JP6425266B2 - 衛生マスク - Google Patents

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Description

本発明は、衛生マスクに関し、特に、無線通信機能を有する衛生マスクに関する。
近年、センサ部と無線通信部とを備え、人の位置や体温や呼吸数や周囲の温度や湿度等の生体機能に関連する各種の物理量をリアルタイムで検出し、検出した物理量を情報管理用の外部機器に無線送信することができる衛生マスクが開発されている。
従来の衛生マスクに関しては、特許文献1等が開示されている。以下、従来の衛生マスクの構成について、図8を用いて説明する。図8は、従来の衛生マスクの構成を示す説明図であり、特許文献1に係る顔面マスク型生体信号測定装置200(衛生マスク)の構成を示している。
特許文献1に係る顔面マスク型生体信号測定装置200は、図8に示すように、検出部210(センサ部)と、分析部220と、表示部230と、送信部240と、顔面マスク250とを備えている。顔面マスク250は、マスク本体部となる部分であり、検出部210と分析部220と表示部230と送信部240とは、顔面マスク250の所定の位置に配設されている。
検出部210は、酸素飽和度、呼吸センサ、血中アルコール濃度、加速度、湿度等の生体信号(物理量)を検出している。分析部220は、検出された生体信号を分析している。表示部230は、検出された生体信号を視覚的信号や聴覚的信号を利用して表示している。
送信部240は、検出された生体信号を管理用のサーバ等に送信している。送信部240による生体信号の送信は、有線通信又は無線通信を用いて行われる。生体信号を無線通信を用いて送信する場合には、所定の無線通信規格に対応した無線通信回路(無線通信部)等が必要となる。
特開2011−78754号公報
特許文献1に係る顔面マスク型生体信号測定装置200では、生体信号を無線通信を用いて送信する場合には、無線通信回路と電気的に接続された無線通信用のアンテナが必要になる。アンテナは、通常、無線通信回路の他の部品と比較して小型化し難く、顔面マスク型生体信号測定装置200にアンテナを配設した場合には、顔面マスク型生体信号測定装置200の構造が複雑になり易い。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、無線通信機能を有し、且つ、構造が簡単な衛生マスクを提供することにある。
この課題を解決するために、請求項1に記載の衛生マスクは、マスク本体部と、前記マスク本体部に延設された形状保持用の金属部材と、前記マスク本体部に保持された電子回路モジュールとを備えた衛生マスクであって、前記電子回路モジュールは、センサ部と、前記センサ部と電気的に接続された無線通信部と、前記無線通信部と電気的に接続されたアンテナ端子とを有し、前記アンテナ端子は、前記金属部材と電気的に接続されていることを特徴とする。
この構成の衛生マスクでは、電子回路モジュールは、無線通信部と電気的に接続されたアンテナ端子を有し、アンテナ端子は、マスク本体部に延設された形状保持用の金属部材と電気的に接続されている。そのため、形状保持用の金属部材を、無線通信部のアンテナとして使用することができる。その結果、アンテナ用の部材を新たに用意する必要が無くなり、衛生マスクの構造を簡単にすることができる。
請求項2に記載の衛生マスクは、前記金属部材は、前記マスク本体部の外周部に沿って延設された針金であり、前記アンテナ端子は、前記針金の一方の端部と電気的に接続されていることを特徴とする。
この構成の衛生マスクでは、金属部材は、マスク本体部の外周部に沿って延設された針金である。針金のような部材は、適度な機械強度と導電性とを併せ持っているので、形状保持用の部材としてもアンテナ用の部材としても好適である。また、針金のような部材は、簡単に折り曲げることができるので、金属部材の一部を折り曲げて配線部材として使用することもでき、衛生マスクの構成を更に簡単にすることができる。
請求項3に記載の衛生マスクは、前記電子回路モジュールは、前記センサ部と前記無線通信部とを収容するケース部材と、前記ケース部材に開閉可能に連結されたカバー部材とを有し、前記ケース部材と前記カバー部材とが前記マスク本体部を挟み込むことによって、前記電子回路モジュールが前記マスク本体部に保持されていることを特徴とする。
この構成の衛生マスクでは、ケース部材とケース部材に開閉可能に連結されたカバー部材とでマスク本体部を挟み込むことによって、電子回路モジュールがマスク本体部に保持されているので、電子回路モジュールのマスク本体部への着脱が容易である。
請求項4に記載の衛生マスクは、前記電子回路モジュールは、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの少なくとも一方に対して、前記ケース部材と前記カバー部材とが閉じる方向に力を加える弾性部材を更に有していることを特徴とする。
この構成の衛生マスクでは、弾性部材が、ケース部材とカバー部材とのうちの少なくとも一方に対して、ケース部材とカバー部材とが閉じる方向に力を加えることによって、電子回路モジュールをマスク本体部から外れ難くすることができる。その結果、電子回路モジュールをより確実に保持することができるようになる。
請求項5に記載の衛生マスクは、前記電子回路モジュールには、前記ケース部材と前記カバー部材とが閉じた状態を維持するように、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの一方を、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの他方に着脱可能に固定するための着脱部が設けられていることを特徴とする。
この構成の衛生マスクでは、着脱部によって、ケース部材とカバー部材とのうちの一方が、ケース部材とカバー部材とのうちの他方に着脱可能に固定されるので、ケース部材とカバー部材とが閉じた状態を維持し易くなり、電子回路モジュールをマスク本体部から外れ難くすることができる。その結果、電子回路モジュールをより確実に保持することができるようになる。
本発明によれば、無線通信機能を有し、且つ、構造が簡単な衛生マスクを提供することができる。
本発明の第1施形態に係る衛生マスクの構成を示す第1の説明図である。 本発明の第1施形態に係る衛生マスクの構成を示す第2の説明図である。 本発明の第1施形態に係る電子回路モジュールの回路構成を示す説明図である。 本発明の第1施形態に係る電子回路モジュールのマスク本体部への取り付け方法を示す第1の説明図である。 本発明の第1施形態に係る電子回路モジュールのマスク本体部への取り付け方法を示す第2の説明図である。 本発明の第2施形態に係る衛生マスクの構成を示す第1の説明図である。 本発明の第2施形態に係る衛生マスクの構成を示す第2の説明図である。 従来の衛生マスクの構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図1ないし図8を参照しながら説明する。尚、各図における方向は、X1を左、X2を右、Y1を前、Y2を後、Z1を上、Z2を下とする。
図1は、本発明の第1施形態に係る衛生マスクの構成を示す第1の説明図である。図1(a)は、衛生マスク1を前から見た場合の模式図である。図1(b)は、電子回路モジュール30を前から見た場合の模式図である。図2は、本発明の第1施形態に係る衛生マスクの構成を示す第2の説明図である。図2(a)は、ケース部材31とカバー部材32とが開いた状態の電子回路モジュール30を右から見た場合の模式図である。図2(b)は、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態の電子回路モジュール30を右から見た場合の模式図である。図4は、本発明の第1施形態に係る電子回路モジュールの回路構成を示す説明図である。
図5は、本発明の第1施形態に係る電子回路モジュールのマスク本体部への取り付け方法を示す第1の説明図である。図5(a)は、電子回路モジュール30をマスク本体部10に取り付ける前の状態を前から見た場合の模式図である。図5(b)は、電子回路モジュール30をマスク本体部10に取り付けた後の状態を前から見た場合の模式図である。
図6は、本発明の第2施形態に係る衛生マスクの構成を示す第1の説明図である。図6(a)は、衛生マスク101を前から見た場合の模式図である。図6(b)は、電子回路モジュール130を前から見た場合の模式図である。図7は、本発明の第2施形態に係る衛生マスクの構成を示す第2の説明図である。図7(a)は、ケース部材31とカバー部材32とが開いた状態の電子回路モジュール130を右から見た場合の模式図である。図7(b)は、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態の電子回路モジュール130を右から見た場合の模式図である。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る衛生マスクの構成について、図1ないし図4を用いて説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る衛生マスク1は、マスク本体部10と、金属部材20と、電子回路モジュール30とを備えている。
マスク本体部10は、衛生マスクの本来の機能を有する部分であり、ガーゼ等の布を重ね合わせた中に脱脂綿等を入れて形成されている。マスク本体部10は、図1に示すように、左右方向及び上下方向に広がる略長方形の表面11(前側の面)と裏面12(後側の面)とを有している。マスク本体部10の左端部及び右端部には、衛生マスク1を装着するための装着用ひも13がそれぞれ取り付けられている。そして、衛生マスク1は、マスク本体部10が図示しない装着者の鼻と口とを覆い、装着用ひも13が図示しない装着者の耳に掛けられるようにして装着される。
金属部材20は、マスク本体部10が装着者の鼻に沿った形状を保持できるようにマスク本体部10の表面11に延設された形状保持用の部材である。本実施形態では、金属部材20は、鉄やアルミニウム等の材質でできた針金である。金属部材20は、図1に示すように、マスク本体部10の上端部側の外周部に沿って、マスク本体部10の左端部側から右端部側に延びるように延設されている。そして、金属部材20は、図示しない保持構造によってマスク本体部10の表面11に保持されている。
尚、針金のような部材は、適度な機械強度と導電性とを有しているので、金属部材20をマスク本体部10の形状保持用の部材として使用するだけでなく、無線通信用のアンテナとして使用することもできる。そして、本実施形態では、金属部材20の左端部が、金属部材20を無線通信用のアンテナとして使用する際の接続用端部21となっている。また、針金のような部材は、簡単に折り曲げることができるので、金属部材20の一部を折り曲げて配線部材として使用することもできる。
電子回路モジュール30は、図1に示すように、ケース部材31と、カバー部材32と、弾性部材33と、センサ部41と、無線通信部42と、制御部43と、アンテナ端子44とを有している。
ケース部材31は、合成樹脂等の材質でできた箱状の部材であり、図1に示すように、センサ部41と無線通信部42と制御部43とを収容している。また、ケース部材31の上端部には、カバー部材32の回動軸となるヒンジ部34が設けられている。
カバー部材32は、合成樹脂等の材質でできた板状の部材であり、図1及び図2に示すように、ケース部材31の後側に配置されている。また、カバー部材32は、ヒンジ部34を介してケース部材31に対して回転可能な状態でケース部材31に連結されている。そして、カバー部材32の回転に伴って、ケース部材31とカバー部材32とが開いた状態になったり、閉じた状態になったりする。カバー部材32は、このようにして、ケース部材31に開閉可能に連結されている。
弾性部材33は、U字型に折り曲げられた板ばねである。弾性部材33は、図2に示すように、ケース部材31の上端部側に配設されている。そして、弾性部材33の一方の端部がケース部材31側に固定されると共に、弾性部材33の他方の端部がカバー部材32側に固定されて、ケース部材31とカバー部材32とに対して、ケース部材31とカバー部材32とが閉じる方向に力を加えている。
センサ部41は、衛生マスク1を装着した人の位置や体温や呼吸数や、周囲の温度や湿度等の、衛生マスク1を装着した人の生体機能に関連する各種の物理量を検出している。尚、このような物理量の検出方法やそれに使用されるセンサ素子の構造等は公知なので、詳細な説明は省略する。また、センサ部41が位置情報や体温や呼吸数等のうちのどの物理量を検出するかは、衛生マスク1の用途に合わせて適宜設定して構わない。
無線通信部42は、センサ部41が検出した物理量を図示しない情報管理用の外部機器に無線送信している。センサ部41が検出した物理量を無線送信する方法は公知なので、詳細な説明は省略するが、物理量の無線送信には、例えば、UHF(極超短波)帯の周波数の無線信号等が使用される。制御部43は、センサ部41と無線通信部42とを制御している。
アンテナ端子44は、図1及び図2に示すように、ケース部材31の右端部に設けられている。また、アンテナ端子44は、図示しない配線等を介して無線通信部42と電気的に接続されると共に、アンテナ端子44には、金属部材20の接続用端部21が差し込まれている。そして、金属部材20がアンテナ端子44を介して無線通信部42と電気的に接続され、金属部材20が無線通信部42のアンテナ45として機能するようになっている。
尚、図示しないが、電子回路モジュール30は、センサ部41と無線通信部42と制御部43とに電力の供給するための電池を内蔵している。衛生マスク1はこのような構成となっている。
次に、電子回路モジュール30のマスク本体部10への取り付け方について、図4及び図5を用いて説明する。電子回路モジュール30は、図4及び図5に示すように、マスク本体部10の左上の所定の位置に取り付けられる。電子回路モジュール30をマスク本体部10に取り付ける際には、まず、ケース部材31とカバー部材32とが開いた状態にする。そして、ケース部材31を前側、カバー部材32を後側にして、ケース部材31とカバー部材32とでマスク本体部10を前後に挟み込むようにして、電子回路モジュール30をマスク本体部10に取り付ける。
次に、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態にして、電子回路モジュール30をマスク本体部10に保持させると共に、金属部材20の接続用端部21をアンテナ端子44に差し込む。そして金属部材20を無線通信部42のアンテナ45として機能させる。電子回路モジュール30は、このようにしてマスク本体部10に保持される。
また、マスク本体部10を新しいものと取り換える際には、金属部材20の接続用端部21をアンテナ端子44から引き抜くと共に、ケース部材31とカバー部材32とが開いた状態にして、電子回路モジュール30をマスク本体部10から取り外す。そして、前述した手順に従って、電子回路モジュール30を新しいマスク本体部10に取り付ける。このようにして、電子回路モジュール30のマスク本体部10への着脱が行われる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態の衛生マスク1では、電子回路モジュール30は、無線通信部42と電気的に接続されたアンテナ端子44を有し、アンテナ端子44は、マスク本体部10に延設された形状保持用の金属部材20と電気的に接続されている。そのため、形状保持用の金属部材20を、無線通信部42のアンテナとして使用することができる。その結果、アンテナ用の部材を新たに用意する必要が無くなり、衛生マスク1の構造を簡単にすることができる。
また、本実施形態の衛生マスク1では、金属部材20は、マスク本体部10の外周部に沿って延設された針金である。針金のような部材は、適度な機械強度と導電性とを併せ持っているので、形状保持用の部材としてもアンテナ用の部材としても好適である。また、針金のような部材は、簡単に折り曲げることができるので、金属部材20の一部を折り曲げて配線部材として使用することもでき、衛生マスク1の構成を更に簡単にすることができる。
また、本実施形態の衛生マスク1では、ケース部材31とケース部材31に開閉可能に連結されたカバー部材32とでマスク本体部10を挟み込むことによって、電子回路モジュール30がマスク本体部10に保持されているので、電子回路モジュール30のマスク本体部10への着脱が容易である。
また、本実施形態の衛生マスク1では、弾性部材33が、ケース部材31とカバー部材32とに対して、ケース部材31とカバー部材32とが閉じる方向に力を加えることによって、電子回路モジュール30をマスク本体部10から外れ難くすることができる。その結果、電子回路モジュール30をより確実に保持することができるようになる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る衛生マスクの構成について、図6及び図7を用いて説明する。本発明の第2実施形態に係る衛生マスク101は、図6に示すように、マスク本体部10と、金属部材20と、電子回路モジュール130とを備えている。
マスク本体部10の形状は、図6に示すように、第1実施形態におけるマスク本体部10の形状とほぼ同じであるが、本実施形態では、マスク本体部10の左上の所定の位置に、表面11から裏面12に向かって貫通する開口部114が設けられている。
電子回路モジュール130は、図6及び図7に示すように、ケース部材31と、カバー部材32と、センサ部41と、無線通信部42と、制御部43とを有している。ケース部材31は、第1実施形態と同様に、センサ部41と無線通信部42と制御部43とを収容しており、カバー部材32は、ヒンジ部34を介して開閉可能にケース部材31に連結されている。
但し、電子回路モジュール130は、第1実施形態の電子回路モジュール30と異なり、弾性部材33のような付勢部材を有していない。その代わり、電子回路モジュール130には、図6及び図7に示すように、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態を維持するように、カバー部材32をケース部材31に着脱可能に固定するための着脱部135が設けられている。着脱部135は、カバー部材32の下端部に設けられた着脱用フック136と、ケース部材31の下端部に設けられた着脱用凹部137とで構成される。
本実施形態では、電子回路モジュール130をマスク本体部10に取り付ける際に、ケース部材31の着脱用フック136を、マスク本体部10の開口部114を貫通してカバー部材32側に突出させ、カバー部材32の着脱用凹部137に嵌め込むことができるようになっている。そして、着脱用フック136を着脱用凹部137に嵌め込むことによって、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態が維持されるように、カバー部材32をケース部材31に固定することができる。
尚、電子回路モジュール130をマスク本体部10から取り外す際には、ケース部材31とカバー部材32とが開く方向に、ケース部材31とカバー部材32とを強く引っ張ると、着脱用フック136が着脱用凹部137から外れて、ケース部材31とカバー部材32とを開くことができる。そして、ケース部材31とカバー部材32とを開くことによって、電子回路モジュール130をマスク本体部10から容易に取り外すことができるようになっている。
次に、本実施形態の効果について説明する。尚、本実施形態では、第1実施形態と異なる効果についてのみ説明する。本実施形態の衛生マスク101では、着脱部135によってカバー部材32がケース部材31に着脱可能に固定されるので、ケース部材31とカバー部材32とが閉じた状態を維持し易くなり、電子回路モジュール130をマスク本体部10から外れ難くすることができる。その結果、電子回路モジュール30をより確実に保持することができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更することができる。
例えば、本発明の実施形態において、マスク本体部10は、前述した以外の材質や形状であっても構わない。例えばマスク本体部10の表面11や裏面12の形状は、楕円形やひし形やそれ以外の形状であっても構わない。また、マスク本体部10は、中央部付近が前方に凸となるように湾曲していても構わない。
また、本発明の実施形態において、金属部材20は、前述した以外の材質や形状であっても構わない。例えば、金属部材20は、細長い板状の金属部材であっても構わない。また、金属部材20は、湾曲したり、所定の位置で屈曲したりしていても構わない。また、金属部材20の一部がマスク本体部10の内部や裏面12側に配設されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130は、前述した以外の構成や形状であっても構わない。例えば、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130は、センサ部41と無線通信部42と制御部43と以外の回路を有していても構わない。また、センサ部41と無線通信部42と制御部43とのうちのどれかがケース部材31側ではなく、カバー部材32側に配設されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、センサ部41が検出する物理量は、前述した以外の物理量であっても構わない。また、センサ部41が検出する物理量には、生体機能に関する物理量以外の物理量が含まれていても構わない。また、無線通信部42が使用する無線信号は、前述した以外の周波数帯の信号であっても構わない。
また、本発明の実施形態において、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130を前述した以外の位置に取り付けても構わない。例えば、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130を、マスク本体部10の右端部や下端部に取り付けても構わない。また、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130は、前述した以外の方法でマスク本体部10に保持されていても構わない。例えば、電子回路モジュール30や電子回路モジュール130を、粘着テープ等でマスク本体部10に貼り付けても構わない。
また、本発明の実施形態において、弾性部材33は、前述した以外の材質や形状であっても構わない。例えば、弾性部材33は、コイルばねやゴムでできた部材であっても構わない。
また、本発明の実施形態において、着脱部135は、前述した以外の構成であっても構わない。例えば、着脱部135は、ケース部材31側に設けられた着脱用フックと、カバー部材32側に設けられた着脱用凹部とで構成されていても構わない。着脱部135は、カバー部材32側に設けられた着脱用ボタンと、ケース部材31側に設けられたボタン穴とで構成されていても構わない。また、着脱部135は、カバー部材32側に固定された磁石と、ケース部材31側に固定された鉄等の磁性体とで構成されていても構わない。また、着脱部135は、ケース部材31とカバー部材32とのうちの一方に形成された粘着部であっても構わない。
1 衛生マスク
10 マスク本体部
11 表面
12 裏面
13 装着用ひも
20 金属部材
21 接続用端部
30 電子回路モジュール
31 ケース部材
32 カバー部材
33 弾性部材
34 ヒンジ部
41 センサ部
42 無線通信部
43 制御部
44 アンテナ端子
45 アンテナ
101 衛生マスク
114 開口部
130 電子回路モジュール
135 着脱部
136 着脱用フック
137 着脱用凹部

Claims (5)

  1. マスク本体部と、
    前記マスク本体部に延設された形状保持用の金属部材と、
    前記マスク本体部に保持された電子回路モジュールとを備えた衛生マスクであって、
    前記電子回路モジュールは、センサ部と、前記センサ部と電気的に接続された無線通信部と、前記無線通信部と電気的に接続されたアンテナ端子とを有し、
    前記アンテナ端子は、前記金属部材と電気的に接続されていることを特徴とする衛生マスク。
  2. 前記金属部材は、前記マスク本体部の外周部に沿って延設された針金であり、
    前記アンテナ端子は、前記針金の一方の端部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の衛生マスク。
  3. 前記電子回路モジュールは、前記センサ部と前記無線通信部とを収容するケース部材と、前記ケース部材に開閉可能に連結されたカバー部材とを有し、
    前記ケース部材と前記カバー部材とが前記マスク本体部を挟み込むことによって、前記電子回路モジュールが前記マスク本体部に保持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衛生マスク。
  4. 前記電子回路モジュールは、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの少なくとも一方に対して、前記ケース部材と前記カバー部材とが閉じる方向に力を加える弾性部材を更に有していることを特徴とする請求項3に記載の衛生マスク。
  5. 前記電子回路モジュールには、前記ケース部材と前記カバー部材とが閉じた状態を維持するように、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの一方を、前記ケース部材と前記カバー部材とのうちの他方に着脱可能に固定するための着脱部が設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の衛生マスク。

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