JP6427170B2 - 車両のグレージングパネル切取り方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のグレージングパネル切取り技術に関するものである。
車両用フロントガラス(ウインドシールド)の如き車両用グレージングパネルは、典型的には、グレージングパネル及びフレームの周囲の周りの連続ビーズに施されたポリウレタンの如き接着性ボンディング材料によって支持フレームに接合されている。
グレージングパネルの(交換又は他の目的で)取り外しを行うために、以前からワイヤ切断技術が提案され使用されている。典型的な技術は、例えば、EPA−0093283号明細書、カナダ特許第2034221号明細書、米国特許第6616800号明細書、ドイツ特許第4012207号明細書及びWO2006/030212号、WO86/07017号、WO98/58779号PCT国際公開公報、英国特許第2494548号明細書に開示されている。特に、WO2006/030212号国際公開公報及び英国特許第2494548号明細書は、ボンディング材料を介してのこぎり又はその他の手段で切断するために、切断中に、ワイヤがボンディング材料に対してスリップするか滑る如き状況で操作することができる技術を開示している。これは、有利であることが解っている。
本願では、これらを改良した技術及び装置を考案している。
課題を解決する手段
本発明の第1の態様によれば、本発明は、介在するボンディング材料によってフレームに接合されたグレージングパネルを取り外す方法であって、この方法は、可撓性のカッティングラインを利用し、且つ
前記ラインの両端が別個の巻取スプールに固定され、このラインが前記グレージングパネルのほぼ全周の周りにループ状にするように設定する工程と、
一方の巻取スプールに巻き取られ、且つ他方の巻取スプールから同時に巻きほぐされる切取り工程とから成り、
前記設定工程では、前記巻取スプールは、この巻取スプールに巻かれたカッティングラインを備え、前記巻取スプールは、グレージングパネルに取付けられ、また、ラインは、グレージングパネルの全周囲の周りに引き延ばされたカッティングラインのループを形成するように、巻取スプールの一方又は各々から巻きほぐされる方法を提供するものである。
カッティングラインは、合成ファイバーのラインから成っているのが好ましい。
好ましくは、以下の事項のうち1つ以上が設定手順の特徴である。
i) 設定時に、巻取ユニットは、最初は、それぞれの巻取スプールに既に巻きつけられ、且つ好ましくは、フロントガラスの内部に配置された相当の長さのラインを備えている(装填されている)。
ii)巻取スプールのラチェットは、カッティングラインがそれぞれの巻取スプールから引きだされるのを許すラチェット位置にトグル留めされる。
iii)ラインは、装填されたスプールから引き出され、好ましくは、別個の長さ部分がプーリーの周りに引かれて渡り掛けされている。
iv) ラインのピンチアペックス(摘み頂点)(pinched apex)が引き出されてPUボンディングビーズに形成された孔を介して押込まれる。
v)ラインのピンチアペックスは、巻取スプールより下の位置で、車両の内部から外部へ引かれる。
vi)摘ままれて引き出されたラインのループのアペックス(頂点)は、引き延ばされて車両の外部でフロントガラスの全周囲にループ巻きされ、PUビーズ付近に位置される。
好ましい実施例では、2つの巻取スプールは、単一の共通の巻取ユニットに設けられている。
巻取スプール(各巻取スプール)は、巻取スプールをグレージングパネルに取り付けるための取付け装置を備えているのが好ましい。
巻取スプールは、巻取スプールから間隔をあけて配置されたガイドエレメントのまわりに少なくとも1つのラインラップ(line wrap)を備えているのが好ましい。
好ましい実施例では、ガイドエレメントのまわりのラップは、回転自在に取り付けられたガイドホイール又プーリを含んでいてもよい。有益には、2つの巻取スプールが横並びで配置され、それぞれのワイヤガイドホイール又はプーリは、それぞれの巻取スプールの外側に配置されている。
巻取スプールの一方又は両方は、一方又は他方へのスプールの回転を禁止するのを可能にするラチェット装置を含んでいることが好ましい。
有益には、ラチェットは、ラチェット回転正方向から下記の位置のいずれか又は両方にトグル留めすることができ、
i) ラチェットのオーバーライド位置
ii) ラチェット回転逆位置
それによって、巻取スプールに既に巻かれているラインを巻取スプールから巻きほぐすのを許す。
本発明の第2の態様によれば、本発明は、車両のグレージングパネル上に取付ける取付手段を備えた第1と第2の巻取スプールを含み、前記巻取スプールは、1本のカッティングラインがこれらの巻取スプールの間を延びるように、同じ可撓性の合成カッティングラインの別個の端部を当初は多数ターン(巻数)で装填している車両グレージングパネル切り取り装置を提供する。
本発明を添付図面を参照して例示的に特定の実施例を以下に記載する。
図1は、本発明の方法による例示的な切取りシステムの巻取ユニットの概略図である。 図2は、本発明による切取り技術の第1の段階を示す概略図である。 図3は、本発明による切取り技術の次の段階を示す概略図である。
図面、最初には、図1乃至3を参照すると、特にフロントガラスの如きグレージングパネルをこのパネルが接合された車両から切り取るのに使用される切取りシステムが示されている。この切取りシステムは、巻取ユニット1とワイヤディスペンサーユニット2とを含んでいる。
巻取ユニット1は、巻取ユニットがフロントガラスに取外し自在に固定されることを可能にする1対の取外し自在な吸着盤マウント10、11を含んでいる。これらの吸着盤マウントは、硬質プラスチックカップ12とその下方にある可撓性のゴム製スカート薄膜13とから成っている。それぞれの作動/解放レバー14は、一貫した吸着が行われたり解放されたりするのを可能にしている。このような吸着マウントは、フロントガラス交換補修技術で一般に使用されている。吸着盤マウント10、11は、これらのマウントがフロントガラスの曲線に拘わらず、フロントガラスに良好に係合して配置することができるのを確実にするために、巻取ユニットの支持ブラケット15に枢動自在で傾斜できるように取付けられている。支持ブラケット15の本体は、横並びの関係で1対の吊り下げ式の巻線スプール4、5を保持している。これらのスプールは、巻取ユニットに設けられたベアリング16、17に支持される軸方向の巻取軸に接続されている。スプール4、5は、手巻き機による手動か、電動巻取又はウインチの如き機械式アクチュエータかによって軸方向に回転自在に駆動される。
駆動ボス18は、雄駆動ツールを受け入れる雌ソケット19(方形穴)を備えている。低摩擦プラスチック材料から形成された各ワイヤ案内プーリホイール8、9が巻取スプールの外側に配置されている。これらのプーリホイールは、それぞれの回転軸線の周りを回転できるように取付けられている。これらの案内プーリは、後に述べるように、カッティングワイヤがプーリを横切って接線的に引かれるにつれて、回転する。巻取スプール4、5は、それぞれのラチェット機構によって、一方向のみ(各反対方向)回転するように保持されている。各ラチェット機構は、先に締め付けられたワイヤが緩められるか巻きほぐされる(逆巻)のを可能にするラチェット・オーバーライド(override)を含んでいる。
先行技術は、WO2006/030212に開示されており、特に、この開示の図9、10に示される技術では、グレージングパネルは、ワイヤ41と巻取ユニット1とを用いて取り外されるが、巻取ユニット1は、当初は、図9に示されるように、ステアリングホイールの上方に位置するグレージングパネルのステアリングホイール側に固定されている。巻取ユニットと案内装置とがこのように記載された位置にあると、カッティングワイヤは、フロントガラスの外側を回ってループ掛けされて、グレージングパネルと車両の支持フレームとの間に挟まれている結合ビーズの周辺付近に位置する。カッティングワイヤの相互に反対側の両端部は、巻取ユニット1の位置より下のフロントガラス(X)の隅で結合ビーズを経て形成された穴開チャンネルを通して送給される。
1本のワイヤ41は、車両の内部に引き込まれて巻取ユニットのプーリホイール9の周りを通過し、巻取ユニットの巻取スプール5に巻付くように接続されている。ワイヤの自由端長部分47は、引き込まれるが、これは、グレージングパネルの上方で左側のコーナーに達するのに十分な長さである。その後、巻取スプール5が操作されてワイヤ長部分41がフロントガラスの側部に沿って上向きにして結合ビーズを介して切断せしめ、遂には、カッティングラインは、スクリーンの上部の右手のコーナーの周りを通過する。この接合点では、ユニット1は、スクリーンから取り外され、図10に示すように、上部左手のコーナーでグレージングパネル上に位置替えされる。ユニット1を位置替えする前に、巻取スプール5のラチェットが解放されるので、グレージングパネルを横切って移動して位置替えされるように、ワイヤがスプールから巻き外されるのを許す。このラチェットは、実質的に再係合し、スプール5は、図10に点線で示される位置に達するまで、図10に示される位置からワイヤを巻き取るようにもう一度動作される。
次に、ユニット1は,グレージングパネルのコーナーの周りを回って、ほぼ直角に、図11に示される位置まで移動し、この位置でグレージングパネルに固定される。これを達成することができるようにするため、スプール5のラチェットは、再び解放され、次いで巻取ユニットが図11に示される位置となる際に、再係合される。その後、ワイヤ自由長部分47の端部は、プーリー8に巻き付けられ、巻取スプール4に接続され、スプール4、5は、順次か同時かのいずれかに動作して切断を完了する。ワイヤ長部分は、切断を完了するためにZで交差する。
GB2494548の技術では、巻取ユニット1は、その特許文献の図2に示されるように、車両の内部で、ステアリングハンドルの上方でグレージングパネル3の表面に固定される。ワイヤディスペンサースプール2は、グレージングパネル3の外表面に固定され、ワイヤ41は、コーナーAで,次いで、コーナーB,C、Dで凝視して、クレージングパネルの外周縁の周りに巻き付けられる。その後、ワイヤは、コーナーAでPU結合ビーズに形成されたアパーチュアを通して引かれるスクリーンの最低縁付近を(DからAに向けて)通過して、ワイヤの自由端が巻取スプール5に取り付けられる。接着性のテープパッチ6がワイヤ上のクリーンに固定される。ディスペンサースプール2は、吸盤マウント2aと内部ワイヤディスペンサーカートリッジとを含み、このカートリッジは、所要の大きさの張力がワイヤに掛けられた状態でディスペンサースプールからワイヤを引き出すように、ハウジング内で自由に回転することができる。接着性テープパッチは、スプールからワイヤを引き出すために抵抗を付与するのに用いられる。他のブレーキ装置(典型的に、抵抗又は摩擦付与装置)を、粘着性パッチ6に加えて又はその代わりに用いることができる。
スプール5に巻いて、カッティングワイヤをコーナーAから側縁及びコーナーBの周りに沿って上向きに移動することによって取外しが開始される。切断中に、頑丈な又は大きなPU粘着性ビーズから過度の抵抗が生じる場合には、ワイヤは、ディスペンサースプール2から巻きほぐしてPU粘着性ビーズを滑って通り過ぎるようにすることができる。フロントガラス上に取り付けられたスプールディスペンサーを使用すると、切取り工程の初期に、ワイヤ41の他方の自由端を事前切断することなく、「滑り切り」を生じせしめることができる。一旦、カッティングワイヤ40がコーナーBの周りを移動すると、巻取ユニット1は、フロントガラスを横切って反対側に移動せしめられ、GB2494548の図3に示される状態でフロントガラスに再度固定される。ユニット1を位置替えする前に、巻取スプール5のラチェットが解放されて、グレージングパネルを横切って移動されて位置替えされるよう、ワイヤがスプール5から巻きほぐされるのを可能にする。その後、ラチェットは、再係合し、スプール5は、ワイヤを巻き込むようにもう一度作動する。
上縁に沿って切取りがほとんど終わると、GB2494548の図4に示されるように、巻取ユニットは、90度回転して、再度固定される。その後、切断位置がコーナーCを通過するように、カットが進行される。次いで、接着テープ6が外され、十分なワイヤがディスペンサースプール2から引き出されて巻取スプールに到達しこのスプールに巻きつけられる。その後、ワイヤの所定測定長さ部分がディスペンサースプールから切断され、切断された自由端は、フロントガラスの既に解放されたコーナーをこじ開けて小さなギャップを形成するか、コーナーAでPUボンディング材料に予め形成された孔を通してこの自由端を貫通するかして車両に引き込まれる。その後、ワイヤ41の自由端は、(プーリー8を回って)スプール4に接続される。更に、巻取スプール4は、ワイヤを巻き込むように動作し、底縁に沿って切断を行う。
本発明は、一層制御され一貫した方法で、スリップ切断を用いることによって、これらの先行技術を改良しようとするものである。本発明によれば、セットアップ工程中、カッティングラインのループが全フロントガラス101全体の周りに形成され、このカッティングラインは、それぞれの巻取スプールの各々に相対する端部に取り付けられる。この切断工程では、巻取スプール4、5の一方に巻き込む際に、他方のスプールは、カッティングラインがそれぞれのスプールから引き出されるように構成されている。換言すると、切断工程中、カッティングラインは、両方のスプールに取り付けられ、カッティングラインが一方のスプールに巻き込まれながら、他方のスプールから巻きほぐされることによって、スリップが達成される。その結果、(切取り工程の大部分に亘って確実に)ほとんど全行程に亘って一定のスリップ切断を行うことができる。
それぞれの巻取機構のラチェットは、「前進ラチェット許可位置」と「逆進ラチェット許可位置」(又はラチェット外し位置)との間でトグル留めされて、切取り工程中、それぞれの巻取スプール4、5に巻取又は巻きほぐしできるようにしている。この工程中、巻取ユニット1は、切断角度を改善するために要求されるように、(先行技術と同様の方法で)位置替えすることができる。ユニットの位置替えの際に、巻取スプールのラチェットは、位置替え中、巻取スプールの一方又は他方(又は両方)にラインを巻くことができるように動作する。
セットアップの際に、巻取ユニットは、当初は、それぞれの巻取スプールに既に巻きつけられた相当の長さのラインを備えていて、フロントガラスの内部に配置されている。巻取スプールのラチェットは、カッティングラインがそれぞれの巻取スプールから引き出されるのを許すラチェット位置にトグル留めされ、ラインは、装填されたユニットから引き出され、別個の長さ部分41a、41bは、プーリー8,9の周りに引かれ、図2に示されるように、交差される。ライン41のループのピンチアペックス(摘み頂点)41cは、引き出されてPU結合ビーズに形成された孔を通して押し込まれる。従って、ライン41のピンチアペックス(摘み頂点)41cは、巻取ユニット1より下方の位置で、車両の内部から外部に引き出される。
次いで、ラインのループは、車両に外部でフロントガラス101の全周の周りを延ばされて巻き付けられ、PUビーズ付近に配置される。これは、図3に示され、ユニット1は、車両の内部に配置され、ワイヤの長さ部分41d、41eも内部にあるが、残りのループ41fは、車両の外部にある。図3に示されるような位置にあるときには、巻取スプールは、上記したように動作してPUビーズを滑り切りし、支持フレームからフロントガラスを解放することができる。
この新規な技術は、金属カッティングワイヤではなく、合成樹脂製の織ファイバーを用いる際に、最も有効に働くことが解った。

Claims (13)

  1. 介在するボンディング材料によってフレームに結合されたグレージングパネルを可撓性カッティングラインを用いて取り外す方法であって、
    前記カッティングラインの相対する端部が別個の巻取スプールに固定して前記グレージングパネルのほぼ全周の周りに前記カッティングラインをループ掛けすることになるセットアップ工程と、
    前記カッテイングラインは、前記巻取スプールの一方から巻きほぐしつつ、他方に巻取る切取り工程とから成り、
    前記セットアップ工程では、前記巻取スプールは、この巻取スプールに巻かれたカッティングラインを備え、前記巻取スプールは、グレージングパネルに取り付けられ、また、前記カッティングラインは、前記巻取スプールの1つ又は各々から巻きほぐされて前記グレージングパネルの全周囲のまわりに引き延ばされたカッティングラインのループを形成する
    グレージングパネル取外し方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記カッティングラインは、合成ファイバーラインである方法。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の方法であって、前記2つの巻取スプールは、単一の共通の巻取ユニット上に設けられている方法。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の方法であって、前記巻取スプール(又は各々の巻取スプール)は、前記グレージングパネルに前記巻取スプールを取り付ける取付け装置を備えている方法。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の方法であって、前記巻取スプールは、前記巻取スプールから間隔をあけて配置された少なくとも1つのラインラップめぐりガイドエレメントを備えている方法。
  6. 請求項の記載の方法であって、 前記ラインラップめぐりガイドエレメントは、回転自在に取り付けられたガイドホイール又はプーリーから成っている方法。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の方法であって、2つの巻取スプールが、横並びで設けられ、それぞれのワイヤガイドホイール又はプーリーは、個々の巻取スプールの外側に配置されている方法。
  8. 請求項1乃至のいずれかに記載の方法であって、前記巻取スプールの一方又は両方は、スプールの一方向又は他方向への回転を禁止することができるラチェット装置を含んでいる方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、前記ラチェットが順方向から下記の位置のいずれか又は両方にトグル留めすることができ;
    i) ラチェット・オーバーライド位置
    ii) ラチェット逆位置
    それによって、前記巻取スプールに既に巻かれているラインが前記巻取スプールから巻きほぐされるのを許すようにした方法。
  10. 介在するボンディング材料によってフレームに結合されたグレージングパネルを可撓性カッティングラインを用いて取り外す方法であって、前記カッティングラインは、前記グレージングパネルのほぼ全周の周りにループ掛けされことになるセットアップ工程を備え、前記カッティングラインの相対する端部が別個の巻取スプールに固定され、前記セットアップ工程では、前記巻取スプールは、この巻取スプールに巻かれたカッティングラインを備え、前記巻取スプールは、グレージングパネルに取り付けられ、また、前記カッティングラインは、前記巻取スプールの1つ又は各々から巻きほぐされて前記グレージングパネルの全周囲のまわりに延ばされたカッティングラインのループを形成するグレージングパネル取外し方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記カッティングラインは、合成ファイバーラインである方法。
  12. 請求項10又は11のいずれかに記載の方法であって、前記2つの巻取スプールは、単一の共通の巻取ユニット上に設けられている方法。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の方法であって、下記の1つ以上がセットアップ工程の特徴である方法。
    i)セットアップ時に、前記巻取スプールは、フロントガラスの内側に配置されていること。
    ii)前記巻取スプールのラチェットは、カッティングラインがそれぞれの巻取スプールから引き出されるのを許すラチェット位置にトグル留めされていること。
    iii) カッティングラインが装填スプールから引き出され、好ましくは別個の長さ部分がプーリーのまわりで引かれて相互に交差していること。
    iv) 前記カッティングラインの摘み頂点は、引き出され、前記PU結合ビーズに形成された孔を通して押し込まれること。
    v)前記ラインの摘み頂点は、前記車両の内部から外部へ引かれること。
    vi)前記カッティングラインのループの摘まんで引き出された頂点は、延ばされ前記車両の外側で前記フロントガラスの全周囲に巻き付けられて前記PUビーズ付近に位置していること。
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