JP6425323B1 - 浮遊型移動装置 - Google Patents

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Abstract

地上から離れて浮遊した状態で安全に移動が可能な浮遊型移動装置を提供する。
浮遊型移動装置1は、運転室10よりも下に設けられ、運転室10との間の吸気スペースから取り込まれた空気をz方向下方に噴射させる6以上の羽根車37と、6以上の羽根車37を駆動する6以上のモーターと、6以上のモーターに電力を供給する蓄電部とを備える。浮遊型移動装置1は、6以上の羽根車37の一部又は全部から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、6以上の羽根車は、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周上に配置される。

Description

本発明は、浮遊型移動装置に関する。
従来、特許文献1のように、4つのプロペラ型のローラを用いた移動装置が提案されている。
特開2000−142379号公報
しかしながら、車輪が地上と接した状態で移動するため、地上から離れて浮遊した状態で移動することは考慮されていない。
したがって本発明の目的は、地上から離れて浮遊した状態で安全に移動が可能な浮遊型移動装置を提供することである。
本発明に係る浮遊型移動装置は、運転室よりも下に設けられ、運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を鉛直方向下方に噴射させる第1羽根車〜第6羽根車と、第1羽根車〜第6羽根車を駆動する第1モーター〜第6モーターと、第1モーター〜第6モーターに電力を供給する蓄電部とを備えた浮遊型移動装置であって、浮遊型移動装置は、第1羽根車〜第6羽根車の一部又は全部の羽根車から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、第1羽根車〜第6羽根車は、中心が鉛直方向に平行な軸を通る1つの円周上に配置される。
運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を羽根車の吹き出し面から噴射させることにより、浮遊型移動装置を地面から浮上した状態にする、すなわち浮遊型移動装置を上昇させたり下降させたりすることが可能になる。
また、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に配置された6つ以上の羽根車の一部または全部について、それぞれの回転量を調整することにより、上昇、下降だけでなく、任意の方向に向けて飛行する、すなわち、地上から離れて浮遊した状態で安全に移動が可能になる。
好ましくは、浮遊型移動装置は、3つ以上の車輪と、3つ以上の車輪の一つの円形面と第1羽根車の吹き出し面が鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、円形面と吹き出し面の方向制御を行う第1アクチュエーターと、伝達部を更に備え、円形面が水平方向を向く時に、伝達部を介して、第1モーターから3つ以上の車輪の一つへの動力伝達が行われ、吹き出し面が鉛直方向下方を向く時に、第1モーターから3つ以上の車輪の一つへの動力伝達は行われず、伝達部を介して、第1モーターから第1羽根車への動力伝達が行われる。
これにより、1つのモーター(第1モーター)を使って、地上走行のために車輪を回転させたり、上昇などのために第1羽根車を回転させたりすることが可能になる。
さらに好ましくは、浮遊型移動装置は、運転室よりも上、若しくは、第1羽根車〜第6羽根車が設けられる領域と運転室の間に設けられた翼と、翼の両翼の先端が近づいた閉状態と、両翼の先端が離れた開状態とを切替制御する開閉機構とを備える。
また、浮遊型移動装置を水平方向に飛行させる際に、開閉機構を使って翼の両翼が広げられ、当該両翼が安定的な飛行を維持させるために使用される。
浮遊型移動装置を上昇させたり下降させたり地上で停止させたり地上で走行させたりする際に、開閉機構を使って翼の両翼が閉じられ、当該両翼が周囲の物とぶつかりにくくされる。
さらに好ましくは、浮遊型移動装置は、運転室と翼の少なくとも一方を、領域との距離が変わるように移動させる昇降部を更に備える。
これにより、浮遊型移動装置を上昇させたり、下降させたり、飛行させたりする際に、運転室との間の距離を離れた状態にして、羽根車の上方の吸気スペースを十分に保つことが可能になる。
一方、乗降時は運転室を低い位置にして乗降しやすくする。
さらに好ましくは、運転室と、翼の少なくとも一方に収納可能なタラップが設けられる。
収納式のタラップを用いることで、乗降を容易に出来、且つ不使用時には翼などの内部に収納出来る。
また、好ましくは、第1アクチュエーターは、円形面と第1羽根車の吹き出し面が鉛直方向下方若しくは左右方向を向くように、円形面と吹き出し面の方向制御を行うものであり、浮遊型移動装置は、第2羽根車の吹き出し面が鉛直方向下方若しくは鉛直方向下方と後ろ方向の間の斜め方向を向くように、円形面と吹き出し面の方向制御を行う第2アクチュエーターを更に備える。
浮遊型移動装置の上昇及び下降は、車輪非連動の第2羽根車によって行われ、浮遊型移動装置の水平方向の飛行は、車輪連動の第1羽根車と車輪非連動の第2羽根車によって行われ、浮遊型移動装置の地上走行は、車輪によって行われる。
ただし、車輪非連動の第2羽根車の一部が十分に動作出来ない場合には、浮遊型移動装置の上昇及び下降に、車輪連動の第1羽根車の一部若しくは全部が使用される。
また、好ましくは、蓄電部は、第1蓄電装置〜第6蓄電装置を有し、第1蓄電装置〜第6蓄電装置は、第1モーター〜第6モーターに電力を供給する。
また、好ましくは、第1羽根車〜第6羽根車のうち少なくとも3つの羽根車から噴射される空気によって地面から浮上せしめられる。
モーターの1つ若しくは羽根車の1つが故障などにより稼働出来なくても、他の3つ以上の羽根車を使ってバランスを崩さずに飛行状態を維持したり安全に着陸させたりすることが可能になる。
また、好ましくは、浮遊型移動装置は、第1羽根車〜第6羽根車のうち少なくとも一つの吹き出し面が鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、吹き出し面の方向制御を行うアクチュエーターを備え、第1羽根車〜第6羽根車のうち、アクチュエーターによって方向制御されるものは、付勢部材を介して、吹き出し面が鉛直方向下方を向くように付勢される。
アクチュエーターなどが故障した場合であっても、羽根車を吹き出し面が鉛直方向下方を向くように維持することが可能になる。
る。
以上のように本発明によれば、地上から離れて浮遊した状態で安全に移動が可能な浮遊型移動装置を提供することができる。
第1実施形態及び第2実施形態における浮遊型移動装置の各部を示すブロック図である。 第1実施形態における乗降時の浮遊型移動装置の斜視図である。 第1実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め上方から見た斜視図である。 第1実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め下方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置の斜め前下方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置の斜め前上方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置の斜め後ろ下方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置であって翼にも羽根車が設けられたものの斜め前下方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置であって翼にも羽根車が設けられたものの斜め前上方から見た斜視図である。 第1実施形態における飛行時の浮遊型移動装置であって翼にも羽根車が設けられたものの斜め後ろ下方から見た斜視図である。 第2実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め上方から見た斜視図である。 第2実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め下方から見た斜視図である。 第3実施形態における浮遊型移動装置の各部を示すブロック図である。 第3実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め上方から見た斜視図である。 図14よりも更に上方から見た斜視図である。 第3実施形態における上昇時若しくは下降時の浮遊型移動装置の斜め下方から見た斜視図である。 図16の状態から車輪連動羽根車の吹き出し面をz方向下方にしたものの斜視図である。 第3実施形態における飛行時の浮遊型移動装置の斜め前下方から見た斜視図である。 第3実施形態における飛行時の浮遊型移動装置の斜め後ろ下方から見た斜視図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。第1実施形態(図1〜図10参照)、第2実施形態(図11、図12参照)における浮遊型移動装置1は、運転室10、駆動部30、飛行部60を備える。
方向を説明するために、浮遊型移動装置1の前後方向をx方向、x方向と垂直な左右方向をy方向、x方向とy方向に垂直な略鉛直方向をz方向として説明する。
図2において、xyz軸のそれぞれの矢印が指し示す方向をそれぞれ前方向、左方向、上方向と定義する。
運転室10は、内部に搭乗スペースが設けられ、当該搭乗スペースに搭乗者が浮遊型移動装置1を操作するための操作部11が設けられる。
運転室10は、駆動部30の上部に設けられる。
また、運転室10には、操作部11の他に、測定部13、制御部15、発電部17、蓄電部19が設けられる。
測定部13は、運転室10の外側などに設けられ、速度、外気温、高度、動作状態などを測定する。
制御部15は、操作部11を使った操作や測定部13からの情報に基づいて、浮遊型移動装置1の各部を制御する。
例えば、操作部11を介して、浮遊型移動装置1を地上で停止させる操作が行われた場合は、制御部15は、運転室10と駆動部30が近づくように昇降部41を動作させ、翼61が閉じるように開閉機構65を制御し、駆動部30の羽根車37を停止させ、開閉機構65を介して翼61に収納されたタラップ64を使用状態にする(第1状態、図2参照)。
また、操作部11を介して、浮遊型移動装置1を上昇させる操作及び下降させる操作が行われた場合は、制御部15は、運転室10と駆動部30が離れるように昇降部41を動作させ、翼61が閉じるように開閉機構65を制御し、駆動部30の羽根車37の吹き出し面がz方向下方を向いた状態で羽根車37を動作させ、開閉機構65を介してタラップ64を翼61に収納する(第2状態、図3〜図4参照)。
また、操作部11を介して、浮遊型移動装置1を上空で飛行させる操作が行われた場合は、制御部15は、翼61が開くように開閉機構65を制御し、駆動部30の羽根車37の吹き出し面がz方向下方若しくは斜め方向(例えば、z方向下方とx方向後方の間の斜め方向)若しくは水平方向(例えばx方向後方)を向いた状態で羽根車37を動作させ、飛行状態(速度、高度など)に応じて、開閉機構65を介してフラップ63の翼61に対する傾き度合いを制御する(第3状態、図5〜図7参照)。
発電部17は、太陽光発電を行う発電装置であり、運転室10の上面に設けられるだけでなく、翼61の上面などに設けられる。
蓄電部19は、蓄電池、コンデンサー、燃料電池など、発電部17で得られた電力を貯蔵し、浮遊型移動装置1の各部に電力を供給する。
蓄電部19は、8つのモーター35のそれぞれに電力を供給する8つの蓄電装置(第1蓄電装置19a〜第8蓄電装置19h)、及び浮遊型移動装置1を構成する電気部材に電力を供給する他の蓄電装置を含む。
駆動部30は、浮遊型移動装置1を上昇させたり、下降させたり、水平方向に飛行させたりするために用いられ、車輪31、モーター35、羽根車37、フレーム38、アクチュエーター39、昇降部41、付勢部材45が設けられる。
駆動部30は、運転室10よりもz方向下方に設けられる。
駆動部30における羽根車37が設けられる領域のz方向上方は、吸気スペースを設けるため、駆動部30と運転室10及び飛行部60とのz方向の距離dが第1距離d1(d1=30cm)以上離れた位置関係になるように、昇降部41を介して運転室10及び飛行部60がz方向上方に移動せしめられる。
ただし、着陸した状態で且つ乗降が行われる際は、当該距離dが第1距離d1よりも短い距離となるように、昇降部41を介して運転室10及び飛行部60がz方向下方に移動せしめられる。
車輪31は、3つ以上設けられ、浮遊型移動装置1が地上で移動可能にするため、及び羽根車37と地面との間に排気用の空間を設けるために用いられ、回転軸が水平方向(例えば、y方向)を向く状態で配置される。
第1実施形態〜第3実施形態では、3つ以上の車輪31の具体例として、4つの車輪31が設けられた例を示す。
車輪31は、羽根車37が配置された領域の外側に配置される形態(第1実施形態、図2〜図10)であってもよいし、羽根車37が配置された領域の内側に配置される形態(第2実施形態、図11〜図12)であってもよい。
車輪31は、地上走行用にモーターなどの動力が与えられる形態であってもよい。
また、車輪31には上述のような動力が与えられない形態であってもよい。
この場合は、羽根車37から噴出される空気で地上走行が行われる。
第1実施形態、及び第2実施形態では、車輪31に動力が与えられず、羽根車37から噴出される空気で地上走行が行われる形態を説明する。
モーター35は、羽根車37を駆動するために使用される。
羽根車37は、吸気した空気を吹き出し面から噴射させる。
羽根車37は、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に6つ以上、略等間隔に並べられて配置される。
6以上の羽根車37のうち、少なくとも3つの羽根車から噴射される空気によって浮遊型移動装置1が地面から浮上せしめられるように、羽根車37の出力などの仕様が決定される。
このため、羽根車37のいくつかがうまく動作しない場合でも、3つ以上の羽根車37を使って、浮遊型移動装置1を安全に着陸させることが可能になる。
羽根車37に使用者が触れないようにするため、羽根車37の周囲にはフレーム38が設けられる。
フレーム38は、羽根車37の側面を覆うように形成されるが、さらに羽根車37の上面や下面を覆う網状物(不図示)もフレーム38として構成される形態であってもよい。
蓄電部19に設けられるモーター35を駆動するための蓄電装置、及びモーター35は、1つの羽根車37に対応して1つずつ設けられる。
第1実施形態では、6つ以上の羽根車37の例として、8つの羽根車37が設けられ、当該8つの羽根車37に対応して、8つの蓄電装置(第1蓄電装置19a〜第8蓄電装置19h)と8つのモーター35が設けられる。
ただし、1つの蓄電装置が8つのモーター35に並列で接続される形態であってもよい。
アクチュエーター39は、羽根車37の吹き出し面を水平方向(例えば、y方向)に平行な軸周りに回転するように角度制御して、z方向下方若しくは斜め方向(例えば、z方向下方とx方向後方の間の斜め方向)若しくは水平方向(例えばx方向後方)を向くように、羽根車37の方向を制御するために使用される。
アクチュエーター39は、羽根車37のすべてに設けられる形態であってもよいし、羽根車37の一部に設けられる形態であってもよい。
羽根車37のうち、アクチュエーター39によって方向制御されるものは、バネなどの付勢部材45を介して、吹き出し面がz方向下方を向くように付勢され、アクチュエーター39によって、吹き出し面がz方向下方以外の方向に向くように制御されるのが望ましい。
すなわち、アクチュエーター39がオフ状態の時は、羽根車37の吹き出し面はz方向下方を向いた状態になる。
これにより、アクチュエーター39若しくはアクチュエーター39に電力を供給する蓄電装置が故障した場合であっても、羽根車37を吹き出し面がz方向下方を向くように維持する、すなわち、浮遊型移動装置1を安全に着陸させることが可能になる。
羽根車37のうち、アクチュエーター39によって方向制御されないものは、吹き出し面がz方向下方を向く状態で固定される。
昇降部41は、駆動部30と運転室10及び飛行部60のz方向の距離dを調整するために使用される。
浮遊型移動装置1を地上で停止させる際(第1状態)、搭乗者の乗降を容易にするため、昇降部41は、運転室10及び飛行部60をz方向下方に移動させる。
浮遊型移動装置1を上昇させたり、下降させたり、水平方向に飛行させたりする際(第2状態、第3状態)、運転室10と駆動部30の間から羽根車37への吸気を十分に行わせるため、昇降部41は、運転室10及び飛行部60をz方向上方に移動させる。
飛行部60は、浮遊型移動装置1が十分に上昇した後、水平方向に飛行する際(第3状態)に、飛行状態を安定させるために使用され、翼61、フラップ63、タラップ64、開閉機構65が設けられる。
飛行部60は、運転室10と駆動部30の間で且つx方向後方に設けられる、若しくは運転室10の上で且つx方向後方に設けられる。
翼61は、z方向に平行な軸を中心に回転可能であって、開閉機構65を介して、両翼の先端が近づいた閉状態と、両翼の先端が離れた開状態とが切り替えられる。
フラップ63は、翼61に設けられ、開閉機構65を介して、翼61に対する傾き度合いが調整される。
タラップ64は、翼61(若しくは運転室10)に設けられ、開閉機構65を介して、使用状態(開状態)と収納状態(閉状態)とが切り替えられる。
なお、タラップ64は、翼61に収納される形態であってもよいし、運転室10に収納される形態であってもよい。
開閉機構65は、翼61とフラップ63とタラップ64の動作制御のために用いられる。
浮遊型移動装置1を地上で停止させたり、上昇させたり、下降させたりする際(第1状態、第2状態)は、開閉機構65を介して、翼61は閉状態にされる。
浮遊型移動装置1を水平方向に飛行させる際(第3状態)は、開閉機構65を介して、翼61は開状態にされる。
なお、水平方向に飛行する際の推進用に翼61にも羽根車(翼用羽根車67)及び翼用羽根車67を駆動するモーター(不図示)が設けられる形態であってもよい(図8〜図10参照)。
運転室10と駆動部30の間の吸気スペースから取り込まれた空気を羽根車37の吹き出し面から噴射させることにより、浮遊型移動装置1を地面から浮上した状態にする、すなわち浮遊型移動装置1を上昇させたり下降させたりすることが可能になる。
また、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に配置された6つ以上の羽根車37の一部または全部について、それぞれの回転量を調整したり、翼61を傾けたり、フラップ63の翼61に対する傾き度合いを調整したりすることにより、上昇、下降だけでなく、任意の方向に向けて飛行する、すなわち、地上から離れて浮遊した状態で安全に移動が可能になる。
第1実施形態、第2実施形態では、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に6つ以上の羽根車37が、略等間隔に並べられて配置され、それぞれが別々の蓄電装置(第1蓄電装置19a〜第8蓄電装置19h)及び別々のモーター35で駆動される。
このため、モーター35の1つ若しくは羽根車37の1つが故障などにより稼働出来なくても、他の3つ以上の羽根車37を使ってバランスを崩さずに飛行状態を維持したり安全に着陸させたりすることが可能になる。
また、昇降部41を用いて運転室10及び飛行部60を駆動部30に対して上昇させたり下降させたりする。
これにより、浮遊型移動装置1を上昇させたり、下降させたり、飛行させたりする際(第1状態、第2状態)に、運転室10及び飛行部60と、駆動部30との間のz方向の距離dを第1距離d1以上離れた状態にして、羽根車37の上方の吸気スペースを十分に保つことが可能になる。
一方、乗降時は当該距離dを第1距離d1未満になるように近づいた状態にして、運転室10を低い位置にして乗降しやすくする。
さらに、収納式のタラップ64を用いることで、乗降を容易に出来、且つ不使用時には翼61の内部に収納出来る。
また、浮遊型移動装置1を水平方向に飛行させる際(第3状態)に、開閉機構65を使って翼61の両翼が広げられ、当該両翼が安定的な飛行を維持させるために使用される。
浮遊型移動装置1を上昇させたり下降させたり地上で停止させたり地上で走行させたりする際(第1状態、第2状態)に、開閉機構65を使って翼61の両翼が閉じられ、当該両翼が周囲の物とぶつかりにくくされる。
第1実施形態、第2実施形態では、モーター35は、羽根車37を駆動するためだけに使用されるが、第3実施形態では、モーター35の一部は、羽根車37及び車輪31を駆動するために使用される(図13〜図20参照)。
以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
駆動部30は、浮遊型移動装置1を上昇させたり、下降させたり、水平方向に飛行させたりするために用いられ、車輪31、伝達部33、モーター35(第1モーター35a、第2モーター35b)、羽根車37(車輪連動羽根車37a、車輪非連動羽根車37b)、フレーム38(第1フレーム38a、第2フレーム38b)、アクチュエーター39(第1アクチュエーター39a、第2アクチュエーター39b)、昇降部41、付勢部材45が設けられる。
伝達部33は、クラッチやトランスミッションなど動力伝達装置であり、車輪31と第1モーター35aの間、及び第1モーター35aと車輪連動羽根車37aの間に設けられ、第1モーター35aから車輪31への動力伝達、及び第1モーター35aから車輪連動羽根車37aへの動力伝達を制御する。
これにより、1つのモーター(第1モーター35a)を使って、地上走行のために車輪31を回転させたり、上昇などのために車輪連動羽根車37aを回転させたりすることが可能になる。
第1モーター35aは、車輪連動羽根車37aを駆動するために使用される。
第2モーター35bは、車輪非連動羽根車37bを駆動するために使用される。
羽根車37は、吸気した空気を吹き出し面から噴射させる。
羽根車37(車輪連動羽根車37a、車輪非連動羽根車37b)は、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に6つ以上、略等間隔に並べられて配置される。
羽根車37に使用者が触れないようにするため、車輪連動羽根車37aの周囲には第1フレーム38aが設けられ、車輪非連動羽根車37bの周囲には第2フレーム38bが設けられる。
第1フレーム38aは、車輪連動羽根車37aの側面を覆うように形成されるが、さらに車輪連動羽根車37aの上面や下面を覆う網状物(不図示)も第1フレーム38aとして構成される形態であってもよい。
第2フレーム38bは、車輪非連動羽根車37b(不図示)の側面を覆うように形成されるが、さらに車輪非連動羽根車37bの上面や下面を覆う網状物も第2フレーム38bとして構成される形態であってもよい。
6以上の羽根車37(車輪連動羽根車37a、車輪非連動羽根車37b)のうち、少なくとも3つの羽根車から噴射される空気によって浮遊型移動装置1が地面から浮上せしめられるように、羽根車37の出力などの仕様が決定される。
このため、羽根車37(車輪連動羽根車37a、車輪非連動羽根車37b)のいくつかがうまく動作しない場合でも、車輪連動羽根車37aと車輪非連動羽根車37bのうち3つ以上の羽根車を使って、浮遊型移動装置1を安全に着陸させることが可能になる。
蓄電部19に設けられるモーター35を駆動するための蓄電装置、及びモーター35は、1つの羽根車37に対応して1つずつ設けられる。
第3実施形態では、6つ以上の羽根車37の例として、4つの車輪連動羽根車37aと4つの車輪非連動羽根車37bが、中心がz方向に平行な軸を通る1つの円周の上に交互に配置されるように設けられ、これらに対応して、8つの蓄電装置(第1蓄電装置19a〜第8蓄電装置19h)と8つのモーター35(4つの第1モーター35a、4つの第2モーター35b)が設けられる。
ただし、1つの蓄電装置が8つのモーター35に並列で接続される形態であってもよい。
第1アクチュエーター39aは、車輪31の円形面及び車輪連動羽根車37aの吹き出し面を水平方向(x方向)に平行な軸周りに回転するように角度制御して、z方向下方若しくは水平方向(y方向)を向くように、車輪31及び車輪連動羽根車37aの方向を制御するために使用される。
第2アクチュエーター39bは、車輪非連動羽根車37bの吹き出し面を水平方向(例えば、y方向)に平行な軸周りに回転するように角度制御して、z方向下方若しくは斜め方向(例えば、z方向下方とx方向後方の間の斜め方向)若しくは水平方向(例えばx方向後方)を向くように、羽根車37の方向を制御するために使用される。
第2アクチュエーター39bは、車輪非連動羽根車37bのすべてに設けられる形態であってもよいし、車輪非連動羽根車37bの一部に設けられる形態であってもよい。
車輪非連動羽根車37bのうち、第2アクチュエーター39bによって方向制御されるものは、バネなどの付勢部材45を介して、吹き出し面がz方向下方を向くように付勢され、第2アクチュエーター39bによって、吹き出し面がz方向下方以外の方向に向くように制御されるのが望ましい。
これにより、第2アクチュエーター39b若しくは第2アクチュエーター39bを駆動する蓄電装置が故障した場合であっても、車輪非連動羽根車37bを吹き出し面がz方向下方を向くように維持する、すなわち、浮遊型移動装置1を安全に着陸させることが可能になる。
車輪非連動羽根車37bのうち、第2アクチュエーター39bによって方向制御されないものは、吹き出し面がz方向下方を向く状態で固定される。
浮遊型移動装置1を上昇させたり下降させたり地上で停止させたり地上で走行させたりする際には、車輪31の円形面及び車輪連動羽根車37aの吹き出し面が水平方向(y方向)を向くように、第1アクチュエーター39aによって車輪31と伝達部33と第1モーター35aと車輪連動羽根車37aが移動せしめられ、且つ第1モーター35aからの動力が車輪連動羽根車37aに伝達されず車輪31に伝達されるように伝達部33が制御される(第4状態、図14〜図16参照)。
また、第2アクチュエーター39bはオフ状態にされ、車輪非連動羽根車37bの吹き出し面はz方向下方を向いた状態になる。
ただし、車輪非連動羽根車37bのいくつかが通常に空気を噴射出来ず、車輪非連動羽根車37bだけで3つ以上の羽根車を使って浮遊型移動装置1が地上から浮上した状態を維持させることが出来ない場合には、車輪連動羽根車37aのいくつかについて吹き出し面がz方向下方に向くように、第1アクチュエーター39aによって車輪31と伝達部33と第1モーター35aが移動せしめられ、且つ第1モーター35aからの動力が当該移動せしめられた車輪連動羽根車37aに伝達されるように伝達部33が制御される(第5状態、図17参照)。
これにより、車輪連動羽根車37aと車輪非連動羽根車37bのうち3つ以上の羽根車を使って、吹き出し面からz方向下方に空気を噴射させることが可能になる。
このため、モーター35の1つ若しくは車輪非連動羽根車37bの1つが故障などにより稼働出来なくても、他の3つ以上の羽根車(車輪連動羽根車37a、車輪非連動羽根車37b)を使ってバランスを崩さずに飛行状態を維持したり安全に着陸させたりすることが可能になる。
浮遊型移動装置1を水平方向に飛行させる際には、車輪連動羽根車37aの吹き出し面がz鉛直方向下方を向くように、車輪31と伝達部33と第1モーター35aと車輪連動羽根車37aが移動せしめられ、且つ第1モーター35aからの動力が車輪31に伝達されず車輪連動羽根車37aに伝達されるように伝達部33が制御される(第6状態、図18〜図19参照)。
また、車輪非連動羽根車37bの吹き出し面がz方向下方若しくは斜め方向(例えば、z方向下方とx方向後方の間の斜め方向)若しくは水平方向(例えば、x方向後方)を向くように、第2モーター35bと車輪非連動羽根車37bが移動せしめられる。
第3実施形態では、浮遊型移動装置1の上昇及び下降は、車輪非連動羽根車37bによって行われ、浮遊型移動装置1の水平方向の飛行は、車輪連動羽根車37aと車輪非連動羽根車37bによって行われ、浮遊型移動装置1の地上走行は、車輪31によって行われる。
ただし、車輪非連動羽根車37bの一部が十分に動作出来ない場合には、浮遊型移動装置1の上昇及び下降に、車輪連動羽根車37aの一部若しくは全部が使用される。
1 浮遊型移動装置
10 運転室
11 操作部
13 測定部
15 制御部
17 発電部
19 蓄電部
19a〜19h 第1蓄電装置〜第8蓄電装置
21 昇降部
23 開閉機構
30 駆動部
31 車輪
33 伝達部
35 モーター
37 羽根車
37a 車輪連動羽根車
37b 車輪非連動羽根車
38 フレーム
38a、38b 第1フレーム、第2フレーム
39 アクチュエーター
39a、39b 第1アクチュエーター、第2アクチュエーター
40 被動領域
40a、40b 第1被動領域、第2被動領域
41 昇降部
45 付勢部材
60 飛行部
61 翼
63 フラップ
64 タラップ
65 開閉機構
67 翼用羽根車

Claims (9)

  1. 運転室よりも下に設けられ、前記運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を鉛直方向下方に噴射させる第1羽根車〜第6羽根車と、
    前記第1羽根車〜前記第6羽根車を駆動する第1モーター〜第6モーターと、
    前記第1モーター〜前記第6モーターに電力を供給する蓄電部とを備えた浮遊型移動装置であって、
    前記浮遊型移動装置は、前記第1羽根車〜前記第6羽根車の一部又は全部の羽根車から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、
    前記第1羽根車〜前記第6羽根車は、中心が前記鉛直方向に平行な軸を通る1つの円周上に配置され、
    3つ以上の車輪と、
    前記3つ以上の車輪の一つの円形面と前記第1羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、前記円形面と前記吹き出し面の方向制御を行う第1アクチュエーターと、
    伝達部を更に備え、
    前記円形面が前記水平方向を向く時に、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記3つ以上の車輪の一つへの動力伝達が行われ、前記吹き出し面が前記鉛直方向下方を向く時に、前記第1モーターから前記3つ以上の車輪の一つへの動力伝達は行われず、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記第1羽根車への動力伝達が行われることを特徴とする浮遊型移動装置。
  2. 運転室よりも下に設けられ、前記運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を鉛直方向下方に噴射させる羽根車と、
    前記羽根車を駆動するモーターと、
    前記モーターに電力を供給する蓄電部とを備えた浮遊型移動装置であって、
    前記浮遊型移動装置は、前記羽根車から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、
    車輪と、
    前記車輪の円形面と前記羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、前記円形面と前記吹き出し面の方向制御を行うアクチュエーターと、
    伝達部を更に備え、
    前記円形面が前記水平方向を向く時に、前記伝達部を介して、前記モーターから前記車輪への動力伝達が行われ、前記吹き出し面が前記鉛直方向下方を向く時に、前記モーターから前記車輪への動力伝達は行われず、前記伝達部を介して、前記モーターから前記羽根車への動力伝達が行われることを特徴とする浮遊型移動装置。
  3. 記運転室よりも上、若しくは、前記羽根車が設けられる領域と前記運転室の間に設けられた翼と、
    前記翼の両翼の先端が近づいた閉状態と、前記両翼の先端が離れた開状態とを切替制御する開閉機構とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の浮遊型移動装置。
  4. 前記運転室と前記翼の少なくとも一方を、前記領域との距離が変わるように移動させる昇降部を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の浮遊型移動装置。
  5. 前記運転室と、前記翼の少なくとも一方に収納可能なタラップが設けられることを特徴とする請求項4に記載の浮遊型移動装置。
  6. 運転室よりも下に設けられ、前記運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を鉛直方向下方に噴射させる第1羽根車、第2羽根車と、
    前記第1羽根車を駆動する第1モーターと、
    前記第2羽根車を駆動する第2モーターと、
    前記第1モーターと前記第2モーターに電力を供給する蓄電部とを備えた浮遊型移動装置であって、
    前記浮遊型移動装置は、前記第1羽根車と前記第2羽根車の一部又は全部から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、
    車輪と、
    前記車輪の円形面と前記第1羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、前記円形面と前記吹き出し面の方向制御を行う第1アクチュエーターと、
    伝達部を更に備え、
    前記円形面が前記水平方向を向く時に、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記車輪への動力伝達が行われ、前記吹き出し面が前記鉛直方向下方を向く時に、前記第1モーターから前記車輪への動力伝達は行われず、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記第1羽根車への動力伝達が行われ、
    前記第1アクチュエーターは、前記円形面と前記第1羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは左右方向を向くように、前記円形面と前記吹き出し面の方向制御を行うものであり、
    前記第2羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは前記鉛直方向下方と後ろ方向の間の斜め方向を向くように、前記円形面と前記吹き出し面の方向制御を行う第2アクチュエーターを更に備えることを特徴とする浮遊型移動装置。
  7. 前記蓄電部は、第1蓄電装置〜第6蓄電装置を有し、
    前記第1蓄電装置〜前記第6蓄電装置は、前記第1モーター〜前記第6モーターに電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の浮遊型移動装置。
  8. 前記第1羽根車〜前記第6羽根車のうち少なくとも3つの羽根車から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであることを特徴とする請求項1に記載の浮遊型移動装置。
  9. 運転室よりも下に設けられ、前記運転室との間の吸気スペースから取り込まれた空気を鉛直方向下方に噴射させる第1羽根車、第2羽根車と、
    前記第1羽根車を駆動する第1モーターと、
    前記第2羽根車を駆動する第2モーターと、
    前記第1モーターと前記第2モーターに電力を供給する蓄電部とを備えた浮遊型移動装置であって、
    前記浮遊型移動装置は、前記第1羽根車と前記第2羽根車の一部又は全部から噴射される空気によって地面から浮上せしめられるものであり、
    車輪と、
    前記車輪の円形面と前記第1羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは水平方向を向くように、前記円形面と前記第1羽根車の吹き出し面の方向制御を行う第1アクチュエーターと、
    伝達部を更に備え、
    前記円形面が前記水平方向を向く時に、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記車輪への動力伝達が行われ、前記第1羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方を向く時に、前記第1モーターから前記車輪への動力伝達は行われず、前記伝達部を介して、前記第1モーターから前記第1羽根車への動力伝達が行われ、
    記第2羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方若しくは前記水平方向を向くように、前記第2羽根車の吹き出し面の方向制御を行う第2アクチュエーターを備え、
    記第2羽根車は、付勢部材を介して、前記第2羽根車の吹き出し面が前記鉛直方向下方を向くように付勢されることを特徴とする浮遊型移動装置。
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