JP6418433B1 - 監視カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影方向を様々な方向に向けることができる監視カメラを提供する。【解決手段】ドーム型の監視カメラであって、ベースと、ベースに連結される第1の連結部材と、ベースに連結される第2の連結部材と、第1の連結部材に連結される第1のカメラと、第2の連結部材に連結される第2のカメラと、第1の連結部材、第2の連結部材、第1のカメラ、および第2のカメラを覆うように、ベースに固定されるドーム型のカバーと、を備え、ベースは、カバーの天頂直下を中心とした円形状のレールを備え、第1の連結部材は、レールに沿って摺動し、第2の連結部材は、カバーの天頂直下でベースに連結される。【選択図】図12

Description

本開示は、ドーム型の監視カメラに関する。
従来、複数のカメラを備え、全方位を撮影できる全方位カメラがある。例えば、特許文献1には、全方位の画像を欠けなく取得できるとともに、GPS信号を基にした位置情報の測定精度を向上させる全方位カメラが開示されている。
特開2014−115374号公報
全方位カメラであっても、所定方向に重点を置いて撮影させたい場合もある。しかしながら、特許文献1では、複数のカメラが固定されているため、所定方向に重点を置いた撮影ができない。
本開示の非限定的な実施例は、撮影方向を様々な方向に向けることができる監視カメラの提供に資する。
本開示の一態様に係る監視カメラは、ドーム型の監視カメラであって、ベースと、前記ベースに連結される第1の連結部材と、前記ベースに連結される第2の連結部材と、前記第1の連結部材に連結される第1のカメラと、前記第2の連結部材に連結される第2のカメラと、前記第1の連結部材、前記第2の連結部材、前記第1のカメラ、および前記第2のカメラを覆うように、前記ベースに固定されるドーム型のカバーと、を備え、前記ベースは、前記カバーの天頂直下を中心とした円形状のレールを有し、前記第1の連結部材は、前記レールに沿って摺動し、前記第2の連結部材は、前記カバーの天頂直下で前記ベースに連結される、監視カメラ。
本開示の一態様によれば、撮影方向を様々な方向に向けることができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
本開示の実施の形態に係る監視カメラの側面図を示した図 カバーを取り外した状態の監視カメラの側面図 カバーを取り外した状態の監視カメラの正面図 カバーを取り外した状態の監視カメラの側面図 カバーを取り外した状態の監視カメラの側面図 カメラの撮影方向をカバーの天頂方向に向けた様子を示した図 カメラの撮影方向がカバーの天頂方向を超えて可動した様子を示した図 カバーの天頂方向を回転軸としたカメラの回転を説明する図 カメラがカバーの天頂方向を回転軸として回転した様子を示した図 監視カメラの筐体およびベースを示した図 図10に示すベースに連結部材を取り付けた図 連結部材のベースへの連結を説明する図 連結部材のベースへの連結を説明する図 カメラの前方から見た斜視図 カメラの後方から見た斜視図 カメラの前方から見た分解斜視図 カメラの後方から見た分解斜視図 カメラの回転範囲を説明する図 カメラの回転範囲を説明する図 カメラの回転範囲を説明する図 監視カメラを設置する交差点の例を示した図 交差点に設置された監視カメラのカメラ配置例を示した図 図20のカメラ配置例で撮影した画像例を示した図 別のカメラ配置例を示した図 図22のカメラ配置例で撮影した画像例を示した図 水平方向が連続したパノラマ画像の例を示した図 監視カメラの外部からの衝撃を緩和する機構を説明する図 ベースが筐体の底部に向かって沈んだ様子を示した図 ベースが筐体の底部に向かって沈んだ様子を示した図 ベースが筐体の底部に向かって沈んだ様子を示した図
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、本開示の実施の形態に係る監視カメラの側面図を示した図である。図1に示す監視カメラは、例えば、交差点に設置されている信号機の柱や電信柱、またはビルなどの建物の内外に設置される。監視カメラは、例えば、パソコンなどの情報処理装置と接続され、撮影した画像を情報処理装置に送信する。以下では、監視カメラに対し、図1に示す3軸の座標軸を設定する。
図1に示すように、監視カメラは、筐体1と、カバー2、とを有している。筐体1は、底部に固定面A1を有している。監視カメラは、固定面A1を介して、例えば、信号機の柱や電信柱、またはビルなどの建物に固定される。
カバー2は、ドーム型のカバーであり、半球形状を有している。カバー2は、例えば、ガラスまたはプラスチック等の透明な材料により形成されている。図1の矢印A2が示す部分は、カバー2の天頂を示している。
カバー2は、筐体1に取り付けられている複数のカメラ(例えば、図2または図3を参照)を覆うように、筐体1に固定される。カバー2は、筐体1に取り付けられている複数のカメラを保護する。
図2は、カバー2を取り外した状態の監視カメラの側面図である。図2において、図1と同じものには同じ符号が付してある。
図2に示すように、監視カメラは、複数のカメラ11a,11b,11cを有している。本件実施の形態に係る監視カメラは、4つのカメラを有しているが、図2では、もう1つのカメラは、カメラ11bの後方(−x軸方向)に隠れている。
図3は、カバー2を取り外した状態の監視カメラの正面図である。図3において、図2と同じものには同じ符号を有している。図3に示すように、監視カメラは、4つのカメラ11a〜11dを有している。カメラ11a〜11dの撮影方向(例えば、レンズ面から垂直に伸びる方向)は、ユーザの手によって調整される(動かされる)。
筐体1は、ベース12を有している。ベース12は、板状の部材であり、装置正面(+z軸方向)から見て、円形状を有している。カメラ11a〜11dは、以下で詳述するが、ベース12に対し、可動可能に固定(連結)されている。
ベース12の中心は、カバー2の天頂直下(天頂の真下)に位置している。例えば、ベース12の中心は、図1の矢印A2に示すカバー2の天頂の真下に位置している。
図4は、カバー2を取り外した状態の監視カメラの側面図である。図4において、図2および図3と同じものには同じ符号が付してある。なお、図4では、説明を簡単にするためカメラ11a,11cを示し、カメラ11b,11dの図示を省略している。図4に示すように監視カメラは、連結部材21aa,21ab,21cを有している。
連結部材21aaは、ベース12の中心から、カバー2の天頂に向かって伸びている。言い換えれば、連結部材21aaは、カバー2の天頂直下に位置するベース12から、カバー2の天頂に向かって伸びている。
連結部材21aaは、ベース12の中心から、カバー2の天頂に向かって伸びる軸を有し、この軸を中心に回転する。例えば、図4に示す軸A11は、ベース12の中心から、カバー2の天頂に向かって伸びる連結部材21aaの軸を示している。連結部材21aaは、図4の軸A11を回転軸として左右方向に回転する。
連結部材21abは、一端が連結部材21aaのベース12とは反対側の端部において連結されている。また、連結部材21abは、他端がカメラ11aに連結されている。
連結部材21abの一端は、他端がベース12に対する仰角方向に可動するように、連結部材21aaに連結されている。つまり、連結部材21abの他端は、ベース12に対する仰角方向に可動する。以下では、ベース12に対する仰角方向を、単に仰角方向と呼ぶことがある。
上記したように、連結部材21abの他端には、カメラ11aが連結されている。連結部材21abの他端は、仰角方向に可動する。従って、カメラ11aの撮影方向は、仰角方向に可動する。例えば、図4に示す矢印A12は、ベース12に対する仰角方向を示している。カメラ11aの撮影方向は、図4の矢印A12方向に可動する。
連結部材21cは、ベース12の中心から外れた位置から、カバー2の天頂に向かって伸びている。例えば、連結部材21cは、連結部材21aaの軸A11とベース12とが交わる点(ベース12の中心)から外れた位置から、カバー2の天頂に向かって伸びている。以下で説明するが、連結部材21cは、ベース12の中心を中心した円周上(例えば、図10または図12のレール41を参照)を可動するように、ベース12に連結されている。
連結部材21cのベース12とは反対側の端部には、カメラ11cが連結されている。カメラ11cは、撮影方向が仰角方向において可動するように、連結部材21cに連結されている。例えば、図4に示す矢印A13は、ベース12に対する仰角方向を示している。カメラ11cの撮影方向は、図4の矢印A13方向に可動する。
図5は、カバー2を取り外した状態の監視カメラの側面図である。図5において、図4と同じものには同じ符号が付してある。なお、図5では、説明を簡単にするためカメラ11aを示し、図4に示したカメラ11cの図示を省略している。図5に示すように監視カメラは、軸部材31aを有している。
軸部材31aは、連結部材21aaと連結部材21abとを連結している。軸部材31aは、連結部材21abの他端(カメラ11aが取り付けられた側)が仰角方向に可動するように、連結部材21abを連結部材21aaに連結している。
図6は、カメラ11aの撮影方向をカバー2の天頂方向に向けた様子を示した図である。図6において、図5と同じものには同じ符号が付してある。
連結部材21abは、軸部材31aの中心軸を回転軸として、連結部材21aaに対し、回転する。これにより、カメラ11aの撮影方向は、図6に示すように、カバー2の天頂方向(+z軸方向)を向くことができる。
連結部材21abは、他端が天頂方向を跨ぐように、連結部材21aaに対して、回転してもよい。すなわち、カメラ11aの撮影方向は、カバー2の天頂方向を超え、可動してもよい。
図7は、カメラ11aの撮影方向がカバー2の天頂方向を超えて可動した様子を示した図である。図7において、図5および図6と同じものには同じ符号が付してある。
図7に示すカメラ11aの撮影方向は、図6に示したカメラ11aに対し、カバー2の天頂方向を跨いで可動している。例えば、図7に示す一点鎖線A21は、カバー2の天頂方向を示している。カメラ11aの撮影方向は、図7の矢印A22に示すように、一点鎖線A21を跨いで可動する。カメラ11aの仰角方向における撮影方向の可動範囲は、例えば、ベース12に対し、10度から110度である。
カメラ11a以外のカメラ11b〜11d(例えば、図3を参照)は、撮影方向がカバー2の天頂方向を跨いで可動しない。すなわち、4つのカメラ11a〜11dのうち、1つのカメラ11aが、カバー2の天頂方向を跨いで可動する。カメラ11b〜11dの仰角方向における撮影方向の可動範囲は、例えば、ベース12に対し、10度〜80度である。
軸部材31aは、半球形状のカバー2の中心点に位置するように設けてもよい。この場合、カメラ11a(カメラ11aのレンズ)は、ベース12に対する仰角方向における軌跡が、カバー2の曲面に沿うように可動する。これにより、カメラ11aは、カバー2との距離が一定で仰角方向に可動し、カバー2との距離の変化によるカバー2の屈折率の変化を抑制できる。
図4で説明したように、連結部材21aaは、図4に示した軸A11を回転軸として左右方向に回転する。つまり、カメラ11aの撮影方向は、ベース12から、カバー2の天頂方向に伸びる軸を回転軸として、ベース12における方位角方向に回転する。
図8は、カバー2の天頂方向を回転軸としたカメラ11aの回転を説明する図である。図8には、カバー2側から見た監視カメラの斜視図が示してある。図8において、図7と同じものには同じ符号が付してある。
図8に示すように、連結部材21aaは、円形状のベース12の中心から、カバー2の天頂方向に向かって伸び、図8の軸A31を回転軸として、左右方向に回転する。これにより、連結部材21aa,21abに連結されたカメラ11aの撮影方向は、軸A31を回転軸として、左右方向に回転する。
図9は、カメラ11aがカバー2の天頂方向を回転軸として回転した様子を示した図である。図9において、図8と同じものには同じ符号が付してある。
図9に示すカメラ11aの撮影方向は、図8に示したカメラ11aの撮影方向から変化している。カメラ11aは、図8および図9に示すように、円形状のベース12の中心から、カバー2の天頂方向に向かって伸びる連結部材21aaを回転軸として回転する。
図10は、監視カメラの筐体1およびベース12を示した図である。図10において、図9と同じものには同じ符号が付してある。図10に示すように、ベース12は、一定の幅を有した円形状のレール41を有している。円形状のレール41の中心は、ベース12の中心に一致している。
図11は、図10に示すベース12に連結部材21aaを取り付けた図である。図11において、図10と同じものには同じ符号が付してある。
図11に示すように、連結部材21aaは、把持部22aを有している。把持部22aは、連結部材21aaから、ベース12の面と平行に、方位方向に沿って伸びている。
連結部材21aaは、ユーザの把持部22aの操作に応じて、ベース12における方位角方向に回転する。例えば、連結部材21aaは、図11の矢印A41の方向に回転する。これにより、連結部材21abを介して、連結部材21aaに連結されるカメラ11aの撮影方向は、方位角方向に回転する(図8および図9のカメラ11aを参照)。以下では、ベース12における方位角方向を、単に方位角方向と呼ぶことがある。
撮影方向がカバー2の天頂方向を向くカメラ11aを連結する連結部材21aaは、図11に示すように、ベース12の中心において、ベース12に連結される。これに対し、撮影方向がカバー2の天頂方向を向かないカメラ11b〜11dを連結する連結部材は、ベース12の中心から外れて、ベース12(レール41)に連結される。
図12は、連結部材21aa,21b〜21dのベース12への連結を説明する図である。図12において、図11と同じものには同じ符号が付してある。なお、図12は、カバー2側から見た監視カメラの斜視図である。
レール41の中央には、穴51が形成されている。また、レール41の外側には、同心円状の穴52が形成されている。
カメラ11aは、連結部材21abに連結されている。連結部材21abは、軸部材31aを介して、連結部材21aaに連結されている。連結部材21aaは、把持部22aと、嵌合部23aと、図中上方向に伸びる突起部24a(一部、カメラ11bの後ろに隠れている)と、を有している。
突起部24aは、ベース12の中心に形成されている穴51に通される。嵌合部23aは、レール41を挟むように、窪み形状を有している。嵌合部23aは、ベース12のレール41に摺動可能に嵌合される。つまり、嵌合部23aは、レール41に沿って摺動する。これにより、連結部材21abは、ユーザの把持部22aの操作に応じて、方位角方向に回転できる。
カメラ11bは、軸部材(図示せず)を介して、連結部材21bに連結されている。カメラ11bは、撮影方向が仰角方向に可動するように、軸部材の中心軸を回転軸として回転する。
連結部材21bは、把持部22bと、嵌合部(図示せず)と、を有している。連結部材21bは、ユーザの把持部22bの操作に応じて、レール41に沿って摺動する。つまり、カメラ11bの撮影方向は、ユーザの操作に応じて、方位角方向に回転できる。
カメラ11cは、軸部材31cを介して、連結部材21cに連結されている。カメラ11cは、撮影方向が仰角方向に可動するように、軸部材31cを回転軸として回転する。
連結部材21cは、把持部22cと、嵌合部23cと、を有している。嵌合部23cは、レール41を挟むように、窪み形状を有している。嵌合部23cは、ベース12のレール41に摺動可能に嵌合される。つまり、嵌合部23cは、レール41に沿って摺動する。これにより、連結部材21cは、ユーザの把持部22cの操作に応じて、レール41に沿って摺動し、カメラ11cの撮影方向は、方位角方向に回転できる。
カメラ11dは、軸部材31dを介して、連結部材21dに連結されている。カメラ11dは、撮影方向が仰角方向に可動するように、軸部材31dを回転軸として回転する。
連結部材21dは、把持部22dと、嵌合部23dと、を有している。嵌合部23dは、レール41を挟むように、窪み形状を有している。嵌合部23dは、ベース12のレール41に摺動可能に嵌合される。つまり、嵌合部23dは、レール41に沿って摺動する。これにより、連結部材21dは、ユーザの把持部22dの操作に応じて、レール41に沿って摺動し、カメラ11dの撮影方向は、方位角方向に回転する。
なお、カメラ11b〜11dの連結部材21b〜21dは、それぞれ同様の形状または構造を有している。カメラ11b〜11dの連結部材21b〜21dは、ベース12の中心から外れて、ベース12に連結されている。一方、カメラ11aの連結部材21aaは、ベース12の中心において、ベース12に連結されている。これにより、複数のカメラ11a〜11dのうちカメラ11aが、カバー2の天頂方向を向くことができる。
図13は、連結部材21aa,21b〜21dのベース12への連結を説明する図である。図13において、図12と同じものには同じ符号が付してある。なお、図13は、筐体1側から見た監視カメラの斜視図である。また、図13には、図12で図示を省略した連結部材21bの嵌合部23bも示してある。
図13に示すように、連結部材21aaの嵌合部23aの端部には、鍔部25aが形成されている。鍔部25aは、ベース12に形成されている同心円状の穴52に通されて、ベース12の裏面と接触する。連結部材21aaは、鍔部25aがベース12の裏面で支持されることによりカバー2の方向に落下しない。
連結部材21bの嵌合部23bの端部には、鍔部25bが形成されている。鍔部25bは、ベース12に形成されている同心円状の穴52に通されて、ベース12の裏面と接触する。連結部材21bは、鍔部25bがベース12の裏面で支持されることによりカバー2の方向に落下しない。
連結部材21cの嵌合部23cの端部には、鍔部25cが形成されている。鍔部25cは、ベース12に形成されている同心円状の穴52に通されて、ベース12の裏面と接触する。連結部材21cは、鍔部25cがベース12の裏面で支持されることによりカバー2の方向に落下しない。
連結部材21dの嵌合部23dの端部には、鍔部25dが形成されている。鍔部25dは、ベース12に形成されている同心円状の穴52に通されて、ベース12の裏面と接触する。連結部材21dは、鍔部25dがベース12の裏面で支持されることによりカバー2の方向に落下しない。
連結部材21aaの鍔部25aは、突起部26aを有している。突起部26aは、連結部材21aaの方位角方向の回転によって、ベース12の裏面に設けられている突起部12aの位置に移動したとき、突起部12aと接触する。これにより、連結部材21aaは、方位角方向において、360度以上回転しないようになっている。なお、連結部材21aaが360度以上回転しないことにより、他の連結部材21b〜21dも360度以上回転しない。
カメラ11a〜11dの配線は、穴51を通って、筐体1の内部へと導かれる。連結部材21aa,21b〜21dは、方位角方向に360度以上回転しないので、カメラ11a〜11dの配線は、必要以上のねじれが抑制される。なお、突起部26aは、連結部材21b〜21dのいずれかの鍔部25b〜25dが有していてもよい。
図14は、カメラ11aの前方から見た斜視図である。図14には、カメラ11aと、カメラ11aが連結される連結部材21abと、が示してある。
図14に示すように、カメラ11aは、前方にレンズ61を有している。カメラ11aは、撮影方向を回転軸に左右方向に回転する。例えば、カメラ11aは、図14の矢印A51に示すように、一点鎖線で示す撮影方向を回転軸として左右方向に回転する。
なお、カメラ11aは、連結部材21abに対して、撮影方向を回転軸として左右方向に回転する。連結部材21abは、撮影方向を回転軸として左右方向に回転しない。
図15は、カメラ11aの後方から見た斜視図である。図15において、図14と同じものには同じ符号が付してある。
カメラ11aは、背部にギヤ歯状の係合部71を有している。係合部71は、円周上に沿って形成されている。
係合部71は、カメラ11aの撮影方向を回転軸とした回転に伴って回転する。例えば、カメラ11aが図15の矢印A52に示す方向に回転すると、係合部71もカメラ11aの回転に伴って回転する。
連結部材21abは、レバー72を有している(図16も参照)。レバー72は、その端に、係合部71の溝に係合するツメ72aを有している。レバー72は、ツメ72aを、係合部71の溝方向に付勢している。
カメラ11aの背部に形成された係合部71は、レバー72に対して回転する。レバー72のツメ72aが係合部71に係合していることにより、カメラ11aは、ユーザによって回転された所定の角度で、回転位置が保持(維持)される。
カメラ11aは、係合部71がレバー72のツメ72aと係合する範囲において回転する。例えば、係合部71の矢印A53に示す部分が、レバー72のツメ72aの位置まで来ると、カメラ11aは、矢印A54の方向には回転しない。
図16は、カメラ11aの前方から見た分解斜視図である。図16において、図14および図15と同じものには同じ符号が付してある。
図16に示すように、連結部材21abは、円形状の円形板部81を有している。カメラ11aは、係合部材82と、カバー83,86と、撮像素子84と、フィルタ85と、を有している。係合部材82には、図15で説明した係合部71が形成されている。
連結部材21abの円形板部81は、直径が係合部材82の開口より大きい。連結部材21abの円形板部81は、係合部材82の開口に通されており、円形板部81が通された係合部材82は、カバー83に固定される。これにより、カバー83は、連結部材21abに対して回転できる。
撮像素子84とフィルタ85は、カバー83,86に収納される。カバー83,86は、円形状を有し、一部が図中下方に突き出た形状を有している。略正方形状の撮像素子84は、カバー83の円形状部分に収納される。略長方形状のフィルタ85は、カバー83の円形状部分および図中下方に突き出た部分に収納される。
カメラ11aは、カバー83,86が図16に示すような形状とされることにより、小型化を図ることができる。例えば、仮にカバー83,86の形状を円形状にすると、フィルタ85の長手方向の長さを直径としなければならず、カバー83,86の容積は大きくなる。これに対し、図16に示すカバー83,86は、略正方形状の撮像素子84を収納する円形状部分と、円形状部分からはみ出る略長方形状のフィルタ85を収納する突き出た部分と、を有し、小型化を図っている。
図17は、カメラ11aの後方から見た分解斜視図である。図17において、図16と同じものには同じ符号が付してある。
図16でも説明したように、連結部材21abの円形板部81は、係合部材82の開口に通される。係合部材82は、開口に連結部材21abの円形板部81が通された状態で、カバー83の背部に固定される。
これにより、カバー83は、連結部材21abに対して回転し、カバー83の背部に固定される係合部材82も連結部材21abに対して回転する。そして、係合部材82に形成された係合部71がレバー72のツメ72aに対して回転し、レバー72のツメ72aが係合部71の溝に係合することによって、カメラ11aは、所定の角度で回転位置が保持(維持)される。
カバー83は、ストッパー部83a,83bを有している。ストッパー部83a,83bは、カメラ11aの回転を規制する。例えば、ストッパー部83a,83bは、カバー83の回転によって、レバー72のツメ72aの位置までくると、レバー72のツメ72aと接触する。ストッパー部83a,83bは、レバー72のツメ72aと接触することによって、カバー83がそれ以上回転しないように、カバー83の回転を止める。
すなわち、カメラ11aは、係合部71がレバー72のツメ72aと係合する範囲において回転できる。言い換えれば、カメラ11aは、撮影方向を回転軸として左右方向に所定角度まで回転し、所定角度を超えて回転することができない。
図18A、図18B、および図18Cは、カメラ11aの回転範囲を説明する図である。監視カメラは、カバー2(図示せず)の天頂部分が、鉛直下方に向いた状態にあるとする。この状態において、カメラ11aは、図18Aに示すように、円形状部分から突き出た部分が鉛直上方に向いた状態にあるとする。このとき、カメラ11aが撮影する風景等の上下方向と、表示装置に表示される画像の上下方向とが一致する。
カメラ11aは、図18Bに示すように、図中反時計回りに角度θまで回転できる。言い換えれば、カメラ11aの図中反時計回りにおける最大回転角度はθである。
カメラ11aは、図18Cに示すように、図中時計回りに角度θまで回転できる。言い換えれば、カメラ11aの図中時計回りにおける最大回転角度はθである。
カメラ11c〜11dも、図14、図15、図16、図17、図18A、図18B、および図18Cで説明したカメラ11aと同様の構成を有している。すなわち、カメラ11c〜11dも、カメラ11aと同様に撮影方向を回転軸として左右方向に所定角度まで回転できる。ただし、カメラ11c〜11dの、カメラ11aの連結部材21abに対応する部材は、連結部材21abに対し、長さが短い(例えば、図4のカメラ11cと連結部材21cとの連結部分を参照)。
なお、監視カメラと接続される情報処理装置は、例えば、ソフトウェア等によって、監視カメラが撮影する画像の上下方向を反転したり、左右方向を反転したりしてもよい。
以下、監視カメラを交差点に設置する例について説明する。
図19は、監視カメラを設置する交差点の例を示した図である。図19の白い部分は、道路101を示している。図19のハッチングを付した部分は、歩道102を示している。図19の黒丸部分は、監視カメラが設置される信号機の柱103を示している。監視カメラは、例えば、カバー2が地面を向くように、柱103の上方に設置される。なお、道路101には、監視カメラが撮影する画像の遠近を表現するための格子状の線A61が重ねて示してある。
図20は、交差点に設置された監視カメラのカメラ配置例を示した図である。図20において、図3と同じものには同じ符号が付してある。図20では、監視カメラの形状等を簡略化して図示している。
カメラ11a〜11dは、図20に示すように配置される。例えば、カメラ11aは、撮影方向がカバー2の天頂方向を向くように配置される。カメラ11b,11dは、互いの撮影方向が反対方向を向くように配置される。カメラ11cは、撮影方向がカメラ11b,11dの撮影方向に対し、90度となるように配置される。
監視カメラは、ベース12が地面を向くように、信号機の柱103に設置される。従って、カメラ11aは、真下の地面を撮影する。
監視カメラは、カメラ11cの撮影方向が、図19の矢印A62の方向を向くように、信号機の柱に設置される。図19の太い実線A63a,A63bで挟まれる領域は、カメラ11cの撮影範囲を示している。図19の点線A64で囲まれる領域は、カメラ11aの撮影範囲を示している。図19の一点鎖線A65より、図中右側の領域は、カメラ11dの撮影範囲を示している。図19の一点鎖線A66より、図中下側の領域は、カメラ11bの撮影範囲を示している。
図21は、図20のカメラ配置例で撮影した画像例を示した図である。図20に示したカメラ配置で、図19の交差点を撮影すると、表示装置には、例えば、図21に示す画像A71〜A74が表示される。
図21の画像A71は、図20のカメラ11aが撮影した画像である。カメラ11aは、撮影方向がカバー2の天頂方向に向けられていることにより、真下の地面を撮影している。
画像A72は、図20のカメラ11cが撮影した画像である。画像A73は、図20のカメラ11bが撮影した画像である。画像A74は、図20のカメラ11dが撮影した画像である。
図22は、別のカメラ配置例を示した図である。図22において、図20と同じものには同じ符号が付してある。図22では、監視カメラの形状等を簡略化して図示している。
図22では、カメラ11a〜11dは、ベース12上において、半円周上に等間隔となるように配置されている。カメラ11a,11dは、半円周の両端に配置されている。
例えば、図22に示す点線A81は、半円周を示している。カメラ11a〜11dは、点線A81に示す半円周上に略等間隔に配置されている。カメラ11a,11dは、点線A81に示す半円周の両端に配置されている。
カメラ11a〜11dを図22のように配置すると、4つのカメラ11a〜11dを用いた180度のパノラマ画像が得られる。なお、カメラ11a〜11dを図3のように配置すると、360度のパノラマ画像が得られる。
監視カメラは、図22のx軸方向が、図19の矢印A62の方向を向くように、信号機の柱に設置される。
図23は、図22のカメラ配置例で撮影した画像例を示した図である、図22に示したカメラ配置で、図19の交差点を撮影すると、表示装置には、例えば、図23に示す画像A91〜A94が表示される。
図23の画像A91は、図22のカメラ11aが撮影した画像である。画像A92は、図22のカメラ11bが撮影した画像である。画像A93は、図22のカメラ11cが撮影した画像である。画像A94は、図22のカメラ11dが撮影した画像である。
図23に示すパノラマ画像は、水平方向において連続していない。例えば、画像A92の左に伸びる道路は、画像A91の道路とつながってない。また、画像A93の右に伸びる道路は、画像A94の道路とつながっていない。
上記したように、カメラ11a〜11dは、撮影方向を回転軸として左右方向に回転できる(例えば、図18A〜図18Cを参照)。半円周上にパノラマ配置されたカメラ11a〜11dを回転させることにより、パノラマ画像を水平方向に連続させることができる。
図24は、水平方向が連続したパノラマ画像の例を示した図である。図24の画像A101は、図22のカメラ11aが撮影した画像である。画像A102は、図22のカメラ11bが撮影した画像である。画像A103は、図22のカメラ11cが撮影した画像である。画像A104は、図22のカメラ11dが撮影した画像である。
カメラ11a〜11dを、撮影方向を回転軸として左右方向に回転させると、パノラマ画像を水平方向に連続させることができる。例えば、カメラ11aを、正面から見て反時計回りに回転させると、図23に示した画像A91は、図24の画像A101に示すように回転する。また、カメラ11dを、正面から見て時計回りに回転させると、図23に示した画像A94は、図24の画像A104に示すように回転する。カメラ11b,11cも、パノラマ画像が水平方向において連続するように回転させる。
カメラ11a〜11dの最大回転角度は、パノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラの画像が、他のカメラが撮影する画像と水平方向において連続する角度となっている。例えば、カメラ11a〜11dの最大回転角度は、図22に示したパノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラ11a,11dの画像が、他のカメラ11b,11cが撮影する画像と水平方向において連続する角度となっている。言い換えれば、パノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラを、左右方向のいずれか一方に最大回転角度まで回転させると、残りの2つのカメラの画像と水平方向を連続にすることができる。
カメラ11a〜11dは、ストッパー機構(例えば、図17で説明したレバー72およびストッパー部83a,83b)により、最大回転角度を超えて回転することはない。従って、パノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラにおいては、最大回転角度まで回転させれば、パノラマ画像の水平方向を連続にすることができる。例えば、図22に示したパノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラ11a,11dにおいては、ストッパー機構により回転が止まるまで、左右方向のいずれか一方の方向に回転させればよい。つまり、ユーザは、パノラマ画像を水平方向において連続させる調整が容易となる。
なお、パノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラに挟まれる2つのカメラについては、例えば、カバー83の背部に、パノラマ画像が水平となるための回転角度を示した目印を付してもよい。例えば、ユーザは、カバー83の背部に付された目印が、レバー72のツメ72aの位置に来るまでカメラを回転させることにより、パノラマ画像の両端の画像に挟まれる画像を、水平方向において連続にすることができる。
また、上記では、4つのカメラ11a〜11dによるパノラマ画像について説明したが、3つのカメラによるパノラマ画像についても適用できる。例えば、図20に示したように、1つのカメラ11aをカバー2の天頂方向に向け、残りのカメラ11b〜11dでパノラマ画像を撮影する場合にも適用できる。この場合の最大回転角度は、4つのカメラによるパノラマ画像の最大回転角度と異なる。
監視カメラは、外部から衝撃を受ける場合がある。本件の監視カメラは、外部からの衝撃を緩和する機構を有している。
図25は、監視カメラの外部からの衝撃を緩和する機構を説明する図である。図25において、図3と同じものには同じ符号が付してある。なお、図25では、カメラ11a〜11dの図示を省略している。
図25の矢印A112に示す監視カメラは、矢印A111に示す監視カメラのC−C矢視断面図である。図25の矢印A113に示す監視カメラは、矢印A111に示す監視カメラのD−D矢視断面図である。図25に示すように、監視カメラは、ベース12の動きを規制するガイド111を有している。
ベース12は、例えば、ばね等の付勢部材(図示せず)によって、カバー2の方向(+z軸方向)に付勢されている。ベース12は、ガイド111によって、筐体1から出ないように規制されている。
ガイド111は、C−C矢視断面図に示すように、筐体1の底部に向かうにつれ、幅が広がる溝を有している。
ガイド111の溝には、ベース12の一部(突起)が収まっている。C−C矢視断面図に示す突起部112は、C−C矢視断面図のガイド111の溝に収まっているベース12の突起を示している。
ガイド111の溝は、カバー2の方向に向かうにつれ、幅が狭くなっている。一番狭くなっている溝の幅は、ベース12の突起部112の幅より狭くなっている。これにより、ベース12は、筐体1から出ないようになっている。
ベース12の突起部112は、ガイド111の溝の範囲内において自由に動くことができる。上記したように、ガイド111の溝は、筐体1の底部に向かう程、幅が広くなっている。これにより、ベース12は、筐体1の底部に向かう程、動きの自由度が増す。
監視カメラは、ねじ113a〜113dを有している。ねじ113a〜113dは、ベース12に形成された穴を通り、筐体1に固定されている。ねじ113a〜113dの頭部の径は、ベース12に形成された穴の径より大きい。また、ねじ113a〜113dの円筒部の径は、ベース12に形成された穴の径より小さい。これにより、ベース12は、ねじ113a〜113dの頭部によって、筐体1から出ないようになっている。また、ベース12に形成された穴は、その径が、ねじ113a〜113dの円筒部の径より大きいため、傾いた状態で筐体1内部に沈むことができる(図27Bを参照)。
図26は、ベース12が筐体1の底部に向かって沈んだ様子を示した図である。図26には、図25に示した監視カメラのC−C断面図が示してある。図26において、図25と同じものには同じ符号が付してある。
ベース12は、例えば、カバー2の外から、衝撃が加えられると、筐体1の底部に向かって沈む。例えば、ベース12の突起部112は、図26に示すように、筐体1の底部に向かって移動する。これにより、監視カメラは、カメラ11a〜11dに加わる力を分散できる。なお、ベース12は、付勢部材によって、元の位置に戻る。
図25で説明したように、ベース12は、筐体1の底部に向かう程、動きの自由度が増す。従って、ベース12は、様々な方向から力が加わっても、その力を分散できる。
図27Aおよび図27Bは、ベース12が筐体1の底部に向かって沈んだ様子を示した図である。図27Aおよび図27Bには、図25に示した監視カメラのD−D断面図が示してある。図27Aおよび図27Bにおいて、図25と同じものには同じ符号が付してある。
図27Aには、ベース12の全体に、均等に力が加わったときのベース12の様子が示してある。ベース12の全体に均等に力が加わった場合、ベース12は、図27Aに示すように、全体が筐体1の底部に向かって沈む。
図27Bには、ベース12の一部に力が加わったときのベース12の様子が示してある。ベース12の一部に力が加わった場合、ベース12は、図27Bに示すように、力が加わった部分が、筐体1の底部に向かって沈む。図25で説明したように、ガイド111の溝は、筐体1の底部に向かう程、幅が広くなるように形成されているため、図27Bに示すように、ベース12は、傾いた状態で筐体1の底部に向かって沈むことができる。つまり、ベース12は、様々な方向から加えられる力を分散できる。
以上説明したように、ドーム型の監視カメラは、ベース12と、ベース12に連結される連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dと、撮影方向がベース12に対する仰角方向に可動するように、連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dに連結される複数のカメラ11a〜11dと、連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dおよび複数のカメラ11a〜11dを覆うように、ベース12に固定されるドーム型のカバー2と、を備える。そして、複数のカメラ11a〜11dのうちの1つのカメラ11aは、撮影方向がカバー2の天頂を向くように可動する。
これにより、監視カメラは、撮影方向を様々な方向に向けることができる。例えば、監視カメラは、地面等の鉛直下方に撮影方向を向けることができる。また、監視カメラは、撮影方向を様々な方向に向けることができるので、例えば、地面等の鉛直下方を明瞭に撮影することができる。また、監視カメラは、例えば、表示装置の中央に、地面等の鉛直下方を表示させることができる。
また、ドーム型の監視カメラは、ベース12と、ベース12に連結される連結部材21aa,21ab,21b〜21dと、連結部材21aa,21ab,21b〜21dに連結されるカメラ11a〜11dと、連結部材21aa,21ab,21b〜21d、カメラ11a〜11dを覆うように、ベース12に固定されるドーム型のカバー2と、を備える。そして、ベース12は、カバー2の天頂直下の位置を中心とした円形状のレール41を備え、連結部材21b〜21dは、レール41に沿って摺動し、連結部材21aa,21abは、カバー2の天頂直下でベース12に連結される。
これにより、監視カメラは、撮影方向を様々な方向に向けることができる。例えば、監視カメラは、レール41によって摺動するカメラ11b〜11dによって、撮影方向を様々な方位方向に向けることができる。また、監視カメラは、カメラ11aをカバー2の天頂に向けることが可能となり、例えば、地面等の鉛直下方に撮影方向を向けることができる。
また、ドーム型の監視カメラは、ベース12と、ベース12に連結される連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dと、連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dに連結される複数のカメラ11a〜11dと、連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dおよび複数のカメラ11a〜11dを覆うように、ベース12に固定されるドーム型のカバー2と、を備える。そして、複数のカメラ11a〜11dのそれぞれは、撮影するパノラマ画像が水平方向において連続するよう、撮影方向を軸として左右両方向に所定の回転角度まで回転可能に連結部材21aa,21ab,21b,21c,21dに連結され、所定の回転角度は、複数のカメラ11a〜11dのうち、パノラマ画像の両端を撮影する2つのカメラの画像が、他のカメラが撮影する画像と水平方向において連続する角度とした。
これにより、監視カメラは、パノラマ画像が水平方向において連続するよう、カメラ11a〜11dを容易に調整できる。例えば、ユーザは、パノラマ画像の両端を撮影するカメラ11a〜11dを、所定の回転角度まで回転させればよい。
なお、カメラ11a〜11dの撮影方向は、ユーザの手によって調整されるとしたが、これに限られない。例えば、監視カメラは、カメラ11a〜11dの撮影方向を遠隔操作できる駆動装置を有していてもよい。
本開示は、ドーム型の監視カメラとして有用である。
1 筐体
2 カバー
11a〜11d カメラ
12 ベース
12a,24a,26a 突起部
21aa,21ab,21b,21c,21d 連結部材
22a,22b,22c,22d 把持部
23a,23b,23c,23d 嵌合部
25a,25b,25c,25d 鍔部
31a,31c,31d 軸部材
41 レール
51,52 穴
61 レンズ
71 係合部
72 レバー
72a ツメ
81 円形板部
82 係合部材
83,86 カバー
84 撮像素子
85 フィルタ
101 道路
102 歩道
103 柱
111 ガイド
112 突起部
113a〜113d ねじ

Claims (5)

  1. ドーム型の監視カメラであって、
    複数のカメラと、
    ベース上に連結され、前記複数のカメラのうちの1つの第1のカメラと連結する第1の連結部と、
    前記ベース上に連結され、前記複数のカメラのうちの前記第1のカメラを除く複数の第2のカメラ各々と連結する複数の第2の連結部と、
    前記第1の連結部、前記第2の連結部、および前記複数のカメラを覆うように、前記ベースに固定される半球状のカバーと、
    前記ベース上に設けられる、前記カバーの天頂直下を中心とした円形状のレールと、を有し、
    前記第1の連結部は、前記ベース上において前記カバーの天頂直下から直立し、天頂直下を中心に回動自在の第1の部材と、一端が前記第1の部材に連結し、他端が前記第1のカメラに連結し、仰角方向に回動自在の第2の部材と、を有し、
    前記第1の部材および前記第2の連結部は、前記レールに沿って摺動する、
    監視カメラ。
  2. 前記第2の部材は、他端が前記カバーの天頂方向を跨いで可動するように、前記第部材に連結される、
    請求項1に記載の監視カメラ。
  3. 複数の前記第2のカメラは各々、撮影方向が前記ベースに対する仰角方向に可動し、かつ前記撮影方向が前記カバーの天頂方向を跨がないように可動するように、前記第2の連結部に連結される、
    請求項1または2に記載の監視カメラ。
  4. 前記第の連結部は、第1の把持部を有し、
    前記第の連結部は、ユーザの前記第1の把持部の操作に応じて、前記レールに沿って摺動する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の監視カメラ。
  5. 前記第の連結部は、第2の把持部を有し、
    前記第の連結部は、ユーザの前記第2の把持部の操作に応じて、前記ベースにおける方位角方向に回転する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の監視カメラ。
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