JP6430890B2 - 庇の取付構造 - Google Patents
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Description
第1実施形態に係る庇の取付構造の一例について説明する。
図2(A)に示すように、外壁パネル20は、建物10(図1参照)の図示しない躯体に固定された外壁フレーム22と、外壁材24とを含んで構成されている。
外壁フレーム22は、一例として、スチール製のフレームであり、建物10の外周部でY方向に沿って直立している。また、外壁フレーム22は、一例として、平面視(Y方向視)で+X側又は−X側に開口した断面U字状に形成されており、ウェブ22A、外フランジ22B及び図示しない内フランジを有している。ウェブ22Aは、X方向を厚さ方向、Y方向を長手方向、Z方向を短手方向として配置されている。外フランジ22Bは、X方向を短手方向、Y方向を長手方向、Z方向を厚さ方向として、ウェブ22Aの−Z側端部から+X側へ延びている。ここで、外フランジ22Bの厚さをL1(図2(B)参照)とする。図示しない内フランジの説明は省略する。
外壁材24は、一例として、窯業系サイディング材で構成されている。また、外壁材24は、一例として、Z方向視で矩形平板状に形成されており、X方向を短手方向、Y方向を長手方向、Z方向を厚さ方向として配置されている。さらに、外壁材24は、外壁フレーム22よりも−Z側に配置され、外フランジ22Bに図示しないビスで固定されている。ここで、外壁材24の厚さをL2(図2(B)参照)とする。なお、L1<L2となっている。
図3に示すように、取付構造30は、ブラケット32と、留付部材の一例としてのビス34と、庇36と、連結部材の一例としてのボードアンカー38とを有している。
図3及び図4(A)に示すように、ブラケット32は、一例として、Z方向に見て−Y側に開口した逆U字状に形成されている。具体的には、ブラケット32は、X−Y面に沿った逆U字状の縦壁32Aと、縦壁32Aの+Y側端部に対して−Z側に張り出された上壁32Bと、縦壁32Aの+X、−X側端部に対して−Z側に張り出された右側壁32C、左側壁32Dとを有している。縦壁32A、上壁32B、右側壁32C、左側壁32Dは、いずれも板状に形成されている。なお、縦壁32Aのうち+X側端部、−X側端部においてY方向に延びた部位を取付部32E、32Fと称する。
図2(B)に示すように、ビス34は、一例として、ブラケット32を外壁材24に取り付けた状態において、軸部の先端部分が外壁フレーム22よりも+Z側に長さL4で突出する長さとされている。つまり、ビス34の軸部の軸方向(Z方向)の全長をLA(図示省略)とすると、LA=L1+L2+L3+L4となっている。また、ビス34は、ブラケット32を−Z側から外壁材24及び外壁フレーム22に留め付けている。
図3に示すように、庇36は、一例として、前壁36Aと、右側壁36Bと、左側壁36Cと、上壁36Dとを有しており、+Z側及び−Y側に開口された形状とされている。前壁36Aは、X方向を長手方向としY方向を短手方向とする矩形状に形成されている。右側壁36Bは、前壁36Aの+X側端部から+Z側へY−Z面に沿って延びている。左側壁36Cは、前壁36Aの−X側端部から+Z側へY−Z面に沿って延びている。
図2(B)に示すボードアンカー38は、一例として、第1抜止部の一例としての頭部38Aと、筒部38Bと、軸部38Cと、移動部38Dと、第2抜止部の一例としての展開部38Eとを有している。筒部38B、軸部38C、移動部38D及び展開部38E(非展開状態)は、第2貫通孔44に挿入可能な大きさであり、筒部38Bが第2貫通孔44に挿入されている。
次に、外壁パネル20への庇36の取付手順について説明する。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係る庇の取付構造の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7(A)に示すように、ボードアンカー52は、一例として、第1抜止部の一例としての頭部52Aと、筒部38Bと、軸部38Cと、移動部38Dと、展開部38Eとを有している。筒部38B、軸部38C、移動部38D及び展開部38Eは、第2貫通孔44に挿入されている。
図7(A)に示すように、アイボルト56は、頭部56Aと、頭部56Aから−Y側に延び頭部56Aと一体化された軸部56Bと、頭部56Aの+Y側の面に形成された円環状の被取付部56Cとを有している。また、アイボルト56は、庇36の上壁36DにおけるZ方向中央部よりも−Z側の部位でY方向に貫通した図示しない貫通孔に+Y側から挿入され、−Y側からナット57により締結されている。本実施形態では、一例として、アイボルト56が上壁36DのX方向両端部に1箇所ずつ形成されている。
ロープ54は、一例として、ナイロン製のロープであり、一端がアイボルト56の被取付部56Cに取り付けられており、他端がボードアンカー52の被取付部52Bに取り付けられている。また、ロープ54は、被取付部52B、56Cに取り付けられた状態において、−Y側に僅かに撓んでいる。さらに、ロープ54は、展開部38Eが外壁フレーム22と接触したときにビス34が外壁材24から離脱可能となる(非接触となる)ように長さが設定されている。
次に、外壁パネル20への庇36の取付手順について説明する。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
20 外壁パネル(外壁の一例)
30 取付構造(庇の取付構造の一例)
32 ブラケット
34 ビス(留付部材の一例)
36 庇
38 ボードアンカー(連結部材の一例)
38A 頭部(第1抜止部の一例)
38E 展開部(第2抜止部の一例)
50 取付構造(庇の取付構造の一例)
52 ボードアンカー(連結部材の一例)
52A 頭部(第1抜止部の一例)
54 ロープ(連結部材の一例)
56 アイボルト(連結部材の一例)
Claims (4)
- 建物の外壁よりも屋外側に配置されたブラケットと、
前記ブラケットを前記外壁に屋外側から留め付ける留付部材と、
前記ブラケットに取り付けられた庇と、
前記留付部材よりも長く、第1抜止部が形成された一端が前記外壁よりも屋外側に配置され、第2抜止部が形成された他端が前記外壁よりも屋内側に配置され、前記庇及び前記ブラケットを前記外壁に対して相対移動可能に連結する連結部材と、
を有する庇の取付構造。 - 前記連結部材は、前記ブラケット及び前記外壁を貫通すると共に貫通方向に見て前記庇に覆われている請求項1に記載の庇の取付構造。
- 前記連結部材は、前記第2抜止部が前記外壁に接触したときに前記留付部材が前記外壁と非接触となる長さとされている請求項1又は請求項2に記載の庇の取付構造。
- 前記連結部材は、重力方向に並んで複数設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の庇の取付構造。
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JP2015098250A JP6430890B2 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 庇の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015098250A JP6430890B2 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 庇の取付構造 |
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JP6430890B2 true JP6430890B2 (ja) | 2018-11-28 |
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Family Applications (1)
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JP2015098250A Active JP6430890B2 (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | 庇の取付構造 |
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2015
- 2015-05-13 JP JP2015098250A patent/JP6430890B2/ja active Active
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