JP6425839B2 - 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット - Google Patents
緊急停止機能を有する自律行動型ロボット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6425839B2 JP6425839B2 JP2017568466A JP2017568466A JP6425839B2 JP 6425839 B2 JP6425839 B2 JP 6425839B2 JP 2017568466 A JP2017568466 A JP 2017568466A JP 2017568466 A JP2017568466 A JP 2017568466A JP 6425839 B2 JP6425839 B2 JP 6425839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- power supply
- main body
- unit
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/16—Programme controls
- B25J9/1656—Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
- B25J9/1664—Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J19/00—Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
- B25J19/06—Safety devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J5/00—Manipulators mounted on wheels or on carriages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J5/00—Manipulators mounted on wheels or on carriages
- B25J5/007—Manipulators mounted on wheels or on carriages mounted on wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J9/00—Programme-controlled manipulators
- B25J9/0009—Constructional details, e.g. manipulator supports, bases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Toys (AREA)
Description
したがって、人間的・生物的な行動をエミュレートできるロボットであれば、いいかえれば、人間的・生物的な行動を自律的に選択可能なロボットであれば、ロボットへの共感を大きく高めることができると考えられる。
本体部は、本体を駆動する駆動機構と、駆動機構に電力を供給する電源部と、把持部が引き出されるとき電源部からの電力供給を遮断する遮断機構と、を含む。
本体部は、ロボットの動作を選択する電子回路に電力を供給する第1の電源線と、選択された動作を実行する駆動機構に電力を供給する第2の電源線と、把持部が引き出されるときに、第2の電源線を遮断する遮断機構を含む。
第1の電源線は、把持部が引き出されたときにも導通を維持される。
本実施形態におけるロボット100は、外部環境および内部状態に基づいて行動や仕草(ジェスチャー)を決定する自律行動型のロボットである。外部環境は、カメラやサーモセンサなど各種のセンサにより認識される。内部状態はロボット100の感情を表現するさまざまなパラメータとして定量化される。これらについは後述する。
本実施形態のロボット100は、屋内行動が前提とされており、たとえば、オーナー家庭の家屋内を行動範囲とする。以下、ロボット100に関わる人間を「ユーザ」とよび、ロボット100が所属する家庭の構成員となるユーザのことを「オーナー」とよぶ。
生後2ヶ月未満の赤ちゃんの平均体重は男女ともに5キログラム未満である。したがって、ロボット100の総重量が5キログラム以下であれば、ユーザは乳児を抱っこするのと同等の労力でロボット100を抱っこできる。
本実施形態におけるロボット100にとって、抱きかかえることができるというのは重要なコンセプトである。
目110にはカメラが内蔵される。目110は、液晶素子または有機EL素子による画像表示も可能である。ロボット100は、目110に内蔵されるカメラのほか、集音マイクや超音波センサなどさまざまなセンサを搭載する。また、スピーカーを内蔵し、簡単な音声を発することもできる。
ロボット100の頭部にはツノ112が取り付けられる。上述のようにロボット100は軽量であるため、ユーザはツノ112をつかむことでロボット100を持ち上げることも可能である。
ロボットシステム300は、ロボット100、サーバ200および複数の外部センサ114を含む。家屋内にはあらかじめ複数の外部センサ114(外部センサ114a、114b、・・・、114n)が設置される。外部センサ114は、家屋の壁面に固定されてもよいし、床に載置されてもよい。サーバ200には、外部センサ114の位置座標が登録される。位置座標は、ロボット100の行動範囲として想定される家屋内においてx、y座標として定義される。
外部センサ114はロボット100の感覚器を補強するためのものであり、サーバ200はロボット100の頭脳を補強するためのものである。
もちろん、ロボット100が自らの位置座標を定期的にサーバ200に送信する方式でもよい。
感情マップ116は、サーバ200に格納されるデータテーブルである。ロボット100は、感情マップ116にしたがって行動選択する。図3に示す感情マップ116は、ロボット100の場所に対する好悪感情の大きさを示す。感情マップ116のx軸とy軸は、二次元空間座標を示す。z軸は、好悪感情の大きさを示す。z値が正値のときにはその場所に対する好感が高く、z値が負値のときにはその場所を嫌悪していることを示す。
ロボット100がどのような場所を好むかという定義は任意であるが、一般的には、小さな子どもや犬や猫などの小動物が好む場所を好意地点として設定することが望ましい。
ロボット100がどのような場所を嫌うかという定義も任意であるが、一般的には、小さな子どもや犬や猫などの小動物が怖がる場所を嫌悪地点として設定することが望ましい。
あるいは、ビーコンID=1の外部センサ114は、ロボット探索信号を複数方向に送信し、ロボット100はロボット探索信号を受信したときロボット返答信号を返す。これにより、サーバ200は、ロボット100がどの外部センサ114からどの方向のどのくらいの距離にいるかを把握してもよい。また、別の実施の形態では、車輪102の回転数からロボット100の移動距離を算出して、現在位置を特定してもよいし、カメラから得られる画像に基づいて現在位置を特定してもよい。
図3に示す感情マップ116が与えられた場合、ロボット100は好意地点(座標P1)に引き寄せられる方向、悪意地点(座標P2)から離れる方向に移動する。
ロボット100は、内部センサ128、通信機126、記憶装置124、プロセッサ122、駆動機構120、遮断機構240およびバッテリー118(電源部)を含む。各ユニットは電源線130および信号線132により互いに接続される。バッテリー118は、電源線130を介して各ユニットに電力を供給する。各ユニットは信号線132により制御信号を送受する。バッテリー118は、リチウムイオン二次電池などの二次電池であり、ロボット100の動力源である。
このほかには、表示器やスピーカーなども搭載される。
上述のように、ロボットシステム300は、ロボット100、サーバ200および複数の外部センサ114を含む。ロボット100およびサーバ200の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
ロボット100の機能の一部はサーバ200により実現されてもよいし、サーバ200の機能の一部または全部はロボット100により実現されてもよい。
サーバ200は、通信部204、データ処理部202およびデータ格納部206を含む。通信部204は、外部センサ114およびロボット100との通信処理を担当する。データ格納部206は各種データを格納する。データ処理部202は、通信部204により取得されたデータおよびデータ格納部206に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部202は、通信部204およびデータ格納部206のインタフェースとしても機能する。
ロボット100は、大量の画像情報やその他のセンシング情報から得られる身体的特徴および行動的特徴に基づいて、高い頻度で出現するユーザを「オーナー」としてクラスタリングする。
本実施形態においては、身体的特徴と行動的特徴からユーザをクラスタリングし、ディープラーニング(多層型のニューラルネットワーク)によってユーザを識別する。
位置管理部208は、ロボット100の位置座標を、図2を用いて説明した方法にて特定する。また、位置管理部208はユーザの位置座標もリアルタイムで追跡してもよい。
たとえば、行動マップAでは座標R1、座標R2におけるz値が4と3であり、行動マップBでは座標R1、座標R2におけるz値が−1と3であるとする。単純平均の場合、座標R1の合計z値は4−1=3、座標R2の合計z値は3+3=6であるから、ロボット100は座標R1ではなく座標R2の方向に向かう。
行動マップAを行動マップBの5倍重視するときには、座標R1の合計z値は4×5−1=19、座標R2の合計z値は3×5+3=18であるから、ロボット100は座標R1の方向に向かう。
なお、人物認識部214は、人物以外、たとえば、ペットである猫や犬についても特徴抽出を行う。以下、ユーザ、または、オーナーとは、人に限らず、ペットも含まれるものとして説明する。
更に、人物認識部214は、ロボット100になされたさまざまな応対行為を認識し、快・不快行為(後述)として認識する。
ロボット100は、通信部142、データ処理部136、データ格納部148、駆動機構120および内部センサ128を含む。
通信部142は、通信機126(図4参照)に該当し、外部センサ114およびサーバ200との通信処理を担当する。データ格納部148は各種データを格納する。データ格納部148は、記憶装置124(図4参照)に該当する。データ処理部136は、通信部142により取得されたデータおよびデータ格納部148に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部136は、プロセッサ122およびプロセッサ122により実行されるコンピュータプログラムに該当する。データ処理部136は、通信部142、内部センサ128、駆動機構120およびデータ格納部148のインタフェースとしても機能する。
駆動機構120は、移動駆動部144と行動駆動部146を含む。移動判断部138は、ロボット100の移動方向を決める。移動駆動部144は、移動判断部138の指示にしたがって車輪102を駆動することで、ロボット100を目標地点に向かわせる。サーバ200のマップ管理部210は、行動マップに基づいて、ロボット100の移動先(目標地点)をリアルタイムで計算する。サーバ200は、目標地点の座標をロボット100に送信し、移動判断部138は目標地点に向けてロボット100を移動させる。
ロボット100の移動方向の大枠を決めるのは行動マップであるが、本実施形態のロボット100は親密度に対応した特定行動も可能である。親密度に応じて、複数種類の行動パターンが定義されてもよい。
認識部156は、内蔵カメラ(内部センサ128)により定期的に外界を撮像し、人やペットなどの移動物体であるユーザを検出する。これらの特徴はサーバ200に送信され、サーバ200の人物認識部214は移動物体の身体的特徴を抽出する。また、ユーザの匂いやユーザの声も検出する。匂いや音(声)は既知の方法にて複数種類に分類される。また、内蔵の温度センサにより、触られたときの温度も検出できる。
認識部156により認識された応対に応じて、サーバ200の親密度管理部220はユーザに対する親密度を変化させる。原則的には、快行為を行ったユーザに対する親密度は高まり、不快行為を行ったユーザに対する親密度は低下する。
ルート作成部222の機能は、サーバ200ではなくロボット100に搭載されてもよい。
図6は、本実施形態における遮断機構240の構成図である。
電源線130は、ばね端子150を介して幅Wだけ離隔される。いいかえれば、電源線130は部分的に断線している。本実施形態におけるツノ112(把持部244)は絶縁性の樹脂により形成されるが、その先端部は銅などの導電体152により被膜される。ツノ112の一部は、ロボット100の外殻154(ボディ104)から外部に突出する。外殻154は樹脂製である。ツノ112を図面下方向に押し込むと、導電体152とばね端子150が接触し、電源線130は導電体152を介して導通する。
ツノ112を図面上方向に強く引っ張ると、切欠158と突起160の嵌合が外れ、ばね端子150と導電体152は非接触となるため、電源線130は断線する。電源線130が断線すると、バッテリー118から駆動機構120等への電力供給が行われなくなるため、ロボット100は緊急停止する。
ツノ112は、実質的には、切欠158と突起160の嵌合力によって固定される。ユーザがツノ112を握ってロボット100を持ち上げると、ロボット100の自重(重力F)により切欠158と突起160の嵌合が外れ、ロボット100は緊急停止する。いいかえれば、切欠158と突起160の嵌合力をロボット100の本体部(ボディ104とその内蔵物)の自重よりも小さく設定することにより、ツノ112を握ってロボット100を吊り上げることでロボット100を緊急停止させることができる。
元気に動きまわるロボット100であっても、ツノ112を握ってロボット100を吊り上げてしまえば簡単におとなしくさせることができる。このため、ツノ112がロボット100の弱点であるかのように演出できる。
変形例1においては、樹脂製の基板178に電源線130a、130bが埋設される。電源線130aの先端部においては端子166aが露出し、電源線130bの先端部においては端子166bが露出する。2つの端子166は幅Wだけ離隔される。変形例2においても、電源線130は部分的に断線している。
変形例2においては、ボタン182を押しつけたときに電源線130が導通する。ボタン182は、押しボタン式のスイッチであり、押し込まれている状態のときオン、押し込まれていないときオフになるように構成されている。したがって、変形例2も、ツノ112を押し込んだ時にオン、引き出された時にオフとなるプル方式であることに変わりはない。ボタン182は外殻154に埋まっているため、ツノ112を使わなければボタン182を操作できない。ボタン182はばね172を介して台座242と接続される。ツノ112を台座242に押し付けると、ボタン182は押し下げられる。ツノ112の外側面の切欠158と外殻154の内側面の突起160が嵌合することにより、押し付けられた状態、いいかえれば、電源線130の導通状態が維持される。
電流遮断回路226は、メイン回路198とリレー制御回路224を含む。遮断機構240は、図6、図8に関連して説明したように電源線130を直接遮断してもよいが、図10に示す間接的な電力停止も可能である。電流遮断回路226においては、遮断機構240はリレー制御回路224の電力供給を停止させることにより、メイン回路198の電力供給を停止させる。
メイン回路198に大電流が流れる場合でも、リレー制御回路224は小さな電流で制御できる。ツノ112(把持部244)はメイン回路198と直接接触しないため、遮断機構240を電源線130に直接接続するよりも安全性が高い。
ロボット100は、車輪102により走行するため、場所によっては二足歩行ロボットよりも素早く動くことができる。本実施形態に示す方式によれば、小さくて素早いロボット100であっても、ツノ112をつかんでロボット100を持ち上げるだけで簡単かつ確実に緊急停止させることができる。一方、プッシュ方式の場合には、緊急時に小さなボタンを確実に押すのが難しい場合もある。ボタンを大きくした場合や、ボタンの数を増やす場合には、不可抗力的にロボットが緊急停止してしまう可能性が高い。
ロボット100やサーバ200以外の第3の装置が、機能の一部を担ってもよい。図5において説明したロボット100の各機能とサーバ200の各機能の集合体は大局的には1つの「情報処理装置」として把握することも可能である。1つまたは複数のハードウェアに対して、本発明を実現するために必要な複数の機能をどのように配分するかは、各ハードウェアの処理能力やロボットシステム300に求められる仕様等に鑑みて決定されればよい。
変形例3においては、ロボット100に中空部230を形成し、中空部230にハンドル228(把持部244)を設置してもよい。ユーザは中空部230から指または手を差し入れ、ハンドル228を引っ張ることでロボット100を緊急停止させる。中空部230にハンドル228の全部または一部を格納することにより、ロボット100の外観をすっきりさせることができる。また、不可抗力によってハンドル228が引き出されるリスクは更に低くなる。
変形例3においては、ロボット100に内蔵されるハンドル228は、紐232により引っ張られる。紐232は通常の紐でもよいし、毛髪やアクセサリなどにより装飾されてもよい。
一方、ツノ112がロボット100から離脱しない構成の場合には、ツノ112の紛失リスクを抑制できるメリットがある。
ツノ112を取り外すことにより、電力的にも機能的にもロボット100を動作不可能とすれば、ツノ112の「鍵」としての機能をいっそう強化できる。
変形例として、ユーザはあらかじめ各ユーザの身体的特徴や行動的特徴をサーバ200にセットしてもよい。たとえば、パパ(01)の特徴として、ひげが生えていること、早起きであること、身長が170センチメートルであること、喫煙者であること、などの情報をサーバ200の個人データ格納部218に教師データとして与えてもよい。サーバ200は、これらの特徴情報に基づいて、ディープラーニング等の既知の手法によりユーザ検出を行ってもよい。
ニオイカテゴリもユーザのクラスタリングのための情報として利用可能である。
図13は、ツノ112の外観を表す斜視図である。図14は、ジョイント機構500を表す斜視図である。図14(a)はジョイント機構500の連結解除状態を斜め前方(図2におけるツノ112の下方)からみた図であり、図14(b)はジョイント機構500の同状態を斜め後方(図2におけるツノ112の上方)からみた図である。
Claims (11)
- 本体部および前記本体部に取り付けられる把持部と、を備え、
前記本体部は、
本体を駆動する駆動機構と、
前記駆動機構に電力を供給する電源部と、
前記把持部が引き出されるとき前記電源部からの電力供給を遮断する遮断機構と、を含み、
前記把持部と前記本体部は、前記把持部の前記本体部からの離脱方向に沿った第1軸線を中心とした前記把持部の回転を規制する嵌合構造を有し、
前記把持部が離脱方向に所定量移動したとき、前記把持部と前記本体部の嵌合が解除され、
前記把持部は、前記本体部から離脱方向に引き抜かれたときに限らず、前記把持部と前記本体部の嵌合が解除された後に前記把持部に側面から力を加えられたときにも前記本体部から引き出される構造を有することを特徴とする自律行動型ロボット。 - 前記把持部は、ロボットの頭部から突出する部材であることを特徴とする請求項1に記載の自律行動型ロボット。
- 前記駆動機構は、車輪の回転を制御することによりロボットを移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の自律行動型ロボット。
- 前記遮断機構は、前記把持部の引き出し時において、ロボットの自重により電源線を物理的に断線させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自律行動型ロボット。
- 前記把持部は、引き出し時において前記本体部から離脱することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自律行動型ロボット。
- 前記把持部は、引き出し時においても前記本体部との連結を維持されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自律行動型ロボット。
- 電源部と、
把持部と、
把持部が引き出されるときに前記電源部からの電力供給を遮断する遮断機構と、を備え、
前記把持部は、前記把持部の本体部からの引き抜き方向である第1軸を中心とした前記把持部の回転を規制する嵌合構造を有し、
前記把持部が前記第1軸の方向に所定量引き出されたときに前記把持部と前記本体部の嵌合が解除され、
前記把持部は、前記本体部から離脱方向に引き抜かれたときに限らず、前記把持部と前記本体部の嵌合が解除された後に前記把持部に側面から力を加えられたときにも前記本体部から引き出される構造を有することを特徴とする自律行動型ロボット。 - 本体部および前記本体部に取り付けられる把持部と、
電力制御部と、を備え、
前記本体部は、
ロボットの動作を選択する電子回路に電力を供給する第1の電源線と、
前記選択された動作を実行する駆動機構に電力を供給する第2の電源線と、
前記把持部が引き出されるときに、前記第2の電源線を遮断する遮断機構と、を含み、
前記第1の電源線は、前記把持部が引き出されたときにも導通を維持され、
前記電力制御部は、前記把持部の引き出し後において、前記把持部が前記本体部に再度押し込まれ、かつ、所定の給電条件が成立するとき、前記第2の電源線を導通させることを特徴とする自律行動型ロボット。 - 前記第2の電源線は、前記第1の電源線よりも高電圧にて電力を供給することを特徴とする請求項8に記載の自律行動型ロボット。
- 前記電力制御部は、前記押し込み操作に加えて、ユーザからの許可指示を前記給電条件として電力供給を実行することを特徴とする請求項8に記載の自律行動型ロボット。
- ロボットの動作を選択する動作制御部、を更に備え、
前記動作制御部は、前記把持部が引き出されて前記第2の電源線が遮断されたときには実行中の処理をキャンセルし、前記把持部が前記本体部に嵌合されて前記第2の電源線による電力供給が再開されるときには前記再開に対応づけられる所定の動作を選択することを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の自律行動型ロボット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016095845 | 2016-05-12 | ||
JP2016095845 | 2016-05-12 | ||
PCT/JP2017/017232 WO2017195700A1 (ja) | 2016-05-12 | 2017-05-02 | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018198550A Division JP6755447B2 (ja) | 2016-05-12 | 2018-10-22 | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017195700A1 JPWO2017195700A1 (ja) | 2018-05-31 |
JP6425839B2 true JP6425839B2 (ja) | 2018-11-21 |
Family
ID=60267074
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017568466A Active JP6425839B2 (ja) | 2016-05-12 | 2017-05-02 | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット |
JP2018198550A Active JP6755447B2 (ja) | 2016-05-12 | 2018-10-22 | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018198550A Active JP6755447B2 (ja) | 2016-05-12 | 2018-10-22 | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10953542B2 (ja) |
JP (2) | JP6425839B2 (ja) |
CN (2) | CN113305884A (ja) |
DE (1) | DE112017002431T5 (ja) |
GB (1) | GB2564791B (ja) |
WO (1) | WO2017195700A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113305884A (zh) * | 2016-05-12 | 2021-08-27 | Groove X 株式会社 | 具有紧急停机功能的行为自主型机器人 |
JP6515899B2 (ja) * | 2016-10-04 | 2019-05-22 | トヨタ自動車株式会社 | 音声対話装置及びその制御方法 |
WO2019131696A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Groove X株式会社 | 移動機構を収容するロボット |
WO2020111190A1 (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | Groove X株式会社 | 操作用デバイスを備えるロボット |
Family Cites Families (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52124176A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-18 | Fujitsu Ltd | Emergency pull switch |
JPH0317381Y2 (ja) * | 1980-12-24 | 1991-04-12 | ||
JPS57107240A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-03 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | Production of silver catalyst for producing ethylene oxide |
JP2002036152A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 自律移動ロボット |
JP4524928B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2010-08-18 | ソニー株式会社 | 脚式移動ロボット |
JP4232376B2 (ja) * | 2002-03-18 | 2009-03-04 | ソニー株式会社 | 脚式移動ロボット |
JP2003266363A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-24 | Sony Corp | ロボット装置 |
JP2004258967A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 移動作業ロボット |
JP2005005608A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Ebara Corp | 基板搬送ロボットのティーチング装置及びティーチング方法 |
JP4383123B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2009-12-16 | 学校法人早稲田大学 | 移動ロボット |
JP4271070B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2009-06-03 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 | コミュニケーションロボット |
US7045732B1 (en) * | 2004-11-26 | 2006-05-16 | Highly Electric Co., Ltd. | Pull retainer emergency safety switch |
JP4385159B2 (ja) * | 2005-07-25 | 2009-12-16 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 脚式ロボットの停止装置 |
EP1941411B1 (en) * | 2005-09-30 | 2011-09-14 | iRobot Corporation | Companion robot for personal interaction |
CN201084623Y (zh) * | 2007-08-01 | 2008-07-09 | 比亚迪股份有限公司 | 紧急断电开关 |
EP2022538A1 (en) * | 2007-08-06 | 2009-02-11 | Strength Master Fitness Tech Co., Ltd. | Saftey device for motorized fitness equipment |
US20090090606A1 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-09 | Forhouse Corporation | Emergency stop device |
JP2008296368A (ja) | 2008-09-01 | 2008-12-11 | Sony Corp | 脚式移動ロボット |
JP4781420B2 (ja) * | 2008-11-26 | 2011-09-28 | 川田工業株式会社 | ロボット用のプロテクトサポータ |
CA2747772C (en) * | 2008-12-23 | 2017-06-13 | Mako Surgical Corp. | Transmission with connection mechanism for varying tension force |
US8718837B2 (en) * | 2011-01-28 | 2014-05-06 | Intouch Technologies | Interfacing with a mobile telepresence robot |
KR101268239B1 (ko) * | 2011-05-09 | 2013-05-31 | 정완엽 | 물고기 로봇 및 물고기 로봇 충전기 |
CN203449307U (zh) * | 2013-07-17 | 2014-02-26 | 吴亚平 | 简易机器人 |
JP2015024467A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット及びロボットの緊急停止方法 |
US9393683B2 (en) * | 2014-05-02 | 2016-07-19 | M. W. Bevins Co. | Conductive boot for power tool protection |
CN204188942U (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-04 | 成都西华升腾科技有限公司 | 一种能够自动根据压力反馈切断电机转动的设备 |
CN105034002B (zh) * | 2015-08-04 | 2016-09-28 | 北京进化者机器人科技有限公司 | 一种多功能家庭服务机器人 |
CN105415378A (zh) * | 2015-12-03 | 2016-03-23 | 昆山穿山甲机器人有限公司 | 一种餐厅多功能自助服务机器人 |
CN113305884A (zh) * | 2016-05-12 | 2021-08-27 | Groove X 株式会社 | 具有紧急停机功能的行为自主型机器人 |
US20170173262A1 (en) * | 2017-03-01 | 2017-06-22 | François Paul VELTZ | Medical systems, devices and methods |
-
2017
- 2017-05-02 CN CN202110635490.2A patent/CN113305884A/zh active Pending
- 2017-05-02 DE DE112017002431.5T patent/DE112017002431T5/de active Pending
- 2017-05-02 CN CN201780023395.9A patent/CN109070364B/zh active Active
- 2017-05-02 WO PCT/JP2017/017232 patent/WO2017195700A1/ja active Application Filing
- 2017-05-02 GB GB1816816.1A patent/GB2564791B/en active Active
- 2017-05-02 JP JP2017568466A patent/JP6425839B2/ja active Active
-
2018
- 2018-10-22 JP JP2018198550A patent/JP6755447B2/ja active Active
- 2018-11-02 US US16/178,597 patent/US10953542B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB201816816D0 (en) | 2018-11-28 |
JPWO2017195700A1 (ja) | 2018-05-31 |
CN109070364A (zh) | 2018-12-21 |
US10953542B2 (en) | 2021-03-23 |
CN113305884A (zh) | 2021-08-27 |
JP2019051332A (ja) | 2019-04-04 |
GB2564791B (en) | 2021-12-15 |
US20190077018A1 (en) | 2019-03-14 |
DE112017002431T5 (de) | 2019-01-24 |
WO2017195700A1 (ja) | 2017-11-16 |
CN109070364B (zh) | 2022-05-13 |
GB2564791A (en) | 2019-01-23 |
JP6755447B2 (ja) | 2020-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6402320B2 (ja) | 人見知りする自律行動型ロボット | |
JP6467674B2 (ja) | スキンシップを理解する自律行動型ロボット | |
JP6436548B2 (ja) | 自律行動型ロボット | |
JP6755447B2 (ja) | 緊急停止機能を有する自律行動型ロボット | |
WO2017169826A1 (ja) | お出迎え行動する自律行動型ロボット | |
JP6475872B2 (ja) | 活動量をコントロールされる自律行動型ロボット | |
JP2019022935A (ja) | 服を着る自律行動型ロボット | |
JP6671577B2 (ja) | 人を識別する自律行動型ロボット | |
WO2018043274A1 (ja) | 自律行動型ロボット、サーバ及び行動制御プログラム | |
JP6575005B2 (ja) | ロボットの関節に好適なジョイント構造 | |
JP6734607B2 (ja) | ロボット、携帯品及びロボット制御プログラム | |
JP2024045160A (ja) | 衣装を着用するロボット | |
JP2024045110A (ja) | ロボットと、ロボットのための充電ステーションおよびランドマーク装置 | |
JP2018192559A (ja) | 曲面形状のボディに対するタッチを検出する自律行動型ロボット | |
JPWO2020111190A1 (ja) | 操作用デバイスを備えるロボット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180122 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180122 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180925 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6425839 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RG99 | Written request for provisional registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313G99 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |