JP6418216B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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本発明は、情報処理装置に関する。
従来、停電発生時に電気事業者に所属していない一般の人から配電設備を撮像した撮像画像を収集する停電現場情報システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−134119号公報
従来の停電現場情報システムでは、一般の人に配電設備を積極的に撮像させることが難しいという課題がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、一般の人に配電設備を積極的に撮像させる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、設備が撮像装置によって撮像された設備画像と、複数の設備のうちの前記設備画像に撮像されている設備である被撮像設備の位置を示す被撮像設備位置情報を取得する設備位置情報取得部と、設備の位置を示す位置情報と当該位置に存在する設備の撮像に対する貢献度評価に用いられる貢献度情報とが対応付けられた属性情報が設備の位置ごとに記憶される属性情報記憶部から、前記設備位置情報取得部が取得する前記被撮像設備位置情報に基づいて、複数の設備についての前記属性情報のうち、前記被撮像設備の前記属性情報を取得する属性情報取得部と、前記撮像装置によって前記設備画像を撮像した撮像者を示す撮像者情報を取得する撮像者情報取得部と、前記撮像者情報取得部が取得する前記撮像者情報と、前記属性情報取得部が取得する前記属性情報に含まれる前記貢献度情報とに基づいて、前記撮像者に対して貢献の程度に応じた評価を貢献度評価として付与する評価付与部と、前記設備画像が示す前記被撮像設備の状態と、設備の良否判定の基準を示す判定基準情報とに基づいて、前記被撮像設備の状態の良否を判定する良否判定部と、前記良否判定部が判定した前記良否に基づいて、前記被撮像設備の修繕を指示する修繕指示情報を出力する修繕指示情報出力部と、前記設備のうち、前記属性情報に含まれる前記貢献度情報が示す撮像の貢献の程度が大きい前記設備を撮像対象設備として、前記撮像対象設備の撮像を要求する撮像要求情報を出力する撮像要求情報出力部を備える情報処理装置である。
また、本発明の一態様の情報処理装置において、前記撮像者には、付与された前記貢献度評価に応じた階級が設定され、前記撮像要求情報には前記階級に応じた階級毎撮像要求情報が含まれ、前記撮像要求情報出力部は、前記階級に応じた前記階級毎撮像要求情報を出力する。
本発明によれば、一般の人に配電設備を積極的に撮像させる情報処理装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置の外観構成の一例を示す図である。 設備画像の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 判定情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示す流れ図である。 属性情報の一例を示す図である。 撮像者情報と、累計評価との一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の動作の一例を示す流れ図である。 階級の一例を示す図である。
[第1の実施形態]
[情報処理装置1の外観構成]
以下、図面を参照して、本発明に係る情報処理装置の第1の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成部品の個数等は、特定的な記載がない限り本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1の外観構成ついて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置1の外観構成の一例を示す図である。
情報処理装置1及び修繕支援装置3は、電気事業者の社屋Eに備えられる。電気事業者とは、電力の供給を受ける需要家に電力を供給する一般送配電事業者及び小売電気事業者等である。
電気事業者は、設備FAを管理する。設備FAとは、電力を送配電する設備のことである。設備FAは、電気事業者によって保守される。電気事業者は、設備FAに異常Aが生じると、異常Aが生じた設備FAを修繕する。以下の説明において、設備FAとは、電柱のことである。なお、設備FAは、電柱に限られず、電気事業者によって管理される設備であればよい。この一例では、設備FAには、設備FA1と、設備FA2と、設備FA3とが含まれる。設備FA1には、異常A1が生じている。異常A1とは、設備FA1から煙が生じている状態である。設備FA2には、異常A2が生じている。異常A2とは、設備FA2が備える配電線が切れている状態である。設備FA3には、異常A3が生じている。異常A3とは、設備FA3にひびなどの亀裂が生じている状態である。
撮像装置2は、撮像部201と、出力部202とを備える。撮像部201は、設備FAが写り込むように撮像画像を、設備画像として撮像する。設備画像とは、設備FAが写り込んだ画像である。撮像部201は、設備画像を撮像する際に撮像者に予め割り振られた、撮像者情報を、設備画像に付与する。撮像者情報とは、設備画像を撮像した撮像者を示す情報である。
出力部202は、撮像部201が撮像した設備画像と、設備画像を撮像した撮像者を示す撮像者情報とを、情報処理装置1に対して出力する。以下の説明において、撮像装置2とは、スマートフォンである。
情報処理装置1は、撮像装置2から出力される設備画像と、撮像者情報とを取得する。情報処理装置1は、撮像装置2から取得した設備画像に基づいて、設備画像に写り込んだ設備の状態の良否を判定する。情報処理装置1は、設備画像に写り込んだ設備の状態が不良であると判断した場合には、撮像画像に写り込んだ設備の修繕を指示する修繕指示情報を修繕支援装置3に対して出力する。
修繕支援装置3とは、情報処理装置1から出力される修繕指示情報を取得する装置である。修繕支援装置3は、情報処理装置1から修繕指示情報を取得すると、設備画像に写り込んだ設備の修繕の計画を立てる。
[設備画像Gについて]
ここで、図2を参照して、撮像装置2が撮像する設備画像Gについて説明する。
図2は、設備画像Gの一例を示す図である。
以下の説明において、撮像装置2が撮像する設備画像Gに写り込む設備FAを、被撮像設備SFAとも記載する。被撮像設備SFAとは、複数の設備FAのうちの設備画像Gに撮像されている設備である。設備FAは、番号表示板NPを備える。番号表示板NPとは、設備FAを特定する情報である。具体的には、番号表示板NPとは、設備画像Gに写り込んだ被撮像設備SFAが電柱の場合には、電柱の番号が記された電柱番号である。
また、撮像装置2は、撮像した設備画像Gに対して設備画像情報GIを付与する。設備画像情報GIとは、設備FAを撮像した撮像装置2が設備画像Gに付与する情報である。
設備画像情報GIには、撮像位置情報GPと、撮像者情報IDとが含まれる。
撮像位置情報GPとは、撮像装置2が設備画像Gを撮像した位置を示す情報である。具体的には、撮像位置情報GPとは、撮像装置2が備えるGPS(Global Positioning System)(不図示)が測定した緯度及び経度の位置情報を示す情報である。
撮像装置2は、図1に示す撮像範囲SA1、撮像範囲SA2及び撮像範囲SA3に示す範囲を撮像する。
図2(a)は、撮像範囲SA1を撮像した設備画像G1である。設備画像G1には、被撮像設備SFA1と、番号表示板NP1とが撮像される。また、設備画像G1には、設備画像情報GI1が含まれる。設備画像情報GI1には、撮像位置情報GPとしての”POS_A”と、撮像者情報IDとしての”ID_1”とが含まれる。
図2(b)は、撮像範囲SA2を撮像した設備画像G2である。設備画像G2には、被撮像設備SFA2と、番号表示板NP2とが撮像される。また、設備画像G2には、設備画像情報GI2が含まれる。設備画像情報GI2には、撮像位置情報GPとしての”POS_C”と、撮像者情報IDとしての”ID_2”とが含まれる。
図2(c)は、撮像範囲SA3を撮像した設備画像G3である。設備画像G3には、被撮像設備SFA3と、番号表示板NP3とが撮像される。設備画像G3には、設備画像情報GI3が含まれる。設備画像情報GI3には、撮像位置情報GPとしての”POS_B”と、撮像者情報IDとしての”ID_3”とが含まれる。
[情報処理装置1の機能構成]
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の一例について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置1の機能構成の一例を示す図である。
情報処理装置1は、撮像画像取得部16と、設備位置情報取得部10と、属性情報記憶部12と、属性情報取得部11と、撮像者情報取得部13と、撮像者情報記憶部15と、評価付与部14と、判定基準記憶部18と、良否判定部17と、修繕指示情報出力部19とを備える。
撮像画像取得部16は、撮像装置2から出力される設備画像Gを取得する。撮像画像取得部16は、撮像装置2から取得した設備画像Gを、設備位置情報取得部10と、撮像者情報取得部13と、良否判定部17とに対して出力する。
設備位置情報取得部10は、撮像画像取得部16から設備画像Gを取得する。設備位置情報取得部10は、撮像画像取得部16から取得した設備画像Gに撮像されている設備である被撮像設備SFAの位置を示す被撮像設備位置情報SFPを取得する。具体的には、設備位置情報取得部10は、設備画像Gに撮像されている被撮像設備SFAが備える番号表示板NPを、設備画像Gを解析することにより被撮像設備位置情報SFPを取得する。
設備位置情報取得部10は、取得した被撮像設備位置情報SFPを、属性情報取得部11に対して出力する。
設備位置情報取得部10は、設備画像Gに番号表示板NPが含まれていない場合には、被撮像設備位置情報SFPの代わりに、設備画像Gが撮像された位置を示す撮像位置情報GPを、属性情報取得部11に対して出力してもよい。
属性情報記憶部12には、設備FAの位置を示す位置情報FAPと当該設備FAの撮像に対する貢献度評価に用いられる貢献度情報EVとが互いに対応付けられた属性情報PIが、設備FAごとに記憶される。
属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10が取得する被撮像設備位置情報SFP
に基づいて、被撮像設備属性情報SPIを取得する。又は、属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10が取得する撮像位置情報GPに基づいて、被撮像設備属性情報SPIを取得する。被撮像設備属性情報SPIとは、属性情報記憶部12に記憶される複数の設備FAについての属性情報PIのうち、被撮像設備SFAの属性情報である。具体的には、属性情報取得部11は、属性情報記憶部12に記憶される属性情報PIから、被撮像設備位置情報SFPと対応する設備FAの属性情報PIを、被撮像設備属性情報SPIとして取得する。属性情報PIの詳細については、後述する。
属性情報取得部11は、属性情報記憶部12から取得した属性情報SPIを、評価付与部14及び修繕指示情報出力部19に対して出力する。
撮像者情報取得部13は、撮像装置2によって設備画像FAを撮像した撮像者を示す撮像者情報IDを取得する。具体的には、撮像者情報取得部13は、撮像画像取得部16から設備画像Gを取得する。撮像者情報取得部13は、撮像画像取得部16から取得した設備画像Gに含まれる設備画像情報GIから撮像者情報IDを取得する。
撮像者情報取得部13は、撮像者情報IDを評価付与部14に対して出力する。
撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDと、累計評価Vとが互いに対応付けられて記憶される。累計評価Vとは、撮像者に対して付与された貢献度評価を累積したものである。貢献度評価とは、撮像者が撮像した被撮像設備SFAの属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVに基づく、貢献の程度に応じた評価である。貢献の程度は、例えば、電気事業者が点検困難な場所などに設置された被撮像設備SFAが撮像される場合には、貢献の程度は大きく設定される。貢献の程度は、多くの人に撮像される被撮像設備SFAの場合には、貢献の程度は小さく設定される。貢献の程度は、被撮像設備SFAが台風などの過酷な気象条件に置かれた場合や修繕指示出力が行われた場合などには、貢献の程度は大きく設定される。
評価付与部14は、撮像者情報取得部13から撮像者情報IDを取得する。評価付与部14は、属性情報取得部11から属性情報SPIを取得する。評価付与部14は、良否判定部17から被撮像設備SFAの状態の良否YNを取得する。評価付与部14は、撮像者情報取得部13から取得する撮像者情報IDと、属性情報取得部11から取得する被撮像設備属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVと、良否判定部17が判定する被撮像設備SFAの状態の良否YNとに基づいて、撮像者に対して貢献の程度に応じた評価を貢献度評価として付与する。具体的には、評価付与部14は、良否判定部17が被撮像設備SFAの状態の良否が否と判定する場合には、被撮像設備属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVを、撮像者情報記憶部15に記憶される撮像者情報IDと対応付けられた累計評価Vに累積する。
判定基準記憶部18には、設備FAの良否判定の基準を示す判定情報BIが記憶される。ここで、図4を参照して、判定情報BIについて説明する。判定情報BIとは、図4に示すように、設備種別FTと、判定基準情報TGと、良否情報Jとが互いに対応付けられた情報である。設備種別FTとは、判定基準情報TGに含まれる設備FAの種類の情報である。この一例では、判定基準情報TGとは、設備FAが撮像された画像情報である。判定基準情報TGには、設備FAの正常な状態の画像情報と、異常Aの種類ごとの複数の画像情報とが含まれる。なお、判定基準情報TGは画像情報に限られず、被撮像設備SFAの良否を判定できる情報であればよい。良否情報Jとは、判定基準情報TGに撮像された設備FAの状態が良好な状態か否かを示す情報である。
図4は、判定情報BIの一例を示す図である。
この一例では、判定情報BIには、判定情報BI1と、判定情報BI2と、判定情報BI3とが含まれる。
判定情報BI1には、設備種別FTとしての”電柱”と、判定基準情報TGとして判定基準情報TG1と、良否情報Jとしての”良”とが互いに対応付けられている。
判定情報BI2には、設備種別FTとしての”電柱”と、判定基準情報TGとして判定基準情報TG2と、良否情報Jとしての”否”とが互いに対応付けられている。判定基準情報TG2には、異常A4が生じた設備FAが撮像されている。
判定情報BI3には、設備種別FTとしての”電柱”と、判定基準情報TGとして判定基準情報TG3と、良否情報Jとしての”否”とが互いに対応付けられている。判定基準情報TG3には、異常A5が生じた設備FAが撮像されている。
図3に戻り、良否判定部17は、撮像画像取得部16が取得する設備画像Gが示す被撮像設備SFAの状態と、設備FAの良否判定の基準を示す判定情報BIとに基づいて、被撮像設備SFAの状態の良否を判定する。良否判定部17は判定した良否を、良否判定情報として、修繕指示情報出力部19及び評価付与部14に対して出力する。良否判定情報とは、被撮像設備SFAが、修繕が必要な状態か否かを示す情報である。具体的には、良否判定部17は、設備画像Gと判定基準記憶部18に記憶される判定基準情報TGとを比較する。良否判定部17は、設備画像Gと対応する判定基準情報TGを抽出する。良否判定部17は、抽出された判定基準情報TGと対応付けられた良否情報Jを、良否判定情報として、修繕指示情報出力部19及び評価付与部14に対して出力する。以下の説明では、良否判定情報を、被撮像設備SFAの状態の良否YNとも記載する。
修繕指示情報出力部19は、良否判定部17が出力する良否判定情報を取得する。修繕指示情報出力部19は、属性情報取得部11から被撮像設備属性情報SPIを取得する。修繕指示情報出力部19は、良否判定部17が判定した良否判定情報に基づいて、被撮像設備SFAの修繕を指示する修繕指示情報RIを出力する。修繕指示情報RIには、被撮像設備SFAの位置を示す情報が含まれる被撮像設備属性情報SPIと、被撮像設備SFAの異常Aの種類の情報とが含まれる。
修繕支援装置3は、修繕指示情報出力部19から修繕指示情報RIを取得する。修繕支援装置3は、修繕指示情報出力部19から取得した修繕指示情報RIに基づいて、被撮像設備SFAを修繕する計画を立てる。
[情報処理装置1の動作の概要]
次に、図5を参照して、第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作の概要について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作の一例を示す流れ図S1である。
撮像画像取得部16は、撮像装置2から設備画像Gを取得する(ステップS110)。撮像画像取得部16は撮像装置2から取得した設備画像Gを、設備位置情報取得部10と、撮像者情報取得部13と、良否判定部17とに対して出力する。設備位置情報取得部10は、撮像画像取得部16から設備画像Gを取得する。設備位置情報取得部10は、撮像画像取得部16から取得した設備画像Gを解析する。設備位置情報取得部10は、設備画像Gに含まれる番号表示板NPから、被撮像設備位置情報SFPを取得する。又は、設備位置情報取得部10は、設備画像Gに含まれる撮像位置情報GPを取得する。(ステップS120)。属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10が取得する被撮像設備位置情報SFPに基づいて、属性情報記憶部12に記憶される属性情報PIから被撮像設備属性情報SPIを取得する。又は、属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10が取得する撮像位置情報GPに基づいて、属性情報記憶部12に記憶される属性情報PIから被撮像設備属性情報SPIを取得する(ステップS130)。属性情報取得部11は、評価付与部14及び修繕指示情報出力部19に対して、被撮像設備属性情報SPIを出力する。撮像者情報取得部13は、撮像画像取得部16から設備画像Gを取得する。撮像者情報取得部13は、撮像画像取得部16から取得した設備画像Gに含まれる撮像者情報IDを取得する。撮像者情報取得部13は、取得した撮像者情報IDを、評価付与部14に対して出力する。評価付与部14は、撮像者情報取得部13から撮像者情報IDを取得する。評価付与部14は、属性情報取得部11から被撮像設備属性情報SPIを取得する。評価付与部14は、撮像者情報取得部13から取得した撮像者情報IDと対応する累計評価Vを、撮像者情報記憶部15から取得する。評価付与部14は、取得した累計評価Vに、取得した被撮像設備属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVを加算する。評価付与部14は、貢献度情報EVが加算された累計評価Vを、撮像者情報記憶部15の、取得した撮像者情報IDと対応させて記憶させる(ステップS140)。良否判定部17は、撮像画像取得部16から設備画像Gを取得する。良否判定部17は、撮像画像取得部16から取得した設備画像Gと、判定基準記憶部18に記憶される判定基準情報TGのそれぞれとを比較することにより、複数の判定基準情報TGの中から設備画像Gと対応する判定基準情報TGを抽出する。良否判定部17は、設備画像Gと対応する判定基準情報TGに対応付けられている良否情報Jを、設備画像Gに撮像された被撮像設備SFAの状態の良否YNの判定の結果とする(ステップS150)。良否判定部17は、判定した良否YNを修繕指示情報出力部19及び評価付与部14に対して出力する。修繕指示情報出力部19は、良否判定部17から良否YNを取得する。修繕指示情報出力部19は、取得した良否YNが”良”か”否”かを判定する(ステップS160)。修繕指示情報出力部19は、良否YNが”良”の場合(ステップS160;YES)、何も行わない。修繕指示情報出力部19は、良否YNが”否”の場合(ステップS160;NO)、属性情報取得部11から被撮像設備属性情報SPIを取得する。修繕指示情報出力部19は、修繕指示情報RIを出力する(ステップS170)。情報処理装置1は、処理を終了する。なお、情報処理装置1は、ステップS120からステップS140までの処理と、ステップS150からステップS170までの処理とについて、いずれの処理を先に行ってもよい。
[第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作の具体例]
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作の具体例について説明する。
撮像画像取得部16は、図2(a)に示す設備画像G1を取得する。撮像画像取得部16は、取得した設備画像G1を設備位置情報取得部10と、撮像者情報取得部13と、良否判定部17とに出力する。設備位置情報取得部10は、撮像画像取得部16から設備画像G1を取得する。設備位置情報取得部10は、設備画像G1を解析する。設備位置情報取得部10は、設備画像G1を解析し、”A1”を被撮像設備位置情報SFPとして取得する。設備位置情報取得部10は、取得した位置情報被撮像設備位置情報SFPである”A1”を、属性情報取得部11に対して出力する。
属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10から被撮像設備位置情報SFPとしての”A1”を取得する。属性情報取得部11は、属性情報記憶部12から、複数の属性情報PIの中から、被撮像設備位置情報SFPと対応する位置情報FAPを持つ被撮像設備属性情報SPIを取得する。ここで、属性情報PIの一例を、図6を参照して説明する。
図6は、属性情報PIの一例を示す図である。
属性情報PIとは、設備FAの名称を示す設備名FNと、設備FAの位置を示す位置情報FAPと、設備FAの設置場所の情報と、設備FAの撮像に対する貢献度評価に用いられる貢献度情報EVとが、互いに関連付けられた情報である。属性情報PIに含まれる設置場所の情報とは、この一例では、GPSから取得される緯度及び経度を示す位置情報などの、設備FAの設置場所を示す情報である。なお、設置場所の情報は、緯度及び経度を示す位置情報に限られず、設置場所の住所や、他の基準となる設備FAとの相対位置を示す情報であってもよい。
この一例では、属性情報PIには、属性情報PI1と、属性情報PI2と、属性情報PI3と、属性情報PI4と、属性情報PI5とが含まれる。
属性情報PI1とは、設備名FN1としての”電柱1”と、位置情報FAP1としての”A1”と、設置場所としての”POS_A”と、貢献度情報EV1としての”20”とが互いに対応付けられている情報である。属性情報PI2とは、設備名FN2としての”電柱2”と、位置情報FAP2としての”A2”と、設置場所としての”POS_E”と、貢献度情報EV2としての”20”とが互いに対応付けられている情報である。属性情報PI3とは、設備名FN1としての”電柱3”と、位置情報FAP3としての”C3”と、設置場所としての”POS_B”と、貢献度情報EV3としての”100”とが互いに対応付けられている情報である。属性情報PI4とは、設備名FN4としての”電柱4”と、位置情報FAP4としての”B4”と、設置場所としての”POS_C”と、貢献度情報EV4としての”80”とが互いに対応付けられている情報である。属性情報PI5とは、設備名FN5としての”電柱5”と、位置情報FAP5としての”C5”と、設置場所としての”POS_D”と、貢献度情報EV5としての”100”とが互いに対応付けられている情報である。
この一例では、設備位置情報取得部10は、”A1”を被撮像設備位置情報SFPとして取得している。属性情報取得部11は、属性情報PI1から属性情報PI4までの中から、被撮像設備位置情報SFPが示す”A1”と一致する位置情報FAPを持つ属性情報PI1を、被撮像設備属性情報SPIとして取得する。属性情報取得部11は、取得した被撮像設備属性情報SPIを、評価付与部14に対して出力する。
なお、設備位置情報取得部10は、設備画像Gに番号表示板NPが撮像されておらず、被撮像設備位置情報SFPが取得できない場合には、設備位置情報取得部10は、設備画像Gが撮像された位置を示す撮像位置情報GPを属性情報取得部11に対して出力している。この場合には、属性情報取得部11は、設備位置情報取得部10から取得した撮像位置情報GPに基づいて、属性情報PI1から属性情報PI4までの中から、撮像位置情報GPと一致する、又は、撮像位置情報GPが示す位置と近似する撮像位置情報GPを持つ属性情報PIを、被撮像設備属性情報SPIとして取得する。
撮像者情報取得部13は、撮像画像取得部16から設備画像G1を取得する。撮像者情報取得部13は、取得した設備画像G1に含まれる撮像者情報IDを出力する。この一例では、設備画像G1には、図2(b)に示すように、撮像者情報IDとしての”ID_2”が含まれている。
評価付与部14は、撮像者情報取得部13から撮像者情報IDとしての”ID_2”を取得する。評価付与部14は、属性情報取得部11から、被撮像設備属性情報SPIを取得する。評価付与部14は、撮像者情報記憶部15から、撮像者情報IDと対応する累計評価Vを取得する。撮像者情報記憶部15には、図7に示す情報が記憶される。
図7は、撮像者情報IDと、累計評価Vとの一例を示す図である。
図7に示すように、この一例では、撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_1”と、累計評価Vとしての”1000”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_2”と、累計評価Vとしての”40”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_3”と、累計評価Vとしての”100”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_4”と、累計評価Vとしての”700”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_5”と、累計評価Vとしての”400”とが対応付けられて記憶される。
評価付与部14は、撮像者情報記憶部15から”ID_2”と対応する累計評価Vである”40”を取得する。評価付与部14は、被撮像設備属性情報SPI(この一例では、属性情報PI1)に含まれる、貢献度情報EVである”20”を取得する。評価付与部14は、撮像者情報記憶部15から取得した累計評価Vである”40”と、被撮像設備属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVである”20”とを加算する。評価付与部14は、加算した結果の”60”を、撮像者情報記憶部15に、撮像者情報ID”ID_2”と対応する累計評価Vとして記憶させる。
良否判定部17は、撮像画像取得部16から設備画像G1を取得する。良否判定部17は、取得した設備画像G1と、判定基準記憶部18に記憶される判定基準情報TGとを比較する。上述したように、判定基準情報TGには、設備FAの正常な状態の画像情報と、異常Aの種類ごとの複数の画像情報とが含まれる。良否判定部17は、設備画像G1と類似する画像を、判定基準情報TGに含まれる画像情報から検索する。良否判定部17が類似する画像を検索する処理は、どの様な手段を用いてもよい。例えば、公知の処理を用いてもよい。
また、良否判定部17は、判定基準情報TGに含まれる画像情報から設備画像G1と類似する画像が検索できない場合には、”否”を出力してもよい。これにより、良否判定部17は、既存の判定基準情報TGに含まれない異常も検出することができ、安全に運用できる。
この一例では、良否判定部17は、設備画像G1と、判定基準情報TG2とが同一の異常であると判断する。良否判定部17は、判定基準情報TG2と対応付けられた良否情報Jである”否”を、良否YNとして判定する。良否判定部17は、”否”を出力する。
上述したように、修繕指示情報出力部19は、取得した情報が”否”である場合には、修繕指示情報RIを修繕支援装置3に対して出力する。この一例の場合には、修繕指示情報出力部19は、良否判定部17から取得した良否情報Jが”否”であるので、修繕指示情報RIを修繕支援装置3に対して出力する。
以上説明したように、情報処理装置1は、撮像画像取得部16と、設備位置情報取得部10と、属性情報取得部11と属性情報記憶部12を備える。撮像画像取得部16は、撮像装置2から設備FAを撮像した設備画像Gを取得する。設備位置情報取得部10は、設備画像Gに撮像された設備FAの被撮像設備位置情報SFPを取得する。属性情報取得部11は、属性情報記憶部12から被撮像設備位置情報SFPと対応する属性情報PIを、被撮像設備属性情報SPIとして取得する。これにより、情報処理装置1は、設備画像Gに撮像された設備FAである被撮像設備SFAの被撮像設備属性情報SPIを取得することができる。
また、情報処理装置1は、撮像者情報取得部13と、評価付与部14と、撮像者情報記憶部15とを備える。撮像者情報取得部13は、設備画像Gを撮像した撮像者を示す撮像者情報IDを取得する。評価付与部14は、属性情報取得部11が取得した被撮像設備属性情報SPIを取得する。評価付与部14は、取得した被撮像設備属性情報SPIと、撮像者情報IDとに基づいて、貢献度情報EVを撮像者に対して付与する。貢献度情報EVは、撮像者情報記憶部15に、累計評価Vとして累積して記憶される。これにより、情報処理装置1は、設備画像Gを撮像した撮像者に対して、貢献度情報EVに応じた評価をすることができる。情報処理装置1は、撮像装置2が備える表示部(不図示)などに、貢献度情報EVや、累計評価Vを表示させることで、撮像者の撮像意欲を高めることができる。
また、情報処理装置1は、良否判定部17と、判定基準記憶部18と、修繕指示情報出力部19とを備える。良否判定部17は、設備画像Gに含まれる被撮像設備SFAの状態と、判定基準記憶部18に記憶される判定情報BIとに基づいて、被撮像設備SFAの状態の良否YNを判定する。修繕指示情報出力部19は、良否判定部17が判定する良否YNに基づいて、修繕指示情報RIを出力する。すなわち、情報処理装置1は、設備画像Gの画像から、被撮像設備SFAを修繕すべきか否かを判定することができる。また、情報処理装置1は、良否判定部17が判定した結果に基づいて、修繕指示情報RIを出力する。修繕指示情報出力部19は、設備画像Gに含まれる異常Aの状態に応じた修繕指示情報RIを出力することができる。この修繕指示情報RIに基づけば、修繕に必要な機材や、人員の数などの判断を行うことができる。
上述した一例では、評価付与部14は、属性情報取得部11から取得する被撮像設備属性情報SPIに含まれる貢献度情報EVと、良否判定部17が判定する被撮像設備SFAの状態の良否YNとに基づいて、撮像者に対して貢献の程度に応じた評価を貢献度評価として付与する構成について説明した。しかし、実際には、被撮像設備属性情報SPIに貢献度情報EVが設定されていない場合がある。具体的には、設備の不良を電気事業者が把握するよりも前に、一般の人が発見した場合などである。この場合には、評価付与部14は、良否判定部17の判定結果に基づいて貢献度情報EVを撮像者に対して付与してもよい。この場合には、判定基準記憶部18には、設備FAの良否判定の基準を示す判定情報BIのそれぞれに、貢献度情報EVが対応付けられて記憶される。良否判定部17は、設備画像Gと対応する判定基準情報TGを抽出し、抽出された判定基準情報TGと対応付けられた貢献度情報EVを、評価付与部14に対して、更に出力する。つまり、良否判定部17は、評価付与部14に対して、被撮像設備SFAの状態の良否YNと共に貢献度情報EVを出力する。
評価付与部14は、良否判定部17が判定する被撮像設備SFAの状態の良否YNと、判定基準記憶部18に基づいて、撮像者に対して貢献の程度に応じた評価を貢献度評価として付与する。この場合には、上述したステップS140に含まれる貢献度情報EVを加算する処理を、ステップS160;NOよりも後に処理する。
[第2の実施形態]
次に、図8を参照して、第2の実施形態に係る情報処理装置1aの構成の一例について説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、設備FAには、撮像対象として撮像が指示された撮像対象設備RFAが含まれる。撮像対象設備RFAとは、電気事業者が撮像してほしい設備FAのことである。
図8は、第2の実施形態に係る情報処理装置1aの構成の一例を示す図である。
情報処理装置1aは、撮像画像取得部16と、設備位置情報取得部10と、属性情報記憶部12と、属性情報取得部11と、撮像者情報取得部13と、撮像者情報記憶部15と、評価付与部14aと、判定基準記憶部18と、良否判定部17と、修繕指示情報出力部19と、撮像要求情報出力部20とを備える。
撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFAの撮像を要求する撮像要求情報Sを、撮像装置2aに対して出力する。撮像要求情報Sとは、撮像装置2aが撮像する設備FAの要求が含まれた情報である。具体的には、撮像要求情報出力部20は、電気事業者が情報処理装置1aに対して、予め定めた設備FAを撮像対象設備RFAとして設定する。撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFAの撮像を要求する撮像要求情報Sを、撮像装置2aに対して出力する。撮像要求情報出力部20は、属性情報PIのうち、貢献の程度が大きい設備FAを、撮像対象設備RFAとしてもよい。
また、撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFAの属性情報RPIに含まれる撮像対象設備RFAの位置を示す位置情報RFPに基づく範囲に対して、撮像要求情報Sを出力してもよい。具体的には、撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFA近傍にある撮像装置2aに対して、撮像要求情報Sを出力する。撮像要求情報出力部20は、撮像装置2aの位置情報に基づいて、撮像要求情報Sを送信するか否かを決めてもよい。撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFA近傍の公衆無線LANに接続された撮像装置2aに対して撮像要求情報Sを出力してもよい。
撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFAを撮像する撮像者として選択された指定撮像者に対して、撮像要求情報Sを出力してもよい。この場合、指定撮像者は、撮像装置2aを操作し、指定された撮像対象設備RFAを撮像する。
撮像装置2aは、撮像要求情報Sを、情報処理装置1aから取得する。撮像要求情報Sを取得した撮像装置2aは、撮像要求情報Sに基づいて、指定された撮像対象設備RFAを撮像する。
評価付与部14aは、設備画像G毎に評価を可変にして、貢献度評価EVを撮像者に対して付与する。具体的には、評価付与部14aは、被撮像設備SFAが、過去にあまり撮像されていない設備FAの場合、属性情報記憶部12に記憶される貢献度情報EVを変更して、撮像者に対して付与する。また、評価付与部14aは、電気事業者によって予め定められた条件に応じて評価を変えて、貢献度情報EVを撮像者に対して付与する。
[情報処理装置1aの動作の概要]
次に、図9を参照して、第2の実施形態に係る情報処理装置1aの動作の概要について説明する。
図9は、情報処理装置1aの動作の一例を示す流れ図である。
撮像要求情報出力部20は、撮像要求情報Sを撮像装置2aに対して出力する(ステップS210)。撮像装置2aは、撮像要求情報Sによって要求された撮像対象設備RFAを撮像する。以降、情報処理装置1aは、流れ図S1と同様の処理を行う。
以上説明したように、情報処理装置1aは、撮像要求情報出力部20を備える。これにより、情報処理装置1aは、撮像装置2aに対して、撮像する設備FAを指定することができる。また、撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFA近傍にある撮像装置2aに対して、撮像要求情報Sを出力する。これにより、情報処理装置1aは、撮像対象設備RFA近傍にある撮像装置2aに対して撮像要求情報Sを出力することができ、撮像対象設備RFAが撮像される確率を高めることができる。
また、情報処理装置1aは、撮像対象設備RFA近傍にある撮像装置2aに対して撮像要求情報Sを出力することができるため、より迅速に撮像対象設備RFAが撮像された設備画像Gを取得することができる。
撮像要求情報出力部20は、撮像対象設備RFAを撮像する撮像者として選択された指定撮像者に対して、撮像要求情報Sを出力してもよい。これにより、情報処理装置1aは、複数の人から撮像された設備画像Gよりも、同一の人から撮像された設備画像Gを取得することができ、一定した品質の設備画像Gを得ることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係る情報処理装置1bの構成の一例について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の撮像者には、付与された貢献度評価に応じた階級Cが設定される。具体的には、図10に示すように、撮像者情報記憶部15bには、撮像者情報IDと、累計評価Vと、階級Cとが互いに対応付けられて記憶される。
図10は、階級Cの一例を示す図である。
この一例では、撮像者情報記憶部15bには、撮像者情報IDとしての”ID_1”と、累計評価Vとしての”1000”と、階級としての”A”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_2”と、累計評価Vとしての”40”と、階級としての”F”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_3”と、累計評価Vとしての”100” と、階級としての”E”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_4”と、累計評価Vとしての”700”と、階級としての”B”とが対応付けられて記憶される。撮像者情報記憶部15には、撮像者情報IDとしての”ID_5”と、累計評価Vとしての”400”と、階級としての”C”とが対応付けられて記憶される。
撮像要求情報Sには階級Cに応じた階級毎撮像要求情報SCが含まれ、撮像要求情報出力部20bは、階級Cに応じた階級毎撮像要求情報SCを、撮像装置2aに対して出力する。階級毎撮像要求情報SCとは、階級Cに応じた撮像要求情報Sよりも難易度が高い撮像対象設備RFAの撮像を要求する情報である。難易度が高い撮像対象設備RFAとは、例えば、撮像対象設備RFAの一部分を撮像する場合や、撮像対象となる撮像対象設備RFAが見つけづらい位置にある設備である。より具体的には、撮像対象設備RFAとは、電柱の根本に存在する微小なひび割れである。撮像対象設備RFAとは、電柱の構成部品の1つが指定されたものである。
撮像装置2aは、撮像要求情報出力部20bから階級毎撮像要求情報SCを取得する。撮像装置2aは、階級毎撮像要求情報SCが示す撮像対象設備RFAを撮像する。
以上説明したように、情報処理装置1bは、撮像者情報記憶部15bと、撮像要求情報出力部20bとを備える。撮像要求情報出力部20bは、階級Cに応じた階級毎撮像要求情報SCを、撮像装置2aに対して出力する。これにより、撮像装置2aを操作する撮像者は、階級Cに応じた難易度の撮像対象設備RFAを撮像することができる。情報処理装置1bは、階級Cを設けることにより、撮像者が設備FAを撮像する意欲を継続させることができる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
なお、上述の情報処理装置1、情報処理装置1a及び情報処理装置1bは内部にコンピュータを有している。そして、上述した装置の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1,1a,1b…情報処理装置、2,2a…撮像装置、3…修繕支援装置、10…設備位置情報取得部、11…属性情報取得部、12…属性情報記憶部、13…撮像者情報取得部、14,14a…評価付与部、15,15b…撮像者情報記憶部、16…撮像画像取得部、17…良否判定部、18…判定基準記憶部、19…修繕指示情報出力部、20,20b…撮像要求情報出力部

Claims (2)

  1. 設備が撮像装置によって撮像された設備画像と、
    複数の設備のうちの前記設備画像に撮像されている設備である被撮像設備の位置を示す被撮像設備位置情報を取得する設備位置情報取得部と、
    設備の位置を示す位置情報と当該位置に存在する設備の撮像に対する貢献度評価に用いられる貢献度情報とが対応付けられた属性情報が設備の位置ごとに記憶される属性情報記憶部から、前記設備位置情報取得部が取得する前記被撮像設備位置情報に基づいて、複数の設備についての前記属性情報のうち、前記被撮像設備の前記属性情報を取得する属性情報取得部と、
    前記撮像装置によって前記設備画像を撮像した撮像者を示す撮像者情報を取得する撮像者情報取得部と、
    前記撮像者情報取得部が取得する前記撮像者情報と、前記属性情報取得部が取得する前記属性情報に含まれる前記貢献度情報とに基づいて、前記撮像者に対して貢献の程度に応じた評価を貢献度評価として付与する評価付与部と、
    前記設備画像が示す前記被撮像設備の状態と、設備の良否判定の基準を示す判定基準情報とに基づいて、前記被撮像設備の状態の良否を判定する良否判定部と、
    前記良否判定部が判定した前記良否に基づいて、前記被撮像設備の修繕を指示する修繕指示情報を出力する修繕指示情報出力部と、
    前記設備のうち、前記属性情報に含まれる前記貢献度情報が示す撮像の貢献の程度が大きい前記設備を撮像対象設備として、前記撮像対象設備の撮像を要求する撮像要求情報を出力する撮像要求情報出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記撮像者には、付与された前記貢献度評価に応じた階級が設定され、
    前記撮像要求情報には前記階級に応じた階級毎撮像要求情報が含まれ、
    前記撮像要求情報出力部は、
    前記階級に応じた前記階級毎撮像要求情報を出力する
    請求項1に記載の情報処理装置。
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