JP6430890B2 - 庇の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、庇の取付構造に関する。
特許文献1の庇の取付構造は、庇の一部を構成する枠に接合されたアーム部材を建物の外壁に複数のボルトで固定している。
特開2013−238083号公報
特許文献1の構成では、落雪等により庇に衝撃荷重が作用した場合、外壁におけるボルトの固定部分において衝突エネルギーが摩擦の熱エネルギーに変換されることで、衝撃エネルギーが吸収される。
しかし、特許文献1の構成では、衝撃エネルギーが吸収されるとき、ボルトが外壁から抜けて庇が外壁から地面に落下する可能性がある。換言すると、衝撃エネルギーの吸収と庇の落下防止を両立させるには、改善の余地がある。なお、庇の落下とは、外壁から離れた庇が地面に接触する状態を意味しており、地面から離れた場所で庇が宙吊りになる状態は含まない。
本発明は、庇に衝撃荷重が作用したときに衝撃エネルギーを吸収すると共に庇が外壁から地面に落下するのを防止することができる庇の取付構造を得ることが目的である。
第1の態様に係る庇の取付構造は、建物の外壁よりも屋外側に配置されたブラケットと、前記ブラケットを前記外壁に屋外側から留め付ける留付部材と、前記ブラケットに取り付けられた庇と、前記留付部材よりも長く、第1抜止部が形成された一端が前記外壁よりも屋外側に配置され、第2抜止部が形成された他端が前記外壁よりも屋内側に配置され、前記庇及び前記ブラケットを前記外壁に対して相対移動可能に連結する連結部材と、を有する。
第1の態様に係る庇の取付構造では、落雪等により庇に重力方向の衝撃荷重が作用した場合、外壁における留付部材の留め付け部分で衝撃荷重に抵抗する。留め付け部分で抵抗しきれない大きさの衝撃荷重が作用した場合は、庇及びブラケットが重力方向の下側に移動する。このため、留付部材は、外壁から抜ける方向に移動することになる。ここで、連結部材は、庇及びブラケットを外壁に対して相対移動可能に連結しているので、留付部材の移動を規制しない。これにより、留付部材が外壁から抜ける方向に移動して、留付部材と外壁とで摩擦が生じる。そして、衝突エネルギーが摩擦の熱エネルギーに変換されることで、衝撃エネルギーが吸収される。
さらに、衝撃エネルギーが吸収されて留付部材が外壁から抜けたとき、庇及びブラケットは、地面に向けて落下しようとする。このとき、連結部材の他端に形成された第2抜止部が外壁と接触することで庇及びブラケットの移動が規制されると共に、連結部材が庇及びブラケットを支持するので、庇及びブラケットの地面への落下を防止することができる。このように、第1の態様に係る庇の取付構造では、庇に衝撃荷重が作用したときに衝撃エネルギーを吸収すると共に庇が外壁から地面に落下するのを防止することができる。
第2の態様に係る庇の取付構造の前記連結部材は、前記ブラケット及び前記外壁を貫通すると共に貫通方向に見て前記庇に覆われている。
第2の態様に係る庇の取付構造では、連結部材が庇で覆われているので、建物の外壁に取り付けられた庇を見たとき、連結部材の貫通方向において庇の外側から連結部材は見えない。また、庇を用いて連結部材を覆っているので、化粧部材で連結部材を隠す必要がない。これにより、簡単な構成で建物の見栄えを向上させることができる。
第3の態様に係る庇の取付構造の前記連結部材は、前記第2抜止部が前記外壁に接触したときに前記留付部材が前記外壁と非接触となる長さとされている。
第3の態様に係る庇の取付構造では、留付部材が外壁と非接触状態となった(外壁から抜けた)後で第2抜止部が外壁と接触する。つまり、留付部材は、外壁から抜けるまで連結部材によって移動が規制されない。これにより、留付部材の移動が連結部材によって規制される構成に比べて、留付部材が外壁との間で摩擦を生じながら移動する距離が長くなるので、留付部材と外壁とで生じる摩擦による衝撃エネルギーの吸収効果を高めることができる。
第4の態様に係る庇の取付構造の前記連結部材は、重力方向に並んで複数設けられている。
第4の態様に係る庇の取付構造では、連結部材が複数設けられているので、衝撃荷重が作用した庇が落下するとき、外壁に沿った面内での庇の回転が規制される。さらに、複数の連結部材が重力方向に並んでいるので、庇が斜めに傾くとき、下側の連結部材の移動量が上側の連結部材の移動量よりも小さくなる。そして、下側の連結部材が庇を支持する。これにより、1つの連結部材を用いる構成に比べて、庇が短時間で予期せぬ方向へ変位するのを抑制することができる。
第1の態様に係る庇の取付構造では、庇に衝撃荷重が作用したときに衝撃エネルギーを吸収すると共に庇が外壁から地面に落下するのを防止することができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る庇の取付構造では、簡単な構成で建物の見栄えを向上させることができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る庇の取付構造では、衝撃エネルギーの吸収効果を高めることができるという優れた効果を有する。
第4の態様に係る庇の取付構造では、庇が短時間で予期せぬ方向へ変位するのを抑制することができる。
第1実施形態に係る建物及び取付構造の構成図である。 (A)第1実施形態に係る庇及び外壁パネルの構成図である。(B)第1実施形態に係る取付構造の部分拡大縦断面図である。 第1実施形態に係る取付構造の分解斜視図である。 (A)第1実施形態に係るブラケットの正面図である。(B)第1実施形態に係るブラケット及び庇の縦断面図である。 (A)第1実施形態に係る庇に雪塊が落下した時点の取付構造の状態を示す説明図である。(B)第1実施形態に係る庇に雪塊が落下した後の時点の取付構造の状態を示す説明図である。 (A)第1実施形態に係る庇に雪塊が落下した時点の取付構造の状態を示す部分拡大縦断面図である。(B)第1実施形態に係る庇に雪塊が落下した後の時点の取付構造の状態を示す部分拡大縦断面図である。 (A)第2実施形態に係る庇及び外壁パネルの構成図である。(B)第2実施形態に係る取付構造の部分拡大縦断面図である。 (A)第2実施形態に係る庇に雪塊が落下した時点の取付構造の状態を示す説明図である。(B)第2実施形態に係る庇に雪塊が落下した後の時点の取付構造の状態を示す説明図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る庇の取付構造の一例について説明する。
図1には、第1実施形態の建物10の一部が示されている。建物10は、一例として、地面GL上に構築された基礎12上に図示しない複数個の建物ユニットを据え付けることにより構成されたユニット建物である。また、建物10には、図示しない柱及び梁で構成される架構面の屋外側に配置された外壁の一例としての外壁パネル20と、庇の取付構造の一例としての取付構造30とが設けられている。なお、建物10における内壁パネルの図示及び説明は省略する。また、後述する庇36の下側には、一例として、図示しない窓が設けられている。
以後の説明では、水平方向をX方向、重力(高さ)方向をY方向と称し、X方向及びY方向に直交する奥行方向をZ方向と称する。また、取付構造30が設けられた外壁パネル20をZ方向視(正面視)して、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側とを区別する必要がある場合には、右側、左側、上側、下側、屋内側、屋外側を+X側、−X側、+Y側、−Y側、+Z側、−Z側と称する。
<外壁パネル>
図2(A)に示すように、外壁パネル20は、建物10(図1参照)の図示しない躯体に固定された外壁フレーム22と、外壁材24とを含んで構成されている。
(外壁フレーム)
外壁フレーム22は、一例として、スチール製のフレームであり、建物10の外周部でY方向に沿って直立している。また、外壁フレーム22は、一例として、平面視(Y方向視)で+X側又は−X側に開口した断面U字状に形成されており、ウェブ22A、外フランジ22B及び図示しない内フランジを有している。ウェブ22Aは、X方向を厚さ方向、Y方向を長手方向、Z方向を短手方向として配置されている。外フランジ22Bは、X方向を短手方向、Y方向を長手方向、Z方向を厚さ方向として、ウェブ22Aの−Z側端部から+X側へ延びている。ここで、外フランジ22Bの厚さをL1(図2(B)参照)とする。図示しない内フランジの説明は省略する。
(外壁材)
外壁材24は、一例として、窯業系サイディング材で構成されている。また、外壁材24は、一例として、Z方向視で矩形平板状に形成されており、X方向を短手方向、Y方向を長手方向、Z方向を厚さ方向として配置されている。さらに、外壁材24は、外壁フレーム22よりも−Z側に配置され、外フランジ22Bに図示しないビスで固定されている。ここで、外壁材24の厚さをL2(図2(B)参照)とする。なお、L1<L2となっている。
<取付構造>
図3に示すように、取付構造30は、ブラケット32と、留付部材の一例としてのビス34と、庇36と、連結部材の一例としてのボードアンカー38とを有している。
(ブラケット)
図3及び図4(A)に示すように、ブラケット32は、一例として、Z方向に見て−Y側に開口した逆U字状に形成されている。具体的には、ブラケット32は、X−Y面に沿った逆U字状の縦壁32Aと、縦壁32Aの+Y側端部に対して−Z側に張り出された上壁32Bと、縦壁32Aの+X、−X側端部に対して−Z側に張り出された右側壁32C、左側壁32Dとを有している。縦壁32A、上壁32B、右側壁32C、左側壁32Dは、いずれも板状に形成されている。なお、縦壁32Aのうち+X側端部、−X側端部においてY方向に延びた部位を取付部32E、32Fと称する。
図4(A)に示す取付部32E、32Fには、一例として、ブラケット32を外壁パネル20(図1参照)に取り付ける段階において、それぞれ2箇所の第1貫通孔42及び2箇所の第2貫通孔44が、図示しないドリルにより形成される。なお、取付部32Eと取付部32Fは、縦壁32AのX方向中央に対して対称に形成されているため、以後の説明では取付部32Eについて説明し、取付部32Fの説明を省略する。
第1貫通孔42、第2貫通孔44は、取付部32E、32Fだけでなく外壁材24及び外フランジ22B(図2(A)参照)もZ方向に貫通しており、後述するビス34、ボードアンカー38の取り付け時に用いられる下穴である。第1貫通孔42の直径は、ビス34(図3参照)の軸部を挿入可能でかつ頭部を挿入不可とする大きさとされている。第2貫通孔44の直径は、後述するボードアンカー38の筒部38B、軸部38C、移動部38D及び展開部38E(図2(B)参照)を挿入可能でかつ頭部38A(図2(B)参照)を挿入不可とする大きさとされている。
また、2箇所の第1貫通孔42及び2箇所の第2貫通孔44は、一例として、−Y側から+Y側へ向けて、第2貫通孔44、第1貫通孔42、第1貫通孔42、第2貫通孔44の順でほぼ一直線上に並んでいる。換言すると、取付部32Eでは、Y方向中央部に2箇所の第1貫通孔42が形成されており、第1貫通孔42の+Y側、−Y側に1箇所ずつ第2貫通孔44が形成されている。
図2(B)に示すように、ブラケット32を外壁材24に取り付けた状態では、取付部32Eの+Z側の側面が、外壁材24の−Z側の側面と接触する。なお、取付部32EのZ方向の厚さをL3とする。厚さL3は、一例として、外フランジ22Bの厚さL1よりも薄くなっている(L1>L3)。
図4(B)に示すように、ブラケット32の上壁32Bには、一例として、Y方向に貫通した第3貫通孔32Gが、X方向に間隔をあけて7箇所形成されている。ブラケット32の右側壁32C及び左側壁32Dには、それぞれX方向に貫通した第3貫通孔32Gが、一例として、Y方向に間隔をあけて2箇所ずつ形成されている。各第3貫通孔32Gの直径は、リベット46の軸部を挿入可能でかつ頭部を挿入不可とする大きさとされている。図4(B)では、一部の第3貫通孔32G及びリベット46に符号を付している。なお、リベット46の軸部の先端は、第3貫通孔32Gを通した後でかしめられて(塑性変形されて)広がっているが、図示を省略している。
(ビス)
図2(B)に示すように、ビス34は、一例として、ブラケット32を外壁材24に取り付けた状態において、軸部の先端部分が外壁フレーム22よりも+Z側に長さL4で突出する長さとされている。つまり、ビス34の軸部の軸方向(Z方向)の全長をLA(図示省略)とすると、LA=L1+L2+L3+L4となっている。また、ビス34は、ブラケット32を−Z側から外壁材24及び外壁フレーム22に留め付けている。
(庇)
図3に示すように、庇36は、一例として、前壁36Aと、右側壁36Bと、左側壁36Cと、上壁36Dとを有しており、+Z側及び−Y側に開口された形状とされている。前壁36Aは、X方向を長手方向としY方向を短手方向とする矩形状に形成されている。右側壁36Bは、前壁36Aの+X側端部から+Z側へY−Z面に沿って延びている。左側壁36Cは、前壁36Aの−X側端部から+Z側へY−Z面に沿って延びている。
上壁36Dは、平坦部36Eと、傾斜部36Fとを有している。平坦部36Eは、X方向を長手方向としZ方向を短手方向とする矩形板状部であり、右側壁36Bの+Z側でかつ+Y側の部位と左側壁36Cの+Z側でかつ+Y側の部位とに跨っている。傾斜部36Fは、平坦部36Eの−Z側端部から前壁36Aの+Y側端部へ向けて、+Z側に対して−Z側が低くなるように傾斜した部位である。また、傾斜部36Fは、前壁36A、右側壁36B及び左側壁36Cの+Y側端部に跨っている。
右側壁36B、左側壁36CのY方向の高さは、一例として、ブラケット32の右側壁32C、左側壁32DのY方向の高さよりも高くなっている。また、右側壁36Bと左側壁36CのX方向の間隔は、ブラケット32に庇36を取り付けるときに右側壁36Bの−X側の面に右側壁32Cが接触し、左側壁36Cの+X側の面に左側壁32Dが接触する大きさとされている。平坦部36EのZ方向の幅は、上壁32BのZ方向の幅よりも広くなっている。
右側壁36Bの+Z側端部及び左側壁36Cの+Z側端部には、X方向に貫通した貫通孔48が、Y方向に間隔をあけてそれぞれ2箇所形成されている。また、平坦部36Eには、Y方向に貫通した貫通孔48が、X方向に間隔をあけて7箇所形成されている。各貫通孔48の直径は、リベット46の軸部を挿入可能でかつ頭部を挿入不可とする大きさとされている。
ここで、ブラケット32及び庇36では、ブラケット32に庇36を取り付けるとき、ブラケット32の各第3貫通孔32Gと庇36の各貫通孔48とがX方向又はY方向で同軸上に配置されるようになっている。
(ボードアンカー)
図2(B)に示すボードアンカー38は、一例として、第1抜止部の一例としての頭部38Aと、筒部38Bと、軸部38Cと、移動部38Dと、第2抜止部の一例としての展開部38Eとを有している。筒部38B、軸部38C、移動部38D及び展開部38E(非展開状態)は、第2貫通孔44に挿入可能な大きさであり、筒部38Bが第2貫通孔44に挿入されている。
頭部38Aには、軸部38Cを回転させるためのドライバーの先端部が嵌まる図示しない十字溝が形成されている。また、頭部38Aは、ボードアンカー38を外壁材24に対して+Z側に相対移動させたとき、ブラケット32と接触して、ボードアンカー38が外壁材24から+Z側へ抜けるのを止める大きさとされている。
筒部38Bは、Z方向視で円筒状に形成されており、第2貫通孔44に挿入されている。また、筒部38BのZ方向の長さをLB(図示省略)とすると、LB=L1+L2+L3+L4+L5となっている。即ち、ボードアンカー38は、ビス34よりも長い。長さL5は、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したときにビス34が外壁材24から離脱するかどうかが決まる長さである。本実施形態では、一例として、長さL5が(L1+L2)<L5となるように設定されている。即ち、本実施形態では、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したときにビス34が外壁材24から離脱する(外壁材24と非接触となる)ように長さL5が設定されている。
軸部38Cは、筒部38Bの内側で自軸(Z軸)中心に回転可能に設けられた円柱状の部位であり、頭部38Aと一体化されている。また、軸部38Cの外周には、雄ネジが形成されている。
移動部38Dは、円環状の部材であり、内周面に図示しない雌ネジが形成されている。また、移動部38Dは、雌ネジと軸部38Cの雄ネジとが噛み合っており、Z方向に移動可能となっている。なお、移動部38Dが−Z側に移動するときの頭部38A及び軸部38Cの回転方向を正回転方向、移動部38Dが+Z側に移動するときの頭部38A及び軸部38Cの回転方向を逆回転方向と称する。
展開部38Eは、一例として、軸部38Cの周方向で間隔をあけて2箇所配置され、軸部38Cの外周面と対向する板状部である。各展開部38Eは、筒部38Bの+Z側端部と移動部38Dの−Z側端部とを繋いでいる。また、展開部38Eの長手方向の一部には、他の部位よりも幅が狭い脆弱部が形成されている。
ここで、展開部38Eは、展開しない初期状態(非展開状態)において、Z方向に沿った平板状となっている。また、展開部38Eは、筒部38Bが支持された状態で頭部38A及び軸部38Cを図示しないドライバーで正回転させ、移動部38Dが筒部38Bに向けて移動したとき、脆弱部を起点としてV字状に屈曲され、軸部38Cの径方向に展開するようになっている。
なお、展開部38Eの厚みは、非展開状態において軸部38C及び展開部38Eが第2貫通孔44に挿入可能となる大きさの厚みとされている。また、展開部38Eは、展開状態において、軸部38Cの径方向における展開部38Eの長さが第2貫通孔44の直径よりも長くなるように形成されている。即ち、展開部38Eは、展開状態において、ボードアンカー38を外壁材24に対して−Z側に相対移動させたとき、外壁フレーム22と接触して、ボードアンカー38が外壁材24から−Z側へ抜けるのを止めるようになっている。なお、各図では、展開部38Eの展開状態を簡略化して直角三角形状に示している。
<庇の取付手順>
次に、外壁パネル20への庇36の取付手順について説明する。
図2(B)に示すように、外壁フレーム22が設けられている部位において、外壁材24よりも−Z側にブラケット32の取付部32Eが配置される。この状態で、図示しないドリルを用いて、取付部32E、外壁材24及び外フランジ22Bに第1貫通孔42及び第2貫通孔44を形成する。なお、ブラケット32には、予め第3貫通孔32G(図4(B)参照)が形成されている。
続いて、各第1貫通孔42の孔壁に−Z側から+Z側へビス34をねじ込むことで、ブラケット32が外壁材24及び外壁フレーム22に留め付けられる。続いて、頭部38Aが−Z側に配置された状態で、図示しないハンマーを用いて、各第2貫通孔44に−Z側から+Z側へ非展開状態のボードアンカー38が打ち込まれる。これにより、頭部38Aが取付部32Eと接触する。また、筒部38Bが外壁材24及び外壁フレーム22により支持される。
続いて、図示しないドライバーを用いて頭部38Aを正回転方向に回転させる。これにより、移動部38Dが−Z側に移動して展開部38Eが軸部38Cの径方向に展開される。このとき、展開部38Eと外壁フレーム22とは、L4+L5の長さで離れているので接触しない。また、展開された展開部38Eは、外壁フレーム22よりも+Z側に配置されている。
続いて、図4(B)に示すように、ブラケット32の上壁32Bに+Y側から庇36の平坦部36Eが載せられ、各貫通孔48及び第3貫通孔32Gが同軸上に配置された状態で、リベット46が貫通孔48及び第3貫通孔32Gに挿入されてかしめられる。これにより、ブラケット32に庇36が取り付けられ、取付構造30が出来上がる。
ここで、図2(B)に示すように、取付構造30では、各ボードアンカー38が、庇36及びブラケット32を外壁材24に対して+Z側及び−Z側に相対移動可能に連結している。
(作用)
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図5(A)に示すように、庇36は+Z側がブラケット32により支持された片持ち状態となっている。このため、一例として、庇36へ雪塊Sが落下して衝突したとき、庇36には、Y方向の−Y側に向けて衝撃荷重Fが作用する。そして、衝撃荷重Fは、ブラケット32を介して、外壁材24におけるビス34の留め付け部分及びボードアンカー38の筒部38Bに作用する。換言すると、取付構造30では、外壁材24におけるビス34の留め付け部分及びボードアンカー38の筒部38Bで衝撃荷重Fに抵抗する。
図5(B)に示すように、衝撃荷重F(図5(A)参照)がビス34の留め付け部分及びボードアンカー38の筒部38Bの挿入部分で抵抗しきれない大きさであった場合は、庇36及びブラケット32が−Y側に移動する。このとき、外壁材24は、窯業系の材質であり降伏強度が低いので、−Y側に向けて作用する衝撃荷重Fに対しては、主にビス34と外壁フレーム22との留め付け部分で抵抗していることになる。そして、ビス34と外壁フレーム22との留め付け部分では、ビス34に対して、ビス34を−Y側に曲げる方向よりもビス34を−Z側に引き抜く方向に力が作用する。これにより、ビス34は−Z側にほぼ真っ直ぐな状態で移動することになる(引き抜かれる)。
図6(A)に示すように、ボードアンカー38は、庇36及びブラケット32を外壁材24に対して相対移動可能に連結しているので、庇36及びブラケット32の−Y側への移動を規制しない。即ち、ボードアンカー38は、ビス34の−Z側への移動を規制しない。これにより、ビス34が、外壁材24及び外壁フレーム22から−Z側へ移動して、ビス34と外壁材24及び外壁フレーム22とが接触する部位で摩擦が生じる。そして、衝撃荷重F(図5(A)参照)による衝突エネルギーが、ビス34と外壁材24及び外壁フレーム22とが接触する部位(留め付け部位)での摩擦の熱エネルギーに変換されることで、衝撃エネルギーが吸収される。
図6(B)に示すように、摩擦により衝撃エネルギーが吸収されてビス34が外壁材24から−Z側へ抜けたとき、庇36及びブラケット32は、地面GL(図1参照)に向けて落下しようとする。このとき、ボードアンカー38に形成された展開部38Eが外壁フレーム22の+Z側の側面と接触することで、庇36及びブラケット32の−Y側及び−Z側の移動が規制される。そして、ビス34が抜けた状態であっても、ボードアンカー38が、庇36及びブラケット32を支持する。これにより、庇36及びブラケット32の地面GLへの落下が防止される。このように、取付構造30では、庇36に衝撃荷重Fが作用したときに衝撃エネルギーを吸収すると共に、庇36が外壁材24から地面GLに落下するのを防止することができる。
また、取付構造30では、ボードアンカー38が庇36で覆われているので、外壁パネル20に取り付けられた庇36をZ方向に見たとき、庇36の外側からボードアンカー38は見えない。また、庇36を用いてボードアンカー38を覆っているので、図示しない化粧部材を用いてボードアンカー38を隠す必要がない。これにより、簡単な構成で建物10の見栄えを向上させることができる。
さらに、取付構造30のボードアンカー38は、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したとき、ビス34が外壁材24と非接触となる長さとされている。このため、取付構造30では、ビス34が外壁材24と非接触状態となった(外壁パネル20から抜けた)後で展開部38Eが外壁フレーム22と接触する。つまり、ビス34は、外壁パネル20から抜けるまでボードアンカー38によって移動が規制されない。これにより、ビス34が外壁パネル20に留まる構成に比べて、ビス34が外壁パネル20との間で摩擦を生じながら移動する距離が長くなるので、ビス34と外壁パネル20とで生じる摩擦による衝撃エネルギーの吸収効果を高めることができる。
加えて、取付構造30のボードアンカー38は、Y方向(重力方向)に並んで2つ設けられている。このため、衝撃荷重Fが作用した庇36が落下するとき、外壁材24に沿ったX−Y面内での庇36の回転が規制される。さらに、2つのボードアンカー38がY方向に並んでいるので、庇36が斜めに傾くとき(庇36の−Z側端部が+Z側端部よりも−Y側に位置するとき)、−Y側のボードアンカー38の移動量が、+Y側のボードアンカー38の移動量よりも小さくなる。そして、−Y側のボードアンカー38が庇36を支持する。これにより、宙吊りの庇36が短時間で落下することが抑制されると共に庇36が予期せぬ方向へ変位するのを抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る庇の取付構造の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7(A)には、第2実施形態に係る庇の取付構造の一例としての取付構造50が示されている。取付構造50は、ブラケット32と、外壁パネル20にブラケット32を留め付けるビス34と、ブラケット32に取り付けられた庇36と、連結部材の一例としてのボードアンカー52、ロープ54及びアイボルト56とを有している。
図7(B)に示すブラケット32には、第1貫通孔42が、+X側、−X側においてそれぞれ2箇所ずつ形成されており、第2貫通孔44(図2(B)参照)は形成されていない。第1貫通孔42にはビス34がねじ込まれている。また、取付構造50では、第2貫通孔44が、外壁フレーム22及び外壁材24における庇36よりも+Y側の位置にX方向に間隔をあけて2箇所形成されている。そして、各第2貫通孔44には、ボードアンカー52が1つずつ設けられている。
(ボードアンカー)
図7(A)に示すように、ボードアンカー52は、一例として、第1抜止部の一例としての頭部52Aと、筒部38Bと、軸部38Cと、移動部38Dと、展開部38Eとを有している。筒部38B、軸部38C、移動部38D及び展開部38Eは、第2貫通孔44に挿入されている。
頭部52Aは軸部38Cと一体化されている。また、頭部52Aは、Z方向視で六角形状に形成されており、図示しないスパナで回転されるようになっている。さらに、頭部38Aは、ボードアンカー52を外壁材24に対して+Z側に相対移動させたとき、外壁材24と接触して、ボードアンカー52が外壁材24から+Z側へ抜けるのを止める大きさとされている。加えて、頭部52Aの−Z側の面には、円環状の被取付部52Bが形成されている。
展開部38Eは、筒部38Bが支持された状態で頭部38A及び軸部38Cを図示しないスパナで回転させ、移動部38Dが筒部38Bに向けて移動したとき、脆弱部を起点としてV字状に屈曲され、軸部38Cの径方向に展開するようになっている。
(アイボルト)
図7(A)に示すように、アイボルト56は、頭部56Aと、頭部56Aから−Y側に延び頭部56Aと一体化された軸部56Bと、頭部56Aの+Y側の面に形成された円環状の被取付部56Cとを有している。また、アイボルト56は、庇36の上壁36DにおけるZ方向中央部よりも−Z側の部位でY方向に貫通した図示しない貫通孔に+Y側から挿入され、−Y側からナット57により締結されている。本実施形態では、一例として、アイボルト56が上壁36DのX方向両端部に1箇所ずつ形成されている。
(ロープ)
ロープ54は、一例として、ナイロン製のロープであり、一端がアイボルト56の被取付部56Cに取り付けられており、他端がボードアンカー52の被取付部52Bに取り付けられている。また、ロープ54は、被取付部52B、56Cに取り付けられた状態において、−Y側に僅かに撓んでいる。さらに、ロープ54は、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したときにビス34が外壁材24から離脱可能となる(非接触となる)ように長さが設定されている。
<庇の取付手順>
次に、外壁パネル20への庇36の取付手順について説明する。
図7(B)に示すように、外壁フレーム22が設けられている部位において、外壁材24よりも−Z側にブラケット32の取付部32Eが配置される。この状態で、図示しないドリルを用いて、取付部32E、外壁材24及び外フランジ22Bに第1貫通孔42を形成する。また、外壁材24及び外フランジ22Bに第2貫通孔44を形成する。各第1貫通孔42の孔壁に−Z側から+Z側へビス34がねじ込まれることで、外壁材24及び外壁フレーム22にブラケット32が留め付けられる。
図7(A)に示すように、頭部52Aが−Z側に配置された状態で、図示しないハンマーを用いて、各第2貫通孔44に−Z側から+Z側へ非展開状態のボードアンカー52が打ち込まれる。これにより、頭部52Aが外壁材24と接触する。また、筒部38Bが外壁材24及び外壁フレーム22により支持される。
続いて、図示しないスパナを用いて頭部52Aを正回転方向に回転させる。これにより、移動部38Dが−Z側に移動して展開部38Eが軸部38Cの径方向に展開される。このとき、展開部38Eと外壁フレーム22とは接触しない。また、展開された展開部38Eは、外壁フレーム22よりも+Z側に配置されている。
続いて、ブラケット32に+Y側から庇36が載せられ、リベット46を用いてブラケット32に庇36が取り付けられる。なお、庇36には、予めアイボルト56が取り付けられている。さらに、ロープ54の一端が被取付部56Cに取り付けられ、他端が被取付部52Bに取り付けられている。これにより、取付構造50が出来上がる。なお、取付構造50では、ボードアンカー52、ロープ54及びアイボルト56が、庇36及びブラケット32を外壁材24に対して+Z側及び−Z側に相対移動可能に連結している。
(作用)
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図8(A)に示すように、庇36へ雪塊Sが落下して衝突したとき、庇36には、Y方向の−Y側に向けて衝撃荷重Fが作用する。そして、衝撃荷重Fは、ブラケット32を介して外壁材24におけるビス34の留め付け部分に作用する。
図8(B)に示すように、衝撃荷重F(図8(A)参照)がビス34の留め付け部分及びボードアンカー38の筒部38Bの挿入部分で抵抗しきれない大きさであった場合は、庇36及びブラケット32が−Y側に移動する。そして、ビス34と外壁フレーム22との留め付け部分では、ビス34に対して、ビス34を−Y側に曲げる方向よりもビス34を−Z側に引き抜く方向に力が作用する。これにより、ビス34は−Z側にほぼ真っ直ぐな状態で移動することになる。
ここで、ボードアンカー52は、庇36及びブラケット32を外壁材24に対して相対移動可能に連結しているので、庇36及びブラケット32の−Y側への移動を規制しない。即ち、ボードアンカー52は、ビス34の−Z側への移動を規制しない。これにより、ビス34が、外壁材24及び外壁フレーム22から−Z側へ移動して、ビス34と外壁材24及び外壁フレーム22とが接触する部位で摩擦が生じる。そして、衝撃荷重Fによる衝突エネルギーが、ビス34と外壁材24及び外壁フレーム22とが接触する部位での摩擦の熱エネルギーに変換されることで、衝撃エネルギーが吸収される。
摩擦により衝撃エネルギーが吸収されてビス34が外壁材24から−Z側へ抜けたとき、庇36及びブラケット32は、地面GL(図1参照)に向けて落下しようとする。このとき、ボードアンカー52に形成された展開部38Eが外壁フレーム22の+Z側の側面と接触し、かつ作用する張力に対してロープ54が抵抗することで、庇36及びブラケット32の−Y側及び−Z側の移動が規制される。そして、ビス34が抜けた状態であっても、ボードアンカー52が、庇36及びブラケット32を支持する。これにより、庇36及びブラケット32の地面GLへの落下が防止される。このように、取付構造50では、庇36に衝撃荷重Fが作用したときに衝撃エネルギーを吸収すると共に、庇36が外壁材24から地面GLに落下するのを防止することができる。
また、取付構造50のボードアンカー52及びロープ54は、展開部38Eが外壁フレーム22と接触する状態で、ビス34が外壁材24と非接触となる長さとされている。このため、取付構造50では、ビス34が外壁材24と非接触状態となった後で展開部38Eが外壁フレーム22と接触する。つまり、ビス34は、外壁パネル20から抜けるまでボードアンカー52によって移動が規制されない。これにより、ビス34が外壁パネル20に留まる構成に比べて、ビス34が外壁パネル20との間で摩擦を生じながら移動する距離が長くなるので、ビス34と外壁パネル20とで生じる摩擦による衝撃エネルギーの吸収効果を高めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
ブラケット32は、Z方向視で逆U字状である1つのブラケットに限らず、Z方向視でL字状であり左右それぞれ1つずつの2つのブラケットであってもよい。また、ブラケット32は、庇36をZ方向視して、庇36の−Y側端部よりも−Y側に延びるものであってもよい。さらに、ブラケット32のビス34による留め付け箇所は、左右それぞれ2箇所ずつに限らず、1箇所あるいは3箇所以上であってもよい。
庇36は、傾斜部36Fを有していないものであってもよい。また、庇36は、頭部及び軸部を有するリベット46を用いてブラケット32に取り付けられるものに限らず、ブラインドリベットで取り付けられるものであってもよい。
ボードアンカー38、52のZ方向の長さは、展開部38Eが外壁パネル20と接触する状態でビス34が外壁パネル20と接触する(外壁パネル20から離脱しない)長さであってもよい。また、展開部38Eの展開状態の大きさを第2貫通孔44の直径よりも大きくして、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したときに第2貫通孔44が展開部38Eによって塞がれるようにしてもよい。展開部38Eが第2貫通孔44を塞ぐことにより、外気(冷気)が第2貫通孔44を通って+Z側(屋内側)に流入することを抑制することができる。
さらに、ボードアンカー38、52は、展開状態で外壁フレーム22と接触する面が、外壁フレーム22と平行となるようなものに限らず、+Z側に向かうほどX−Y面の展開面積が大きくなるものであってもよい。加えて、ボードアンカー38、52は、ビス34に対してY方向に並んだものに限らず、+X側又は−X側にずれて配置されていてもよい。また、+Y側のボードアンカー38の筒部38Bの長さがLBで、−Y側のボードアンカー38の筒部38Bの長さがLBよりも短いものであってもよい。即ち、Y方向に並んだボードアンカー38の長さは揃っていなくてもよく、庇36及びブラケット32の傾斜を想定して、−Y側の連結部材を+Y側の連結部材よりも短くしておいてもよい。
庇36へのアイボルト56の締結位置は、Z方向で自由に設定してよい。また、ロープ54の長さは、庇36へのアイボルト56の締結位置と、ボードアンカー52の配置とに基づいて自由に設定してよい。
衝撃荷重Fを作用させる場合とは、雪塊Sの落下に限らず、建物10の屋根の一部等、他の物体の場合を想定してもよい。
10 建物
20 外壁パネル(外壁の一例)
30 取付構造(庇の取付構造の一例)
32 ブラケット
34 ビス(留付部材の一例)
36 庇
38 ボードアンカー(連結部材の一例)
38A 頭部(第1抜止部の一例)
38E 展開部(第2抜止部の一例)
50 取付構造(庇の取付構造の一例)
52 ボードアンカー(連結部材の一例)
52A 頭部(第1抜止部の一例)
54 ロープ(連結部材の一例)
56 アイボルト(連結部材の一例)

Claims (4)

  1. 建物の外壁よりも屋外側に配置されたブラケットと、
    前記ブラケットを前記外壁に屋外側から留め付ける留付部材と、
    前記ブラケットに取り付けられた庇と、
    前記留付部材よりも長く、第1抜止部が形成された一端が前記外壁よりも屋外側に配置され、第2抜止部が形成された他端が前記外壁よりも屋内側に配置され、前記庇及び前記ブラケットを前記外壁に対して相対移動可能に連結する連結部材と、
    を有する庇の取付構造。
  2. 前記連結部材は、前記ブラケット及び前記外壁を貫通すると共に貫通方向に見て前記庇に覆われている請求項1に記載の庇の取付構造。
  3. 前記連結部材は、前記第2抜止部が前記外壁に接触したときに前記留付部材が前記外壁と非接触となる長さとされている請求項1又は請求項2に記載の庇の取付構造。
  4. 前記連結部材は、重力方向に並んで複数設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の庇の取付構造。
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