JP6426339B2 - 誤ピッキング防止システム、管理サーバ及び誤ピッキング防止方法 - Google Patents

誤ピッキング防止システム、管理サーバ及び誤ピッキング防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システム、管理サーバ及び誤ピッキング防止方法に関する。
複数の部品や工具を用いて組立てられる製品等を製造する場合には、例えば、棚に設けられた各々の間口(以下「棚間口」という。)に対して部品や工具を種類毎に予め収納しておき、製品の製造に必要なすべての部品や工具を棚間口から取り出したり、工程順に部品や工具を順次取り出すようなピッキング作業が行われる。
従来、このようなピッキング作業を行う場合には、製品の製造に必要な部品や工具を適切に取り出したか否かを判断するために、棚間口毎にランプ及びスイッチを配置する。そして、取り出すべき部品や工具が収納された棚間口のランプを予め点灯させておき、作業者が指定された棚間口から部品や工具を取り出した際に、当該棚間口のスイッチを押してランプを消灯させることにより、適切な棚間口から部品や工具を取り出したか否かを判断する。
しかし、このような従来の方法では、作業者が部品や工具を取り出す際に、作業者自身でスイッチを押してランプを消灯させる必要があるため、ピッキング作業の効率が低下すると共に、作業工程数が増加するという問題があった。そこで、最近では、ピッキング作業の効率化を図るために様々な方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、ピッキング作業を指示するための指示ランプと、作業者の手の接近を検出する光電センサとを棚間口毎に設けたピッキングランプ装置が記載されている。このピッキングランプ装置では、取り出すべき部品が収納された棚間口に作業者の手が接近したことを光電センサで検出すると、当該棚間口から部品を取り出したと判断し、指示ランプの点灯を解除して消灯させる。
これにより、引用文献1に記載のピッキングランプ装置では、指示ランプの点灯を解除する工程が不要となるため、作業工程数を低減させることができる。
特開2007−222982号公報
しかし、引用文献1に記載の方法では、光電センサの検出範囲外から部品をピッキングした場合に、指示ランプが点灯したままの状態となるという問題があった。
例えば、作業者のミスにより、指示された棚間口以外の棚間口から部品をピッキングした際には、作業者自身で指示ランプを消灯させる必要があるが、指示ランプの消灯を忘れることにより、ピッキングが重複するといった誤ピッキングが発生する虞がある。また、意図的に光電センサに手をかざして指示ランプを消灯させるというような、作業差の故意によって指示ランプを消灯させるということも考えられ、作業効率が低下する虞がある。
さらに、引用文献1に記載の方法では、部品を収納するすべての棚間口に光電センサ及び指示ランプを設置する必要がある。そのため、棚の配備替えや新規追加、棚間口のサイズを変更する場合に、変更や追加される棚間口の数に応じて光電センサの位置の変更や追加設置が発生すると共に、それに伴う電気配線の工事が発生し、コストが増大するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、ピッキング作業を適切に判定して誤ピッキングの発生を抑制すると共に、棚間口の変更や追加を行った場合の追加作業を抑制することが可能な誤ピッキング防止システム、管理サーバ及び誤ピッキング防止方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムであって、前記作業者の手に装着され、超音波を発信する超音波発信機と、前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機と、前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納すると共に、前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納する管理サーバとを備え、前記管理サーバは、前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする。
また、本発明は、所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムに用いられる管理サーバであって、前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納し、前記作業者の手に装着された超音波を発信する超音波発信機と、該超音波発信機から発信された前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機との間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納し、前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする。
さらに、本発明は、所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止方法であって、前記作業者の手に装着された超音波発信機から超音波を発信し、前記超音波を少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機で受信し、前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、前記所定の空間に対して設定された合格エリア及び不合格エリアの領域を示すエリア情報と、特定した前記3次元位置を示す位置情報とを比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ピッキング作業を適切に判定して誤ピッキングの発生を抑制すると共に、棚間口の変更や追加を行った場合の追加作業を抑制することが可能になる。
本発明に係る誤ピッキング防止システムの一実施の形態を示す概略図である。 空間内の各エリアについて説明するための概略図である。 各エリアの設定方法について説明するための概略図である。 第1の実施形態による誤ピッキング防止方法について説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態による誤ピッキング防止方法について説明するためのフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明に係る誤ピッキング防止システムの第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、棚に設けられた複数の棚間口に必要な部品や工具が種類毎に収納され、これらの収納された部品や工具を順序に関わらずピッキングする場合を例にとって説明する。
図1は、本発明に係る誤ピッキング防止システムの第1の実施形態を示し、この誤ピッキング防止システム1は、ディクテイター11、複数の超音波受信機12−1、12−2、・・・、12−N(Nは3以上の整数)、超音波発信機13及び管理サーバ14を備える。
これらディクテイター11〜管理サーバ14は、3次元位置の判定を行うための所定の室内等の空間20に設置される。また、空間20には、ピッキングを行うための部品や工具等が種類毎に収納される複数の間口を有する棚15が設けられる。尚、以下の説明において、超音波受信機12−1、12−2、・・・、12−Nを特に区別する必要がない場合には、超音波受信機12と記載する。
ディクテイター11は、後述する超音波発信機13に対して超音波の発信を指示するための無線信号を定期的に発信する。無線信号には、超音波発信機13に対して予め設定されたID(IDentification)を示す情報が含まれる。
超音波受信機12は、空間20の天井等に設置され、後述する超音波発信機13の位置を3次元で特定するため、少なくとも3つ以上の複数で構成され、各々がディクテイター11と共に直列的に接続される。また、超音波受信機12は、後述する管理サーバ14にも接続される。
超音波受信機12は、超音波発信機13から発信された超音波を受信し、超音波の速度(音速)と、超音波発信機13から発信されてから超音波受信機12で受信するまでの時間(到達時間)とに基づき、超音波受信機12及び超音波発信機13の間の距離を測定する。そして、超音波受信機12は、測定した距離を示す距離情報を後述する管理サーバ14に供給する。
ここで、超音波受信機12は通常、待機状態であり、ディクテイター11からの無線信号を受信すると、距離測定状態となり、このディクテイター11から無線信号を受信したタイミングを超音波発信機13からの超音波発信タイミングとする。そして、超音波受信機12は、この超音波発信タイミングと、超音波発信機13から超音波を受信したタイミング(超音波受信タイミング)とに基づき、2つのタイミングの差を到達時間として算出する。
尚、超音波受信機12は、ディクテイター11からの無線信号を受信したタイミングを超音波発信タイミングとするのではなく、例えば、ディクテイター11が回線を介して超音波受信機12に対して超音波発信タイミングを示す信号を発信し、この信号を受信したタイミングを超音波発信タイミングとしてもよい。
超音波発信機13は、作者の手のひらや手首等に装着され、ディクテイター11から無線信号を受信すると、超音波を発信する。尚、例えば、超音波発信機13に無線信号の発信機能を持たせ、超音波発信機13が超音波と同時に無線信号を発信し、その無線信号をディクテイター11又は超音波受信機12で受信してもよい。この場合、超音波受信機12は、超音波発信機13からの無線信号を受信したタイミングを超音波発信タイミングとして、超音波発信機13との間の距離を測定する。
管理サーバ14は、複数の超音波受信機12から受け取った距離情報に基づき、3点測量等を用いて超音波発信機13の位置座標を特定する。また、管理サーバ14は、特定された位置座標に基づく位置情報を格納すると共に、この位置情報に基づき、超音波発信機13が適切な位置(適切な部品や工具をピッキングする位置)に存在するか否かを判断する。
図2に示すように、空間20には、合格エリア21、不合格エリア22(22A、22B)及び判定外エリア23が設定される。合格エリア21は、例えば、棚15に設けられた複数の棚間口のうち、取り出すべき部品や工具が収納された棚間口の空間を示す。不合格エリア22は、例えば、棚15に設けられた複数の棚間口のうち、取り出すべき部品や工具が収納された棚間口以外の棚間口の空間を示す。判定外エリア23は、例えば、作業者の作業スペース等、合格エリア21及び不合格エリア22以外の空間20内の空間を示す。
各々のエリアは、そのエリアの形状を特定可能な複数の位置座標等に基づいて設定することができる。例えば、図3に示すように、棚15の棚間口が直方体状に形成される場合には、直方体の対角線の両端点の座標(a、b、c)及び座標(a’、b’、c’)を指定することにより、エリアを設定することができる。尚、判定外エリア23については、必ずしも上述のように設定する必要はなく、例えば、合格エリア21及び不合格エリア22として設定された空間以外の部分を判定外エリア23とすることができる。
管理サーバ14は、上述のようにして合格エリア21、不合格エリア22及び判定外エリア23の各エリアを設定し、設定された各々のエリアの領域を示す位置情報を格納する。
また、超音波発信機13の位置がどのエリアに存在するのかを判断する場合、管理サーバ14は、超音波発信機13の位置情報と、各エリアの領域を示す位置情報とを用いる。例えば、超音波発信機13の位置座標が座標(x、y、z)である場合で、合格エリア21及び不合格エリア22が図3に示すような直方体状に形成されるときには、これらのエリアの領域を示す位置情報である座標(a、b、c)及び座標(a’、b’、c’)と、超音波発信機13の位置情報である位置座標(x、y、z)とを比較する。
そして、超音波発信機13のx方向の座標xが座標a及びa’の間に位置し、かつy方向の座標yが座標b及びb’の間に位置し、かつz方向の座標zが座標c及びc’の間に位置した場合に、超音波発信機13がエリア内に存在すると判断する。一方、超音波発信機13のx、y及びz座標のうちいずれかの座標が各方向の範囲外に存在した場合には、超音波発信機13が当該エリア内に存在しないと判断する。
尚、図示しないが、管理サーバ14には、警告ランプやスピーカ等が接続され、超音波発信機13が不適切な位置に存在すると判断した場合に、管理サーバ14は、接続された警告ランプを点灯させたり、スピーカから警告音を出力させ、作業者に対して異常であることを警告する。
次に、上記構成を有する第1の実施形態による誤ピッキング防止システム1の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、管理サーバ14は、棚15に設けられた各々の棚間口の空間座標を登録する(ステップS1)。また、管理サーバ14は、登録された棚間口の空間座標に基づき、取り出すべき部品や工具が収納された棚間口の空間を合格エリア21として設定すると共に、それ以外の棚間口の空間を不合格エリア22として設定する(ステップS2)。
次に、ディクテイター11が無線信号を発信すると、超音波発信機13は、無線信号に含まれるIDが自身のIDと一致するか否かを判断し、両ID一致すると判断した場合に、超音波を発信する。また、超音波受信機12は、ディクテイター11からの無線信号を受信した際に、待機状態から距離測定状態に遷移し、超音波発信機13から発信された超音波を受信する。そして、超音波受信機12は、受信した超音波の速度(音速)及び到達時間に基づき、超音波発信機13及び超音波受信機12の間の距離を測定し、測定した距離を距離情報として管理サーバ14に供給する。
管理サーバ14は、複数の超音波受信機12から距離情報を受け取り、受け取った複数の距離情報に基づき、3点測量を用いて超音波発信機13の位置座標を特定し、位置座標に基づく位置情報を格納する(ステップS3、S4)。
次に、管理サーバ14は、格納した超音波発信機13の位置情報に基づき、超音波発信機13が合格エリア21〜判定外エリア23のどのエリアに存在するかを判断する(ステップS5)。
ステップS5において、超音波発信機13が判定外エリア23に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、警告ランプの点灯や警告音等によるアラーム通知を行わず(ステップS6)、処理がステップS3に戻る。また、超音波発信機13が不合格エリア22に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、警告ランプの点灯や警告音等によるアラーム通知を行い(ステップS7)、処理がステップS3に戻る。
一方、超音波発信機13が合格エリア21に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、合格判定を行い(ステップS8)、処理がステップS9に移行する。
ステップS9において、管理サーバ14は、ステップS2で設定したエリアのうち、超音波発信機13が存在する合格エリア21を不合格エリア22に変更する。そして、管理サーバ14は、合格エリア21が存在するか否かを判断する(ステップS10)。
ステップS10において、管理サーバ14が合格エリア21が存在すると判断した場合(ステップS10;Yes)には、処理がステップS3に戻る。一方、合格エリア21が存在しないと判断した場合(ステップS10;No)、管理サーバ14は、すべてのピッキングが完了したと判断し、一連の処理が終了する。
以上のように、第1の実施形態によれば、超音波発信機から発信され、超音波受信機により受信される超音波の速度(音速)及び到達時間に基づき、超音波発信機から超音波受信機までの距離を算出し、複数の超音波受信機で算出された距離に基づき特定した超音波発信機の位置と、空間内に予め設定されたエリアとを比較することにより、超音波発信機が適切なエリア(合格エリア)に存在するか否かを判断する。そのため、ピッキング作業を適切に判定して誤ピッキングの発生を抑制することができる。
また、従来、作業者がピッキングを行った後に行うスイッチを操作する動作や、センサへ手をかざすといった動作が不要となるため、作業工程数を低減させることができる。
さらに、棚間口のエリアを位置座標に基づいて設定するため、棚の配備替えや新規追加、棚間口のサイズを変更した場合でも、棚間口のエリア設定を変更すればよいので、棚間口に対するセンサ等の装置の位置の変更や追加設置や、電気配線の工事等が不要となり、作業効率を向上させることができると共に、追加設置等による追加投資を抑制することができる。
次に、本発明に係る誤ピッキング防止システムの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、棚に設けられた複数の棚間口に必要な部品や工具が種類毎に収納され、収納された部品や工具を予め定められた順序で取り出す場合について説明する。
尚、第2の実施形態による誤ピッキング防止システムの構成は、上述した図1に示す第1の実施形態による誤ピッキング防止システム1と同様であるため、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、その他の部分については、詳細な説明を省略する。
管理サーバ14は、さらに、ピッキングする部品や工具の順序に従って合格エリア21の順序を登録し、登録した順序を示す順序情報を格納する。
次に、上記構成を有する第2の実施形態による誤ピッキング防止システム1の動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、管理サーバ14は、棚15に設けられた各々の棚間口の空間座標を登録する(ステップS11)。また、管理サーバ14は、登録した各々の棚間口の空間座標に基づき、予め定められたピッキングの順序に基づき、取り出すべき部品や工具が収納された棚間口の順序を登録し、順序情報を格納する(ステップS12)。そして、管理サーバ14は、格納された順序情報に基づき、最初に取り出すべき部品や工具が収納された棚間口のエリアを「合格エリア21」に設定する(ステップS13)。
次に、第1の実施形態と同様に、超音波受信機12は、超音波発信機13及び超音波受信機12の間の距離を測定し、距離情報を管理サーバ14に供給する。管理サーバ14は、複数の超音波受信機12から受け取った距離情報に基づき、3点測量を用いて超音波発信機13の位置座標を特定し、位置座標に基づく位置情報を格納する(ステップS14、S15)。
次に、管理サーバ14は、格納した超音波発信機13の位置情報に基づき、超音波発信機13が合格エリア21〜判定外エリア23のどのエリアに存在するかを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、超音波発信機13が判定外エリア23に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、警告ランプの点灯や警告音等によるアラーム通知を行わず(ステップS17)、処理がステップS14に戻る。また、超音波発信機13が不合格エリア22に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、警告ランプの点灯や警告音等によるアラーム通知を行い(ステップS18)、処理がステップS14に戻る。
一方、超音波発信機13が合格エリア21に存在すると判断した場合、管理サーバ14は、合格判定を行い(ステップS19)、処理がステップS20に移行する。
ステップS20において、管理サーバ14は、登録された順序情報に基づき、次のエリアがあるか否かを判断する。次のエリアがあると判断した場合(ステップS20;Yes)には、ステップS21において、管理サーバ14は、次のエリアを「合格エリア21」に設定し、処理がステップS14に移行する。一方、次のエリアがないと判断した場合(ステップS20;No)には、一連の処理が終了する。
以上のように、第2の実施形態によれば、ピッキング作業に先立って、取り出すべき部品や工具の順序を登録するため、予め定められた順序に従って部品や工具を適切に取り出すことができ、誤ピッキングの発生を抑制することができる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は、上述した本発明の第1及び第2実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した第1及び第2の実施形態に示す例では、空間20内に1つの超音波発信機13が存在する場合について説明したが、これに限られず、空間20内に複数の超音波発信機13が存在する場合についても適用可能である。
この場合、ディクテイター11は、複数の超音波発信機13の各々に対応するIDを順次含めるようにして、無線信号を定期的に発信する。そして、超音波発信機13は、受信した無線信号に含まれるIDと、自身のIDとを比較し、両IDが一致した場合に、超音波を発信する。
例えば、空間20内に3つの超音波発信機13−1、13−2及び13−3が存在する場合には、各々の超音波発信機13に対してID「#1」、ID「#2」及びID「#3」を予め設定する。そして、ディクテイター11は、ID「#1」、ID「#2」、ID「#3」、ID「#1」、・・・のように、各々のIDを順次含めるようにして無線信号を発信する。
各々の超音波発信機13−1、13−2及び13−3は、この無線信号を受信し、自身に設定されたIDと同一のIDが無線信号に含まれると判断した場合に、超音波を発信する。例えば、超音波発信機13−2は、ディクテイター11から送信された無線信号にID「#2」が含まれると判断した場合にのみ、超音波を発信する。
これにより、超音波受信機12は、空間20内に存在する複数の超音波発信機13までの距離を独立して測定することができ、管理サーバ14は、各々の超音波発信機13の位置を独立して検出することができる。
また、例えば、超音波発信機13−1、13−2及び13−3に無線信号の発信機能を持たせ、超音波発信機13−1、13−2及び13−3が各々のIDを含む無線信号を超音波と同時にディクテイター11又は超音波受信機12に対して発信してもよい。この場合、管理サーバ14は、超音波発信機13−1、13−2及び13−3が発信した無線信号に含まれるIDに基づき超音波発信機13を特定し、特定した超音波発信機13の位置情報を検出する。
また、上述の例では、超音波受信機12で超音波発信機13との距離を算出して距離情報を管理サーバ14に供給するように説明したが、これに限られず、例えば、超音波受信機12は、超音波の到達時間を管理サーバ14に供給し、管理サーバ14が超音波受信機12及び超音波発信機13の間の距離を算出するようにしてもよい。
尚、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムであって、
前記作業者の手に装着され、超音波を発信する超音波発信機と、
前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機と、
前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納すると共に、前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納する管理サーバとを備え、
前記管理サーバは、前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定する誤ピッキング防止システム。
(付記3)
前記複数の超音波受信機は、
受信した前記超音波に基づき、該超音波の到達時間を算出し、
算出した前記到達時間及び前記超音波の速度に基づき、前記超音波発信機までの距離を算出し、
前記管理サーバは、
前記複数の超音波受信機で算出された前記距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定する付記1又は2に記載の誤ピッキング防止システム。
(付記4)
前記複数の超音波受信機は、
受信した前記超音波に基づき、該超音波の到達時間を算出し、
前記管理サーバは、
前記複数の超音波受信機で算出された前記到達時間及び前記超音波の速度に基づき、前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離を算出し、
算出した前記距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定する付記1又は2に記載の誤ピッキング防止システム。
(付記5)
前記超音波発信機に固有の識別情報を含む無線信号を発信し、該無線信号により前記超音波発信機による前記超音波の発信を指示するディクテイターをさらに備え、
前記超音波発信機は、予め設定された識別情報と、前記無線信号に含まれる前記識別情報とが一致した場合に、前記超音波を発信する付記1乃至4のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
(付記6)
前記複数の超音波受信機は、前記ディクテイターから前記無線信号が発信された第1のタイミングと、前記超音波発信機から前記超音波を受信した第2のタイミングとの差に基づき、前記超音波の到達時間を算出する付記5に記載の誤ピッキング防止システム。
(付記7)
前記管理サーバは、
前記エリア情報に基づき、前記超音波発信機が位置すべき領域の順序を示す順序情報をさらに格納すると共に、最初に前記超音波発信機が位置すべき領域を合格エリアに設定し、
前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記順序情報が示す順序に従い、次の領域を合格エリアに設定する付記1乃至6のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
(付記8)
前記管理サーバは、前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、3点測量を用いて前記超音波発信機の3次元位置を特定する付記1乃至7のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
(付記9)
前記超音波発信機は、前記作業者の手の位置を特定可能な位置に装着される付記1乃至8のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
(付記10)
所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムに用いられる管理サーバであって、
前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納し、
前記作業者の手に装着された超音波を発信する超音波発信機と、該超音波発信機から発信された前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機との間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納し、
前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定する管理サーバ。
(付記11)
所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止方法であって、
前記作業者の手に装着された超音波発信機から超音波を発信し、
前記超音波を少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機で受信し、
前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、 前記所定の空間に対して設定された合格エリア及び不合格エリアの領域を示すエリア情報と、特定した前記3次元位置を示す位置情報とを比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定する誤ピッキング防止方法。
誤ピッキング防止システム
11 ディクテイター
12(12−1、12−2、・・・、12−N) 超音波受信機
13(13−1、13−2、13−3) 超音波発信機
14 管理サーバ
15 棚
20 空間
21 合格エリア
22(22A、22B) 不合格エリア
23 判定外エリア

Claims (9)

  1. 所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムであって、
    前記作業者の手に装着され、超音波を発信する超音波発信機と、
    前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機と、
    前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納すると共に、前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納する管理サーバとを備え、
    前記管理サーバは、前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする誤ピッキング防止システム。
  2. 前記複数の超音波受信機は、
    受信した前記超音波に基づき、該超音波の到達時間を算出し、
    算出した前記到達時間及び前記超音波の速度に基づき、前記超音波発信機までの距離を算出し、
    前記管理サーバは、
    前記複数の超音波受信機で算出された前記距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の誤ピッキング防止システム。
  3. 前記複数の超音波受信機は、
    受信した前記超音波に基づき、該超音波の到達時間を算出し、
    前記管理サーバは、
    前記複数の超音波受信機で算出された前記到達時間及び前記超音波の速度に基づき、前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離を算出し、
    算出した前記距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の誤ピッキング防止システム。
  4. 前記超音波発信機に固有の識別情報を含む無線信号を発信し、該無線信号により前記超音波発信機による前記超音波の発信を指示するディクテイターをさらに備え、
    前記超音波発信機は、予め設定された識別情報と、前記無線信号に含まれる前記識別情報とが一致した場合に、前記超音波を発信することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の誤ピッキング防止システム。
  5. 前記複数の超音波受信機は、前記ディクテイターから前記無線信号が発信された第1のタイミングと、前記超音波発信機から前記超音波を受信した第2のタイミングとの差に基づき、前記超音波の到達時間を算出することを特徴とする請求項に記載の誤ピッキング防止システム。
  6. 前記管理サーバは、
    前記エリア情報に基づき、前記超音波発信機が位置すべき領域の順序を示す順序情報をさらに格納すると共に、最初に前記超音波発信機が位置すべき領域を合格エリアに設定し、
    前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記順序情報が示す順序に従い、次の領域を合格エリアに設定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
  7. 前記管理サーバは、前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、3点測量を用いて前記超音波発信機の3次元位置を特定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の誤ピッキング防止システム。
  8. 所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止システムに用いられる管理サーバであって、
    前記所定の空間に対して合格エリア及び不合格エリアを設定し、設定した各々のエリアの領域を示すエリア情報を格納し、
    前記作業者の手に装着された超音波を発信する超音波発信機と、該超音波発信機から発信された前記超音波を受信する少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機との間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、特定した前記3次元位置を示す位置情報を格納し、
    前記エリア情報及び前記位置情報を比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする管理サーバ。
  9. 所定の空間内の複数の場所に収納された物を作業者が誤ってピッキングすることを防止する誤ピッキング防止方法であって、
    前記作業者の手に装着された超音波発信機から超音波を発信し、
    前記超音波を少なくとも3つ以上の複数の超音波受信機で受信し、
    前記複数の超音波受信機で受信した前記超音波に基づき得られる前記複数の超音波受信機及び前記超音波発信機の間の距離に基づき、前記超音波発信機の3次元位置を特定し、 前記所定の空間に対して設定された合格エリア及び不合格エリアの領域を示すエリア情報と、特定した前記3次元位置を示す位置情報とを比較し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在するか否かを判断し、前記超音波発信機が前記合格エリアに存在すると判断した場合に、前記エリア情報における前記合格エリアに設定された領域を不合格エリアに設定することを特徴とする誤ピッキング防止方法。
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