JP6424708B2 - 自動冷却設備 - Google Patents

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本発明は、筐体の内部に載置された物品を冷却する自動冷却設備に関する。
従来、空調装置により空調された空気を物品に送り込むことで、物品の温度管理を行うことができる自動倉庫が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、物品が載置されている空間の空気を吸い込むことにより、空調された空気を当該空間に引き込んでいる。つまり、空調された空気を空間に引き込むことにより、空間内に載置されている物品の温度調整を行っている。
特開2012−56659号公報
しかしながら、空間に空調された空気を引き込む方式では、物品以外の空間にも空気を流通させることになる。これにより、物品に対しては、空調された空気を均一に当てることができない。また、物品が載置される空間が、空調された空気と空間内の物品との間で効率よく熱交換できるように考慮されていないという問題もあった。
そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてなされた物であって、筐体の内部に載置されている物品に対して均一に空気を当てることができ、物品に対して効率よく熱交換できる自動冷却設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る自動冷却設備は、経路上を移動するスタッカクレーンと、物品が内部に配置され、かつ、前記経路側に開口部を有する複数の筐体と、前記複数の筐体の少なくとも一部の筐体の開口部とは反対側に設けられ、当該開口部に向けて前記少なくとも一部の筐体の内部に風を送る送風機と、を備え、前記スタッカクレーンは、前記物品を筐体の奥行き方向に沿って移動させることで、前記開口部から当該筐体に対して前記物品を出し入れ可能であり、前記複数の筐体のそれぞれは、物品を載置するための底部と、前記底部に対向する天部と、前記底部および前記天部の間に設けられ、互いに対向する一対の側部と、前記底部において前記奥行き方向に延びて形成される溝部であって、前記溝部の前記経路側の端部が前記開口部の一部を構成している溝部と、前記溝部を前記奥行き方向から見たときに開閉自在に塞ぐ塞ぎ材と、を有する。
これによれば、送風機が筐体の内部に風を送る構成であるため、筐体の内部に載置されている物品に対して、送風機が送風する空気を直接当てることができる。これにより、物品に対して空気を均一に当てることができる。
また、筐体は、底部に奥行き方向に延びる溝部が形成される構造である。つまり、筐体は、送風機により送風された空気が、溝部の内部を流通して、開口部から筐体の外部に排出されうる構造である。つまり、送風機が送風した空気は、物品が載置されている空間以外の空間を流通しうる。筐体がこのような構造であっても、筐体には溝部を奥行き方向から見たときに開閉自在に塞ぐ塞ぎ材が設けられている。このため、塞ぎ材を閉状態にしておけば、送風機により送風された空気が、物品が載置されない部分である溝部のみを流通して開口部から筐体の外に排出されることを防ぐことができる。これにより、物品に対して送風機から送風された空気を効率よく当てることができ、物品と送風機から送風された空気との間の熱交換を効率よく行わせることができる。
また、筐体は、天部および側部に、筐体の内部に向けて延設されている弾性部材を有するため、物品と天部および側部との間の隙間を極力小さくすることができる。これにより、物品と天部および側部との間の隙間を送風機により送風された空気が通過することを低減できる。このため、物品に対して送風機から送風された空気を効率よく当てることができる。
また、前記塞ぎ材は、板状部材と、(i)前記板状部材の端部と前記溝部の内面との間に設けられ、(ii)前記板状部材の端部を軸にして前記板状部材を回転させることにより、前記板状部材を、前記奥行き方向に交差する面に沿った姿勢とする閉状態と、前記奥行き方向に沿った姿勢とする開状態と、を自在に切り替え可能な回転機構と、を有してもよい。
これによれば、塞ぎ材は、板状部材と、板状部材の開閉状態を自在に切り替え可能な回転機構とを有するため、簡単な構成で溝部の奥行き方向に対して開閉自在に塞ぐ塞ぎ材を実現できる。
また、前記塞ぎ材は、前記送風機により風が送られている場合、当該風を前記板状部材が受けることにより、前記閉状態となってもよい。
このため、送風機により送風が行われているときのみに溝部を塞ぐことができ、送風機により送られている風を物品に対して均一に当てることができる。
また、前記塞ぎ材は、前記送風機により風が送られていない場合、弾性力または重力により付勢されることにより前記開状態となってもよい。
このため、塞ぎ材は、送風機からの送風を停止させることで、閉状態から開状態に自動的に切り替えることができる。
また、前記板状部材は、前記開状態の場合、前記溝部の内側に向けて傾いていてもよい。
このため、板状部材は、送風機からの送風が開始された場合、送風機からの風を受けることができる。このため、塞ぎ材は、板状部材が当該風を受けることにより開状態から閉状態に自動的に切り替えることができる。
また、さらに、前記送風機の風量を可変にする制御部を備えてもよい。
このため、例えば、送風温度の状況や物品の温度状況に応じて、送風機の風量を変えることができる。これにより、物品の温度管理をより正確に行うことができる。
また、さらに、ドライコイルを備え、前記ドライコイルは、前記送風機による風の流れにおいて、前記複数の筐体のうち最も冷却させる筐体の上流側に配置されてもよい。
このため、複数の筐体のうちで最も冷却させることが予め定められている筐体を効率よく冷却することができる。
また、さらに、前記経路に沿って冷却した空気を送風する空調機と、前記経路に沿って前記空調機により送風された空気を、前記送風機の吸込口に導くダクト空間と、を備えてもよい。
このように、空調機から送風された空気は、直接筐体には取り込まれずに、ダクト空間を通過した後に、筐体の内部に取り込まれることになる。このため、複数の筐体を流れる空気の温度を均一化することができる。
本発明の自動冷却設備は、筐体の内部に載置されている物品に対して均一に空気を当てることができ、物品に対して効率よく熱交換できる。
図1は、本実施の形態に係る自動冷却設備を側方から見た平面図である。 図2は、複数の筐体の外観斜視図である。 図3は、筐体の1つを正面側から見た図である。 図4は、筐体の1つを上面側から見た断面図である。 図5は、筐体の1つを側方から見た断面図である。 図6は、筐体に設けられた塞ぎ材の構造を説明するための図である。 図7は、変形例1に係る筐体に設けられた塞ぎ材の構造を説明するための図である。 図8は、変形例(2)に係る自動冷却設備の複数の筐体を示す図である。 図9は、変形例(3)に係る自動冷却設備の制御部を説明するための図である。 図10は、変形例(4)に係る自動冷却設備を側方から見た平面図である。
以下、本発明の一態様に係る自動冷却設備について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
本実施の形態に係る自動冷却設備は、例えば、食料品の生産過程上に必要な急速冷却を行う設備である。
図1は、本実施の形態に係る自動冷却設備を側方から見た平面図である。
自動冷却設備100は、筐体10と、送風機11と、スタッカクレーン30と、空調機40と、外壁60とを備える。図1に示すように、自動冷却設備100は、複数の筐体10と、スタッカクレーン30とが外壁60により形成される閉空間内に配置される。
スタッカクレーン30は、経路上を移動する。スタッカクレーン30は、具体的には、閉空間の内部のY軸方向に沿って配置された、経路としてのレール31を往復移動する。また、スタッカクレーン30は、Z軸方向に沿って設けられるマスト32を備え、移載装置であるフォーク33が昇降する。
複数の筐体10のそれぞれは、内部に物品が載置される空間を有する。複数の筐体10のそれぞれは、筐体10の経路側に開口部12を有する。複数の筐体10は、開口部12が経路側に向いた状態で、Y軸方向に並んで配置される。複数の筐体10は、図1では、スタッカクレーン30のレール31のX軸方向の両側に、開口部12がレール31を向いた状態で4つずつY軸方向に並んで配置される。また、スタッカクレーン30は、筐体10の奥行き方向(X軸方向)に沿ってフォーク33を出し入れすることで、開口部12から筐体10に対して物品を出し入れ可能である。
送風機11は、複数の筐体10のそれぞれに設けられる。送風機11は、筐体10の開口部12とは反対側に設けられ、開口部12に向けて筐体10の内部に風を送る。送風機11は、筐体10の経路側とは反対側から、筐体10の内部にX軸方向に沿って風を送る。これにより、複数の筐体10に設けられた複数の送風機11は、X軸方向に沿って、筐体10の内部からスタッカクレーン30のレール31に向けて風を送る。
空調機40は、閉空間の天井面に設けられ、空調した空気をY軸方向に沿って送風する。
外壁60により形成される閉空間は、第一空間S1、第二空間S2、第三空間S3、第四空間S4、および第五空間S5からなる。第一空間S1は、スタッカクレーン30の経路上の空間である。第二空間S2は、筐体10の内部の空間である。第三空間S3は、閉空間内の空調機40とは反対側に設けられる空間であり、複数の筐体10の側方の空間である。第四空間S4は、複数の筐体10のスタッカクレーン30の経路とは反対側の空間である。第五空間S5は、空調機40へと戻るための空間であり、空調機40の吸込み用の空間である。
空調機40から送風された空気は、まず、第一空間S1をZ軸方向に沿って流れる。そして、第一空間S1をZ軸方向に沿って流れた空気は、第三空間S3をX軸方向に沿って、閉空間のX軸方向両端の空間である第四空間S4に流れる。第四空間S4に流れ込んだ空気は、Z軸方向に沿って、第一空間S1の空気の流れとは反対方向に流れる。そして、第四空間S4の空気は、複数の筐体10のそれぞれに設けられた送風機11により筐体10の内部の空間である第二空間S2に向けて送風される。ここで、第二空間S2に向けて送風された空気は、各筐体10の内部の第二空間S2を流れ、第一空間S1を流れる空気と合流する。また、第四空間S4の残りの空気は、空調機40の吸込みダクトとして機能する第五空間S5に流れる。このように、空調機40により空調された空気は、第一空間S1、第三空間S3、および第四空間S4を流れた後に、送風機11により各筐体10の内部の第二空間S2に取り込まれて、各筐体10の内部に載置された物品と熱交換を行う。例えば、空調機40により空調された空気が冷却された空気である場合には、物品は当該空気と熱交換を行うことにより冷却されることになる。
このように、空調機40から送風された空気は、直接筐体10の第二空間S2には取り込まれずに、第一空間S1、第三空間S3および第四空間S4を通過した後に、第二空間S2に取り込まれることになる。このため、複数の筐体10を流れる空気の温度を均一化することができる。
次に、各筐体10の構造について、図2〜6を用いて説明する。
図2は、複数の筐体の外観斜視図である。より具体的には、図2は、紙面の最も左側の筐体10の天部13および左側の側部16を除いた図である。
図2に示すように、筐体10は、天部13と、底部14と、溝部15と、一対の側部16とを有する。筐体10の内部の第二空間S2は、天部13と、底部14と、溝部15と、一対の側部16とにより囲まれた空間である。底部14は、物品を載置するための角パイプ状の部材である。より具体的には、底部14は、角パイプ状の部材の上面により構成される。天部13は、底部14に対向する板状部材である。一対の側部16は、天部13および底部14の間に設けられ、互いに対向する板状部材である。より具体的には、一対の側部16は、天部13のX軸方向の両端から底部14のX軸方向の両端にわたって設けられる。溝部15は、底部14において奥行き方向(X軸方向)に延びて形成されている。なお、溝部15は、底部14と平行な第一面15aと、当該第一面15aのY軸方向の両端からZ軸方向に向かって延びる一対の側部16に平行な、互いに対向する一対の第二面15bおよび第三面15cと、の3つの面により囲まれる部分である。ここで、第一面15aは、板状部材である。また、一対の第二面15bおよび第三面15cは、底部14を形成する角パイプの側面である。天部13と、底部14と、溝部15と、一対の側部16との経路側の端部は、開口部12(後述の図3参照)を構成している。つまり、溝部15は、経路側の端部が開口部12の一部を構成している。筐体10の開口部12とは反対側には、送風機11が配置される。天部13、底部14、溝部15、および一対の側部16は、X軸方向に平行な面で形成される。このため、天部13、底部14、溝部15、および一対の側部16により囲まれる第二空間S2は、X軸方向に延びる空間である。
図3は、筐体の1つを正面側から見た図である。図4は、筐体の1つを上面側から見た断面図である。図5は、筐体の1つを側方から見た断面図である。
図3に示すように、筐体10の内部には、弾性部材18a〜18cが設けられている。弾性部材18a〜18cは、天部13と一対の側部16とに設けられ、奥行き方向(X軸方向)交差する面(つまり、Y−Z平面)に沿っており、かつ、筐体の内部に向けて延設されている。弾性部材18aは、図3に示すように、一対の側部16の一方(右側の一方)においてZ軸方向にわたって延びる長尺状の部材であり、Y軸方向の第二空間S2内側(つまり左側)に向けて延設されている。弾性部材18bは、一対の側部16の他方(左側の一方)においてZ軸方向にわたって延びる長尺状の部材であり、Y軸方向の第二空間S2内側(つまり右側)に向けて延設されている。弾性部材18cは、天部13においてY軸方向にわたって延びる長尺状の部材であり、Z軸方向の第二空間S2内側(つまり下側)に向けて延設されている。また、図3に示すように、筐体10の内部に物品50が載置された状態で、弾性部材18a〜18cのそれぞれは、物品50に当接している。つまり、弾性部材18a〜18cは、物品50との間の隙間を埋める充填材であり、送風機11から送られた風が筐体10の天部13および一対の側部16と物品50との間の空間を通り抜けることを抑制するための部材である。
筐体10の内部には、1つの物品50を載置することができる。また、物品50は、内部を送風機11からの風が通過できるように、側壁および底壁に開口51(図3および図5参照)が複数箇所設けられている。なお、図4の(a)は、図3の筐体10のIV−IV断面図である。また、図5は、図3の筐体10のV−V断面図である。
また、筐体10には、塞ぎ材17が設けられている。塞ぎ材17は、溝部15を奥行き方向(X軸方向)から見たときに開閉自在に塞ぐ。つまり、塞ぎ材17が閉状態となっている場合には、送風機11から送風された空気の流れを図5に示す矢印A1のように、溝部15を流れる空気が物品50の内部を通過するように、空気の流路を形成することができる。また、塞ぎ材17が開口部12の一部を塞ぐことにより、塞ぎ材17で流れが止められた空気は溝部15を流通しにくくなり、物品50が載置されている高さを流れやすくなる。このように、X軸方向から筐体10を見たときに、物品50と筐体10の天部13、底部14、溝部15、および一対の側部16との隙間を、弾性部材18a〜18cおよび塞ぎ材17が塞いでいる。このため、送風機11から送られる風を物品50に効率よく当てることができる。
図4の(b)に弾性部材18aの拡大図を示す。なお、図4の(b)は弾性部材18aの拡大図であるが、他の弾性部材18b、18cも同様の構成であるため説明を省略する。
弾性部材18aは、一対の側部16の一方から筐体10の内部に向けて延設される支持部材21に支持されることで筐体10に設けられている。支持部材21は、X−Y平面で切断したときの断面が、L字状の部材であり、Z軸方向に長い長尺状の部材である。つまり、支持部材21は、Y−Z平面(つまり、X軸方向に交差する面)に平行な板状の第一部分22と、X−Z平面に平行な板状の第二部分23とを有する。支持部材21は、第二部分23が一対の側部16の一方に接続されることで、固定されている。支持部材21は、第一部分22が弾性部材18aと接続されることにより、弾性部材18aを支持している。
なお、物品50を筐体10の内部に収納するときには、物品50と弾性部材18a〜18cとが接触しながら物品50を移動させることになる。つまり、弾性部材18a〜18cは、物品50に対して当接することにより弾性変形する。このため、弾性部材18a〜18cは、物品50が筐体10の内部から無くなった場合に、弾性変形する前の状態に戻るような適切な材質(例えば、スポンジ)で構成されている。
図6は、筐体に設けられた塞ぎ材の構造を説明するための図である。なお、図6の(a)は、板状部材17aが閉状態であることを説明するための図であり、図6の(b)は、板状部材17aが開状態であることを説明するための図である。
ところで、筐体10に設けられている溝部15は、スタッカクレーン30のフォーク33を挿入するために設けられている。つまり、溝部15は、スタッカクレーン30のフォーク33が挿入される空間を形成している。スタッカクレーン30は、溝部15にフォークをX軸方向に出し入れすることにより、物品50を筐体10の内部に載置したり、筐体の内部に載置されている物品50を取り出したりすることができる。なお、スタッカクレーン30により、筐体10に対して物品50の出し入れを行うときには、送風機11による送風が停止される。
また、筐体10には、図4および図5に示すように、第二空間S2の送風機11よりの位置(つまり、送風機11による風の上流側の位置)に整流板19が第二空間S2を塞ぐように配置される。整流板19は、具体的には、マトリックス状に配置された複数の小さな開口が設けられた板状部材である。これにより、整流板19よりも送風機11側の空間において、送風機11から送風された空気を整流板19の面で均一になるように整流することができる。
塞ぎ材17は、板状部材17aと回転機構17bとを有する。回転機構17bは、板状部材17aの端部と溝部の内面との間に設けられる。つまり、塞ぎ材17は、矩形状の板状部材17aの一辺が、回転機構17bにより溝部15の下面と回転自在に接続されている。そして、回転機構17bの回転軸は、Y軸方向に平行である。つまり、回転機構17bは、板状部材17aの端部を軸にして板状部材17aを回転させることにより、板状部材17aを、X軸方向に交差する面(Y−Z平面)に沿った姿勢とする閉状態と、X軸方向に沿った姿勢とする開状態と、を自在に切り替え可能である。
板状部材17aは、図6の(a)に示すように、送風機11により風が送られている場合、当該風を受けることにより、閉状態となる。より具体的には、板状部材17aは、送風機11による風を受けて、回転機構17bを軸にして回転する。そして、板状部材17aは、板状部材17aの回転機構17bとは反対側の端部が溝部15の規制部材25に当接することで、板状部材17aの回転が規制される。これにより、板状部材17aは、送風機11による送風が行われているときにおいて、X軸方向に交差する面に沿った姿勢が維持される。このため送風機11により送風が行われているときに溝部15を塞ぐことができ、送風機11により送られている風を物品50に対して均一に当てることができる。
また、板状部材17aは、送風機11による送風が行われている場合、水平方向であるX軸方向から90°未満の位置で回転が止まるように、規制部材25により回転が規制される。つまり、塞ぎ材17は、送風機11による風の力で押さえつけられていた板状部材17aは、規制部材25により開状態となる方向(つまり図6の右回り)に重力を受けるように傾いている。このため、塞ぎ材17は、送風機11の送風を停止させることで、板状部材が重力を受けて開状態となる方向(つまり図6の右回り)に回転することになる。つまり、塞ぎ材17は、送風機11により風が送られていない場合、重力により付勢されることにより開状態となる。このため、塞ぎ材17では、送風機11が送風を停止した場合、板状部材17aを閉状態から開状態に自動的に切り替えることができる。
また、図6の(b)に示すように、板状部材17aは、開状態の場合、溝部15の下面に配置される規制部材26に当接することにより、溝部15の内側に向けて傾いている。このため、板状部材17aは、送風機11からの送風が開始された場合、送風機11からの風を受けることができる。これにより、塞ぎ材17では、送風機11が送風を開始した場合、板状部材17aを開状態から閉状態に自動的に切り替えることができる。
上述のように、スタッカクレーン30が筐体10に対して物品50の出し入れを行うときには、送風機11が送風を停止するため、塞ぎ材17は板状部材17aが自動的に開状態となる。このため、スタッカクレーン30は、筐体10に対する物品50の出し入れを塞ぎ材17により邪魔されることなく行うことができる。一方で、送風機11による送風が行われている場合、塞ぎ材17は板状部材17aが自動的に閉状態となる。このため、筐体10に載置されている物品50を効率よく冷却することができる。
本実施の形態に係る自動冷却設備100によれば、送風機11が筐体10の内部に風を送る構成であるため、筐体10の内部に載置されている物品50に対して、送風機11が送風する空気を直接当てることができる。これにより、物品50に対して空気を均一に当てることができる。
また、筐体10は、底部14にX軸方向に延びる溝部15が形成される構造である。つまり、筐体10は、送風機11により送風された空気が、溝部15の内部を流通して、開口部12から筐体10の外部に排出されうる構造である。つまり、送風機11が送風した空気は、物品50が載置されている空間以外の空間を流通しうる。筐体10がこのような構造であっても、筐体10には溝部15をX軸方向から見たときに開閉自在に塞ぐ塞ぎ材17が設けられている。このため、塞ぎ材17を閉状態にしておけば、送風機11により送風された空気が、物品50が載置されない部分である溝部15のみを流通して開口部12から筐体10の外に排出されることを防ぐことができる。これにより、物品50に対して送風機11から送風された空気を効率よく当てることができ、物品50と送風機11から送風された空気との間の熱交換を効率よく行わせることができる。
また、筐体10は、天部13および一対の側部16に、筐体10の内部に向けて延設されている弾性部材18a〜18cを有するため、物品50と天部13および一対の側部16との間の隙間を極力小さくすることができる。これにより、物品50と天部13および一対の側部16との間の隙間を送風機11により送風された空気が通過することを低減できる。このため、物品50に対して送風機11から送風された空気を効率よく当てることができる。
また、本実施の形態に係る自動冷却設備100によれば、塞ぎ材17は、板状部材17aと、板状部材17aの開閉状態を自在に切り替え可能な回転機構とを有する。このため、簡単な構成で溝部15のX軸方向に対して開閉自在に塞ぐ塞ぎ材17を実現できる。
また、本実施の形態に係る自動冷却設備100によれば、筐体10にスタッカクレーン30のフォーク33が挿入可能な溝部15が設けられており、溝部15には、溝部15をX軸方向から見たときに開閉自在に溝部15を塞ぐ塞ぎ材17が設けられている。このため、筐体10は、フォーク33を挿入可能な溝部15が形成されている構成であっても、筐体10には溝部15をX軸方向から見たときに開閉自在に塞ぐ塞ぎ材17が設けられている。このため、塞ぎ材17を閉状態にしておけば、送風機11により送風された空気が、物品50が載置されない部分である溝部15のみを流通して開口部12から筐体10の外に排出されることを防ぐことができる。
(変形例)
(1)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、塞ぎ材17として、Y軸方向に平行な回転軸を有する回転機構17bが設けられる構成であるが、回転軸はY軸方向に平行でなくてもよい。例えば、図7に示すように、Z軸方向に回転軸を有する回転機構117bが採用された塞ぎ材117を採用してもよい。なお、図7は、変形例1に係る筐体に設けられた塞ぎ材の構造を説明するための図である。なお、図7は、図4における領域R3の部分を拡大した拡大図である。また、図7の(a)は、板状部材117aが閉状態であることを説明するための図であり、図7の(b)は、板状部材117aが開状態であることを説明するための図である。
塞ぎ材117は、図7に示すように、板状部材117aが溝部15のY軸方向に2つに分割されている。2つの板状部材117aは、それぞれ溝部15の両側面にZ軸方向に平行な回転軸を有する回転機構117bにより接続される構造である。つまり、塞ぎ材117は、溝部15のY軸方向の幅の中央で分割され、左右に開く構造(いわゆる観音開き構造)である。
板状部材117aは、図7の(a)に示すように、送風機11により風が送られている場合、当該風を受けることにより、閉状態となる。より具体的には、板状部材117aは、送風機11による風を受けて、回転機構117bを軸にして回転する。そして、板状部材117aは、板状部材117aの回転機構117bとは反対側の端部が溝部15の規制部材125に当接することで、板状部材17aの回転が規制される。これにより、板状部材117aは、送風機11による送風が行われているときにおいて、X軸方向に交差する面に沿った姿勢が維持される。
ところで、回転機構117bには、板状部材117aがX軸方向に沿った方向に姿勢が維持されるように付勢する弾性部材が含まれる。より具体的には、回転機構117bは、図7の(b)の白抜き矢印の方向の付勢力が板状部材117aに作用する弾性部材(例えばトーションバネ、板バネなど)を含む。つまり、塞ぎ材117は、送風機により風が送られていない場合、回転機構117bに含まれる弾性部材の弾性力により付勢されることにより開状態となる。このため、塞ぎ材117では、送風機11が送風を停止した場合、板状部材117aを閉状態から開状態に自動的に切り替えることができる。
また、図7の(b)に示すように、板状部材117aは、開状態の場合、板状部材117aはX軸方向に平行な状態よりも溝部15の内側に向けて傾いた状態が回転機構117bにより維持される。もちろん、実施の形態と同様に溝部15の側面に規制部材を設けることにより、板状部材117aを、X軸方向に平行な状態よりも溝部15の内側に向けて傾いた状態としてもよい。このため、板状部材117aは、送風機11からの送風が開始された場合、送風機11からの風を受けることができる。これにより、塞ぎ材17では、送風機11が送風を開始した場合、板状部材117aを開状態から閉状態に自動的に切り替えることができる。
(2)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、物品50の冷却の度合いに応じてZ軸方向に異なる位置に移動させるようにしてもよい。つまり、Z軸方向(上下方向)の位置に応じて温度差が生じるため、上下方向の温度差を利用することにより、例えば、下段の筐体10で急速冷却された物品50を上段に移動させて、急速冷却されないようにしてもよい。この場合の自動冷却設備では、物品50の温度の状況に応じて、物品50の冷却の度合いを変えることができるため、物品50を冷却しすぎることを防ぐことができる。また、このように、急速冷却を行わない筐体においては、送風機が配置されていなくてもよい。
また、Z軸方向で異なる位置の複数の筐体10のそれぞれに、物品50を載置しておく時間を設定し、設定された時間に従って、物品50が載置される筐体10を変更するようにしてもよい。例えば、図1に示すように、筐体10がZ軸方向に4段並んでおり、下から1段目の筐体10には時間T1、下から2段目の筐体10には時間T2、下から3段目の筐体には時間T3、下から4段目の筐体10には時間T4が設定されており、下から順番に物品50が載置されるように設定されていてもよい。また、Z軸方向で異なる位置の複数の筐体10のそれぞれに限らずに、Y軸方向に並ぶ複数の筐体10のそれぞれに物品50を載置しておく時間が設定されていてもよいし、閉空間に設けられる複数の筐体10のそれぞれに物品50を載置しておく時間が設定されていてもよい。つまり、複数の筐体10のそれぞれで、温度分布が異なることが予めわかっていれば、異なる温度分布に応じた時間設定で、物品50を移動するように構成してもよい。
(3)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、Z軸方向に複数並んで設けられる筐体10の全てに送風機11が設置されているが、上段に配置される筐体10には、送風機11が設置されていなくてもよく、物品50が載置できる空間を有していればよい。
(4)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、複数の筐体10のそれぞれに設けられた送風機11は固定の風量で送風される構成であったが、例えば、図9に示すように、送風機11の風量を可変にする制御部70をさらに設けた構成としてもよい。図9は、変形例(4)に係る自動冷却設備の制御部を説明するための図である。これにより、例えば、物品50の温度状況に応じて、送風機11の風量を変更することができる。このため、物品50の温度管理をより正確に行うことができる。
(5)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、空調機40のみにより、空気が冷却されるが、例えば、図10に示すように、空調機40とは別に空気を冷却するためのドライコイル80を設けた自動冷却設備200としてもよい。図10は、変形例(5)に係る自動冷却設備を側方から見た平面図である。この場合、ドライコイル80は、複数の筐体10のうち最も冷却させることが予め定められている筐体の、送風機11による風の上流側に配置してもよい。具体的には、図10に示すように、複数の筐体10のうちの第三空間S3と隣接している筐体10を最も冷却させることが予め定められている場合には、例えば、当該筐体10の空気の流れ方向の上流側である第三空間S3にドライコイル80を設けることにより、当該筐体10を最も冷却させることができる。
(6)
上記実施の形態に係る自動冷却設備100では、空調機40により、空気が冷却されるが、冷却されるだけでなく、加熱する構成としてもよい。この場合には、物品は当該空気と熱交換を行うことにより加熱されることになる。
本発明は、筐体の内部に載置されている物品に対して均一に空気を当てることができ、物品に対して効率よく熱交換できる自動冷却設備などとして有用である。
10 筐体
11 送風機
12 開口部
13 天部
14 底部
15 溝部
16 側部
17、117 塞ぎ材
17a、117a 板状部材
17b、117b 回転機構
18a〜18c 弾性部材
21 支持部材
22 第一部分
23 第二部分
25、26、125 規制部材
30 スタッカクレーン
31 レール
40 空調機
50 物品
51 開口
60 外壁
70 制御部
80 ドライコイル
100、200 自動冷却設備

Claims (8)

  1. 経路上を移動するスタッカクレーンと、
    物品が内部に配置され、かつ、前記経路側に開口部を有する複数の筐体と、
    前記複数の筐体の少なくとも一部の筐体の開口部とは反対側に設けられ、当該開口部に向けて前記少なくとも一部の筐体の内部に風を送る送風機と、を備え、
    前記スタッカクレーンは、前記物品を筐体の奥行き方向に沿って移動させることで、前記開口部から当該筐体に対して前記物品を出し入れ可能であり、
    前記複数の筐体のそれぞれは、
    物品を載置するための底部と、
    前記底部に対向する天部と、
    前記底部および前記天部の間に設けられ、互いに対向する一対の側部と、
    前記底部において前記奥行き方向に延びて形成される溝部であって、前記溝部の前記経路側の端部が前記開口部の一部を構成している溝部と、
    前記溝部を前記奥行き方向から見たときに開閉自在に塞ぐ塞ぎ材と、を有する
    自動冷却設備。
  2. 前記塞ぎ材は、
    板状部材と、
    (i)前記板状部材の端部と前記溝部の内面との間に設けられ、(ii)前記板状部材の端部を軸にして前記板状部材を回転させることにより、前記板状部材を、前記奥行き方向に交差する面に沿った姿勢とする閉状態と、前記奥行き方向に沿った姿勢とする開状態と、を自在に切り替え可能な回転機構と、を有する
    請求項1に記載の自動冷却設備。
  3. 前記塞ぎ材は、前記送風機により風が送られている場合、当該風を前記板状部材が受けることにより、前記閉状態となる
    請求項2に記載の自動冷却設備。
  4. 前記塞ぎ材は、前記送風機により風が送られていない場合、弾性力または重力により付勢されることにより前記開状態となる
    請求項2または3に記載の自動冷却設備。
  5. 前記板状部材は、前記開状態の場合、前記溝部の内側に向けて傾いている
    請求項4に記載の自動冷却設備。
  6. さらに、
    前記送風機の風量を可変にする制御部を備える
    請求項1から5のいずれか1項に記載の自動冷却設備。
  7. さらに、
    ドライコイルを備え、
    前記ドライコイルは、前記送風機による風の流れにおいて、前記複数の筐体のうち最も冷却させる筐体の上流側に配置される
    請求項1から6のいずれか1項に記載の自動冷却設備。
  8. さらに、
    前記経路に沿って冷却した空気を送風する空調機と、
    前記経路に沿って前記空調機により送風された空気を、前記送風機の吸込口に導くダクト空間と、を備える
    請求項1から7のいずれか1項に記載の自動冷却設備。
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