JP6431490B2 - 物品落下防止装置 - Google Patents

物品落下防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6431490B2
JP6431490B2 JP2016009402A JP2016009402A JP6431490B2 JP 6431490 B2 JP6431490 B2 JP 6431490B2 JP 2016009402 A JP2016009402 A JP 2016009402A JP 2016009402 A JP2016009402 A JP 2016009402A JP 6431490 B2 JP6431490 B2 JP 6431490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
article
attachment
prevention device
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016009402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017127505A (ja
Inventor
石川 誠
誠 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nax Co Ltd
Original Assignee
Nax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nax Co Ltd filed Critical Nax Co Ltd
Priority to JP2016009402A priority Critical patent/JP6431490B2/ja
Publication of JP2017127505A publication Critical patent/JP2017127505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6431490B2 publication Critical patent/JP6431490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)

Description

本発明は、陳列棚や架台等の物品載置棚から物品が落下するのを防止するための物品落下防止装置に関する。本発明の物品落下防止装置は、主として、側面に一定ピッチで設けられた多数の透孔(取付孔)を有する断面L字形、コの字形、ロの字形の長尺金属型材で組み立てられたスチール棚に用いられる。
従来、物品載置棚に載置された物品の落下を防ぐための物品落下防止装置としては、例えば特許文献1や特許文献2に示されているように、落下防止柵となるベルトを載置棚の前面側に取り付けたものが知られている。
特開2013−158633号公報 特開2001−017256号公報
特許文献1の落下防止ベルトでは、長さ調整可能なベルトの両端部を、載置棚の左右の柱材にそれぞれ巻き付けてアジャスタで締め付け固定するとともに、ベルトの弛みをバックルで調整することによりベルトを緊張状態で取り付ける構成となっている。
しかし、この方法では、アジャスタやバックル等の部品点数が多くなってコストがかかるとともに、柱材への取り付けやベルトの弛みを調整するといった面倒な操作が必要となる。
また、特許文献2の物品落下防止装置では、ベルトの端部を連結するベルト取付具を蝶ネジや固定板等の部品を用いて左右の柱材に取り付ける構成となっている。
しかし、この方法でも、ベルト取付具の構成部品が多くなってコストがかかるとともに、柱材に取り付ける作業も面倒である。また、ベルト取付具の位置が固定されるため、棚板に載置される物品の大きさに合わせてベルト位置を変更したい場合には大変手間がかかるという問題点があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、物品載置棚の柱材にワンタッチ操作で取り付けることができるとともに、構成を簡略化して低コストで作製が可能な物品落下防止装置、並びにこの物品落下防止装置に用いられるベルト取付具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明の物品落下防止装置は、左右一対のベルト取付具と、それぞれの前記ベルト取付具に端部が連結されるベルトとからなり、前記ベルト取付具は、物品載置棚の柱材に形成された透孔に着脱自在に嵌合されるフック部と、前記ベルトの端部を連結する連結部とを備え、前記ベルトは、長手方向の経糸が弾性糸材、緯糸が非弾性糸材で、屈曲可能に形成された編み目状の織物材からなり、前記連結部は、前記ベルトの端部を差し込むことが可能な取付孔を有し、この取付孔の内面には、当該取付孔に挿入された前記編み目状のベルトに食い込んで係止可能な係合爪が設けられており、前記編み目状のベルトを前記左右のベルト取付具のそれぞれの取付孔に挿入して、当該取付孔の内面に形成された前記係合爪に左右両側で食い込ませて係止させる構成とした。
上記の本発明に係る物品落下防止装置によれば、左右のベルト取付具の取付孔にベルトの両端部を差し込んで係合爪に係合させることにより、ベルトとベルト取付具とを簡単に連結することができる。そして、ベルトの左右に連結されたベルト取付具の各フック部を物品載置棚の柱材に形成された透孔に押し込むだけで、ワンタッチかつ容易に物品落下防止装置を物品載置棚にセットすることができる。また、ベルト取付具は、簡単な構造であって合成樹脂素材による一体成形が可能なことから、低コストで作製することができる。
本発明において、前記ベルトが、長さ方向に弾力的に伸縮可能なゴム材料で形成されている構成とするのがよい。
これにより、物品載置棚に物品落下防止装置をセットしたときに、ベルトを左右のベルト取付具に弛みの生じない長さで連結しておいた場合でも、ベルトを引き伸ばすことにより容易にベルト取付具を物品載置棚に取り付けることができる。
また、本発明において、前記ベルト取付具が合成樹脂素材による一体成形品であって、前記フック部と前記連結部とは平面視L字形に結合して形成するのがよい。
これにより、コストの低減化を図ることができるだけでなく、フック部と連結部とをL字形に屈曲させて結合することにより、出っ張り部分を小さくしてコンパクト化することができるとともに製品強度を高めることができる。
本発明に係る物品落下防止装置のベルト取付具を示す斜視図。 本発明に係る物品落下防止装置のスチール棚への取付操作を示す斜視図。 本発明に係る物品落下防止装置の使用状態を示す斜視図。 本発明に係る物品落下防止装置の別実施例を示す平面視の断面図。 本発明に係る物品落下防止装置の使用状態の別実施例を示す斜視図。
以下において、本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
本実施例に係る物品落下防止装置は、側面に一定ピッチで設けられた多数の縦長の透孔(取付孔)3aを有する断面L字形の柱材(型材)3で組み立てられたスチール棚(物品載置棚)Cに取り付けて使用されるものであって、左右一対のベルト取付具A、Aと、これらベルト取付具Aに連結される帯状のベルトBとからなる。
なお、柱材は、断面をコの字形やロの字形とすることもできる。
ベルト取付具Aは、合成樹脂素材により一体成形され、柱材3の透孔3aに着脱自在に嵌合されるフック部1と、ベルトBの一端部分を連結する連結部2とから形成されている。フック部1と連結部2は板状の形態で、平面視L字形に結合されている。
フック部1は上下に弾力性のあるフック片1aを備えており、フック部1を柱材3の透孔3aに押し込んで貫通させたときに、上下のフック片1a、1aの段部1bが透孔3aの上下の縁部に弾力的に係合するように形成されている。これにより、ベルト取付具Aを柱材3の透孔3aにワンタッチで取り付けることができる。また、ベルト取付具Aを取り外すときは、上下のフック片1a、1aを弾性に抗して手指で圧迫し、透孔3aに対する段部1bの係合を解除することにより透孔3aから容易に引き抜くことができる。
なお、本実施例では、フック部1は中間部で凹状の切り欠き1cによって上下に分断して形成されている。
ベルト取付具Aの連結部2には、帯状のベルトBの端部を差し込むための縦長の取付孔2aが設けられている。この取付孔2aの縦方向に沿った内面において、連結部2の遊端側となる面には、先端鈎状の係合爪2bが一定の間隔をあけて複数形成されている。
ベルトBは、その一端部を取付孔2aに差し込んで、直角方向に折り曲げて引っ張ったときに係合爪2bが食い込んで係止できる材料、例えば粗い編み目状の柔軟な織物材で形成されている。加えて本実施例では、その長さ方向に弾力的に伸縮可能なゴム材料で形成されている。
ベルトBとして好適な具体例としては、長手方向の経糸が弾性糸材、緯糸が非弾性糸材で、ラッセル編みで形成された帯状体のものが好ましい。また、弾性糸材は、例えばポリウレタン弾性フィラメントを芯材として綿糸や綿/ポリエステル混紡糸及びナイロンやポリエステルフィラメント糸を被覆材として芯材に巻き付けて作ることができ、ポリウレタン弾性糸の代わりに合成ゴム及び天然ゴムのフィラメントやその加工品を使用することも可能である。また、用途に合わせてゴム弾性の強度や伸張性を検討し、糸材並びに織編み構造を自由に選定することもできる。特に、先端鈎状の係合爪2bの間隔に合わせて糸間空隙並びに糸密度を調節した好適なベルトBとすることができる。
上記した本発明に係る物品落下防止装置を使用するときには、予め左右のベルト取付具A、Aの取付孔2a、2aにベルトBの両端部を差し込んでベルトBを連結しておき、図2、3に示すように、スチール棚Cの左右の柱材3、3側面の透孔3a、3aに左右のベルト取付具A、Aのフック部1、1を差し込む。これにより、ワンタッチで容易に物品落下防止装置をスチール棚Cにセットすることができ、棚板4上に載置した物品5の前方への落下を防止することができる。
また、本実施例では、ベルトBが長さ方向へ弾力的に伸縮可能な材料で形成されているので、スチール棚CにセットしたときにベルトBに弛みの生じない長さで左右のベルト取付具A、Aに連結しておいた場合でも、ベルトBを引き伸ばすことにより容易にベルト取付具Aをスチール棚Cに取り付けることができる。
なお、上記の実施例では、予めベルト取付具AとベルトBとを連結後にスチール棚Cへセットするようにしたが、先にベルト取付具Aをスチール棚Cに取り付け、その後、ベルトBの端部をベルト取付具Aの取付孔2aに差し込んで連結するようにしてもよい。
また、本発明に係る物品落下防止装置は、図4に示すように、ベルト取付具Aをスチール棚Cの柱材3の前面側に向いて開口した透孔3aに取り付けて使用することもできる。
また、上記の実施例では、ベルト取付具Aのフック部1全体を1つの透孔3aに差し込んで取り付けた例を示したが、透孔3aの縦寸法が小さい場合には、図5に示すように、切り欠き1cによって分断された上下のフック部1、1が2つの透孔3a、3aに跨って取り付けられるようにすることもできる。この場合は、分断された上下それぞれのフック部1、1と透孔3aとがほぼ同じ長さで形成され、かつ、各透孔3aの間隔が切り欠き1cの幅とほぼ等しくなるように形成される。このように、2つの透孔3a、3aに跨ってベルト取付具Aを取り付けることにより、安定性を高めて保持することができる。
また、図示は省略するが、図2に示す大きさの透孔3aに対し、上記したような2つの透孔3a、3aを跨いで取り付ける構造のベルト取付具Aとすれば、1つの透孔3aに取り付ける場合よりも幅広のベルトBとすることができ、これによりベルトBの伸張抵抗力が増して、嵩高で重い物品を棚に載置したときの転倒や落下防止に有効である。
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば、本発明で用いるベルトBは、ベルト取付具Aの係合爪2bに容易に係合できる材質であれば必ずしも編み目状とする必要はない。また、ベルトBは伸縮性を有しない材料で形成することも可能である。その他本発明ではその目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明の物品落下防止装置並びにベルト取付具は、側面に一定ピッチで設けられた多数の透孔を有する断面L字形、コの字形、ロの字形の長尺型材で組み立てられたスチール棚等の物品載置棚に利用することができる。
A ベルト取付具
B ベルト
C スチール棚(物品載置棚)
1 フック部
1a フック片
1b 段部
1c 切り欠き
2 連結部
2a 取付孔
2b 係合爪
3 柱材
3a 透孔
4 棚板
5 物品

Claims (3)

  1. 左右一対のベルト取付具と、
    それぞれの前記ベルト取付具に端部が連結されるベルトとからなり、
    前記ベルト取付具は、物品載置棚の柱材に形成された透孔に着脱自在に嵌合されるフック部と、前記ベルトの端部を連結する連結部とを備え、
    前記ベルトは、長手方向の経糸が弾性糸材、緯糸が非弾性糸材で、屈曲可能に形成された編み目状の織物材からなり、
    前記連結部は、前記ベルトの端部を差し込むことが可能な取付孔を有し、この取付孔の内面には、当該取付孔に挿入された前記編み目状のベルトに食い込んで係止可能な係合爪が設けられており、
    前記編み目状のベルトを前記左右のベルト取付具のそれぞれの取付孔に挿入して、当該取付孔の内面に形成された前記係合爪に左右両側で食い込ませて係止させる物品落下防止装置。
  2. 前記ベルトが、長さ方向に弾力的に伸縮可能なゴム材料で形成されている請求項1に記載の物品落下防止装置。
  3. 前記ベルト取付具が、合成樹脂素材による一体成形品であって、前記フック部と前記連結部とは平面視L字形に結合して形成されている請求項1または請求項2に記載の物品落下防止装置。
JP2016009402A 2016-01-21 2016-01-21 物品落下防止装置 Active JP6431490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009402A JP6431490B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 物品落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009402A JP6431490B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 物品落下防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017127505A JP2017127505A (ja) 2017-07-27
JP6431490B2 true JP6431490B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=59394098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016009402A Active JP6431490B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 物品落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6431490B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7347759B2 (ja) * 2020-12-23 2023-09-20 オーエッチ工業株式会社 棚ガードベルト及び棚ガード装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3938872A (en) * 1974-10-15 1976-02-17 Hagerman Lynn W Shelf retainer for mobile vehicle refrigerators
JPH0486758U (ja) * 1990-10-26 1992-07-28
JPH0630811A (ja) * 1992-07-14 1994-02-08 Polymer Giya Kk 安全ベルトのバックル
JP4128563B2 (ja) * 2004-12-03 2008-07-30 扶桑金属工業株式会社 落下防止具
JP6011932B2 (ja) * 2012-10-29 2016-10-25 株式会社サトーゴーセー 係止具
JP5889839B2 (ja) * 2013-05-16 2016-03-22 オーエッチ工業株式会社 棚ガード用の連結具及び棚ガード

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017127505A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090293982A1 (en) Beading loom with removable warp thread cartridge
US8918964B2 (en) Fastener
US7357453B2 (en) Chair with armrests
US9560916B1 (en) Web strap attachment to metal frame
US4872242A (en) Flexible C-shaped strap-like connector
JP6431490B2 (ja) 物品落下防止装置
JP2017044243A (ja) ベルトクランプ
KR20160141767A (ko) 긴-치수 대상물 고정구
US5544395A (en) Clamping device for a textile edge
EP2815990A1 (en) Highly flexible cable clamp
JP6426588B2 (ja) 三叉ラッシング装置、三叉ラッシング方法および三叉ラッシング装置を用いた固縛構造
US20100071116A1 (en) Adjustable belt
JP5513152B2 (ja) 椅子用張材の張設構造
US11197520B2 (en) Fixing belt, fixing method, and fixing belt member
JP5592949B2 (ja) ベルト装着部
JP4667171B2 (ja) ビーズ織り具
US10111528B1 (en) Elastomeric webbing sheet attachment to metal frame
JP4488754B2 (ja) 植物茎の誘引用固定具
US2965943A (en) Buckle assembly
US2590015A (en) Glove
JP2010216230A (ja) ドアアタッチメント
JP2796933B2 (ja) 刺繍補助装置
DE20210220U1 (de) Abdeckung für Stromversorgungs- und/oder Kommunikationskabel an einem Tisch
DE939910C (de) Gepaeckhalter fuer Fahrzeuge, insbesondere fuer Gepaecktraeger von Fahr- und Motorraedern
JP6977606B2 (ja) ブラケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6431490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250