JP6424556B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機を制御する電子制御装置について、特に、フェールセーフ機構を有する電子制御装置に関する。
車両に搭載される自動変速機では、電子制御装置によって、油圧回路の誘導性負荷(例えばソレノイド)への通電が制御され、アクチュエータが駆動してギアが選択される。万一、電子制御装置において異常が発生して誤った制御が行われた場合、ギアロックしてしまう虞がある。意図しないギアロックを解消するため、特許文献1に記載の自動変速機の制御装置では、監視部が制御装置の異常を検出したときに、誘導性負荷への通電を停止するように構成されている。
国際公開WO2011/145393号
しかしながら、誘導性負荷の駆動が停止されると、特定のギアでロックされるため、車両の走行に不都合を生じることがある。換言すれば、誘導性負荷に通電する側にフェールセーフを行う必要が生じる場合がある。
これを解決するために、例えば、本来PWM制御を行わない監視部にも、PWM制御を実施するための機能を持たせることにより、異常発生時にも正常通りの動作を実現させることができる。しかしながら、このような構成では、PWM制御が可能な機構が、電子制御装置内に2つ以上形成されることになるため、冗長したシステム構成が必要となる。
もしくは、監視部が所定の誘導性負荷に対してデューティ比100%のPWM、すなわち定電流を通電するように構成すれば、異常時において適切と思われるギア比に固定することが可能である。しかしながら、誘導性負荷への過電流のため、内部のスイッチング素子やシャント抵抗器が故障してしまう虞がある。
また、誘導性負荷の電源側のショートが発生した場合も、上記同様に、誘導性負荷への過電流のためシャント抵抗器が焼損し、結果、誘導性負荷への通電が停止して、通電する側にフェールセーフを行うことができない。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、簡素な構成において、誘導性負荷へ通電側のフェールセーフを行うに際して過電流を抑制することのできる電子制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、電源(VB)から誘導性負荷(600)に供給する電流を制御して、自動変速機に設けられた油路(510)内の油圧を調整することによってギア比を制御する電子制御装置であって、誘導性負荷と電源との間に介在し、PWM信号が入力されて誘導性負荷への電流の供給を制御するハイサイド側スイッチング素子(10)と、誘導性負荷と、電源よりも低電位とされた基準電位(GND)と、の間に介在し、誘導性負荷に流れる電流を制御する電流切替回路(20)と、誘導性負荷に流れる電流を検出する電流検出回路(30)と、PWM信号を出力してハイサイド側スイッチング素子のオンオフを制御する制御部(40)と、少なくとも制御部が出力するPWM信号を監視する監視部(50)と、を備え、制御部もしくは監視部は、誘導性負荷の出力に異常が検出された場合に、電源と誘導性負荷とを導通して常時電流が流れるように制御するとともに、電流切替回路に対して、誘導性負荷に流れる電流を抑制するように制御し、電流切替回路は、誘導性負荷と基準電位との間に形成されたローサイド側スイッチング素子(21)と、誘導性負荷と基準電位との間に形成され、誘導性負荷に対して、ローサイド側スイッチング素子と並列接続された電流制限回路(22)と、を有し、電流制限回路は、電流制限インピーダンス(23a,24a)と、電流制限インピーダンスへの通電をオンオフする電流制限スイッチング素子(23b,24b)と、が直列接続されて構成され、制御部もしくは監視部は、誘導性負荷の出力に異常が検出された場合に、ローサイド側スイッチング素子をオフするとともに、電流制限スイッチング素子をオンすることによって、誘導性負荷に流れる電流を電流制限インピーダンスへ通電して電流値を抑制することを特徴としている。
これによれば、誘導性負荷の出力に異常が発生した場合において、電源と誘導性負荷とが導通されるため、通電側のフェールセーフを行うことができる。そして、フェールセーフ実行時に誘導性負荷に流れる電流は、電流切替回路により、異常未発生時に較べて抑制されるため、ハイサイド側スイッチング素子、電流切替回路および電流検出回路に過大な電流が流れることを防止することができる。
電子制御装置を含む自動変速機の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示す回路図である。 制御部に異常がある場合の電子制御装置の動作を示すフローチャートである。 制御部に異常がある場合の電子制御装置の動作を示すタイミングチャートである。 誘導性負荷と電源とが短絡した場合の電子制御装置の動作を示すフローチャートである。 誘導性負荷と電源とが短絡した場合の電子制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
(第1実施形態)
最初に、図1および図2を参照して、本実施形態に係る電子制御装置の概略構成について説明する。
本実施形態における電子制御装置は自動変速機に適用され、ギア比を制御する制御装置である。図1に示すように、電子制御装置100は、変速機200に通信可能に接続されてギア比を自動で制御するようになっている。図1において、電子制御装置100はECUと表記している。変速機200は、エンジン300と駆動輪400とを仲介しており、トルクおよび回転数を変換してエンジン300の動力を駆動輪400に伝達する。変速機200はギアトレーン210とトルクコンバータ220とを有している。電子制御装置100は、油圧回路500を介して、ギアトレーン210を構成する複数のギア211の噛み合う組み合わせを制御し、ギア比を変更するようになっている。なお、ギア211は図示しないシャフトに固定されており、シャフトは供給されるオイルの油圧によって位置が変位する。ギア211はシャフトの変位に従って位置が変位するようになっている。すなわち、複数のギア211について、それぞれに供給される油圧を個別に制御することによって、ギア比を制御することができる。
油圧回路500は、図1に示すように、シャフトに続く油路510と、油路510に設けられ各シャフトへ供給される油圧を調整する油圧バルブ520と、油圧バルブ520より上流側の油路510の油圧を調整するライン圧バルブ530と、を有している。そして、各バルブ520,530は誘導性負荷としてソレノイド600を有している。ソレノイド600に通電する電流量を変化させることによりソレノイド600まわりに磁場が誘起され、その磁場の量に基づいてシャフトが変位し、ギア211の噛み合わせが変更可能になっている。
本実施形態に係る電子制御装置100は、ソレノイド600に流れる電流を制御するものである。この電子制御装置100は、図2に示すように、電源電圧を供給する電源VBとソレノイド600との間に介在するハイサイド側スイッチング素子10と、ソレノイド600と基準電位GNDとの間に介在する電流切替回路20と、電流切替回路20と基準電位GNDとの間に配置された電流検出回路30と、を備えている。また、電子制御装置100は、ハイサイド側スイッチング素子10をPWM制御する制御部40と、制御部40を監視する監視部50と、を備えている。
ハイサイド側スイッチング素子10は、例えばMOSトランジスタであり、ゲート端子に制御部40からPWM信号が入力されることによって、PWM制御されたドレイン電流がソレノイド600に流れる。
ハイサイド側スイッチング素子10のゲート端子には、論理和の計算が可能なOR回路11の出力端子が接続されている。OR回路11の一方の入力端子には、制御部40からPWM信号が入力されている。他方の入力端子は監視部50に接続され、電子制御装置100の状態に応じてHigh信号(以下、H信号)またはLow信号(以下、L信号)が入力される。他方の入力端子にL信号が入力された状態であれば、OR回路11の出力端子にはPWM信号がそのまま出力される。他方の入力端子にH信号が入力されると、PWM信号に依存せずH信号が出力される。
電流切替回路20は、ソレノイド600に対してローサイド側に設けられており、異常発生時にソレノイド600を流れる電流を制限する回路である。電流切替回路20は、ソレノイド600と基準電位GNDとの間に配置されたローサイド側スイッチング素子21と、ソレノイド600に対してローサイド側スイッチング素子21と並列接続された電流制限回路22とを備えている。本実施形態における電流切替回路20は2つの電流制限回路22(第1電流制限回路23および第2電流制限回路24)を有している。
ローサイド側スイッチング素子21は、例えばMOSトランジスタであり、異常が発生していない通常の駆動時には、制御部40からゲート端子にH信号が入力されて常時オン状態である。これにより、PWM制御された電流がソレノイド600を流れる。
ローサイド側スイッチング素子21のゲート端子にはスイッチとなるトランジスタ25が設けられている。トランジスタ25のゲート端子は監視部50に接続されており、通常の駆動時にはトランジスタ25はオフ状態であるが、監視部50からゲート端子にH信号が入力されると、トランジスタ25がオン状態となってローサイド側スイッチング素子21のゲート端子は基準電位GNDと接続されるため、ローサイド側スイッチング素子21はオフ状態となる。
電流制限回路22は、電流制限インピーダンスとしての抵抗器23a,24aと、電流制限インピーダンスへの通電をオンオフする電流制限スイッチング素子としてのMOSトランジスタ23b,24bと、を有している。具体的には、第1電流制限回路23は、抵抗器23aとMOSトランジスタ23bとが直列接続されて構成され、第2電流制限回路24は、抵抗器24aとMOSトランジスタ24bとが直列接続されて構成されている。以下、第1電流制限回路23と第2電流制限回路24とを総称して、電流制限回路22という。
MOSトランジスタ23bのゲート端子には、論理和の計算が可能なOR回路26の出力端子が接続されている。OR回路26の一方の入力端子には、通常の駆動時においては、制御部40からL信号が入力されている。他方の入力端子は監視部50に接続され、電子制御装置100の状態に応じてH信号またはL信号が入力される。他方の入力端子にL信号が入力された状態であれば、OR回路26の出力端子にはL信号が出力され、MOSトランジスタ23bはオフ状態を維持する。2つの入力端子のいずれか一方にH信号が入力されると、OR回路26の出力端子には強制的にH信号が出力され、MOSトランジスタ23bはオン状態となる。
また、MOSトランジスタ24bのゲート端子には、論理和の計算が可能なOR回路27の出力端子が接続されている。OR回路27の接続および動作はOR回路26と同様であるため詳細な記載を省略する。
抵抗器23aおよび抵抗器24aの抵抗値は、それぞれ異なっていてもよいし、互いに同一にされていてもよい。ローサイド側スイッチング素子21がオフの状態において、MOSトランジスタ23bまたは24bがオン状態になると、ソレノイド600を流れる電流は抵抗器23aまたは抵抗器24aを流れることになる。このため、ソレノイド600に流れる電流の電流値を、抵抗器23aまたは抵抗器24aの抵抗値に対応した値に規定することができる。あるいは、MOSトランジスタ23bおよび24bが共にオン状態となった場合には、ソレノイド600に流れる電流の電流値を、抵抗器23aと抵抗器24aの合成抵抗に対応した値に規定することができる。
電流検出回路30は、シャント抵抗器31と、シャント抵抗器31の両端の電位差を検出するためのオペアンプ32と、を有している。本実施形態におけるシャント抵抗器31は、電流切替回路20におけるローサイド側スイッチング素子21と基準電位GNDの間に配置されている。オペアンプ32は、2つの入力端子がシャント抵抗器31の両端にそれぞれ接続されており、出力端子が制御部40に接続されている。
ローサイド側スイッチング素子21がオン状態であり、電流制限回路22のMOSトランジスタ23b,24bがオフ状態であれば、ソレノイド60を流れる電流はシャント抵抗器31を経由するため、制御部40はシャント抵抗器31の両端の電位差を検出することができ、電圧を電流に換算して、ソレノイド600を流れる電流を検出することができる。
なお、図2に示した電流検出回路30は必要最低限の構成要素を図示したものであり、PWM制御やノイズに起因するシャント抵抗器31の両端電圧の振動等を平滑化するフィルタ回路などを追加するように構成されていてもよい。
制御部40は、電子制御装置100の外部に設けられた各種センサ700から入力される情報に基づいて、電流検出回路30により検出される電流値をフィードバックしつつ、ハイサイド側スイッチング素子10のゲート端子に適切なPWM信号を出力する。PWM信号は、上記したように、OR回路11を介してハイサイド側スイッチング素子10に入力される。なお、各種センサ700とは、例えば、アクセルセンサ710、スロットルセンサ720、シフトボジションセンサ730、車速センサ740、油路510内のオイルの温度を検出する油温センサ750などである。また、図2に示すように、本実施形態における制御部40は、抵抗器761,762による抵抗分圧により電源VBの電圧を検出可能になっている。
制御部40は、通常の駆動時には、ハイサイド側スイッチング素子10のゲート端子、より正確にはOR回路11、にPWM信号を出力するとともに、電流切替回路20におけるローサイド側スイッチング素子21のゲート端子にH信号を出力している。また、OR回路26,27の1つの入力端子に対してL信号を出力している。なお、図2においては、ハイサイド側スイッチング素子10のゲート端子にPWM信号を出力する端子をC1とし、ローサイド側スイッチング素子21のゲート端子に信号を出力する端子をC2とし、OR回路26の1つの入力端子に対して信号を出力する端子をC3とし、OR回路27の1つの入力端子に対して信号を出力する端子をC4としている。
さらに、本実施形態における制御部40は、電流検出回路30におけるオペアンプ32の出力端子が接続されており、ソレノイド600に流れる電流を検出できるようになっている。また、上記したように、抵抗器761,762の抵抗分圧によって電源VBの電位も検出できるようになっている。なお、ソレノイド600の電源側の短絡(以下、VBショートという)や制御部40自身の異常が発生した場合の動作については追って詳述する。
監視部50は、制御部40の動作を監視する部分である。監視部50は制御部40からPWM信号が入力されており、PWM信号の異常などが検出された場合には、制御部40に代わってソレノイド600への電流供給を制御する。監視部50は、OR回路11、および電流切替回路20におけるトランジスタ25、OR回路26,27に対して信号を入力できるようになっている。なお、図2においては、OR回路11の1つの入力端子に対して信号を出力する端子をM1とし、トランジスタ25のゲート端子に対して信号を出力する端子をM2とし、OR回路26の1つの入力端子に対して信号を出力する端子をM3とし、OR回路27の1つの入力端子に対して信号を出力する端子をM4としている。
監視部50は制御部40に代わってソレノイド600への電流供給を制御する場合があるため、制御部40同様、電子制御装置100の外部に設けられた各種センサ700から信号が入力されるようになっている。また、図2に示すように、本実施形態における監視部50は、抵抗器761,762による抵抗分圧により電源VBの電圧を検出可能になっている。監視部50は、主に制御部40に異常が発生した場合に制御部40に代わって動作するが、その場合の動作については追って詳述する。
次に、図3〜図6を参照して、本実施形態に係る電子制御装置100の動作および作用効果について説明する。
本実施形態に係る電子制御装置100は、電流切替回路20を備えており、制御部40の異常やソレノイド600のVBショートに対応して、ソレノイド600に流れる電流を制御できるようにする、いわゆるフェールセーフ機構を備えている。以下、制御部40が正しくPWM信号を出力できない異常が発生した場合と、ソレノイド600がVBショートを生じた場合と、の2種類の異常を例として、電子制御装置100の動作について説明する。
<制御部が正しくPWM信号を出力できない場合>
図3および図4を参照して説明する。図3は監視部50の動作を示すフローチャートであり、図4は制御部40および監視部50が出力する信号、各スイッチング素子10,21のオンオフ状態、MOSトランジスタ23b,24bのオンオフ状態、ソレノイド600を流れる電流、および、電流検出回路の出力電圧を示すタイミングチャートである。
まず、図3に示すように、監視部50はステップS1を実行する。監視部50は制御部40の端子C1から出力されるPWM信号を常に監視している。ここで、制御部40に異常が発見されない場合は、ステップS1にてNO判定となり処理を終了する。図4に示す時刻t1以前は制御部40に異常はなく、ステップS1においてNO判定が継続されている状態にある。この場合、監視部50は各端子M1〜M4からL信号を出力した状態を維持して特異な動作を行わない。
時刻t1以前、制御部40は、端子C1から所定のデューティ比でPWM信号を出力し、これに伴ってハイサイド側スイッチング素子10もオンオフする。端子C2にはH信号が出力されており、ローサイド側スイッチング素子21は常時オンの状態である。また、端子C3,C4にはL信号が出力されており、MOSトランジスタ23b,24bはオフ状態である。このため、電流制限回路22には電流が流れず、PWM制御のデューティ比に対応した電流がソレノイド600に流れる。なお、ソレノイド600を流れた電流はローサイド側スイッチング素子21を経てシャント抵抗器31を流れるため、その電流値とシャント抵抗器31の抵抗値に対応した電圧が制御部40に入力されている。
一方、制御部40に異常が発見された場合には、ステップS1にてYES判定となる。仮に、図4に示す時刻t1の時点において、端子C1から出力されるPWM信号のデューティ比が意図せず大きくなったとする。このような場合、ステップS1はYES判定となりステップS2に進む。なお、特許請求の範囲における、誘導性負荷の出力に異常が検出された場合とは、この例においては、端子C1から出力されるPWM信号のデューティ比が意図せず大きくなることに相当する。PWM信号のデューティ比が大きくなると、誘導性負荷の出力として、ソレノイド600に流れる電流が大きくなる。
ステップS2は、ノイズケアのため、異常の継続時間が所定のフィルタ時間を超えているか否かを、監視部50が判定するステップである。NO判定であれば異常の検出がノイズに起因するものであると判断して処理を終了する。一方、図4に示すように、異常がフィルタ時間以上継続する場合にはステップS2にてYES判定となる。すなわち、時刻t2においてステップS3に進む。
ステップS3は、監視部50が、電流制限回路22への通電を指示するステップである。具体的には、図4に示すように、時刻t2において、監視部50は端子M3からH信号を出力する。これにより、MOSトランジスタ23bはオン状態となり、抵抗器23aに電流が流れる。時刻t2の時点では、ローサイド側スイッチング素子21とMOSトランジスタ23bが共にオン状態であり、ソレノイド600を流れた電流は2つの電流経路を流れる状態にある。
次いで、監視部50はステップS4を実行する。ステップS4は、監視部50が、ハイサイド側スイッチング素子10を常時オン状態とし、ローサイド側スイッチング素子21を常時オフ状態とするよう指示するステップである。具体的には、時刻t2から、MOSトランジスタ23bがオン状態となるのに必要な時間を経た時刻t3において、監視部50は端子M1,M2からH信号を出力する。これにより、OR回路11の出力はH信号となってハイサイド側スイッチング素子10は常時オン状態となる。すなわち、電源VBとソレノイド600が導通した状態となる。また、ローサイド側スイッチング素子21のゲート端子は基準電位GNDに接続されて常時オフ状態となる。
よって、ソレノイド600を流れる電流はPWM信号によらず一定となり、通電側のフェールセーフを実現することができる。また、ソレノイド600を流れる電流は抵抗器23aを介して基準電位GND側に流れるので、ローサイド側スイッチング素子21の電流経路を流れる場合に較べて、抵抗器23aの抵抗値のぶんだけ抑制することができる。抵抗器23aの抵抗値は設計者が任意に決定することができので、フェールセーフ動作後のソレノイド600に流れる電流を任意の一定値とすることができる。
なお、上記説明では、電流制限回路22として、第1電流制限回路23を電流経路に用いる例を示したが、第2電流制限回路24を用いるようにしてもよい。この場合には、ステップS3(時刻t2)において、端子M3ではなく端子M4からH信号を出力するようにする。また、第1電流制限回路23および第2電流制限回路24の両方を電流経路として用いるようにしてもよい。
以上記載したように、制御部40のPWM信号に異常が発生した場合において、ハイサイド側スイッチング素子10は常時オンにされるから、通電側のフェールセーフを行うことができる。そして、フェールセーフ実行時にソレノイド600に流れる電流は、電流切替回路20により、異常未発生時に較べて抑制されるため、ハイサイド側スイッチング素子10、電流切替回路20および電流検出回路30に過大な電流が流れることを防止することができる。
<誘導性負荷がVBショートを生じた場合>
図5および図6を参照して説明する。図5は制御部40の動作を示すフローチャートであり、図6は制御部40および監視部50が出力する信号、各スイッチング素子10,21のオンオフ状態、MOSトランジスタ23b,24bのオンオフ状態、ソレノイド600を流れる電流、および、電流検出回路の出力電圧を示すタイミングチャートである。
なお、図6に示す時刻t1以前の動作については、上記した、制御部40が正しくPWM信号を出力できない場合、に記載の動作と同様であるため、その記載を省略する。
まず、図5に示すように、制御部40はステップS11を実行する。ステップS11は、制御部40が、ソレノイド600のVBショートを発見するか否かを判定するステップである。VBショートが発見された場合には、ステップS11にてYES判定となる。仮に、図6に示す時刻t1の時点において、ソレノイド600のハイサイド側の端子が電源VBとの間で短絡したとする。このような場合、ステップS11はYES判定となりステップS12に進む。一方、VBショートが発見されない場合は、ステップS11にてNO判定となり処理を終了する。なお、特許請求の範囲における、誘導性負荷の出力に異常が検出された場合とは、本実施形態においては、ソレノイド600が電源VBとの間で短絡を生じた場合に相当し、例えば、ハイサイド側スイッチング素子がオフ状態であるにも拘らず電流検出回路30により所定の閾値以上の電流値が検出されることによって判断可能である。
ステップS12は、ノイズケアのため、異常の継続時間が所定のフィルタ時間を超えているか否かを、制御部40が判定するステップである。NO判定であれば異常の検出がノイズに起因するものであると判断して処理を終了する。一方、図6に示すように、異常がフィルタ時間以上継続する場合にはステップS12にてYES判定となる。すなわち、時刻t2においてステップS13に進む。
ステップS13は、制御部40が、電流制限回路22への通電を指示するステップである。具体的には、図6に示すように、時刻t2において、制御部40は端子C3からH信号を出力する。これにより、MOSトランジスタ23bはオン状態となり、抵抗器23aに電流が流れる。時刻t2の時点では、ローサイド側スイッチング素子21とMOSトランジスタ23bが共にオン状態であり、ソレノイド600を流れた電流は2つの電流経路を流れる状態にある。
次いで、制御部40はステップS14を実行する。ステップS14は、制御部40が、ローサイド側スイッチング素子21を常時オフ状態とするよう指示するステップである。具体的には、時刻t2から、MOSトランジスタ23bがオン状態となるのに必要な時間を経た時刻t3において、制御部40は端子C2からL信号を出力する。これにより、ローサイド側スイッチング素子21は常時オフ状態となる。なお、本発明は、ソレノイド600の出力に異常が検出された場合に、電源VBとソレノイド600とを導通して常時電流が流れるように制御することを特徴としているが、ソレノイド600の出力の異常の原因が、この例のようにVBショートの場合には、すでに電源VBとソレノイド600とを導通して常時電流が流れる状態になっている。よって、制御部40は、ハイサイド側スイッチング素子10に対しては特異な動作を行う必要はない。ただし、時刻t3において、制御部40は、ハイサイド側スイッチング素子10に対して、デューティ比100%のPWM信号を出力するようにしてもよい。
なお、上記説明では、電流制限回路22として、第1電流制限回路23を電流経路に用いる例を示したが、第2電流制限回路24を用いるようにしてもよい。この場合には、ステップS13(時刻t2)において、端子C3ではなく端子C4からH信号を出力するようにする。また、第1電流制限回路23および第2電流制限回路24の両方を電流経路として用いるようにしてもよい。
以上記載したように、ソレノイド600にVBショートが発生した場合、ソレノイド600には電源VBから電流が供給されるから、通電側のフェールセーフを行うことができる。そして、フェールセーフ実行時にソレノイド600に流れる電流は、電流切替回路20により、異常未発生時に較べて抑制されるため、ハイサイド側スイッチング素子10、電流切替回路20および電流検出回路30に過大な電流が流れることを防止することができる。
(変形例)
上記実施形態では、制御部40が正しくPWM信号を出力できない異常が発生した場合と、ソレノイド600がVBショートを生じた場合と、の2種類の異常を例として、電子制御装置100の動作について説明した。いずれの例においても、ステップS3またはステップS13において、電流制限回路22への通電を指示するステップが存在する。これらのステップにおいて、上記実施形態では第1電流制限回路23が通電対象として選択される例について示したが、電流制限回路22の選択は、外部から入力される車両の状態に関する情報に基づいて、行われるように構成することが好ましい。
上記した実施形態における制御部40および監視部50は、油温センサ750からの情報が入力されている。また、抵抗器761,762の抵抗分圧によって電源VBの電圧値の情報も入力されている。
そして、第1電流制限回路23の抵抗器23aの抵抗値をRとし、第2電流制限回路24の抵抗器24aの抵抗値をRより小さいRとする。なお、この場合、第1電流制限回路23と第2電流制限回路24の両方に電流が流れるようにすれば、並列合成抵抗R12は、R12<R<Rを満たす。すなわち、第1電流制限回路23のMOSトランジスタ23bおよび第2電流制限回路24のMOSトランジスタ24bのオンオフの組み合わせによって、フェールセーフ動作時の電流切替回路20の抵抗値は3種類の切り替えが可能である。
例えば、油路510内のオイルの温度が高い場合には、より抵抗値の高い第1電流制限回路23を電流経路として選択し、温度が低い場合には、抵抗値の低い第2電流制限回路24や、第1電流制限回路23と第2電流制限回路24とを並列して用いるように選択するように構成するとよい。これにより、オイルの温度、ひいてはソレノイドの温度によるソレノイド600の電流の温度特性を考慮した上で、フェールセーフ時にソレノイド600に流れる電流を抑制することができる。
また、電源VBの電圧が高い場合には、より抵抗値の高い第1電流制限回路23を電流経路として選択し、電源VBの電圧が低い場合には、抵抗値の低い第2電流制限回路24や、第1電流制限回路23と第2電流制限回路24とを並列して用いるように選択するように構成するとよい。これにより、電源VBの電圧によるソレノイド600の電流の特性を考慮した上で、フェールセーフ時にソレノイド600に流れる電流を抑制することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した実施形態および変形例では、電流制限回路22が、第1電流制限回路23と第2電流制限回路24の2つである構成について示したが、電流制限回路22は2つである必要はなく、1つでも良いし、3つ以上で構成されていてもよい。
また、上記した実施形態および変形例では、電流検出回路30の構成としてシャント抵抗器31を用いる例について示したが、ソレノイド600を流れる電流を検出する手段として、他に一般的に知られた回路を採用することもできる。
10…ハイサイド側スイッチング素子,20…電流切替回路,21…ローサイド側スイッチング素子,22…電流制限回路,30…電流検出回路,40…制御部,50…監視部,100…電子制御装置,600…誘導性負荷(ソレノイド)

Claims (6)

  1. 電源(VB)から誘導性負荷(600)に供給する電流を制御して、自動変速機に設けられた油路(510)内の油圧を調整することによってギア比を制御する電子制御装置であって、
    前記誘導性負荷と前記電源との間に介在し、PWM信号が入力されて前記誘導性負荷への電流の供給を制御するハイサイド側スイッチング素子(10)と、
    前記誘導性負荷と、前記電源よりも低電位とされた基準電位(GND)と、の間に介在し、前記誘導性負荷に流れる電流を制御する電流切替回路(20)と、
    前記誘導性負荷に流れる電流を検出する電流検出回路(30)と、
    PWM信号を出力して前記ハイサイド側スイッチング素子のオンオフを制御する制御部(40)と、
    少なくとも前記制御部が出力するPWM信号を監視する監視部(50)と、を備え、
    前記制御部もしくは前記監視部は、前記誘導性負荷の出力に異常が検出された場合に、
    前記電源と前記誘導性負荷とを導通して常時電流が流れるように制御するとともに、前記電流切替回路に対して、前記誘導性負荷に流れる電流を抑制するように制御し、
    前記電流切替回路は、
    前記誘導性負荷と前記基準電位との間に形成されたローサイド側スイッチング素子(21)と、
    前記誘導性負荷と前記基準電位との間に形成され、前記誘導性負荷に対して、前記ローサイド側スイッチング素子と並列接続された電流制限回路(22)と、を有し、
    前記電流制限回路は、電流制限インピーダンス(23a,24a)と、該電流制限インピーダンスへの通電をオンオフする電流制限スイッチング素子(23b,24b)と、が直列接続されて構成され、
    前記制御部もしくは前記監視部は、前記誘導性負荷の出力に異常が検出された場合に、
    前記ローサイド側スイッチング素子をオフするとともに、前記電流制限スイッチング素子をオンすることによって、前記誘導性負荷に流れる電流を前記電流制限インピーダンスへ通電して電流値を抑制することを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記電流制限回路が複数形成され、オンされる前記電流制限スイッチング素子の組み合わせによって、前記誘導性負荷を流れる電流が複数の電流値に切り替え可能にされることを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  3. 前記制御部もしくは前記監視部は、前記電源の電圧に基づいて、複数形成された前記電流制限回路におけるオンされる前記電流制限スイッチング素子の組み合わせを決定することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  4. 前記制御部もしくは前記監視部は、前記油路を流れるオイルの温度に基づいて、複数形成された前記電流制限回路におけるオンされる前記電流制限スイッチング素子の組み合わせを決定することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  5. 前記誘導性負荷の出力に異常として、前記監視部によりPWM信号の異常が検出された場合には、
    前記監視部が、前記ハイサイド側スイッチング素子を常時オンにするように制御するとともに、前記電流切替回路に対して、前記誘導性負荷に流れる電流を抑制するように制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. 前記誘導性負荷の出力に異常として、前記電源と前記誘導性負荷との間に短絡が検出された場合には、
    前記制御部が、前記電流切替回路に対して、前記誘導性負荷に流れる電流を抑制するように制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電子制御装置。
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