JP2009164375A - 太陽追尾装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受光板の回転と傾動のための駆動機構を2つ用意する必要がなく、簡易な構造で且つコストを低減できる太陽追尾装置を提供する。
【解決手段】固定台3と、前記固定台3に回転可能に設置された回転台4と、前記固定台3に設置されたガイドレール5と、前記回転台4に設置された支持部6と、前記支持部6に傾動可能に支持された受光板(反射板8)と、前記ガイドレール5と前記受光板(反射板8)とを連結する連結部材7と、を有する太陽追尾装置であって、前記ガイドレール5は、高い部分と低い部分とが交互に連続して形成されており、前記連結部材7は、前記ガイドレール5に沿って移動することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】固定台3と、前記固定台3に回転可能に設置された回転台4と、前記固定台3に設置されたガイドレール5と、前記回転台4に設置された支持部6と、前記支持部6に傾動可能に支持された受光板(反射板8)と、前記ガイドレール5と前記受光板(反射板8)とを連結する連結部材7と、を有する太陽追尾装置であって、前記ガイドレール5は、高い部分と低い部分とが交互に連続して形成されており、前記連結部材7は、前記ガイドレール5に沿って移動することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽の位置の変化に合わせて、受光板の回転及び傾動を行う太陽追尾装置に関する。
従来、太陽光を有効に利用することを目的とした発明として、採光装置や太陽光発電装置等がある。例えば、採光装置は、家屋や地下室等に太陽光を採り入れるための装置であり、光ダクトに平面状もしくは曲面状の反射板(受光板)を設けることで、太陽光を部屋の中等に採り入れている。このような採光装置として、反射板を固定したものがある(特許文献1,2参照)。しかし、反射板が固定されていると、時間の経過と共に変化する太陽の位置に対応することが困難であり、その結果採光効率が低下する。
このような問題を解決するものとして、最近では、反射板を可動式にした可動式の採光装置が採用されている(特許文献3,4参照)。特許文献3の採光装置では、計算用コンピュータを搭載し、太陽の位置に合わせて反射板の傾斜角、高さ、反射板間の間隔等を計算しており、また、特許文献4の採光装置では、データ記憶装置を用いて、予め入力したデータにより太陽方位角の追尾を制御している。そして、当該計算値及びデータに基づき反射板の方位角と傾斜を変化させていた。
しかしながら、これらの装置では、反射板の回転用の駆動機構と反射板の傾動用の駆動機構との2つの駆動機構が必要であった。
また、計算用コンピュータ等を用いたため、装置自体の構造が複雑になるとともに、設備費や維持費等がかさむという問題があった。
さらに、計算や過去のデータ等に基づき、採光量が自動的に制御されているため、季節、時間帯、用途等を考慮して反射板の方位角や傾斜を任意に設定することが困難であった。すなわち、反射板の位置を任意に設定し、採光量を自由に調節することが困難であった。
尚、このような問題は、受光板が反射板である場合に限らず、太陽光発電装置のソーラーパネル等である場合にも共通してあてはまる。
そこで、本発明は、受光板の回転と傾動のための駆動機構を2つ用意する必要がなく、簡易な構造で且つコストを低減できる太陽追尾装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、固定台と、前記固定台に回転可能に設置された回転台と、前記固定台に設置されたガイドレールと、前記回転台に設置された支持部と、前記支持部に傾動可能に支持された受光板と、前記ガイドレールと前記受光板とを連結する連結部材と、を有する太陽追尾装置であって、前記ガイドレールは、高い部分と低い部分とが交互に連続して形成されており、前記連結部材は、前記ガイドレールに沿って移動することを特徴とする。
かかる構成によれば、支持部を介して回転台と繋がっている受光板が回転台とともに、回転し、受光板と繋がっている連結部材がガイドレールに沿って移動することになるが、ガイドレールに高低差が設けられているので、連結部材が上下し、これに伴って、受光板が傾動する。
つまり、本発明においては、回転台の回転と受光板の傾動とが連動するので、受光板の回転と傾動のための駆動機構を2つ用意する必要がない。また、簡易な構造で受光板の回転及び傾動を行えるので、設備費や維持費等のコストを低減することができる。
つまり、本発明においては、回転台の回転と受光板の傾動とが連動するので、受光板の回転と傾動のための駆動機構を2つ用意する必要がない。また、簡易な構造で受光板の回転及び傾動を行えるので、設備費や維持費等のコストを低減することができる。
また、本発明は、前記回転台は1日に360度の範囲内で回転することが好ましい。
かかる構成によれば、例えば、回転台の回転を一日に半回転とするなど太陽追尾装置の省エネ化を可能にし、またガイドレールを円弧形状のものを使用することも可能となる。
また、本発明は、前記回転台に駆動力を与える駆動機構をさらに有し、前記回転台は1時間で15度回転することが好ましい。
かかる構成によれば、太陽を確実に追尾することができる。また、回転台を回転させる1つの駆動機構で受光板の回転と傾動を行うことができる。さらに、人力に頼らないで、受光板の回転と傾動を自動的に行うことができる。
また、本発明は、前記駆動機構は、前記回転台を1時間で15度回転させる低速用ギアセットと前記低速用ギアセットよりも高速で回転させる高速用ギアセットとを有することが好ましい。
かかる構成によれば、受光板の初期位置決め時及び任意の方位角に受光板を合わせたい時等に高速用ギア(セット)に切り換えることにより、使用者の望む位置に受光板を迅速且つ簡易に設定することができる。すなわち、季節、時間帯、用途等を考慮して受光板の方位角や傾斜を任意に設定することができ、ひいては採光量を自由に調節することができる。
また、本発明は、前記駆動機構の駆動源を、リモートコントローラーで制御することが好ましい。
かかる構成によれば、リモートコントローラーで駆動源を遠隔制御することができる。
また、本発明は、前記連結部材は、伸縮可能に形成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、連結部材の長さを調節することができるので、季節によって異なる太陽の高度に応じて、受光板の傾斜を調節できる。
また、本発明は、前記連結部材は、前記ガイドレールに連結している第1連結部と、前記受光板に連結している第2連結部と、前記第1連結部材と第2連結部材との間に介設される長さ調節部とからなり、前記長さ調節部は、形状記憶素材又はバイメタルからなることが好ましい。
太陽の高度は、季節によって異なるが、形状記憶素材又はバイメタルは、気温の変化に応じて変形するので、季節ごとに連結部材の長さが増減し、それに伴って、受光板の傾斜が変化することになる。つまり、形状記憶素材又はバイメタルを利用して長さ調節部を構成すれば、季節によって異なる太陽の高度に応じて、受光板の傾斜を自動的に調節できる。
また、本発明は、前記受光板を透明又は半透明の防護用カバーで収容することが好ましい。
かかる構成によれば、透明又は半透明の防護用カバーで受光板を収容することにより、受光板を保護して、受光板の損傷を防止できるとともに、受光板を透明又は半透明の防護用カバーで収容しながらも太陽光を受光することができる。
本発明によれば、受光板の回転と傾動のための駆動機構を2つ用意する必要がなく、簡易な構造で且つコストを低減できる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。本実施形態では、本発明を太陽採光装置に適用した場合を例にして説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る太陽採光装置1は、光ダクト本体部2と、固定台3と、回転台4と、ガイドレール5と、支持部6と、連結部材7と、受光板の一種である反射板8とを主に備えて構成されている。尚、第1の実施形態に係る太陽採光装置1は、手動により動かした場合を想定している。
光ダクト本体部2は、後記する固定台3を支持するとともに、後記する反射板8に反射した太陽光(太陽反射光)を家屋や地下室等に導く役割を果たしている。光ダクト本体部2の内面は鏡(図示省略)で形成されている。すなわち、太陽反射光は、光ダクト本体部2の内面に形成された鏡に反射しながら家屋等に効率良く導かれる。光ダクト本体部2は、例えば、反射板8が屋根面に設置されたときには、天井裏等に設置され、一端は室外側に開口し、他端は室内側に開口する。
固定台3は、後記する回転台4を支持するとともに、ガイドレール5を支持する役割を果たしている。固定台3は、図1及び図2に示すように、光ダクト本体部2の開口形状に適合した円板形状を呈しており、その外径が光ダクト本体部2の外径より大きく形成されている。固定台3の開口部は、光ダクト本体部2の開口部と略同一の大きさに形成されている。すなわち、固定台3の内周面と光ダクト本体部2の内周面は、略面一に形成されている。固定台3は、光ダクト本体部2の上面に設置されており、例えば、ボルトや溶接等により光ダクト本体部2に固定されている。
回転台4は、後記する反射板8を中心軸P回りに(図1の矢印方向X)に回転(旋回)させる役割を果たしている。中心軸Pは、回転台4の回転中心であり、固定台3及び回転台4の中心線と一致している。回転台4は、回動自在に設置されている。回転台4は、図1及び図2に示すように、環状の円板形状を呈しており、その外径が光ダクト本体部2及び固定台3の外径より大きく形成されている。また、回転台4の内径は、光ダクト本体部2及び固定台3の開口部より大きく形成されている。回転台4は、後記するガイドレール5を取り囲んでいる。回転台4は、例えば、複数のローラー43,43・・・を介して、固定台3の上に設置されている。このように複数のローラーを設置することにより、回転台4の回転がスムーズになる。尚、回転台4と固定台3との間に、例えば、複数のベアリング等を設置しても構わない。
ガイドレール5は、後記する連結部材7の動きを規制する役割を果たしている。本実施形態では、光ダクト本体部2、固定台3、回転台4、ガイドレール5は、平面視において共通の中心軸Pを持つように形成されている。ガイドレール5は、図1及び図2に示すように、4本の支柱58,58・・・を介して、固定台3上に設置されている。ガイドレール5は、平面視円形状を呈するとともに、図1及び図2に示すように、高い部分(頂上部)と低い部分(底部)とが交互に連続して形成されている。具体的には、図2(a)に示すように、東西に位置する頂上部51,53が、最も高く形成されており、図2(b)に示すように、南北に位置する底部52,54が、最も低く形成されている。これにより、連結部材7が頂上部51,53に位置する時は、連結部材7の高さが上がるため、反射板8の下端が押し上げられ、反射板8が鉛直面に対して深く(大きく)傾斜する。一方、連結部材7が底部52,54に位置する時は、連結部材7の高さが下がるため、反射板8の下端が引き下げられ、反射板8が鉛直面に対して浅く(小さく)傾斜する。
頂上部51と底部52の間の傾斜部55Aは、図2(a)に示すように、頂上部51から底部52に向けて緩やかに下るように形成されている。一方、底部52と頂上部53の間の傾斜部55Bは、図2(a)に示すように、底部52から頂上部53に向けて緩やかに上るように形成されている。これにより、頂上部51に位置していた連結部材7が傾斜部55Aを通って、底部52へと移動するのに伴って、反射板8が段々と立ち上がり、底部52に位置していた連結部材7が傾斜部55Bを通って、頂上部53へと移動するのに伴って、反射板8が段々と傾倒する。
尚、頂上部53と底部54の間の傾斜部55Cは、図2(c)に示すように、頂上部53から底部54に向けて緩やかに下るように形成されている。一方、底部54と頂上部51の間の傾斜部55Dは、図2(c)に示すように、底部54から頂上部51に向けて緩やかに上るように形成されている。
ガイドレール5は、図3に示すように、断面視略U溝形状を呈し、その上端には開口部56と引掛け部57,57とが形成されている。引掛け部57,57によって、後記する連結部材7のタイヤ73,73がガイドレール5から外れるのを防止している。ガイドレール5の直径は、光ダクト本体部2及び固定台3の開口部より大きく形成されるとともに、回転台4の内径より小さく形成されている。ガイドレール5は、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属や合成樹脂などの材料から成るものを使用すればよい。
頂上部51と底部52の間の傾斜部55Aは、図2(a)に示すように、頂上部51から底部52に向けて緩やかに下るように形成されている。一方、底部52と頂上部53の間の傾斜部55Bは、図2(a)に示すように、底部52から頂上部53に向けて緩やかに上るように形成されている。これにより、頂上部51に位置していた連結部材7が傾斜部55Aを通って、底部52へと移動するのに伴って、反射板8が段々と立ち上がり、底部52に位置していた連結部材7が傾斜部55Bを通って、頂上部53へと移動するのに伴って、反射板8が段々と傾倒する。
尚、頂上部53と底部54の間の傾斜部55Cは、図2(c)に示すように、頂上部53から底部54に向けて緩やかに下るように形成されている。一方、底部54と頂上部51の間の傾斜部55Dは、図2(c)に示すように、底部54から頂上部51に向けて緩やかに上るように形成されている。
ガイドレール5は、図3に示すように、断面視略U溝形状を呈し、その上端には開口部56と引掛け部57,57とが形成されている。引掛け部57,57によって、後記する連結部材7のタイヤ73,73がガイドレール5から外れるのを防止している。ガイドレール5の直径は、光ダクト本体部2及び固定台3の開口部より大きく形成されるとともに、回転台4の内径より小さく形成されている。ガイドレール5は、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属や合成樹脂などの材料から成るものを使用すればよい。
支持部6は、後記する反射板8を回転台4の上に支持する役割を果たす。本実施形態の支持部6は、図1に示すように、略H形を呈するものであって、回転台4の上に立設された一対の支柱61,61と一対の支柱61,61に支持された軸部62とから構成されている。支柱61,61は、四角柱状を呈し、回転台4の上に間隔をあけて併設されている。軸部62は、細長い円柱形状を呈し、一対の支柱61,61間の上方に水平に架設されている。軸部62の支柱61,61への取り付け方法に制限はないが、例えば、支柱61,61に軸部62の径と略同一の大きさから成る孔を同一の高さ位置に形成して、当該孔に軸部62の両端をそれぞれ挿通して固定する方法がある。尚、支持部6の構成は、一対の支柱61,61と軸部62の組み合わせでなくても構わない。また、支柱61の形状はこれに限定することなく、例えば円柱形状等に形成されても構わない。
連結部材7は、ガイドレール5と反射板8とを連結する役割を果たす。連結部材7は、図3に示すように、一対の自在アーム71,71と、シャフト部72と、タイヤ73,73と、第1固定部材74と、第2固定部材75と、第1支持部材76と、第2支持部材77とを備えて構成されている。自在アーム71,71は、板状部材から成り、一端側の側面に貫通孔71A,71Aが形成されており、他端側の側面に貫通孔71B,71Bが形成されている。第1固定部材74は、棒状部材から成り、側面に貫通孔74Aが形成されている。第1固定部材74の上端は、反射板8の下端に固定されている。第2固定部材75は、棒状部材から成り、側面に貫通孔75Aが形成されている。シャフト部72は、貫通孔72Aに挿通されている。タイヤ73,73は、シャフト部72の両端に回転自在に設置されており、ガイドレール5の引掛け部57,57に当接しながら転動する。第1支持部材76と第2支持部材77は、円柱形状を呈し、長手方向が反射板8と平行に設置されている。また、第1支持部材76は、貫通孔71A,71A及び貫通孔74Aに挿通されており、第2支持部材77は、貫通孔71B,71B及び貫通孔75Aに挿通されている。すなわち、自在アーム71,71の一端は、第1支持部材76を介して、第1固定部材74に連結されており、自在アーム71,71の他端は、第2支持部材77を介して、第2固定部材75に連結されている。自在アーム71,71は、第2固定部材75に対して、第2支持部材77を軸として傾動する。また、第1固定部材74は、その下端が第1支持部材76を介して自在アーム71,71の一端と連結されているので、自在アーム71,71の傾動に伴ってガイドレール5の半径方向に傾動する。尚、タイヤ73,73は、例えばゴム、金属、合成樹脂等の材料から成るものを使用すればよく、部材間は貫通孔を形成しない方法で連結してもよい。また、自在アーム71,71は、第2固定部材75に傾動可能に固定されたワイヤーなどで代替してもよい。
反射板8は、受光した太陽光を反射させて、家屋や地下室等に太陽光を採り入れる役割を果たしている。反射板8は、図1に示すように、正面視矩形状を呈し、所定の厚さを持って形成されている。反射板8は、平面鏡や曲面鏡等の鏡体から成り、高輝度アルミニウムを使用するのが好ましく、その他にも、ガラス、光沢ステンレス等の材料から成るものを使用すればよい。反射板8は、支持部6によって支持されており、支持部6を介して回転台4に連結されている。反射板8は、その側面に軸部62より大きい貫通孔81が形成されており、貫通孔81に挿通された軸部62によって、支持部6に傾動可能に支持されている。尚、反射板8は、その重心が上方に位置する方が傾動しやすくなるため、反射板8の下方側が支持部6によって支持されるようにするのが好ましい。また、反射板8は、連結部材7を介してガイドレール5に連結されている。反射板8の下端には、第1固定部材74の上端が固定されている。尚、反射板8は、軸部62と貫通孔81との大きさを略同一にして軸部62に固定されても構わない。かかる場合には、軸部62を支柱61,61に対して回転自在に設置し、反射板8が支持部6に傾動可能に支持されるようにする。
尚、反射板8は、図1に示すように、防護用カバー17で収容されても構わない。防護用カバー17は、半球状を呈し、周縁が回転台4の形状に合わせて円形状に形成されている。防護用カバー17は、透明又は半透明に形成され、例えば3〜5mm程度の均一な板厚の透明なアクリル樹脂板あるいはポリカーボネート樹脂板等を加工して形成されている。または、硬質ガラス、硬質プラスチック等を加工して形成されている。防護用カバー17は、反射板8と、ガイドレール5と、支持部6と、連結部材7を収容している。この防護用カバー17を設置することにより外気が屋内に入らないようにすると共に、風、雨、塵埃等から反射板8を保護し、且つこれらの屋内への侵入を防止することができる。また、反射板8を防護用カバー17で収容しながらも太陽光を受光することができる。尚、防護用カバー17は、半球状に限定されず、角錐等で形成されても構わない。また、必要に応じてその内面に補強リブ(図示省略)を設置してもよい。
以上の構成を有する第1の実施形態に係る太陽採光装置1が太陽を追尾する時の動作について、図2を使用して説明する。尚、第1の実施形態に係る太陽採光装置1の開始位置を朝方に設定していること及び回転台4に駆動力を与えることを前提に説明する。
図2(a)に示すように、朝方は、太陽が東の方角にあるため、回転台4を回転させて、反射板8を西の方角に位置させる。反射板8を西の方角に位置させると、連結部材7が頂上部51に移動し、高度が低い朝の太陽に対応して反射板8が鉛直面に対して深い角度で傾斜する。これによって、より多くの太陽光が光ダクト本体部2に導かれ、採光効率を高めることができる。
朝から昼へと移行するにつれて、太陽は東の方角から南の方角へと移動するので、太陽の動きに合わせて、回転台4を屋外側から見て時計回りに回転させると、支持部6を介して回転台4と繋がっている反射板8が回転台4とともに西の方角から北の方角に向けて回転する。また、反射板8と繋がっている連結部材7は、ガイドレール5に沿って西の方角から北の方角に向けて移動する。すなわち、頂上部51に位置していた連結部材7が、傾斜部55Aを通って底部52へと移動する。その結果、反射板8が鉛直面に対して段々と浅く傾動する。
朝から昼へと移行するにつれて、太陽は東の方角から南の方角へと移動するので、太陽の動きに合わせて、回転台4を屋外側から見て時計回りに回転させると、支持部6を介して回転台4と繋がっている反射板8が回転台4とともに西の方角から北の方角に向けて回転する。また、反射板8と繋がっている連結部材7は、ガイドレール5に沿って西の方角から北の方角に向けて移動する。すなわち、頂上部51に位置していた連結部材7が、傾斜部55Aを通って底部52へと移動する。その結果、反射板8が鉛直面に対して段々と浅く傾動する。
そして、図2(b)に示すように、太陽が南の方角に来た時には、反射板8を北の方角に位置させ、連結部材7を底部52に位置させる。南中時の太陽は、1日の中で太陽の高度が最も高くなるが、連結部材7を底部52に位置させると、反射板8が鉛直面に対して浅い角度で傾斜するようになるので、より多くの太陽光が光ダクト本体部2に導かれ、採光効率を高めることができる。
昼から夕方へと移行するにつれて、太陽は南の方角から西の方角へと移動するので、太陽の動きに合わせて、回転台4を時計回りに回転させると、支持部6を介して回転台4と繋がっている反射板8が回転台4とともに北の方角から東の方角に向けて回転する。また反射板8と繋がっている連結部材7は、ガイドレール5に沿って北の方角から東の方角に向けて移動する。すなわち、底部52に位置していた連結部材7が、傾斜部55Bを通って、頂上部53へと移動する。その結果、反射板8が鉛直面に対して段々と深く傾動する。
昼から夕方へと移行するにつれて、太陽は南の方角から西の方角へと移動するので、太陽の動きに合わせて、回転台4を時計回りに回転させると、支持部6を介して回転台4と繋がっている反射板8が回転台4とともに北の方角から東の方角に向けて回転する。また反射板8と繋がっている連結部材7は、ガイドレール5に沿って北の方角から東の方角に向けて移動する。すなわち、底部52に位置していた連結部材7が、傾斜部55Bを通って、頂上部53へと移動する。その結果、反射板8が鉛直面に対して段々と深く傾動する。
そして、図2(c)に示すように、夕方は、太陽が西の方角にあるため、反射板8を東の方角に位置させる。連結部材7を頂上部53に位置させると、高度が低い夕方の太陽に対応して、反射板8が鉛直面に対して深い角度で傾斜する。これによって、より多くの太陽光が光ダクト本体部2に導かれ、採光効率を高めることができる。
尚、日没後は、回転台4を東の方角から西の方角に向けて時計回りに回転させて、翌日の日の出位置まで戻してもよいし、回転台4を東の方角から西の方角に反時計回りに回転させて、翌日の日の出位置まで戻してもよい。以後は同様の動作が繰り返し行われる。また、手動によって動かすのは、支柱61でもよいし、反射板8でも構わない。
以上説明した第1の実施形態に係る太陽採光装置1によれば、回転台4に駆動力(回転力)を与えると、反射板8が回転台4とともに回転し、連結部材7がガイドレール5に沿って移動することになるが、ガイドレール5に高低差が設けられているので、連結部材7が上下し、これに伴って、反射板8が傾動する。つまり、第1の実施形態に係る太陽採光装置1によれば、回転台4の回転と反射板8の傾動とが連動しているので、回転台4を回転させるだけで傾動させることができる。
また、簡易な構造で反射板8の回転及び傾動を行えるので、設備費や維持費等のコストを低減することができる。
また、ガイドレール5は、曲げ加工時にその高さ及び形状を自由に設定できるので、日中の各時刻の太陽高度に対応して、採光率が高くなるように反射板8の傾動を調節できる。従って、1日を通じての採光効率を上げることができる。
また、反射板8の方位角を自由に設定し、特定の時間帯の太陽光のみを採り入れることができる。例えば、夏場の日中において、室内の温度上昇を防止するため、反射板8を底部54に設置し、拡散光のみを採り入れることができる。つまり、太陽光の採光量を自由に調節することができるので、自由度が高い。
また、簡易な構造で反射板8の回転及び傾動を行えるので、設備費や維持費等のコストを低減することができる。
また、ガイドレール5は、曲げ加工時にその高さ及び形状を自由に設定できるので、日中の各時刻の太陽高度に対応して、採光率が高くなるように反射板8の傾動を調節できる。従って、1日を通じての採光効率を上げることができる。
また、反射板8の方位角を自由に設定し、特定の時間帯の太陽光のみを採り入れることができる。例えば、夏場の日中において、室内の温度上昇を防止するため、反射板8を底部54に設置し、拡散光のみを採り入れることができる。つまり、太陽光の採光量を自由に調節することができるので、自由度が高い。
次に、本発明の第2の実施形態について、図4及び図5を使用して説明する。尚、第2の実施形態に係る太陽採光装置1の説明においては、第1の実施形態に係る太陽採光装置1と重複する部分については、説明を省略する。
第2の実施形態に係る太陽採光装置1は、図4に示すように、光ダクト本体部2と、固定台3と、回転台4と、ガイドレール5と、支持部6と、連結部材7と、反射板8と、駆動機構9とを主に備えて構成されている。第2の実施形態に係る太陽採光装置1は、回転台4に歯車部42を有する周縁部41を設けた点及び駆動機構9を設置した点で第1の実施形態と相違する。
回転台4には、図4に示すように、回転台4の周縁から下側(光ダクト本体部2側)に向かって延出している周縁部41が形成されている。周縁部41の先端側の内壁には、歯車部42が形成されている。歯車部42の内歯車は、例えば、平歯車、はすば歯車等から成るものを使用すればよい。
駆動機構9は、図4及び図5に示すように、駆動セット10と、1時間あたり15度(15度/h)の割合で回転台4を回転させるための低速用ギアセット11と、低速用ギアセット11より速く回転台4を回転させるための高速用ギアセット12と、を主に備えて構成されており、低速用ギアセット11と高速用ギアセット12のどちらかが選択的に使用される。尚、駆動機構9は、例えば支持フレーム等(図示省略)で光ダクト本体部2もしくは固定台3に取付けられている。
駆動セット10は、後記する低速用ギアセット11又は高速用ギアセット12に駆動力を与えて、回転台4を回転させる役割を果たしている。駆動セット10は、駆動体Mと、シャフト部101と、歯車部102とを主に備えて構成されており、回転軸を垂直にして回転自在に設置されている。駆動体Mと歯車部102は、シャフト部101を介して連結している。駆動体Mは、例えば、ギアードモーターを使用するのが好ましい。また、駆動体Mの駆動源(図示省略)は、例えば商用電源等を使用し、スイッチ(図示省略)等によりオンとオフを行うのが好ましい。歯車部102は、例えば、平歯車、はすば歯車等から成るものを使用すればよい。
尚、駆動体Mは、これに限定することなく、例えば、ステッピングモーター等を使用してもよいし、モーター以外の駆動体(例えば、エンジン等)を使用しても構わない。また、駆動体Mの駆動源は、例えば、二次電池等を使用しても構わない。二次電池を使用する場合には、太陽採光装置1に太陽電池パネルをさらに備え付けて、太陽電池パネルから得られる電力を二次電池に充電する。これにより、太陽を追尾して太陽光を採光しながらも、太陽を追尾するための電力を補うことができるので、効率良く太陽採光装置1を動かすことができる。さらに、駆動源のオンとオフを、例えば、リモートコントローラーで制御しても構わない。
低速用ギアセット11は、第1ウォームギア111と、第2ウォームギア112と、ギア113とを主に備えて構成されている。低速用ギアセット11は、太陽を追尾するためのギアセットであり、回転台4が太陽の動きに合わせて1時間で15度(15度/h)回転するように設定されている。すなわち、回転台4が1日に最大で360度回転するように設定されている。
第1ウォームギア111は、平歯車111Aとウォーム部111Bとから構成されており、回転軸を垂直にして回転自在に設置されている。平歯車111Aは、下側に配置され、歯車部102と噛み合わされて設置されている。
第2ウォームギア112は、ウォームホイール部112Aとウォーム部112Bとから構成されている。第2ウォームギア112は、回転軸を水平にして回転自在に設置されるとともに、第1ウォームギア111と直交して設置されている。ウォームホイール部112Aは、ウォーム部111Bと噛み合わされて設置されている。第1ウォームギア111及び第2ウォームギア112が設置されたことにより大きな減速比が得られ、太陽採光装置1の可動部分が低速で回転可能になる。
ギア113は、平歯車113Aと、ウォームホイール部113Bと、シャフト部113Cとを備えて構成されており、回転軸を垂直にして回転自在に設置されている。ウォームホイール部113Bは、ウォーム部112Bに噛み合わされて設置されている。また、平歯車113Aは、回転台4の歯車部42に噛み合わされて設置されている。平歯車113Aとウォームホイール部113Bは、シャフト部113Cを介して連結している。
次に、低速用ギアセット11を使用した際の駆動機構9の動作について、図5を使用して説明する。尚、低速用ギアセット11を使用して、太陽を追尾する時の太陽採光装置1の動作は、第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
低速用ギアセット11は、太陽を追尾する時に使用され、所定の位置に設定される。すなわち、図5(a)及び(b)に示すように、第1ウォームギア111の平歯車111Aが駆動セット10の歯車部102に噛み合わされて設置されるとともに、平歯車113Aが回転台4の周縁部41の内壁に設置された歯車部42に噛み合わされて設置される。この状態で、駆動源のスイッチ(図示省略)をオンにして駆動体Mを駆動させると、シャフト部101を介して駆動体Mと連結している歯車部102が回転する。歯車部102の回転に伴い、平歯車111Aが回転し、平歯車111Aと連結しているウォーム部111Bも回転する。ウォーム部111Bの回転に伴い、ウォームホイール部112Aが回転し、ウォームホイール部112Aと連結しているウォーム部112Bも回転する。ウォーム部112Bの回転に伴い、ウォームホイール部113Bが回転し、シャフト部113Cを介してウォームホイール部113Bと連結している平歯車113Aも回転する。平歯車113Aの回転に伴い、歯車部42を介して駆動体Mの駆動力が回転台4に伝達され、回転台4が回転する。以上のように、駆動体Mの駆動に連動して、第1ウォームギア111、第2ウォームギア112、ギア113が順次回転する。そして、最後にギア113と噛み合わされて設置されている回転台4が回転する。本実施形態においては、駆動体Mの駆動力は、低速用ギアセット11で減速されて、回転台4に伝達される。尚、ギアに変えて摩擦車やベルト、チェーン等を使用しても構わない。
高速用ギアセット12は、第1ギア121と、第2ギア122とを主に備えて構成されている。本実施形態においては、高速用ギアセット12は、回転台4が1分で360度(360度/min)回転するように設定されている。
第1ギア121は、回転軸を垂直にして回転自在に設置されるとともに、後記する下端側歯車部122Bに噛み合わされて設置されている。
第2ギア122は、上端側歯車部122Aと、下端側歯車部122Bと、シャフト部122Cとから構成されており、回転軸を垂直にして回転自在に設置されている。上端側歯車部122Aと下端側歯車部122Bは、シャフト部122Cを介して連結している。
次に、高速用ギアセット12を使用した際の駆動機構9の動作について、図5を使用して説明する。
高速用ギアセット12は、通常時(低速用ギアセット11を使用しているとき)は、歯車部102と噛み合わされていない。高速用ギアセット12は、反射板8を任意の方位角に合わせる場合等に使用され、所定の位置に設定される。すなわち、図5(b)の仮想線Bに示すように、第1ギア121が歯車部102に噛み合わされて設置されるとともに、上端側歯車部122Aが回転台4の周縁部41の内壁に設置された歯車部42に噛み合わせて設置される。この状態で、駆動源のスイッチをオンにして駆動体Mを駆動させると、シャフト部101を介して駆動体Mと連結している歯車部102が回転する。歯車部102の回転に伴い、第1ギア121が回転する。そして、第1ギア121の回転に伴い、下端側歯車部122Bが回転し、シャフト部122Cを介して下端側歯車部122Bと連結している上端側歯車部122Aも回転する。上端側歯車部122Aの回転に伴い、歯車部42を介して駆動体Mの駆動力が回転台4に伝達され、回転台4が回転する。以上のように、駆動体Mの駆動に連動して、第1ギア121、第2ギア122が順次回転する。そして、最後に第2ギア122と噛み合わされて設置されている回転台4が回転する。尚、ギアに変えて摩擦車やベルト、チェーン等を使用しても構わない。
次に、低速用ギアセット11と高速用ギアセット12の切換え方法について図5を使用して、説明する。
図5(a)及び(b)に示すように、例えば、低速用ギアセット11が回転台4及び駆動セット10に噛み合わされて設置されている状態において、低速用ギアセット11から高速用ギアセット12に切換える時には、低速用ギアセット11を仮想線Aの位置まで移動させる。そして、高速用ギアセット12を仮想線Bの位置まで移動させ、回転台4及び駆動セット10に噛み合わせて設置する。そして、任意の場所へ反射板8を移動させた後は、高速用ギアセット12から低速用ギアセット11に切り換える。すなわち、図5(b)に示すように、高速用ギアセット12を実線の位置まで戻す。そして、低速用ギアセット11を実線の位置まで移動させ、回転台4及び駆動セット10に噛み合わせて設置して終了する。
尚、日没後は、低速用ギアセット11をそのまま使用して、回転台4を東の方角から西の方角に向けて時計回りに回転させてもよいし、高速用ギアセット12を使用して、日の出位置まで戻し、駆動源をオフにして翌日の日の出まで停止させても構わない。あるいは、第1の実施形態と同様に手動により翌日の日の出位置まで戻しても構わない。以後は同様の動作が繰り返し行われる。
以上、説明した第2の実施形態に係る太陽採光装置1によれば、駆動機構9を設けた場合であっても、第1の実施形態に係る太陽採光装置1と略同等の効果を得ることができる。
また、回転台4と反射板8が連動しているので、回転台4を回転させる1つの駆動機構9で反射板8の回転と傾動を行うことができる。
また、人力に頼らないで、反射板8の回転と傾動を自動的に行うことができる。
また、低速用ギアセット11により、太陽を確実に追尾することができる。
また、反射板8の初期位置決め時及び任意の方位角に反射板8を合わせたい時等に高速用ギアセット12に切り換えることにより、使用者の望む位置に反射板8を迅速且つ簡易に設定することができる。すなわち、季節、時間帯、用途等を考慮して反射板8の方位角や傾斜を任意に設定することができ、ひいては採光量を自由に調節することができる。
また、太陽が出ている日の出から日没までだけ、太陽採光装置1を動かすことができる。従って、夜間に無駄な電力を使用することがなく、省エネ効果が得られる。
さらに、リモートコントローラーで駆動源を遠隔制御することができる。
また、回転台4と反射板8が連動しているので、回転台4を回転させる1つの駆動機構9で反射板8の回転と傾動を行うことができる。
また、人力に頼らないで、反射板8の回転と傾動を自動的に行うことができる。
また、低速用ギアセット11により、太陽を確実に追尾することができる。
また、反射板8の初期位置決め時及び任意の方位角に反射板8を合わせたい時等に高速用ギアセット12に切り換えることにより、使用者の望む位置に反射板8を迅速且つ簡易に設定することができる。すなわち、季節、時間帯、用途等を考慮して反射板8の方位角や傾斜を任意に設定することができ、ひいては採光量を自由に調節することができる。
また、太陽が出ている日の出から日没までだけ、太陽採光装置1を動かすことができる。従って、夜間に無駄な電力を使用することがなく、省エネ効果が得られる。
さらに、リモートコントローラーで駆動源を遠隔制御することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるのはいうまでもない。本実施形態では、本発明を太陽採光装置に適用したが、例えば、太陽光発電装置等に適用しても構わない。かかる場合には、ソーラーパネルが、特許請求の範囲にいう「受光板」に相当する。また本発明は、その他の太陽を追尾しながら受光板の傾動を行う装置にも適用することができる。
また、反射板8等を上から吊り下げて設置しても構わないし、ガイドレール5を回転台4の外側に設置しても構わない。
また、ぜんまい仕掛けで自動的に回転させても構わない。かかる構成によっても、人力に頼らないで、反射板8の回転と傾動を自動的に行うことができる。
また、本実施形態では、高速用ギアセット12は、回転台4が1分で360度(360度/min)回転するように設定されているが、これに限定することなく、自由に設定してよい。例えば、30分で360度(12度/min)回転するように設定してもよいし、10分で360度(36度/min)回転するように設定しても構わない。
また、ガイドレール5を平面視円弧状に形成しても構わない。
また、傾斜部55A,55B,55C,55Dの勾配を小さく形成したが、勾配を大きく形成しても構わないし、階段のように段差をつけて形成しても構わない。
また、図7(a)及び(b)に示すように、連結部材7を変更しても構わない。尚、第1及び第2の実施形態に係る連結部材7と重複する部分については説明を省略する。
連結部材7の第1の変形例は、図7(a)に示すように、ガイドレール5に連結している第1連結部13と、反射板8に連結している第2連結部14と、第1連結部と第2連結部との間に介設されている長さ調節部たるバイメタル15と、バイメタル15を保持する保持部16とから構成されている。
第1連結部13は、一対の自在アーム711,711(図示省略)と、シャフト部72と、タイヤ73,73と、第2固定部材75、第2支持部材77とから構成されている。また、第2連結部14は、一対の自在アーム712,712(図示省略)と、第1固定部材74と、第1支持部材76とから構成されている。バイメタル15は、図6に示すように、熱膨脹率の異なる二種の金属15A,15Bを接合して形成されており、本実施形態では、熱膨張率の大きい金属15Aが上側に配置されており、熱膨張率の小さい金属15Bが下側に配置されている。保持部16は、自在アーム711,711の一端に固定されるとともに、自在アーム711,711と直交して設置されている。バイメタル15は、図7(a)及び(b)に示すように、その一端が例えば、ピン等で自在アーム712,712に固定されるとともに、他端が保持部16に固定されている。すなわち、バイメタル15は、保持部16を介して自在アーム711,711と連結しており、自在アーム711,711と自在アーム712,712との間に介設されている。以上のように、第1の変形例に係る連結部材7は、自在アーム71,71を自在アーム711,711と自在アーム712,712の4つの部材から構成し、自在アーム711,711と自在アーム712,712との間にバイメタル15を介設した点で第1及び第2の実施形態に係る連結部材7と相違する。
ところで、太陽の高度は、季節によって異なる。すなわち、夏季は太陽の高度が高くなり、冬季は太陽の高度が低くなる。一方、バイメタル15は、温度の上昇と共に、熱膨張率の大きい金属15Aが大きく膨張するため、熱膨張率の小さい金属15B側に曲がる性質を有し、また、温度の下降と共に、元の形状に戻る性質を有する。すなわち、かかるバイメタル15によれば、季節ごとの外気温の高低に応じて反り返る量が変化することで形状および長さが変化する。そこで、本実施形態では、温度が低いときに熱膨張率の大きい金属15A側に湾曲し、温度が高いときに熱膨張率の小さい金属15B側に湾曲するようにバイメタル15を加工する(図7(b)参照)。かかるバイメタル15を連結部材7に使用すれば、図7(a)に示すように、気温が高い夏季は、バイメタル15に熱が加えられて、熱膨張率の小さい金属15Bに比べて、上側に位置する熱膨張率の大きい金属15Aがより一層膨脹することでバイメタル15は熱膨張率の小さい金属15B側に反り返る。その結果、連結部材7の高さが下がり、反射板8の下端が引き下がり、反射板8が鉛直面に対して浅く傾斜する。また、図7(b)に示すように、気温が低い冬季には、熱膨張率の小さい金属15Bに比べて、上側に位置する熱膨脹率の大きい金属15Aの縮み量が大きくなり、バイメタル15が熱膨張率の大きい金属15A側に反り返る。その結果、連結部材7の高さが上がり、反射板8の下端が押し上がり、反射板8が鉛直面に対して深く傾斜する。これによって、夏季及び冬季において、より多くの太陽光を下向きに反射させて採光効率を高めることができる。以後は、同様の動作が繰り返し行われる。尚、バイメタル15の取り付ける位置は、特に夏季においては熱を多く受け取る必要があることから、反射板8の採光面と同じ側に設置することが望ましいが、特に限定するものではない。
次に、連結部材7の第2の変形例について図8(a)及び(b)を使用して説明する。連結部材7の第2の変形例は、複数のバイメタル15,15・・・を互いに逆方向に傾斜し、かつ互いに連接して設置した点が第1の変形例と相違する。最も上側に配置されるバイメタル15が自在アーム712,712に固定され、最も下側に配置されるバイメタル15が自在アーム711,711に固定されている。連結部材7の第2の変形例によっても、第1の変形例と同様の原理で夏季及び冬季に対応して反射板8が傾動する。
尚、第1及び第2の変形例では、バイメタル15を使用したが、これに限定することなく、その他の熱を加えると変形する性質を有する形状記憶素材等で代用しても構わない。形状記憶素材としては、例えば、形状記憶合金や形状記憶プラスチック等を使用するのが好ましい。
以上、説明した連結部材7の第1及び第2の変形例によれば、太陽の高度は、季節によって異なるが、バイメタル15は、気温の変化に応じて変形するので、季節ごとに連結部材7の長さが増減し、それに伴って、反射板8の傾斜が変化することになる。つまり、バイメタル15を利用して長さ調節部を構成すれば、季節によって異なる太陽の高度に応じて、反射板8の傾斜を自動的に調節できる。
また、図9に示すように、第1及び第2の実施形態に係る連結部材を変形しても構わない。第3の変形例に係る連結部材は、自在アーム71´と、シャフト部72と、タイヤ73,73と、固定部材74´と、支持部材76´とから構成されている。第3の変形に係る連結部材7は、固定部材74´の両側面に連通する長孔74A´を設けた点に特徴がある。長孔74A´は、固定部材74´の略中央から下端側に向けて形成されている。また、自在アーム71´は、略Y字状を呈し、固定部材74´を挟持している。かかる構成によれば、固定部材74´が支持部材76´に対してスライドするため、ガイドレール5の高低に合わせて固定部材74´が傾動し、ひいては、反射板8が傾動することとなる。
また、ネジ及びナット等を用いて、連結部材7の長さを伸縮可能に形成しても構わない。かかる構成によれば、連結部材7の長さを任意に調節でき、ひいては反射板8の傾斜角を任意に設定することができる。
また、第1及び第2の実施形態に係る自在アーム71,71を形状記憶素材やバイメタル等で形成しても構わない。かかる構成によっても、季節によって異なる太陽の高度に応じて、反射板8の傾斜を自動的に調節できる。
また、図10に示すように、ガイドレール5と連結部材7とをモノレールのように形成しても構わない。かかる構成によれば、シャフト部72やタイヤ73,73が不要になるので、部品点数を削減できる。
1 太陽採光装置
2 光ダクト本体部
3 固定台
4 回転台
5 ガイドレール
6 支持部
7 連結部材
8 反射板
9 駆動機構
10 駆動セット
11 低速用ギアセット
12 高速用ギアセット
13 第1連結部
14 第2連結部
15 バイメタル
16 保持部
17 防護用カバー
2 光ダクト本体部
3 固定台
4 回転台
5 ガイドレール
6 支持部
7 連結部材
8 反射板
9 駆動機構
10 駆動セット
11 低速用ギアセット
12 高速用ギアセット
13 第1連結部
14 第2連結部
15 バイメタル
16 保持部
17 防護用カバー
Claims (8)
- 固定台と、前記固定台に回転可能に設置された回転台と、前記固定台に設置されたガイドレールと、前記回転台に設置された支持部と、前記支持部に傾動可能に支持された受光板と、前記ガイドレールと前記受光板とを連結する連結部材と、を有する太陽追尾装置であって、
前記ガイドレールは、高い部分と低い部分とが交互に連続して形成されており、
前記連結部材は、前記ガイドレールに沿って移動することを特徴とする太陽追尾装置。 - 前記回転台は1日に360度の範囲内で回転することを特徴とする請求項1に記載の太陽追尾装置。
- 前記回転台に駆動力を与える駆動機構をさらに有し、
前記回転台は1時間で15度回転することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽追尾装置。 - 前記駆動機構は、前記回転台を1時間で15度回転させる低速用ギアセットと前記低速用ギアセットよりも高速で回転させる高速用ギアセットとを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。
- 前記駆動機構の駆動源を、リモートコントローラーで制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。
- 前記連結部材は、伸縮可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。
- 前記連結部材は、前記ガイドレールに連結している第1連結部と、
前記受光板に連結している第2連結部と、
前記第1連結部と第2連結部との間に介設される長さ調節部とからなり、
前記長さ調節部は、形状記憶素材又はバイメタルからなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。 - 前記受光板を収容する透明又は半透明の防護用カバーを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。
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