また、OSC終端部165a,bは、隣接するサイトから送信された光監視信号を終端する。制御部166は、OSC終端部165a,bで終端した光監視信号を取り出し、光信号の状態を監視する。ハード制御部167は、制御部166から光信号の状態を受信し、光信号の状態に応じて各ハードウェアを制御する。
(パス設定手順を示すフロー)
図4は、パス設定手順を示す第1のフロー図である。構築部111は、ネットワーク内のサイトを検出し、検出したサイトでトポロジを構築する(ステップS10)。構築部111は、構築したトポロジの情報を使用波長DB121に格納する。
ネットワーク設計装置100は、パス立上げ要求を受信する(ステップS11)。パス計算部112は、使用波長DB121を参照してサイトおよびファイバに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて最短パスを探索する(ステップS12(1))。
抽出部113aは、使用波長DB121を参照し、最短パス上の未使用区間に関する情報を取得する。抽出部113aは、取得した情報を基に、最短パス上で、始点のサイトから終点のサイトまでの全ての区間が未使用となっているチャネルを抽出する。決定部113bは、抽出部113aによって抽出されたチャネルのうち、始終点ノードの外を含めた連続空きスパン数が一番少ないチャネルを、パスに設定するチャネルとして決定する(ステップS12(2))。
パス設定部114は、装置制御IF101を介して各サイトを制御し、パス計算部112で選択されたパスを、決定部113bで選択されたチャネルに設定する(ステップS13)。
(チャネル選択手順を示すフロー)
図5は、パスに使用するチャネル選択手順を示す第2のフロー図である。図5のフローは、ステップS12に対応する。パス計算部112は、使用波長DB121を参照してサイトおよびファイバに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて最短パスを探索する(ステップS20)。
抽出部113aは、最短パス上の区間が全て空いているチャネルを洗い出す(ステップS21)。決定部113bは、抽出部113aが洗いだしたチャネルのうち、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがあるか否かを判定する(ステップS22)。すなわち、決定部113bは、始点のサイトおよび終点のサイトの間の区間のみが未使用であるので、パスを設定した場合に空きスパン数が0となるチャネルがあるか否かを判定する。
決定部113bは、ステップS24において、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがある場合(ステップS22Yes)、当該チャネルをパスに設定する(ステップS23)。一方、決定部113bは、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがない場合(ステップS22No)、ステップS24の処理に移行する。
決定部113bは、抽出部113aが洗いだしたチャネルのうち、パスの外も含めて連続空きスパン数が最も少ないチャネルを選択する(ステップS24)。例えば、決定部113bは、抽出部113aが連続空きスパン数4のチャネルと連続空きスパン数5のチャネルを洗いだした場合、連続空きスパン数4のチャネルを選択する。なお、決定部113bは、連続空きスパン数が最も少ないチャネルが複数あった場合、チャネル番号が若いチャネルを選択する。
(効果)
以上説明したように、ネットワーク設計装置100は、ネットワークを形成する複数のノードの各隣接するノード間の区間であるスパン毎に未割当のチャネルを記憶する記憶部を有する。ネットワーク設計装置100は、記憶部を参照し、ネットワーク上に設定するパスの始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当のチャネルを抽出する抽出部113aを有する。ネットワーク設計装置100は、抽出部によって抽出されたチャネルのうち、パスに対応する始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当てのスパンが連続し、かつ、始終点ノードの外を含めた連続する未割当てのスパンの数が最小のチャネルを、パスに設定するチャネルとして決定する決定部113bを有する。これにより、未使用区間が分断され、不連続に散在するチャネルが生じることを防止できる。
図6は、参考例と実施例1の効果を比較するための図である。図6の例は、参考例のパス設定1αと実施例1のパス設定1βとを示す。参考例のパス設定1α、実施例1のパス設定1βの既使用区間および未使用区間は、図17の例と同じである。
参考例1に係るネットワーク設計装置は、パス(1)を設定できるCH1、CH2、CH3のうち、最もチャネル番号が若いCH1を選択し、CH1にパス(1)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置は、CH1およびCH2にパス(2)を設定できないので、未使用のCH3にパス(2)を設定する。
一方、実施例1に係るネットワーク設計装置100は、パス(1)を設定できるCH1、CH2、CH3のうち、最も連続空きスパン数が少ないCH2を選択し、CH2にパス(1)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置100は、CH1にパス(2)を設定する。このように、実施例1に係るネットワーク設計装置100は、パス(1)(2)を既使用のチャネルに設定しており、参考例1のネットワーク設計装置と比べて、ネットワーク資源を有効利用することができる。
(実施例2のネットワーク設計装置の構成)
図7は、実施例2のネットワーク設計装置の構成の一例を示す図である。図7の例に示すように、ネットワーク設計装置200は、装置制御IF201と、制御部210と、記憶部220とを有する。なお、実施例1のネットワーク設計装置100と同じ構成に関しては、番号の下2桁を一致させ、適宜、説明を省略する。
記憶部220は、使用波長DB221を有する。記憶部220は例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置に対応する。
ネットワーク設計装置200の制御部210は、構築部211と、パス計算部212と、探索部213と、パス設定部214とを有する。探索部213は、抽出部213aと、決定部213bと、優先度設定部213cを有する。制御部210の機能は例えば、CPUが所定のプログラムを実行することで実現することができる。また、制御部110の機能は例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により実現することができる。
実施例2に係るネットワーク設計装置200は、優先度設定部213cを有する点で実施例1に係るネットワーク設計装置100と異なる。以下、優先度設定部213cの処理について説明する。優先度設定部213cは、パスのスパン数毎に優先度を設定する処理部である。ここでパスのスパン数とは、設定されたパスの始点と終点との間の区間数である。例えば、優先度設定部213cは、ネットワーク上の全てのパスのスパン数をカウントし、スパン数毎に使用頻度を算出する。そして、優先度設定部213cは、使用頻度が高いスパン数に優先度を設定する。
例えば、優先度設定部213cは、ネットワーク上の全てのパスのスパン数をカウントし、最も使用頻度が高いスパン数が3で、その次に使用頻度が高いスパン数が2の場合、スパン数3に最も高い優先度を設定し、スパン数2に次に高い優先度を設定する。
抽出部213aは、使用波長DB221を参照し、設定するパスに係る全ての区間が未使用区間となっているチャネルを抽出する。決定部213bは、抽出部213aによって抽出されたチャネルのうち、優先度が設定された連続空きスパン数がパス設定後に残るチャネルがある場合、該チャネルをパスに設定する。一方、決定部213bは、抽出部213aによって抽出されたチャネルのうち、優先度が設定された連続空きスパン数がパス設定後に残るチャネルがない場合、連続空きスパン数が一番少ないチャネルを、パスに設定するチャネルとして決定する。以下、チャネルの選択について具体例を挙げて説明する。
図8は、チャネルを抽出および決定する処理の第2の説明図である。図8の例に示されるトポロジ20とステータス21a〜21gは、図2のトポロジ10とステータス11a〜11gと同じである。
優先度設定部213cは、ネットワーク上の全てのパスのスパン数をカウントし、各スパン数の使用頻度を算出する。優先度設定部213cは、各スパン数の使用頻度を算出した結果に基づき、使用頻度が最も高いスパン数2に優先度を設定するものとする。かかる場合において、サイトX−サイトY間にパスを設定する際、抽出部213aおよび決定部213bは、以下の処理を実行する。
抽出部213aは、区間C〜Eが未使用のCH3,CH4,CH5,CH7,CH10を抽出し、決定部213bに出力する。決定部213bは、サイトX−サイトY間にパスを設定した場合に、パスの外に残る連続空きスパン数をチャネル毎に求める。
例えば、図8の例において、実線の矢印はパスが設定される区間を示し、点線の矢印はパス設定後に残る未使用区間を示す。パス設定後に残る各チャネルの連続空きスパン数は、以下の通りである。CH3にパスを設定した場合、区間Fに連続空きスパン数が1のスパンが一つ残る。また、CH4にパスを設定した場合、区間Bに連続空きスパン数が1のスパンが一つ残る。また、CH5にパスを設定した場合、区間Bと区間Fとに連続空きスパン数が1のスパンが二つ残る。また、CH7にパスを設定した場合、区間A−Bと区間F−Gとに連続空きスパン数が2のスパンが二つ残る。また、CH10にパスを設定した場合、区間A−Bに連続空きスパン数が2のスパンが一つ残る。
すなわち、CH7およびCH10にパスを設定した場合に、優先度が設定された連続空きスパン数2が残る。決定部213bは、連続空きスパン数2が残るCH7およびCH10のうち、優先度が設定されたスパン数が残る数が少ないCH10を選択する。なお、決定部213bは、優先度が設定されたスパン数が残るチャネルの中からランダムにチャネルを選択してもよい。
なお、決定部213bは、パスを設定した場合に、優先度が設定された連続空きスパン数が残るチャネルにパスを選択する旨を説明したが、これに限定されない。決定部213bは、始点のサイトおよび終点のサイトの間の区間のみが未使用であるチャネルがある場合、当該チャネルを優先的に選択してもよい。すなわち、決定部213bは、パスを設定した場合に空きスパンが0となるチャネルがある場合、当該パスを優先的に選択してもよい。
(実施例2に係る伝送システムのハードウェア構成)
図9は、実施例2に係るネットワーク設計装置を含む伝送システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図9の例に示すように、伝送システム31は、ネットワーク設計装置200およびサイト260を有する。ネットワーク設計装置200は、装置制御IF201、構築部211、パス計算部212、探索部213、パス設定部214、NWパス分析予測部215および使用波長DB221を有する。図9に示されるネットワーク設計装置200は、図7に示されるネットワーク設計装置200の一例である。また、NWパス分析予測部215は、優先度設定部213cの一例である。
装置制御IF201は、サイト260と通信可能に接続される。図9の例では、便宜上、1つのサイト260が示されているが、装置制御IF201は、複数のサイトと接続される。
サイト260は、AMP261a〜261d、WSS262a〜262d、MUX/DMUX264a,b、OSC終端部265a,b、制御部266およびハード制御部267を有する。また、MUX/DMUX264aは、Transponder263a〜cを有する。MUX/DMUX264bは、Transponder263d〜fを有する。なお、実施例1の伝送システム30と同じ構成に関しては、番号の下2桁を一致させ、説明を省略する。
(パス設定手順を示すフロー)
図10は、パス設定手順を示す第2のフロー図である。構築部211は、ネットワーク内のサイトを検出し、検出したサイトでトポロジを構築する(ステップS30)。構築部211は、構築したトポロジの情報を使用波長DB221に格納する。
ネットワーク設計装置200は、パス立上げ要求を受け付ける(ステップS31)。パス計算部212は、使用波長DB221を参照してサイトおよびファイバに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて最短パスを探索する(ステップS32(1))。
抽出部213aは、使用波長DB221を参照して最短パス上の未使用区間に関する情報を取得する。抽出部213aは、取得した情報を基に、最短パス上で、始点のサイトから終点のサイトまでの全ての区間が未使用となっているチャネルを抽出する。
決定部213bは、使用波長DB221から、最短パス上の空きチャネルに関する情報と最短パスの外のファイバ上の空きチャネルに関する情報とを取得する。最短パスの外のファイバ上の空きチャネルに関する情報とは、例えば、パスを設定した場合にパスの外に残る未使用区間を示す。例えば、A−B−C−D−Eの区間にC−D−Eのパスを設定する場合、パスの外に未使用区間A−B−Cが残ることになる。
決定部213bは、抽出部213aによって抽出されたチャネルのうち、始終点ノードの外を含めた連続空きスパン数が一番少ないチャネル、または、優先度が高い連続空きスパン数が残るチャネルを選択する(ステップS32(2))。なお、チャネル選択の詳細に関しては、後述のサブフローで説明する。
パス設定部214は、装置制御IF201を介して各サイトを制御し、パス計算部212で選択されたパスを、決定部213bで選択されたチャネルに設定する(ステップS33)。
(チャネル選択手順を示すフロー)
図11は、パスに使用するチャネル選択手順を示す第2のフロー図である。図11のフローは、ステップS32に対応する。パス計算部212は、使用波長DB221を参照してサイトおよびファイバに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて最短パスを探索する(ステップS40)。
抽出部213aは、最短パス上のスパンが全て空きであるチャネルを洗い出す(ステップS41)。決定部213bは、抽出部213aが洗いだしたチャネルのうち、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがあるか否かを判定する(ステップS42)。すなわち、決定部213bは、始点のサイトおよび終点のサイトの間の区間のみが未使用であるため、パスを設定した場合に空きスパンが0となるチャネルがあるか否かを判定する。
決定部213bは、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがある場合(ステップS42Yes)、当該チャネルにパスを設定する。一方、決定部213bは、パス始終点のパスの外の接続先ファイバに空きがないチャネルがない場合(ステップS42No)、ステップS44の処理に移行する。
優先度設定部213cは、予測されるスパン数に優先度を設定する(ステップS44)。例えば、優先度設定部213cは、ネットワーク上のパスで使用頻度の高いスパン数の順に優先度を設定する。
抽出部213aは、パスを設定した場合にパスの外に残る空き連続スパン数を洗い出す(ステップS45)。決定部213bは、優先度付けしたスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルはあるか否かを判定する(ステップS46)。決定部213bは、優先度付したスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがある場合(ステップS46Yes)、ステップS48の処理に移行する。決定部213bは、優先度付けしたスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがない場合(ステップS46No)、ステップS47の処理に移行する。すなわち、決定部213bは、パスを設定した場合に、パスの始点サイトおよび終点サイトの両端の未使用区間に、優先度を付したスパン数の未使用区間が存在するか否かを判定する。
決定部213bは、ステップS47において、パス設定後に残るスパン数が少ないチャネルを選択する(ステップS47)。
決定部213bは、ステップS48において、最も優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがあるか否かを判定する(ステップS48)。決定部213bは、最も優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがある場合(ステップS48Yes)、ステップS50の処理に移行する。一方、決定部213bは、最も優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがない場合(ステップS48No)、ステップS49に移行する。
決定部213bは、ステップS49において、次に優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがあるか否かを判定する(ステップS49)。決定部213bは、次に優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがある場合(ステップS49Yes)、ステップS50に移行する。一方、決定部213bは、次に優先度の高いスパン数がパス設定後にパスの外に残るチャネルがない場合(ステップS49No)、再帰的にステップS49を実行し、その次に優先度が高いスパン数があるか否かを判定する(ステップS49)。
決定部213bは、ステップS50において、他の優先度のスパン数がパスの外に残るパスがあるか否かを判定する(ステップS50)。例えば、優先度設定部213cは、連続空きスパン数3に最も高い優先度を設定し、連続空きスパン数2に次に高い優先度を設定するものとする。かかる場合において、決定部213bは、パス設定後にパスの外にスパン数3と、スパン数2とが残る場合、最も優先度の高いスパン数3の他に、次に優先度の高いスパン数2が残るチャネルがあると判定する。
決定部213bは、ステップS50において、他の優先度のスパン数がパスの外に残るパスがある場合(ステップS50Yes)、ステップS51の処理に移行する。一方、決定部213bは、他の優先度のスパン数がパスの外に残るチャネルがない場合(ステップS50No)、ステップS52の処理に移行する。
決定部213bは、ステップS52において、優先度付けされたスパン数が残る数が少ないチャネルを選択する(ステップS52)。例えば、決定部213bは、同じ優先度が設定されたスパン数3がパスの片側に1つ残るチャネルと、パスの両側に2つ残るチャネルがあった場合、パスの片側に1つ残るチャネルの方を選択する。
決定部213bは、ステップS51において、優先度付されたスパン数が残る数が少なく、かつ、他の優先度付けしたスパン数の優先度が高いチャネルを選択する(ステップS51)。例えば、優先度設定部213cは、連続空きスパン数3に最も高い優先度を設定し、連続空きスパン数2に2番目に高い優先度、連続空きスパン数4に3番目に高い優先度を設定するものとする。かかる場合において、決定部213bは、パス設定後にパスの片側に空きスパン数3、もう片側に空きスパン数2が残るチャネルAと、パス設定後にパスの片側に空きスパン数3、もう片側に空きスパン数4が残るチャネルBとがあった場合、チャネルAを選択する。
(効果)
以上説明したように、ネットワーク設計装置200は、連続する未割り当てのスパン数である連続空きスパン数毎に優先度を設定する設定部をさらに有する。決定部213bは、抽出部によって抽出されたチャネルのうち、優先度が設定された連続空きスパン数がパスの外に残るチャネルがある場合に、該チャネルをパスに設定するチャネルとして決定することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。これにより、信号のファイバへの収容効率を向上できる。なお、設定部は、優先度設定部213cの一例である。
設定部は、ネットワークにおける各連続空きスパン数の使用頻度に基づいて連続空きスパン数毎に優先度を設定する。これにより、使用頻度に基づいて、ネットワーク上で利用されやすいスパン数を推定することができる。
決定部213bは、全スパンが埋まるチャネルがある場合に、該チャネルをパスに設定するチャネルとして決定する。これにより、信号のファイバへの収容効率を向上できる。
図12は、参考例1と実施例2の効果を比較するための第1の図である。図12の例は、参考例のパス設定2αと実施例1のパス設定2βとを示す。参考例のパス設定2α、実施例1のパス設定2βの既使用区間および未使用区間は、図17の例と同じである。
参考例1に係るネットワーク設計装置は、パス(1)を設定できるCH1、CH2、CH3のうち、最もチャネル番号が若いCH1を選択し、CH1をパス(1)に設定する。次いで、ネットワーク設計装置は、パス(2)をCH1およびCH2に設定できないので、未使用のCH3をパス(2)に設定する。
一方、実施例2において、優先度設定部213cは、連続空きスパン数3に優先度を設定するものとする。かかる場合に、ネットワーク設計装置200は、CH1、CH2のいずれにパス(1)を設定しても、連続空きスパン数が3とならないので、パス設定後に残るスパン数が最も少ないCH2にパス(1)を設定する。このように、実施例1に係るネットワーク設計装置100は、既使用のチャネルにパス(1)(2)を設定しており、参考例1のネットワーク設計装置と比べて、ネットワーク資源を有効に利用していることが分かる。
図13は、参考例2と実施例2の効果を比較するための第2の図である。図13の例は、参考例2のパス設定3αと実施例1のパス設定3βとを示す。例えば、CH1は、サイト1〜サイト2間およびサイト6〜サイト8間が既使用区間であり、サイト2〜サイト6間が未使用区間である。CH2は、サイト1〜サイト2間およびサイト6〜サイト8間が既使用区間であり、サイト2〜サイト6間が未使用区間である。CH3は、全ての区間が未使用のチャネルである。
参考例2に係るネットワーク設計装置200は、パス(1)を設定できるCH1、CH2、CH3のうち、最もチャネル番号が若いCH1を選択し、CH1にパス(1)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置200は、パス(2)を設定できるCH1、CH2、CH3のうち、最もチャネル番号が若いCH1を選択し、CH1にパス(2)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置200は、CH1にパス(3)を設定できないので、CH2にパス(3)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置は、CH1およびCH2にパス(4)を設定できないので、CH3にパス(3)を設定する。
一方、実施例2において、優先度設定部213cは、連続空きスパン数3に優先度を設定するものとする。ネットワーク設計装置200は、CH1にパス(1)を設定すると、CH1に残る空き連続スパン数が3となるので、CH1にパス(1)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置200は、CH2にパス(2)を設定すると、CH2に残る空き連続スパン数が3となるので、CH2にパス(2)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置200は、CH1にパス(3)を設定する。次いで、ネットワーク設計装置200は、CH2にパス(4)を設定する。このように、実施例1に係るネットワーク設計装置100は、既使用のチャネルにパス(1)〜(4)を設定しており、参考例1のネットワーク設計装置と比べて、ネットワーク資源を有効に利用していることが分かる。
(実施例1に係る他のハードウェア構成)
実施例1では、ネットワーク設計装置100は、サイト160と通信可能に接続され、ネットワークを介してサイト160を制御する旨を説明したが、これに限定されない。例えば、ネットワーク設計装置100は、各サイトに含まれてもよい。
図14は、実施例1に係るサイトのハードウェア構成の一例を示す図である。図14の例のように、サイト180は、ネットワーク設計装置100と、AMP190a〜190d、WSS191a〜191d、OSC終端部193a,b、MulticastSwitch194a,b、ハード制御部196を有する。また、MulticastSwitch194a,bは、それぞれTransponder195a〜cを有する。
図14の例において、ネットワーク設計装置100は、探索部113、隣接発見部116、パス計算部117、呼制御部118および使用波長DB121を有する。隣接発見部116は、ネットワーク内で自サイトに隣接するサイトを発見する。パス計算部117は、パスを設定する際に、最短のパスを求める。呼制御部118は、隣接するサイトに制御信号を送信し、隣接するサイトとの間でパスを設定する。探索部113は、パス計算部112が求めた最短のパスで使用できるチャネルのうち、パスに設定するチャネルを探索する。
MulticastSwitch194a,bは、N×M個の光ポートスイッチを有する。MulticastSwitch194a,bは、任意のトランスポンダーから入力された信号を任意のポートに接続することができる。
(実施例2に係る他のハードウェア構成)
図15は、実施例2に係るサイトのハードウェア構成の一例を示す図である。図15の例のように、サイト280は、ネットワーク設計装置200と、AMP290a〜290d、WSS291a〜291d、OSC終端部293a,b、MulticastSwitch294a,b、ハード制御部296を有する。また、MulticastSwitch294a,bは、それぞれTransponder295a〜cを有する。
また、ネットワーク設計装置200は、NWパス分析予測部256を有するサーバ257に通信可能に接続される。図14の例と比較してサーバ257と接続されている点で異なる。NWパス分析予測部256は、ネットワーク上のパスの分析と予測を行う。例えば、NWパス分析予測部256は、ネットワーク上の全てのパスのスパン数をカウントし、各パスのスパン数を探索部286に出力する。なお、探索部286は、出力された各パスのスパン数に基づいて、スパン数毎の使用頻度を求め、スパン数毎に優先度を設定する。
(実施例に関連する他の態様)
以下、上述の実施形態における変形例の一部を説明する。下記の変形例のみでなく、本発明の本旨を逸脱しない範囲の設計変更は適宜行われうる。
実施例2では、優先度設定部213cは、使用頻度に応じて各スパン数に優先度を設定する旨を説明したが、これに限定されない。例えば、ネットワーク設計装置200は、ユーザが優先度を設定してもよい。
また、優先度設定部213cは、始点および終点が同じパスにおける使用頻度に応じてスパン数毎に優先度を設定してもよい。例えば、設定するパスの始点をサイトA、終点をサイトDとした場合に、A−B−C−Dのパスと、A−E−F−Dのパスの2つのパスを選択できるものとする。かかる場合において、優先度設定部213cは、A−B−C−DのパスおよびA−E−F−Dのパスにおいてスパン数毎の使用頻度を求め、使用頻度に応じて各スパン数に優先度を設定する。
また、優先度設定部213cは、始点および終点が同じで、かつ、方路が同じパスにおける使用頻度に応じてスパン数毎に優先度を設定してもよい。例えば、設定するパスの始点をサイトA、終点をサイトDとした場合に、A−B−C−DのパスとA−E−F−Dのパスの2つのパスのうち、決定部213bは、A−B−C−Dのパスを選択するものとする。かかる場合において、優先度設定部213cは、A−B−C−Dのパスにおいてスパン数毎の使用頻度を求め、使用頻度に応じて各スパン数に優先度を設定する。
実施例1に係る図2の例において、ライン型のトポロジ10が示されているが、これに限定されない。例えば、実施例1に係るネットワーク設計装置100は、サイトXまたはサイトYでパスが分岐していてもよい。ネットワーク設計装置100は、サイトXまたはサイトYでパスが分岐している場合、各々の分岐しているパスのうち、連続空きスパン数が最も少ないパスを選択する。
実施例2に係る図8の例において、ライン型のトポロジ20が示されているが、これに限定されない。例えば、実施例2に係るネットワーク設計装置200は、サイトXまたはサイトYでパスが分岐していてもよい。ネットワーク設計装置200は、サイトXまたはサイトYでパスが分岐している場合、各々の分岐しているパスに対して優先度を設定する。
また、実施例1および実施例2に示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(情報処理装置のハードウェア構成)
図16は、実施例1のネットワーク設計装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図16の例が示すように、コンピュータ400は、各種演算処理を実行するCPU401と、ユーザからのデータ入力を受け付ける入力装置402と、モニタ403とを有する。また、コンピュータ400は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置404と、他の装置と接続するためのインターフェース装置405と、他の装置と無線により接続するための無線通信装置406とを有する。また、コンピュータ400は、各種情報を一時記憶するRAM407と、ハードディスク装置408とを有する。また、各装置401〜408は、バス409に接続される。
ハードディスク装置408には、例えば図1に示した構築部111、パス計算部112、探索部113およびパス設定部114の各処理部と同様の機能を有する情報処理プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置408には、情報処理プログラムを実現するための各種データが記憶される。
CPU401は、ハードディスク装置408に記憶された各プログラムを読み出して、RAM407に展開して実行することで各種の処理を行う。これらのプログラムは、コンピュータ400を、例えば図1に示した構築部111、パス計算部112、探索部113およびパス設定部114として機能させることができる。
なお、上記の情報処理プログラムは、必ずしもハードディスク装置408に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ400が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ400が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ400が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等に接続された装置にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
100 ネットワーク設計装置
101 装置制御IF
110 制御部
111 構築部
112 パス計算部
113 探索部
113a 抽出部
113b 決定部
114 パス設定部
120 記憶部
121 使用波長DB

Claims (6)

  1. ネットワークのトポロジーを形成する複数のノードの内、第1のノードと第2のノードとの間の各隣接するノード間の区間であるスパン毎に未割当のチャネルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照し、前記ネットワーク内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間で設定するパスの始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当のチャネルを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出されたチャネルのうち、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で連続して未割当てのスパンの数が最小のチャネルを、前記パスに設定するチャネルとして決定する決定部と
    を有することを特徴とするネットワーク設計装置。
  2. 連続する未割当てのスパン数である連続空きスパン数毎に優先度を設定する設定部をさらに有し、
    前記決定部は、前記抽出部によって抽出されたチャネルのうち、前記優先度が設定された連続空きスパン数のチャネルであって、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の内、前記パスの外に残るチャネルが存在する場合に、該チャネルを前記パスに設定するチャネルとして決定することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。
  3. 前記設定部は、ネットワークにおける各連続空きスパン数の使用頻度に基づいて連続空きスパン数毎に優先度を設定することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク設計装置。
  4. 前記決定部は、全スパンが埋まるチャネルがある場合に、該チャネルを前記パスに設定するチャネルとして決定することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク設計装置。
  5. ネットワークのトポロジーを形成する複数のノードの内、第1のノードと第2のノードとの間の各隣接するノード間の区間であるスパン毎に未割当のチャネルを記憶する記憶部を参照し、前記ネットワーク内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間で設定するパスの始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当のチャネルを抽出し、
    抽出されたチャネルのうち、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で連続する未割当てのスパンの数が最小のチャネルを、前記パスに設定するチャネルとして決定する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするパス設計方法。
  6. ネットワークを構成する各ノードとネットワーク設計装置とが通信可能に接続される伝送システムであって、
    前記ネットワーク設計装置は、
    ネットワークのトポロジーを形成する複数のノードの内、第1のノードと第2のノードとの間の各隣接するノード間の区間であるスパン毎に未割当のチャネルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照し、前記ネットワーク内の前記第1のノードと前記第2のノードとの間で設定するパスの始点ノードと終点ノードとの間の全スパンにおいて未割当のチャネルを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出されたチャネルのうち、前記第1のノードと前記第2のノードとの間で連続して未割当てのスパンの数が最小のチャネルを、前記パスに設定するチャネルとして決定する決定部と、
    前記決定部によって決定されたチャネルを前記ノードに通知する通知部と、を有し、
    前記各ノードは、
    前記通知されたチャネルを前記パスに設定する設定部を有することを特徴とする伝送システム。
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