JP6317037B2 - 基地局、ユーザ端末、プロセッサ及び通信方法 - Google Patents

基地局、ユーザ端末、プロセッサ及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)においては、急増するトラフィック需要に応えるべく、LTE(Long Term Evolution)を高度化する試みが進められている。そのような試みの一つとして、オペレータに免許が付与された周波数帯(ライセンスドバンド)だけではなく、免許が不要な周波数帯(アンライセンスドバンド)もLTE通信に用いる使用することが検討されている。
アンライセンスドバンドにおいては、LTEシステムとは異なる他システム(無線LAN等)又は他オペレータのLTEシステムとの干渉を回避するために、listen−before−talk(LBT)手順が要求される。LBT手順は、アンライセンスドバンド内の周波数を監視することにより、当該周波数が空いているか否かを受信電力(干渉電力)に基づいて確認し、空き(clear channel)であることが確認された場合に限り当該周波数を使用する手順である。
第1の特徴に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対するデータ送信を行う。前記基地局は、サブフレームの境界から前記データ送信を開始するだけではなく、前記サブフレームの途中から前記データ送信を開始する制御部を備える。前記サブフレームの途中とは、前記サブフレームに含まれる2つのスロットの境界である。前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ送信を開始するために、前記サブフレームの途中で下りリンク制御情報を送信する。前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHである。
第1の特徴において、前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ送信を開始するシンボル区間を示す候補タイミング情報をRRCシグナリングにより前記ユーザ端末に通知してもよい。
第1の特徴において、前記制御部は、前記サブフレームについて適用するトランスポートブロックサイズを固定しつつ、前記データ送信の開始タイミングに応じて、前記データ送信に適用する変調方式を変更してもよい。
第2の特徴に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局からデータ受信を行う。前記ユーザ端末は、サブフレームの境界から前記データ受信を開始するだけではなく、前記サブフレームの途中から前記データ受信を開始する制御部を備える。前記サブフレームの途中とは、前記サブフレームに含まれる2つのスロットの境界である。前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ受信を開始するために、前記サブフレームの途中で下りリンク制御情報を監視する。前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHである。
第2の特徴において、前記制御部は、前記サブフレームの境界から前記データ受信を開始する際に用いる変調方式を決定するための第1の規則とは別に、前記サブフレームの途中から前記データ受信を開始する際に用いる変調方式を決定するための第2の規則を記憶してもよい。前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ受信を開始することに応じて、前記第2の規則に基づいて、前記データ受信に適用する変調方式を決定してもよい。
LTEシステムの構成を示す図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。 LAAを説明するための図である。 LBE方式のLBTの一例を示すフロー図である。 UEのブロック図である。 eNBのブロック図である。 第1実施形態に係る下りリンクのデータ送信タイミングの一例を示す図である。 第1実施形態に係る動作パターン2を説明するための図である。 第1実施形態に係る動作パターン5を説明するための図である。 第2実施形態に係る動作を説明するための図である。 第4実施形態に係る動作を説明するための図である。 第4実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。 実施形態の付記に係る図である。 実施形態の付記に係る図である。
[実施形態の概要]
第1実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対するデータ送信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中から前記データ送信を開始する場合、前記サブフレームにおける前記データ送信の開始タイミングに応じて、前記データ送信に適用する送信パラメータを決定する制御部を備える。前記送信パラメータは、トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式、変調方式、及びリソースブロック数のうち、少なくとも1つを含む。
第1実施形態において、前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ送信を開始する場合、前記サブフレームの最初から前記データ送信を行う場合に適用する第1の送信パラメータとは異なる第2の送信パラメータを前記データ送信に適用する。
第1実施形態において、前記サブフレームには、前記データ送信を開始することが可能な複数の候補タイミングが設定される。前記制御部は、前記複数の候補タイミングのそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを生成する。
第1実施形態において、前記制御部は、前記複数の候補タイミングのそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを予め生成し、生成した送信データを予め保持する。
第1実施形態において、前記制御部は、前記複数の候補タイミングのうち1つの候補タイミングについて前記データ送信が不可であると判定した場合、該判定の後に、前記1つの候補タイミングの次の候補タイミングに対応する送信データを生成する。
第1実施形態及び第3実施形態において、前記制御部は、ライセンスドバンドを用いて、前記複数の候補タイミングのそれぞれの送信パラメータを前記ユーザ端末に通知する。
第1実施形態において、前記制御部は、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記データ送信の開始タイミングに応じて、前記データ送信に適用するトランスポートブロックサイズを変更する。
第1実施形態において、前記制御部は、前記サブフレームについて適用するトランスポートブロックサイズを固定しつつ、前記データ送信の開始タイミングに応じて、前記データ送信に適用する変調方式を変更する。
第1実施形態及び第3実施形態において、前記制御部は、前記サブフレームの途中から前記データ送信を開始する場合、前記ユーザ端末に送信するデータとは異なる特定の信号を前記データの先頭で送信する処理を行う。前記特定の信号は、同期信号及び下りリンク制御情報のうち少なくとも1つを含む。
第2実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いて、複数サブフレームにわたるバースト送信期間内でユーザ端末に対するデータ送信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中から前記データ送信を開始する場合、前記サブフレームにおいて送信しきれないデータを、前記バースト送信期間の最終サブフレームにおいて送信する制御部を備える。
第2実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて、複数サブフレームにわたるバースト送信期間内で基地局からのデータ受信を行う。前記ユーザ端末は、前記基地局における前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中から前記データ受信を開始する場合、前記サブフレームにおいて受信しきれないデータを、前記バースト送信期間の最終サブフレームにおいて受信する制御部を備える。
第3実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局からのデータ受信を行う。前記ユーザ端末は、サブフレームの途中から前記データ受信を開始する場合、データとは異なる特定の信号を前記データの先頭で受信する受信部を備える。前記特定の信号は、同期信号及び下りリンク制御情報のうち少なくとも1つを含む。
第3実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局からのデータ受信を行う。前記ユーザ端末は、下りリンク制御情報を前記基地局から受信する受信部と、サブフレームの途中から前記データ受信を開始する場合、前記サブフレームにおける前記データ受信の開始タイミングに応じて前記下りリンク制御情報を修正し、修正した下りリンク制御情報を前記データ受信に使用する制御部と、を備える。
第4実施形態に係る基地局は、アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対するデータ送信を行う。前記基地局は、前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて前記データ送信を開始可能であるか否かを判断する制御部を備える。前記制御部は、前記データ送信を開始可能と判断したタイミングがシンボル区間の途中である場合、次のシンボル区間の先頭を待たずに、前記シンボル区間の途中の前記タイミングから前記データ送信を開始する。
第4実施形態に係るユーザ端末は、アンライセンスドバンドを用いて基地局からのデータ受信を行う。前記ユーザ端末は、前記基地局がデータ送信を開始する可能性のあるシンボル区間を示す候補タイミング情報を前記基地局から受信する受信部と、前記候補タイミング情報により示される前記シンボル区間において前記データ受信を開始する処理を行う制御部と、を備える。
[移動通信システム]
以下において、実施形態に係る移動通信システムであるLTEシステムについて説明する。
(システム構成)
図1は、LTEシステムの構成を示す図である。図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に下りリンク制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。PDCCHの詳細については後述する。また、各サブフレームの残りの部分は、主に下りリンクデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主に上りリンクデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(アンライセンスドバンド)
実施形態に係るLTEシステムは、オペレータに免許が付与されたライセンスドバンドだけではなく、免許が不要なアンライセンスドバンドもLTE通信に使用する。具体的には、ライセンスドバンドの補助によりアンライセンスドバンドにアクセス可能とする。このような仕組みは、licensed−assisted access(LAA)と称される。
図4は、LAAを説明するための図である。図4に示すように、eNB200は、ライセンスドバンドで運用されるセル#1と、アンライセンスドバンドで運用されるセル#2と、を管理している。図4において、セル#1がマクロセルであり、セル#2が小セルである一例を図示しているが、セルサイズはこれに限定されない。
UE100は、セル#1及びセル#2の重複エリアに位置する。UE100は、セル#1をプライマリセル(PCell)として設定しつつ、セル#2をセカンダリセル(SCell)として設定し、キャリアアグリゲーション(CA)による通信を行う。
図4の例では、UE100は、上りリンク通信及び下りリンク通信をセル#1と行い、上りリンク通信及び下りリンク通信をセル#2と行う。このようなキャリアアグリゲーションにより、UE100には、ライセンスドバンドの無線リソースに加えて、アンライセンスドバンドの無線リソースが提供されるため、スループットを向上させることができる。アンライセンスドバンドにおけるリソース割り当て情報等の下りリンク制御情報(DCI)については、eNB200は、ライセンスドバンドを介してUE100に通知する、又はアンライセンスドバンドを介してUE100に通知する。
実施形態においては、セル#2(アンライセンスドバンド)における下りリンク通信について主として説明する。
(LBT)
アンライセンスドバンドにおいて、LTEシステムとは異なる他システム(無線LAN等)又は他オペレータのLTEシステムとの干渉を回避するために、LBT手順が要求される。LBTには、FBE(Frame Based Equipment)方式及びLBE(Load Based Equipment)方式の2つの方式がある。FBE方式は、タイミングが固定された方式である。これに対し、LBE方式は、タイミングが固定されていない。
以下の実施形態においては、アンライセンスドバンドにおける下りリンク通信にLBE方式が適用される場合を想定する。図5は、LBE方式のLBTの一例を示すフロー図である。eNB200は、アンライセンスドバンド内の対象周波数(対象キャリア)について本フローを実行する。
図5に示すように、eNB200は、対象周波数を監視し、受信電力(干渉電力)に基づいて対象周波数が空きであるか否かを判定する(ステップS1)。このような判定は、CCA(Clear Channel Assessment)と称される。具体的には、eNB200は、検知した電力が閾値よりも大きい状態が一定期間(例えば20μs以上)持続する場合、対象周波数が使用中(Busy)であると判定する。そうでない場合、eNB200は、対象周波数が空き(Idle)であると判定し、対象周波数を用いてUE100に下りリンクデータを送信する(ステップS2)。
eNB200は、このような初期CCAの結果、対象周波数が使用中(Busy)であると判定した場合、ECCA(Extended Clear Channel Assessment)処理に移行する。ECCA処理において、eNB200は、初期値がNであるカウンタ(N)を設定する(ステップS3)。Nは、4から32までの間の乱数である。UE100は、CCAが成功するごとにNをデクリメント(すなわち、1を減算)する(ステップS5、S6)。eNB200は、Nが0に達すると(ステップS4:No)、対象周波数が空き(Idle)であると判定し、対象周波数を用いてUE100に下りリンクデータを送信する(ステップS2)。
(ユーザ端末)
以下において、実施形態に係るUE100(ユーザ端末)の構成について説明する。図6は、UE100のブロック図である。図6に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。受信部110は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第1の受信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第2の受信機と、を含んでもよい。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。送信部120は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第1の送信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第2の送信機と、を含んでもよい。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
(基地局)
以下において、eNB200(基地局)の構成について説明する。図7は、eNB200のブロック図である。図7に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。送信部210は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第1の送信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を送信する第2の送信機と、を含んでもよい。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。受信部220は、ライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第1の受信機と、アンライセンスドバンドにおいて無線信号を受信する第2の受信機と、を含んでもよい。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に使用される。
[第1実施形態]
以下において、第1実施形態について説明する。
(下りリンクのデータ送信タイミング)
アンライセンスドバンドにおける下りリンク通信にLBE方式のLBTが適用される場合、eNB200は、サブフレームの最初(境界)からデータ送信を行う場合に限らず、サブフレームの途中からデータ送信を開始し得る。
図8は、第1実施形態に係る下りリンクのデータ送信タイミングの一例を示す図である。図8に示すように、サブフレームには、eNB200がデータ送信(PDSCH送信)を開始することが可能な複数の候補タイミングが設定されている。候補タイミングのシンボル位置は、システム仕様により予め規定されていてもよい。図8において、候補タイミング#1乃至#4の4つが設定される一例を示している。但し、1つのサブフレームに設定される候補タイミングの数は4つに限定されない。候補タイミングの数は、2以上であって、且つサブフレーム内シンボル数以下の任意の数としてもよい。
上述したように、eNB200のデータ送信タイミングはLBT(CCA)の結果に応じて定められる。eNB200は、候補タイミングの前にCCAを行い、LBEのカウンタが0となった時にだけデータを送信可能であるため、候補タイミングの直前までデータ送信できるか否かを知ることができない。
また、候補タイミング#1乃至#4のうちどの候補タイミングからデータ送信を開始するかに応じて、1リソースブロック(RB)内で送信可能なデータ容量(具体的にはリソースエレメント数)が異なる。
通常、eNB200は、サブフレーム単位でUE100にリソース割り当てを行う。このため、サブフレーム単位でUE100にリソース割り当てを行った場合のデータ容量を仮定して送信パラメータを決定し、当該送信パラメータを適用して送信データを生成する。送信パラメータとは、トランスポートブロックサイズ(TBS)或いは変調・符号化方式(MCS)等である。
よって、eNB200は、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合、最初に準備していた送信データを当該サブフレームにおいて送信しきれない懸念がある。送信データ中の冗長されたビットを削ることにより送信データ量を小さくすることも考えられるが、符号化率が1を超えると、再送なしではUE100がデータの復号が不可能になる。
(第1実施形態に係るeNB200の動作)
第1実施形態に係るeNB200は、アンライセンスドバンドを用いてUE100に対するデータ送信を行う。eNB200は、アンライセンスドバンドの監視結果(CCA結果)に応じてサブフレームの途中からデータ送信を開始する場合、当該サブフレームにおけるデータ送信の開始タイミングに応じて、当該サブフレームにおけるデータ送信に適用する送信パラメータを決定する。送信パラメータは、TBS、MCS、変調方式、及びRB数のうち、少なくとも1つを含む。
第1実施形態において、eNB200は、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合、当該サブフレームの最初からデータ送信を行う場合に適用する第1の送信パラメータとは異なる第2の送信パラメータをデータ送信に適用する。具体的には、eNB200は、サブフレームに設定された複数の候補タイミング(例えば図8のタイミング#1乃至#4)のそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを生成する。なお、以下の第1実施形態に係る動作は、LBEのカウンタの値がある程度減っている場合にのみ行うとしてもよい。
(1)動作パターン1
第1実施形態に係る動作パターン1において、eNB200は、複数の候補タイミングのそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを予め生成し、生成した送信データを予め保持する。
通常、送信可能なデータ容量は、送信に用いるMCS及び無線リソースの量に応じて定まる。eNB200は、複数の候補タイミングのそれぞれについて、使用可能なリソースエレメント数に基づいてデータ容量を見積もり、当該データ容量に見合ったMCSを予め設定する。図8に示す例において、eNB200は、例えば、候補タイミング#1:MCS28、候補タイミング#2:MCS28、候補タイミング#3:MCS20、候補タイミング#4:MCS17と事前設定する。また、事前設定したMCSに基づいて候補タイミング毎のTBSを事前設定する。
そして、eNB200は、複数の候補タイミングのそれぞれについて、事前設定されたMCS及びTBSを適用して送信データを予め生成し、生成した送信データを予め送信バッファ内に保持する。図8に示す例において、eNB200は、4パターンの送信データを予め送信バッファ内に保持することになる。
これにより、eNB200は、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合であっても、UE100に適切にデータ送信を行うことができる。
(2)動作パターン2
動作パターン2は、各候補タイミングの送信データを予め保持する動作パターン1とは異なり、必要に応じて各候補タイミングの送信データを生成する動作パターンである。
動作パターン2において、eNB200は、複数の候補タイミングのうち1つの候補タイミングについてデータ送信が不可であると判定した場合、当該判定の後に、当該1つの候補タイミングの次の候補タイミングに対応する送信データを生成する。
図9は、第1実施形態に係る動作パターン2を説明するための図である。図9において、サブフレームの前半スロット(slot 0)の先頭が候補タイミング#1として設定され、後半スロット(slot 1)の先頭が候補タイミング#2として設定されていると仮定している。
図9に示すように、eNB200は、前半スロット(slot 0)の前におけるLBT(CCA)に失敗し、候補タイミング#1でのデータ送信開始が不可であると判定する。LBT(CCA)を行うまでは、eNB200は、候補タイミング#2についての送信データを生成しない。
候補タイミング#1でのデータ送信開始が不可であると判定した後、eNB200は、候補タイミング#2についての送信データを生成する。当該送信データに適用する送信パラメータ(MCS、TBS)については、動作パターン1と同様の方法で事前設定されていてもよい。
eNB200は、後半スロット(slot 1)の前におけるLBT(CCA)に成功し、候補タイミング#1でのデータ送信開始が可能であると判定した場合、候補タイミング#2からデータ送信を開始する。
このように、動作パターン2によれば、動作パターン1に比べて、eNB200のバッファ負荷を削減することができる。また、前段の候補タイミングでLBTが成功した場合には後段の候補タイミングに相当するデータを生成しなくても済むため、演算負荷を削減することができる。
(3)動作パターン3
動作パターン3において、eNB200は、サブフレームについて適用するMCSを固定しつつ、サブフレームにおけるデータ送信の開始タイミングに応じて、当該データ送信に適用するTBSを変更する。動作パターン3は、動作パターン1又は2と組み合わせて実施してもよい。
eNB200は、例えば、TBSとMCSとRB数と候補タイミングとを対応付けたテーブル(TBSテーブル)を保持していてもよい。当該TBSテーブルは、仕様により規定され、UE100も同じテーブルを保持する。
具体的には、RB数及び候補タイミングにより使用可能な無線リソース量が定まり、当該無線リソース量及びMCSから送信可能なデータ量(すなわち、TBS)が定まる。eNB200は、各候補タイミングについて、データ送信に適用するRB数及びMCSに対応するTBSをTBSテーブルから取得し、取得したTBSをデータ送信に適用する。
ここで、TBS計算には、次の計算式を使用できる。
補正後のTBS = 従来のTBS * (サブフレームの中で送信に使うフレーム長 / サブフレーム長) * 補正項
或いは、次の計算式のように、RB数を仮想的に変えることで実現することもできる。
補正後のRB数= 実際のRB数* (サブフレームの中で送信に使うフレーム長 / サブフレーム長) * 補正項
(4)動作パターン4
動作パターン4において、eNB200は、サブフレームについて適用するTBSを固定しつつ、サブフレームにおけるデータ送信の開始タイミングに応じて、当該データ送信に適用する変調方式を変更する。なお、サブフレームについて適用する符号化方式も固定としてもよい。
例えば、eNB200は、サブフレームの先頭から送信を開始する場合にはQPSKを適用し、サブフレームの途中から送信を開始する場合には16QAMを使用する。これにより、1RE当たりで送信できるデータ量を変化させる。
動作パターン4によれば、各候補タイミングについて、符号化処理までは共通化しつつ、符号化処理後の変調処理を異ならせればよいため、処理負荷の増大を抑制することができる。
(5)動作パターン5
動作パターン5において、eNB200は、サブフレームにおけるデータ送信の開始タイミングに応じて、当該サブフレームにおけるデータ送信に適用するRB数を変更する。図10は、第1実施形態に係る動作パターン5を説明するための図である。
図10に示すように、eNB200は、UE100に複数のRBを予め割り当てる。図10の例において、eNB200がUE100に2つのRB(RB#0及び#1)を割り当てる一例を示している。
そして、eNB200は、LBT成功のタイミングに応じて、1UE当たりのRBの使用数を変化させる。具体的には、eNB200は、1サブフレーム全体で送信を行う際に使用するリソースエレメント数と、サブフレーム途中で送信を行う際に使用するリソースエレメント数と、が略等しくなるように、1UE当たりのRBの使用数を変化させる。
図10に示す例において、後半スロットの先頭から送信を開始する場合(図10B)、サブフレーム先頭から送信を開始する場合(図10A)に比べて時間リソース量が半分になっている。よって、後半スロットの先頭から送信を開始する場合(図10B)には、周波数リソース量を2倍にする。すなわち、サブフレーム先頭から送信を開始する場合(図10A)のRB数を1とし、後半スロットの先頭から送信を開始する場合(図10B)のRB数を2とする。
UE100においても同様に、サブフレームにおけるデータ受信の開始タイミングに応じて、当該サブフレームにおけるデータ受信に適用するRB数を変更する。なお、UE100側の動作の詳細については、第3実施形態において説明する。
動作パターン5において、送信データの先頭にデータとは異なる特定の信号(第3実施形態参照)が含まれる場合、eNB200は、レートマッチングによりデータ容量を調整してもよい。
なお、サブフレーム先頭から送信を開始する場合(図10A)、使用しないRB#1を他のUE100に使用させてもよい。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第2実施形態に係るeNB200は、アンライセンスドバンドを用いて、複数サブフレームにわたるバースト送信期間内でUE100に対するデータ送信を行う。eNB200は、アンライセンスドバンドの監視結果(CCA結果)に応じてサブフレームの途中からデータ送信を開始する場合、当該サブフレームにおいて送信しきれないデータを、バースト送信期間の最終サブフレームにおいて送信する。
第2実施形態に係るUE100は、アンライセンスドバンドを用いて、複数サブフレームにわたるバースト送信期間内でeNB200からのデータ受信を行う。UE100は、eNB200におけるアンライセンスドバンドの監視結果に応じてサブフレームの途中からデータ受信を開始する場合、当該サブフレームにおいて受信しきれないデータを、バースト送信期間の最終サブフレームにおいて受信する。
図11は、第2実施形態に係る動作を説明するための図である。図11において、バースト送信期間が2サブフレーム分の時間長である一例を示している。
図11に示すように、eNB200は、サブフレーム#0の途中でLBT成功した場合、事前に準備していた送信データをサブフレーム#0内で送信可能なだけ送信する。事前に準備していた送信データは、サブフレームの最初(先頭)から送信を行うと仮定した送信データであってもよい。図11において、サブフレーム#0で送信されたデータを「Previous Data」と表記している。また、eNB200は、サブフレーム#0で送信しきれなかったデータ(Following Data)を送信バッファ内に保持する。UE100は、eNB200から受信した「Previous Data」を受信バッファ内に保持する。
次に、eNB200は、サブフレーム#1において、「Following Data」ではない通常の送信データをUE100に送信する。
次に、eNB200は、バースト送信の最終サブフレームであるサブフレーム#2において、送信バッファ内に保持している「Following Data」をUE100に送信する。UE100は、受信バッファ内に保持している「Previous Data」と新たに受信した「Following Data」とを結合した上で受信処理を行う。
このように、第2実施形態によれば、TBSを変更することなく、さらにバースト送信期間を無駄なく利用することが可能となる。
[第3実施形態]
第3実施形態について、第1実施形態及び第2実施形態との相違点を主として説明する。第3実施形態は、主として第1実施形態の動作に付随するUE100への通知に関する実施形態である。通知方法としては、eNB200からアンライセンスドバンド(SCell)内でUE100に通知を行う方法と、eNB200からライセンスドバンド(PCell)内でUE100に通知を行う方法(いわゆる、クロスキャリアスケジューリング(XCS))と、がある。
(アンライセンスドバンド内で通知を行う方法)
第3実施形態において、eNB200は、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合、UE100に送信するデータとは異なる特定の信号をデータの先頭で送信する。UE100は、サブフレームの途中からデータ受信を開始する場合、データとは異なる特定の信号をデータの先頭で受信する。特定の信号は、同期信号及び下りリンク制御情報(DCI)のうち少なくとも1つを含む。同期信号は、プライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS)を含んでもよい。なお、eNB200は、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合にのみ特定の信号をデータの先頭で送信する。或いは、eNB200は、サブフレームの先頭からデータ送信を開始する場合においても、特定の信号をデータの先頭で送信してもよい。
特定の信号の具体例を以下に挙げる。
(1)PSS/SSS
既にUE100がSCellと同期していることを前提として、UE100は、PSS/SSSを受信できた場合にのみ受信処理を行う。この時、PSS/SSSのうちどちらか一方のみでもよい。なお、PSS/SSSにより、eNB200の送信開始タイミングを判定することは可能であるが、DCIに含まれる情報(スケジューリング情報等)を送信することはできない。そのため、下記の信号との組み合わせる(例えば、Iinitial signalと組み合わせる)、又は、事前に固定値を設定しておく必要がある。
(2)PDCCH
UE100は、通常通り、PDCCHのブラインド復号より自身の割り当てかどうかの判定を行う。候補タイミングが複数であるため、複数個所でブラインド復号を行うことになり、UE100の処理負荷が大きい。
(3)EPDCCH(Enhanced PDCCH)
UE100は、EPDCCHの受信により、データの受信タイミングかを判断する。スケジューリング情報等はEPDCCHの中に含まれる。送信開始タイミングに応じて送信可能リソース領域が変化するため、送信開始タイミングに応じてEPDCCHのリソース領域を変更してもよい。
(4)Initial Signal
「Initial Signal」は、サービングセルに関する情報を含む。サービングセルに関する情報とは、配下のUEに対してのDRS(Discovery Reference Signal)や送信開始/終了タイミングの情報等である。サービングセルに関する情報は、自eNBの将来のトラフィック量(eNB200のバッファ内データ量)の情報を含んでもよい。eNB200は、「Initial Signal」内に、送信開始フラグの情報及びDCI(スケジューリング情報等)を含めることによって、UE100によるデータ受信を可能とする。
(ライセンスドバンド内で通知を行う方法)
第3実施形態に係るUE100は、下りリンク制御情報(DCI)をeNB200から受信する。UE100は、サブフレームの途中からデータ受信を開始する場合、サブフレームにおけるデータ受信の開始タイミングに応じて下りリンク制御情報を修正し、修正した下りリンク制御情報をデータ受信に使用する。
或いは、第3実施形態に係るeNB200は、ライセンスドバンドを用いて、複数の候補タイミングのそれぞれの送信パラメータをUE100に通知する。
ライセンスドバンド内で通知を行う方法の具体例について、以下に記載する。
(1)MCSをデータ送信開始タイミングに応じて固定値だけ変動させる方法:
従来と同様にPCellからDCIの情報をUE100に送信しておく。eNB200及びUE100は、データ送信開始タイミングに応じて、事前決定された固定値分だけ設定値を変動させる。例えば、後半スロット先頭からの送信開始の場合は、MCSを5下げるといった規則を予め規定する。UE100は、データ送信開始タイミングについては、SCell(アンライセンスドバンド)からの特定の信号(例えばPSS/SSS)によって検知する。
(2)RE数の減少率に応じたMCSを選択する方法:
従来と同様にPCellからDCIの情報をUE100に送信しておく。eNB200及びUE100は、データ送信開始タイミングに応じたRE数の減少比率に応じて、元の符号化率を超えない最大のMCSを決定して適用することにより、追加のDCI情報を必要とせず、受信を可能とする。なお、「元の符号化率を超えない最大のMCS」に限らず、「元の符号化率以下となる最大のMCS」、「元の符号化率を超える最小のMCS」、又は「元の符号化率以上となる最小のMCS」としてもよい。
また、これらの符号化率を算出する際に、参照信号や制御信号等によるオーバヘッド(すなわち、PDSCHに使用できないRE)を考慮に入れてもよい。具体的には、「(subcarrier数) x (OFDMシンボル数) - (オーバヘッド)」をベースに符号化率を算出する。
或いは、これらの符号化率を算出する際に、参照信号や制御信号等によるオーバヘッド(PDSCHに使用できないRE)を考慮に入れなくてもよい。具体的には、「(subcarrier数) x (OFDMシンボル数)」をベースに符号化率を算出する。
(3)候補タイミング毎の送信パラメータをXCSに含める方法
eNB200が候補タイミング毎の送信パラメータをDCIの情報を含めることによって、UE100は、全てのタイミングにおける受信設定情報をPCellから取得可能となる。UE100は、データ送信開始タイミングについては、SCell(アンライセンスドバンド)からの特定の信号(例えばPSS/SSS)によって検知する。
[第1乃至第3実施形態の変更例]
上述した実施形態において、eNB200は、サブフレームにおけるデータ送信の開始タイミングに応じて、当該データ送信に適用する送信パラメータを決定していた。さらに、eNB200は、データ送信の終了タイミングに応じて、当該データ送信に適用する送信パラメータを決定してもよい。具体的には、第2実施形態のようなバースト送信長の最終サブフレームにおいては、当該サブフレーム内で終了タイミングが設定される。よって、上述した実施形態に係る送信パラメータの変更は、そのような最終サブフレームについても有効である。
上述した実施形態において再送(HARQ再送)について特に触れなかった。しかしながら、サブフレームの先頭から送信せずにサブフレームの途中から最後のみを送信に使用する場合(以下、「部分的サブフレーム送信」)の再送には工夫が必要である。上述した実施形態における再送には以下の(A)乃至(C)の送信方法が用いられる。
(A)再送時、TBSは変えずに、次の割り当てリソースサイズに合わせてレートマッチングして送信する。
(B)再送時は、もし割り当てリソース量が再送時の方が大きければ、初送時と同じ割り当てリソース量で送信する。余りのリソースについては別のUEの割り当てに使っても良い。そのために、送信開始タイミング及び/又は送信終了タイミングの情報を含むDCIを導入しても良い。このようなDCIは、部分的サブフレーム送信に限らず通常のデータ送信に適用してもよい。
(C)初送時、サブフレーム先頭から送信開始した場合は、再送信時もサブフレーム先頭から送信開始するように制御する。
上述した実施形態において、以下のようなDCIを導入しても良い。
具体的には、DCIは、部分的サブフレーム送信であるか否かを示す情報を含む。UE100は、部分的サブフレーム送信であることがDCI中で示された場合に限り、部分的サブフレーム送信の可能性のある送信開始タイミングでの探索を行う。
上述した実施形態において、(連続する)複数のサブフレームをまとめて割り当てる方法(以下、「マルチサブフレームスケジューリング」と称する)について特に触れなかった。マルチサブフレームスケジューリングの場合、eNB200は、複数サブフレーム用のDCIを送ってもよい。複数サブフレーム用のDCIは、RB数やMCS等の情報(スケジューリング情報)は基本的に変わらないが、新データ指示子(NDI)と冗長バージョン(RV)、HARQプロセスIDについては、別途送る、先頭でまとめて送る、先頭での指示と法則性があるようにする、といった方法が適用され得る。また、MCSは変わる時だけ送っても良い。RB数も変わる時だけ送っても良い(RBについては、DLでは容易に変更可能であるが、ULでは変更が難しい。)。また、上記ではRB数とだけ述べたが、途中で説明したように等間隔に開けたサブキャリアで割り当てを行う場合に、DCIに間隔を変えたりするような設定を含めてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態について、第1実施形態乃至第3実施形態との相違点を主として説明する。第1実施形態乃至第3実施形態において、サブフレームの途中からデータ送信を開始する場合の動作について説明したが、サブフレーム中のシンボル区間の先頭からデータ送信を開始することを想定していた。第4実施形態において、サブフレーム中のシンボル区間の途中からデータ送信を開始する動作について説明する。
第4実施形態に係るeNB200は、アンライセンスドバンドを用いてUE100に対するデータ送信を行う。eNB200は、アンライセンスドバンドの監視結果(CCA/LBTの結果)に応じてデータ送信を開始可能であるか否かを判断する制御部230を備える。制御部230は、データ送信を開始可能と判断したタイミングがシンボル区間の途中である場合、次のシンボル区間の先頭を待たずに、当該シンボル区間の途中の当該タイミングからデータ送信を開始する。以下において、LBTに成功したタイミングを「LBT成功タイミング」と称する。
ここで、LBT成功タイミングがシンボル区間の途中である場合、次のシンボル区間の先頭までデータ送信の開始を待つとすると、当該待ち時間の間に他の装置がLBTに成功してデータ送信を開始し得る。すなわち、他の装置による割り込みが発生し得る。よって、次のシンボル区間の先頭を待たずに、シンボル区間の途中のLBT成功タイミングからデータ送信を開始することにより、他の装置による割り込みを防止することができる。
図12は、第4実施形態に係るeNB200の動作例を説明するための図である。図12に示すように、eNB200は、サブフレーム中のシンボル区間の途中においてLBTに成功し、データ送信を開始可能と判断する(ステップS11)。図12において、eNB200がシンボル区間「1」の途中のタイミングにおいてLBTに成功した一例を示している。eNB200は、LBT成功タイミングがシンボル区間「1」の途中である場合、次のシンボル区間「2」の先頭を待たずに、シンボル区間「1」の途中のLBT成功タイミングからデータ送信を開始する(ステップS12)。具体的には、eNB200は、次のシンボル区間「2」の先頭まで予約信号(Reservation signal)を送信する処理を行うことなく、シンボル区間「1」の途中のLBT成功タイミングからデータ送信を開始する。予約信号(すなわち、ダミーデータ)の送信ではなくユーザデータの送信を行うことにより、オーバヘッドを削減し、リソース利用効率を高めることができる。
UE100は、eNB200が送信する参照信号に基づいてeNB200とのシンボル同期を確立している。当該参照信号は、例えば、eNB200がデータとは別に送信するCRS(Cell−specific Reservation Signal)又はDRS(Discovery Reference Signal)である。eNB200がシンボル区間の途中からデータ送信を開始する場合、CRS/DRSに基づくシンボルタイミングからずれたタイミングでデータ受信を行うことになる。ズレ量が小さい場合には、UE100は、データ受信を行い得る。或いは、eNB200は、データと共にDRS又はDMRS(Demodulation Reference Signal)を送信してもよい。UE100は、DRS又はDMRSに基づいてシンボル同期を確立することにより、ズレ量が大きい場合でも、UE100がデータ受信を行い得る。
なお、eNB200は、データ送信を開始したサブフレームの次のサブフレームにおいては、通常のLTEのタイミングに準拠してデータ送信を継続してもよい。この場合、データ送信を開始したサブフレームの最後のシンボル区間「13」において空白の時間が生じ得る。eNB200は、他の装置による割り込みを防止するために、最後のシンボル区間「13」中の空白の時間にわたって所定の信号を送信することが好ましい。例えば、eNB200は、シンボル区間「13」で送信するシンボルの最後に追加のCP(Cyclic Prefix)を挿入する。
図13は、第4実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。図13において、ライセンスドバンドのセルがPCellとしてUE100に設定され、アンライセンスドバンドのセルがSCellとしてUE100に設定されている。ここでは、PCellからクロスキャリアスケジューリングによりUE100に対してリソース割り当てを行う一例を説明する。なお、PCellとSCellとの間のタイミング同期がとれていることを想定する。
図13に示すように、ステップS101において、eNB200は、クロスキャリアスケジューリングによりPCellからUE100に対してDCIを送信する。DCIは、eNB200がデータ送信を開始する可能性のあるシンボル区間を示す候補タイミング情報を含む。eNB200がデータ送信を開始する可能性のあるシンボル区間とは、LBEのカウンタの状況に基づいて決定されてもよい。或いは、eNB200がサブフレーム内の複数のシンボル区間を候補タイミングとして決定し、複数の候補タイミングの何れかからのみデータ送信を開始してもよい。この場合、候補タイミング情報は、複数のシンボル区間(複数の候補タイミング)を示す。UE100は、候補タイミング情報を含むDCIをPCellから受信する。なお、候補タイミング情報の送受信は、DCIではなく、RRCシグナリングにより行なわれてもよい。
ステップS102において、eNB200(SCell)は、UE100に通知したシンボル区間の途中においてLBTに成功し、当該シンボル区間の途中のLBT成功タイミングからデータ送信を開始する。例えば、eNB200(SCell)は、DMRSが付加されたユーザデータをUE100に送信する。UE100は、候補タイミング情報により示されるシンボル区間(候補タイミング)内を時間方向に全探索することにより、SCellからのデータ受信を開始する。
[その他の実施形態]
上述した第1実施形態乃至第4実施形態は、別個独立に実施する場合に限らず、2以上の実施形態を組み合わせて実施可能である。例えば、第4実施形態に係る候補タイミング情報に関する処理を、第1実施形態乃至第3実施形態に適用してもよい。
上述した実施形態において、セル#1(ライセンスドバンド)及びセル#2(アンライセンスドバンド)を同一のeNB200が管理している一例を説明した。しかしながら、セル#1(ライセンスドバンド)及びセル#2(アンライセンスドバンド)を異なるeNB200が管理する場合にも本発明を適用可能である。
上述した実施形態において下りリンク送信について主として説明したが、上述した実施形態に係る動作を上りリンク送信に適用してもよい。具体的には、UE100が、アンライセンスドバンドを用いてeNB200に対するデータ送信(すなわち、上りリンクデータ送信)を行う場合、上述した実施形態に係る少なくとも一部の動作を上りリンクデータ送信に適用可能である。
上述した実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記1]
(1. 序論)
RAN1第80会合及びLAAアドホックにおいて、不連続なLAA下りリンク送信のための機能性が議論され、次の合意がなされた。
合意:
・不連続なLAA下りリンク送信の開始から送信されることになっている1つ又は複数の信号によってサポートされ得る機能は、次のうち少なくとも1つを含むことができる:
− AGC設定
− チャネル予約
− 注意:信号の送信は要求されない場合がある
・ 1つ又は複数の信号によって不連続なLAA下りリンク送信動作のためにサポートされる必要があり得る少なくとも機能は、次のうち少なくとも1つを含む:
− LAA下りリンク送信の検出(セル識別を含む)
− 時間及び周波数同期
− 必要ならば他の機能性
・ 同じ信号が上記のすべての、そしておそらく他の機能のために使用されることは除外されないことに留意されたい。上の機能性は(ライセンスドキャリアからの補助を含む)他の方法によってサポートされ得る。
合意:
・ LAAは、すべてのOFDMシンボルがLBTに応じたサブフレームにおける送信のために利用可能なわけではないときのPDSCH送信をサポートし、さらにPDSCHのために必要な制御情報の配信をサポートする。
− PDSCHの開始/終了OFDMシンボルについては今後の検討課題である。
本付記において、フレキシブル送信及び予約信号を含むLAAフレーム構造について説明する。
(2. フレキシブル送信設計)
カテゴリ3&4LBTのために、フレキシブル送信が必要とされる。それにより、UEにおける受信器の複雑度及びeNBにおける符号化遅延が減少するので、PDSCH送信の開始位置はサブフレーム中の事前に定義されたシンボルとするべきであることを支持する。TBS決定に関して、eNBはフローティングTTIモデル以外の開始点に対応するTBSを変更するべきである。TBSが固定数の許可されたサイズを有する場合、eNBは前もってチャネル符号化を開始することができる。これは同じく終了OFDMシンボルに適合させることができる。
提案1: フローティングTTIモデル以外のカテゴリ3&4LBTに対して、TBS決定は部分的に開始時間及び終了時間に依存するべきである。
(3. PDSCHの開始及び終了時間のインディケーション)
我々は初期信号が少なくとも同期目的のために必要であると信じる。初期信号はPDSCHの開始時間のインディケーションとして使用することができる。
さらに、初期信号は開始時間に対する終了時間を指示又は暗示することができる。
提案2: 初期信号は開始及び終了時間情報を指示又は暗示するべきである。
(4. 予約信号設計)
カテゴリ3&4LBTに対して、PDSCHの開始シンボルがサブフレーム中のいくつかの事前に定義されたシンボルに固定されているとき予約信号が必要とされる。このような場合、この予約信号の送信は便宜主義である(例えば、送信はサブフレーム境界において始まる)から、予約信号は必須の制御シグナリングで構成することができない。上記を考慮して、我々は予約信号の持続時間は可能な限り短くあるべきであると信じる。さらに、我々は、予約信号が1シンボルより長いとき、図14に示すようにより効果的にこの期間を利用するために予約信号としてPDSCHの一部のコピーを使用することを提案する。図14は予約信号の例を示す。この信号はPDSCH性能の改善に有用である。この信号が1つのシンボルよりも短い場合、他の信号が挿入されるべきである。1つの可能な実施例は、それが「LTE−LAA」送信であることを示す信号を送信することである。これはCCA閾値適合のために使用することができる。
提案3: 予約信号が1つのシンボルよりも長いときPDSCHのコピーが予約信号に対する候補の1つとして考慮され得る。
(5. LAAスケジューリングの考察)
LBT要件のために、送信器はデータを送信したいとき毎回CCAを行う必要がある。したがって、CCA関連のオーバヘッドを減少させるために、送信器は連続的な送信に務め、あらゆる中間のとぎれ(gap)を回避するべきである。これは特にUL送信のために重要である。
CCAオーバヘッド削減に加えて、我々は同様に、ライセンスドキャリア上の制御チャネルへの影響を考慮するべきである。ライセンスドキャリアの効率的な使用法を得るために、1つのDCIによって指示された複数サブフレームスケジューリングが同じく考慮され得る。複数サブフレームスケジューリングをサポートするために、複数のNDI、RV、プロセスIDなどのすべての関連DCIパラメータが検討されなくてはならない。
提案4: マルチサブフレームスケジューリングがLAAのために考慮されるべきである。
[付記2]
(1. 序論)
RAN1はLAAのための機能性を議論し次の合意に達した。
合意:
・ 次に述べる事柄は、LAAアドホック会合から更新された合意である:
− DRS設計は、LAA SCell上のDRS送信がLBTの適用を受けることを可能にするべきである
− LBTがDRSに適用される場合、DMTCウインドウ内のDRSの送信のために次の2つのオプションを考慮すべきである:
・ 選択肢1:LBTの適用を受けて、DRSは設定されたDMTC内の固定時間位置で送信される。
・ 選択肢2:LBTの適用を受けて、DRSが設定されたDMTC内の異なる時間位置のうちの少なくとも1つで送信されることを可能にする。
・ 注意:異なる時間位置の数は制限されるべきである。
・ 注意:1つの可能性はサブフレーム中の1つの時間位置である。
・ Rel−12 DMTC設定への修正は今後の検討課題である。
− 注意:これは、設定されたDMTC以外の他のDRS送信を許す可能性を妨げない。
本付記において、DRS設計の詳細について説明する。
(2. DRS送信及びLBTスキーム)
前回会合において、RAN1はDRS送信を議論し、LBTが適用される場合に対して選択肢1及び選択肢2について合意した。本節で、我々はこれらの2つの選択肢及びDRS送信のためのLBT方法について論じる。
選択肢1の場合、UEはただDMTCに従うことができるので、仕様及びUEの受信器の複雑度への影響は無視できる。さらに、DRSは、すべてのサービング(及び非サービング)UEによって常に受信されるブロードキャスト信号/情報として使用され、送信タイミングの固定された機会は有益である。送信タイミングが固定されない場合、UEはすべての送信のためにDRSタイミングを探索する必要があり、より高い電力消費量をもたらす。他方、LBTが長期間成功しないとき、選択肢1は十分な同期精度を達成することを可能にせず、及び/又は、必要なRPM測定が利用可能でない場合がある。それはデータ受信及び/又はRRM機能性に深刻な影響をもたらす。
選択肢2の場合、UEは、送信されたDRSが異なる時間位置で送信されるとき、LBTが固定時間位置内に成功しないときでも、同期精度及びRRM測定可用性を維持することができる。
選択肢2が適用される場合、それは強化されたDMTCによって設定された複数の時間位置を探索するためにUE複雑度を増加させる。さらに、UEはRRM測定(例えば、サブフレーム/スロット番号、次のDRS時機の推定、などに基づく複製シーケンスの生成)のためにDRSサブフレームを認識している必要があることがある。
上記の議論は表1に要約される。表1は、選択肢1と選択肢2との間の比較を示す。我々の意見では、同期精度及びRRM測定要件が任意の拡張で又は拡張なしで満たされる場合、UE複雑度の増加及びより高い電力消費量を回避するために選択肢1が好ましい。RAN1は、同期及びRRM測定への選択肢1の影響を評価し、必要であれば対応する要件をRAN4に求めるべきである。
提案1: RAN1は、同期及びRRM測定への選択肢1の影響を評価し、必要であれば対応する要件をRAN4に求めるべきである。RAN1は選択肢1への可能な拡張を考慮するべきである。
Figure 0006317037
可能な拡張のうちの1つは、サブチャネルがビジーでない、すなわちLBTが成功している場合、複数のサブチャネル内で複数のDRS送信を可能にすることである。(例えば、20MHz、2x10MHz、4x5MHz)。すべてのサブチャネルに対するチャネル条件は異なる(例えば、DL/ULの未使用RB、遠方UEからのUL送信)ので、これは有益である。
提案2: RAN1は、時間領域及び周波数領域の両方に基づく拡張を考慮するべきである。
(3. LAA DRSの物理設計)
我々の見解では、次の情報はLAA DRSのLAA SCellによって送信されるべきである。
・ PSS/SSS/CRS/(CSI−RS)
・ 制御情報
・ ビーコン
RAN1の合意によれば、LAA DRSは少なくともRRM測定をサポートするべきである。したがって、LAA DRSは、この要件を満たすためにPSS/SSS/CRSを含むべきである。
アンライセンスドバンドに対して、占有チャネル帯域幅に関する欧州の規制がある。この規制によれば、システム帯域幅が40MHz以下である場合、OFDMシンボル内のリソースの80%以上は若干の信号によって満たされるべきである。DRSは、システム帯域幅の中央に1.4MHz(6RB)だけを占める同期信号(PSS/SSS)を含み、他のリソースで送信されるどの信号も明示的に指定されない。したがって、より広いシステム帯域幅展開でシステム帯域幅の浪費があり得るが、それは規制によって許可されていない。可能な解決策の1つは、(例えばシステム帯域幅に対応する)周波数領域における同期信号の拡大である。しかしながら、この解決策は仕様に著しく影響を与え、UE複雑度(例えば、様々な同期信号サイズの検出、など)を増加させる。我々の見解では、RAN1は、図15に示すように未使用リソースを特定の信号で満たすなどの他の手法を議論するべきである。図15は、DRS物理設計の例を示す。特定の信号は、OFDMシンボル内の低出力密度に起因する他のデバイス(例えばWiFi)によるCCAにおける潜在的な誤検出を回避するために、OFDMシンボル内のほとんどすべての残りの帯域幅をある一定の密度でカバーするように配置されるべきである。
提案3: RAN1は、LAA DRSに対する現在の同期信号を再利用し、若干の特定の信号で空白のリソースを埋めるために議論するべきである。
制御情報は、少なくともリソースマッピング情報及びPLMN IDを含む、LAAセル情報を提供する。さらに、サブフレーム番号及びSFNのサブセットが、少なくとも選択肢2のDRS送信のために現在のサブフレーム番号及びSFNのサブセットを確認するために使用される。現在のサブフレーム番号及びSFNのサブセットがサービングセルによってDMTCを介して設定された固定サブフレームに対応する場合、UEは受信DRSが固定サブフレームで送信されたことを認識することができる。選択肢1の場合、サブフレーム番号及びSFNのサブセットは必要とされないことがある。
制御情報で提供されたリソースマッピング情報は、DRS送信がPDSCH送信と同時に起こるときPDSCHリソース割当情報を示す。我々の見解では、PDSCH送信がDRS時機と同じサブフレームにスケジュールされているとき、セルはPDSCH及びDRSを同時に送信するべきである。
提案4: LAA DRSサブフレームはLAAセル情報を提供する制御情報を含むべきである。
ビーコンは、隣接セルによって使用される、スペクトル使用法に関連がある、情報を含む。隣接LAAセルは、ビーコンを検出し、そして次に、この情報を考慮してそれら自身のLAAセルで使用するための適切なチャネルを選択する。ビーコンの内容は、無認可のスペクトルのトラフィック負荷、LBT失敗の数及び/又は使用されたキャリアの数と関連し得る。
提案5: LAA DRSサブフレームは、隣接セルによって使用される、スペクトル使用法に関連がある、情報を含むビーコンを含むべきである。
[相互参照]
米国仮出願第62/162231号(2015年5月15日出願)及び米国仮出願第62/165315号(2015年5月22日出願)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (15)

  1. アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対する送信を行う基地局であって、
    ブフレームを構成する前半スロットと後半スロットとのうち、前記後半スロットから前記送信を開始する制御部を備え、
    前記制御部は、前記後半スロットから前記送信を開始するために、前記後半スロットで下りリンク制御情報を送信し、
    前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHであり、
    前記制御部は、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記送信の開始タイミングに応じて、前記送信に適用するトランスポートブロックサイズを変更す
    基地局。
  2. 前記制御部は、前記後半スロットから前記送信を開始するシンボル区間を示す候補タイミング情報をRRCシグナリングにより前記ユーザ端末に通知する
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記アンライセンスドバンドの監視結果に応じて前記後半スロットから前記送信を開始する場合、前記サブフレームにおける前記送信の開始タイミングに応じて、前記送信に適用する送信パラメータを決定する制御部を備え、
    前記送信パラメータは、トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式、変調方式、及びリソースブロック数のうち、少なくとも1つを含む
    請求項1に記載の基地局。
  4. 前記制御部は、前記後半スロットから前記送信を開始する場合、前記前半スロットから前記送信を行う場合に適用する第1の送信パラメータとは異なる第2の送信パラメータを前記送信に適用する
    請求項1に記載の基地局。
  5. 前記サブフレームには、前記送信を開始することが可能な複数の候補タイミングが設定され、
    前記制御部は、前記複数の候補タイミングのそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを生成する
    請求項1に記載の基地局。
  6. 前記制御部は、前記複数の候補タイミングのそれぞれについて、異なる送信パラメータを適用して送信データを予め生成し、生成した送信データを予め保持する
    請求項5に記載の基地局。
  7. 前記制御部は、前記複数の候補タイミングのうち1つの候補タイミングについて前記送信が不可であると判定した場合、該判定の後に、前記1つの候補タイミングの次の候補タイミングに対応する送信データを生成する
    請求項5に記載の基地局。
  8. 前記制御部は、ライセンスドバンドを用いて、前記複数の候補タイミングのそれぞれの送信パラメータを前記ユーザ端末に通知する
    請求項5に記載の基地局。
  9. 前記制御部は、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記送信の開始タイミングに応じて、前記送信に適用するトランスポートブロックサイズを変更する
    請求項1に記載の基地局。
  10. 前記制御部は、前記後半スロットから前記送信を開始する場合、前記ユーザ端末に送信するデータとは異なる特定の信号を前記データの先頭で送信する処理を行い、
    前記特定の信号は、前記下りリンク制御情報を含む
    請求項1に記載の基地局。
  11. アンライセンスドバンドを用いて基地局から受信を行うユーザ端末であって、
    ブフレームを構成する前半スロットと後半スロットとのうち、前記後半スロットから前記受信を開始する制御部を備え、
    前記制御部は、前記後半スロットから前記受信を開始するために、前記後半スロットで下りリンク制御情報を監視し、
    前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHであり、
    前記制御部は、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記受信の開始タイミングに応じて、前記受信に適用するトランスポートブロックサイズを変更す
    ユーザ端末。
  12. 前記制御部は、前記サブフレームの境界から前記受信を開始する際に用いる変調方式を決定するための第1の規則とは別に、前記後半スロットから前記受信を開始する際に用いる変調方式を決定するための第2の規則を記憶しており、
    前記制御部は、前記後半スロットから前記受信を開始することに応じて、前記第2の規則に基づいて、前記受信に適用する変調方式を決定する
    請求項11に記載のユーザ端末。
  13. アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対する送信を行う基地局を制御するためのプロセッサであって、
    サブフレームを構成する前半スロットと後半スロットとのうち、前記後半スロットから前記送信を開始する処理と、
    前記後半スロットから前記送信を開始するために、前記後半スロットで下りリンク制御情報を送信する処理と、
    前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記送信の開始タイミングに応じて、前記送信に適用するトランスポートブロックサイズを変更する処理と、を実行し、
    前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHである
    プロセッサ。
  14. アンライセンスドバンドを用いて基地局から受信を行うユーザ端末を制御するためのプロセッサであって、
    サブフレームを構成する前半スロットと後半スロットとのうち、前記後半スロットから前記受信を開始する処理と、
    前記後半スロットから前記受信を開始するために、前記後半スロットで下りリンク制御情報を監視する処理と、
    前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記受信の開始タイミングに応じて、前記受信に適用するトランスポートブロックサイズを変更する処理と、を実行し、
    前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHである
    プロセッサ。
  15. 通信方法であって、
    アンライセンスドバンドを用いてユーザ端末に対する送信を行うよう構成される基地局が、サブフレームを構成する前半スロットと後半スロットとのうち、前記後半スロットから前記送信を開始するために、前記後半スロットで下りリンク制御情報を送信するステップと、
    前記アンライセンスドバンドを用いて前記基地局から受信を行うよう構成される前記ユーザ端末が、前記後半スロットから前記受信を開始するために、前記後半スロットで前記下りリンク制御情報を監視するステップと、
    前記基地局が、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記送信の開始タイミングに応じて、前記送信に適用するトランスポートブロックサイズを変更するステップと、
    前記ユーザ端末が、前記サブフレームについて適用する変調・符号化方式を固定しつつ、前記受信の開始タイミングに応じて、前記受信に適用するトランスポートブロックサイズを変更するステップと、を備え、
    前記下りリンク制御情報は、PDCCH又はEPDCCHである
    通信方法。
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