JP6428042B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
ブラシレスDCモータ(以下、「モータ」と略記)の制御装置は、ホールセンサ等を用いて検出したモータのロータを構成する永久磁石の磁界に基づいてロータの実際の回転速度を算出。算出した実際の回転速度をPI制御(Proportional-Integral Controller)等を用いてフィードバックすることにより、実際の回転速度を考慮したモータの回転制御を行っている。
また、モータが備えるロータは、永久磁石の極数により、2,4,6,8,10極等の各構成があり、一般に、極数が多い場合の方がモータの回転は滑らかになる。一例として、車載エアコンの送風に用いられるブロアモータでは、5極のS極と5極のN極とで構成された10極のロータが用いられている。
10極のロータを備えたモータでは、ロータが1回転する間にS極の磁界とN極の磁界が各々5回検出される。ロータが1回転する間にU相用のホールセンサU、V相用のホールセンサV、W相用のホールセンサWの各々で都合30回、電気角にして60度毎に検知されるS極及びN極の磁界を用いると、小刻みにロータの回転を検知でき、低速回転時でのロータの回転速度の算出が容易となる。
しかしながら、ロータの回転速度が高速になると、磁界を検出する周期が短時間となり、磁界検出の誤差によって回転速度の算出が不正確になりやすい。さらに、算出が不正確な回転速度を用いて前述のPI制御を行うと、モータの回転が不整となるハンチングが生じやすいという問題があった。磁界検出の誤差は、例えば、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWの組み付け誤差等に起因するものであり、ロータの回転速度が大きくなるほど、回転速度算出における影響が顕著になる。
特許文献1には、低速回転時には電気角60度毎の磁界の変化に基づいてロータの回転速度を算出すると共に、高速回転時には電気角360度毎の磁界の変化に基づいてロータの回転速度を算出するブラシレスモータの制御装置が開示されている。
特許5194545号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブラシレスモータの制御装置は、電気角60度毎と電気角360度毎との間の電気角で回転速度の算出をしていない。その結果、ロータの回転速度が低速から高速へ遷移する際の回転速度の算出が不正確となり、モータの回転に前述のハッチングが発生しやすいという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、低速域から高速域まで円滑な回転制御を可能にするモータ制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のモータ制御装置は、モータの出力軸と共に回転する永久磁石の磁界を検出し、該磁界の変化に応じて所定の電気角毎にエッジが出現する矩形波の信号を出力する磁界検知部と、前記モータの起動時には、前記信号の所定の電気角毎に出現するエッジ間の時間から前記出力軸の回転速度を算出し、前記モータの起動後は、前記出力軸の回転速度が大きくなるに従って、段階的に前記所定の電気角よりも大きくなる電気角毎に出現するエッジ間の時間から前記出力軸の回転速度を算出する制御部と、を含んでいる。
このモータ制御装置は、モータの起動時には、所定の電気角毎に出現するエッジ間の時間から出力軸の回転速度を算出する。また、このモータ制御装置は、モータの起動後は、出力軸の回転速度が大きくなるに従って、段階的に前記所定の電気角よりも大きくなる電気角毎に出現するエッジ間の時間から出力軸の回転速度を算出する。
回転速度の算出に係るエッジの電気角を、出力軸の回転速度が大きくなるに従って段階的に大きくすることにより、低速域では小さな電気角毎に出現するエッジ間の時間により、高速域ではより大きな電気角毎に出現するエッジ間の時間により、低速域及び高速域で回転速度を正確に算出でき、その結果、低速域から高速域までモータの円滑な回転制御が可能になる。
請求項2記載のモータ制御装置は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記所定の電気角より大きな電気角は、前記出力軸1回転に相当する電気角、電気所定の電気角と前記出力軸1回転に相当する電気角との間の大きさの電気角である。
このモータ制御装置によれば、回転速度が大きくなるに従って、段階的に所定の電気角よりも大きな電気角でエッジ間の時間をカウントして出力軸の回転速度を算出することにより低速域及び高速域まで回転速度を正確に算出できる。その結果、低速域から高速域まで円滑な回転制御が可能になる。
請求項3記載のモータ制御装置は、請求項2記載のモータ制御装置において、前記所定の電気角と前記出力軸1回転に相当する電気角との間の大きさの電気角は、前記所定の電気角の整数倍の大きさの電気角である。
このモータ制御装置によれば、回転速度が大きくなるに従って適用される所定の電気角よりも大きな電気角は、所定の電気角の整数倍なので、信号のエッジ間の時間を、所定の電気角で離れたエッジ間の時間を整数倍して算出できる。
請求項4記載のモータ制御装置は、請求項1〜3のいずれか1項記載載のモータ制御装置において、前記モータはブラシレスDCモータであり、前記磁界検知部は、該ブラシレスDCモータのU相、V相及びW相に対応して3個設けられる。
このモータ制御装置によれば、低速域及び高速域まで回転速度を正確に算出することにより、厳密な回転速度の制御が必要なブラシレスDCモータの回転を円滑に制御することができる。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置を用いたモータユニットの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の概略を示す図であり、ロータが6極の場合を示している。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の6極のロータの回転速度と回転速度算出の信号サンプリングの周期との関係の一例を示した概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の概略を示す図であり、ロータが10極の場合を示している。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の10極のロータの回転速度と回転速度算出の信号サンプリングの周期との関係の一例を示した概略図である。 10極のロータを有したモータのモータ制御装置において、ホールセンサが出力した信号と電気角60度、電気角180度、電気角360度、電気角900度及び電気角1800度の各々でのサンプリングの周期を示した概略図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置において、ホールセンサU,V,Wから出力された信号においてエッジが出現する周期をタイマAでカウントすることにより、電気角60度時間をカウントした場合の一例を示す概略図であり、(B)は、電気角60度時間、電気角180度時間、電気角360度時間及び電気角900度時間のタイマによる算出の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置のモータ回転速度演算処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係るモータ制御装置20を用いたモータユニット10の構成を示す概略図である。図1の本実施の形態に係るモータユニット10は、一例として車載エアコンの送風に用いられる、いわゆるブロアモータのユニットである。
本実施の形態に係るモータユニット10は、ステータ14の外側にロータ12が設けられた、アウターロータ構造の三相モータに係るものである。ステータ14はコア部材に導線が巻かれた電磁石であって、U相、V相、W相の三相を構成している。ステータ14のU相、V相、W相の各々は、後述するモータ制御装置20の制御により、電磁石で発生する磁界の極性が切り替えられることにより、いわゆる回転磁界を発生する。
ロータ12の内側(図示せず)にはロータマグネットが設けられており、ロータマグネットは、ステータ14で生じた回転磁界に対応することにより、ロータ12を回転させる。ロータ12にはシャフト16が設けられており、ロータ12と一体になって回転する。図1には示していないが、本実施の形態ではシャフト16には、いわゆるシロッコファン等の多翼ファンが設けられ、当該多翼ファンがシャフト16と共に回転することにより、車載エアコンにおける送風が可能となる。
ステータ14は、上ケース18を介して、モータ制御装置20に取り付けられる。モータ制御装置20は、モータ制御装置20の基板22と、基板22上の素子から生じる熱を放散するヒートシンク24とを備えている。ロータ12、ステータ14及びモータ制御装置20を含んで構成されるモータユニット10には、下ケース60が取り付けられる。
図2は、本実施の形態に係るモータ制御装置20の概略を示す図であり、ロータマグネット12Aが6極の場合を示している。インバータ回路40は、モータ52のステータ14のコイルに供給する電力をスイッチングする。例えば、インバータFET44A,44DはU相のコイル14Uに、インバータFET44B,44EはV相のコイル14Vに、インバータFET44C,44FはW相のコイル14Wに、各々供給する電力のスイッチングを行う。
インバータFET44A,44B,44Cの各々のドレインは、ノイズ除去用のチョークコイル46を介して車載のバッテリ80の正極に接続されている。また、インバータFET44D,44E,44Fの各々のソースは、逆接防止FET48を介してバッテリ80の負極に接続されている。
本実施の形態では、シャフト16と同軸に設けられたロータマグネット12A又はセンサマグネットの磁界をホールセンサ12Bが検出する。マイコン32は、ホールセンサ12Bにより検出された磁界に基づいてロータ12の回転速度及び位置(回転位置)を検出し、ロータ12の回転速度及び回転位置に応じてインバータ回路40のスイッチングの制御を行う。なお、図2では図示していないが、ホールセンサ12Bは、ステータ14のU相のコイル14U、V相のコイル14V、W相のコイル14Wの各々に対応してロータマグネット12A又はセンサマグネットの磁界を検出するホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWを含む。ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWは、例えば、シャフト16の基部を中心に各々120度の間隔で実装されている。
マイコン32には、エアコンのスイッチ操作に対応してエアコンを制御するエアコンECU82からのロータ12の回転速度に係る速度指令値を含む制御信号が入力される。また、マイコン32には、サーミスタ54Aと抵抗54Bとで構成された分圧回路54と、インバータ回路40とバッテリ80の負極との間に設けられた電流センサ56とが接続されている。
分圧回路54を構成するサーミスタ54Aは、回路の基板22の温度に応じて抵抗値が変化するので、分圧回路54が出力する信号の電圧は基板22の温度に応じて変化する。マイコン32は、分圧回路54から出力される信号の電圧の変化に基づいて、基板22の温度を算出する。本実施の形態では、便宜上、分圧回路54から出力される信号をサーミスタ54Aの検知結果に基づく信号とする。また、本実施の形態では、サーミスタ54Aの検知結果に基づいて算出された回路の基板22の温度を、サーミスタ54Aが検知した回路の基板22の温度とする。
電流センサ56は、例えば、シャント抵抗56Aとシャント抵抗56Aの両端の電位差を増幅するアンプ56Bとを有している。マイコン32は、アンプ56Bが出力した信号に基づいて、インバータ回路40の電流を算出する。
本実施の形態では、サーミスタ54Aからの信号、電流センサ56が出力した信号、及びホールセンサ12Bが出力した信号は、マイコン32内の温度保護制御部62に入力される。温度保護制御部62は、各々入力された信号に基づいて基板22の素子の温度、インバータ回路40の電流、及びロータ12の回転速度等を算出する。また、温度保護制御部62には、電源であるバッテリ80が接続されており、温度保護制御部62は、バッテリ80の電圧を電源電圧として検知する。
エアコンECU82からの制御信号は、マイコン32内の速度制御部64に入力される。速度制御部64には、ホールセンサ12Bが出力した信号も入力される。速度制御部64は、エアコンECU82からの制御信号並びにホールセンサ12Bからの信号に基づくロータ12の回転速度及び回転位置に基づいて、インバータ回路40のスイッチングの制御に係るPWM(Pulse Width Modulation)制御のデューティ比を算出する。
速度制御部64が算出したデューティ比を示す信号は、PWM出力部66と温度保護制御部62とに入力される。温度保護制御部62は、基板22の素子の温度、ロータ12の回転速度及びモータ制御装置20の回路の負荷に基づいて、速度制御部64が算出したデューティ比を補正して、速度制御部64にフィードバックする。回路の負荷は、例えば、インバータ回路40の電流、電源電圧又はインバータ回路40が生成した電圧のデューティ比である。本実施の形態では、インバータ回路40が生成した電圧のデューティ比はPWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比と同じである。図2に示したように、PWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比を示す信号は、温度保護制御部62にも入力されている。
また、温度保護制御部62には、記憶装置であるメモリ68が接続されている。メモリ68には、例えば、ロータ12の回転速度の算出に係るプログラム等が記憶されている。
速度制御部64は、温度保護制御部62による補正を、例えばPI制御(Proportional Integral Controller)等によって自身が算出したデューティ比にフィードバックし、当該フィードバックを行ったデューティ比を示す信号をPWM出力部66に出力する。PWM出力部66は、入力された信号が示すデューティ比の電圧を生成するようにインバータ回路40のスイッチングを制御する。
図3は、本実施の形態に係るモータ制御装置20のロータ12の回転速度と回転速度算出の信号サンプリングの周期との関係の一例を示した概略図である。本実施の形態では、モータが起動直後で回転速度がN1未満の低速な場合では、電気角60度毎にホールセンサ12Bからの信号をサンプリングしてロータ12の回転速度を算出する。また、ロータ12の回転速度が、N1以上N2未満の場合には電気角180度毎に、N2以上N3未満の場合には電気角360度毎に、N3以上N4未満の場合にはロータ12の半回転毎に、N4以上の場合にはロータ12の1回転毎に、各々信号をサンプリングする。
図3の場合は、ロータマグネット12Aが6極の場合なので、ロータ12が半回転する場合の電気角は540度、ロータ12が1回転する場合の電気角は1040度である。
また、一例として、回転速度N1は400rpm、回転速度N2は650rpm、回転速度N3は1300rpm、回転速度N4は2500rpmである。
図4は、本実施の形態に係るモータ制御装置120の概略を示す図であり、ロータマグネット12Cが10極の場合を示している。その他の構成は、図2の場合と同様なので、ロータマグネット12C以外の構成については、図2と同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
図5は、本実施の形態に係るモータ制御装置120のロータ12の回転速度と回転速度算出の信号サンプリングの周期との関係の一例を示した概略図である。図5の場合も、図3の場合と同様に、モータが起動直後で回転速度がN1未満の低速な場合では、電気角60度毎にホールセンサ12Bからの信号をサンプリングしてロータ12の回転速度を算出する。また、ロータ12の回転速度が、N1以上N2未満の場合には電気角180度毎に、N2以上N3未満の場合には電気角360度毎に、N3以上N4未満の場合にはロータ12の半回転毎に、N4以上の場合にはロータ12の1回転毎に、各々信号をサンプリングする。
しかしながら、ロータマグネット12Cは10極なので、ロータ12が半回転する場合の電気角は900度、ロータ12が1回転する場合の電気角は1800度である。
また、一例として、回転速度N1は250rpm、回転速度N2は400rpm、回転速度N3は800rpm、回転速度N4は1500rpmである。
図6は、10極のロータマグネット12Cを有したモータのモータ制御装置120において、ホールセンサが出力した信号と電気角60度、電気角180度、電気角360度、電気角900度及び電気角1800度の各々でのサンプリングの周期を示した概略図である。
図6の上段には、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号が記載されている。本実施の形態に係るホールセンサは、例えばシュミットトリガ等のアナログ信号をデジタル信号に変換する回路によって信号をデジタル化しているので、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号は、180度毎にハイレベル信号とローレベル信号が出現する矩形波状を呈する。
また、前述のようにホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWは、ロータ12の出力軸を中心に各々120度の間隔で実装されているので、ホールセンサUが出力した信号に対して、ホールセンサWが出力した信号は位相が120度遅延している。また、ホールセンサWが出力した信号に対して、ホールセンサVが出力した信号は位相が120度遅延している。
電気角60度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングするには、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号において電気角60度の間隔で離れているエッジを検出する。図6では、ホールセンサUの信号にエッジ200が出現した後、ホールセンサVの信号にエッジ200から電気角で60度遅れてエッジ202が出現している。本実施の形態では、これらのエッジを検出することで、電気角60度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングすることができる。本実施の形態で、電気角60度は所定の電気角であり、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号に出現するエッジ間の間隔の最小単位である。
図6では、エッジ200が出現した際にエッジカウントを0とし、次いでエッジ202が出現した際にエッジカウントを1にカウントしている。以後、図6では、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号にエッジが出現する毎にエッジカウントを1ずつカウントしていく。
電気角180度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングするには、図6で電気角180度時間として示したように、電気角60度毎に1ずつカウントされるエッジカウントが3カウントされる毎にホールセンサが出力した信号をサンプリングする。以下、電気角360度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングするにはエッジカウントが6カウントされる毎に、電気角900度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングするにはエッジカウントが15カウントされる毎に、電気角1800度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングするにはエッジカウントが30カウントされる毎に、各々信号をサンプリングする。
なお、前述のように、電気角60度は、ホールセンサU、ホールセンサV、ホールセンサWが各々出力した信号に出現するエッジ間の間隔の最小単位であり、上述の電気角180度、電気角360度、電気角900度及び電気角1800度は、いずれも所定の電気角60度の整数倍である。
ロータ12の回転速度は、サンプリングによって検出したエッジ間の時間から算出される。例えば、電気角60度毎に回転速度算出用の信号(エッジ)をサンプリングする場合であれば、電気角60度で離れているエッジ間の時間である電気角60度時間(秒)から、以下の式(1)を用いてロータ12の回転速度N(rpm)が算出される。
N=60/(電気角60度時間×30) ・・・(1)
ロータマグネット12Cは10極であるから、電気角60度時間を30倍すると、ロータ12が1回転する際に要する時間が秒単位で算出できる。また、1分間は60秒であるから、60をロータ12が1回転する際に要する時間で除算して得た商がロータ12の回転速度(rpm)となる。
電気角180度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングする場合であれば、電気角180度で離れているエッジ間の時間である電気角180度時間(秒)から、以下の式(2)を用いてロータ12の回転速度N(rpm)が算出される。
N=60/(電気角180度時間×10) ・・・(2)
電気角360度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングする場合であれば、電気角360度で離れているエッジ間の時間である電気角360度時間(秒)から、以下の式(3)を用いてロータ12の回転速度N(rpm)が算出される。
N=60/(電気角360度時間×5) ・・・(3)
電気角900度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングする場合であれば、電気角900度で離れているエッジ間の時間である電気角900度時間(秒)から、以下の式(4)を用いてロータ12の回転速度N(rpm)が算出される。
N=60/(電気角900度時間×2) ・・・(4)
電気角1800度毎に回転速度算出用の信号をサンプリングする場合であれば、電気角1800度で離れているエッジ間の時間である電気角1800度時間(秒)から、以下の式(5)を用いてロータ12の回転速度N(rpm)が算出される。
N=60/(電気角1800度時間) ・・・(5)
図7の(A)は、本実施の形態に係るモータ制御装置120において、ホールセンサU,V,Wから出力された信号においてエッジが出現する周期をタイマAでカウントすることにより、電気角60度時間T60をカウントした場合の一例を示す概略図である。タイマAは、例えば、マイコン32に内蔵されたタイマであって、マイコン32のベースクロックを16ビット毎又は8ビット毎にカウントし、カウント値を積算することで時間を算出する。前述のように、ホールセンサU,V,Wから出力された信号は、電気角60度毎にエッジが出現する。ホールセンサU,V,Wから出力された信号にエッジが出現したら、タイマAのカウントをリセットし、ホールセンサU,V,Wから出力された信号に次のエッジが出現するまでベースクロックをカウントした値が電気角60度時間T60となる。
図7(B)は、電気角60度時間T60、電気角180度時間T180、電気角360度時間T360及び電気角900度時間T900のタイマによる算出の一例を示す概略図である。電気角60度時間T60は、ホールセンサU,V,Wから出力された信号にエッジが出現する毎にカウントされるエッジカウント毎にタイマAによってカウントされる。
電気角180度時間T180は、エッジカウントが3カウントされる毎にリセットされるタイマB1を用い、当該リセット後にエッジカウントが3カウントされるまでベースクロックをカウントすることによって算出される。タイマB1のリセット及びリセット後のカウント開始は、割り込み処理による。本実施の形態では、電気角180度時間T180の算出時には、エッジカウントが3カウントされる毎に、割り込みイベントが発生するようにプログラムを設定する。
電気角360度時間T360は、エッジカウントが6カウントされる毎にリセットされるタイマB2を用い、当該リセット後にエッジカウントが6カウントされるまでベースクロックをカウントすることによって算出される。本実施の形態では、電気角360度時間T360の算出時には、エッジカウントが6カウントされる毎に、割り込みイベントが発生するようにプログラムを設定する。
電気角900度時間T900は、エッジカウントが15カウントされる毎にリセットされるタイマB3を用い、当該リセット後にエッジカウントが15カウントされるまでベースクロックをカウントすることによって算出される。本実施の形態では、電気角900度時間T900の算出時には、エッジカウントが15カウントされる毎に、割り込みイベントが発生するようにプログラムを設定する。
図7(B)には図示していないが、 電気角1800度時間T1800も、上述の電気角180度時間T180等と同様に、エッジカウントが30カウントされる毎にリセットされるタイマを用い、当該リセット後にエッジカウントが30カウントされるまでベースクロックをカウントすることによって算出される。本実施の形態では、電気角1800度時間T1800の算出時には、エッジカウントが30カウントされる毎に、割り込みイベントが発生するようにプログラムを設定する。
以上、電気角180度時間T180、電気角360度時間T360、電気角900度時間T900、及び電気角1800度時間T1800は、電気角60度時間T60の算出で用いたタイマAとは異なるタイマを用いて算出した。しかしながら、タイマAを用いて算出した電気角60度時間T60を積算することによって電気角180度時間T180、電気角360度時間T360、電気角900度時間T900、及び電気角1800度時間T1800を算出してもよい。
例えば、電気角180度時間T180は電気角60度時間T60を3個、電気角360度時間T360は電気角60度時間T60を6個、電気角900度時間T900は電気角60度時間T60を15個、電気角1800度時間T1800は電気角60度時間T60を30個、各々積算することによって算出される。
図8は、本実施の形態に係るモータ制御装置120のモータ回転速度演算処理の一例を示すフローチャートである。ステップ800では、モータの起動時であれば電気角60度時間T60で回転速度Nを算出し、算出した回転速度Nが図5に示したN1未満か否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ802で前述の式(1)を用いて回転速度を算出して処理をリターンする。
ステップ800で否定判定の場合には、ステップ804でモータの回転速度Nが図5に示したN2未満か否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ806で前述の式(2)を用いて回転速度を算出して処理をリターンする。
ステップ804で否定判定の場合には、ステップ808でモータの回転速度Nが図5に示したN3未満か否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ810で前述の式(3)を用いて回転速度を算出して処理をリターンする。
ステップ808で否定判定の場合には、ステップ812でモータの回転速度Nが図5に示したN4未満か否かを判定し、肯定判定の場合には、ステップ814で前述の式(4)を用いて回転速度を算出して処理をリターンする。ステップ812で否定判定の場合には、ステップ816で前述の式(5)を用いて回転速度を算出して処理をリターンする。
以上、説明したように、本実施の形態は、モータの回転速度が大きくなるに従って、ホールセンサが出力した信号からエッジをサンプリングする周期を大きくすることにより、モータの回転速度を正確に算出できる。その結果、PI制御等によるモータの回転制御が適切に行われるようになり、低速域から高速域まで円滑な回転制御が可能となる。
10…モータユニット、12…ロータ、12A…ロータマグネット、12B…ホールセンサ、12C…ロータマグネット、14…ステータ、14U,14V,14W…コイル、16…シャフト、18…上ケース、20…モータ制御装置、22…基板、24…ヒートシンク、32…マイコン、40…インバータ回路、44A,44B,44C,44D,44E,44F…インバータFET、46…チョークコイル、48…逆接防止FET、52…モータ、54…分圧回路、54A…サーミスタ、54B…抵抗、56…電流センサ、56A…シャント抵抗、56B…アンプ、60…下ケース、62…温度保護制御部、64…速度制御部、66…PWM出力部、68…メモリ、80…バッテリ、82…エアコンECU、120…モータ制御装置、200,202…エッジ

Claims (4)

  1. モータの出力軸と共に回転する永久磁石の磁界を検出し、該磁界の変化に応じて所定の電気角毎にエッジが出現する矩形波の信号を出力する磁界検知部と、
    前記モータの起動時には、前記信号の所定の電気角毎に出現するエッジ間の時間から前記出力軸の回転速度を算出し、前記モータの起動後は、前記出力軸の回転速度が大きくなるに従って、段階的に前記所定の電気角よりも大きくなる電気角毎に出現するエッジ間の時間から前記出力軸の回転速度を算出する制御部と、
    を含むモータ制御装置。
  2. 前記所定の電気角より大きな電気角は、前記出力軸1回転に相当する電気角、電気所定の電気角と前記出力軸1回転に相当する電気角との間の大きさの電気角である請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記所定の電気角と前記出力軸1回転に相当する電気角との間の大きさの電気角は、前記所定の電気角の整数倍の大きさの電気角である請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータはブラシレスDCモータであり、
    前記磁界検知部は、該ブラシレスDCモータのU相、V相及びW相に対応して3個設けられる請求項1〜3のいずれか1項記載のモータ制御装置。
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