JP6428068B2 - 着雪防止装置 - Google Patents
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Description
(1) 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させ得るよう構成されており、
前記板部材の捩れ角は、0.5°以上、30°以下であることを特徴とする着雪防止装置。
(2) 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を曲げるように変形させ得るよう構成されており、
前記板部材の長さ100mm当たりの曲げ量は、3mm以上、30mm以下であることを特徴とする着雪防止装置。
(3) 可撓性を有する複数枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記複数枚の板部材を一括して捩じるように変形させることと、前記複数枚の板部材を一括して曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されていることを特徴とする着雪防止装置。
(4) 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、その表面温度が−10℃の状態で、長さ100mm当たり10mm曲げられるように力が付与され、該力を解除した際、前記力が付与される前と前記力が解除された後での変位量が−1mm以上、+1mm以下のものであることを特徴とする着雪防止装置。
(5) 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、変形する方向に予め変形していることを特徴とする着雪防止装置。
(6) 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、優先的に変形可能な易変形部を有することを特徴とする着雪防止装置。
図1は、本発明の着雪防止装置(第1実施形態)を装着した道路標識の正面図(a)および背面図(b)である。図2は、図1(b)中のA−A線断面図である。図3は、図1に示す着雪防止装置の停止状態を示す斜視図である。図4は、図1に示す着雪防止装置の作動状態を示す斜視図である。図5は、図1に示す着雪防止装置に内蔵された制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。図16は、本発明の着雪防止装置が備える板部材として用いられる板部材の好ましい特性を説明するための図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図4中(図6〜図16についても同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
連結部材43は、減速機42と板部材2の左端部25とを連結する、例えば金属製の部材である。この連結部材43は、減速機42側の棒状部431と、板部材2側の棒状部432とで構成されている。棒状部431は、板部材2の中心軸O上に配されている。棒状部432は、棒状部431と直交する方向に配されている。なお、棒状部432の長手方向の中央部に棒状部431が連結されている。
図6は、本発明の着雪防止装置の第2実施形態を示す正面図である。
本実施形態は、板部材の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7は、本発明の着雪防止装置(第3実施形態)を装着したソーラーパネルを示す正面斜視図である。図8は、図7に示す着雪防止装置の停止状態を示す垂直断面図である。図9は、図7に示す着雪防止装置の作動状態を示す垂直断面図である。
図10および図11は、それぞれ、本発明の着雪防止装置(第4実施形態)を装着したソーラーパネルを示す垂直断面図である(図10は着雪防止装置の停止状態を示し、図11は着雪防止装置の作動状態を示す)。
本実施形態は、板部材の設置態様が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図12および図13は、それぞれ、本発明の着雪防止装置(第5実施形態)の作動状態を示す垂直断面図である。
本実施形態は、板部材の構成が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図14および図15は、それぞれ、本発明の着雪防止装置(第6実施形態)を装着した道路標識の垂直断面図である(図14は着雪防止装置の停止状態を示し、図15は着雪防止装置の作動状態を示す)。
予め凍らせておいた円筒状の氷の一端面を60番の紙やすりで平らにして、直径66mm、重量85gの氷を得た。
(実施例1)
試験片を起立状態とし、その下端から20mmの範囲をクランプにより固定した。
試験片を起立状態とし、その下端から20mmの範囲をクランプにより固定した。
試験片を起立状態とし、その下端から20mmの範囲をクランプにより固定した。
試験片を起立状態とし、その下端から20mmの範囲をクランプにより固定した。
試験片を水平状態とし、氷に対して水平方向に2000gfの力で引張った。
試験片を起立状態とした。
各試験片で氷が剥離したか否かについて、以下に示す評価基準に従って評価した。
○ :剥離した
× :剥離せず
これらの評価結果を表1に示す。
2 板部材
2’ 母材
21 上側縁部
22 下側縁部
23 表側の面
24 裏側の面
241、242、243 溝
25 左端部
26 右端部
271、272、273 薄肉部
28 下端
29 上端
3 変形機構
4A 第1の機構
4B 第2の機構
41 モータ
42 減速機
43 連結部材
431、432 棒状部
44 ハウジング
5 油圧シリンダ
51 ロッド
61 リンク
62 駆動源
200 道路標識
201 支柱
202 梁
300 ソーラーパネル(太陽電池モジュール)
301 太陽電池
F 力
O 中心軸
S101〜S105 ステップ
SN 雪
w 検出値
wα 閾値
θ 捩れ角
Claims (9)
- 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させ得るよう構成されており、
前記板部材の捩れ角は、0.5°以上、30°以下であることを特徴とする着雪防止装置。 - 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を曲げるように変形させ得るよう構成されており、
前記板部材の長さ100mm当たりの曲げ量は、3mm以上、30mm以下であることを特徴とする着雪防止装置。 - 可撓性を有する複数枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記複数枚の板部材を一括して捩じるように変形させることと、前記複数枚の板部材を一括して曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されていることを特徴とする着雪防止装置。 - 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、その表面温度が−10℃の状態で、長さ100mm当たり10mm曲げられるように力が付与され、該力を解除した際、前記力が付与される前と前記力が解除された後での変位量が−1mm以上、+1mm以下のものであることを特徴とする着雪防止装置。 - 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、変形する方向に予め変形していることを特徴とする着雪防止装置。 - 可撓性を有する少なくとも1枚の板部材と、
前記板部材を変形させる変形機構とを備える着雪防止装置であって、
前記変形機構は、前記板部材を捩じるように変形させることと、前記板部材を曲げるように変形させることとのうちの少なくとも一方の変形をさせ得るよう構成されており、
前記板部材は、優先的に変形可能な易変形部を有することを特徴とする着雪防止装置。 - 前記板部材上に雪が付着した状態で、前記変形機構が作動することにより、前記雪が前記板部材から剥離する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の着雪防止装置。
- 前記板部材は、雪の付着を防止または抑制すべき部分を覆うフードとして機能する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の着雪防止装置。
- 前記変形機構の作動は、前記板部材を異なる2方向以上の方向に変形させ得る請求項1ないし8のいずれか1項に記載の着雪防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014183059A JP6428068B2 (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 着雪防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014183059A JP6428068B2 (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 着雪防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016056569A JP2016056569A (ja) | 2016-04-21 |
JP6428068B2 true JP6428068B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=55757661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014183059A Active JP6428068B2 (ja) | 2014-09-09 | 2014-09-09 | 着雪防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6428068B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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ITTV20080022A1 (it) * | 2008-02-04 | 2009-08-05 | Walter Crosato | Riflettore stradale con riscaldamento e allarmi. |
JP2011149184A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Wada Kogyo Kk | 建造物等用外部防護装置 |
-
2014
- 2014-09-09 JP JP2014183059A patent/JP6428068B2/ja active Active
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JP2016056569A (ja) | 2016-04-21 |
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