JP6434812B2 - 竪樋の施工方法 - Google Patents

竪樋の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6434812B2
JP6434812B2 JP2015004086A JP2015004086A JP6434812B2 JP 6434812 B2 JP6434812 B2 JP 6434812B2 JP 2015004086 A JP2015004086 A JP 2015004086A JP 2015004086 A JP2015004086 A JP 2015004086A JP 6434812 B2 JP6434812 B2 JP 6434812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
scissors
wall
positioning ruler
heel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015004086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016130401A (ja
Inventor
勇介 鐘ヶ江
勇介 鐘ヶ江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2015004086A priority Critical patent/JP6434812B2/ja
Publication of JP2016130401A publication Critical patent/JP2016130401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6434812B2 publication Critical patent/JP6434812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

本発明は、建物の外壁に竪樋を取り付けて支持する際に採用される竪樋の施工方法に関する。
従来、住宅などの建物の外壁に設置される竪樋は、一般的に竪樋支持具を外壁に固定し、この竪樋支持具に支持されている。このような竪樋支持具としては、竪樋の外周面に巻き回すように取り付けられて竪樋を締め付け保持する環状のバンド部と、このバンド部を外壁に固定する固定部とを備えたものが用いられている。しかし、この種の竪樋支持具は、竪樋の外周面に環状のバンド部が露出し、外観を損なう場合がある。そのため、近年では、外観を損なうことなく竪樋を固定支持することが可能な竪樋支持具が例えば特許文献1に提案されている。
特許文献1には、筒状体と、筒状体の外周面から外側に突出するとともに筒状体の軸方向へ延在する取付リブと、取付リブが嵌入される嵌入溝が形成され外壁に固定される固定部と、を備える竪樋を外壁に支持させて固定する構成の竪樋支持具について記載されている。
特開2012−136907号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される竪樋支持具は、外壁の凹凸が大きい場合には、支持具自体が傾いた状態で外壁に固定されてしまう。そのため、複数設けられる竪樋支持具の壁面からの出幅寸法や向きにばらつきが生じ、竪樋支持具に竪樋を取り付ける際の嵌め合いが容易でなく、確実に固定されない場合があった。
また、竪樋支持具が壁面に対して傾いて取り付けられてしまうと、取り付けられた竪樋が歪んだり湾曲したりするおそれがあることから、その点で改良の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、外壁の凹凸にかかわらず竪樋支持具と竪樋とを確実かつ容易に固定することができる竪樋の施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る竪樋の施工方法は、竪樋を建物の外壁から支持させる竪樋支持具が設けられ、前記竪樋支持具を係合可能な複数の切欠き凹部を有する位置決め定規を用いて前記竪樋支持具を前記外壁に対して位置決めする竪樋の施工方法であって、前記位置決め定規を前記外壁の所定位置に配置する工程と、前記位置決め定規の前記切欠き凹部に前記竪樋支持具を係合させて所定の姿勢で保持する工程と、前記竪樋支持具を保持された姿勢の状態で前記外壁に固定する工程と、を有し、前記位置決め定規は、前記複数の切欠き凹部の一部に固定済みの前記竪樋支持具を係合させることで前記外壁に配置可能であることを特徴としている。
本発明に係る竪樋の施工方法では、取り付ける外壁の凹凸形状にかかわらず、外壁に対して複数の切欠き凹部が竪樋の延在方向に沿って配列するように位置決め定規をセットすることができる。そのため、複数の竪樋支持具を切欠き凹部に係合させることで同時にかつ容易に位置決めすることができ、外壁に対して所定の姿勢で保持することができる。そして、保持された状態の竪樋支持具をビス等の固定部材によって外壁に取り付けることができる。
また、位置決め定規に複数の切欠き凹部が設けられているので、先行して取り付けられた固定済みの竪樋支持具に複数のうち一部の切欠き凹部を係合させることで、位置決め定規を簡単にかつ短時間でセットすることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。
このように、位置決め定規を使用することで複数の竪樋支持具の姿勢を精度よく決めて保持することができるので、これら竪樋支持具に対して竪樋をスムーズに取り付けることができるとともに、竪樋支持具に支持された竪樋が歪んだり湾曲したりすることを防ぐことができる。
また、本発明では、固定済みの竪樋支持具を利用して繰り返し位置決め定規をセットする施工方法となるので、位置決め定規の長さ寸法を短くすることが可能となる。このため、位置決め定規の取扱いが容易であり、施工効率を向上させることができる。
また、本発明に係る竪樋の施工方法は、前記竪樋支持具の前記外壁に固定される側の端面には、弾性変形可能な弾性部材が設けられていることが好ましい。
この場合には、竪樋支持具が固定される部分の外壁に外側に突出する凸部がある場合に、その凸部を弾性部材の圧縮変形により吸収することができる。つまり、前記凸部によって位置決め定規によって係合される竪樋支持具の姿勢がずれるのを防ぐことができ、所定の姿勢を維持することができる。
また、本発明に係る竪樋の施工方法は、前記弾性部材は、前記竪樋支持具が前記切欠き凹部に係合された状態で、前記位置決め定規の裏面よりも突出するとともに、前記切欠き凹部との間に隙間が形成されていることが好ましい。
この場合には、切欠き凹部内に係合される弾性部材が外壁の凸部によって圧縮変形した場合でも、その弾性部材の圧縮方向に直交する方向の膨出部分が切欠き凹部との間に設けられる隙間に吸収される。そのため、外壁の凸部による圧縮変形を弾性部材自体で確実に吸収させることができる。
本発明の竪樋の施工方法によれば、外壁の凹凸にかかわらず竪樋支持具を所定の姿勢に保持して位置決めした状態で外壁に取り付けることができ、これにより竪樋支持具と竪樋とを確実かつ容易に固定することができる効果を奏する。
本発明の実施の形態による竪樋を壁面に取り付ける施工方法を示す斜視図である。 図1に示す竪樋支持具の斜視図である。 図1に示すA−A線断面図であって、位置決め定規の切欠き凹部に竪樋支持具を係合させた状態を示す図である。 位置決め定規を表面側から見た平面図である。 位置決め定規の側面図である。 (a)、(b)は、竪樋の施工手順を示す斜視図である。 (a)、(b)は、図6(b)に続く竪樋の施工手順を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態による竪樋の施工方法について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態による竪樋の施工方法は、住宅などの建物の壁面T(外壁)に取り付けられる竪樋支持具1に対して鉛直方向に延在する竪樋2を支持させる際に、位置決め定規3を使用して竪樋支持具1の位置決めを行う施工に採用されている。竪樋支持具1は、壁面Tと竪樋2の間に介在され、竪樋2を壁面Tから支持している。
竪樋2は、筒状に形成された筒状体21と、筒状体21の外周面21aから筒状体21の径方向の外側に向けて突出するとともに筒状体21の軸方向に沿って延在する取付リブ22と、を備えている。
取付リブ22は、筒状体21の軸方向に直交する断面視において略T字状に形成されていて、筒状体21の外周面21aから径方向の外側に突出する軸部23と、軸部23の突出方向の先端からこの突出方向に直交する方向の両側へ向けて張り出すように形成された係止部24と、を備えている。そして、竪樋2には、筒状体21、軸部23、及び係止部24に囲まれた溝部25が形成されている。
竪樋支持具1は、図2に示すように、断面四角形の略直方体状をなす支持部本体10と、支持部本体10の対向する一方の端面10aに設けられた弾性部材11と、を備えている。支持部本体10には、他方の端面に竪樋2の取付リブ22(図1参照)に固定される固定部12が設けられている。
ここで、竪樋支持具1において、前記一方の端面10aに直交する方向を支持軸Oと称する。
弾性部材11は、壁面Tの凹凸形状に追随しやすい弾性変形可能な部材、例えばゴム、ゲル材、スポンジ(発泡体)等の部材により形成されている。弾性部材11は、大径部11Aと小径部11Bとが支持軸Oに沿って前記端面10a側からその順で段状に形成された段部11cを有している。大径部11Aは、支持部本体10と略同等の形状(断面積)になっている。小径部11Bは、支持軸Oに直交する端面(当接端面11a)が壁面Tに対して当接可能となっている。
また、弾性部材11は、竪樋支持具1が切欠き凹部31に係合された状態で、位置決め定規3の裏面3aよりも突出するとともに、切欠き凹部31との間に隙間(図示省略)が形成されている。
支持部本体10は、AES、ABS、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニルなどの樹脂を用いて押出成形や射出成形により成形されている。
固定部12は、図2に示すように、内側に竪樋2の取付リブ22が嵌合される嵌合凹部13が形成されている。嵌合凹部13は、取付リブ22を両側から挟むように配設された一対の挟持部14、14により形成されている。一対の挟持部14、14は、互いに離間するように弾性変形可能に設けられている。そして、各挟持部14の突出先端には、溝部25の内側に向けて湾曲するように突出した係止片15が形成されている。
さらに具体的に一対の係止片15,15は、互いに対向する側の端面15aが略円弧面状に形成されている。このため、取付リブ22を嵌合凹部13へ嵌入させるときに、取付リブ22の係止部24を係止片15の略円弧面状の端面15aに押し付けると、取付リブ22は端面15aにガイドされて嵌合凹部13の内側へ移動するとともに、一対の挟持部14、14を互いに離間する方向に押し広げて弾性変形させ、一対の挟持部14、14の間隔を拡張させることができる。これにより、取付リブ22が嵌合凹部13に挿入される構成となっている。
竪樋2は、鉛直方向へ互いに所定の間隔をあけるように取り付けられた複数の竪樋支持具1、1、…によって壁面Tから支持されている。
また、固定部12には、嵌合凹部13と連通し、嵌合凹部13から壁面T側の端面10aへ貫通する貫通孔16が形成されている。この貫通孔16には、竪樋支持具1を壁面Tに固定するためのビス17が挿通可能に構成されている。
このように構成される竪樋支持体1は、固定部12における一対の挟持部14、14を弾性変形により離間させつつ嵌合凹部13に取付リブ22が嵌入可能に構成されている。このとき、竪樋支持具1は、係止片15が溝部25内に係止されるので、竪樋2に対して強固に固定される。
位置決め定規3は、図1、図3乃至図5に示すように、直線状に延びる長尺な平板状をなし、長さ方向を鉛直方向に向けた状態で、一方の面(裏面3a)を壁面Tに当接させて使用される。位置決め定規3には、長さ方向に一定の間隔をあけて3箇所の切欠き凹部31が設けられている。そして、位置決め定規3の表面3bには、切欠き凹部31の周囲を含む適宜な位置に補強リブ3cが形成されている。
切欠き凹部31は、平面視で位置決め定規3の側方に開口し、かつ上述した弾性部材11の小径部11Bの外形に対応する四角形状に切り欠かれている。つまり、切欠き凹部31の内周面31a(図3参照)が小径部11Bの外周面11bに一致した状態で係合可能に構成されている。
次に、上述した位置決め定規3を使用して竪樋2を壁面Tに取り付ける方法について説明する。
図6(a)に示すように、先ず、先行して3つの竪樋支持具1を壁面Tに固定する。この場合、例えば壁面Tから所定の離間をあけた位置に鉛直方向に水糸を設けておき、この水糸を基準にして位置決め定規3を長さ方向が鉛直方向となるように壁面Tに当接させて配置する。このとき、位置決め定規3の表面3b(裏面3a)が壁面Tに対して平行となる。
次いで、3箇所の切欠き凹部31のそれぞれに竪樋支持具1を係合させる。具体的には、竪樋支持具1の弾性部材11の小径部11B(図3参照)を切欠き凹部31に係合させることで、小径部11Bの外周面11bが切欠き凹部31の内周面31aに対して3面で支持され、竪樋支持具1の向き(姿勢)が決められることになる。また、大径部11Aの段部11cを位置決め定規3の表面3bに当接させることで、位置決め定規3の表面3bからの支持部本体10の出幅が一定となる。
このように、3つの竪樋支持具1が所定姿勢で所定の位置に位置決めされ配列される。すなわち、3つの竪樋支持具1のそれぞれの支持部本体10における固定部12の係止片15(図4参照)の位置が、鉛直線上に所定の姿勢で位置させることができる。
そして、壁面Tに吹付け等により凹凸がある場合には、弾性部材11が弾性変形することによりその凹凸に追随するため、支持部本体10の姿勢、位置を変化させずに配置することができる。
位置決めの後、位置決めされた竪樋支持具1の貫通孔16(図2参照)に固定ビス17を挿通させて壁面Tに螺合させることにより固定する。そして、3つの竪樋支持具1が壁面Tに固定されたら、図6(b)に示すように、位置決め定規3を横移動させて3つの竪樋支持具1から切欠き凹部31の開口を介して取り外す。
次に、図7(a)、に示すように、固定済みの3つの竪樋支持具1のうち下側の2つに対して、位置決め定規3の3箇所の切欠き凹部31のうち上側の2箇所の切欠き凹部31を開口から差し込むようにして係合させる。これにより、位置決め定規3は、先行して位置決めした際に使用した位置決め定規3の延長線上にセットすることができる。そして、図7(b)に示すように、セットした位置決め定規3の最も下の切欠き凹部31に竪樋支持具1(符号1Aで示す)を係合させ、固定ビス17で竪樋支持具1Aを壁面Tに固定する。
このような手順を繰り返すことで、壁面Tに一定の間隔をもって複数の竪樋支持具1を鉛直方向に配列することができる。
続いて、図1に示すように、壁面Tに固定した複数の竪樋支持具1に竪樋2を固定する。
具体的には、取付リブ22を備えた竪樋2を、壁面Tに取り付けられた複数の竪樋支持具1近傍へ運び、竪樋2の取付リブ22と竪樋支持具1の固定部12とを対向させる。 次に、竪樋2を竪樋支持具1側へ移動させて、取付リブ22の係止部24を図2に示す挟持部14の係止片15へ押し付ける。そして、取付リブ22の係止部24を挟持部14の係止片15へ押し付けることで、一対の挟持部14を互いに離間する方向へ弾性変形させ、一対の挟持部14間の嵌合凹部13へ取付リブ22を嵌入させる。
これにより、一対の挟持部14、14が取付リブ22を挟持するとともに、挟持部14の係止片15が竪樋2の溝部25に挿入されて、竪樋2が竪樋支持具1に支持されるため、竪樋2は壁面Tに取り付けられる。
以上説明した竪樋の施工方法によれば、以下の作用効果を奏する。
すなわち、図1に示すように、本実施の形態による竪樋の施工方法では、取り付ける壁面Tの凹凸形状にかかわらず、壁面Tに対して3箇所の切欠き凹部31が竪樋2の延在方向に沿って配列するように位置決め定規3をセットすることができる。そのため、3つの竪樋支持具1を切欠き凹部31に係合させることで同時にかつ容易に位置決めすることができ、壁面Tに対して所定の姿勢で保持することができる。そして、保持された状態の竪樋支持具1を固定ビス17を使用して壁面Tに取り付けることができる。
また、本実施の形態では、位置決め定規3に複数の切欠き凹部31が設けられているので、先行して取り付けられた固定済みの竪樋支持具1に3箇所のうち2箇所の切欠き凹部31を係合させることで、位置決め定規3を簡単に、かつ短時間でセットすることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。
このように、位置決め定規3を使用することで複数の竪樋支持具1の姿勢を精度よく決めて保持することができるので、これら竪樋支持具1の固定部12に対して竪樋2の取付リブ22をスムーズに取り付けることができるとともに、竪樋支持具1に支持された竪樋2が歪んだり湾曲したりすることを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、固定済みの竪樋支持具1を利用して繰り返し位置決め定規3をセットする施工方法となるので、位置決め定規3の長さ寸法を短くすることが可能となる。このため、位置決め定規3の取扱いが容易であり、施工効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、竪樋支持具1の外壁T側に弾性変形可能な弾性部材11が設けられているので、竪樋支持具1が固定される部分の外壁Tの凹凸のち外側に突出する凸部Taがある場合に、その凸部Taを弾性部材11の圧縮変形により吸収することができる。つまり、凸部Taによって位置決め定規3によって係合される竪樋支持具1の姿勢がずれるのを防ぐことができ、所定の姿勢を維持することができる。
さらに、本実施の形態では、切欠き凹部31内に係合される弾性部材11が壁面Tの凸部Taによって圧縮変形した場合でも、その弾性部材11の圧縮方向に直交する方向の膨出部分が切欠き凹部31との間に設けられる隙間に吸収される。そのため、壁面Tの凸部Taによる圧縮変形を弾性部材11自体で確実に吸収させることができる。
上述のように本実施の形態による竪樋の施工方法では、壁面Tの凹凸にかかわらず竪樋支持具1を所定の姿勢に保持して位置決めした状態で壁面Tに取り付けることができ、これにより竪樋支持具1と竪樋2とを確実かつ容易に固定することができる効果を奏する。
以上、本発明による竪樋の施工方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述の本実施の形態では、位置決め定規3において切欠き凹部31が3箇所に設けられた構成としているが、複数であればよく、3箇所に限定されることはない。
なお、本実施の形態による施工方法では、上下3箇所の切欠き凹部31のうち上の2箇所を使って先行して壁面Tに固定された固定済みの上下に配列される2つの竪樋支持具1、1に係合させて位置決め定規3をセットした後に、最も下に位置する切欠き凹部31に竪樋支持具1を係合させて固定しているが、このような方法であることに制限されることはない。例えば、上下3箇所の切欠き凹部31のうち上の1箇所のみを固定済みの竪樋支持具1に係合させて位置決め定規3をセットするようにしてもよい。この場合には、上の2箇所の切欠き凹部31を使う場合に比べて位置決め定規3の安定度は劣るが、セットは可能であり、下の2箇所の切欠き凹部31に新たな竪樋支持具1を係合させて位置決めすることができるので、作業効率を向上させることができる。
また、位置決め定規3の形状、長さ、厚さ寸法、補強リブなどの構成については、適宜変更することが可能である。例えば、切欠き凹部31の切欠き形状は、本実施の形態のように四角形状に代えて、楕円形など他の切欠き形状としてもよい。要は、切欠き凹部31に係合させた竪樋支持具1が所定の姿勢でずれることなく保持される構成であればよいのである。
また、本実施の形態では、竪樋支持具1として、支持部本体10の固定部12側とは反対側の端面10aに段部11cを有する弾性部材11を備えた構成となっているが、弾性部材11を省略することも可能である。竪樋支持具1を支持部本体10のみとした場合にいても、支持部本体10の壁面T側の端部を位置決め定規3の切欠き凹部31に係合させることで、竪樋支持具1を所定の姿勢で保持し、その保持状態のまま固定ビス等で壁面Tに固定することができる。
さらに、弾性部材11の段部11cを省略することも可能である。
さらにまた、竪樋支持具1の固定部12の形状においても、本実施の形態に限定されることはなく、竪樋2の取付リブ22の形状に合わせて変更可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 竪樋支持具
2 竪樋
3 位置決め定規
10 支持部本体
11 弾性部材
11A 大径部
11B 小径部
12 固定部
15 係止片
17 固定ビス
21 筒状体
22 取付リブ
24 係止部
25 溝部
31 切欠き凹部
T 壁面(外壁)

Claims (3)

  1. 竪樋を建物の外壁から支持させる竪樋支持具が設けられ、前記竪樋支持具を係合可能な複数の切欠き凹部を有する位置決め定規を用いて前記竪樋支持具を前記外壁に対して位置決めする竪樋の施工方法であって、
    前記位置決め定規を前記外壁の所定位置に配置する工程と、
    前記位置決め定規の前記切欠き凹部に前記竪樋支持具を係合させて所定の姿勢で保持する工程と、
    前記竪樋支持具を保持された姿勢の状態で前記外壁に固定する工程と、
    を有し、
    前記位置決め定規は、前記複数の切欠き凹部の一部に固定済みの前記竪樋支持具を係合させることで前記外壁に配置可能であることを特徴とする竪樋の施工方法。
  2. 前記竪樋支持具の前記外壁に固定される側の端面には、弾性変形可能な弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の竪樋の施工方法。
  3. 前記弾性部材は、前記竪樋支持具が前記切欠き凹部に係合された状態で、前記位置決め定規の裏面よりも突出するとともに、前記切欠き凹部との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の竪樋の施工方法。
JP2015004086A 2015-01-13 2015-01-13 竪樋の施工方法 Active JP6434812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004086A JP6434812B2 (ja) 2015-01-13 2015-01-13 竪樋の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004086A JP6434812B2 (ja) 2015-01-13 2015-01-13 竪樋の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016130401A JP2016130401A (ja) 2016-07-21
JP6434812B2 true JP6434812B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=56415515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004086A Active JP6434812B2 (ja) 2015-01-13 2015-01-13 竪樋の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6434812B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762888A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Mitsubishi Materials Corp パネルの施工方法
JPH08135201A (ja) * 1994-11-04 1996-05-28 Misawa Homes Co Ltd 建材の取付位置決め治具
JP2005336941A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Matsushita Electric Works Ltd 竪樋支持具
JP5616779B2 (ja) * 2010-12-27 2014-10-29 積水化学工業株式会社 竪樋支持具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016130401A (ja) 2016-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9945414B1 (en) Thermal break washer system and method for building construction
US7740433B2 (en) Waterproof structure for portion where members are tightened with screw
US20110304088A1 (en) Positioning fixture
KR20190000830U (ko) 단열재 시공을 위한 간격유지구
US20120126470A1 (en) Positioning fixture assembly
JP6434812B2 (ja) 竪樋の施工方法
JP5616779B2 (ja) 竪樋支持具
JP6434810B2 (ja) 竪樋支持具
JP6103367B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け器具、太陽電池モジュール用架台、及び太陽電池装置
JP6397976B1 (ja) パイプ抱持バンド取付具およびその組み立て方法
US20140223700A1 (en) Sink Mounting Clip
JP5398959B2 (ja) 化粧柱構造
KR101770106B1 (ko) 방수턱 거푸집 고정구
US20210261225A1 (en) Structure
JP5480712B2 (ja) デッキプレート用取着体
JP4971247B2 (ja) スタッドボルト用固定クリップ
JP2007009571A (ja) 入隅用壁材留具及び断熱壁
JP4838168B2 (ja) 化粧柱構造
KR20200006870A (ko) 다기능 거푸집 고정장치
CN214273035U (zh) 一种卡扣式户外立柱保护组件
JP6888195B2 (ja) キャップ取付構造
JP2017078303A (ja) 縦樋
JP4860402B2 (ja) アンカー
JP5237629B2 (ja) 断熱壁
JP2009155934A (ja) 化粧柱構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181109

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6434812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151