JP6428544B2 - 疲労試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検査体の内圧に対する疲労耐久性を評価する内圧疲労試験に用いられる疲労試験装置に関する。
従来、被検査体が有する内部空間に充填されている流体に加圧と減圧とを繰り返し、その圧力変化に対する当該被検査体の疲労耐久性を評価する内圧疲労試験が知られている。内圧疲労試験に用いられる疲労試験装置は、被検査体の内部空間の流体が高圧になるときと低圧になるときとを繰り返すよう内部空間に連通している加圧室の流体に対して加圧と減圧とを繰り返す。例えば、特許文献1には、加圧室を形成する加圧室形成部材、及び、加圧室形成部材と接合しプランジャを往復移動可能に収容するプランジャ収容部材を備える疲労試験装置が記載されている。
特開2010−261760号公報
一般に、内圧疲労試験は、内部空間の流体の圧力、いわゆる、内圧を被検査体の実使用時に内部空間に導入される流体の圧力に比べて高い圧力とし、かつ、内部空間の流体に対する加圧と減圧との繰り返しによる圧力変化の単位時間当たりの回数を多くする加速試験によって行われる。
内圧を実使用時の圧力より高い圧力とする場合、加圧室の流体が外部に漏れ出さないようプランジャとプランジャ収容部材の内壁との間には耐圧性が高いシール部材が設けられることがある。しかしながら、特許文献1に記載の疲労試験装置は、プランジャとプランジャ収容部材の内壁との間に加圧室からの流体の流出を防止するシール部材を備えていないため、プランジャが往復移動するたびにプランジャとプランジャ収容部材の内壁との間から流体が漏れるおそれがある。このため、加圧室の流体を実使用時の圧力より高い圧力とすることができないおそれがある。
一方、内圧を実使用時の圧力より高い圧力とするために耐圧性が高いシール部材を用いると、当該シール部材はプランジャやプランジャ収容部材の内壁との密着性が高いため、プランジャの往復移動によって摺動摩耗しシール部材が破損するおそれがある。特に、内部空間の流体における圧力変化の単位時間当たりの回数が多くなると、プランジャとシール部材とが摺動する時間が長くなるため、シール部材が破損しやすくなる。このため、比較的長時間にわたる内圧疲労試験では、加圧室の流体を所定の圧力まで加圧できなくなるおそれがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、被検査体内の流体における圧力変化の単位時間当たりの回数を多くしつつ、当該流体を所定の圧力まで加圧可能な疲労試験装置を提供することにある。
本発明は、被検査体(5)の内部空間(6)に充填されている流体の加圧と減圧とを繰り返し被検査体の疲労耐久性を評価する内圧疲労試験に用いられる疲労試験装置(1)であって、加圧部(10)、加圧用プランジャ(15)、加圧用駆動部(20)、調整用プランジャ(35)、調整用駆動部(40)、圧力検出部(45)、及び、制御部(50)を備える。
加圧部は、内部空間に連通する加圧室(100)を有する。
加圧用プランジャは、加圧室を形成する加圧部の内壁(12)に摺動可能に設けられ、内部空間の流体を加圧または減圧するよう加圧室を往復移動する。
加圧用駆動部は、加圧用プランジャを駆動する。
調整用プランジャは、加圧部内に往復移動可能に設けられ、一端(351)が加圧室に突出可能である。
調整用駆動部は、調整用プランジャを駆動する。
圧力検出部は、加圧室の流体の圧力を検出し、検出した圧力に応じた信号を出力する。
制御部は、加圧用駆動部、調整用駆動部、及び、圧力検出部と電気的に接続し、圧力検出部が出力する信号に基づいて加圧用駆動部及び調整用駆動部の作動を制御する。
本発明の疲労試験装置では、加圧室の流体を加圧用プランジャの往復移動によって圧縮または膨張することによって加圧室に連通している内部空間の流体を加圧または減圧する。本発明の疲労試験装置では、加圧用プランジャは、加圧室を形成する加圧部の内壁と摺動可能に設けられているため、加圧用プランジャと加圧部の内壁との間に加圧室からの流体の流失を防止するシール部材を設ける場合に比べ、比較的高速で往復移動することができる。これにより、内部空間の流体における圧力変化の単位時間当たりの回数を多くすることができる。
一方で、加圧用プランジャと加圧部の内壁とは摺動しているため、加圧室の流体の一部は加圧用プランジャと加圧部の内壁との間の隙間から加圧部の外部に漏れる。また、加圧用プランジャと加圧部の内壁との摺動によって加圧用プランジャや加圧部に熱が発生すると、加圧用プランジャや加圧部は熱膨張する。このため、加圧用プランジャと加圧部の内壁との間の隙間が大きくなる場合がある。隙間が大きくなると加圧室の流体が漏れやすくなる。
本発明の疲労試験装置では、隙間からの漏れによって加圧室で加圧可能な圧力が低下すると、制御部は調整用駆動部を介して加圧室に調整用プランジャを突出させる。これにより、加圧室の容積が突出前に比べて小さくなるため、加圧用プランジャによる加圧室での流体の圧縮率を上げることができる。したがって、内部空間の流体を所定の圧力まで加圧することができる。
本発明の一実施形態による疲労試験装置の模式図である。 本発明の一実施形態による疲労試験装置を用いた内圧疲労試験のフローチャートである。 本発明の一実施形態による疲労試験装置を用いた内圧疲労試験における疲労試験装置の作用を説明する模式図である。 本発明の一実施形態による疲労試験装置を用いた内圧疲労試験における流体の最高圧力の時間変化を示す特性図である。 本発明の一実施形態による疲労試験装置を用いた内圧疲労試験における流体の圧力の時間変化を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による疲労試験装置を図1〜5を参照して説明する。
一実施形態による疲労試験装置1の模式図を図1に示す。疲労試験装置1は、「被検査体」としてのワーク5の内圧に対する疲労耐久性を評価する内圧疲労試験に用いられる。
ワーク5は、実使用時に内部空間6に高圧の流体が導入される部材であって、一実施形態では、例えば、圧力が300MPa程度の燃料が供給されるコモンレール、当該コモンレールに設けられる複数のインジェクタボディ、及び、コモンレールに高圧の燃料を供給するポンプから構成されている。
疲労試験装置1は、内圧疲労試験においてワーク5が有する内部空間6に充填されている流体の加圧と減圧とを繰り返す。疲労試験装置1は、加圧部10、加圧用プランジャ15、「加圧用駆動部」としての第一駆動部20、流体供給部25、調整用プランジャ35、「調整用駆動部」としての第二駆動部40、「圧力検出部」として圧力センサ45、制御部50などを備える。なお、図1には、疲労試験装置1が載置される床面3側の方向を地方向とし、床面3とは反対側の方向を天方向として図示する。
加圧部10は、疲労試験装置1が有する略直方形状のフレーム11内に位置する金属から形成されている部材である。加圧部10は、床面3に載置されているフレーム11に固定されている。加圧部10は、加圧室100、流体供給路101、及び、流体流通路102を有する。加圧室100は、加圧部10を天地方向に貫通するよう形成されている。加圧室100は、地側の開口に調整用プランジャ35を支持する支持部材103が設けられている。流体供給路101は、流体供給部25内と加圧室100とを連通する。流体流通路102は、ワーク5の内部空間6と加圧室100とを連通する。
加圧用プランジャ15は、加圧室100の天側の開口から加圧室100に挿入されている。加圧用プランジャ15は、往復移動可能に設けられ、加圧室100を形成する加圧部10の内壁12と摺動可能に形成されている。加圧用プランジャ15は、加圧室100での往復移動によって加圧室100の流体を加圧可能である。加圧用プランジャ15は、地側に移動すると、流体供給路101の加圧室100と連通する側の「流通口」としての開口104を閉じる。加圧用プランジャ15は、天側の端部151が第一駆動部20と連結している。
第一駆動部20は、モータ21、駆動側プーリ221、被駆動側プーリ222、タイミングベルト223、クランクシャフト224、連結部材23、カウンタバランス24などを有する。
モータ21は、フレーム11に固定され、制御部50と電気的に接続している。モータ21は、制御部50の指令に基づいて回転トルクを発生する。
駆動側プーリ221は、モータ21に連結している。駆動側プーリ221には、モータ21が発生する回転トルクが伝達される。
被駆動側プーリ222は、タイミングベルト223によって駆動側プーリ221と連結されている。モータ21が発生する回転トルクは、駆動側プーリ221及びタイミングベルト223を介して被駆動側プーリ222に伝達される。
クランクシャフト224は、被駆動側プーリ222と一体に設けられている。クランクシャフト224は、フレーム11が有する軸受13によって回転可能に支持されている。
連結部材23は、複数の駆動用カム231、連結部232などを有する。
駆動用カム231は、クランクシャフト224の中心軸CA224に対して地側に中心軸を有する部材である。駆動用カム231は、クランクシャフト224の径方外側の外壁との間に軸受233を有しクランクシャフト224に対して回転可能に設けられている。一実施形態では、軸受233は、中心軸CA224方向に二つ並ぶよう設けられている。これにより、駆動用カム231に比較的大きな力が作用しても駆動用カム231はクランクシャフト224に対してスムーズに回転することができる。
連結部232は、複数の駆動用カム231の地側と加圧用プランジャ15の端部151とを連結している。これにより、モータ21が発生する回転トルクが加圧用プランジャ15の天地方向の往復運動に変換される。
カウンタバランス24は、複数のバランス用カム241、バランス部242などを有する。
バランス用カム241は、クランクシャフト224の中心軸CA224に対して天側に中心軸を有する部材である。バランス用カム241は、クランクシャフト224の径方外側にクランクシャフト224に対して回転可能に設けられている。
バランス部242は、複数のバランス用カム241の天側を連結している。これにより、クランクシャフト224が回転するとき、地側に位置する連結部材23によるクランクシャフト224の重量バランスの変化を打ち消すことができる。
流体供給部25は、連通管26、供給部27、供給側ピストン28、シャフト29、駆動側ピストン30、供給用駆動部31、供給用制御部32、逆止弁33、オイルパン34などを有する。
連通管26は、流体供給路101を介して加圧室100に連通する「連通路」としての流体供給路260を有する。
供給部27は、連通管26の加圧部10とは反対側の端部に設けられる中空形状の部材である。供給部27の内部の空間は、流体供給路260と連通可能である。
供給側ピストン28は、供給部27の内部に往復移動可能に収容されている。供給側ピストン28は、供給部27の内壁に摺動しており、供給部27の内部の空間を流体供給路260に連通する供給室271と流体供給路260に非連通な空間272とに区画する。
シャフト29は、供給側ピストン28と駆動側ピストン30とを連結している。シャフト29は、供給側ピストン28及び駆動側ピストン30とともに往復移動可能である。
駆動側ピストン30は、シャフト29の供給側ピストン28とは反対側の端部に設けられる。駆動側ピストン30は、供給用駆動部31の内壁に摺動しつつ供給用駆動部31内を往復移動可能である。
供給用駆動部31は、内部に駆動側ピストン30を収容する空間を有する中空形状の部材である。供給用駆動部31の内部の空間は、駆動側ピストン30によって容積が変更可能な第一室311と第二室312とに区画されている。
供給用制御部32は、加圧室100に供給される流体とは別の駆動用流体を貯留する図示しない流体貯留タンクを有する。当該流体貯留タンク内は、第一室311と第二室312とのそれぞれに連通している。供給用制御部32は、制御部50と電気的に接続している。供給用制御部32は、制御部50の指令に基づいて第一室311及び第二室312に供給する駆動用流体の量を制御する。
逆止弁33は、連通管26に設けられている。逆止弁33は、供給室271から加圧室100への流体の流れを許容し、加圧室100から供給室271への流体の流れを抑制する
オイルパン34は、ドレン管341を介して加圧部10と逆止弁33との間の流体供給路260と連通している。ドレン管341には、加圧部10と逆止弁33との間の流体供給路260の流体の圧力が規定の圧力以上となったとき加圧部10と逆止弁33との間の流体供給路260の流体をオイルパン34に戻す弁342が設けられている。また、オイルパン34は、ドレン管343を介して逆止弁33と供給部27との間の流体供給路260と連通している。ドレン管343には、逆止弁33と供給部27との間の流体供給路260の流体の圧力が規定の圧力以上となったとき逆止弁33と供給部27との間の流体供給路260の流体をオイルパン34に戻す弁344が設けられている。流体供給部25は、ドレン管341、343、及び、弁342、344によって連通管26が破損することを防止する。
流体供給部25では、供給用制御部32によって制御される第一室311及び第二室312に供給される駆動用流体の量によって供給側ピストン28、シャフト29及び駆動側ピストン30の作動を制御する。
例えば、駆動側ピストン30が停止している状態の供給用駆動部31において第二室312に駆動用流体を供給する。これにより、駆動側ピストン30が供給部27側に移動し、供給室271の容積を小さくすることができる。また、駆動側ピストン30が停止している状態の供給用駆動部31において第一室311に駆動用流体を供給する。これにより、駆動側ピストン30が供給部27とは反対側に移動し、供給室271の容積を大きくすることができる。
流体供給部25では、このようにして、供給室271の流体を一定の圧力に加圧しつつ連続的に流体供給路260に供給することが可能である。流体供給路260に供給された流体は、開口104を介して加圧室100に供給される。
調整用プランジャ35は、加圧室100の地側の開口から加圧室100に挿入されている。調整用プランジャ35は、支持部材103に支持され、天地方向に往復移動可能に設けられている。調整用プランジャ35は、「一端」としての天側の端部351が加圧室100に突出可能である。調整用プランジャ35は、地側の端部352が支持部材103に支持されている部位より外径が大きい。地側の端部352と加圧部10の地側の端面との間には調整用プランジャ35を地側に付勢するスプリング353が設けられている。地側の端部352は、第二駆動部40と連結している。
第二駆動部40は、モータ41、シャフト42、「第一の位置調整部材」としての位置調整板43、「第二の位置調整部材」としての位置調整板44などを有する。モータ41及びシャフト42は、特許請求の範囲に記載の「調整部材駆動部」に相当する。
モータ41は、制御部50と電気的に接続している。モータ41は、制御部50の指令に基づいて回転トルクを発生する。
シャフト42は、モータ41と連結している。シャフト42は、径方向外側にねじ溝を有している。シャフト42は、フレーム11に対して螺合され、モータ41が発生する回転トルクの回転方向に応じて水平方向に移動可能である。
位置調整板43、44は、天地方向に重なるよう設けられている。
地側に設けられる位置調整板43は、シャフト42に連結し、水平方向に移動可能に設けられている。位置調整板43は、天側に天地方向に対して傾斜している「第一の傾斜面」としての傾斜面431を有する。
天側の位置調整板44は、調整用プランジャ35と連結し、水平方向に移動可能に設けられている。位置調整板44は、傾斜面431と略平行な「第二の傾斜面」としての傾斜面441を有する。
第二駆動部40では、モータ41が発生する回転トルクの回転方向に応じて位置調整板43が水平方向に移動する。例えば、図1において、位置調整板43がモータ41側に移動するとき、傾斜面431と傾斜面441との関係によって位置調整板44は地側に移動する。これにより、位置調整板44に連結している調整用プランジャ35はスプリング353の付勢力によって地側に移動する。また、位置調整板43がモータ41とは反対側に移動するとき位置調整板44は天側に移動する。これにより、調整用プランジャ35はスプリング353の付勢力に抗して天側に移動する。第二駆動部40では、このようにして、モータ41が発生する回転トルクの回転方向に応じて調整用プランジャ35を天地方向に移動可能である。
圧力センサ45は、加圧部10に設けられている。圧力センサ45は、加圧室100の流体の圧力を検出し、検出した圧力に応じた信号を制御部50に出力する。
制御部50は、第一駆動部20、流体供給部25、第二駆動部40、及び、圧力センサ45と電気的に接続している。制御部50は、圧力センサ45が出力する信号に基づいて第一駆動部20、流体供給部25、及び、第二駆動部40の作動を制御する。
次に、疲労試験装置1を用いる内圧疲労試験の方法について図2を参照して説明する。
疲労試験装置1を用いる内圧疲労試験では、内部空間6の流体が高圧になるときと低圧になるときとを繰り返すよう加圧室100の流体に対して加圧と減圧とを繰り返す。このとき、「内部空間6の流体が高圧となるとき」の高圧は、ワーク5の実使用時に内部空間6に導入される流体の圧力より高い圧力、例えば、600MPaとする。一実施形態の内圧疲労試験では、内圧によるワーク5の疲労破壊が発生するまで加圧室100の流体に対して加圧と減圧とを繰り返すか、または、内圧による疲労破壊が発生しない圧力と圧力変化の回数との関係を導出する。これらの試験結果から、ワーク5の疲労耐久性を評価する。
最初に、ステップ(以下、「S」という)101において、加圧部10にワーク5を取り付ける。これにより、流体流通路102を介してワーク5の内部空間6と加圧室100とが連通する。
次に、S102において、加圧室100、流体流通路102及び内部空間6に流体を充填する。S102では、流体供給部25と異なる図示しない流体供給部を使って加圧室100、流体流通路102及び内部空間6に流体を充填する。一実施形態の内圧疲労試験では、「内部空間6の流体が低圧となるとき」の低圧は、S102が完了したときの加圧室100の流体の圧力とする。
次に、S103において、加圧室100の流体に対して加圧と減圧とを繰り返す。このときの疲労試験装置1の作動について説明する。
疲労試験装置1では、S102において流体が充填されたとき、加圧用プランジャ15は、図1に示すように、開口104が加圧室100と連通するよう位置している。
加圧用プランジャ15が図1の状態から地方向に移動すると加圧室100の流体は加圧される。加圧室100の流体が加圧されると、加圧室100の流体が流体流通路102を介して内部空間6に押し出されるため、内部空間6も加圧される。このとき、開口104は、加圧用プランジャ15によって閉じられる。
内部空間6の圧力が所定の圧力となった後、加圧用プランジャ15は、天方向に移動する。加圧用プランジャ15が天方向に移動すると、加圧室100は減圧される。これにより、内部空間6の流体が流体流通路102を介して加圧室100に吸引され内部空間6も減圧される。一実施形態の内圧疲労試験では、このような内部空間6に充填されている流体の加圧と減圧とを繰り返す。
S103において、ワーク5が疲労破壊されるまで、または、内部空間6に充填されている流体の加圧と減圧とを所定の回数繰り返すまで、加圧と減圧とを行った後、S104において、加圧室100、流体流通路102及び内部空間6に充填されている流体を抜く。
次に、S105において、加圧部10からワーク5を取り外す。
このようにして、疲労試験装置1を用いる内圧疲労試験は行われる。
従来、内圧疲労試験に用いられる疲労試験装置では、ワークの内圧を実使用時の圧力より高い圧力とする場合、加圧室の流体が外部に漏れ出さないよう加圧用プランジャとプラ加圧用プランジャを収容する部材の内壁との間には耐圧性が高いシール部材が設けられる。しかしながら、内部空間の流体における圧力変化の単位時間当たりの回数を多くすると、加圧用プランジャとシール部材とが摺動する時間が長くなるため、シール部材が破損しやすくなる。このため、比較的長時間にわたる内圧疲労試験では、加圧室の流体を所定の圧力まで加圧できなくなるおそれがある。
疲労試験装置1では、加圧用プランジャ15は、加圧部10の内壁12と摺動しつつ加圧室100の流体を圧縮または膨張することによって加圧室100に連通している内部空間6の流体を加圧または減圧する。これにより、加圧用プランジャと加圧部の内壁との間にシール部材を設ける場合に比べ、加圧用プランジャ15は比較的高速で往復移動することができる。したがって、疲労試験装置1は、内部空間6の流体における圧力変化の単位時間当たりの回数を多くすることができる。
また、内圧疲労試験において、加圧用プランジャ15が往復移動すると、加圧用プランジャ15及び加圧部10には摺動による熱が発生する。この熱によって加圧用プランジャ15及び加圧部10は変形するため、加圧用プランジャ15と内壁12との間の隙間の大きさが変化する。当該隙間の大きさによって加圧室100の流体が大量に外部に漏れるため、内部空間6の流体を所定の圧力まで加圧することができなくなるおそれがある。
そこで、疲労試験装置1では、加圧室100の流体の圧力に基づいて調整用プランジャ35を往復移動させ、加圧室100の容積を変更することによって加圧室100における流体の圧縮率を調整する。
図3に調整用プランジャ35を含む加圧部10の部分断面図を示す。調整用プランジャ35は、第二駆動部40によって加圧部10に対して往復移動可能となっている。熱膨張によって加圧用プランジャ15と内壁12との間の隙間の大きさが大きくなり、加圧室100での加圧が不十分となった場合、疲労試験装置1では、端部351を加圧室100に突出させる(図3(a)の状態から図3(b)の状態)。端部351の突出によって加圧室100の容積が小さくなると、クランクシャフト224に対する駆動用カム231の回転によって一定の距離しか往復移動できない加圧用プランジャ15でも加圧室100における流体の圧縮率が高くなり、加圧室100での加圧を十分に行うことができる。疲労試験装置1では、調整用プランジャ35の端部351側が突出する距離を第二駆動部40における制御によって調整可能であるため、加圧室100における流体の圧縮率を調整することができる。
図4に内部空間6の加圧と減圧とを交互に繰り返したときの加圧室100の最高圧力の時間変化を示す。図4では、横軸に時刻tを示し、縦軸に加圧と減圧とを繰り返したときのぞれぞれの加圧における加圧室100の最高圧力Pを示す。縦軸には、内部空間6を所定の圧力まで加圧するときの加圧室100の狙いの圧力としての圧力Pt、内圧疲労試験において信頼性の高い試験結果を得るための圧力Ptに対する誤差範囲としての上限圧力Ptu、及び、下限圧力Ptdを示している。圧力Ptは、例えば、上述した600MPaであって、上限圧力Ptuは600MPaの101%にあたる606MPaであり、下限圧力Ptdは600MPaの99%にあたる594MPaである。図4には、疲労試験装置1における加圧室100の最高圧力の時間変化を実線L41で示し、加圧室の容積が一定となっている比較例としての疲労試験装置における加圧室の最高圧力の時間得変化を点線L40で示す。上限圧力Ptuと下限圧力Ptdとの間の範囲は、特許請求の範囲に記載の「所定の範囲」に相当する。
比較例の疲労試験装置では、加圧室の流体に対して加圧と減圧とを交互に繰り返していくと、加圧用プランジャと加圧部の内壁との隙間から加圧室の流体が漏れる。このため、加圧室の最高圧力は、時間の経過とともに徐々に低下し、下限圧力Ptdより低い値となる。加圧室の最高圧力が下限圧力Ptdより低い値になると、内部空間6の圧力も所定の圧力から外れてしまうため、内圧疲労試験において得られた試験結果は、信頼性が低下する。
一方、疲労試験装置1では、圧力センサ45による検出結果から加圧室100の圧力が下限圧力Ptdより下になると(図4の時刻t1)、調整用プランジャ35を図4(b)に示すように天側に移動し、加圧室100の容積を小さくする。これにより、容積が小さくなり圧縮率が高くなった加圧室100の流体の圧力は、上限圧力Ptuと下限圧力Ptdとの間を維持することができる(図5の時刻T1以降)。したがって、疲労試験装置1は、内部空間6の圧力も所定の圧力を維持することができるため、信頼性の高い試験結果を得ることができる。
また、加圧用プランジャ15と内壁12との間にシール部材を備えていない疲労試験装置1では、加圧室100の流体を加圧するとき加圧室100の流体が加圧用プランジャ15と内壁12との隙間から加圧部10の外部に流出する。疲労試験装置1では、加圧用プランジャ15が天側に移動し、開口104が開くと流体供給部25によって加圧室100に流体が供給される。これにより、加圧用プランジャ15の移動に応じて加圧と減圧とを繰り返す度に流体が少なくなる加圧室に流体を供給することができる。
図5に内部空間6の加圧と減圧とを繰り返したときの加圧室100の圧力変化を示す。図5では、横軸に時刻tを示し、縦軸に加圧室100の圧力Pを示す。縦軸には、狙いの圧力としての圧力Pt、上限圧力Ptu、及び、下限圧力Ptdを示している。図5には、疲労試験装置1における加圧室100の圧力の時間変化を実線L51で示し、加圧プランジャの移動に応じて流体を供給可能な流体供給部を備えていない比較例としての疲労試験装置における加圧室の圧力の時間得変化を点線500で示す。なお、図5では、圧力Pt近辺の圧力のみ示している。
比較例の疲労試験装置では、加圧室の最高圧力は、加圧室の流体に対する加圧と減圧とを繰り返す度に、圧力P1、P2、P3、P4のように徐々に低下する。その後、点線L50に示す5回目の圧力Pc5、及び、6回目の圧力Pc6のように、下限圧力Ptdより低い値となってしまう。これにより、内部空間6の圧力も所定の圧力から外れてしまう。
一方、疲労試験装置1では、加圧用プランジャ15が天側に移動すると、開口104が開くため流体供給部25が加圧室100に流体を供給することができる。これにより、内部空間6の加圧と減圧とを繰り返す度に加圧室100に流体が供給されるため、加圧室100の流体の圧力は、上限圧力Ptuと下限圧力Ptdとの間を維持することができる(図5の実線L51に示す5回目の圧力P5、及び、6回目の圧力P6)。したがって、疲労試験装置1は、内部空間6の圧力も所定の圧力を維持することができるため、信頼性の高い試験結果を得ることができる。
また、疲労試験装置1では、流体供給部25は、一定の圧力となっている流体を連続的に流体供給路260に供給することができる。これにより、開口104が開くときに常時一定の圧力となっている流体を加圧室100に供給することができる。したがって、疲労試験装置1は、常に加圧室100に充填されている流体の量を内部空間6の加圧に必要な量とすることができる。
疲労試験装置1では、調整用プランジャ35は、それぞれ傾斜面431、441を有する二つの位置調整板43、44、並びに、位置調整板43を水平方向に移動するモータ41及びシャフト42から構成されている。傾斜面431と傾斜面432とは当接しており、位置調整板43を水平方向に移動すると位置調整板44が天地方向に移動する。これにより、位置調整板44に連結している調整用プランジャ35の加圧部10に対する位置調整を正確に行えることができる。したがって、加圧室100における流体の圧縮率を正確に行うことができ、内部空間6の圧力を正確に所定の圧力とすることができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、疲労試験装置は、加圧用プランジャの往復移動に応じて加圧室に流体を供給可能な流体供給部を備えるとした。しかしながら、流体供給部は備えなくてもよい。また、流体供給部の数はこれに限定されない。上述の実施形態による疲労試験装置が備える流体供給部では、供給室の流体がなくなると供給室への流体の補充に時間がかかる。そこで、流体供給部を二つ備えることによって一つ目の流体供給部が有する供給室の流体がなくなっても二つ目の流体供給部が有する供給室から流体を供給することができる。これにより、内圧疲労試験の時間が長くなっても加圧用プランジャの往復移動に応じて連続的に流体を加圧室に供給することができる。
上述の実施形態による疲労試験装置は、供給部、供給側ピストン、シャフト、調整側ピストン、調整部、供給制御部などを有する流体供給部を備えるとした。しかしながら、流体供給部の構成はこれに限定されない。
上述の実施形態では、調整用プランジャを駆動する第二駆動部は、二つの位置調整板、モータ、及び、シャフトから構成されるとした。しかしながら、第二駆動部の構成はこれに限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・疲労試験装置
5 ・・・ワーク
6 ・・・内部空間
100 ・・・加圧室
10 ・・・加圧部
15 ・・・加圧用プランジャ
20 ・・・第一駆動部(加圧用駆動部)
35 ・・・調整用プランジャ
40 ・・・第二駆動部(調整用駆動部)
45 ・・・圧力センサ(圧力検出部)
50 ・・・制御部

Claims (7)

  1. 被検査体(5)の内部空間(6)に充填されている流体の加圧と減圧とを繰り返し前記被検査体の疲労耐久性を評価する内圧疲労試験に用いられる疲労試験装置(1)であって、
    前記内部空間に連通する加圧室(100)を有する加圧部(10)と、
    前記加圧室を形成する前記加圧部の内壁(12)に摺動可能に設けられ前記内部空間の流体を加圧または減圧するよう前記加圧室を往復移動する加圧用プランジャ(15)と、
    前記加圧用プランジャを駆動する加圧用駆動部(20)と、
    前記加圧部内に往復移動可能に設けられ、一端(351)が前記加圧室に突出可能な調整用プランジャ(35)と、
    前記調整用プランジャを駆動する調整用駆動部(40)と、
    前記加圧室の流体の圧力を検出し、検出した圧力に応じた信号を出力する圧力検出部(45)と、
    前記加圧用駆動部、前記調整用駆動部、及び、前記圧力検出部と電気的に接続し、前記圧力検出部が出力する信号に基づいて前記加圧用駆動部及び前記調整用駆動部の作動を制御する制御部(50)と、
    を備える疲労試験装置。
  2. 前記調整用駆動部は、前記内部空間の流体の圧力が所定の範囲内の圧力に加圧されるよう前記調整用プランジャを前記加圧室に突出させる請求項1に記載の疲労試験装置。
  3. 前記調整用駆動部は、前記調整用プランジャの移動方向に対して傾斜する第一の傾斜面(431)を有し前記調整用プランジャの移動方向に対して非平行な方向に移動可能な第一の位置調整部材(43)、前記第一の傾斜面と当接可能な第二の傾斜面(441)を有し前記調整用プランジャに連結しつつ前記調整用プランジャの移動方向に対して平行な方向に移動可能な第二の位置調整部材(44)、及び、前記第一の位置調整部材を前記第二の位置調整部材に当接させつつ前記第一の位置調整部材を前記調整用プランジャの移動方向に対して非平行な方向に移動可能な調整部材駆動部(41、42)を有する請求項1または2に記載の疲労試験装置。
  4. 前記加圧用プランジャの移動に応じて前記加圧室に流体を供給可能な流体供給部(25)をさらに備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の疲労試験装置。
  5. 前記流体供給部は、
    前記加圧室に連通可能な連通路(260)を有する連通管(26)と、
    前記連通管の前記加圧部とは反対側の端部に設けられる供給部(27)と、
    前記供給部内に往復移動可能に収容され、前記供給部内を前記連通路に連通する供給室(271)と前記連通路に非連通な空間(272)とに区画する供給側ピストン(28)と、
    前記供給側ピストンに連結し、前記供給側ピストンとともに往復移動可能なシャフト(29)と、
    前記シャフトの前記供給側ピストンとは反対側の端部に設けられる駆動側ピストン(30)と、
    前記駆動側ピストンによって内部を第一室(311)と第二室(322)とに区画される供給用駆動部(31)と、
    前記第一室及び前記第二室に供給する駆動用流体の供給量を制御する供給用制御部(32)と、
    前記連通管に設けられ前記供給室から前記加圧室への流体の流れを許容し前記加圧室から前記供給室への流体の流れを抑制する逆止弁(33)と、
    を有する請求項4に記載の疲労試験装置。
  6. 前記加圧部は、前記加圧室に連通可能に前記加圧部の内壁に形成され前記流体供給部が供給する流体が流通可能な流通口(104)を有し、
    前記流通口は、前記内部空間の流体を加圧するよう移動する前記加圧用プランジャによって閉じられる請求項4または5に記載の疲労試験装置。
  7. 複数の前記流体供給部を備える請求項4〜6のいずれか一項に記載の疲労試験装置。
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