JP2007114870A - オンラインシステム及び異言語使用者間情報共有方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有を容易に行えるようにする。
【解決手段】リスクマネジメントシステム1は、互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の指摘事項を含んでなる指摘事項群を記憶する記憶部13と、言語の選択を受け付ける言語選択受付部112と、記憶部13により記憶される指摘事項群に含まれる指摘事項のうち、言語選択受付部112により受け付けられた言語で記述された指摘事項を表示するためのデータを生成する表示データ生成部12と、指摘事項群に対応する改善報告の入力を受け付ける改善報告受付部113と、を含み、表示データ生成部12は、指摘事項を表示する際、該指摘事項を含む指摘事項群に対応する改善報告を示す情報を、該指摘事項と対応付けて表示するよう表示データを生成する、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明はオンラインシステム及び異言語使用者間情報共有方法に関し、特に互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報共有技術に関する。
近年、グローバル化の進展に伴い、複数言語に対応したオンラインシステムが使われることが多くなっている。このようなオンラインシステムでは、複数の言語で情報を記憶しておき、その中から利用者の選択した言語のものを出力するようにすることで、互いに異なる言語を使用する複数の利用者が1つのオンラインシステムを利用することができるようにしている。
なお、特許文献1には、それぞれ異なる言語により記述された複数のメッセージを記憶しておき、ある仕向け先にメッセージを表示するとき、該仕向け先に対応する言語で記述されたメッセージを表示するシステムの例が記載されている。また、特許文献2には、複数のユーザがそれぞれ異なった言語の使用を選択することができる分散形の対話型データ処理システムについての言及がある。
特開平7−73000号公報(要約書) 特開昭59−195725号公報(請求の範囲)
しかしながら、上記従来のオンラインシステムでは、互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有が困難であるという問題がある。すなわち、近年のオンラインシステムでは、利用者は、サーバの情報を受け取るだけでなく、自身の保有する情報を他の利用者と共有するべく、サーバに記憶される情報を積極的に更新する。この更新に際しアップされる情報(共有情報)は、当然その利用者が使用する言語で書かれたものになる。すると、他の言語を使用する利用者がこの共有情報を利用するためには、翻訳の必要が生じてしまう。
従って、本発明の課題の一つは、互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有を容易に行えるようにするオンラインシステム及び異言語使用者間情報共有方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係るオンラインシステムは、互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の提示データを含んでなる提示データ群を記憶する提示データ群記憶手段と、言語の選択を受け付ける言語選択受付手段と、前記提示データ群記憶手段により記憶される提示データ群に含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された提示データを示す提示データ情報を表示する提示データ表示手段と、前記提示データ群に対応する対応データの入力を受け付ける対応データ入力受付手段と、を含み、前記提示データ表示手段は、前記提示データ情報を表示する際、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する前記対応データを示す対応データ情報を、該提示データ情報と対応付けて表示する、ことを特徴とする。
このオンラインシステムは、提示データ情報を表示する際、その提示データ情報により示される提示データが含まれる提示データ群に対応する対応データが入力されていれば、その対応データを示す情報(例えば、その対応データがあることを示す情報)を表示する。これによれば、利用者は、いずれの言語で記述された提示データ情報を読む場合であっても、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する対応データが入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
また、上記オンラインシステムにおいて、前記対応データ入力受付手段は、前記提示データ表示手段により表示した提示データ情報により示される提示データと同じ言語で記述された対応データの入力を受け付ける、こととしてもよい。
このオンラインシステムは、提示データ情報を表示する際、その提示データ情報により示される提示データと同じ言語で記述された対応データが入力されていなかったとしても、提示データ群に対応する対応データが入力されていれば、その対応データを示す情報(例えば、その対応データがあることを示す情報)を表示する。これによれば、利用者は、いずれの言語で記述された提示データ情報を読む場合であっても、対応データが記述された言語にかかわらず、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する対応データが入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
また、上記オンラインシステムにおいて、前記提示データ群記憶手段は、複数の提示データ群を記憶し、前記提示データ表示手段は、前記複数の提示データ群にそれぞれ含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された複数の提示データをそれぞれ示す複数の提示データ情報と、これらの各提示データが含まれる複数の提示データ群にそれぞれ対応する前記対応データを示す対応データ情報と、を対応付けて表示する、こととしてもよい。
このオンラインシステムは、複数の提示データ情報を表示する際、該各提示データ情報によりそれぞれ示される提示データがそれぞれ含まれる複数の提示データ群にそれぞれ対応する対応データが入力されていれば、それらの対応データを示す情報(例えば、その対応データがあることを示す情報)を、各提示データ情報と対応付けて表示する。これによれば、利用者は、いずれの言語で複数の提示データ情報を読む場合であっても、該各提示データ情報によりそれぞれ示される提示データをそれぞれ含む提示データ群にそれぞれ対応する対応データが入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
なお、このオンラインシステムにおいて、前記対応データは、特定の言語に依らない非言語データであり、前記提示データ群記憶手段は、前記各提示データ群と、前記各提示データ群にそれぞれ対応する対応データと、を対応付けて記憶し、前記提示データ表示手段は、前記複数の提示データ群にそれぞれ含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された複数の記述データをそれぞれ示す複数の提示データ情報と、これらの各提示データが含まれる複数の提示データ群とそれぞれ対応付けて記憶される前記対応データを示す対応データ情報と、を対応付けて表示する、こととしてもよい。
これによれば、提示データ群ごとに、特定の言語に依らない非言語データ(例えば数値データ)である対応データを記憶しておき、ある言語で提示データ情報を表示する際に、この対応データを表示することにより、互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有が容易に行えるようになる。
また、本発明に係る異言語使用者間情報共有方法は、言語の選択を受け付ける言語選択受付ステップと、互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の提示データを含んでなる提示データ群を記憶する提示データ群記憶手段により記憶される提示データ群に含まれる提示データのうち、前記言語選択受付ステップにおいて受け付けられた言語で記述された提示データを示す提示データ情報を表示する提示データ表示ステップと、前記提示データ表示ステップにおいて表示した提示データ情報により示される提示データに対応する対応データの入力を受け付ける対応データ入力受付ステップと、を含み、前記提示データ表示ステップにおいて、前記提示データ情報を表示する際、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する前記対応データを示す対応データ情報を、該提示データ情報と対応付けて表示する、ことを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係るリスクマネジメントシステム1のシステム構成を示す図である。同図に示すように、リスクマネジメントシステム1は、コンサルタント用のクライアント端末装置20a、工場用のクライアント端末装置20b、サーバ装置10、及びインターネット30を含んで構成される。なお、リスクマネジメントシステム1では複数の企業グループ及びその系列会社がそれぞれ経営する複数の工場が含まれ、各工場にクライアント端末装置20bが設置される。
サーバ装置10、クライアント端末装置20a、及びクライアント端末装置20bはいずれもCPU及びメモリを備えたコンピュータであり、インターネット30を介して互いに通信接続する。このように、リスクマネジメントシステム1は、各装置がインターネット30を介してオンラインで接続されるオンラインシステムのひとつである。
サーバ装置10は、コンサルタントが各工場のリスク要因を調査(リスク調査)した結果を管理し、コンサルタント及び各工場の担当者の間で、調査の結果並びに該結果についての改善報告を共有することを実現する。ここで、リスク要因の例には、「燃えやすい物が工場内にあること」などが挙げられる。
このために、サーバ装置10は、クライアント端末装置20aから、リスク調査の結果得られる各リスク要因を改善するための指摘事項などの提示データの入力を受け付け、企業グループごとに記憶する。
また、サーバ装置10は、クライアント端末装置20bにおいて当該サーバ装置10に記憶される提示データを表示するとともに、各提示データに対応する対応データ(改善内容や進捗情報などの改善報告)の入力を受け付ける。
なお、以下では、提示データとして指摘事項を、対応データとして改善報告を、それぞれ使用して説明を進める。
ところで、コンサルタントと工場の担当者とが同じ言語を理解できるとは限らない。そこで、サーバ装置10は、指摘事項を複数言語で記憶し、いずれの言語によっても指摘事項を確認できるようにしている。また、サーバ装置10は、いずれの言語で改善内容が入力されたとしても、他の言語で利用する者が、少なくとも改善内容の入力があった事実の確認をできるようにしている。また、サーバ装置10は、進捗情報を言語に依らない非言語データとし、いずれの言語によっても進捗情報を確認できるようにしている。
以下、このようなリスクマネジメントシステム1の構成について、詳細に説明する。
図2は、リスクマネジメントシステム1の機能ブロックを示す図である。同図に示すように、クライアント端末装置20aは機能的に、出力部21a、入力部22aを含んで構成される。また、クライアント端末装置20bは機能的に、出力部21b、入力部22bを含んで構成される。さらに、サーバ装置10は機能的に、入力処理部11、表示データ生成部12、記憶部13を含んで構成される。この入力処理部11は内部的に、表示指示受付部110、指摘事項受付部111、言語選択受付部112、改善報告受付部113を含んで構成される。
まず、コンサルタントによる指摘事項の入力を受け付けるための構成について説明する。
初めに、記憶部13に記憶される情報と、クライアント端末装置20aのディスプレイ上に表示される画面と、について説明する。
記憶部13はユーザIDテーブルを記憶している。図3は、このユーザIDテーブルの例を示す図である。同図に示すように、ユーザIDテーブルには複数のユーザIDが記憶され、さらに各ユーザIDに対応付けてパスワード及び種別が記憶される。種別は、ユーザIDにより識別されるユーザが、コンサルタント又は工場の担当者のいずれであるか、かつ工場の担当者である場合にはどの企業グループに属する担当者であるか、を示すデータである。
また、記憶部13は、ユーザIDとパスワードの入力を受け付けるログイン画面を生成するためのログイン画面生成元データを記憶している。図4は、このログイン画面の例を示す図である。同図に示すように、ログイン画面はユーザIDを入力するためのユーザID入力ボックス40と、パスワードを入力するためのパスワード入力ボックス41と、ログインボタン42と、を有している。このログイン画面は、クライアント端末装置20aやクライアント端末装置20bのユーザがログインボタン42を押下すると、ユーザID入力ボックス40に入力されたユーザIDと、パスワード入力ボックス41に入力されたパスワードと、がサーバ装置10に送信されるように構成されている。
さらに、記憶部13は、クライアント端末装置20aで表示する選択画面を生成するための選択画面生成元データを記憶している。図5は、この選択画面の例を示す図である。同図に示すように、選択画面は指摘事項入力画面表示ボタン45と、改善状況一覧画面表示ボタン46と、を有している。この選択画面は、クライアント端末装置20aのユーザが指摘事項入力画面表示ボタン45を押下するとクライアント端末装置20aのディスプレイに指摘事項入力画面(後述)が表示され、改善状況一覧画面表示ボタン46を押下するとクライアント端末装置20aのディスプレイに改善状況一覧画面(後述)が表示されるように構成されている。
また、記憶部13は、指摘事項の入力を受け付ける指摘事項入力画面を生成するための指摘事項入力画面生成元データを記憶している。図6は、この指摘事項入力画面の例を示す図である。同図に示すように、指摘事項入力画面は企業グループ名を選択又は入力するためのグループ選択コンボボックス50と、アップロードするための指摘事項ファイル(後述)のアドレスを入力するための指摘事項ファイルアドレス入力ボックス51と、登録ボタン52と、を有している。この指摘事項入力画面は、クライアント端末装置20aのユーザが登録ボタン52を押下すると、グループ選択コンボボックス50に入力された企業グループ名と、指摘事項ファイルアドレス入力ボックス51に入力されたアドレスにより示される指摘事項ファイルと、がサーバ装置10に送信されるように構成されている。
リスクマネジメントシステム1は、以上の記憶部13に記憶される情報と、画面と、を利用して、コンサルタントが入力する指摘事項を受け付ける。以下、このための構成について、詳細に説明する。
出力部21aは、クライアント端末装置20aのディスプレイに、ブラウザソフト起動のためのアイコンを表示する。コンサルタントがこのアイコンをクリックすると、ブラウザソフトが起動する。このブラウザソフトにおいて、入力部22aはURLの入力を受け付ける。コンサルタントがサーバ装置10を示すURLを入力すると、入力部22aは、サーバ装置10に対して接続要求を送信する。
表示指示受付部110は上記接続要求を受信し、表示データ生成部12にログイン画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、上記接続要求に応じて上記ログイン画面生成元データを読み出してログイン画面を表示するためのログイン画面表示データを生成し、出力部21aに対して送信する。
出力部21aは、受信したログイン画面表示データに基づき、ログイン画面を表示する。このログイン画面において、入力部22aはユーザIDとパスワードの入力を受け付け、入力処理部11に送信する。
表示指示受付部110はユーザIDとパスワードを受信し、ユーザIDがユーザIDテーブルに記憶されているもののいずれかと一致するか否かを確認する。表示指示受付部110はさらに、一致したユーザIDと対応付けて記憶されているパスワードと入力されたパスワードとが一致しているか否かを確認する。パスワードの一致まで確認された場合、表示指示受付部110は、ユーザIDと対応付けて記憶されている種別を取得する。ここでは、この種別としてコンサルタントが取得される。
種別としてコンサルタントが取得されると、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に選択画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、選択画面生成元データを読み出して選択画面を表示するための選択画面表示データを生成し、出力部21aに対して送信する。
出力部21aは、受信した選択画面表示データに基づき、選択画面を表示する。この選択画面において、入力部22aは指摘事項入力画面表示ボタン45又は改善状況一覧画面表示ボタン46の押下を受け付け、受け付けたボタンを示す選択ボタン情報を、サーバ装置10に送信する。ここでは、指摘事項入力画面表示ボタン45が押下されたものとして説明する。
表示指示受付部110は選択ボタン情報を受信する。この選択ボタン情報が指摘事項入力画面表示ボタン45を示している場合、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に指摘事項入力画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、指摘事項入力画面生成元データを読み出して指摘事項入力画面を表示するための指摘事項入力画面表示データを生成し、出力部21aに対して送信する。
出力部21aは、受信した指摘事項入力画面表示データに基づき、指摘事項入力画面を表示する。この指摘事項入力画面において、入力部22aは企業グループ名と指摘事項ファイルの入力を受け付け、登録ボタン52が押下されると、これら入力された情報を入力処理部11に送信する。
ここで、指摘事項ファイルについて説明する。
図7は指摘事項ファイルの例である。この指摘事項ファイルは、1又は複数の指摘事項関連情報セット(後述)を記憶するためのファイルである。
同図に示すように、指摘事項ファイルは、No欄、グループ欄、会社欄、調査日欄、指摘場所欄、指摘区分欄、指摘No欄、指摘事項(和文)欄、指摘事項(中文)欄、状況写真欄の各欄を含んで構成される。指摘事項関連情報セットは、これらの各欄に記入される情報からなる情報セットである。
No欄には、指摘事項の通番(指摘事項番号)が入力される。すなわち、指摘事項には、会社を跨って通番が付与される。なお、この指摘事項番号は企業グループごとに付与される。また、上記各欄に記入される情報は、この指摘事項番号ごとに1つの指摘事項関連情報セットを構成する。
グループ欄にはリスク調査の対象とした会社の属する企業グループの名称(企業グループ名)が、会社欄にはリスク調査の対象とした会社の名称(会社名)が、調査日欄にはリスク調査を行った日(調査日)が、指摘場所欄にはリスク調査の対象とした工場の名称及び具体的な場所(指摘場所)が、指摘区分欄には指摘事項の区分(指摘区分)を示す情報が、指摘No欄には指摘事項の会社ごとの通番(会社通番)が、それぞれ入力される。
指摘事項(和文)欄及び指摘事項(中文)欄には、それぞれ日本語で記述された指摘事項及び中国語で記述された指摘事項が記入される。この各欄に記入される指摘事項は、互いに異なる言語で同じ内容を記述したものである。この、内容は同じだが記述された言語が異なる複数の指摘事項は、指摘事項群を構成する。すなわち、指摘事項関連情報セットは指摘事項群を含んで構成される。
なおここでは、指摘事項群に含まれる指摘事項の言語を日本語及び中国語の2言語としているが、英語やタイ語など他の言語により置き換えてもよいし、3言語以上含んでもよい。いずれの言語を含むこととするかは、コンサルタントと企業グループとの契約により決定される。
状況写真欄には、指摘事項の理解のために参考となる写真データファイルを示す写真データファイル名が記入される。ここで記入された写真データファイルは、指摘事項ファイルの一部を構成する。
以上が、指摘事項ファイルの内容である。
指摘事項受付部111は、クライアント端末装置20aから上記指摘事項ファイルを受信し、記憶部13に記憶させる。この結果、記憶部13は、互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の指摘事項を含んでなる指摘事項関連情報セットを、企業グループごとに1又は複数記憶する。
以上説明したようにして、コンサルタントはサーバ装置10に指摘事項関連情報セットを入力し、サーバ装置10は入力された指摘事項関連情報セットを記憶する。
次に、工場の担当者にサーバ装置10に記憶される指摘事項を確認させ、さらに各指摘事項についての改善報告を入力させるための構成について説明する。
初めに、記憶部13に記憶される情報と、クライアント端末装置20bのディスプレイ上に表示される画面と、について説明する。
記憶部13は、各指摘事項関連情報セットにそれぞれ対応付けて改善報告を記憶している。具体的には、記憶部13は、後述するようにして入力される改善内容や進捗情報からなる改善報告セットを、指摘事項関連情報セットを示す指摘事項番号と対応付けて記憶するための改善報告テーブルを記憶する。図8は、この改善報告テーブルの例を示す図である。同図に示すように、改善報告テーブルには、指摘事項番号と対応付けて、複数の言語によりそれぞれ記述される改善内容と、進捗情報と、担当者情報と、完了予定日情報と、改善完了日情報と、改善写真情報と、が記憶される。
なお、改善内容に関して改善報告テーブルに含められる言語は、上述した契約(コンサルタントと企業グループとの契約)により決定される。また、改善報告テーブルに記憶される進捗情報は、特定の言語に依らない非言語データ(図8では数値データ)である。この進捗情報に関して、記憶部13は複数の進捗情報候補情報を記憶する。また、記憶部13は、各進捗情報候補情報に対応付けて、各言語による変換処理(後述)用の言語データも記憶する。
また、完了予定日情報及び改善完了日情報も、特定の言語に依らない非言語データ(図8では日付データ)である。一方、担当者情報は特定の言語で記述された言語データである。
さらに、改善写真情報は、改善状況の理解のために参考となる写真データファイルを示す写真データファイル名である。この写真データファイルは、改善報告テーブルに記憶されるデータの一部を構成する。
このように、記憶部13は指摘事項ファイル及び改善報告テーブルを記憶している。そして、記憶部13は、この指摘事項ファイル及び改善報告テーブルに基づいて改善状況一覧画面を生成するための改善状況一覧画面生成元データを記憶している。
図9は、この改善状況一覧画面の例を示す図である。同図に示すように、改善状況一覧画面は、言語選択コンボボックス60と、検索条件記入欄61と、検索ボタン62と、一覧表表示部63と、を含んで構成される。この改善状況一覧画面は、クライアント端末装置20bのユーザが検索ボタン62を押下すると、検索条件記入欄61に記入された内容がサーバ装置10に送信されるように構成される。
この改善状況一覧画面の一覧表表示部63には、上記指摘事項関連情報セットに含まれる各情報及び上記改善報告テーブルに含まれる進捗情報が、指摘事項番号ごとに一覧で表示される。各指摘事項番号は次に説明する改善状況詳細画面へのハイパーリンクとなっており、ユーザがクリックすると、クリックした指摘事項番号により特定される指摘事項関連情報セットについての改善状況詳細画面が開くように構成される。
記憶部13は、この改善状況詳細画面を生成するための改善状況詳細画面生成元データを記憶している。図10は、改善状況詳細画面の例を示す図である。同図に示すように、改善状況詳細画面は、指摘事項番号表示欄70と、言語選択コンボボックス71と、基本事項欄72と、指摘事項表示欄73と、改善内容欄74と、登録ボタン75と、を含んで構成される。また、基本事項欄72には進捗選択コンボボックス721及び担当記入欄722が含まれ、改善内容欄74には改善内容記入欄741と、改善写真貼付欄742と、完了予定日記入欄743と、改善完了日記入欄744と、他言語登録情報表示欄745と、が含まれる。
この改善状況詳細画面は、クライアント端末装置20bのユーザが登録ボタン75を押下すると、基本事項欄72及び改善内容欄74に含まれる各欄において選択若しくは記入された内容がサーバ装置10に対して送信されるように構成される。
リスクマネジメントシステム1は、以上の記憶部13に記憶される情報と、画面と、を利用して、工場の担当者にサーバ装置10に記憶される指摘事項を確認させるとともに、担当者が入力する各指摘事項についての改善内容及び進捗情報の入力を受け付ける。以下、このための構成について、詳細に説明する。
出力部21bは、クライアント端末装置20bのディスプレイに、ブラウザソフト起動のためのアイコンを表示する。担当者がこのアイコンをクリックすると、ブラウザソフトが起動する。このブラウザソフトにおいて、入力部22bはURLの入力を受け付ける。担当者がサーバ装置10を示すURLを入力すると、入力部22bは、サーバ装置10に対して接続要求を送信する。
表示指示受付部110は上記接続要求を受信し、表示データ生成部12にログイン画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、上記接続要求に応じて上記ログイン画面生成元データを読み出してログイン画面を表示するためのログイン画面表示データを生成し、出力部21bに対して送信する。
出力部21bは、受信したログイン画面表示データに基づき、ログイン画面を表示する。このログイン画面において、入力部22bはユーザIDとパスワードの入力を受け付け、入力処理部11に送信する。
表示指示受付部110はユーザIDとパスワードを受信し、ユーザIDがユーザIDテーブルに記憶されているもののいずれかと一致するか否かを確認する。表示指示受付部110はさらに、一致したユーザIDと対応付けて記憶されているパスワードと入力されたパスワードとが一致しているか否かを確認する。パスワードの一致まで確認された場合、表示指示受付部110は、ユーザIDと対応付けて記憶されている種別を取得する。ここではこの種別として、工場の担当者であること及び該担当者が企業グループ「A製作所」に属することを示すデータが取得されたものとして説明を続ける。なお、以下ではここで取得された企業グループをログイン企業グループと称する。
種別として工場の担当者であることを示すデータが取得されると、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に改善状況一覧画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、改善状況一覧画面生成元データを読み出して所定の初期設定言語(ここでは日本語とする。)で改善状況一覧画面を表示するための初期設定言語改善状況一覧画面表示データを生成し、出力部21bに対して送信する。
このとき、表示データ生成部12は、記憶部13に記憶される指摘事項ファイルのうちログイン企業グループについてのものを参照する。そして、その中で指摘事項関連情報セットに含まれる各指摘事項が記述された言語を取得する。ここでは、日本語と中国語が取得される。表示データ生成部12は、ここで取得した言語に基づき、言語選択コンボボックス60において選択可能とする言語を決定する。つまり、ここでは言語選択コンボボックス60において日本語と中国語を選択可能にする。
出力部21bは、受信した初期設定言語改善状況一覧画面表示データに基づき、初期設定言語で改善状況一覧画面を表示する。
この改善状況一覧画面において、入力部22bは言語選択コンボボックス60での言語選択を受け付ける。この選択を受け付けると、入力部22bは選択された言語(選択言語)を示す選択言語情報を、サーバ装置10に送信する。
言語選択受付部112は、選択言語情報を受信する。この選択言語情報により示される選択言語が初期設定言語と異なる場合、言語選択受付部112は表示データ生成部12に対し、選択言語で改善状況一覧画面を表示するための改善状況一覧画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、改善状況一覧画面生成元データを読み出して選択言語で改善状況一覧画面を表示するための選択言語改善状況一覧画面表示データを生成し、出力部21bに対して送信する。
出力部21bは、受信した選択言語改善状況一覧画面表示データに基づき、選択言語で改善状況一覧画面を再表示する。
次に、入力部22bは、改善状況一覧画面において検索条件記入欄61に含まれる各項目記入欄への入力を受け付け、検索ボタン62が押下されると、これら入力された情報を入力処理部11に送信する。
表示指示受付部110は、検索条件記入欄61に含まれる各項目記入欄に入力された情報を受信すると、該情報に基づき、ログイン企業グループについての指摘事項ファイルの中から、0以上の指摘事項関連情報セットを選択する。具体的には、表示指示受付部110は、検索条件記入欄61に含まれる各項目記入欄に入力された情報と、指摘事項関連情報セットに含まれる情報と、が一致乃至部分一致するものを選択することが好適である。
指摘事項関連情報セットを選択すると、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に改善状況一覧画面表示データを再生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、改善状況一覧画面生成元データを読み出して選択言語で改善状況一覧画面を表示するための選択言語改善状況一覧画面表示データを再生成し、出力部21bに対して送信する。
このとき、表示データ生成部12は、指摘事項関連情報セットに含まれる各情報を一覧表表示部63に含め、さらに各指摘事項関連情報セットのうちの少なくとも一部の情報(例えば指摘事項番号)については該指摘事項関連情報セットにより特定される改善状況詳細画面へのハイパーリンクを設定して、選択言語改善状況一覧画面表示データを生成する。
さらに、表示データ生成部12は、各指摘事項番号に対応付けて改善報告テーブルに記憶される改善報告の少なくとも一部(ここでは進捗情報)を、各指摘事項と対応付けて一覧表表示部63に含める。
出力部21bは、受信した選択言語改善状況一覧画面表示データに基づき、選択言語で改善状況一覧画面を再表示する。これにより、出力部21bは、指摘事項関連情報セットに含まれる指摘事項のうち、選択言語で記述された指摘事項を表示するとともに、該指摘事項を表示する際、該指摘事項を含む指摘事項関連情報セットに対応する改善報告の少なくとも一部(ここでは進捗情報)を、該指摘事項と対応付けて、一覧表表示部63に表示する。
また、表示指示受付部110によって複数の指摘事項関連情報セットが選択された場合、出力部21bは、複数の指摘事項関連情報セットにそれぞれ含まれる指摘事項のうち、選択言語で記述された複数の指摘事項と、これらの各指摘事項が含まれる複数の指摘事項関連情報セットにそれぞれ対応付けて記憶される改善報告の少なくとも一部(ここでは進捗情報)と、を対応付けて、一覧表表示部63に表示する。
つまり、出力部21bは、図9に例示するように、指摘事項関連情報セット及び改善報告セットの少なくとも一部を一覧表表示部63に表示する。
入力部22bは、改善状況一覧画面において各指摘事項関連情報セットについて設定されたハイパーリンクのクリックを受け付ける。ある指摘事項関連情報セットについて設定されたハイパーリンクがクリックされると、入力部22bは、この指摘事項関連情報セット(以下、表示対象指摘事項関連情報セットと称する。)により特定される改善状況詳細画面を示す改善状況詳細画面情報を入力処理部11に送信する。
改善状況詳細画面情報を受信すると、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に表示対象指摘事項関連情報セットについての改善状況詳細画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、改善状況詳細画面生成元データを読み出して、選択言語で表示対象指摘事項関連情報セットを表示するための選択言語改善状況詳細画面表示データを生成し、出力部21bに対して送信する。
このとき、表示データ生成部12は、ログイン企業グループについての指摘事項ファイルから表示対象指摘事項関連情報セットを読み出し、該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる各情報を指摘事項番号表示欄70、基本事項欄72、及び指摘事項表示欄73に含める。具体的には、表示データ生成部12は、指摘事項番号表示欄70には該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる指摘事項番号を、基本事項欄72には該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる企業グループ名、会社名、指摘場所、指摘区分、及び調査日を、それぞれ含める。また、表示データ生成部12は、指摘事項表示欄73には、該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる会社通番と、該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる指摘事項のうち選択言語で記述された指摘事項と、を含めるとともに、該表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる写真データファイルにより示される写真を貼り付ける。
また、表示データ生成部12は、言語選択コンボボックス60に設定したのと同様にして言語選択コンボボックス71に選択可能とする言語を設定した上で、選択言語を初期選択言語とする。
さらに、改善報告テーブルにおいて、表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる指摘事項番号と対応付けて改善報告セットが記憶されていれば、表示データ生成部12は該改善報告セット(以下、表示対象改善報告セットと称する。)を取得する。そして、表示対象改善報告セットに含まれる各情報を、基本事項欄72及び改善内容欄74に含める。以下、この点について詳細に説明する。
表示データ生成部12は、表示対象改善報告セットに含まれる改善内容のうち、選択言語で記述された改善内容を取得する。表示データ生成部12は、取得した改善内容を、改善内容欄74に含める。
また、表示データ生成部12は、表示対象改善報告セットに、選択言語以外の言語で記述された改善内容が記憶されているか否かを判断する。記憶されていると判断した場合、表示データ生成部12は、他言語登録情報表示欄745に該改善内容を示す情報を含める。図10では、「中文で改善内容の登録がされています」という表示を含めることにより、選択言語(日本語)以外の言語(中国語)で記述された改善内容を示す情報が含められている。
また、表示データ生成部12は、複数の上記進捗情報候補情報を取得する。ここでは、進捗情報選択候補情報は「0」「1」「2」の3つである。表示データ生成部12は、これら取得した進捗情報選択候補情報を、進捗選択コンボボックス721において選択可能とすることを決定する。そしてさらに、表示データ生成部12は、表示対象改善報告セットに含まれる進捗情報を取得し、この取得した進捗情報を、進捗選択コンボボックス721の初期選択進捗情報とすることを決定する。
次に、表示データ生成部12は、選択言語に応じて、記憶部13に記憶される変換処理用の言語データに基づき、各進捗情報候補情報を言語データに変換する処理を行う。例えば、選択言語が日本語であれば、表示データ生成部12は、変換処理用の言語データに基づき、進捗情報候補情報「0」を言語データ「未実施」に、進捗情報候補情報「1」を言語データ「検討中」に、進捗情報候補情報「2」を言語データ「実施済」に、それぞれ変換する。表示データ生成部12は、このような変換により得られた各言語データを進捗選択コンボボックス721において選択可能とし、そのうち上記取得した進捗情報に対応する言語データを初期選択進捗情報とする。
また、表示データ生成部12は、表示対象改善報告セットに含まれる担当者情報、完了予定日情報、及び改善完了日情報を取得する。そして、表示データ生成部12は、取得した担当者情報を示す言語データを担当記入欄722に含め、取得した完了予定日情報を示す非言語データ及び改善完了日情報を示す非言語データを、それぞれ完了予定日記入欄743及び改善完了日記入欄744に含める。なお、担当者情報は上述のように特定の言語で記述されており、表示データ生成部12は、選択言語に関わらず記述されている言語で、この担当者情報を示す言語データを担当記入欄722に含める。
他に、表示データ生成部12は、表示対象改善報告セットに含まれ改善写真情報により示される写真データファイルを取得する。そして、表示データ生成部12は、取得した写真データファイルにより示される写真を改善写真貼付欄742に貼り付ける。
出力部21bは、受信した選択言語改善状況詳細画面表示データに基づき、選択言語で改善状況詳細画面を表示する。このとき、図10に例示するように、表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる各情報、改善報告セットに含まれる各情報、及び選択言語以外の言語で記述された改善内容を示す情報が表示される。
この改善状況詳細画面において、入力部22bは言語選択コンボボックス71での言語選択を受け付ける。この選択を受け付けると、入力部22bは選択された言語(選択言語)を示す選択言語情報を、サーバ装置10に送信する。この選択言語情報に応じて、言語選択受付部112及び表示データ生成部12は上述した処理と同様の処理により、変更後の選択言語で改善状況詳細画面を表示するための選択言語改善状況詳細画面表示データを生成し、出力部21bに対して送信する。
出力部21bは、受信した選択言語改善状況詳細画面表示データに基づき、変更後の選択言語で改善状況詳細画面を再表示する。これにより、出力部21bは、指摘事項群に含まれる指摘事項のうち、選択言語で記述された指摘事項を表示するとともに、該指摘事項を表示する際、該指摘事項を含む指摘事項関連情報セットに対応する改善報告の少なくとも一部(ここでは改善内容等)を、該指摘事項と対応付けて表示する。
入力部22bは、また、改善状況詳細画面において表示した指摘事項と同じ言語で記述された改善報告の入力を受け付ける。具体的には、入力部22bは、進捗選択コンボボックス721の選択、担当記入欄722、改善内容記入欄741、完了予定日記入欄743、及び改善完了日記入欄744の各欄への入力、改善写真貼付欄742への写真の貼付、をそれぞれ選択言語により受け付け、登録ボタン75が押下されると、これら選択、入力、又は貼付された情報(改善報告情報)を入力処理部11に送信する。
改善報告受付部113は、クライアント端末装置20bから上記改善報告情報を受信し、改善報告テーブルにおいて表示対象改善報告セットが既に記憶されていれば、該表示対象改善報告セットを受信した改善報告情報により上書きする。一方、改善報告受付部113は、改善報告テーブルにおいて表示対象改善報告セットが記憶されていない場合には、表示対象指摘事項関連情報セットに含まれる指摘事項番号と対応する改善報告セットとして、受信した改善報告情報をその内容とする改善報告セットを生成する。
以上説明したようにして、工場の担当者はサーバ装置10に改善報告を入力し、サーバ装置10は入力された改善報告を指摘事項群と対応付けて記憶する。
最後に、上記選択画面において、改善状況一覧画面表示ボタン46が押下された場合の処理のための構成について説明する。この場合、入力部22aは、サーバ装置10に対し、改善状況一覧画面表示ボタン46を示す選択ボタン情報を送信する。
表示指示受付部110は、上述のように、この選択ボタン情報を受信する。この選択ボタン情報が改善状況一覧画面表示ボタン46を示している場合、表示指示受付部110は、表示データ生成部12に改善状況一覧画面表示データを生成するよう指示する。この指示を受けた表示データ生成部12は、上述した処理と同様の処理により、改善状況一覧画面生成元データを読み出して所定の初期設定言語(ここでは日本語とする。)で改善状況一覧画面を表示するための初期設定言語改善状況一覧画面表示データを生成し、出力部21aに対して送信する。
出力部21aは、受信した初期設定言語改善状況一覧画面表示データに基づき、初期設定言語で改善状況一覧画面を表示する。この改善状況一覧画面や改善状況詳細画面に関連する詳細な構成については、上記同様である。ただし、ユーザIDによりユーザがコンサルタントであることが示される場合には、改善状況詳細画面において指摘事項表示欄73についても入力可能とし、これらが入力され、かつ登録ボタン75が押下された場合には、入力処理部11が入力内容に応じて指摘事項ファイルを更新することとしてもよい。
以上説明したように、リスクマネジメントシステム1は、提示データ情報として指摘事項の少なくとも一部を表示する際、表示した指摘事項が含まれる指摘事項関連情報セットに対応する改善報告が入力されていれば、その改善報告を示す情報(改善状況一覧表示画面における進捗情報や、改善状況詳細表示画面において他言語登録情報表示欄745に含められる情報など)を表示する。これによれば、利用者は、いずれの言語で記述された指摘事項を読む場合であっても、該指摘事項を含む指摘事項関連情報セットに対応する改善報告が入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
また、リスクマネジメントシステム1は、提示データ情報として指摘事項の少なくとも一部を表示する際、その指摘事項と同じ言語(例えば日本語)で記述された改善内容(例えば日本語で記述された改善内容)が入力されていなかったとしても、指摘事項関連情報セットに対応する改善内容(例えば中国語で記述された改善内容)が入力されていれば、その改善内容を示す情報(他言語登録情報表示欄745に含められる情報)を表示する(改善状況詳細表示画面)。これによれば、利用者は、いずれの言語で記述された指摘事項を読む場合であっても、改善内容が記述された言語にかかわらず、該指摘事項を含む指摘事項関連情報セットに対応する改善内容が入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
さらに、リスクマネジメントシステム1は、複数の指摘事項を表示する際、該各指摘事項がそれぞれ含まれる複数の指摘事項関連情報セットにそれぞれ対応する進捗情報が入力されていれば、それらの進捗情報を各指摘事項と対応付けて表示する(改善状況一覧表示画面)。これによれば、利用者は、いずれの言語で複数の指摘事項を読む場合であっても、該各指摘事項をそれぞれ含む指摘事項関連情報セットにそれぞれ対応する進捗情報が入力されていることを知ることができるので、異なる言語を使用する利用者との間での情報の共有を容易に行うことができる。
また、進捗情報は特定の言語に依らない非言語データ(例えば数値データ)であり、指摘事項関連情報セットごとに記憶されるので、ある言語で指摘事項を表示する際にこの進捗情報を表示することにより、互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有が容易に行えるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態ではリスクマネジメントシステムに本発明を適用した場合について説明したが、互いに異なる言語を使用する複数の利用者の間での情報の共有を行うためのオンラインシステムであれば、本発明を好適に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るリスクマネジメントシステムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るリスクマネジメントシステムの機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態に係るユーザIDテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係るログイン画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る選択画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る指摘事項入力画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る指摘事項ファイルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る改善報告テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る改善状況一覧画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係る改善状況詳細画面を示す図である。
符号の説明
1 リスクマネジメントシステム、10 サーバ装置、11 入力処理部、12 表示データ生成部、13 記憶部、20a,20b クライアント端末装置、21a,21b 出力部、22a,22b 入力部、30 インターネット、40 ユーザID入力ボックス、41 パスワード入力ボックス、42 ログインボタン、45 指摘事項入力画面表示ボタン、46 改善状況一覧画面表示ボタン、50 グループ選択コンボボックス、51 指摘事項ファイルアドレス入力ボックス、52,75 登録ボタン、60,71 言語選択コンボボックス、61 検索条件記入欄、62 検索ボタン、63 一覧表表示部、70 指摘事項番号表示欄、72 基本事項欄、73 指摘事項表示欄、74 改善内容欄、110 表示指示受付部、111 指摘事項受付部、112 言語選択受付部、113 改善報告受付部、721 進捗選択コンボボックス、722 担当記入欄、741 改善内容記入欄、742 改善写真貼付欄、743 完了予定日記入欄、744 改善完了日記入欄、745 他言語登録情報表示欄。

Claims (5)

  1. 互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の提示データを含んでなる提示データ群を記憶する提示データ群記憶手段と、
    言語の選択を受け付ける言語選択受付手段と、
    前記提示データ群記憶手段により記憶される提示データ群に含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された提示データを示す提示データ情報を表示する提示データ表示手段と、
    前記提示データ群に対応する対応データの入力を受け付ける対応データ入力受付手段と、
    を含み、
    前記提示データ表示手段は、前記提示データ情報を表示する際、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する前記対応データを示す対応データ情報を、該提示データ情報と対応付けて表示する、
    ことを特徴とするオンラインシステム。
  2. 請求項1に記載のオンラインシステムにおいて、
    前記対応データ入力受付手段は、前記提示データ表示手段により表示した提示データ情報により示される提示データと同じ言語で記述された対応データの入力を受け付ける、
    ことを特徴とするオンラインシステム。
  3. 請求項1に記載のオンラインシステムにおいて、
    前記提示データ群記憶手段は、複数の提示データ群を記憶し、
    前記提示データ表示手段は、前記複数の提示データ群にそれぞれ含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された複数の提示データをそれぞれ示す複数の提示データ情報と、これらの各提示データが含まれる複数の提示データ群にそれぞれ対応する前記対応データを示す対応データ情報と、を対応付けて表示する、
    ことを特徴とするオンラインシステム。
  4. 請求項3に記載のオンラインシステムにおいて、
    前記対応データは、特定の言語に依らない非言語データであり、
    前記提示データ群記憶手段は、前記各提示データ群と、前記各提示データ群にそれぞれ対応する対応データと、を対応付けて記憶し、
    前記提示データ表示手段は、前記複数の提示データ群にそれぞれ含まれる提示データのうち、前記言語選択受付手段により受け付けられた言語で記述された複数の記述データをそれぞれ示す複数の提示データ情報と、これらの各提示データが含まれる複数の提示データ群とそれぞれ対応付けて記憶される前記対応データを示す対応データ情報と、を対応付けて表示する、
    ことを特徴とするオンラインシステム。
  5. 言語の選択を受け付ける言語選択受付ステップと、
    互いに異なる言語で同じ内容を記述した複数の提示データを含んでなる提示データ群を記憶する提示データ群記憶手段により記憶される提示データ群に含まれる提示データのうち、前記言語選択受付ステップにおいて受け付けられた言語で記述された提示データを示す提示データ情報を表示する提示データ表示ステップと、
    前記提示データ表示ステップにおいて表示した提示データ情報により示される提示データに対応する対応データの入力を受け付ける対応データ入力受付ステップと、
    を含み、
    前記提示データ表示ステップにおいて、前記提示データ情報を表示する際、該提示データ情報により示される提示データを含む提示データ群に対応する前記対応データを示す対応データ情報を、該提示データ情報と対応付けて表示する、
    ことを特徴とする異言語使用者間情報共有方法。
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