JP6431332B2 - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射記録装置 - Google Patents
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Description
また、液体噴射記録装置は、一方向に直交する走査方向に駆動可能に支持されたキャリッジを備えている。このキャリッジに、ノズルプレートのノズル孔が被記録媒体と対向するように、支持プレートが取り付けられる。
しかしながら、耐食性の優れた材料は、一般的にクロム(Cr)やニッケル(Ni)を多く含むので、材料硬度が高くなり切削性が悪化してしまう。
また、このように構成することで、キャリッジに対して支持プレートを高精度に位置決めすることができる。
図1は、液体噴射記録装置1の斜視図である。
液体噴射記録装置1は、いわゆるインクジェットプリンタであって、紙等の被記録媒体Sを搬送する一対の搬送機構2,3と、被記録媒体Sにインク滴を噴射する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4にインクを供給する液体供給手段5と、液体噴射ヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向(主走査方向)と略直交する方向(副走査方向)に走査させる走査手段6と、を備えている。
すなわち、液体噴射記録装置1を載置した状態では、被記録媒体S上を液体噴射ヘッド4が水平方向(X方向、Y方向)に沿って走査するように構成されている。また、この液体噴射ヘッド4から重力方向下方(Z方向下方)に向かってインク滴が噴射され、このインク滴が被記録媒体Sに着弾するように構成されている。
図2は、液体噴射ヘッド4の斜視図である。なお、液体噴射ヘッド4Y,4M,4C,4Bは、供給されるインクの色以外は何れも同一の構成からなるため、以下の説明では、まとめて液体噴射ヘッド4として説明する。
同図に示すように、液体噴射ヘッド4は、支持プレート72上に固定され、被記録媒体S(図1参照)に対してインク滴を噴射する吐出部70と、吐出部70に電気的に接続され、この吐出部70の駆動を制御する駆動制御部80と、駆動制御部80を固定する縦ベース73と、吐出部70と液体供給管26との間に、それぞれ接続部13,14を介して介在された液体流通部12とを有している。
図3は、吐出部70の斜視図、図4は、吐出部70の分解斜視図である。
図2〜図4に示すように、吐出部70は、支持プレート72に固定されており、液体流通部12に接続部14を介して接続された流路部材71と、電圧が印加されることによりインクを液滴として被記録媒体Sへと噴射させる第1ヘッドチップ31および第2ヘッドチップ32と、第1ヘッドチップ31および第2ヘッドチップ32のZ方向の下端面(最下面)に設けられたノズルプレート35と、を有している。
スリット47は、共通インク室46のうち、吐出チャネル43aに対応する位置に形成され、共通インク室46内と吐出チャネル43a内とを連通している。そして、共通インク室46に貯留されたインクが各吐出チャネル43aに流通するように構成されている。
なお、第1電極引出部45に接続されているフレキシブル基板82と、第2電極引出部55に接続されているフレキシブル基板82は、一体に構成してもよいし、別体に構成してもよい。
また、ノズルキャップ36には、Z方向に貫通する嵌合孔36aが形成されており、互いに接合されて一体になっている第1ヘッドチップ31および第2ヘッドチップ32が嵌合孔36a内に嵌合されている。この際、ノズルキャップ36の下端面は、各ヘッドチップ31,32の下端面と面一となるように組み合わされている。
図5は、支持プレート72の斜視図である。
同図に示すように、支持プレート72は、ステンレスにより形成されたものである。ステンレスは切削性が悪いことから、支持プレート72の製造方法としては、例えば、鍛造加工、鋳造加工、粉末冶金焼結、ロストワックス法等が挙げられる。ステンレスの中でもとりわけ採用される材料記号としては、例えば、入手が容易な観点からSUS304(鋳造の場合SCS13)などが挙げられる。また、切削加工も考慮してSUS303などであってもよい。
また、吐出部70は、フレーム74の内周面74a側に収納され、フレーム74の下面74bにノズルキャップ36のフランジ部36bが接合される。
次に、図6に基づいて、支持プレート72の位置決め方法および取り付け方法について説明する。
図6は、キャリッジユニット62に液体噴射ヘッド4を取り付けた状態を、下からみた平面図である。なお、図6では、複数(例えば、この実施形態では4つ)の取付開口部62bのうち、1つの取付開口部62bのみに液体噴射ヘッド4を取り付けた状態を示し、その他の取付開口部62bに取り付けられる液体噴射ヘッド4の図示を省略している。
このY方向の位置決めを行う場合も、各ノズル孔33a,34a基準となる。すなわち、まず、各ノズル孔33a,34aを基準とした各Y方向位置決めピン91Yの突出長さを計測する。そして、この突出長さ分だけ、各Y方向位置決めピン91Yの先端を切削する。
このZ方向の位置決めを行う場合、ノズルプレート35の表面(下面)基準となる。すなわち、キャリッジユニット62に液体噴射ヘッド4をセットした際の、ノズルプレート35の表面とキャリッジユニット62の基端部62aにおける下面とのZ方向の誤差を計測する。そして、この誤差分だけ、各Z方向位置決めピン91Zの先端を切削する。なお、Z方向位置決めピン91Zにて、各ノズル孔33a,34aの所定位置に対する鉛直(重力)方向(Z方向)の傾きも補正することになる。
これに対し、真鍮や耐インク性樹脂からなる位置決めピン91は、切削油を用いることなく切削できるので、上記のような不具合を生じることがない。
なお、真鍮は比重が大きいため、支持プレート72の材料として真鍮を選定してしまうと、支持プレート72が重たくなってしまうため、好ましくない。また、支持プレート72の材料として耐インク性樹脂を選定してしまうと、強度が不足してしまうため、好ましくない。
また、このように構成することで、支持プレート72のX方向の位置決めを、各ノズル孔33a,34a基準でなく、支持プレート72(長フレーム76)の外側面基準とすることも可能である。このように外側面基準とすることにより、各ノズル孔33a,34aの所定位置と支持プレート72(長フレーム76)の外側面との間の距離の誤差を計測することで、X方向位置決めピン91Xの突出長さを調整することが可能になる。
Claims (4)
- 一方向に並べられた複数のノズル孔を有するノズルプレートと、
前記一方向に直交する走査方向に駆動可能に支持されたキャリッジに取り付けられると共に、前記ノズルプレートが取り付けられ、該ノズルプレートを、前記複数のノズル孔が被記録媒体に対向するように支持する支持プレートと、
を備え、
前記支持プレートに、該支持プレートと前記キャリッジとの位置決めを行うための位置決め部を設け、
前記位置決め部は、前記支持プレートよりも切削性に優れた材料により構成され、
前記キャリッジは、前記支持プレートが挿入される開口部を有し、
前記位置決め部は、前記開口部内において、前記支持プレートの直交する二方向の位置決めを行うと共に、前記支持プレートの前記二方向に直交する他の一方向の位置決めを行うことを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 前記支持プレートは、耐食性に優れた金属材からなることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記支持プレートは、ステンレスからなり、
前記位置決め部は、真鍮および耐インク性樹脂の何れか一方からなることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。 - 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射記録装置。
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