JP6421734B2 - コネクタ付きケーブル - Google Patents
コネクタ付きケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6421734B2 JP6421734B2 JP2015196693A JP2015196693A JP6421734B2 JP 6421734 B2 JP6421734 B2 JP 6421734B2 JP 2015196693 A JP2015196693 A JP 2015196693A JP 2015196693 A JP2015196693 A JP 2015196693A JP 6421734 B2 JP6421734 B2 JP 6421734B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cable
- substrate
- contacts
- signal line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
信号線および複数本の給電線を含む複数本の電線が収容されたケーブルと、当該ケーブルの両端にそれぞれ接続されたコネクタと、を備えたコネクタ付きケーブルであって、
前記コネクタは、それぞれ、その内部に収容された基板と、前記基板と接続されるコネクタプラグとを備え、
前記基板は、前記信号線および前記複数本の給電線がそれぞれ接続される複数の第一の接点と、前記コネクタプラグと接続される複数の第二の接点と、前記複数の第一の接点と前記複数の第二の接点との間を連結する電気回路とを備え、
前記複数本の給電線のそれぞれは、前記複数の第一の接点のうちの一つと接続され、
各給電線が接続された各第一の接点から延びる前記電気回路は前記基板上において一つに統合されてから再び分岐されて前記複数の第二の接点のそれぞれに連結され、
前記コネクタプラグ内に収容されレセプタクルと接続可能な複数のピンが各前記第二の接点から延びている。
最初に本発明の実施形態の概要を説明する。
本発明にかかるケーブルの一実施形態は、
(1)信号線および複数本の給電線を含む複数本の電線が収容されたケーブルと、当該ケーブルの両端にそれぞれ接続されたコネクタと、を備えたコネクタ付きケーブルであって、
前記コネクタは、それぞれ、その内部に収容された基板と、前記基板と接続されるコネクタプラグとを備え、
前記基板は、前記信号線および前記複数本の給電線がそれぞれ接続される複数の第一の接点と、前記コネクタプラグと接続される複数の第二の接点と、前記複数の第一の接点と前記複数の第二の接点との間を連結する電気回路とを備え、
前記複数本の給電線のそれぞれは、前記複数の第一の接点のうちの一つと接続され、
各給電線が接続された各第一の接点から延びる前記電気回路は前記基板上において一つに統合されてから再び分岐されて前記複数の第二の接点のそれぞれに連結され、
前記コネクタプラグ内に収容されレセプタクルと接続可能な複数のピンが各前記第二の接点から延びている。
この構成によれば、複数本の給電線により電源供給を行うため給電容量の増加に対応することができる。また、複数本の給電線から供給される電流を電気回路により一旦合流させてからコネクタプラグ内の複数のピンへ送給する構成となっているため、複数のピンの配置構成の自由度が向上する。そのため、複数のピンを電子機器のレセプタクルに対してコネクタを上下(天地)の向きの区別なく挿入可能な配置構成とすることができる。
前記複数の第一の接点は、前記基板の両面に形成され、
前記基板の一面に配置された前記複数の第一の接点に前記複数本の給電線が接続されるとともに、前記基板の他面に配置された前記複数の第一の接点に前記複数本の高速差動信号線が接続されていることが好ましい。
この構成によれば、複数本の電線を基板に設けられた複数の第一の接点へそれぞれ接続する際の配線作業が容易となり、製造効率を向上させることができる。
前記電気回路は、ビアホールを介して前記基板の前記一面から前記他面に延びる導体を含むことが好ましい。
この構成によれば、給電線が接続される基板の一面側の第一の接点と基板の他面側の第二の接点とを容易に連結させることができる。また、図7の向きでコネクタを見たときに基板の上下両面に給電線または信号線を振り分けて接続することができる。
給電線として導体断面積の大きい電線を用いることで、抵抗や発熱量を抑え給電容量を大きくすることができ好適である。
この構成によれば、給電線から出るノイズが、信号線を伝わる信号に影響しにくい。
以下、本発明に係るコネクタ付きケーブルの実施形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、コネクタ付きケーブル10の一例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル10は、例えば、電子機器(図示省略)同士を接続するのに用いることができ、ケーブル11の両端にコネクタ20としてそれぞれ第一コネクタ21および第二コネクタ22が接続されている。第一コネクタ21は、ケーブル11の一端側の端部(図1において左端)に取り付けられており、第二コネクタ22は、ケーブル11の他端側の端部(図1において右端)に取り付けられている。
なお、図1の上側を第一コネクタ21および第二コネクタ22の上面とし、反対側を下面とする。
図2(a)に示されるように、ケーブル11としては、例えば、中心に配置された複数本の絶縁電線50と、その周囲に配置された複数本の同軸電線15と、紙やポリエステルからなる押さえ巻14と、錫メッキ軟銅線の編組からなるシールド(編組)13と、ポリ塩化ビニルからなるシース12とからなるものを採用できる。
図3および図4に示されるように、第一コネクタ21の内部に収容されている基板23の上面23Aには、ケーブル11と接続される側の端縁に沿って複数の上面側接続端子30A(第一の接点の一例)が並列配置されている。また、基板23の上面23Aにおいて、ケーブル11と接続される側と反対側の端縁に沿って複数の上面側接続端子60A(第二の接点の一例)が並列配置されている。同様に、基板23の下面23Bには、ケーブル11と接続される側の端縁に沿って複数の下面側接続端子30Bが並列配置されている。また、基板23の下面23Bにおいて、ケーブル11と接続される側と反対側の端縁に沿って複数の下面側接続端子60B(第二の接点の一例)が並列配置されている。なお、下面側接続端子30B,60Bの配置構成は上面側接続端子30A,60Aと略同一であるため図示は省略する。
なお、基板23の下面23B側においては各同軸電線15の中心導体16が複数の下面側接続端子30Bにそれぞれ接続されている。図示は省略するが、これらの下面側接続端子30Bとコネクタプラグ24側の接続端子60A,60Bとの間も電気回路(導体)により連結されている。
図6に示されるように、コネクタプラグ24はその筐体として金属シェル24Aを備えている。金属シェル24Aの内面側には樹脂層からなる内縁部25が設けられている。内縁部25の上面側および下面側には2つの隙間Sが形成されている。隙間S同士の形状は同一である。2つの隙間Sの間には内縁部25と同様に樹脂層からなるピン保持部25Aが設けられている。ピン保持部25Aの上面および下面には基板23の上面側接続端子60Aおよび下面側接続端子60Bのそれぞれから延びる複数のコンタクトピン70A,70Bが設けられている。
図7に示されるように、コネクタプラグ24をケーブル11とは反対側から見ると、ピン保持部25Aの上面25A1側には、右から左に向かって順に、第1コンタクトピンA1,第2コンタクトピンA2,第3コンタクトピンA3,第4コンタクトピンA4,第5コンタクトピンA5,第6コンタクトピンA6,第7コンタクトピンA7,第8コンタクトピンA8,第9コンタクトピンA9,第10コンタクトピンA10,第11コンタクトピンA11,第12コンタクトピンA12が配置されている。これらのコンタクトピンのうち、両端の第1コンタクトピンA1と第12コンタクトピンA12は給電用のピン(VBUSピン)である。
11:ケーブル
12:シース
13:シールド
14:押さえ巻
15:同軸電線
16:中心導体
17:絶縁体
18:外部導体
19:外被
20:コネクタ
21:第一コネクタ
22:第二コネクタ
23:基板
24:コネクタプラグ
24A:金属シェル
25:内縁部
25A:ピン保持部
26:第一樹脂層
27:第二樹脂層
28:第三樹脂層
29:ストレインリリーフ
30A:上面側接続端子(第一の接点の一例)
30B:下面側接続端子
50:絶縁電線
51:給電線
52:中心導体
53:外被
55:信号線
56:中心導体
57:外被
60A:上面側接続端子
60B:下面側接続端子
65:電気回路(導体)
65A:領域
65B:導体
70A:上面側コンタクトピン
70B:下面側コンタクトピン
80:ビアホール
Claims (4)
- 信号線および複数本の給電線を含む複数本の電線が収容されたケーブルと、当該ケーブルの両端にそれぞれ接続されたコネクタと、を備えたコネクタ付きケーブルであって、
前記コネクタは、それぞれ、その内部に収容された基板と、前記基板と接続されるコネクタプラグとを備え、
前記基板は、前記信号線および前記複数本の給電線がそれぞれ接続される複数の第一の接点と、前記コネクタプラグと接続される複数の第二の接点と、前記複数の第一の接点と前記複数の第二の接点との間を連結する電気回路とを備え、
前記複数本の給電線のそれぞれは、前記複数の第一の接点のうちの一つと接続され、
各給電線が接続された各第一の接点から延びる前記電気回路は、前記基板に形成された導体からなり、前記導体は前記基板上において一つに統合されてから再び分岐されて前記複数の第二の接点のそれぞれに連結され、
前記コネクタプラグ内に収容されレセプタクルと接続可能な複数のピンが各前記第二の接点から延びており、
前記信号線は、一対で高速差動信号を伝送する複数本の高速差動信号線を含み、
前記複数の第一の接点は、前記基板の両面に形成され、
前記基板の一面に配置された前記複数の第一の接点に前記複数本の給電線が接続されるとともに、前記基板の他面に配置された前記複数の第一の接点に前記複数本の高速差動信号線が接続されている、コネクタ付きケーブル。 - 前記複数の第二の接点は、前記基板の前記両面に形成され、
前記電気回路は、ビアホールを介して前記基板の前記一面から前記他面に延びる導体を含む、請求項1に記載にコネクタ付きケーブル。 - 前記複数本の給電線のそれぞれの導体断面積は、前記信号線の導体断面積よりも大きい、請求項1または請求項2に記載のコネクタ付きケーブル。
- 前記複数本の給電線は、前記一面側の前記複数の第一の接点に接続される前記複数本の電線のうち前記信号線を間に挟んで両端に配置されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ付きケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196693A JP6421734B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | コネクタ付きケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196693A JP6421734B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | コネクタ付きケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017069155A JP2017069155A (ja) | 2017-04-06 |
JP6421734B2 true JP6421734B2 (ja) | 2018-11-14 |
Family
ID=58495087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015196693A Active JP6421734B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | コネクタ付きケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6421734B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7363551B2 (ja) | 2020-02-12 | 2023-10-18 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ付き多心ケーブル |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3099411U (ja) * | 2003-07-23 | 2004-04-08 | 水口 覚志 | Usbプラグ及びusbケーブル |
JP4421427B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-02-24 | 富士通コンポーネント株式会社 | 平衡伝送用ケーブルコネクタ |
JP2007258125A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Nec Corp | アクティブコネクタ |
WO2009139041A1 (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | 住友電気工業株式会社 | ケーブルハーネス、コネクタ付きケーブルハーネス及びケーブルハーネスの接続構造 |
US9257797B2 (en) * | 2013-08-09 | 2016-02-09 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Cable assembly having an improved circuit board |
-
2015
- 2015-10-02 JP JP2015196693A patent/JP6421734B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017069155A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN205724020U (zh) | 线缆组件以及用于高速线缆连接器的电路板组件 | |
CN101958476B (zh) | 线缆连接器组件 | |
CN105637710B (zh) | 具有电路板和信号导体的差分对的电气装置 | |
US8052477B1 (en) | Receptacle connector for a cable | |
US7651379B1 (en) | Cable assembly with improved termination disposition | |
US8801461B2 (en) | Stepped termination block | |
JP7044531B2 (ja) | コネクタ及びケーブルハーネス | |
US10333263B2 (en) | Cable connector assembly having cable of a flat structure | |
US10103505B1 (en) | Cable with connectors | |
JP6332222B2 (ja) | コネクタ付きケーブル | |
US10777954B2 (en) | Cable connector assembly | |
CN112563782A (zh) | 双排焊线结构 | |
CN112909659B (zh) | 线束、连接物和连接器 | |
JP6459747B2 (ja) | 通信用コネクタ | |
JP6421734B2 (ja) | コネクタ付きケーブル | |
JP2017135030A (ja) | 多芯ケーブル用コネクタ | |
JP7200723B2 (ja) | コネクタ付き多心ケーブル | |
JP6714892B1 (ja) | 中継基板、中継基板付き差動伝送用電線およびコネクタ付きケーブル | |
CN206574983U (zh) | 带连接器的线缆 | |
US11411381B2 (en) | Wire and mold-member assembly and cable with connector | |
CN210576564U (zh) | 双排焊线结构 | |
JP7363551B2 (ja) | コネクタ付き多心ケーブル | |
JP6940026B1 (ja) | コネクタ付き多心ケーブル | |
JP6965684B2 (ja) | コネクタ | |
TWM603631U (zh) | 轉接線結構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170530 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6421734 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |