JP6428290B2 - 突起構造 - Google Patents

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本発明は、固化部材のずれ止めとして鋼管に設けられる突起構造に関する。
従来から、コンクリートが充填される鋼管柱において、鋼管柱の内面とコンクリートとの間に高い付着力を付与することを目的として、例えば、特許文献1、2に開示される内面突起付鋼管柱等が提案されている。
特許文献1に開示された内面突起付鋼管柱は、片側表面のみに肉盛溶接ビードの突起を形成した鋼板と、それ以外の部分の突起のない通常の鋼板とを溶接接合することで、複数の突起を形成した片側表面を内側とする閉断面の管状体を成形する。
特許文献2に開示された内面突起付鋼管柱は、鋼管内周部に溶接ワイヤーを用いて、所定の溶接電流、溶接電圧、溶接速度及び溶接入熱とした溶接条件の下にCO2溶接を行って、鋼管内周部に所定のビード高さ及び立ち上がり角度からなる肉盛溶接ビードを形成する。
特許文献3に開示された基礎杭の支持構造は、先端部外周に高さが6mm以上の突起を設けた鋼管杭と、地盤中の支持層あるいは支持層を含む区間に形成されているとともに、前記鋼管杭の先端部が挿入され、一体化されてなる根固め柱とを有することを特徴とする。
特開平6−136880号公報 特開平9−195443号公報 特開2002−356847号公報
しかし、特許文献1、2に開示された内面突起付鋼管柱は、鋼管内周部に複数の突起を形成するものであるが、鋼管柱の軸方向で複数段に亘って設けられた複数の突起が、鋼管柱の内面から突出する高さを互いに同一とするものである。
このとき、特許文献1、2に開示された内面突起付鋼管柱は、複数の突起が突出する高さを同一とすることから、鋼管柱の内面とコンクリートとの間の付着力を向上させるために、全ての突起で突出する高さを大きくするか、複数の突起を多段に亘って設けることが必要となる。
このため、特許文献1、2に開示された内面突起付鋼管柱は、鋼管柱の内面とコンクリートとの間の付着力を向上させるために、肉盛溶接ビードの高さや数量を増大させることが必要となることから、肉盛溶接ビードの施工コストや材料コストが増大するという問題点があった。
また、特許文献3に開示された基礎杭の支持構造は、鋼管杭にさほど大きな翼を設けなくても、高い先端支持力を得られるものとするために、鋼管杭の先端部外周に突起が設けられて、根固め柱に突起から力を分散させるものであって、鋼管杭の先端部と根固め柱とのずれ止めとすることを目的として突起が設けられるものとなっていない。
さらに、特許文献3に開示された基礎杭の支持構造は、鋼管杭の先端部外周で、根固め柱が無筋コンクリートとして構成されており、鋼管や鉄筋等で根固め柱が拘束されるものとなっていないことから、鋼管杭の先端部外周の突起からの押圧力により、無筋コンクリートの根固め柱に亀裂が発生して、根固め柱とのずれ止め効果が不十分となるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、複数の突起部を所定の突出高さで鋼管に設けることで、モルタル等の固化部材の効率的なずれ止めを実現することのできる突起構造を提供することにある。
第1発明に係る突起構造は、固化部材のずれ止めとして鋼管に設けられる突起構造であって、鋼管の内周面及び外周面の何れか一方又は両方から、鋼管又は鉄筋で拘束された固化部材に向けて突出させた複数の突起部を備え、複数の前記突起部は、鋼管に対して固化部材がずれようとするときの管軸方向の始端側から終端側まで、前記管軸方向で複数段に亘って設けられて、前記管軸方向の始端側より終端側で、前記管軸方向に隣り合う前記突起部の先端の突出高さが大きいものとなることを特徴とする。
第2発明に係る突起構造は、第1発明において、複数の前記突起部は、前記管軸方向の始端側より終端側で、前記突起部の先端の突出高さが大きくなる増加率が、前記管軸方向に隣り合う前記突起部の先端の突出高さの差を、前記管軸方向に隣り合う前記突起部を離間させた離間距離で除した値として、0.67%以上、4.5%以下となることを特徴とする。
第3発明に係る突起構造は、第1発明又は第2発明において、複数の前記突起部は、前記管軸方向の始端側に設けられる始端側突起部と、前記管軸方向の終端側に設けられる終端側突起部と、前記管軸方向で前記始端側突起部及び前記終端側突起部の中間に設けられる中間突起部とを有し、前記始端側突起部、前記中間突起部及び前記終端側突起部の先端の突出高さが、前記管軸方向の始端側から終端側まで順次大きいものとなることを特徴とする。
第4発明に係る突起構造は、第3発明において、複数の前記突起部は、前記始端側突起部の先端から前記終端側突起部の先端まで略直線状に連続する仮想線上に前記中間突起部の先端が配置されるものとして、前記始端側突起部、前記中間突起部及び前記終端側突起部の先端の突出高さが、前記管軸方向の始端側から終端側まで略直線状に順次大きいものとなることを特徴とする。
第5発明に係る突起構造は、第1発明又は第2発明において、前記突起構造部は、前記管軸方向の始端側に設けられる始端側突起部と、前記管軸方向の終端側に設けられる終端側突起部とを有する突起部群を前記管軸方向に複数有し、前記突起部群は、第1突起部群と、前記第1突起部群に対して前記管軸方向の終端側で隣り合う第2突起部群とを有し、前記第1突起部群の前記終端側突起部における突出高さは、前記第2突起部群の前記始端側突起部における突出高さよりも大きいことを特徴とする。
第1発明〜第5発明によれば、複数の突起部の管軸方向の段数や、複数の突起部の合計の突出高さを増大させることなく、鋼管の側面と固化部材との付着力を向上させることができるため、複数の突起部を設けるときの溶接作業等の施工コストや材料コストを低減させて、鋼管と固化部材との効率的なずれ止めを実現することが可能となる。
第1発明〜第5発明によれば、所定の引張荷重が作用したときの固化部材の破断面が、管軸方向で断続的に形成されるため、鋼管の側面と固化部材との境界で固化部材の破断面が連続的に形成されることを防止して、鋼管の側面と固化部材との付着力の急激な低下を抑制することが可能となる。
第1発明〜第5発明によれば、鋼管又は鉄筋で固化部材が拘束されるため、鋼管の管周方向に設けられた突起部が、鋼管又は鉄筋で取り囲まれて、管軸直交方向の外側に向けて作用する押圧力に対する抵抗力を発揮するものとなることで、無筋コンクリートのような放射状の亀裂の発生を防止することが可能となる。
特に、第2発明によれば、管軸方向の始端側より終端側で、管軸方向に隣り合う突起部の先端の突出高さが大きくなる増加率が、0.67%以上、4.5%以下とされることで、所定の相対変位量となる時点の引張荷重が5%〜10%以上上昇するものとなり、鋼管の側面と固化部材との付着力を確実に向上させることが可能となる。
本発明を適用した突起構造が用いられる二重鋼管を示す斜視図である。 本発明を適用した突起構造が用いられる二重鋼管を示す正面図である。 本発明を適用した突起構造で鋼管の内周面及び外周面に形成された複数の突起部を示す正面図である。 本発明を適用した突起構造で2段に亘って設けられた複数の突起部を示す正面図である。 本発明を適用した突起構造で5段に亘って設けられた複数の突起部を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用した突起構造で所定の引張荷重を負荷した鋼管のFEM解析モデルを示す正面図であり、(b)は、従来の内面突起付鋼管柱のFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した突起構造のFEM解析結果で引張荷重と相対変位量との関係を従来の内面突起付鋼管柱と比較するグラフである。 本発明を適用した突起構造で所定荷重が載荷された内側鋼管のFEM解析モデルを示す正面図である。 本発明を適用した突起構造のFEM解析結果で抵抗力比率と増加率との関係を示すグラフである。 (a)は、本発明を適用した突起構造の断続的な破断面を示す正面図であり、(b)は、従来の内面突起付鋼管柱の連続的な破断面を示す正面図である。 本発明を適用した突起構造で複数段に亘って設けられた始端側突起部と終端側突起部との組み合わせを示す正面図である。 本発明を適用した突起構造の引抜試験結果で引張荷重と相対変位量との関係を従来の内面突起付鋼管柱と比較するグラフである。 本発明を適用した突起構造が用いられるフーチング基礎の鋼管杭を示す正面図である。 (a)は、無筋コンクリートの固化部材を示す平面図であり、(b)は、鋼管で拘束された固化部材を示す平面図であり、(c)は、鉄筋で拘束された固化部材を示す平面図である。
以下、本発明を適用した突起構造1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した突起構造1は、図1に示すように、鋼管杭又は鋼管柱等として用いられる鋼管2の側面21と、鋼管2の内部20に充填等した固化部材4とのずれ止めとして、断面略円形状等に形成された鋼管2に設けられる。
本発明を適用した突起構造1は、鋼管2の内周面21a及び外周面21bの何れか一方又は両方から、鋼管又は鉄筋で拘束された固化部材4に向けて管軸直交方向Xに突出させて、鋼管2の管軸方向Yの複数段に亘って、鋼管2の管周方向Wに延びて設けられた複数の突起部5を備える。
本発明を適用した突起構造1は、図2に示すように、例えば、鋼管杭として用いられる内側鋼管31等の鋼管2と、鋼管柱として用いられる外側鋼管32等の鋼管2とを組み合わせて、外側鋼管32に内側鋼管31を挿通させた二重鋼管3の杭頭部や柱接合部等に設けられる。
本発明を適用した突起構造1は、例えば、内側鋼管31等の鋼管2の外径D1=100mm〜1500mm程度、外側鋼管32等の鋼管2の外径D2=200mm〜1600mm程度とする。鋼管2は、板厚t=10mm〜50mm程度として、略中空状に形成された内部20にモルタル等の固化部材4が設けられる。なお、鋼管2の外径D及び板厚tは、例えば、t/D=0.01〜0.1の範囲で用いられる。
鋼管2は、外側鋼管32等の鋼管2の内部20で、モルタル、グラウト、樹脂又はコンクリート等の所定時間の経過により硬化する経時硬化性材料を充填、硬化させることで、外側鋼管32等の鋼管2の内周面21aと、内側鋼管31等の鋼管2の外周面21bとの間に固化部材4が設けられる。
鋼管2は、外側鋼管32等の鋼管2の内部20で、経時硬化性材料を充填、硬化させることで、外側鋼管32等の鋼管2の内周面21aや、内側鋼管31等の鋼管2の外周面21bに、モルタル等の経時硬化性材料を硬化させた固化部材4が当接される。
鋼管2は、図3に示すように、内側鋼管31等の鋼管2が地盤8に埋め込まれて、外側鋼管32等の鋼管2の下端2bに、地盤面8aから突出させた内側鋼管31等の鋼管2の上端2aを挿通させたときに、内側鋼管31及び外側鋼管32に所定の管軸方向Yの軸力が作用する。
鋼管2は、管軸方向Yの下方に向けた軸力P1が外側鋼管32に作用して、また、管軸方向Yの上方に向けた軸力P2が内側鋼管31に作用することで、内側鋼管31又は外側鋼管32となる鋼管2に対して固化部材4が管軸方向Yに相対移動してずれようとするものとなる。
鋼管2は、外側鋼管32の鋼管2に対して固化部材4が管軸方向Yに相対移動してずれようとすることで、外側鋼管32等の鋼管2の内周面21aの近傍において、管軸方向Yの上方に向けた荷重方向Sに、固化部材4に対する軸方向荷重Q1が作用する。
鋼管2は、内側鋼管31の鋼管2に対して固化部材4が管軸方向Yに相対移動してずれようとすることで、内側鋼管31等の鋼管2の外周面21bの近傍において、管軸方向Yの下方に向けた荷重方向Sに、固化部材4に対する軸方向荷重Q2が作用する。
鋼管2は、外側鋼管32の鋼管2の内周面21aや内側鋼管31の鋼管2の外周面21bに複数の突起部5が設けられて、鋼管2の側面21から固化部材4に向けて突起部5が突出することで、鋼管2に対して固化部材4が相対移動してずれようとするときに、各々の突起部5が固化部材4に係止されるものとなる。
固化部材4は、外側鋼管32の内部20で、外側鋼管32の内周面21aと内側鋼管31の外周面21bとの間に設けられることで、管軸直交方向Xに押し拡げられることのないように、外側鋼管32の内周面21aに取り囲まれて、鋼管2で拘束されるものとなる。なお、固化部材4は、内側鋼管31の内部20に経時硬化性材料を充填、硬化させて設けられた場合に、内側鋼管31の内周面21aに取り囲まれて、鋼管2で拘束されるものとなる。
複数の突起部5は、図4、図5に示すように、鋼管2に対して固化部材4がずれようとするときの荷重方向Sで、軸方向荷重の起点となる始端側Aから、軸方向荷重の終点となる終端側Bまで、荷重方向Sで2段以上の複数段に亘って、鋼管2の側面21に設けられる。
複数の突起部5は、図4に示すように、鋼管2の管周方向Wに連続して鋼管2の側面21に溶接金属を溶接することで、鋼管2の側面21から管軸直交方向Xに突出させたビードにより各々の突起部5が形成される。複数の突起部5は、これに限らず、鋼管2の管周方向Wに連続して鋼管2の側面21に丸鋼、異形鉄筋又は平鋼等を溶接することで、各々の突起部5が形成されてもよい。この際、突起部5の断面形状は、矩形、丸型、楕円形又は丸型と矩形とを組み合わせた形状になる。突起部5は、必ずしも鋼管2の管周方向Wの全周に亘って連続的に取り付けられる必要はなく、取付作業に必要な不連続部が管周方向Wの一部に設けられてもよい。突起部5は、必ずしも鋼管2の管軸方向Yと直交する水平方向に延びる必要はなく、水平方向に対して10°〜30°程度の角度を持って略螺旋状等に設けられて、鋼管2の管周方向Wで一周する毎に、各々の突起部5の先端5aの突出高さhが異なるように形成されてもよい。
複数の突起部5は、鋼管2の側面21から管軸直交方向Xにビード等を突出させることで、鋼管2の側面21から各々の突起部5の先端5aまで、管軸直交方向Xに所定の突出高さhを各々の突起部5が有するものとなる。複数の突起部5は、荷重方向Sの始端側Aより終端側Bで、荷重方向Sに隣り合う突起部5の先端5aの突出高さhが大きいものとなり、荷重方向Sに隣り合う突起部5が互いに所定の離間距離dで離間して形成される。離間距離dは、突起部5の管軸方向Yの長さlに対して、十分な長さを持っており、例えば、l/d=1/5〜1/50の範囲で用いられる。
複数の突起部5は、荷重方向Sの始端側Aより終端側Bで、荷重方向Sに隣り合う突起部5の先端5aの突出高さhが所定の差αだけ大きいものとなり、例えば、突起部5の先端5aの突出高さhが大きくなる増加率e(=α/d×100%)が、荷重方向Sに隣り合う突起部5の先端5aの突出高さhの差αを、荷重方向Sに隣り合う突起部5を離間させた離間距離dで除した値として、0.67%以上、4.5%以下となる。
複数の突起部5は、荷重方向Sで2段以上の複数段に亘って設けられて、荷重方向Sの始端側Aに設けられる始端側突起部51と、荷重方向Sの終端側Bに設けられる終端側突起部52とを有する。複数の突起部5は、特に、荷重方向Sで3段以上に亘って設けられるとき、図5に示すように、始端側突起部51と、終端側突起部52と、さらに、荷重方向Sで始端側突起部51及び終端側突起部52の中間に設けられる1又は複数の中間突起部6とを有する。
複数の突起部5は、例えば、荷重方向Sで5段に亘って設けられるとき、荷重方向Sで始端側突起部51及び終端側突起部52の中間に、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、順次第1中間突起部61、第2中間突起部62及び第3中間突起部63を有する。複数の突起部5は、始端側突起部51と第1中間突起部61との間で離間距離d1、第1中間突起部61と第2中間突起部62との間で離間距離d2、第2中間突起部62と第3中間突起部63との間で離間距離d3、第3中間突起部63と終端側突起部52との間で離間距離d4となる。
複数の突起部5は、鋼管2の側面21から管軸直交方向Xにビード等を突出させることで、始端側突起部51の先端51aで管軸直交方向Xに所定の突出高さh1を有して、終端側突起部52の先端52aで管軸直交方向Xに所定の突出高さh2を有する。また、複数の突起部5は、第1中間突起部61の先端61aで管軸直交方向Xに所定の突出高さh3を有して、第2中間突起部62の先端62aで管軸直交方向Xに所定の突出高さh4を有するとともに、第3中間突起部63の先端63aで管軸直交方向Xに所定の突出高さh5を有する。
複数の突起部5は、終端側突起部52の突出高さh2が、始端側突起部51の突出高さh1より大きいものとなる(h1<h2)。また、複数の突起部5は、第1中間突起部61の突出高さh3が、始端側突起部51の突出高さh1より大きく、第2中間突起部62の突出高さh4が、第1中間突起部61の突出高さh3より大きく、第3中間突起部63の突出高さh5が、第2中間突起部62の突出高さh4より大きく、終端側突起部52の突出高さh2が、第3中間突起部63の突出高さh5より大きいものとなる(h1<h3<h4<h5<h2)。
複数の突起部5は、始端側突起部51の先端51aの突出高さh1、第1中間突起部61の先端61aの突出高さh3、第2中間突起部62の先端62aの突出高さh4、第3中間突起部63の先端63aの突出高さh5、及び、終端側突起部52の先端52aの突出高さh2が、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで順次大きいものとなる。
なお、荷重方向Sとは、設計上考慮する必要がある主な荷重の作用方向をいうものであり、杭頭部や柱接合部等で鋼管2を用いる場合に、例えば、鉛直下方向が常時作用する主な荷重の作用方向となる。荷重方向Sは、杭頭部や柱接合部等で鋼管2を用いる場合に、鉛直下方向が常時作用する主な荷重の作用方向となるが、地震や風等により杭頭部や柱接合部の一端に極端な水平力が作用した場合に、瞬間的に鉛直上方向が主な荷重の作用方向となって、鉛直下方向に向けた荷重の作用方向だけでなく、鉛直上方向に向けた荷重の作用方向も、設計上考慮する必要があるものとなる。このとき、複数の突起部5は、例えば、鋼管2の管周方向Wの半分側においてのみで、荷重方向Sを鉛直下方向として、管軸方向Yの下方側に向けて突出高さhを順次大きいものとするとともに、鋼管2の管周方向Wの残りの半分側において、荷重方向Sを鉛直上方向として、管軸方向Yの上方側に向けて突出高さhを順次大きいものとしてもよい。
複数の突起部5は、h1<h3<h4<h5<h2となる範囲内において、第1中間突起部61の先端61aの突出高さh3、第2中間突起部62の先端62aの突出高さh4、及び、第3中間突起部63の先端63aの突出高さh5が、如何なる大きさのものとされてもよい。
複数の突起部5は、特に、始端側突起部51の先端51aから終端側突起部52の先端52aまで略直線状に連続する仮想線V上に、第1中間突起部61の先端61a、第2中間突起部62の先端62a、及び、第3中間突起部63の先端63aが配置されるものとして、始端側突起部51の先端51aの突出高さh1、第1中間突起部61の先端61aの突出高さh3、第2中間突起部62の先端62aの突出高さh4、第3中間突起部63の先端63aの突出高さh5、及び、終端側突起部52の先端52aの突出高さh2が、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで略直線状に順次大きいものとなる。
複数の突起部5は、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、略直線状に順次大きいものとしたとき、第1中間突起部61の突出高さh3が、始端側突起部51の突出高さh1より所定の差αだけ大きく(h3=h1+α)、第2中間突起部62の突出高さh4が、第1中間突起部61の突出高さh3より所定の差αだけ大きく(h4=h3+α)、第3中間突起部63の突出高さh5が、第2中間突起部62の突出高さh4より所定の差αだけ大きく(h5=h4+α)、終端側突起部52の突出高さh2が、第3中間突起部63の突出高さh5より所定の差αだけ大きいものとなる(h2=h5+α)。
図6は、鋼管2の側面21から固化部材4に向けて複数の突起部5が突出した状態で、半径r=10cmの鋼管2に、所定の引張荷重Tを負荷するFEM解析モデルを示すものである。
ここで、本発明を適用した突起構造1は、図6(a)に示すように、各々の突起部5の荷重方向Sの幅w=10mm、各々の突起部5を荷重方向Sに離間させた離間距離d=150mmとする。本発明を適用した突起構造1は、始端側突起部51の突出高さh1=5mm、終端側突起部52の突出高さh2=15mm、第1中間突起部61の突出高さh3=10mmとして、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、複数の突起部5の突出高さhが順次大きくなる。
これに対して、従来の内面突起付鋼管柱9は、図6(b)に示すように、各々の突起90の荷重方向Sの幅w=10mm、各々の突起90を荷重方向Sに離間させた離間距離d=150mmとして、各々の突起90の突出高さh=10mmとされることで、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、複数の突起90の突出高さhが同一の大きさとなる。
このとき、本発明を適用した突起構造1は、図7に示すように、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、複数の突起部5の突出高さhが順次大きくなることで、鋼管2と固化部材4との相対変位量が10mmとなる時点の引張荷重T=2510kNとなるのに対して、従来の内面突起付鋼管柱9は、複数の突起90の突出高さhが同一の大きさとなるものであり、鋼管2と固化部材4との相対変位量が10mmとなる時点の引張荷重T=2300kNとなる。
本発明を適用した突起構造1は、複数の突起90の突出高さhが同一の大きさとなる従来の内面突起付鋼管柱9と比較して、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、複数の突起部5の突出高さhが順次大きくなることで、鋼管2と固化部材4とが所定の相対変位量となる時点の引張荷重Tが10%程度上昇して、鋼管2の側面21と固化部材4との付着力が向上するものとなる。
これにより、本発明を適用した突起構造1は、突起部5の荷重方向Sの段数や、複数の突起部5の合計の突出高さhを増大させることなく、鋼管2の側面21と固化部材4との付着力を向上させることができるため、複数の突起部5を設けるときの溶接作業等の施工コストや材料コストを低減させて、鋼管2の側面21と固化部材4との効率的なずれ止めを実現することが可能となる。
図8は、本発明を適用した突起構造1において、内側鋼管31及び外側鋼管32の鋼管2の側面21から固化部材4に向けて複数の突起部5を突出させて、鋼管2の板厚t=10mm、鋼管2の延長L=900mmとして、内側鋼管31の外径D1=160mm、外側鋼管32の外径D2=380mm、固化部材4の厚さC=100mmとしたとき、固化部材4の荷重方向Sに対する抵抗力として、所定荷重が載荷されるFEM解析モデルを示すものである。
ここで、本発明を適用した突起構造1は、各々の突起部5の荷重方向Sの幅w=10mmとする。本発明を適用した突起構造1は、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、所定の差αで複数の突起部5を略直線状に順次大きくさせて、第2中間突起部62の突出高さh4=10mmとしたときに、始端側突起部51の突出高さh1=10mm−2α、第1中間突起部61の突出高さh3=10mm−α、第3中間突起部63の突出高さh5=10mm+α、終端側突起部52の突出高さh2=10mm+2αとなる。
図9は、本発明を適用した突起構造1において、内側鋼管31と外側鋼管32との荷重方向Sの相対変位量が18mmとなる時点の抵抗力を、複数の突起90の突出高さhを同一とした従来の内面突起付鋼管柱9と比較するものである。図9では、突出高さh=10mm、α=0とした従来の内面突起付鋼管柱9の抵抗力に対して、本発明を適用した突起構造1の抵抗力の割合が、抵抗力比率として縦軸に示されて、また、突起部5の先端5aの突出高さhが大きくなる増加率e(=α/d×100%)が横軸に示される。
本発明を適用した突起構造1は、図9に示すように、増加率eの領域R1において、各々の突起部5を荷重方向Sに離間させた離間距離d=150mmに固定して、突出高さhの差αを増大させることで、増加率eの増大に伴って抵抗力比率が増大するものとなる。本発明を適用した突起構造1は、増加率eを0.67%以上、3.33%以下とした領域R1において、抵抗力比率が105%以上となる。
本発明を適用した突起構造1は、特に、増加率eを1.33%以上とした領域R1において、抵抗力比率が110%以上となり、増加率eを3.00%としたとき、抵抗力比率が最大となる。なお、本発明を適用した突起構造1は、増加率eが3.33%となるとき、突出高さhの差α=5mmとなり、始端側突起部51の突出高さh1=10mm−2α=0となる。
本発明を適用した突起構造1は、増加率eの領域R2において、突出高さhの差α=4.5mmに固定して、各々の突起部5を荷重方向Sに離間させた離間距離dが減少するとき、増加率eが増大するものとなる。本発明を適用した突起構造1は、増加率eの増大に伴って抵抗力比率が減少するものとなり、特に、増加率eを3.33%以上、4.5%以下とした領域R2において、抵抗力比率が110%以上となる。
これにより、本発明を適用した突起構造1は、荷重方向Sの始端側Aより終端側Bで、荷重方向Sに隣り合う突起部5の先端5aの突出高さhが大きくなる増加率e(=α/d×100%)が、0.67%以上、4.5%以下とされることで、所定の相対変位量となる時点の抵抗力が5%〜10%以上上昇するものとなり、鋼管2の側面21と固化部材4との付着力を確実に向上させることが可能となる。
本発明を適用した突起構造1は、図10に示すように、荷重方向Sの始端側Aより終端側Bで、荷重方向Sに隣り合う突起部5の突出高さhが大きいものとなるのに対して、従来の内面突起付鋼管柱9は、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、複数の突起90の突出高さhが同一の大きさとなる。このとき、本発明を適用した突起構造1は、図10(a)に示すように、引張荷重Tが作用したときの固化部材4の破断面Uが、荷重方向Sで断続的に形成されるのに対して、従来の内面突起付鋼管柱9は、図10(b)に示すように、固化部材91の破断面Uが荷重方向Sで連続的に形成されるものとなる。
これにより、本発明を適用した突起構造1は、所定の引張荷重Tが作用したときの固化部材4の破断面Uが、荷重方向Sで断続的に形成されるため、鋼管2の側面21と固化部材4との境界で固化部材4の破断面Uが連続的に形成されることを防止して、鋼管2の側面21と固化部材4との付着力の急激な低下を抑制することが可能となる。
本発明を適用した突起構造1は、図11に示すように、荷重方向Sの始端側Aより終端側Bで、荷重方向Sに隣り合う突起部5の先端5aの突出高さhを大きくした始端側突起部51と終端側突起部52との組み合わせを、荷重方向Sで複数段に亘って設けることで、突出高さhが小さい突起部5と突出高さhが大きい突起部5とが、荷重方向Sで交互に形成されるものとすることもできる。
図12は、板厚t=50mm、奥行寸法60mmの鋼板の側面21に、突出高さhが小さい突起部5及び突出高さhが大きい突起部5が交互に形成されるcase1(本発明を適用した突起構造1)と、複数の突起90の突出高さhが荷重方向Sで同一の大きさとなるcase2(従来の内面突起付鋼管柱9)とで、鋼板の側面21と固化部材4との相対変位量が10mmとなる時点の引張荷重Tを比較する引抜試験の結果を示すものである。
ここで、case1(実線)においては、小さい突起部5の突出高さh1=4mm、小さい突起部5の幅w=4mm、大きい突起部5の突出高さh2=9mm、大きい突起部5の幅w=9mm、離間距離d=84mmとするとともに、case2(破線)においては、突起90のw=7mm、突出高さh=7mm、離間距離d=84mmとする。
このとき、本発明を適用した突起構造1は、荷重方向Sの始端側Aから終端側Bまで、突出高さhの小さい突起部5と、突出高さhの大きい突起部5とが交互に形成されるため、鋼板の側面21と固化部材4との相対変位量が10mmとなる時点の引張荷重T=442kNとなるのに対して、従来の内面突起付鋼管柱9は、複数の突起90の突出高さhが同一の大きさとされるため、鋼板の側面21と固化部材4との相対変位量が10mmとなる時点の引張荷重T=405kNとなる。
これにより、本発明を適用した突起構造1は、突出高さhの小さい突起部5と、突出高さhの大きい突起部5とが荷重方向Sで交互に形成される場合であっても、突起部5の荷重方向Sの段数や、複数の突起部5の合計の突出高さhを増大させることなく、鋼板の側面21と固化部材4とが所定の相対変位量となる時点の引張荷重Tが10%程度上昇して、鋼板の側面21と固化部材4との付着力を向上させることが、実際の引抜試験の結果からも認定できる。
本発明を適用した突起構造1は、図2に示すように、内側鋼管31と外側鋼管32とを組み合わせた二重鋼管3等に設けられるものであるが、これに限らず、図13に示すように、鋼管2の内部20にモルタル等の固化部材4が充填されて、鋼管2を地盤8に埋め込んだ鋼管杭等の側面21で、管軸方向Yの全長の一部又は全部に設けられるものとされてもよい。
本発明を適用した突起構造1は、さらに、鋼管2の上端2aにコンクリート等のフーチング40を設けるものとして、鋼管2の内部20の固化部材4とのずれ止めとして、複数の突起部5が鋼管2の内周面21aに設けられるだけでなく、フーチング40等の固化部材4とのずれ止めとして、複数の突起部5が鋼管2の外周面21bに設けられるものとなる。
このとき、固化部材4は、鋼管2の内部20に充填して設けられて、鋼管2の内周面21aに取り囲まれて拘束されるものとなる。また、固化部材4は、フーチング40に鉄筋7が配筋されるものとすることで、管軸直交方向Xに押し拡げる荷重が作用しても、突起部5と固化部材4との間で生じる付着力が低下することのないように、鉄筋7に取り囲まれて拘束されるものとなる。
固化部材4は、鉄筋7が配筋されていない無筋コンクリート等が用いられる場合に、図14(a)に示すように、鋼管2の管周方向Wに設けられた突起部5が楔として機能して、突起部5から管軸直交方向Xの外側に向けて押し拡げられるように押圧力Pが作用するものとなり、無筋コンクリートに放射状の亀裂45が発生するおそれがある。
これに対して、固化部材4は、図14(b)に示すように、外側鋼管32等の鋼管2で拘束されて、又は、図14(c)に示すように、鉄筋7で拘束される場合に、鋼管2の管周方向Wに設けられた突起部5が、鋼管2又は鉄筋7で取り囲まれたものとなって、管軸直交方向Xの外側に向けて作用する押圧力Pに対する抵抗力を発揮して、無筋コンクリートのような放射状の亀裂45の発生を防止する。また、固化部材4は、たとえ放射状の亀裂45が発生しても、外側鋼管32や鉄筋7が固化部材4の管周方向Wの変形を拘束するため、突起部5と固化部材4との間で生じる付着力を低下させないものとすることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :突起構造
2 :鋼管
2a :上端
2b :下端
20 :内部
21 :側面
21a :内周面
21b :外周面
3 :二重鋼管
31 :内側鋼管
32 :外側鋼管
4 :固化部材
40 :フーチング
45 :亀裂
5 :突起部
51 :始端側突起部
52 :終端側突起部
6 :中間突起部
61 :第1中間突起部
62 :第2中間突起部
63 :第3中間突起部
7 :鉄筋
8 :地盤
8a :地盤面
A :始端側
B :終端側
W :管周方向
X :管軸直交方向
Y :管軸方向

Claims (5)

  1. 固化部材のずれ止めとして鋼管に設けられる突起構造であって、
    鋼管の内周面及び外周面の何れか一方又は両方から、鋼管又は鉄筋で拘束された固化部材に向けて突出させた複数の突起部を備え、
    複数の前記突起部は、鋼管に対して固化部材がずれようとするときの管軸方向の始端側から終端側まで、前記管軸方向で複数段に亘って設けられて、前記管軸方向の始端側より終端側で、前記管軸方向に隣り合う前記突起部の先端の突出高さが大きいものとなること
    を特徴とする突起構造。
  2. 複数の前記突起部は、前記管軸方向の始端側より終端側で、前記突起部の先端の突出高さが大きくなる増加率が、前記管軸方向に隣り合う前記突起部の先端の突出高さの差を、前記管軸方向に隣り合う前記突起部を離間させた離間距離で除した値として、0.67%以上、4.5%以下となること
    を特徴とする請求項1記載の突起構造。
  3. 複数の前記突起部は、前記管軸方向の始端側に設けられる始端側突起部と、前記管軸方向の終端側に設けられる終端側突起部と、前記管軸方向で前記始端側突起部及び前記終端側突起部の中間に設けられる中間突起部とを有し、前記始端側突起部、前記中間突起部及び前記終端側突起部の先端の突出高さが、前記管軸方向の始端側から終端側まで順次大きいものとなること
    を特徴とする請求項1又は2記載の突起構造。
  4. 複数の前記突起部は、前記始端側突起部の先端から前記終端側突起部の先端まで略直線状に連続する仮想線上に前記中間突起部の先端が配置されるものとして、前記始端側突起部、前記中間突起部及び前記終端側突起部の先端の突出高さが、前記管軸方向の始端側から終端側まで略直線状に順次大きいものとなること
    を特徴とする請求項3記載の突起構造。
  5. 記突起構造は、前記管軸方向の始端側に設けられる始端側突起部と、前記管軸方向の終端側に設けられる終端側突起部とを有する突起部群を前記管軸方向に複数有し、
    前記突起部群は、第1突起部群と、前記第1突起部群に対して前記管軸方向の終端側で隣り合う第2突起部群とを有し、
    前記第1突起部群の前記終端側突起部における突出高さは、前記第2突起部群の前記始端側突起部における突出高さよりも大きいこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の突起構造。
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