JP6419318B2 - 円偏波アンテナおよび姿勢算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、円偏波を送受波する円偏波アンテナ、および当該円偏波アンテナを備えた姿勢算出装置に関する。
従来、各種の円偏波アンテナが実用化されている。例えば、特許文献1には、円偏波を送受波するスロットボウタイアンテナが記載されている。
特許文献1のアンテナは、ループ導体と導電性の筐体を備える。ループ導体は、円の一部を欠いたC環状である。筐体は、ループ導体を囲むように配置されている。筐体におけるループ導体の放射面側の壁には、ボウタイスロットが形成されている。ループ導体の放射面に直交する方向から視て、ボウタイスロットとループ導体は重なっている。
また、特許文献1のアンテナは、ボウタイスロットが形成されたスロット導体と、ループ導体を備える。スロット導体は第1の誘電体基板に形成されており、ループ導体は、第2の誘電体基板に形成されている。第1の誘電体基板と第2の誘電体基板は、重ねられている。この際、ループ導体は、第1の誘電体基板と第2の誘電体基板に挟まれている。スロット導体は、第1の誘電体基板を挟んでループ導体に対向している。
特開2010−109623号公報
しかしながら、特許文献1に記載のアンテナでは、所望とするアンテナ特性(利得、指向性)を得ながら小型化することが容易ではない。
したがって、本発明の目的は、所望のアンテナ特性を得ながら小型の円偏波アンテナを提供することにある。
この発明の円偏波アンテナは、円偏波を送受波する平膜導体が形成されたアンテナ基板と、アンテナ基板における放射面と反対側の面に配置されたキャビティと、を備える。キャビティの深さ方向に視て、キャビティは、平膜導体の少なくとも一部に重なっている。キャビティにおける少なくとも一方向の長さは、円偏波の半波長よりも短い。
この構成では、キャビティの深さ方向の長さが円偏波の波長よりも短いことによって、波長短縮効果があり、送受波する円偏波の波長に対して平膜導体における放射に寄与する部分の長さを短くすることができる。
また、この発明の円偏波アンテナでは、平膜導体はループ導体を備える。キャビティは、ループ導体を内包するように配置された第1キャビティを備える。
この構成では、送受波する円偏波に対してループ導体の長さを短くでき、ループ導体の形成面積を小さくできる。
また、この発明の円偏波アンテナでは、平膜導体は、スロットが形成されたスロット導体を備える。キャビティの深さ方向に視て、キャビティは、スロット導体の一部に重なっている第2キャビティを備える。
この構成では、送受波する円偏波に対してスロットの長さを短くでき、スロット導体の形成面積を小さくできる。
この発明によれば、所望のアンテナ特性を実現しながら、円偏波アンテナを小型にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図 本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図 (A)は本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図、(B)は同円偏波アンテナの側面断面図 (A)は本発明の第1の実施形態に係るアンテナ基板の表面を視た平面図、(B)は同アンテナ基板の裏面を視た平面図 (A)は本発明の第1の実施形態に係る第1の導体板の平面図、(B)は同第1の導体板の側面断面図 本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの放射指向特性を示すグラフ 本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図 本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図 (A)は本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図、(B)は本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの側面断面図 (A)は本発明の第2の実施形態に係るアンテナ基板の表面を視た平面図、(B)は本発明の第2の実施形態に係るアンテナ基板の裏面を視た平面図 (A)は本発明の第2の実施形態に係る第1の導体板の平面図、(B)は本発明の第2の実施形態に係る第1の導体板の側面断面図 本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図 本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図 (A)は本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図、(B)は本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの側面断面図 本発明の第3の実施形態に係る補助放射部材の三面図 本発明の第3の実施形態に係る導体板の平面図、第1、第2、第3側面断面図 本発明の第4の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図 本発明の第5の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図 は、本発明の実施形態に係る姿勢算出装置のブロック図
本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図である。図3(A)は、本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図である。図3(A)は、導体の位置関係を分かり易くするために、一部の導体にハッチングを施してある。図3(B)は、本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの側面断面図である。図3(B)は、図3(A)におけるA−A'断面の図である。
円偏波アンテナ10は、アンテナ基板20、導体板30,40を備える。アンテナ基板20の裏面は、導体板30の表面に当接しており、導体板30の裏面は、導体板40の表面に当接している。すなわち、アンテナ基板20、導体板30、および導体板40は、この順で積層されている。アンテナ基板20には貫通孔25が形成されている。貫通孔25の内壁には導体が形成されており、後述するスロット導体22および中継導体24に導通している。なお、貫通孔25の内壁の導体は、省略することができる。導体板30には貫通孔34が形成されている。導体板40には貫通孔43が形成されている。貫通孔25、貫通孔34、および貫通孔43は、アンテナ基板20、導体板30、および導体板40を積層した状態で連通している。これら貫通孔25,34,43を挿通する導電性のネジ(図示せず)等を用いて、アンテナ基板20、導体板30、および導体板40を固定することによって、円偏波アンテナ10の形状が保持される。なお、この導電性のネジ等は、図示しないグランドに接続されている。
図4(A)は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ基板の表面を視た平面図である。図4(B)は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ基板の裏面を視た平面図である。
アンテナ基板20は、誘電体基板21、スロット導体22、ループ導体23、および、中継導体24を備える。誘電体基板21は、平面視して矩形である。より具体的には、本実施形態の場合であれば、誘電体基板21は、平面視して正方形である。スロット導体22およびループ導体23が本発明の「平膜導体」に相当する。
スロット導体22は、誘電体基板21の表面に形成されている。スロット導体22は、表面の略全面に亘る形状である。スロット導体22の材質は、例えば銅(Cu)である。スロット導体22には、ボウタイスロット220が形成されている。ボウタイスロット220は、スロット導体22における導体の非形成部によって実現される。
ボウタイスロット220は、2対形成されている。各ボウタイスロット220は、誘電体基板21を平面視したスロット導体22の中心位置から誘電体基板21の対角線に沿って延びる形状である。各ボウタイスロット220の幅は、前記中心位置側から角部に近づくにしたがって広くなっている。各ボウタイスロット220の前記中心位置側の端部は、互いに繋がっている。ボウタイスロット220の長さは、円偏波アンテナ10で送受波する電波(送受波信号)の波長λに基づいて設定されており、当該波長λ/2程度であり、波長λ/2よりも短い。
ループ導体23は、誘電体基板21の裏面に形成されている。ループ導体23は、円環形状の線状導体を円周方向に沿った1箇所で切り欠いた形状(C環状)である。ループ導体23の材質は、例えば銅(Cu)である。ループ導体23の中心(円環形状の中心)は、誘電体基板21を平面視した(放射面に直交する方向に視た)中心に略一致している。ループ導体23は、2対のボウタイスロット220のそれぞれに対して同程度に重なっている。ループ導体23における切り欠かれた位置は、誘電体基板21の中心と1つの角部とを結ぶ線上に略一致するように配置されている。
ループ導体23の切り欠き部分の一端は、給電導体231によって1つの角部付近まで引き回されている。ループ導体23の切り欠き部分の他端は、給電導体232によって1つの角部付近まで引き回され、終端抵抗(図示せず)を介して中継導体24に接続されている。
ループ導体23の円周方向に沿った長さは、円偏波アンテナ10の送受波信号の波長λに基づいて設定されており、当該波長λ程度であり、波長λよりも短い。
中継導体24は、誘電体基板21の裏面に形成されている。中継導体24は、線状導体である。中継導体24は、誘電体基板21の裏面における外周の近傍に、当該外周に沿うように形成されている。スロット導体22と中継導体24は、後述するネジ等によって電気的に接続されている。中継導体24の材質は、ループ導体23と同様に、例えば銅(Cu)である。
図5(A)は、本発明の第1の実施形態に係る第1の導体板(導体板30)の平面図である。図5(B)は、本発明の第1の実施形態に係る第1の導体板(導体板30)の側面断面図である。図5(B)は、図5(A)におけるB−B'断面を示している。
導体板30は、導電性が高い材質からなる。例えば、導体板30の材料は、SUS、アルミニウム(Al)等である。導体板30は、加工性の良い材質であるとよりよい。
導体板30には、第1キャビティ32、および配線孔33が形成されている。第1キャビティ32および配線孔33は、導体板30を表面から裏面に亘って貫通している。第1キャビティ32および配線孔33の開口面の形状は、略矩形である。
第1キャビティ32を平面視した中心は、導体板30を平面視した中心に略一致している。図3(A)に示すように、第1キャビティ32は、アンテナ基板20と導体板30が積層された状態で平面視して、ループ導体23が第1キャビティ32内に収まる形状である。
配線孔33は、第1キャビティ32と導体板30の1つの角部との間に形成されている。配線孔33は、第1キャビティ32に連通している。配線孔33は、アンテナ基板20と導体板30が積層された状態で平面視して、給電導体231の端部が配線孔33内に収まる形状である。
導体板40は、導体板30と同様に、導電性が高い材質からなる。例えば、導体板40の材料は、SUS、アルミニウム(Al)等である。導体板40は、加工性の良い材質であるとよりよい。
図2、図5(A)、図5(B)に示すように、導体板40には、配線孔42が形成されている。配線孔42は、導体板40を表面から裏面に亘って貫通している。配線孔42の開口面の形状は、略矩形である。なお、配線孔42の内壁の角は面取りされているとよい。図3(A)、図3(B)に示すように、配線孔42は、導体板30と導体板40が積層された状態で平面視して、配線孔33と配線孔42とが重なる位置、および形状である。
円偏波アンテナ10は、各構成部材であるアンテナ基板20、導体板30,40が上述の構成であり、図1、図3(A)、図3(B)に示すように、これらが積層されていることによって、次に示す構造の特徴を有する。
導体板30がアンテナ基板20と導体板40との間に挟まれていることによって、第1キャビティ32におけるアンテナ基板20と反対側の端面は、導体板40によって封止されている。なお、第1キャビティ32におけるアンテナ基板20と反対側の端面は、導体板40によって封止されていなくても、この端面が送受波信号に対して不連続面になっていればよい。第1キャビティ32は、円偏波アンテナ10を平面視して(第1キャビティ32の深さ方向に視て)、ループ導体23が内包されるように形成されている。また、第1キャビティ32は、円偏波アンテナ10を平面視して、各ボウタイスロット220に対して部分的に重なっている。この際、第1キャビティ32が各ボウタイスロット220に重なる面積は、略同じである。
ここで、第1キャビティ32の大きさは、次のように決定されている。第1キャビティ32の大きさは、電気長によって決定されており、深さ方向の長さ、縦方向の長さ、および横方向の長さによって決定される。第1キャビティ32の縦方向および横方向は、互いに直交している。これら縦方向および横方向は、深さ方向に直交している。縦方向の長さおよび横方向の長さは、ループ導体23が第1キャビティ32内に収まる長さである。また、第1キャビティ32の縦方向、横方向および深さ方向の長さは、送受波信号の波長λよりも短く、半波長λ/2よりも短いとより好ましい。
このように、第1キャビティ32の大きさを決定することによって、送受波信号に対するループ導体23およびボウタイスロット220の第1キャビティ32による波長短縮効果が生じる。したがって、ループ導体23の長さ(円周方向に沿った長さ)およびボウタイスロット220の長さを短くすることができ、円偏波アンテナ10の平面面積を小さくすることが可能である。
また、第1キャビティ32の大きさを構成するそれぞれの長さが送受波信号の波長λよりも短いことにより、アンテナ基板20から第1キャビティ32側のインピーダンスが無限大(開放端)に見え、第1キャビティ32に電波が侵入しにくい。これにより、放射面であるアンテナ基板20の表面側に電波が放射しやすく、放射特性が向上する。
また、上述の構成では、スロット導体22は、貫通孔25を挿通する導電性のネジ等によって、中継導体24および導体板30に電気的に接続されている。これにより、スロット導体22の端部での不要な電波の放射が抑制され、放射特性がさらに向上する。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る円偏波アンテナの放射指向特性を示すグラフである。図6に示すように、本実施形態に係る円偏波アンテナ10を用いることによって、所望波である右旋円偏波は、天頂方向に対して広い角度範囲で高い放射利得が得られる。また、不要波である左旋円偏波は、天頂方向に対して放射利得が極低く抑えられる。
これにより、本実施形態に係る円偏波アンテナ10は、優れた放射特性を得られることがわかる。したがって、本実施形態に係る円偏波アンテナ10の構成を用いることによって、優れた放射特性と小型化を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナについて、図を参照して説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図である。図8は、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図である。図9(A)は、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図である。図9(A)は、導体の位置関係を分かり易くするために、一部の導体にハッチングを施してある。図9(B)は、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの側面断面図である。図9(B)は、図9(A)におけるC−C'断面の図である。
本実施形態に係る円偏波アンテナ10Aは、第1の実施形態に係る円偏波アンテナ10に対して、アンテナ基板20Aの形状で異なり、さらに、導体板30に第2キャビティ35を追加した点で異なる。
図10(A)は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ基板20Aの表面を視た平面図である。図10(B)は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ基板20Aの裏面を視た平面図である。
アンテナ基板20Aは、誘電体基板21、スロット導体22A、ループ導体23、および、中継導体24を備える。誘電体基板21、ループ導体23、および、中継導体24は、第1の実施形態に係るアンテナ基板20と同じである。本実施形態では、スロット導体22Aおよびループ導体23が、本発明の「平膜導体」に相当する。
スロット導体22には、ボウタイスロット220Aと延伸スロット221が形成されている。ボウタイスロット220Aは、長さが異なる以外は第1の実施形態に係るボウタイスロット220と同様の構造である。延伸スロット221は、各ボウタイスロット220Aにおける誘電体基板21の角部側の端部に連通している。延伸スロット221は、隣り合うボウタイスロット220A間の導体に対して線状の導体非形成部を設けることによって実現される。延伸スロット221は、第1直線部と第2直線部とが連続するスロットである。第1直線部と第2直線部は、ボウタイスロット220に接続する側から第1直線部、第2直線部の順で連続している。第1直線部は、誘電体基板21における当該第1直線部に近接する外周辺に沿って形成されている。第1直線部は、隣り合うボウタイスロット220A間の略中間位置まで延びている。第2直線部は、当該外周辺付近から誘電体基板21の中心位置に向かって延びる形状で形成されている。
図11(A)は、本発明の第2の実施形態に係る第1の導体板(導体板30)の平面図である。図11(B)は、本発明の第2の実施形態に係る第1の導体板(導体板30)の側面断面図である。図11(B)は、図11(A)におけるD−D'断面を示している。
導体板30Aには、第1の実施形態に示した構成と同じ第1キャビティ32、配線孔33、および貫通孔34が形成されている。さらに、導体板30Aには、複数(本実施形態では4個)の第2キャビティ35が形成されている。
第2キャビティ35は、導体板30Aを表面から裏面に亘って貫通する穴である。複数の第2キャビティ35は、第1キャビティ32と導体板30Aの各外周辺との間にそれぞれ形成されている。すなわち、第2キャビティ35は、導体板30Aの外周辺付近に形成されている。第2キャビティ35は、当該第2キャビティ35が近接する外周辺に沿った方向の長さが長く、当該外周辺に直交する方向の長さが短い。
第2キャビティ35は、導体板40によって、アンテナ基板20A側と反対側の開口が塞がれている。なお、第2キャビティ35についても、第1の実施形態に示した第1キャビティ32と同様に、第2キャビティ35におけるアンテナ基板20Aと反対側の端面は、導体板によって封止されていなくても、この端面が送受波信号に対して不連続面になっていればよい。ここで、第2キャビティ35の深さ方向の長さ(電気長)は、送受波信号の半波長λ/2よりも短く、例えば、1/4波長λ/4である。
円偏波アンテナ10Aは、各構成部材であるアンテナ基板20A、導体板30Aが上述の構成であり、これらが図7、図8、図9(A)、図9(B)に示すように、積層されていることによって、第1の実施形態に係る円偏波アンテナ10に対して、さらに次に示す構造の特徴を有する。
上述のように、延伸スロット221をボウタイスロット220Aに連通して形成することによって、送受波信号に対するスロットの電気長を、ボウタイスロット220Aの長さと延伸スロット221の長さとを加算した長さまで伸延することができる。
この際、延伸スロット221の第1直線部は、ボウタイスロット220Aの延びる方向と異なる方向に延び、第2直線部は、第1直線部側の端部からアンテナ基板20Aの中心側に向けて延びている。
これにより、送受波信号に対するボウタイスロット220の長さを短くしながら、アンテナ基板20Aの平面面積が大きくなることを抑制できる。したがって、円偏波アンテナ10Aを小型化することができる。
また、図9(A)、図9(B)に示すように、第2キャビティ35は、延伸スロット221の第1直線部と第2直線部との接続部分よりも円偏波アンテナ10Aの外周辺側のスロット導体22Aと重なるように配置されている。さらに、第1、第2キャビティ32、35の深さ方向に視て、各第2キャビティ35は、延伸スロット221が形成される辺に沿ったスロット導体22Aと中継導体24とが重なる部分に重なるように配置されている。この場合、この重なる部分において、スロット導体22Aと中継導体24とが導電性ビア導体によって接続されているとよい。
このような構成により、第2キャビティ35による波長短縮効果が得られ、送受波信号に対するボウタイスロット220Aおよび延伸スロット221の長さ(電気長)を短くすることができる。
したがって、延伸スロット221と第2キャビティ35とを形成することによって、送受波信号の波長λに対比したアンテナ基板20Aの平面面積をさらに小さくでき、円偏波アンテナ10Aをさらに小型化することができる。
以上のように、本実施形態の構成を用いることによって、円偏波アンテナ10Aをさらに小型に形成することができる。なお、本実施形態における延伸スロット221を形成せず、第2キャビティを形成する場合であっても同様に、アンテナ基板の平面面積を小さくでき、円偏波アンテナを小型化することができる。この場合、第2キャビティは、ボウタイスロット220Aにおける誘電体基板21Aの角部側の端部付近のスロット導体22Aに重なるように形成されていればよい。
次に、本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナについて、図を参照して説明する。図12は、本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの外観斜視図である。図13は、本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図である。図14(A)は、本発明の第3の実施形態に係る円偏波アンテナの平面図である。図14(A)は、導体の位置関係を分かり易くするために、一部の導体にハッチングを施してある。図14(B)は、本発明の第2の実施形態に係る円偏波アンテナの側面断面図である。図14(B)は、図14(A)におけるE−E'断面の図である。
本実施形態に係る円偏波アンテナ10Bは、第2の実施形態に係る円偏波アンテナ10A'、補助放射部材50、導体板60、誘電体基板70、および導体板80を備える。円偏波アンテナ10A'は、第2の実施形態に係る円偏波アンテナ10Aから導体板40を省略した構成を備える。
図12、図13、図14(A)、図14(B)に示すように、円偏波アンテナ10A'、補助放射部材50、導体板60、誘電体基板70、および導体板80は、この順に積層されている。より具体的には、円偏波アンテナ10A'の裏面には、補助放射部材50のベース部材51の表面が当接しており、補助放射部材50のベース部材51の裏面には、誘電体基板70が当接しており、誘電体基板70の裏面には、導体板80が当接している。
図15は、本発明の第3の実施形態に係る補助放射部材の三面図(平面図、第1側面図、第2側面図)である。
補助放射部材50は、ベース部材51、複数の立設部材52を備える。ベース部材51と立設部材52は、一体に形成されている。ベース部材51と立設部材52は、一枚の導体板を屈曲させることによって形成されている。
ベース部材51は、平面視して矩形(本実施形態では正方形)である。ベース部材51には、貫通穴511が形成されている。貫通穴511は、ベース部材51を表面から裏面に亘って貫通する穴である。貫通穴511を平面視した形状は、導体板30に設けられた第1キャビティ32を平面視した形状と略同じである。
複数の立設部材52は、矩形のベース部材51の各辺に繋がるように形成されている。各立設部材52の平板面は、ベース部材51の平板面に直交している。
立設部材52とベース部材51とが接続する部分には、開口53が備えられている。この開口53により、各立設部材52は、ベース部材51の角部付近において所定幅でベース部材51に接続している。
立設部材52におけるベース部材51と接続する側と反対側の端部には、スリット521が形成されている。スリット521は、開口53に連通している。
図16は、本発明の第3の実施形態に係る導体板の平面図、第1、第2、第3側面断面図である。第1断面図は、図16の平面図におけるF−F'断面を示しており、第2断面図は、図16の平面図におけるG−G'断面を示しており、第3断面図は、図16の平面図におけるH−H'断面を示している。
導体板60は、円板である。導体板60は、導体板30,40と同様に、導電性が高い材質からなる。例えば、導体板60の材料は、SUS等である。
導体板60には、スロット62,63がそれぞれ複数形成されている。スロット62,63の延びる方向に沿った長さは、送受波信号の波長λに基づいて設定されている。スロット62,63は、導体板60を表面から裏面に貫通している。スロット62,63は、延びる方向の途中で略90°に屈曲している。スロット62,63は、屈曲部が導体板60の中心側となり、両端が導体板60の外周側となるように形成されている。複数(本実施形態では4個)のスロット62は、導体板60を平面視した中心を基準点として、それぞれが所定の角度(本実施形態では90°)差をもって形成されている。同様に、複数(本実施形態では4個)のスロット63は、導体板60を平面視した中心を基準点として、それぞれが所定の角度(本実施形態では90°)差をもって形成されている。スロット62とスロット63は、スロット62の屈曲部がスロット63の屈曲部よりも導体板60の中心側に配置されるように形成されている。これらスロット62,63が本発明の「背面側スロット」に相当する。
このような構成からなる補助放射部材50、導体板60は、円偏波アンテナ10A'、誘電体基板70、および導体板80とともに、図12、図14(A)、図14(B)に示すように、積層されている。
具体的には、円偏波アンテナ10A'を平面視した中心、補助放射部材50を平面視した中心、導体板60を平面視した中心、円板状の誘電体基板70を平面視した中心、円板状の導体板80を平面視した中心は、円偏波アンテナ10Bを平面視して一致している。
円偏波アンテナ10Bを平面視して、補助放射部材50の貫通穴511は、円偏波アンテナ10A'の第1キャビティ32と重なっており、連通している。補助放射部材50は、立設部材52が円偏波アンテナ10A'を囲むような向きで配置されている。導体板60は、スロット62,62の屈曲部がボウタイスロット220Aに重なるように配置されている。
このような構成によって、円偏波アンテナ10A'の放射面の反対側である背面側に漏洩された電磁波(背面漏洩波)がスロット62またはスロット63によって励振される。この励振された背面漏洩波は、誘電体基板70を導体板60と導体板80とで挟みこんだ部分(背面漏洩抑圧部)に給電される。ここで、導体板60,80の形状、誘電体基板70の形状、および誘電体基板70の誘電率を適宜設定する。これにより、スロット62またはスロット63から背面漏洩抑圧部に給電された背面漏洩波で、円偏波アンテナ10A'の放射面側から側面を介して回り込む漏洩波を相殺することができる。これにより、円偏波アンテナ10Bは、放射面側により効率的に送受波を行うことができる。すなわち、より放射特性に優れる円偏波アンテナを実現することができる。
また、スロット62,63を屈曲させることによって、規定の面積に形成可能なスロットの個数を増やすことができる。これにより、放射特性を向上しながら、導体板60の大型化を抑制でき、円偏波アンテナ10Bを小型化できる。
また、本実施形態の円偏波アンテナ10Bでは、導体板60,80の間に誘電体基板70を配置しているが、これを省略することも可能である。ただし、誘電体基板70を配置することによって、背面漏洩の抑圧効果を実現しながら、導体板60と導体板80との間の距離を短くすることができる。これにより、より低背な円偏波アンテナ10B、すなわち、より小型の円偏波アンテナ10Bを実現することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る円偏波アンテナについて、図を参照して説明する。図17は、本発明の第4の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図である。
本実施形態に係る円偏波アンテナ10Cは、第3の実施形態に係る円偏波アンテナ10Bに対して、補助放射部材50を省略した点で異なる。
このような構成であっても、上述の各実施形態と同様に、放射特性に優れた小型の円偏波アンテナ10Cを実現することができる。ただし、上述の円偏波アンテナ10Bに示すように、補助放射部材50を備えることによって、放射特性はさらに向上する。
次に、本発明の第5の実施形態に係る円偏波アンテナについて、図を参照して説明する。図18は、本発明の第5の実施形態に係る円偏波アンテナの分解斜視図である。
本実施形態に係る円偏波アンテナ10Dは、第4の実施形態に係る円偏波アンテナ10Cに対して、導体板60Dの構成が異なる。導体板60Dは、複数のスロット62を備える。すなわち、本実施形態に係る円偏波アンテナ10Dは、第4の実施形態に係る円偏波アンテナ10Cに対して複数のスロット63が省略された点で異なる。
このような構成であっても、上述の各実施形態と同様に、放射特性に優れた小型の円偏波アンテナ10Dを実現することができる。ただし、上述の円偏波アンテナ10B,10Cに示すように、長さの異なるスロット62,63を備えることによって、複数の周波数に対して放射特性をさらに向上させることができる。例えば、GNSSにおけるGPS、GLONASS、Galileoの内の2種類の測位信号を高利得で受信することができる。なお、これらの測位信号は、周波数が近接しているので、スロット62のみでも所望とする利得を得るように設定することも可能である。ただし、2種類の送受波信号の周波数が離間している場合には、それぞれに対応する長さのスロットを設けることが好ましい。
なお、上述の各実施形態の構成は、適宜組み合わせることが可能であり、これらの組合せによって、所望とする送受波信号に対して高利得で小型の円偏波アンテナを実現することができる。
上述の円偏波アンテナは、例えば、次に示す姿勢算出装置に適用することができる。図19は、本発明の実施形態に係る姿勢算出装置のブロック図である。
姿勢算出装置90は、アンテナ装置100、受信部51、および、演算部60を備える。アンテナ装置100は、アンテナ素子101,102,103,104を備える。アンテナ素子101,102,103,104は、上述の実施形態のいずれかに示した円偏波アンテナの構成を備える。アンテナ素子101,102,103,104は、少なくとも1つのアンテナ素子が一直線上に並ばないように、単一平面上に配置されている。
受信部911は、アンテナ素子101に接続されている。受信部911は、アンテナ素子101で受波した測位信号を捕捉、追尾して、搬送波位相を検出する。受信部912は、アンテナ素子102に接続されている。受信部912は、アンテナ素子102で受波した測位信号を捕捉、追尾して、搬送波位相を検出する。受信部913は、アンテナ素子103に接続されている。受信部913は、アンテナ素子103で受波した測位信号を捕捉、追尾して、搬送波位相を検出する。受信部914は、アンテナ素子104に接続されている。受信部914は、アンテナ素子104で受波した測位信号を捕捉、追尾して、搬送波位相を検出する。受信部911,912,913,914は、検出した搬送波位相を演算部92に出力する。
演算部92は、2つの受信部で検出した同じ測位信号の搬送波位相の差を算出する。演算部92は、搬送波位相の差(搬送波位相差)を順次算出し、これらの搬送波位相差から既知の方法を用いて姿勢を算出する。
この姿勢算出装置90では、上述の円偏波アンテナを用いることによって、姿勢算出装置90を省スペース化することができる。
なお、上記説明では、航法情報として姿勢を算出する例を示したが、位置、速度等の他の航法情報を算出してもよい。
10,10A,10B,10C,10D:円偏波アンテナ
20,20A:アンテナ基板
21,21A:誘電体基板
22,22A:スロット導体
23:ループ導体
24:中継導体
30,30A,40:導体板
32:第1キャビティ
35:第2キャビティ
40:導体板
33,42:配線孔
43:貫通孔
50:補助放射部材
51:ベース部材
52:立設部材
53:開口
60,60D,80:導体板
62,63:スロット
70:誘電体基板
80:導体板
220,220A:ボウタイスロット
221:延伸スロット
511:貫通穴

Claims (10)

  1. 円偏波を送受波する平膜導体が形成されたアンテナ基板と、
    前記アンテナ基板における放射面と反対側の面に配置されたキャビティと、
    を備え、
    前記キャビティの深さ方向に視て、前記キャビティは前記平膜導体の少なくとも一部に重なっており、
    前記平膜導体は、ループ導体を備え、
    前記キャビティは、前記ループ導体を内包するように配置された第1キャビティを備え、
    前記第1キャビティにおける前記深さ方向に直交する縦方向および横方向の長さは、前記円偏波の半波長よりも短い、
    円偏波アンテナ。
  2. 請求項1に記載の円偏波アンテナであって、
    前記平膜導体は、スロットが形成されたスロット導体を備え、
    前記キャビティの深さ方向に視て、前記キャビティは、前記スロット導体の一部に重なっている第2キャビティを備える、
    円偏波アンテナ。
  3. 請求項2に記載の円偏波アンテナであって、
    前記第2キャビティは、前記スロット導体の外周辺付近に重なるように配置されている、
    円偏波アンテナ。
  4. 請求項3に記載の円偏波アンテナであって
    記キャビティの深さ方向に視て、前記第2キャビティは、前記第1キャビティと前記アンテナ基板の外周辺との間に配置されている、
    円偏波アンテナ。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の円偏波アンテナであって
    記第2キャビティの深さ方向の長さは、前記円偏波の半波長よりも短い、
    円偏波アンテナ。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の円偏波アンテナであって、
    前記スロットはボウタイスロットである、
    円偏波アンテナ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の円偏波アンテナであって、
    前記キャビティにおける前記アンテナ基板と反対側に、
    前記円偏波の波長に基づく長さで形成された背面側スロットと、
    前記背面側スロットで励振された漏洩波を放射する放射部と、
    を備える、円偏波アンテナ。
  8. 請求項7に記載の円偏波アンテナであって、
    前記放射部は、
    前記背面側スロットにおける前記キャビティと反対側に配置された誘電体基板を備える、
    円偏波アンテナ。
  9. 請求項7または請求項8に記載の円偏波アンテナであって、
    前記背面側スロットは、延びる方向の途中で屈曲する形状である、
    円偏波アンテナ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の円偏波アンテナと、
    前記円偏波アンテナに接続し、受波した測位信号を捕捉する受信部と、
    捕捉した測位信号に基づいて姿勢を算出する演算部と、
    を備える、姿勢算出装置。
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