JP6434812B2 - 竪樋の施工方法 - Google Patents
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Description
また、竪樋支持具が壁面に対して傾いて取り付けられてしまうと、取り付けられた竪樋が歪んだり湾曲したりするおそれがあることから、その点で改良の余地があった。
また、位置決め定規に複数の切欠き凹部が設けられているので、先行して取り付けられた固定済みの竪樋支持具に複数のうち一部の切欠き凹部を係合させることで、位置決め定規を簡単にかつ短時間でセットすることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明では、固定済みの竪樋支持具を利用して繰り返し位置決め定規をセットする施工方法となるので、位置決め定規の長さ寸法を短くすることが可能となる。このため、位置決め定規の取扱いが容易であり、施工効率を向上させることができる。
竪樋2は、筒状に形成された筒状体21と、筒状体21の外周面21aから筒状体21の径方向の外側に向けて突出するとともに筒状体21の軸方向に沿って延在する取付リブ22と、を備えている。
ここで、竪樋支持具1において、前記一方の端面10aに直交する方向を支持軸Oと称する。
また、弾性部材11は、竪樋支持具1が切欠き凹部31に係合された状態で、位置決め定規3の裏面3aよりも突出するとともに、切欠き凹部31との間に隙間(図示省略)が形成されている。
竪樋2は、鉛直方向へ互いに所定の間隔をあけるように取り付けられた複数の竪樋支持具1、1、…によって壁面Tから支持されている。
図6(a)に示すように、先ず、先行して3つの竪樋支持具1を壁面Tに固定する。この場合、例えば壁面Tから所定の離間をあけた位置に鉛直方向に水糸を設けておき、この水糸を基準にして位置決め定規3を長さ方向が鉛直方向となるように壁面Tに当接させて配置する。このとき、位置決め定規3の表面3b(裏面3a)が壁面Tに対して平行となる。
このように、3つの竪樋支持具1が所定姿勢で所定の位置に位置決めされ配列される。すなわち、3つの竪樋支持具1のそれぞれの支持部本体10における固定部12の係止片15(図4参照)の位置が、鉛直線上に所定の姿勢で位置させることができる。
位置決めの後、位置決めされた竪樋支持具1の貫通孔16(図2参照)に固定ビス17を挿通させて壁面Tに螺合させることにより固定する。そして、3つの竪樋支持具1が壁面Tに固定されたら、図6(b)に示すように、位置決め定規3を横移動させて3つの竪樋支持具1から切欠き凹部31の開口を介して取り外す。
このような手順を繰り返すことで、壁面Tに一定の間隔をもって複数の竪樋支持具1を鉛直方向に配列することができる。
具体的には、取付リブ22を備えた竪樋2を、壁面Tに取り付けられた複数の竪樋支持具1近傍へ運び、竪樋2の取付リブ22と竪樋支持具1の固定部12とを対向させる。 次に、竪樋2を竪樋支持具1側へ移動させて、取付リブ22の係止部24を図2に示す挟持部14の係止片15へ押し付ける。そして、取付リブ22の係止部24を挟持部14の係止片15へ押し付けることで、一対の挟持部14を互いに離間する方向へ弾性変形させ、一対の挟持部14間の嵌合凹部13へ取付リブ22を嵌入させる。
これにより、一対の挟持部14、14が取付リブ22を挟持するとともに、挟持部14の係止片15が竪樋2の溝部25に挿入されて、竪樋2が竪樋支持具1に支持されるため、竪樋2は壁面Tに取り付けられる。
すなわち、図1に示すように、本実施の形態による竪樋の施工方法では、取り付ける壁面Tの凹凸形状にかかわらず、壁面Tに対して3箇所の切欠き凹部31が竪樋2の延在方向に沿って配列するように位置決め定規3をセットすることができる。そのため、3つの竪樋支持具1を切欠き凹部31に係合させることで同時にかつ容易に位置決めすることができ、壁面Tに対して所定の姿勢で保持することができる。そして、保持された状態の竪樋支持具1を固定ビス17を使用して壁面Tに取り付けることができる。
例えば、上述の本実施の形態では、位置決め定規3において切欠き凹部31が3箇所に設けられた構成としているが、複数であればよく、3箇所に限定されることはない。
なお、本実施の形態による施工方法では、上下3箇所の切欠き凹部31のうち上の2箇所を使って先行して壁面Tに固定された固定済みの上下に配列される2つの竪樋支持具1、1に係合させて位置決め定規3をセットした後に、最も下に位置する切欠き凹部31に竪樋支持具1を係合させて固定しているが、このような方法であることに制限されることはない。例えば、上下3箇所の切欠き凹部31のうち上の1箇所のみを固定済みの竪樋支持具1に係合させて位置決め定規3をセットするようにしてもよい。この場合には、上の2箇所の切欠き凹部31を使う場合に比べて位置決め定規3の安定度は劣るが、セットは可能であり、下の2箇所の切欠き凹部31に新たな竪樋支持具1を係合させて位置決めすることができるので、作業効率を向上させることができる。
さらに、弾性部材11の段部11cを省略することも可能である。
2 竪樋
3 位置決め定規
10 支持部本体
11 弾性部材
11A 大径部
11B 小径部
12 固定部
15 係止片
17 固定ビス
21 筒状体
22 取付リブ
24 係止部
25 溝部
31 切欠き凹部
T 壁面(外壁)
Claims (3)
- 竪樋を建物の外壁から支持させる竪樋支持具が設けられ、前記竪樋支持具を係合可能な複数の切欠き凹部を有する位置決め定規を用いて前記竪樋支持具を前記外壁に対して位置決めする竪樋の施工方法であって、
前記位置決め定規を前記外壁の所定位置に配置する工程と、
前記位置決め定規の前記切欠き凹部に前記竪樋支持具を係合させて所定の姿勢で保持する工程と、
前記竪樋支持具を保持された姿勢の状態で前記外壁に固定する工程と、
を有し、
前記位置決め定規は、前記複数の切欠き凹部の一部に固定済みの前記竪樋支持具を係合させることで前記外壁に配置可能であることを特徴とする竪樋の施工方法。 - 前記竪樋支持具の前記外壁に固定される側の端面には、弾性変形可能な弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の竪樋の施工方法。
- 前記弾性部材は、前記竪樋支持具が前記切欠き凹部に係合された状態で、前記位置決め定規の裏面よりも突出するとともに、前記切欠き凹部との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の竪樋の施工方法。
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JP2015004086A JP6434812B2 (ja) | 2015-01-13 | 2015-01-13 | 竪樋の施工方法 |
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