JP6425498B2 - 搬送装置、及び分析装置 - Google Patents
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Description
この種の分析装置では、検体をプレートに分注するステージ、試薬をプレートに分注するステージ、プレートを所定の温度で所定時間保持するインキュベーター、検体の分析を行うステージ等の複数の搬送箇所がある。
プレートを上下方向に搬送するには、プレートを把持する把持装置を上下に移動する機構が必要となる。
把持装置等の装置を上下に移動する機構としては、例えば、特許文献1,2に開示されている機構を用いることが考えられる。
しかしながら、ボール送りねじ軸は、下部が支持されていないため、フレームに取り付けられた部分を中心に傾いたり、振れ回る場合があり、ヘッド本体ユニットを正規の位置に配置できない、搬送中にヘッド本体ユニットが安定しない等の懸念がある。
したがって、特許文献1の機構をハンドユニットの上下機構として用いると、ハンドユニットを搬送対象物の受け渡し箇所に適正に配置できず、搬送対象物をハンドユニットで適正に把持できなくなる、搬送対象物を安定した状態で搬送できなくなる等の不具合を生じる虞がある。
したがって、特許文献2の機構を把持装置の上下機構として用いると、搬送対象物を安定した状態で搬送できなくなる虞がある。
把持装置を支持する水平方向に延びる水平アームと、
前記把持装置及び前記水平アームを収容する筐体と、
前記筐体に取り付けられ、前記水平アームの長手方向両端部を支持して前記水平アームを上下方向に移動自在とする支持部材と、
前記支持部材に沿って延在する一対の送りねじと、
前記筐体に取り付けられ前記送りねじの上部、及び下部を回転自在に支持する軸受と、
前記水平アームの長手方向両端部に取り付けられ、前記送りねじに螺合するナットと、
前記一方の送りねじの回転と前記他方の送りねじの回転とを同期させる同期部材と、
前記同期部材を駆動する駆動装置と、
を備え、
前記同期部材は、前記送りねじの下端に取り付けられた一対の第1のタイミングプーリーと、前記一対の第1のタイミングプーリーに架け渡される無端のタイミングベルトと、を含んで構成されており、
前記駆動装置は、前記タイミングベルトが架け渡される第2のタイミングプーリーと、前記筐体の底部に取り付けられ前記第2のタイミングプーリーを回転させるモーターと、を含んで構成されており、
前記第2のタイミングプーリー、及び前記モーターは、前記筐体の底板に配置されると共に、前記水平アームの下方に位置する領域とは異なる領域に配置されている。
把持装置を支持する水平アームは、支持部材によって両端部が支持され、上下方向に移動自在、即ち、昇降自在となっている。
搬送対象物を上下に搬送するには、駆動装置で同期部材を駆動する。
同期部材が駆動されると、鉛直方向に沿って延在する一対の送りねじが同期して回転する。
一対の送りねじを同期して回転させるので、水平アームを水平の状態を保ったまま上下移動させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、前記一対の第1のタイミングプーリーと前記第2のタイミングプーリーとの間に架け渡される前記タイミングベルトが巻き掛けられ、前記一対の第1のタイミングプーリーを結ぶ仮想線と直交する方向へ前記タイミングベルトが移動する経路を形成する一対の方向変換用タイミングプーリーを備えている。
また、本発明の分析装置は、検体の分析を正確かつ効率的に行うことができる、という優れた効果を有する。
[分析装置の全体概略構成]
図1に示すように、分析装置10は、箱状の筐体12を備えており、筐体12の上下方向中間部には、筐体内部を上下に区画する第1の棚板14が配置されている。
第1の棚板14の上側には、装置左側(図面矢印L方向側)に反応プレート16を複数枚格納可能とする反応プレートストッカ18が設けられている。反応プレートストッカ18は、装置左側に分注前の反応プレート16を格納する格納部を6個備え、装置右側に分注後の反応プレート16を格納する格納部を6個備えている。
また、反応プレート16の側面には、反応プレート16を判別するためのバーコード17が付与されている。
図2(B)に示すように、検体プレート23も反応プレート16と同様に矩形状に形成され、上部には複数(本実施形態では、8×12=96個)の凹部23Aが形成されている。これらの凹部23Aには検査を行う検体(液体の試料)が入れられる。
また、検体プレート23の側面には、検体プレート23を判別するためのバーコード24が付与されている。
第1の棚板14と第2の棚板46との間には、装置左側から反応停止液分注部48、測光分析部50、洗浄部52が順に配置されている。
洗浄部52は、反応プレート16の凹部16Aに洗浄液を吐出し、凹部16Aに吐出された洗浄液を吸引する。
また、測光分析部50は、反応プレート16の凹部16Aに所定の波長の光を投光するための投光器、凹部16Aを透過した光を受光するための受光器等を含んで構成されており、所定の波長での強度(吸光度、蛍光強度、発光強度等の強度)を測定することにより、試料の分析を行う。
図3〜5にしたがって、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を搬送する搬送装置56の構成を説明する。
図3〜5に示すように、右側壁12R、及び左側壁12Lには、装置正面側に、昇降用スライドレール58が鉛直方向に取り付けられている。
一方の昇降用スライドレール58と他方の昇降用スライドレール58との間には、長手方向を装置幅方向とした水平アーム60が配置されている。
水平アーム60の両端部には、昇降用スライドレール58に沿って移動自在に支持される昇降用スライドブロック61が取り付けられている。
送りねじ62の下端には、後述する無端の昇降用タイミングベルト66が巻き掛けられる送りねじ用タイミングプーリー68が取り付けられている。
先ず、ハンドユニット左右移動装置80の構成を説明する。
水平アーム60の上面には、アーム長手方向に沿ってスライドレール82が取り付けられている。スライドレール82には、図示しないスライドブロックがレール長手方向にスライド自在に支持されており、このスライドブロックの上面にハンドユニット78が取り付けられている。
ハンドユニット78はタイミングベルト84に連結されており、タイミングベルト84を装置幅方向移動用モーター88で駆動することで、ハンドユニット78を水平アーム60の長手方向に沿って移動させることが出来る。
ハンドユニット78は開閉ハンド装置100を備えており、開閉ハンド装置100は、図示しないアクチュエータで装置前後方向(矢印F方向、及び矢印B方向)へ移動される。
開閉ハンド装置100は、反応プレート16、検体プレート23、及びディスポチップボックス28を側部から把持可能な一対のハンド102を備えている。一対のハンド102は装置前後方向に沿って延びており、図示しないアクチュエータで互いに接離する方向(装置幅方向)に開閉移動する。なお、開閉ハンド装置100には、反応プレート16のバーコード17、及び検体プレート23のバーコード24を読み取るバーコードリーダー90が取り付けられている。
次に、本実施形態の搬送装置56の作用を説明する。
本実施形態の搬送装置56で、ハンドユニット78を装置幅方向に移動する場合は、装置幅方向移動用モーター88を回転させてタイミングベルト84を駆動する。これにより、タイミングベルト84に連結されたハンドユニット78を装置幅方向に移動することが出来る。
なお、検体プレート23、及びディスポチップボックス28も反応プレート16と同様にして搬送することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、一対の送りねじ62を同期させる同期部材としてタイミングベルトを用いたが、本発明はこれに限らず、一対の送りねじ62をチェーンや、歯車等の他の部材を用いて同期させても良い。
12 筐体
16 反応プレート(搬送対象物)
56 搬送装置
58 昇降用スライドレール(支持部材)
60 水平アーム
62 送りねじ
61 昇降用スライドブロック(支持部材)
64 軸受
66 昇降用タイミングベルト(同期部材、タイミングベルト)
68 送りねじ用タイミングプーリー(同期部材、第1のタイミングプーリー)
70 方向変換用タイミングプーリー(同期部材)
71 軸(同期部材)
72 昇降用モーター(駆動装置、モーター)
74 昇降駆動用タイミングプーリー(同期部材、第2のタイミングプーリー)
76 ナット部材(ナット)
78 ハンドユニット(把持装置)
Claims (3)
- 搬送対象物を把持する把持装置と、
把持装置を支持する水平方向に延びる水平アームと、
前記把持装置及び前記水平アームを収容する筐体と、
前記筐体に取り付けられ、前記水平アームの長手方向両端部を支持して前記水平アームを上下方向に移動自在とする支持部材と、
前記支持部材に沿って延在する一対の送りねじと、
前記筐体に取り付けられ前記送りねじの上部、及び下部を回転自在に支持する軸受と、
前記水平アームの長手方向両端部に取り付けられ、前記送りねじに螺合するナットと、
前記一方の送りねじの回転と前記他方の送りねじの回転とを同期させる同期部材と、
前記同期部材を駆動する駆動装置と、
を備え、
前記同期部材は、前記送りねじの下端に取り付けられた一対の第1のタイミングプーリーと、前記一対の第1のタイミングプーリーに架け渡される無端のタイミングベルトと、を含んで構成されており、
前記駆動装置は、前記タイミングベルトが架け渡される第2のタイミングプーリーと、前記筐体の底部に取り付けられ前記第2のタイミングプーリーを回転させるモーターと、を含んで構成されており、
前記第2のタイミングプーリー、及び前記モーターは、前記筐体の底板に配置されると共に、前記水平アームの下方に位置する領域とは異なる領域に配置されている、搬送装置。 - 前記一対の第1のタイミングプーリーと前記第2のタイミングプーリーとの間に架け渡される前記タイミングベルトが巻き掛けられ、前記一対の第1のタイミングプーリーを結ぶ仮想線と直交する方向へ前記タイミングベルトが移動する経路を形成する一対の方向変換用タイミングプーリーを備えた、請求項1に記載の搬送装置。
- 請求項1または請求項2に記載の搬送装置を備えた分析装置。
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