JP6430042B2 - 電子商取引メール連携システム、情報端末、電子商取引メール連携方法およびプログラム - Google Patents

電子商取引メール連携システム、情報端末、電子商取引メール連携方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子商取引と電子メールとを連携させる電子商取引メール連携システム、情報端末、電子商取引メール連携方法およびプログラムに関する。
電子商取引サーバが管理する電子商取引サイトを情報端末から利用する電子商取引システムが一般的となって久しい。電子商取引では、取引形態や扱う商品によって、取引成立前後に納期や単価、数量、輸出管理、配送方法といった事項の確認や変更が多く発生する。この場合、電子商取引システム内の構造化されたデータでは顧客との十分なコミュニケーションが行えないことがあるため、顧客とのやりとりには電子メールが利用されることが多い。その他の顧客とのやりとりの方法としては、電子商取引システムが、電子商取引の機能に加え、BBS(Bulletin Board System)のような顧客とのコミュニケーション機能や、問い合わせフォームのような電子商取引システム経由での電子メール送受信機能を備えるといった顧客とのやりとりの方法がある。また、顧客に送信する電子メール内に電子商取引サーバの該当データへの直接リンクを貼る方法がある。
特許文献1には、ユーザから商品に関する要求を受け付け、受け付けた要求に応じて当該要求を更に具体化する商品に関する情報をユーザに提供し、ユーザから商品に関する質問要求を受け付け、ユーザと対応する商品の取扱者との間のコミュニケーション路を接続する電子商品取引システムが開示されている。
特許文献2には、電子メールから、目的文字列と動作文字列との組を検出し、検出した組に対応する作業モデルを特定し、特定した作業モデルに対応する属性を有する作業ツールを特定するツール選択方法が開示されている。
特許文献3には、通信文の項目および受領書を含む顧客宛ての1組の通信文書を評価するために、通信文書を受信する電子メールプログラムと通信し、受領書のクラスを記述するテンプレートを使用して、通信文書のうちの1つを受領書を含むものと識別し、受領書を受領書ストアに送信するシステムが開示されている。
特許文献4には、メール本文内の日時情報を、基準日時情報の送信日時と比較し、絶対日時情報に変換することでスケジューラとの連携を行う日時情報変換装置が開示されている。
特許文献5には、電子メール本文の内容を解析し、解析された結果に基づいて、スケジュールに書き込む内容だと判定されたものは、その内容を自動的にスケジュールに書き込む処理を行う情報処理装置が開示されている。
特許文献6には、Webメールシステムを利用した送金メールのテキスト解析を行い、送信者のメールアドレス、受信者のメールアドレス及び送金額情報を取得し、ユーザDBを参照して、送信者のメールアドレスに対応する送金口座番号と、受信者のメールアドレスに対応する入金口座番号とを特定し、特定された送金口座番号及び入金口座番号と、取得された送金額情報とを送金指示情報として送金システムに送信する送金システム連携装置が開示されている。
特開平11−15887号公報 特開2015−35085号公報 特表2011−523150号公報 特開2005−346416号公報 特開平11−259568号公報 特開2012−99025号公報
電子商取引システムが備える顧客とのコミュニケーション機能については、電子メールと同等の文字数や表現の自由度の高さ、ファイル添付機能を実現する場合、データ量が増大化し、電子商取引システムが肥大化する。また、電子商取引システムの個人情報の管理強化が必要となり、システム運用の非効率化に繋がる。現在の電子商取引システムおよび電子メールでは、電子メールの内容を電子商取引システムに連携できないため、顧客とのやりとりの中の電子商取引に関する重要な情報が電子メール内に蓄積される。このように情報を手動で電子商取引システムに関連づけることになり、不確実である。特許文献1〜6に記載の技術は、電子商取引システムと電子メールとを連携させるものではない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子商取引メール連携システムは、電子メールの送受信機能を備える情報端末と、情報端末から利用可能な電子商取引サイトを管理する電子商取引サーバと、で構成される。電子商取引サーバは、名称リスト送信部を備える。名称リスト送信部は、電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報と、を含む名称リストを情報端末に送信する。情報端末は、名称リスト取得部、メール判定部、および、メール分析部を備える。名称リスト取得部は、電子商取引サーバから名称リストを取得する。メール判定部は、情報端末で送信または受信された電子メールのうち、名称リストに含まれる電子商取引を識別する情報が出現する電子メールを、電子商取引に関する電子メールであると判定する。メール分析部は、名称リストに含まれる電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、電子商取引に関する電子メールを分析し、電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成する。
本発明によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る行動の対象の名称リストの一例を示す図 実施の形態1に係る行動の名称リストの一例を示す図 実施の形態1に係る分析結果情報の一例を示す図 実施の形態1に係る名称リスト送受信処理の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態1に係るメール分析処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図 実施の形態2に係る分析結果情報送受信処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図 実施の形態3に係る連携画面の表示例を示す図 実施の形態3に係る連携画面表示処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態4に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図 実施の形態4に係るメール表示処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態5に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図 実施の形態5に係る分析結果情報の一例を示す図 実施の形態5に係る連携画面の表示例を示す図 実施の形態5に係る更新処理の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態5の変形例に係る分析結果情報の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る情報端末のハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図である。電子商取引メール連携システム100は、ネットワーク9を介して接続する情報端末1と電子商取引サーバ3とで構成される。情報端末1は代表して1台で記載されているが、複数の情報端末1が電子商取引サーバ3に接続してもよい。また、ネットワーク9には、複数の電子商取引メール連携システム100が接続されてもよい。
情報端末1は、例えばユーザが使用するPC、スマートフォンまたはタブレットであって、機能構成として、電子メール送受信部4、表示部5および入力部6、名称リスト取得部11、名称リスト記憶部12、メール判定部13、メール分析部14ならびに分析結果記憶部15を備える。電子メール送受信部4は、電子メールを送受信するアプリケーションであって、ネットワーク9を介してユーザ宛の電子メールを受信し、ユーザが作成した電子メールを送信する。また、電子メール送受信部4は、送受信した電子メールを保持している。電子メールの送受信は、ネットワーク9ではなく他のネットワークを介して行ってもよい。ユーザの利用する電子メールがWebメールである場合は、電子メール送受信部4は、例えばWebブラウザである。
表示部5はインターネット上のWebサイトを表示するアプリケーションであって、電子商取引サーバ3から受信した電子商取引サイトの画面を表示する。電子商取引サイトの画面が情報を入力可能に構成されている場合には、ユーザは入力部6を介して電子商取引サイトの画面に情報を入力する。入力部6に入力された情報は、電子商取引サーバ3に送信され、電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7が受信する。電子メール送受信部4、表示部5および入力部6は、Webブラウザのような情報端末1の既存のアプリケーションを用いてもよいし、専用のアプリケーションであってもよい。
名称リスト取得部11は、電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報と、を含む名称リストを電子商取引サーバ3から取得する。名称リスト取得部11は、取得した名称リストを名称リスト記憶部12に記憶する。ここで、名称リストについて図2Aおよび図2Bを用いて説明する。
図2Aは、実施の形態1に係る行動の対象の名称リストの一例を示す図である。図2Aは、電子商取引を識別する商取引No.12345−1の電子商取引で想定される行動の対象の名称の一覧の例である。図2Aの例では、電子商取引で想定される行動の対象の名称である「対象項目名」と、電子商取引で想定される行動の対象の名称の短縮形や同意語である「文字揺れパターン」と、それぞれの文言を識別する「No.」とで構成される。図2Bは、実施の形態1に係る行動の名称リストの一例を示す図である。図2Bは、商取引No.12345−1の電子商取引で想定される行動の名称の一覧の例である。図2Bの例では、電子商取引で想定される行動の名称である「アクション名」と、電子商取引で想定される行動の名称の短縮形や同意語である「文字揺れパターン」と、それぞれの文言を識別する「No.」とで構成される。
名称リストに「文字揺れパターン」を含むことにより、フリーフォーマット文章に発生しうる文字揺れによる精度低下を防ぐことができる。名称リスト記憶部12は、このような名称リストを電子商取引ごとに記憶している。名称リストの構造は、図2Aおよび図2Bの例に限らず、電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報とを含んでいればよい。
図1の情報端末1のメール判定部13は、電子メール送受信部4が電子メールを送信または受信すると、電子メール送受信部4から送信または受信された電子メールを取得し、名称リスト記憶部12から名称リストを読み出す。ユーザの利用する電子メールがWebメールである場合、メール判定部13は、ネットワーク9を介しWebメールサーバから、ユーザによって送信または受信された電子メール取得する。メール判定部13は、取得した電子メールのタイトルまたは本文に、名称リストに含まれる電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報が出現する場合、電子商取引に関する電子メールであると判定する。メール判定部13は、電子商取引を識別する情報と電子商取引に関する電子メールと当該電子商取引の名称リストとをメール分析部14に送る。
メール分析部14は、メール判定部13から受け取った電子メールのタイトルまたは本文に、メール判定部13から受け取った名称リストに含まれる電子商取引で想定される行動の名称および電子商取引で想定される行動の対象の名称が記載されているか否かを字句解析する。電子商取引で想定される行動の名称および電子商取引で想定される行動の対象の名称が出現する場合、電子メールのタイトルまたは本文をさらに構文解析し、電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報を抽出する。メール分析部14は、電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成する。
ユーザの利用する電子メールがWebメールである場合、電子メールを識別する情報は、電子メールのWebメールサーバ上のURLおよびGetパラメータである。メール分析部14は、生成した分析結果情報を分析結果記憶部15に記憶する。なお、メール判定部13およびメール分析部14は、全半角(A、A)、大文字小文字(A、a)、および、記号有無(100-A,100A)を同一内容と判断することで、さらに文字揺れによる判定の精度が低下するのを防ぐことができる。また、メール判定部13およびメール分析部14は、判定・分析の対象とする電子メールの本文からリプライ時の引用返信部分を除くとよい。これにより、判定・分析済みの内容を除外することができ、判定・分析の効率が向上する。ここで、分析結果情報について図3を用いて説明する。
図3は、実施の形態1に係る分析結果情報の一例を示す図である。図3の例では、分析結果情報は、電子商取引に関する電子メールを識別する「電子メールキー」と、電子メールを送信または受信したユーザを識別する「ユーザID」と、電子メールに記載された電子商取引を識別する「商取引NO.」と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動の対象である「対象商品」および「対象項目」と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動である「アクション」とで構成される。分析結果情報は、図3の例に限らず、電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含んでいればよい。
図1の電子商取引サーバ3は、例えば、Webサーバであって、機能構成として、電子商取引管理部7、名称リスト記憶部31および名称リスト送信部32を備える。電子商取引管理部7は、電子商取引サイトを管理するアプリケーションであって、ユーザが情報端末1を使用して電子商取引サイトにアクセスすると、電子商取引サイトの画面を生成し、情報端末1の表示部5に送信する。電子商取引管理部7は、電子商取引サイトの画面を生成するための情報、電子商取引サイトのユーザに関する情報、電子商取引サイトで扱う商品の情報、電子商取引サイトでの電子商取引の内容を示す商取引情報を保持している。電子商取引管理部7は、電子商取引サーバ3の既存のアプリケーションを用いてもよいし、専用のアプリケーションであってもよい。
名称リスト記憶部31は、電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、電子商取引で想定される行動の名称と、電子商取引で想定される行動の対象の名称と、を含む名称リストを記憶する。名称リスト送信部32は、名称リスト記憶部31が記憶する名称リストを情報端末1に送信する。名称リスト記憶部31が記憶する名称リストが更新される場合には、名称リスト送信部32は、名称リストが更新されるたびに情報端末1に送信する。名称リストは、電子商取引サーバ3から情報端末1に送信される構成でなくてもよい。例えば、記録媒体に記録された名称リストを情報端末1が読み取る構成でもよいし、名称リストを記憶する他の装置から情報端末1が受信する構成でもよい。この場合、電子商取引サーバ3は、名称リスト記憶部31および名称リスト送信部32を備えなくてもよい。続いて、情報端末1および電子商取引サーバ3が行う処理について図4および図5を用いて説明する。
図4は、実施の形態1に係る名称リスト送受信処理の動作の一例を示すフローチャートである。名称リスト送受信処理は、情報端末1と電子商取引サーバ3との接続が確立すると開始される。電子商取引サーバ3の名称リスト記憶部31が記憶する名称リストが更新されていない場合(ステップS11;NO)、処理を終了する。名称リスト記憶部31が記憶する名称リストが更新されている場合(ステップS11;YES)、名称リスト送信部32は、名称リスト記憶部31が記憶する名称リストを情報端末1に送信し(ステップS12)、処理を終了する。情報端末1の名称リスト取得部11は、電子商取引サーバ3から名称リストを受信する(ステップS21)。名称リスト取得部11は、受信した名称リストを名称リスト記憶部12に記憶し(ステップS22)、処理を終了する。
このように、例えば電子商取引システムが改訂され、電子商取引サーバ3が記憶する名称リストが更新される場合、最新の名称リストを情報端末1に自動配信することで、ユーザの手動による情報端末1が記憶する名称リストの変更や、電子商取引システムの管理者の手動による名称リストの再配布が不要となる。名称リストが更新されない構成の場合は、ステップS11は省略し、情報端末1が最初に電子商取引サーバ3との接続を確立したときに、ステップS12、ステップS21およびステップS22の処理を行えばよい。
図5は、実施の形態1に係るメール分析処理の動作の一例を示すフローチャートである。メール分析処理は、情報端末1の電子メール送受信部4が電子メールを送信または受信すると開始される。メール判定部13は、電子メール送受信部4から送信または受信された電子メールを取得し(ステップS31)、名称リスト記憶部12から名称リストを読み出す(ステップS32)。メール判定部13は、取得した電子メールのタイトルまたは本文に、名称リストに含まれる電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報が記載されているか否かによって、電子商取引に関する電子メールであるか否かを判定する(ステップS33)。電子商取引に関する電子メールでない場合(ステップS33;NO)、処理を終了する。電子商取引に関する電子メールである場合(ステップS33;YES)、メール判定部13は、電子商取引を識別する情報と電子商取引に関する電子メールと当該電子商取引の名称リストとをメール分析部14に送る。例えば、電子メールのタイトルに、「12345−1」が含まれていた場合、メール判定部13は、商取引NO.12345−1の電子商取引に関する電子メールであると判定し、商取引NO.12345−1を示す情報と、商取引NO.12345−1をタイトルに含む電子メールと、商取引NO.12345−1の名称リストとをメール分析部14に送る。
メール分析部14は、メール判定部13から受け取った名称リストに含まれる電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、メール判定部13から受け取った電子メールを分析する(ステップS34)。例えば、商取引NO.12345−1の電子商取引に関する電子メールをメール判定部13から受け取った場合、メール分析部14は、電子メールのタイトルまたは本文に、図2Aに示す電子商取引で想定される行動の対象の名称と、図2Bに示す電子商取引で想定される行動の名称とが記載されているか否かを字句解析する。
メール分析部14は、電子商取引で想定される行動の名称および電子商取引で想定される行動の対象の名称が出現する場合、電子メールのタイトルまたは本文をさらに構文解析し、電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報を抽出する。例えば、電子メールの本文に、「ER−3456をキャンセルしてください」という文言が含まれていた場合、メール分析部14は、電子商取引で行われる行動を「キャンセル」、その対象を「ER−3456」として抽出する。メール分析部14は、電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と、電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成する(ステップS35)。メール分析部14は、生成した分析結果情報を分析結果記憶部15に記憶し(ステップS36)、処理を終了する。
以上説明したように実施の形態1の電子商取引メール連携システム100によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。ユーザは、分析結果情報を参照すれば、どの商品のどの項目に対するどのような行動について電子メールでやりとりされたかを把握することが可能となる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図である。実施の形態2の電子商取引メール連携システム200は、実施の形態1の電子商取引メール連携システム100と、情報端末1が分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信する点で異なる。実施の形態2の情報端末1は、実施の形態1の情報端末1の機能構成に加え、分析結果送信部16を備える。実施の形態2の電子商取引サーバ3は、実施の形態1の電子商取引サーバ3の機能構成に加え、分析結果取得部33と分析結果記憶部34とを備える。
情報端末1の分析結果送信部16は、分析結果記憶部15が記憶する分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信する。電子商取引サーバ3の分析結果取得部33は、情報端末1から分析結果情報を受信し、受信した分析結果情報を分析結果記憶部34に記憶する。情報端末1の分析結果送信部16が決められたタイミングで分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信してもよいし、電子商取引サーバ3の分析結果取得部33が分析結果情報を要求する分析結果要求信号を情報端末1に送信し、情報端末1の分析結果送信部16は、電子商取引サーバ3から受信した分析結果要求信号に応えて分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信してもよい。情報端末1および電子商取引サーバ3のその他の機能構成は実施の形態1と同様である。続いて、情報端末1および電子商取引サーバ3が行う処理について図7を用いて説明する。
図7は、実施の形態2に係る分析結果情報送受信処理の動作の一例を示すフローチャートである。分析結果情報送受信処理は、情報端末1と電子商取引サーバ3との接続が確立すると開始される。電子商取引サーバ3の分析結果取得部33は、分析結果情報を要求する分析結果要求信号を情報端末1に送信する(ステップS41)。情報端末1の分析結果送信部16は、電子商取引サーバ3から分析結果要求信号を受信すると(ステップS51)、分析結果記憶部15が記憶する分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信し(ステップS52)、処理を終了する。電子商取引サーバ3の分析結果取得部33は、情報端末1から分析結果情報を受信する(ステップS42)。分析結果取得部33は、受信した分析結果情報を分析結果記憶部34に記憶し(ステップS43)、処理を終了する。
ステップS42で電子商取引サーバ3が取得する分析結果情報は、前回取得した分析結果情報との差分であってもよい。これにより、データ量と通信負荷を軽減ことができ、送受信の効率が向上する。また、電子商取引サーバ3が取得する分析結果情報には、個人情報となりうる電子メール本文、添付ファイルを含まない。情報端末1の分析結果送信部16が決められたタイミングで分析結果情報を電子商取引サーバ3に送信する構成の場合は、ステップS41およびステップS51を省略し、ステップS52、ステップS42およびステップS43の処理を行えばよい。
以上説明したように実施の形態2の電子商取引メール連携システム200によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。また、電子商取引サーバ3が取得する分析結果情報には、個人情報となりうる電子メール本文、添付ファイルを含まないので、電子商取引システムの個人情報の管理強化を行う必要がない。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図である。実施の形態3の電子商取引メール連携システム300は、実施の形態2の電子商取引メール連携システム200と、電子商取引サーバ3が分析結果情報と商取引情報とを表示する連携画面を情報端末1に表示させる点で異なる。実施の形態3の情報端末1は、実施の形態2の情報端末1の機能構成と同様である。実施の形態3の電子商取引サーバ3は、実施の形態2の電子商取引サーバ3の機能構成に加え、連携画面生成部35と画面表示制御部36とを備える。
ユーザが情報端末1を使用して電子商取引サイトにアクセスし、入力部6に任意の電子商取引の連携画面を要求する情報を入力すると、入力部6は、入力された任意の電子商取引の連携画面を要求する連携画面要求信号を電子商取引サーバ3に送信する。連携画面要求信号には、ユーザが入力した任意の電子商取引を識別する情報が含まれる。ユーザが自ら行った電子商取引の連携画面をすべて要求する場合には、連携画面要求信号には、個別の電子商取引を識別する情報ではなく、ユーザを識別する情報が含まれてもよい。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、情報端末1から連携画面要求信号を受信すると、連携画面生成部35に送る。
連携画面生成部35は、連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する商取引情報を電子商取引管理部7から取得する。連携画面生成部35は、連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する分析結果情報を読み出し、取得した商取引情報と読み出した分析結果情報と表示する連携画面を生成する。連携画面要求信号にユーザを識別する情報が含まれる場合には、連携画面生成部35は、連携画面要求信号に含まれるユーザを識別する情報に対応するすべての商取引情報を電子商取引管理部7から取得し、連携画面要求信号に含まれるユーザを識別する情報に対応するすべての分析結果情報を読み出し、取得した商取引情報と読み出した分析結果情報と表示する連携画面を生成する。
画面表示制御部36は、連携画面生成部35が生成した連携画面を電子商取引管理部7に送り、連携画面を情報端末1に送信するよう指示する。電子商取引管理部7は、画面表示制御部36から受け取った連携画面を情報端末1に送信する。情報端末1の表示部5は、電子商取引サーバ3から受信した連携画面を表示する。情報端末1および電子商取引サーバ3のその他の機能構成は実施の形態2と同様である。ここで、表示部5に表示される連携画面について図9を用いて説明する。
図9は、実施の形態3に係る連携画面の表示例を示す図である。図9の連携画面には、ユーザを識別する「お客様番号」と、電子商取引を識別する「商取引No.」と、電子商取引に関する電子メールを識別する情報の一覧である「関連メール」と、商品の配送先を示す「配送先」と、電子商取引の内容を示す「注文明細」とが表示されている。図9の連携画面は、表示部5に表示された商取引No.12345−1の電子商取引の連携画面の例である。商取引No.12345−1の電子商取引では、商品名がER−3456で単価が1,000円の商品がキャンセルされている。また、商品名がER−1251の単価が800円に変更されており、追加された結果8個注文されている。この商品の発送予定日は、2015/09/15である。この商品の配送先は、XXXX株式会社であって、配送先住所は、YY県ZZ市SS町1−1−1である。
ユーザはこの電子商取引に関して、2015/08/31 10:00に価格変更の件というタイトルの電子メールと、2015/08/31 23:00に商品追加の件というタイトルの電子メールと、2015/09/01 12:00にキャンセルの件というタイトルの電子メールとを受信している。ここでは、これらの電子メールにはそれぞれ、ER−1251の価格の変更と、ER−1251の数量の追加と、ER−3456のキャンセルとが記載されていたとする。
ユーザが情報端末1の入力部6を介して「関連メール」の欄のアクションの項目のチェックボックスにチェックを入れると、注文明細の欄の、チェックされた電子メールに記載された行動の対象商品の対象項目の近傍に、電子メールに記載された行動の名称が吹き出しやバルーンでポップアップ表示される。ここでは、すべてのアクションの項目のチェックボックスにチェックが入っているので、すべての電子メールに記載された行動の名称が表示されている。
なお、行動の名称の表示は、行動の対象商品の対象項目がユーザにわかる位置に表示すればよく、ポップアップ表示でなく、あらかじめすべて表示しておいてもよい。この場合、「関連メール」の欄のアクションの項目はなくてもよい。また、行動の名称の表示は、吹き出しやバルーンでなくてもよく、ユーザが行動を認識できるものであればマークの表示や文字色の変化、背景色の変化など、文字の表示でなくてもよい。連携画面は、図9の例に限らず、連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する分析結果情報と商取引情報とを表示する画面であればよい。続いて、情報端末1および電子商取引サーバ3が行う処理について図10を用いて説明する。
図10は、実施の形態3に係る連携画面表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。連携画面表示処理は、ユーザが情報端末1を使用して電子商取引サイトにアクセスし、入力部6に任意の電子商取引の連携画面を要求する情報を入力すると開始される。情報端末1の入力部6は、入力された任意の電子商取引の連携画面を要求する連携画面要求信号を電子商取引サーバ3に送信する(ステップS61)。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、情報端末1から連携画面要求信号を受信すると(ステップS71)、連携画面生成部35に送る。連携画面生成部35は、連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する商取引情報を電子商取引管理部7から取得する(ステップS72)。
連携画面生成部35は、分析結果記憶部34から連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する分析結果情報を読み出し(ステップS73)、取得した商取引情報と読み出した分析結果情報と表示する連携画面を生成する(ステップS74)。画面表示制御部36は、連携画面生成部35が生成した連携画面を電子商取引管理部7に送り、情報端末1に連携画面を送信するよう指示する(ステップS75)。電子商取引管理部7は、画面表示制御部36から受け取った連携画面を情報端末1に送信する(ステップS76)。情報端末1の表示部5は、電子商取引サーバ3から連携画面を受信する(ステップS62)。表示部5は、受信した連携画面を表示し(ステップS63)、処理を終了する。
なお、連携画面生成部35および画面表示制御部36を、情報端末1が備えてもよい。この場合、ユーザが情報端末1を使用して電子商取引サイトにアクセスし、入力部6に任意の電子商取引の連携画面を要求する情報を入力すると、入力部6は、入力された任意の電子商取引の商取引情報を要求する商取引情報要求信号を電子商取引サーバ3に送信する。商取引情報要求信号には、ユーザが入力した任意の電子商取引を識別する情報が含まれる。連携画面生成部35は、入力された任意の電子商取引の商取引情報を電子商取引サーバ3から取得する。連携画面生成部35は、入力された任意の電子商取引の分析結果情報を分析結果記憶部15から読み出し、取得した商取引情報と読み出した分析結果情報と表示する連携画面を生成する。画面表示制御部36は、連携画面生成部35が生成した連携画面を表示部5に表示させる。
以上説明したように実施の形態3の電子商取引メール連携システム300によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。また、電子メールに記載された行動およびその対象が電子商取引の内容とともに連携画面上に表示されるので、どの商品のどの項目に対するどのような行動について電子メールでやりとりされたかをユーザが一目で確認することが可能となる。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図である。実施の形態4の電子商取引メール連携システム400は、実施の形態3の電子商取引メール連携システム300と、連携画面上で電子商取引に関する電子メールを識別する情報を選択可能に表示し、選択された電子商取引に関する電子メールを表示させる点で異なる。実施の形態4の情報端末1は、実施の形態3の情報端末1の機能構成と同様である。実施の形態4の電子商取引サーバ3は、実施の形態3の電子商取引サーバ3の機能構成に加え、メール表示指示部37を備える。
電子商取引サーバ3の連携画面生成部35は、電子商取引に関する電子メールを識別する情報を選択可能な連携画面を生成する。ユーザが情報端末1の入力部6を介して表示部5に表示された連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報を選択すると、入力部6は選択された電子商取引に関する電子メールを識別する情報を電子商取引サーバ3に送信する。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、電子商取引に関する電子メールを識別する情報を受信すると、メール表示指示部37に送る。メール表示指示部37は、電子商取引管理部7から電子商取引に関する電子メールを識別する情報を受け取ると、電子商取引に関する電子メールを識別する情報を含む、電子メールの表示を指示するメール表示指示信号を情報端末1に送信する。情報端末1の電子メール送受信部4は、電子商取引サーバ3からメール表示指示信号を受信すると、メール表示指示信号に含まれる電子商取引に関する電子メールを識別する情報が示す電子メールを表示する。
ユーザの利用する電子メールがWebメールである場合、連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報に、Webメールサーバ上のURLおよびGetパラメータを対応付けておく。入力部6は選択された電子商取引に関する電子メールを識別する情報として対応付けられたWebメールサーバ上のURLおよびGetパラメータを電子商取引サーバ3に送信する。電子商取引サーバ3のメール表示指示部37は、Webメールサーバ上のURLおよびGetパラメータを受信すると、Webメールサーバ上のURLおよびGetパラメータを含み、電子メールの表示を指示するメール表示指示信号を情報端末1に送信する。情報端末1の電子メール送受信部4は、メール表示指示信号を受信すると、メール表示指示信号に含まれるWebメールサーバ上のURLおよびGetパラメータを用いてWebメールサーバに直接リクエストし、電子メールを取得して表示する。
図12は、実施の形態4に係るメール表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。メール表示処理は、情報端末1の表示部5に連携画面が表示されると開始される。ユーザによって連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報が選択されない場合(ステップS81;NO)、処理はステップS85に移行する。ユーザによって連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報が選択されると(ステップS81;YES)、入力部6は選択された電子商取引に関する電子メールを識別する情報を電子商取引サーバ3に送信する(ステップS82)。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、電子商取引に関する電子メールを識別する情報を受信すると(ステップS91)、メール表示指示部37に送る。
メール表示指示部37は、電子商取引管理部7から電子商取引に関する電子メールを識別する情報を受け取ると、電子商取引に関する電子メールを識別する情報を含む、電子メールの表示を指示するメール表示指示信号を情報端末1に送信し(ステップS92)、処理を終了する。情報端末1の電子メール送受信部4は、電子商取引サーバ3からメール表示指示信号を受信すると(ステップS83)、メール表示指示信号に含まれる電子商取引に関する電子メールを識別する情報が示す電子メールを表示する(ステップS84)。連携画面の表示が終了していない場合(ステップS85;NO)、処理はステップS81に戻り、連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報の選択を待機する。連携画面の表示が終了した場合(ステップS85;YES)、処理を終了する。
なお、メール表示指示部37を、情報端末1が備えてもよい。この場合、ユーザによって連携画面上の電子商取引に関する電子メールを識別する情報が選択されると、入力部6は、メール表示指示部37に選択された電子商取引に関する電子メールを識別する情報を送る。メール表示指示部37は、入力部6から受け取った電子商取引に関する電子メールを識別する情報を電子メール送受信部4に送り、電子メールを表示するよう指示する。電子メール送受信部4は、メール表示指示部37から受け取った電子商取引に関する電子メールを識別する情報が示す電子メールを表示する。
以上説明したように実施の形態4の電子商取引メール連携システム400によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。また、選択された電子商取引に関する電子メールを表示することにより、電子メールの本文や添付ファイルといった詳細の確認が容易となり、ユーザの利便性が向上する。
なお、連携画面に表示される電子メールに記載された行動の名称の表示を選択可能にしてもよい。この場合、電子商取引サーバ3の連携画面生成部35は、電子メールに記載された行動の名称の表示を選択可能な連携画面を生成する。ユーザが情報端末1の入力部6を介して表示部5に表示された連携画面上の電子メールに記載された行動の名称の表示を選択すると、入力部6は選択された行動の名称の表示に対応する電子商取引を識別する情報と、選択された行動の名称を示す情報とを電子商取引サーバ3に送信する。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、電子商取引を識別する情報と、選択された行動の名称を示す情報とを受信すると、電子商取引を識別する情報が示す電子商取引の、選択された行動を行うことが可能な電子商取引の画面を生成し、情報端末1に送る。これにより、ユーザが電子メールに記載された行動を行うことが容易となり、ユーザの利便性が向上する。
(実施の形態5)
図13は、本発明の実施の形態5に係る電子商取引メール連携システムの構成例を示す図である。実施の形態5の電子商取引メール連携システム500は、実施の形態3の電子商取引メール連携システム300と、分析結果情報に電子メールに記載された行動が完了しているか否かを示すステータス情報を含み、連携画面上でステータス情報を変更可能に表示し、ユーザがステータス情報を変更すると、分析結果情報のステータス情報を更新する点で異なる。実施の形態5の情報端末1は、実施の形態3の情報端末1の機能構成に加え、更新部17を備える。実施の形態5の電子商取引サーバ3は、実施の形態3の電子商取引サーバ3の機能構成に加え、更新部38を備える。ここで、実施の形態5の分析結果情報について図14を用いて説明する。
図14は、実施の形態5に係る分析結果情報の一例を示す図である。図14の分析結果情報は、図3の分析結果情報に、電子メールに記載された行動が完了しているか否かを示す「ステータス」が追加されている。図14の例では、「電子メールキー」20150901121245600の電子メールに記載された行動が未完了である。分析結果情報は、図14の例に限らず、電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と、電子メールに記載された電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報と、電子メールに記載された行動が完了しているか否かを示すステータス情報とを含んでいればよい。電子商取引サーバ3の連携画面生成部35は、電子メールに記載された行動が完了しているか否かを示すステータス情報を変更可能に表示する連携画面を生成する。ここで、実施の形態5の連携画面について図15を用いて説明する。
図15は、実施の形態5に係る連携画面の表示例を示す図である。図15の連携画面は、図9の連携画面に加え、「関連メール」の欄にステータス情報を表示するステータスの項目が追加されている。ステータスの項目の未完了の文字の横のプルダウンボタンを押下すると、プルダウンで完了が選択できるように構成されている。ステータスの項目の未完了から完了への変更はこれに限らず、「完了」と入力する操作でもよいし、完了ボタンを押下する操作でもよい。また、電子メールに記載された行動が未完了であるときには、行動の名称の表示の吹き出しやバルーンの枠を破線で表示する、または点滅させるといったように、行動の名称の表示は、電子メールに記載された行動が完了しているか否かをユーザが視認できるものであってもよい。連携画面は、図15の例に限らず、連携画面要求信号に含まれる電子商取引を識別する情報に対応する分析結果情報と商取引情報とを表示する画面であって、ステータス情報を変更可能に表示する画面であればよい。
ユーザが情報端末1の入力部6を介して表示部5に表示された連携画面上のステータス情報を変更すると、入力部6は変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを電子商取引サーバ3に送信する。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを受信すると、更新部38に送る。更新部38は、変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを受け取ると、分析結果記憶部34が記憶する、電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を変更されたステータス情報に更新する。更新部38は、電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を変更されたステータス情報へ更新するよう指示する更新指示信号を情報端末1に送信する。情報端末1の更新部17は、電子商取引サーバ3から更新指示信号を受信すると、分析結果記憶部15が記憶する電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を変更されたステータス情報に更新する。情報端末1および電子商取引サーバ3のその他の機能構成は実施の形態3と同様である。続いて、情報端末1および電子商取引サーバ3が行う処理について図16を用いて説明する。
図16は、実施の形態5に係る更新処理の動作の一例を示すフローチャートである。更新処理は、情報端末1の表示部5に連携画面が表示されると開始する。ユーザによって連携画面上のステータス情報が変更されない場合(ステップS101;NO)、処理はステップS105に移行する。ユーザによって連携画面上のステータス情報が変更されると(ステップS101;YES)、入力部6は変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを電子商取引サーバ3に送信する(ステップS102)。電子商取引サーバ3の電子商取引管理部7は、変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを受信すると(ステップS111)、更新部38に送る。
更新部38は、電子商取引管理部7から変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを受け取ると、分析結果記憶部34が記憶する、電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を変更されたステータス情報に更新する(ステップS112)。更新部38は、電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を、変更されたステータス情報へ更新するよう指示する更新指示信号を情報端末1に送信し(ステップS113)、処理を終了する。情報端末1の更新部17は、電子商取引サーバ3から更新指示信号を受信すると(ステップS103)、分析結果記憶部15が記憶する電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を、変更されたステータス情報に更新する(ステップS104)。連携画面の表示が終了していない場合(ステップS105;NO)、処理はステップS101に戻り、連携画面上のステータス情報の変更を待機する。連携画面の表示が終了した場合(ステップS105;YES)、処理を終了する。
なお、電子商取引サーバ3の更新部38は、更新指示信号を情報端末1に送信しない構成でもよい。この場合、ユーザによって連携画面上のステータス情報が変更されると、情報端末1の入力部6は変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを更新部17に送る。更新部17は、入力部6から変更されたステータス情報と電子メールを識別する情報とを受け取ると、分析結果記憶部15が記憶する電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を変更されたステータス情報に更新する。
以上説明したように実施の形態5の電子商取引メール連携システム500によれば、電子商取引システムと電子商取引サイトでの電子商取引に関する電子メールとを自動連携することで、電子商取引システムを肥大化させずに、電子商取引に関する重要な情報と電子商取引システムとの関連づけの確実性を高めることができる。また、電子メールに記載された行動が完了しているか否かを示すステータス情報を表示することにより、電子メールに記載された行動のうち、ユーザが行うべき行動を把握でき、ユーザの利便性が向上する。
実施の形態5では、電子商取引サーバ3の更新部38は、ユーザが送信または受信した電子メールを識別する情報に対応する分析結果情報のステータス情報を、ユーザによって変更されたステータス情報に更新する。ユーザが送信または受信した電子メールの相手が、同じく電子商取引システムのユーザである場合、分析結果記憶部34には、ユーザが送信または受信した電子メールと、相手ユーザが受信または送信した電子メールについて、同じ電子メールに記載された電子商取引を識別する情報と電子メールに記載された電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む、分析結果情報が記憶されている。
そこで、電子商取引サーバ3の更新部38は、ユーザが送信または受信した電子メールの分析結果のステータス情報だけでなく、相手ユーザが受信または送信した電子メールの分析結果情報のステータス情報も更新してもよい。この場合、電子商取引サーバ3の更新部38は、更新指示信号をユーザの情報端末1だけでなく、相手ユーザの情報端末1にも送信する。相手ユーザの情報端末1の分析結果情報のステータス情報の更新が失敗した場合は、相手ユーザの情報端末1に定期的に更新指示信号を送信し、電子商取引サーバ3の分析結果情報と相手ユーザの情報端末1の分析結果情報とが非同期となることを回避する。このようなリトライ機能により、例えば、電子商取引サーバ3の分析結果情報のステータス情報を更新した時点で、相手ユーザの情報端末1が電子商取引サーバ3と接続していない場合も、相手ユーザの情報端末1の分析結果情報のステータス情報を更新することが可能となる。この変形例における分析結果情報について、図17を用いて説明する。
図17は、実施の形態5の変形例に係る分析結果情報の一例を示す図である。図17の分析結果情報では、図14の分析結果情報で「ステータス」が未完了であった「電子メールキー」20150901121245600の電子メールの「ステータス」が完了に更新されている。図14の例では、ユーザが受信した「電子メールキー」20150901121245600の電子メールの相手が送信した電子メールが「電子メールキー」20150901242456400の電子メールである。電子商取引サーバ3の更新部38は、「電子メールキー」20150901121245600の電子メールの「ステータス」を完了に更新するとともに、「電子メールキー」20150901242456400の電子メールの分析結果情報の「ステータス」も完了に更新している。これにより、ステータス情報を変更したユーザだけでなく、電子メールの相手ユーザも含めて、電子メールに記載された行動が完了しているか否かを管理することが可能となる。
実施の形態4と実施の形態5は別々に説明したが、実施の形態4と実施の形態5を組み合わせてもよい。
図18は、本発明の実施の形態に係る情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。情報端末1は、図18に示すように、一時記憶部101、記憶部102、計算部103、入力部104、外部出力部105および表示部106を備える。一時記憶部101、記憶部102、入力部104、外部出力部105および表示部106はいずれもBUSを介して計算部103に接続されている。
計算部103、はCPU(Central Processing Unit)などから構成され、記憶部102に記憶されている制御プログラムに従って、情報端末1の電子メール送受信部4、表示部5、入力部6、メール判定部13、メール分析部14および更新部17の各処理を実行する。
一時記憶部101はRAM(Random-Access Memory)などから構成され、記憶部102に記憶されている制御プログラムをロードし、計算部103の作業領域として用いられる。
記憶部102は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM、DVD−RWなどの不揮発性メモリから構成され、情報端末1の処理を計算部103に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、計算部103の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを計算部103に供給し、計算部103から供給されたデータを記憶する。名称リスト記憶部12および分析結果記憶部15は、記憶部102に構成される。
入力部104は、キーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスなどと、キーボードおよびポインティングデバイスなどをBUSに接続するインタフェース装置から構成されている。ユーザが情報端末1に情報を入力すると、入力部104を介して、入力された情報が計算部103に供給される。入力部104は、入力部6として機能する。
外部出力部105は、ネットワーク9に接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。外部出力部105は、電子メール送受信部4、表示部5、入力部6、名称リスト取得部11、分析結果送信部16および更新部17として機能する。
表示部106は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成されている。表示部106は、ユーザが情報端末1に情報を入力する場合は、操作画面を表示する。表示部106は、表示部5として機能する。
図1、図6、図8、図11および図13に示す情報端末1の電子メール送受信部4、表示部5、入力部6、名称リスト取得部11、名称リスト記憶部12、メール判定部13、メール分析部14、分析結果記憶部15、分析結果送信部16および更新部17の処理は、制御プログラムが、一時記憶部101、計算部103、記憶部102、入力部104、外部出力部105および表示部106などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
計算部103、一時記憶部101、記憶部102、入力部104、外部出力部105および表示部106などから構成される情報端末1の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROMなど)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する情報端末1を構成してもよい。また、インターネットなどの通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロードなどすることで情報端末1を構成してもよい。
情報端末1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して提供することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、通信ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを提供してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2016年2月1日に出願された、日本国特許出願特願2016−017429号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2016−017429号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
1 情報端末、3 電子商取引サーバ、4 電子メール送受信部、5 表示部、6 入力部、7 電子商取引管理部、9 ネットワーク、11 名称リスト取得部、12 名称リスト記憶部、13 メール判定部、14 メール分析部、15 分析結果記憶部、16 分析結果送信部、17 更新部、31 名称リスト記憶部、32 名称リスト送信部、33 分析結果取得部、34 分析結果記憶部、35 連携画面生成部、36 画面表示制御部、37 メール表示指示部、38 更新部、100,200,300,400,500 電子商取引メール連携システム、101 一時記憶部、102 記憶部、103 計算部、104 入力部、105 外部出力部、106 表示部。

Claims (8)

  1. 電子メールの送受信機能を備える情報端末と、前記情報端末から利用可能な電子商取引サイトを管理する電子商取引サーバと、で構成される電子商取引メール連携システムであって、
    前記電子商取引サーバは、
    前記電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報と、を含む名称リストを前記情報端末に送信する名称リスト送信部を備え、
    前記情報端末は、
    前記電子商取引サーバから前記名称リストを取得する名称リスト取得部、
    前記情報端末で送信または受信された電子メールのうち、前記名称リストに含まれる前記電子商取引を識別する情報が出現する電子メールを、前記電子商取引に関する電子メールであると判定するメール判定部、および、
    前記名称リストに含まれる前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、前記電子商取引に関する電子メールを分析し、前記電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引を識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成するメール分析部、
    を備える電子商取引メール連携システム。
  2. 前記電子商取引サーバは、
    前記情報端末から前記分析結果情報を取得する分析結果取得部を備える請求項1に記載の電子商取引メール連携システム。
  3. 前記電子商取引の内容を示す商取引情報を取得し、前記商取引情報と前記商取引情報に対応する前記分析結果情報とを表示する連携画面を生成する連携画面生成部と、
    前記連携画面を前記情報端末に表示させる画面表示制御部と、
    を備える請求項1または2に記載の電子商取引メール連携システム。
  4. 前記連携画面生成部は、前記電子商取引に関する電子メールを識別する情報を選択可能に表示する前記連携画面を生成し、
    前記連携画面上で前記電子商取引に関する電子メールが選択されると、選択された前記電子商取引に関する電子メールを前記情報端末に表示させるメール表示指示部を備える請求項3に記載の電子商取引メール連携システム。
  5. 前記分析結果情報は、前記電子メールに記載された前記電子商取引で行われる行動が完了しているか否かを示すステータス情報を含み、
    前記連携画面生成部は、前記ステータス情報を変更可能に表示する前記連携画面を生成し、
    前記連携画面上で前記ステータス情報が変更されると、前記分析結果情報の前記ステータス情報を変更された前記ステータス情報に更新する更新部を備える請求項3または4に記載の電子商取引メール連携システム。
  6. 電子メールの送受信機能を備え、電子商取引サーバが管理する電子商取引サイトを利用可能な情報端末であって、
    前記電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報と、を含む名称リストを取得する名称リスト取得部と、
    前記情報端末で送信または受信された電子メールのうち、前記名称リストに含まれる前記電子商取引を識別する情報が出現する電子メールを、前記電子商取引に関する電子メールであると判定するメール判定部と、
    前記名称リストに含まれる前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、前記電子商取引に関する電子メールを分析し、前記電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引を識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成するメール分析部と、
    を備える情報端末。
  7. 情報端末から利用可能な電子商取引サイトを管理する電子商取引サーバが実行する、
    前記電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報と、前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報と、前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報と、を含む名称リストを前記情報端末に送信する名称リスト送信ステップと、
    電子メールの送受信機能を備える前記情報端末が実行する、
    前記電子商取引サーバから前記名称リストを取得する名称リスト取得ステップと、
    前記情報端末で送信または受信された電子メールのうち、前記名称リストに含まれる前記電子商取引を識別する情報が出現する電子メールを、前記電子商取引に関する電子メールであると判定するメール判定ステップと、
    前記名称リストに含まれる前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、前記電子商取引に関する電子メールを分析し、前記電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引を識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成するメール分析ステップと、
    を備える電子商取引メール連携方法。
  8. 電子メールの送受信機能を備え、電子商取引サーバが管理する電子商取引サイトを利用可能なコンピュータを、
    前記コンピュータで送信または受信された電子メールのうち、前記電子商取引サイトでの電子商取引を識別する情報が出現する電子メールを、前記電子商取引に関する電子メールであると判定するメール判定部、および、
    前記電子商取引で想定される行動の名称を示す情報および前記電子商取引で想定される行動の対象の名称を示す情報を用いて、前記電子商取引に関する電子メールを分析し、前記電子商取引に関する電子メールを識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引を識別する情報と、前記電子メールに記載された前記電子商取引で行われる行動およびその対象を示す情報とを含む分析結果情報を生成するメール分析部、
    として機能させるプログラム。
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