JP6423089B2 - ユーザ端末、基地局、及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)においては、急増するトラフィック需要に応えるべく、LTE(Long Term Evolution)を高度化する試みが進められている。そのような試みの一つとして、オペレータに免許が付与された周波数帯(ライセンスドバンド)だけではなく、免許が不要な周波数帯(アンライセンスドバンド)もLTE通信に使用することが検討されている。
アンライセンスドバンドにおいては、LTEシステムとは異なる他システム(無線LAN等)又は他オペレータのLTEシステムとの干渉を回避するために、listen−before−talk(LBT)手順が要求される。LBT手順は、アンライセンスドバンド内の周波数を監視することにより、当該周波数が空いているか否かを受信電力(干渉電力)に基づいて確認し、空き(clear channel)であることが確認された場合に限り当該周波数を使用する手順である。
一つの実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に上りリンクデータを送信する。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中から上りリンクデータ送信を開始する場合、前記上りリンクデータとは異なる特定の信号を当該上りリンクデータの先頭で送信する処理を行う制御部を備える。
一つの実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に上りリンクデータを送信する。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて、1つのサブフレームに設定された複数の候補タイミングのうち1つを選択し、選択した候補タイミングで前記上りリンクデータの送信を開始する制御部を備える。
一つの実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記ユーザ端末が前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、一定期間において前記アンライセンスドバンド内の同一の周波数リソースを前記ユーザ端末に連続的に割り当てる制御部を備える。前記サブフレーム境界は、連続する2つのサブフレームの境目である。
一つの実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記ユーザ端末が前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、連続する複数のサブフレームを前記ユーザ端末に割り当てる制御部を備える。前記サブフレーム境界は、連続する2つのサブフレームの境目である。
一つの実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドに含まれる周波数リソースを第1のユーザ端末に割り当てた後、前記周波数リソースを第2のユーザ端末に割り当てる場合、前記第1のユーザ端末への割り当て期間が終了してから一定の時間間隔をおいて前記周波数リソースを前記第2のユーザ端末に割り当てる制御部を備える。
一つの実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に対する上りリンクデータ送信を行う。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した場合、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を他のユーザ端末に送信する処理を行う制御部を備える。
一つの実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に対する上りリンクデータ送信を行う。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した他のユーザ端末から、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を受信する受信部と、前記通知に基づいて、前記ユーザ端末における上りリンクデータ送信の開始タイミングを前記他のユーザ端末における上りリンクデータの送信を開始するタイミングと一致させる制御を行う制御部と、を備える。
一つの実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末からの上りリンクデータ受信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した前記ユーザ端末から、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を受信する受信部と、前記通知に基づいて、前記ユーザ端末における上りリンクデータ送信の開始タイミングを判断する制御部と、を備える。
LTEシステムの構成を示す図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 LAAを説明するための図である。 LBE方式のLBTの一例を示すフロー図である。 UEのブロック図である。 eNBのブロック図である。 第1実施形態乃至第5実施形態に係る動作環境の一例を示す図である。 上りリンク送信動作の第1の例を示す図である。 上りリンク送信動作の第2の例を示す図である。 第1実施形態に係る特定の信号の送信例1を示す図である。 第2実施形態に係る特定の信号の送信例2を示す図である。 第2実施形態に係る複数の候補タイミングを説明するための図である。 第4実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第5実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第6実施形態に係る動作の一例を示すシーケンス図である。 実施形態の付記に係る図である。 実施形態の付記に係る図である。
[実施形態の概要]
第1実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に上りリンクデータを送信する。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中から上りリンクデータ送信を開始する場合、前記上りリンクデータとは異なる特定の信号を当該上りリンクデータの先頭で送信する処理を行う制御部を備える。
第1実施形態において、前記制御部は、前記アンライセンスドバンドのうち、前記基地局から割り当てられた周波数リソースの範囲内でのみ、前記特定の信号を送信する処理を行う。
第1実施形態において、前記制御部は、1サブフレームよりも長い時間長にわたって上りリンクデータ送信を継続する場合、1サブフレームの時間長ごとに、前記上りリンクデータとは異なる所定の信号又は前記特定の信号を送信する処理を行う。
第2実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に上りリンクデータを送信する。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて、1つのサブフレームに設定された複数の候補タイミングのうち1つを選択し、選択した候補タイミングで前記上りリンクデータの送信を開始する制御部を備える。
第2実施形態において、前記1つのサブフレームは、復調用参照信号が設けられる複数の区間を含み、前記複数の候補タイミングのそれぞれは、前記複数の区間のうち最後の区間よりも前の位置に設定される。
第3実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記ユーザ端末が前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、前記アンライセンスドバンド内の同一の周波数リソースを前記ユーザ端末に連続的に一定期間割り当てる制御部を備える。
第4実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記ユーザ端末が前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、連続する複数のサブフレームを前記ユーザ端末に割り当てる制御部を備える。
第4実施形態において、前記制御部は、前記連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに対応する割り当て情報を前記ユーザ端末に送信する際に、前記連続する複数のサブフレームのうち前記最初のサブフレームに後続するサブフレームの情報を前記割り当て情報に含める。
第5実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドに含まれる周波数リソースを第1のユーザ端末に割り当てた後、前記周波数リソースを第2のユーザ端末に割り当てる場合、前記第1のユーザ端末への割り当て期間が終了してから一定の時間間隔をおいて前記第2のユーザ端末に前記周波数リソースを割り当てる制御部を備える。
第6実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に対する上りリンクデータ送信を行う。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した場合、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を他のユーザ端末に送信する処理を行う制御部を備える。
第6実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局に対する上りリンクデータ送信を行う。前記ユーザ端末は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した他のユーザ端末から、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を受信する受信部と、前記通知に基づいて、前記ユーザ端末における上りリンクデータ送信の開始タイミングを前記他のユーザ端末と一致させる制御を行う制御部と、を備える。
第6実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末からの上りリンクデータ受信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した前記ユーザ端末から、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を受信する受信部と、前記通知に基づいて、前記ユーザ端末における上りリンクデータ送信の開始タイミングを判断する制御部と、を備える。
[移動通信システム]
以下において、実施形態に係る移動通信システムであるLTEシステムについて説明する。
(システム構成)
図1は、LTEシステムの構成を示す図である。図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ(TBS)、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に下りリンク制御信号(DCI:Downlink Control Information)を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。PDCCHの詳細については後述する。また、各サブフレームの残りの部分は、主に下りリンクデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主に上りリンクデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(アンライセンスドバンド)
実施形態に係るLTEシステムは、オペレータに免許が付与されたライセンスドバンドだけではなく、免許が不要なアンライセンスドバンドもLTE通信に使用する。具体的には、ライセンスドバンドの補助によりアンライセンスドバンドにアクセス可能とする。このような仕組みは、licensed−assisted access(LAA)と称される。
図4は、LAAを説明するための図である。図4に示すように、eNB200は、ライセンスドバンドで運用されるセル#1と、アンライセンスドバンドで運用されるセル#2と、を管理している。図4において、セル#1がマクロセルであり、セル#2が小セルである一例を図示しているが、セルサイズはこれに限定されない。
UE100は、セル#1及びセル#2の重複エリアに位置する。UE100は、セル#1をプライマリセル(PCell)として設定しつつ、セル#2をセカンダリセル(SCell)として設定し、キャリアアグリゲーション(CA)による通信を行う。
図4の例では、UE100は、上りリンク通信及び下りリンク通信をセル#1と行い、上りリンク通信及び下りリンク通信をセル#2と行う。このようなキャリアアグリゲーションにより、UE100には、ライセンスドバンドの無線リソースに加えて、アンライセンスドバンドの無線リソースが提供されるため、スループットを向上させることができる。アンライセンスドバンドにおけるリソース割り当て情報については、eNB200は、ライセンスドバンドを介してUE100に通知する、又はアンライセンスドバンドを介してUE100に通知する。
実施形態においては、セル#2(アンライセンスドバンド)における上りリンク通信について主として説明する。
(LBT)
アンライセンスドバンドにおいて、LTEシステムとは異なる他システム(無線LAN等)又は他オペレータのLTEシステムとの干渉を回避するために、LBT手順が要求される。LBTには、FBE(Frame Based Equipment)方式及びLBE(Load Based Equipment)方式の2つの方式がある。FBE方式は、タイミングが固定された方式である。これに対し、LBE方式は、タイミングが固定されていない方式である。
以下の実施形態においては、アンライセンスドバンドにおける上りリンク通信にLBE方式が適用される場合を想定する。図5は、LBE方式のLBTの一例を示すフロー図である。UE100は、アンライセンスドバンド内の対象周波数(対象キャリア)について本フローを実行する。
図5に示すように、UE100は、対象周波数を監視し、受信電力(干渉電力)に基づいて対象周波数が空きであるか否かを判定する(ステップS1)。このような判定は、CCA(Clear Channel Assessment)と称される。具体的には、UE100は、検知した電力が閾値よりも大きい状態が一定時間(図の例では20μs)以上持続する場合、対象周波数が使用中(Busy)であると判定する。そうでない場合、UE100は、対象周波数が空き(Idle)であると判定し、対象周波数を用いてeNB200に上りリンクデータを送信する(ステップS2)。
UE100は、このような初期CCAの結果、対象周波数が使用中(Busy)であると判定した場合、ECCA(Extended Clear Channel Assessment)処理に移行する。ECCA処理において、UE100は、初期値がNであるカウンタ(N)を設定する(ステップS3)。Nは、4から32までの間の乱数である。UE100は、CCAが成功するごとにNをデクリメント(すなわち、1を減算)する(ステップS5、S6)。UE100は、Nが0に達すると(ステップS4:No)、対象周波数が空き(Idle)であると判定し、対象周波数を用いてeNB200に上りリンクデータを送信する(ステップS2)。
(ユーザ端末)
以下において、実施形態に係るUE100(ユーザ端末)の構成について説明する。図6は、UE100のブロック図である。図6に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。受信部110は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第1の受信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第2の受信機と、を含んでもよい。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。送信部120は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第1の送信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第2の送信機と、を含んでもよい。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
(基地局)
以下において、eNB200(基地局)の構成について説明する。図7は、eNB200のブロック図である。図7に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。送信部210は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第1の送信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第2の送信機と、を含んでもよい。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。受信部220は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第1の受信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第2の受信機と、を含んでもよい。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に使用される。
[第1実施形態]
以下において、第1実施形態について説明する。
(動作環境の一例)
図8は、第1実施形態に係る動作環境の一例を示す図である。図8に示すように、eNB200のセルにRRCコネクティッドモードのUE100(A)及びUE100(B)が位置している。当該セルは、アンライセンスドバンド内の周波数に属するセルである。UE100(A)及びUE100(B)のそれぞれは、LBE方式のLBTを行い、eNB200に上りリンクデータを送信する。図8において、UE100(B)の近傍にWLAN機器(WiFi 1)が位置しており、UE100(B)がWLAN機器から干渉の影響を受ける一例を示している。
図9及び図10は、図8に示す動作環境における各UE100の上りリンク送信動作を占めす図である。図9は上りリンク送信動作の第1の例を示し、図10は上りリンク送信動作の第2の例を示す。
図9に示すように、各UE100は、上述したようなLBE方式のLBTを行う際に、ECCA処理を行う。各UE100は独自にLBEのカウンタ(N)を保持しているため、上りリンクの送信開始タイミングがUE100毎にずれる可能性がある。ここで、UE100(B)のLBEのカウンタは「8」であり、CCAを3回成功した後に2回失敗しており、さらにCCAを5回成功した後に上りリンク送信(Tx)を行う。UE100(B)の上りリンク送信開始タイミングは、UE100(A)の上りリンク送信開始タイミングよりも後である。
上りリンク送信動作の第1の例においては、各UE100は、アンライセンスドバンドの監視(すなわち、CCA)結果に応じて、サブフレーム境界(言い換えると、連続する2つのサブフレームの境目であってもよく、以下同様)を跨いでデータ送信を行う。言い換えると、各UE100は、アンライセンスドバンドの監視(すなわち、CCA)結果に応じて、一のサブフレーム内の所定の位置から、当該一のサブフレームに連続する他のサブフレームの所定の位置まで連続してデータ送信を行う。以下、同様の表現については、前文と同様の意味を有していてもよい。各UE100は、上りリンク送信開始タイミングから所定の送信期間にわたってデータ送信を継続する。所定の送信期間は、サブフレームの時間長(1ms)と等しい期間である。図9において、各UE100が2つの送信期間にわたってデータ送信を継続する一例を示している。
一般的なLTEの上りリンクは、eNB200がサブフレーム単位で各UE100に上りリンク無線リソースを割り当てて上りリンク送信を行うことを前提としている。しかしながら、サブフレーム境界を跨いで各UE100が上りリンクデータ送信を行う場合、サブフレーム単位での上りリンク無線リソースの割り当てを行うことが難しい。
図10に示す上りリンク送信動作の第2の例は、各UE100がサブフレーム境界で上りリンク送信を終了する例である。第2の例によれば、第1の例に比べて上りリンク無線リソースの割り当てが容易である。しかしながら、第1の例と同様に、上りリンクの送信開始タイミングがUE100毎にずれるため、eNB200が各UE100の上りリンク送信開始タイミングを把握することが難しい。また、あるUE100に1つのサブフレームが割り当てられても、ECCA処理に起因して、当該UE100が当該サブフレームにおいて上りリンク送信を行うことができない可能性がある。
(第1実施形態に係る動作)
第1実施形態は、eNB200が各UE100の上りリンク送信開始タイミングを把握可能とする動作に関する実施形態である。
第1実施形態に係るUE100は、アンライセンスドバンドを用いてeNB200に上りリンクデータを送信する。UE100は、アンライセンスドバンドの監視結果(CCA結果)に応じてサブフレームの途中から上りリンクデータ送信を開始する場合、上りリンクデータとは異なる特定の信号(以下、「Initial signal」と称する)を当該上りリンクデータの先頭で送信する。言い換えると、特定の信号をUE100が上りリンクデータを送信可能な期間の最初に送信し、その後に続いて、上りリンクデータを送信すること又は上りリンクデータの一部として特定の信号を送信することを意味してもよい。
ここで「Initial signal」とは、例えば同期信号及び/又は制御チャネル信号である。制御チャネル信号は、UE100の識別子(例えばC−RNTI)又はセルの識別子(Physical Cell ID)を用いてマスキングされていてもよい。eNB200は、UE100からの同期信号を検出することにより、サブフレームの途中において上りリンクデータの先頭を検出することができる。或いは、eNB200は、UE100からの制御チャネル信号をブラインド復号により復号することにより、サブフレームの途中において上りリンクデータの先頭を検出することができる。なお、UE100は、サブフレーム先頭から上りリンクデータ送信を開始する場合、「Initial signal」を送信しなくてもよい。
第1実施形態において、UE100は、アンライセンスドバンドのうち、eNB200から割り当てられた周波数リソースの範囲内でのみ、「Initial signal」を送信する処理を行う。これにより、「Initial signal」に起因する干渉の発生を抑制することができる。
図11は、「Initial signal」の送信例1を示す図である。図11において、リソースブロック(RB)単位で周波数リソース割り当てが行われる一例を示している。しかしながら、リソースブロック(RB)単位に限らず、サブキャリア単位での割り当てであってもよい。また、各UEに1つのリソースブロックが割り当てられる一例を示しているが、各UEに複数のリソースブロックが割り当てられてもよい。図11に示すように、各UE100は、CCA結果に応じて、eNB200から割り当てられたリソースブロックを用いて上りリンクデータを送信する。各UE100は、「Initial signal」を当該上りリンクデータの先頭で送信する。
図12は、「Initial signal」の送信例2を示す図である。図12において、サブキャリア単位で周波数リソース割り当てが行われる一例を示している。具体的には、各UE100は、eNB200からサブキャリアが櫛の歯状に割り当てられる。例えば、あるUE100には奇数番のサブキャリアが割り当てられ、他のUE100には偶数番のサブキャリアが割り当てられる。但し、サブキャリア単位に限らず、リソースブロックが櫛の歯状に割り当てられてもよい。また、櫛の歯状のサブキャリアの周波数間隔が1サブキャリア間隔である一例を示しているが、1サブキャリア間隔に限らず、複数サブキャリア間隔であってもよい。図12に示すように、各UE100は、CCA結果に応じて、eNB200から割り当てられたサブキャリアを用いて上りリンクデータを送信する。各UE100は、「Initial signal」を当該上りリンクデータの先頭で送信する。
第1実施形態において、UE100は、1サブフレームよりも長い時間長にわたって上りリンクデータ送信を継続する場合、1サブフレームの時間長ごとに、上りリンクデータとは異なる所定の信号を送信する。当該所定の信号は、上述した「Initial signal」と同様に、同期信号及び/又は制御チャネル信号であってもよい。所定の信号が同期信号である場合、「Initial signal」に適用される信号系列とは異なる信号系列が所定の信号に適用されてもよい。所定の信号が制御チャネル信号である場合、当該所定の信号に続く上りリンクデータが最初の送信ではないことを示す情報が所定の信号に含まれてもよい。
図9のような状況を想定すると、各UE100は、CCA結果に応じた最初の送信期間の先頭で特定の信号をeNB200に送信する。しかしながら、eNB200は、特定の信号の検出に失敗し得る。eNB200は、特定の信号の検出に失敗した場合、最初の送信期間における上りリンクデータを受信できないだけでなく、後続する送信期間の上りリンクデータも受信することができない。各UE100が1サブフレームの時間長ごとに特定の信号を送信することにより、eNB200は、当該後続する送信期間の上りリンクデータを受信可能になる。
eNB200は、「Initial signal」の送信指示をPDCCHによりUE100に行ってもよい。具体的には、eNB200は、「Initial signal」の送信指示を示す情報を下りリンク制御情報(DCI)に含める。DCIは、アンライセンスドバンド内でUE100に送信される、又は、ライセンスドバンド内でUE100に送信(すなわち、クロスキャリアスケジューリング)される。eNB200は、「Initial signal」の送信指示と同様に、所定の信号の送信指示も行ってもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、第1実施形態と同様に、eNB200が各UE100の上りリンク送信開始タイミングを把握可能とする動作に関する実施形態である。
第2実施形態に係るUE100は、アンライセンスドバンドのCCA結果に応じて、1つのサブフレームに設定された複数の候補タイミングのうち1つを選択し、選択した候補タイミングで上りリンクデータの送信を開始する。複数の候補タイミングは、eNB200からUE100に設定される。或いは、複数の候補タイミングは、LTEシステムの仕様により予め規定される。このように、UE100が上りリンクデータの送信を開始可能な候補タイミングを限定することにより、eNB200は、各候補タイミングで上りリンクデータの受信を試みることができる。
第2実施形態において、サブフレームは、復調用参照信号(DMRS)が設けられる複数の区間を含み、複数の候補タイミングのそれぞれは、複数の区間のうちの最後の区間よりも前の位置に設定される。
図13は、第2実施形態に係る複数の候補タイミングを説明するための図である。図13に示すように、サブフレームに4つの候補タイミング(タイミング#1乃至#4)が設定されている。候補タイミング#1はサブフレームの先頭タイミングであり、候補タイミング#2は前半スロットの途中のタイミングであり、候補タイミング#3は後半スロットの先頭タイミングであり、候補タイミング#4は後半スロットの途中のタイミングである。また、サブフレームは、前半スロット及び後半スロットのそれぞれにDMRS区間を有する。候補タイミング#1乃至#4のそれぞれは、後半スロットのDMRS区間よりも前の位置に設定される。これにより、UE100は、候補タイミング#1乃至#4の何れで上りリンクデータの送信を開始しても、少なくとも1回DMRSを送信することができる。よって、eNB200が上りリンクデータを適切に復調することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。第3実施形態は、図9に示したような上りリンク送信動作の第1の例を想定する。すなわち、各UE100は、CCA結果に応じてサブフレーム境界を跨いでデータ送信を行う。
第3実施形態に係るeNB200は、UE100がCCA結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、アンライセンスドバンド内の同一の周波数リソースを同一のUE100に連続的に一定期間割り当てる。当該一定期間は、例えばサブフレームの時間長の整数倍である。これにより、当該一定期間の間は、eNB200は、当該周波数におけるスケジューリングが不要となり、且つ、各UE100の送信が衝突することを回避することができる。eNB200は、当該一定期間の最初のサブフレーム及び最後のサブフレームにのみ割り当て情報(DCI)をUE100に送信してもよい。すなわち、eNB200は、当該一定期間の最初のサブフレームにおいて周波数リソースをDCIによりUE100に通知した後、当該一定期間の最後のサブフレームにおいて当該一定期間の終了をDCIによりUE100に通知する。なお、このような割り当て方法は、LBE方式のLBTが適用される場合に限定してもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態について、第1実施形態乃至第3実施形態との相違点を主として説明する。第4実施形態は、第3実施形態と同様に、図9に示したような上りリンク送信動作の第1の例を想定する。すなわち、各UE100は、CCA結果に応じてサブフレーム境界を跨いでデータ送信を行う。
第4実施形態に係るeNB200は、UE100がアンライセンスドバンドのCCA結果に応じてサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合、連続する複数のサブフレームをUE100に割り当てる。これにより、UE100がサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合でも、各UE100の送信が衝突することを回避することができる。
図14は、第4実施形態に係る動作の一例を示す図である。図14に示すように、eNB200は、UE100がCCA(特に、ECCA)に必要とする時間を加味して、連続する複数のサブフレームを時間リソースの割り当て単位としてUE100に割り当てる。eNB200は、連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに対応する割り当て情報(DCI)をUE100に送信する際に、当該連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに後続するサブフレームの情報を割り当て情報に含めてもよい。「後続するサブフレームの情報」とは、後続するサブフレームの数を示す情報、後続するサブフレーム用のMCS、TBS、新データ指示子(NDI)、HARQプロセスID、RB数、送信モードのうち、少なくとも1つである。UE100は、割り当て情報により示されるリソース割り当て(周波数リソース、MCS等)が当該後続するサブフレームにも適用されることを認識する。また、UE100は、連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームの前でのみCCA処理が必要となる。このため、eNB200は、最初のサブフレームの割り当てであるか否かを示す情報を割り当て情報(DCI)に含めてもよい。また、eNB200は、最後のサブフレームの割り当てであるかことを示す情報をDCIに含めてもよい。各UE100は、連続する複数のサブフレームからなる割り当て期間内でCCA及び上りリンクデータ送信を行う。
この場合、CCA向けの割り当てサブフレーム、すなわち、上りリンク送信に使用されない可能性のあるサブフレームが発生するため、リソース利用効率が低下し得る。このため、eNB200は、例えば、互いに離れている複数のUE100に同一の周波数リソースを割り当てつつ、当該複数のUE100に同一の時間リソース(連続する複数のサブフレーム)を割り当ててもよい。
第4実施形態において、各UE100は、例えばeNB200からの設定により、ECCAの期間を最大1サブフレームまでに制限されてもよい。各UE100は、ECCAが1サブフレームの時間長を超える場合は、次の送信機会(次の連続サブフレーム)まで待つ。すなわち、UE100は、1サブフレーム以上待っても送信することができなければ、eNB200から割り当てられた連続サブフレームでのデータ送信を行わない。この場合、UE100は、当該1サブフレームの経過後に、当該連続サブフレームでのデータ送信を行わない旨をeNB200に通知してもよい。当該通知は、ライセンスドバンド上で行われてもよい。eNB200は、UE100により使用されないサブフレームを他のUE100に割り当ててもよい。
[第5実施形態]
第5実施形態について、第1実施形態乃至第4実施形態との相違点を主として説明する。
上述したように、CCA(特に、ECCA)に起因して、eNB200は、同一の周波数リソースを次のサブフレームで別のUE100に割り当てることが難しい。
第5実施形態に係るeNB200は、アンライセンスドバンドに含まれる周波数リソースを第1のUE100に割り当てた後、当該周波数リソースを第2のUE100に割り当てる場合、第1のUE100への割り当て期間が終了してから一定の時間間隔をおいて第2のUE100に当該周波数リソースを割り当てる。これにより、特にUE100がサブフレーム境界を跨いで上りリンクデータ送信を行う場合でも、各UE100の送信が衝突することを回避することができる。一定の時間間隔は、1サブフレーム以上の時間間隔であってもよい。
図15は、第5実施形態に係る動作の一例を示す図である。ここでは、リソースブロック単位での周波数リソース割り当てを想定している。図15に示すように、eNB200は、アンライセンスドバンドに含まれるリソースブロックを第1のUE100に割り当てた後、当該リソースブロックを第2のUE100に割り当てる場合、第1のUE100への割り当て期間が終了してから一定の時間間隔(ギャップ期間)をおいて第2のUE100に当該リソースブロックを割り当てる。
図15においては、各リソースブロック(各周波数リソース)についてギャップ期間の時間長を等しくする一例を示している。しかしながら、ギャップ期間の時間長をリソースブロック(周波数リソース)ごとに異ならせてもよい。
また、各リソースブロック(各周波数リソース)について、ギャップ期間の開始位置を揃えてもよい。但し、各リソースブロック(各周波数リソース)について、ギャップ期間の終了位置(すなわち、各UE100の送信開始タイミング)は、LBTを行うことによるズレがあってもよい。
[第6実施形態]
第6実施形態について、第1実施形態乃至第5実施形態との相違点を主として説明する。
第6実施形態は、図9に示したような上りリンク送信動作の第1の例を主として想定する。すなわち、各UE100は、CCA(LBT)結果に応じてサブフレーム境界を跨いでデータ送信を行う。第6実施形態においては、UE100間のシグナリングにより、各UE100の上りリンクデータ送信の開始タイミングを一致させる。これにより、上述した問題点を解決することができる。
第6実施形態に係るUE100(A)は、アンライセンスドバンドを用いてeNB200に対する上りリンクデータ送信を行う。UE100(A)は、アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した場合、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を他のUE100(B)に送信する。UE100(A)は、他のUE100(B)だけではなく、当該通知をeNB200に送信してもよい。
第6実施形態において、UE100(A)は、上りリンクデータ送信の開始タイミングを示す情報を当該通知に含める。
第6実施形態に係るUE100(B)は、アンライセンスドバンドの監視結果に基づいて上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した他のUE100(A)から、上りリンクデータ送信の開始に関する通知を受信する。UE100(B)は、当該通知に基づいて、UE100(B)における上りリンクデータ送信の開始タイミングを他のUE100(A)と一致させる。
図16は、第6実施形態に係る動作の一例を示すシーケンス図である。
図16に示すように、ステップS101において、eNB200は、UE100(A)の上りリンクのスケジューリングを行い、スケジューリング情報をUE100(A)に送信する。また、ステップS102において、eNB200は、UE100(B)の上りリンクのスケジューリングを行い、スケジューリング情報をUE100(B)に送信する。
スケジューリング情報は、eNB200のSCell(すなわち、アンライセンスドバンドのセル)により送信される。或いは、スケジューリング情報は、クロスキャリアスケジューリングにより、eNB200のPCell(すなわち、ライセンスドバンドのセル)により送信されてもよい。
eNB200は、UE100(A)がLBTにより上りリンクデータ送信を開始可能であると判断してから上りリンクデータ送信を開始するまでの待ち時間を示す情報(例えば、タイマ値)をUE100(A)に送信してもよい。待ち時間は、後述するステップS105とステップS109との間の時間を指定するものである。待ち時間を示す情報は、DCIによりスケジューリング情報と共に送信されてもよいし、RRCシグナリングにより送信されてもよい。
eNB200は、UE100(A)及びUE100(B)を同一のグループに属するUE100として管理してもよい。この場合、eNB200は、無線環境が似通ったUE100(例えば、地理的に近いUE100)をグループ化することが好ましい。eNB200は、同一のグループに属する各UE100に同一の識別情報(グループID)を割り当てる。
ステップS103において、UE100(A)は、図5に示したようなLBT手順を開始する。また、ステップS104において、UE100(B)は、図5に示したようなLBT手順を開始する。
ステップS105において、UE100(A)は、LBTのカウンタの値が所定値(具体的には、ゼロ)になったことに応じて、上りリンクデータ送信を開始可能であると判断する。但し、UE100(A)は、LBTのカウンタの値がゼロでない場合であっても、ゼロになることが見込まれる状況(例えば、カウンタ値が1)であれば、上りリンクデータ送信を開始可能であると判断してもよい。なお、UE100(B)は、この時点では未だ上りリンクデータ送信を開始可能であると判断していない。
ステップS106において、UE100(A)は、上りリンクデータ送信の開始に関する通知をブロードキャストにより送信する。UE100(A)は、上りリンクデータ送信の開始タイミングを示す情報を当該通知に含める。上りリンクデータ送信の開始タイミングは、eNB200により指定された待ち時間に応じて定められてもよい。上りリンクデータ送信の開始タイミングは、サブフレーム番号等の絶対値により表現されてもよいし、何サブフレーム後といったような相対値により表現されてもよい。以下において、このような通知を「Transmission Time Info.」と称する。
「Transmission Time Info.」の送信タイミングは、サブフレーム境界でなくてもよい。サブフレーム境界に送信タイミングを限定すると、サブフレーム境界まで待機することよって、他の信号(Wi−Fiや他オペレータ)に割り込まれる可能性がある。このため、UE100(A)は、上りリンクデータ送信を開始可能であると判断した場合に、サブフレーム境界を待たずに、サブフレームの途中で「Transmission Time Info.」を送信してもよい。
「Transmission Time Info.」は、UE100(A)が属するグループのグループIDを含んでもよい。
「Transmission Time Info.」は、LBTを必要としない信号(Short control information)により送信される。或いは、「Transmission Time Info.」は、D2D(Device to Device)のサイドリンクを用いて送信されてもよい。
UE100(B)は、「Transmission Time Info.」を受信する。さらに、eNB200が「Transmission Time Info.」を受信してもよい(ステップS107)。「Transmission Time Info.」を受信したeNB200は、「Transmission Time Info.」に基づいて、UE100(A)における上りリンクデータ送信の開始タイミングを判断する。
「Transmission Time Info.」を受信したUE100(B)は、「Transmission Time Info.」により示される上りリンクデータ送信の開始タイミングまでにLBTを完了させる。
ステップS108において、UE100(A)は、上りリンクリソースを予約するための信号(Reservation signal)を送信してもよい。具体的には、LBTに成功した周波数帯域に他の装置が割り込まないように、ステップS109までの間は「Reservation signal(Reservation channel)」を継続的に送信する。「Reservation signal」には、同一タイミング送信予定のUE100(B)が当該「Reservation signal」を取り除くことができるようにするための情報(識別子)を含んでもよい。
ステップS109において、UE100(A)は、上りリンクデータ送信の開始タイミングにおいて、eNB200に対する上りリンクデータ送信を開始する。ここでは、上りリンクデータ送信の開始タイミングをサブフレーム境界とすることを想定している。この場合、UE100(A)は、UE100(B)のLBTを成功させるために、上りリンクデータ送信の開始タイミングに相当するサブフレーム境界直前ではデータを送信せず、サブフレーム境界のみで送信を行う。
また、ステップS110において、UE100(B)は、UE100(A)から通知された上りリンクデータ送信の開始タイミングにおいて、eNB200に対する上りリンクデータ送信を開始する。
このように、本シーケンスによれば、最も早くLBTに成功したUE100(A)を起点として、UE100(A)及びUE100(B)における上りリンクデータ送信の開始タイミングを揃えることができる。
[第6実施形態の変更例1]
eNB200は、グループごとに上りリンクデータ送信回数を管理し、上りリンクデータ送信回数に応じてグループごとにLBTのカウンタ値(初期値)を調整してもよい。LBTのカウンタ値(初期値)は、図5のステップS3で設定される「N」に相当する。具体的には、eNB200は、送信回数が少ないグループに属するUE100に対して、LBTのカウンタ値(初期値)を下げるよう設定することにより、送信回数が少ないグループに属するUE100の送信機会を増やす。
[第6実施形態の変更例2]
LBTにより上りリンクデータ送信を開始可能であると判断してから上りリンクデータ送信を開始するまでの待ち時間は、システム仕様により事前設定されていてもよい。この場合、「Transmission Time Info.」は、上りリンクデータ送信の開始タイミングを示す情報を含まないシンプルな通知であってもよい。
具体的には、UE100(A)は、「Transmission Time Info.」を送信してから、事前設定された待ち時間が経過したタイミングを上りリンクデータ送信の開始タイミングとして決定し、当該タイミングにおいて上りリンクデータ送信を開始する。UE100(B)は、「Transmission Time Info.」を受信してから、事前設定された待ち時間が経過したタイミングを上りリンクデータ送信の開始タイミングとして決定し、当該タイミングにおいて上りリンクデータ送信を開始する。
なお、事前設定された待ち時間は、他装置から割り込まれない程度の短い時間であってもよい。例えば、事前設定された待ち時間は、無線LANにおいて用いられるSIFS(Short Inter Frame Space)に相当する時間であってもよい。
[その他の実施形態]
上述した実施形態において、セル#1(ライセンスドバンド)及びセル#2(アンライセンスドバンド)を同一のeNB200が管理している一例を説明した。しかしながら、セル#1(ライセンスドバンド)及びセル#2(アンライセンスドバンド)を異なるeNB200が管理する場合にも本発明を適用可能である。
上述した実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記]
(1.はじめに)
前回の会合では、UL LAAが議論された。この付記では、UL LAAの機能をさらに詳細に検討する。
(2.ULのためのLBTの検討)
上りリンクの場合には、FBEは、UEがUL送信前にLBTを実行する必要がある場合にLBEよりも適している。Rel−12の上りリンクアクセス手順を再利用する原則を遵守するために、すなわち、基地局は、上りリンクリソースを割り当てることにより、UL送信を制御する。その場合には、UEは、付与された上りリンクリソース上で送信する前に、割り当てられていないリソースの予約信号を送信する場合、許容できない。
LBEが上りリンク送信に適用される場合、UEが開始時間を基地局に通知するための指示を送信しない限り、eNBは予めUL送信の開始時間を認識していない。
さらに、RAN1は、DLとULとで異なるスキーム、すなわち、LBEがDLのために適用され、FBEがULに適用されることが有益であるかどうかの問題を解決する必要がある。私たちの提案はRAN1がこの問題をさらに検討すべきである。
提案1:FBE LBTは、上りリンクLAAのベースラインにすべきである。
提言2:DLとULとに異なるスキームを有することが有益であるかどうか(すなわち、LBEがDLのために適用され、FBEがULに適用される)を研究すべきである。
(3.UL LBTの問題)
このセクションでは、UL LBTに関連する問題を検討する。eNBは、複数のUE(UE1及びUE2)のための連続的なサブフレームを割り当てる場合に、図1に示すように、UEの一つがLBT障害を経験し得る。図17は、2つのUE間の連続送信の例を示す図である。
したがって、eNBは、第2のUE2との連続送信を調整するために最後のシンボルを省略することを示すインディケーションをUE1に送信可能であるべきである。最後のシンボルを省略する必要性が動的に変化するので、このインディケーションは、上りリンクグラントに含まれるべきである。
提案3:eNBは、最後のシンボルの送信を省略するインターネットをUEに送信することができるべきである。
(4.UL送信開始時間の検討)
FBEがUL LAAに適用される場合、UEは、DL LAAの議論の間に説明したように、イニシャル信号を送信する必要がない。
LBEがUL LAAに適用される場合、UEはその送信開始時間をサービングeNBに通知することが必要である。LBEに基づくULの場合には、一つのサブフレーム内で多重化されるので、複雑性を有しており、複数のUEは、各UEが自身のそれぞれのイニシャル信号を送信する必要がある。これらの複雑性により、RAN1は、より慎重にこれらの問題を検討する必要がある。
(5.DLとULの切り替え)
このセクションでは、DL+UL LAAのためのDLとULとの切り替えに焦点を当てる。DLからULへの切り替えの場合には、特別なサブフレームを指定する必要がある(図18の上部を参照)。これらの特別なサブフレームの数は少なくすべきである。
さらに、eNBは、DLとULとの切り替えをスケジュールする柔軟性を持っている必要がある。この柔軟なDLからULへの切り替えは、eNBが送信用のデータがない場合に直ちに切り換えることができるので、既存のRel−12のTDDフレーム構成よりも優れたアプローチである。現在のTDDフレーム構成では、eNBが送信するデータを有するか否かに関係なく、eNBは切り替え時まで待たなければならない。
図18は、一例として、DLからULへの切り替え、及びULからDLへの切り替えのためのアプローチを示す。この図に示すように、DLからULへの切り替えの場合には、RAN1は、UL送信の終了ポイントにDL LBTためのガード期間を考慮すべきであると考える。
提案4:NBは、DLからULへの切り替え機会及びULからDLへの切り替え機会をスケジュールする柔軟性を持っている必要がある。eNBは、機会を切り替えDLにULスイッチング機会とULにDLをスケジュールする柔軟性を持っている必要がある。
提案5:RAN1は、UL送信の終了ポイントにDL LBTためのガード期間を考慮すべきである。
[相互参照]
米国仮出願第62/162243(2015年5月15日出願)及び米国仮出願第62/165315(2015年5月22日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (5)

  1. アンライセンスドバンドを用いて上りリンクデータを送信するユーザ端末との通信を行う基地局であって、
    前記ユーザ端末が前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて上りリンクデータ送信を行う場合、前記アンライセンスドバンドにおける上りリンク送信用の時間リソースとして、連続する複数のサブフレームを前記ユーザ端末に割り当てる制御部と、
    前記連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに対応する割り当て情報を前記ユーザ端末に送信する送信部と、を備え、
    前記送信部は、前記最初のサブフレームを示す情報と、前記連続する複数のサブフレームのうち前記最初のサブフレームに後続するサブフレームに関する情報前記最初のサブフレームに対応する前記割り当て情報に含め、
    前記最初のサブフレームに後続するサブフレームに関する情報は、前記連続する複数のサブフレームの数を含む
    基地局。
  2. アンライセンスドバンドにおける上りリンク送信用の時間リソースとして、連続する複数のサブフレームを示す割り当て情報を基地局から受信する受信部と、
    前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて、前記連続する複数のサブフレームの少なくとも1つを用いて前記アンライセンスドバンドにおける上りリンクデータ送信を行う送信部と、を備え、
    前記連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに対応する割り当て情報は、前記最初のサブフレームを示す情報と、前記連続する複数のサブフレームのうち前記最初のサブフレームに後続するサブフレームの情報を含み、
    前記最初のサブフレームに後続するサブフレームに関する情報は、前記連続する複数のサブフレームの数を含む
    ユーザ端末。
  3. 前記連続する複数のサブフレームからなる割り当て期間内において、前記割り当て期間よりも短い所定時間にわたって前記アンライセンスドバンドの監視を行う制御部を備え、
    前記制御部は、前記所定時間内において前記アンライセンスドバンドにおける上りリンクデータ送信が可能にならない場合には、前記割り当て期間内において上りリンクデータ送信を行わないよう制御する、請求項2に記載のユーザ端末。
  4. アンライセンスドバンドにおける上りリンク送信用の時間リソースとして、連続する複数のサブフレームを示す割り当て情報を基地局からユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末が前記割り当て情報を受信するステップと、
    前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて、前記連続する複数のサブフレームの少なくとも1つを用いて前記アンライセンスドバンドにおける上りリンクデータ送信を行うステップと、を備え、
    前記連続する複数のサブフレームのうち最初のサブフレームに対応する割り当て情報は、前記最初のサブフレームを示す情報と、前記連続する複数のサブフレームのうち前記最初のサブフレームに後続するサブフレームの情報を含み、
    前記最初のサブフレームに後続するサブフレームに関する情報は、前記連続する複数のサブフレームの数を含む
    無線通信方法。
  5. 前記ユーザ端末が、前記連続する複数のサブフレームからなる割り当て期間内において、前記割り当て期間よりも短い所定時間にわたって前記アンライセンスドバンドの監視を行うステップをさらに備え、
    前記ユーザ端末は、前記所定時間内において前記アンライセンスドバンドにおける上りリンクデータ送信が可能にならない場合には、前記割り当て期間内において上りリンクデータ送信を行わないよう制御する、請求項4に記載の無線通信方法。
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