JP6429991B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置、特に空気調和装置の熱交換器の配置に関するものである。
例えば、ビルの屋上に設置され、機械ユニットに収納した圧縮機に接続される熱交換器を備えた熱交換ユニットが一般的に知られている。この種の熱交換ユニットは、近年のインテリジェントビル化に伴う空調負荷もしくは冷凍負荷の増加により、同じ屋上の据付面積に従来よりも多くの熱交換ユニットを設置する必要から当該熱交換ユニットの集合設置化が望まれている。
この要望を満たすために、従来、複数の熱交換器を正面視W字型に設置し、隣接する機器の集合設置を可能とした空気調和装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−83624号公報
特許文献1に開示された空気調和装置においては、熱交換ユニットの正面視においてW字型になるように熱交換器を配置し、熱交換器の表面積を確保している。しかし、空気調和装置の小型化及び高性能化に伴い、熱交換ユニットの筐体の寸法を維持しつつ熱交換器を大きくしなければならないが、熱交換器を正面視W字型で配置した場合には必要な熱交換器の表面積を確保できないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、熱交換ユニットの筐体の大きさを維持しつつ、熱交換器の表面積を増加させた空気調和装置を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和装置は、上部に吹出口が形成された筐体と、前記筐体内に取り付けられた状態において水平方向に延伸し、高さ方向に多列に配置された伝熱管を有する熱交換器と、前記筐体の底部に設けられ、前記熱交換器を支持し、吸込口が設けられた台枠と、前記台枠の上部に設けられた枠体と、を備えた空気調和装置であって、前記熱交換器は、前記筐体の前面側に傾斜して配置された第一の熱交換器と、前記筐体の背面側に配置され、前記第一の熱交換器と同じ向きに傾斜した第二の熱交換器と、前記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器との間に、前記第一の熱交換器及び前記第二の熱交換器とは異なる向きに傾斜して配置された第三の熱交換器と、を有し、前記第一の熱交換器の下部と前記第三の熱交換器の下部とは、前記枠体により支持されており、前記枠体により通風路が形成されている。
本発明によれば、第一の熱交換器、第二の熱交換器及び第三の熱交換器を筐体内に傾斜して配置することで、熱交換器の表面積を増加させることが可能な空気調和装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の熱交換器を正面から見た模式図である。 本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の概略斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の概略斜視図である。 空気調和装置の正面側から見た側面概略図である。 熱交換器をV字形に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 熱交換器を前面側に垂直に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 熱交換器を後面側に垂直に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。 前面側の熱交換器の上部を後面側に傾けた場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。
以下、本発明の空気調和装置1の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
[空気調和装置1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の概略斜視図である。図1に示されるように、空気調和装置1は、前面の上段に前面上パネル2、前面の中段に前面中パネル3、前面の下段に前面下パネル4を備えている。また、空気調和装置1は、右側面に右側面パネル5、左側面に左側面パネル6、後面に後面パネル11、底部に台枠9、上部に吹出口51を備えている。空気調和装置1の筐体は、上記の前面上パネル2、前面中パネル3、前面下パネル4、右側面パネル5、左側面パネル6、後面パネル11、台枠9、吹出口51及び柱(図示省略)により構成されている。空気調和装置1の筐体は、幅広の構造、つまり筐体の奥行き(右側面パネル5及び左側面パネル6の横幅)に比べ、筐体の横幅(前面上パネル2等の横幅)が大きい構造となっている。台枠9には、空気を吸い込む下吸込口50が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の熱交換器を正面から見た模式図である。図2に示されるように、熱交換器20、21、22は、水平方向に延伸し、高さ方向に多列に配置された伝熱管23、及び伝熱管23の間に配置された複数枚のフィン24から構成されている。また、熱交換器20、21、22の高さ及び横幅は奥行きに比べて大きいため、熱交換器20、21、22は薄い平板状を成している。伝熱管23内には圧縮機(図示省略)から送られた冷媒が流通し、冷媒は伝熱管23及びフィン24を介して、空気調和装置1内を通過する空気との間で熱交換が行われる。なお、熱交換器20の上端部を上部20aとし、下端部を下部20bとし、左端部を左部20cとし、右端部を右部20dとする。同様に、熱交換器21の上端部を上部21aとし、下端部を下部21bとし、左端部を左部21cとし、右端部を右部21dとする。同様に、熱交換器22の上端部を上部22aとし、下端部を下部22bとし、左端部を左部22cとし、右端部を右部22dとする。
なお、熱交換器20、21、22により、本発明の「熱交換器」が構成される。また、熱交換器20は、本発明における「第一の熱交換器」に相当する。また、熱交換器21は、本発明における「第三の熱交換器」に相当する。また、熱交換器22は、本発明における「第二の熱交換器」に相当する。
[熱交換器20、21、22の配置]
図3は、本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図3に示されるように、空気調和装置1内には、熱交換器20、21、22及び送風機25が設けられている。台枠9が熱交換器20、21、22の下部20b、21b、22bを支えることで、台枠9の上部に熱交換器20、21、22が設けられている。また、熱交換器20、21、22の上部に送風機25が設けられ、送風機25の上部に、吹出口51が設けられている。台枠9の上部に設けられた下吸込口50の下部は、台枠9により空気の流通をスムーズにするための十分なスペースが設けられている。
熱交換器は、空気調和装置1の前面下パネル4側から後面パネル11側に向かって、熱交換器20、熱交換器21及び熱交換器22の順で配置されている。また、熱交換器20、21、22の左部20c、21c、22cは紙面に対し手前側、つまり左側面パネル6側に位置し、熱交換器20、21、22の右部20d、21d、22dは紙面に対し奥側、つまり右側面パネル5側に位置している。
熱交換器20の下部20bは、上部20aより筐体の背面側(後面パネル11側)に位置することで、熱交換器20は傾斜している。熱交換器22の下部22bは、上部22aより筐体の背面側(後面パネル11側)に位置することで、熱交換器22は熱交換器20と同じ向きに傾斜している。熱交換器21の上部21aは、下部21bより筐体の背面側(後面パネル11側)に位置することで、熱交換器21は、熱交換器20及び熱交換器22と異なる向きに傾斜している。また、上部20aと上部21aとは離間して配置され、下部20bと下部21bとは近接して配置されている。さらに、上部21aと上部22aとは近接して配置され、下部21bと下部22bとは離間して配置されている。このようにして、熱交換器20、21、22は、左側面から見てN字形に構成されている。
送風機25は、空気調和装置1の下部の下吸込口50から外部の空気を空気調和装置1内に取り込み、熱交換器20、21、22内を流れる冷媒と熱交換を行わせ、当該空気を吹出口51から排出させる。この際、熱交換器20、21、22の各々は、傾斜しているため、下吸込口50から吹出口51へ通過する空気が、効率良く熱交換器20、21、22に当たることができる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図4に示されるように、空気調和装置1は、前面下パネル4の空気調和装置1内側に制御装置を内蔵した制御箱10及びヒートシンク(図示省略)を備えている。制御箱10内の制御装置は、室内機側の制御装置(図示省略)から指令を受け、送風機25等の駆動を制御するが、この際、制御箱10は発熱するため冷却する必要がある。そこで、制御箱10を空気調和装置1内の風路上に配置することで、制御箱10及びヒートシンクを冷却することが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図5に示されるように、空気調和装置1は、後面パネル11の空気調和装置1内側の上部に制御箱10を備えている。この場合も上述したように、制御箱10が空気調和装置1内の風路上に配置されるので、制御箱10及びヒートシンク(図示省略)を冷却することが可能となる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る下吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図6に示されるように、空気調和装置1は、左側面パネル6又は右側面パネル5の空気調和装置1内側に制御箱10を備えている。この場合も上述したように、制御箱10が空気調和装置1内の風路上に配置されるので、制御箱10及びヒートシンク(図示省略)を冷却することが可能となる。
以上のことから、従来において熱交換器を筐体の正面視W字形に配置するが、筐体の奥行きが狭いため熱交換器の幅を十分にとることができず、それにより、熱交換器の横幅が狭くなり表面積を大きくすることができなかった。しかし、熱交換器20、21、22を筐体内で各々傾斜を持たせて、筐体の左側面視N字形となるように配置する。このようにすることで、熱交換器20、21、22は横幅を大きく増加させることができるため、合計の表面積を増加させた空気調和装置1を得ることができる。
また、制御箱10を空気調和装置1内の風路上に配置することで、熱交換器20、21、22に空気を送風しつつ、制御箱10の冷却をすることが可能な空気調和装置1を得ることができる。
なお、熱交換器20、21、22の傾斜の角度は、空気調和装置1の筐体の形状に合わせて任意に変更して良い。また、本実施の形態1において、熱交換器20、21、22を筐体の左側面視N字形となるように配置した例を示したが、本発明はこれに限定されず、筐体の右側面視N字形となるように配置してもよい。このことは、後述する実施の形態2及び3についても同様である。
実施の形態2.
本実施の形態2における空気調和装置1の基本的な構成は実施の形態1における空気調和装置1と同様であるため、以下、実施の形態1との相違点を中心に本実施の形態2を説明する。実施の形態1と本実施の形態2との相違点は、空気の吸い込みを下吸込口50からだけでなく、空気調和装置1の前面側からも吸い込む点である。
図7は、本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の概略斜視図である。図7に示されるように、空気調和装置1の前面の前面下パネル4の代わりに前網8を設け、前網8には、空気調和装置1内へ空気を取り込むための前吸込口52が形成されている。また、台枠9には、空気を吸い込む下吸込口50が形成されている。このことから、本実施の形態2に係る空気調和装置1は、前吸込口52及び下吸込口50から外部の空気を空気調和装置1内に取り込むことができる。
図8は、本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図8に示されるように、空気調和装置1内には、熱交換器20、21、22及び送風機25が設けられている。台枠9の上部には中空状の枠体27が設けられ、熱交換器20の下部20b及び熱交換器21の下部21bは、枠体27により支持されている。また、熱交換器20、21、22の上部には送風機25が設けられ、送風機25の上部には、吹出口51が設けられている。
熱交換器20の下部20bと熱交換器21の下部21bとは近接しており、さらに下部20b及び下部21bは、枠体27により支持されることで枠体27の中空部分に通風路30を形成している。送風機25により前吸込口52から取り込まれた空気の一部は熱交換器20に直接到達し、他の空気は通風路30を通ることで熱交換器21、22に到達することができる。これにより、前吸込口52から取り込まれた空気は、熱交換器20、21、22を通過して冷媒と熱交換を行うことができる。一方で、下吸込口50から取り込まれた空気は、熱交換器20、21、22を直接通過して冷媒と熱交換を行う。なお、本実施の形態2において枠体27により通風路30を形成した例を示したが、本発明はこれに限定されず、架台や支持体によって下部20b及び下部21bを支持し、通風路30を形成してもよい。また、吊り具によって熱交換器20、21を吊るすことで下部20b及び下部21bを持ち上げて、通風路30を形成してもよい。
図9〜11は、本発明の実施の形態2に係る下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図9〜11に示されるように、制御箱10を空気調和装置1内の風路上に配置することで、制御箱10及びヒートシンク(図示省略)を冷却することが可能となる。
以上のことから、空気調和装置1の前面の前面下パネル4の代わりに前網8を設け、前網8に、空気調和装置1内へ空気を取り込むための前吸込口52を形成し、空気を前吸込口52及び下吸込口50から取り込む。さらに、熱交換器20、21と台枠9との間に通風路30を設ける。このようにすることで、取り込む空気の量を低下させないと共に、熱交換器20、21、22との熱交換の効率を低下させない空気調和装置1を得ることができる。また、前吸込口52及び下吸込口50から分散して空気を取り込むことが可能であるので、下吸込口50からのみ空気を取り込む場合に比べて騒音を抑制する空気調和装置1を得ることができる。
なお、本実施の形態2において、前吸込口52及び下吸込口50から空気調和装置1内へ空気を取り込んだ例を示したが、本発明はこれに限定されず、前吸込口52からのみ空気を空気調和装置1内へ取り込んでもよい。このことは、後述する実施の形態3においても同様である。
実施の形態3.
本実施の形態3における空気調和装置1の基本的な構成は実施の形態1における空気調和装置1と同様であるため、以下、実施の形態1との相違点を中心に本実施の形態3を説明する。実施の形態1と本実施の形態3との相違点は、熱交換器20より前面側に配管7及び制御箱10を集約して配置している点である。
図12は、本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の概略斜視図である。図12に示されるように、空気調和装置1内であって熱交換器20より前面側には、制御箱10と冷凍サイクルの一部を構成し冷媒が流通する配管7が集約して設けられている。また、冷媒を圧縮して熱交換器20、21、22に冷媒を送出する圧縮機(図示省略)は、空気調和装置1の室内機側に設けられている。
以上のことから、配管7及び制御箱10が空気調和装置1内であって熱交換器20より前面側に配置されることで、前面下パネル4等を取り外し、配管7及び制御箱10に対して容易にサービスメンテナンスを行うことができる空気調和装置1を得ることができる。
上記の実施の形態1〜3において、熱交換器20、22の上部20a、22aが筐体の前面側に位置することで、熱交換器20、22を同じ向きに傾斜させる一方で、熱交換器21は熱交換器20、22と異なる向きに傾斜している。そして、熱交換器20、21、22を側面視においてN字形にする形態について述べたが、以下、熱交換器20、21、22をそのような構成にしなければならない理由について説明する。
図13は、空気調和装置の正面側から見た側面概略図である。図13に示されるように、空気調和装置1内に熱交換器20、21、22、26をW字形に配置し、表面積を確保するために熱交換器20、21、22、26を高さ方向に大きくする方法も可能である。しかし、空気調和装置1の筐体の大きさを一定にしたまま熱交換器20、21、22、26を高さ方向に大きくする分だけ、送風機25の大きさを従来のものより小さくする必要がある。これにより、空気調和装置1内を流れる空気の風量が不足するという問題が生じてしまう。
図14は、熱交換器をV字形に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図14に示されるように、空気調和装置1内に熱交換器20、21をV字形に配置することも可能である。しかし、熱交換器20、21をV字形にした場合、N字形にする場合に比べて、必要な表面積を確保できないという問題が生じてしまう。
図15は、熱交換器を前面側に垂直に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図15に示されるように、前面側にある熱交換器20を台枠9に対し垂直に配置し、熱交換器21、22をV字形又は逆V字形にして配置することも可能である。しかし、前面側にある熱交換器20が台枠9に対して垂直に配置されることで、空気調和装置1内の前面側に配管及び制御箱を配置することができなくなり、サービスメンテナンス性が悪化するという問題が生じてしまう。
図16は、熱交換器を後面側に垂直に配置した場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図16に示されるように、後面側にある熱交換器22を台枠9に対し垂直に配置し、熱交換器20、21をV字形又は逆V字形にして配置することも可能である。この場合、必要な熱交換の面積を確保しつつ、空気調和装置1内の前面側に配管及び制御箱を配置することが可能である。しかし、下吸い込み及び前面吸い込み仕様の空気調和装置1の場合、後面側にある熱交換器22に空気を送風することが困難になるという問題が生じてしまう。
図17は、前面側の熱交換器の上部を後面側に傾けた場合の空気調和装置の左側面から見た側面概略図である。図17に示されるように、前面側にある熱交換器20の上部20aを下部20bより後面側に配置し、熱交換器20を傾斜して配置する。そして、熱交換器21、22をV字形又は逆V字形にして配置することも可能である。この場合、必要な熱交換の面積を確保することが可能である。しかし、前面吸い込み仕様の空気調和装置1の場合、後面側にある熱交換器21、22に空気を送風することが困難になるという問題が生じてしまう。
以上の理由から、実施の形態1〜3で示した通り、熱交換器20、22を同じ向きに傾斜させる一方で、熱交換器21は熱交換器20、22と異なる向きに傾斜させ、さらに、熱交換器20、21、22を側面視N字形に配置しなければならないことが言える。
1 空気調和装置、2 前面上パネル、3 前面中パネル、4 前面下パネル、5 右側面パネル、6 左側面パネル、7 配管、8 前網、9 台枠、10 制御箱、11 後面パネル、20 熱交換器、20a 上部、20b 下部、20c 左部、20d 右部、21 熱交換器、21a 上部、21b 下部、21c 左部、21d 右部、22 熱交換器、22a 上部、22b 下部、22c 左部、22d 右部、23 伝熱管、24 フィン、25 送風機、26 熱交換器、27 枠体、30 通風路、50 下吸込口、51 吹出口、52 前吸込口。

Claims (8)

  1. 上部に吹出口が形成された筐体と、
    前記筐体内に取り付けられた状態において水平方向に延伸し、高さ方向に多列に配置された伝熱管を有する熱交換器と、
    前記筐体の底部に設けられ、前記熱交換器を支持し、吸込口が設けられた台枠と、
    前記台枠の上部に設けられた枠体と、
    を備えた空気調和装置であって、
    前記熱交換器は、
    前記筐体の前面側に傾斜して配置された第一の熱交換器と、
    前記筐体の背面側に配置され、前記第一の熱交換器と同じ向きに傾斜した第二の熱交換器と、
    前記第一の熱交換器と前記第二の熱交換器との間に、前記第一の熱交換器及び前記第二の熱交換器とは異なる向きに傾斜して配置された第三の熱交換器と、
    を有し、
    前記第一の熱交換器の下部と前記第三の熱交換器の下部とは、
    前記枠体により支持されており、
    前記枠体により通風路が形成されてい
    空気調和装置。
  2. 前記第一の熱交換器の上部と前記第三の熱交換器の上部とを離間させ、前記第一の熱交換器の下部と前記第三の熱交換器の下部とを近接して配置し、
    前記第二の熱交換器の上部と前記第三の熱交換器の上部とを近接させ、前記第二の熱交換器の下部と前記第三の熱交換器の下部とを離間して配置し、
    前記第一の熱交換器の下部は、前記第一の熱交換器の上部に対し、前記筐体の背面側に配置されている
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記熱交換器は、
    前記筐体の側面視においてN字形に構成されている
    請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記熱交換器に送風する送風機を更に備え、
    前記送風機は、
    前記筐体の下部及び前面の内、少なくとも一方から空気を吸い込む
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記送風機を制御する制御装置を内蔵した制御箱を、更に備え、
    前記制御箱は、
    前記筐体の内側に配置されている
    請求項に記載の空気調和装置。
  6. 前記熱交換器に接続され、冷媒を流通させる配管部品を更に備え、
    前記配管部品は、
    前記筐体の前面側と前記第一の熱交換器との間に配置されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  7. 室内機と、
    冷媒を圧縮し前記熱交換器に前記冷媒を送出する圧縮機と、を更に備え、
    前記圧縮機は、
    前記室内機内に設けられている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  8. 前記筐体の前面に、前記台枠に設けられた前記吸込口とは異なる吸込口が設けられている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の空気調和装置。
JP2017505942A 2015-03-18 2015-03-18 空気調和装置 Expired - Fee Related JP6429991B2 (ja)

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