JP6417687B2 - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6417687B2
JP6417687B2 JP2014057215A JP2014057215A JP6417687B2 JP 6417687 B2 JP6417687 B2 JP 6417687B2 JP 2014057215 A JP2014057215 A JP 2014057215A JP 2014057215 A JP2014057215 A JP 2014057215A JP 6417687 B2 JP6417687 B2 JP 6417687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
wireless communication
reception
communication device
latency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014057215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015180009A (ja
Inventor
高弘 冨田
高弘 冨田
智洋 高橋
智洋 高橋
寺崎 努
努 寺崎
亮 奥村
亮 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2014057215A priority Critical patent/JP6417687B2/ja
Priority to US14/660,485 priority patent/US9648486B2/en
Priority to CN201510121835.7A priority patent/CN104936130B/zh
Publication of JP2015180009A publication Critical patent/JP2015180009A/ja
Priority to US15/155,846 priority patent/US9936374B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6417687B2 publication Critical patent/JP6417687B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • H04W52/0277Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof according to available power supply, e.g. switching off when a low battery condition is detected
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/12Setup of transport tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • H04W84/20Master-slave selection or change arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置に関する。
近距離無線通信規格のBluetooth(登録商標) low energyに基づいて無線通信を行う無線通信装置であるマスター装置は、通信相手となる無線通信装置であるスレーブ装置が送信するアドバタイズメントと呼ばれる識別情報を受信し、当該スレーブ装置に対して接続要求信号を送信して接続を確立してから、当該スレーブ装置との間でデータの送受信を行う(例えば、特許文献1参照)。
このような無線通信装置、特にスレーブ装置には、電源としてコイン電池やボタン電池といった容量の小さい電池が使用される。このため、マスター装置とスレーブ装置との間で接続が確立した後、それぞれの送受信部を動作状態と停止状態とに交互に切り替えることにより一定期間の間隔で間欠的にデータの送受信を行い、消費電力を抑えることが行われている。さらに、スレーブ装置は、マスター装置から間欠的に送られてくるデータを、マスター装置から指定されたレイテンシ回数の範囲内で連続して受信しないスレーブレイテンシ(Slave Latency)動作と呼ばれる制御を行うことにより、消費電力を抑えることが可能である。スレーブレイテンシ動作を行う場合の実際の受信制限回数は、スレーブ装置によって決定される。
特開2012−142877号公報
しかしながら、従来の技術では、スレーブレイテンシ動作を行う場合に、マスター装置からのデータを受信するか否かはスレーブ装置が決定しているので、スレーブレイテンシ動作が行われているときにマスター装置において高速なレスポンスを必要とする場合であっても、スレーブ装置が決定した受信するか否かによりスレーブ装置のデータ送信の頻度が決まってしまい、マスター装置でのレスポンス速度が制限されてしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、レスポンス速度が制限されてしまうことを防止できる無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線通信装置は、
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信手段と、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数以下の特定回数を設定する設定手段と、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
を備え
前記特定情報は前記通信相手の無線通信装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る無線通信装置は、
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記特定情報は、前記無線通信装置の電池残量に基づいて設定され、
前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るスレーブ装置は、
マスター装置と無線通信を行うスレーブ装置であって、
前記マスター装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記マスター装置にデータを送信するデータ送信手段と、
前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記限回数以下の特定回数を設定する設定手段と、
前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
を備え、
前記特定情報は前記マスター装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るマスター装置は、
スレーブ装置と無線通信を行うマスター装置であって、
制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記スレーブ装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
前記制限回数は、前記スレーブ装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記特定情報は、前記マスター装置の電池残量に基づいて設定され、
前記スレーブ装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、レスポンス速度が制限されてしまうことを防止できる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例として通信端末の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置の一例として環境情報測定装置の構成例を示す図である。 図1の無線通信システムの動作を説明するための図である。 図1の無線通信システムのデータ送受信の動作を示す図である。 図1の無線通信システムのデータ送受信の動作を示す図である。 図2の通信端末が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。 データのパケット構造及びレイテンシオフ値の設定例を示す図である。 図2の通信端末が実行するデータ送受信処理の一例を示すフローチャートである。 図3の環境情報測定装置が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。 各バッファの設定例を示す図である。 図3の環境情報測定装置が実行するデータ送受信処理の一例を示すフローチャートである。 図1の無線通信システムのデータ送受信のタイミングの一例を示す図である。 環境情報測定装置の送受信回路のアクティブ期間を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。
図1に示す構成例において、無線通信システム1は、無線通信装置としての通信端末100(第2の無線通信装置)と、通信端末100とは異なる無線通信装置としての環境情報測定装置200(第1の無線通信装置)とを備えている。通信端末100と環境情報測定装置200とは、Bluetooth(登録商標) low energy(以下、BLEという。)に基づいて、互いに無線通信を行う。BLEとは、Bluetooth(登録商標)と呼ばれる近距離無線通信規格において、低消費電力を目的として策定された規格(モード)である。BLEに基づく無線通信を行う無線通信装置には、マスター装置(「セントラル」ともいう。)と称する無線通信装置と、スレーブ装置(「ペリフェラル」ともいう。)と称する無線通信装置とがある。マスター装置は、スレーブ装置から提供されたサービス(例えば、測定されたデータなど)を利用する装置である。また、スレーブ装置は、マスター装置にサービス(例えば、測定したデータなど)を提供する装置である。本実施の形態では、通信端末100がマスター装置に該当し、環境情報測定装置200がスレーブ装置に該当する。
通信端末100は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等の持ち運びが可能であって、BLEに基づく無線通信機能を有する端末である。本実施の形態では、一例として、通信端末100はスマートフォンから構成される。通信端末100は、温度、相対湿度及びWBGT(Wet Bulb Globe Temperature)値などのデータを環境情報測定装置200から受信し、受信したデータに基づいて、後述する表示部128に環境情報として各種情報を表示したり、後述するスピーカ124からアラーム等の音声を鳴らしたりする。なお、WBGT値とは、例えば労働環境における作業者が熱中症になりやすい度合いを示す指標値である。
環境情報測定装置200は、温度、相対湿度及びWBGT値を測定したい場所、例えば、工場や建設現場、工事現場、体育館、運動場などに設置される。環境情報測定装置200は、設置場所の温度と相対湿度を測定し、測定値からWBGT値を算出する。そして、環境情報測定装置200は、温度、相対湿度及びWBGT値などのデータを通信端末100に送信する。
次に、本実施の形態に係る無線通信システム1のハードウェア構成などについて説明する。
図2は、本実施の形態に係る通信端末100の構成例を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、通信端末100は、制御部102、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)106、無線通信動作部110、アンテナ112、スピーカ124、ドライバ126、表示部128及びタッチパネル130を備える。
制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。制御部102は、ROM104に記憶されたプログラム(例えば、後述する図4などに示す通信端末100の動作を実現するためのプログラム)に従ってソフトウェア処理を実行することにより、通信端末100が具備する各種機能を制御する。
ROM104は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、上述したように制御部102が各種機能を制御するためのプログラムやデータを記憶する。RAM106は、揮発性メモリから構成され、制御部102が各種処理を行うためにデータを一時的に記憶するための作業領域として用いられる。
無線通信動作部110は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路等を用いて構成され、送信回路及び受信回路を備える。無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、制御部102によって動作状態(アクティブ)と停止状態(インアクティブ)とに切り替えられる。無線通信動作部110は、アンテナ112を介して、BLEに基づく無線信号の送信動作及び受信動作を行う。
スピーカ124は、制御部102からの音声データに基づいて、アラーム等の音声を出力する。ドライバ126は、制御部102から出力された画像データに基づく画像信号を表示部128へ出力する。表示部128は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ等によって構成される。表示部128は、ドライバ126から出力された画像信号に従って画像(例えば、図1に示すようなWBGT値や「警戒」などといった画像等)を表示する。
タッチパネル130は、表示部128の上面に配置され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。タッチパネル130は、例えば図示しない透明電極を内蔵し、ユーザの指等が接触した場合に、電圧が変化した位置を接触位置として検出し、その接触位置の情報を入力指示として制御部102へ出力する。
次に、通信端末100の制御部102の主な機能的構成について説明する。図2に示すように、制御部102は、データ送信部151(第2のデータ送信部)、第1変更条件判定部152、第2変更条件判定部153及び変更部154として機能する。
データ送信部151は、通信端末100と環境情報測定装置200との間で接続が確立された後、データを送信するタイミングであるコネクション・イベントのタイミングで、無線通信動作部110の送信回路を動作状態にして、環境情報測定装置200に、例えば1回といったレイテンシオフ回数(特定回数)を示すレイテンシオフ値(特定情報)を含むデータを送信する。レイテンシオフ回数は、後述するレイテンシ回数以下の回数である。データ送信部151は、データを送信した後、無線通信動作部110の送信回路を停止状態にする。そして、データ送信部151は、データを送信しない期間であるコネクション・イベント・インターバルの期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、再び上記と同様にしてデータを送信する。データ送信部151は、コネクション・イベント・インターバルの期間の間隔で間欠的に上記データ送信を繰り返し実行する。
第1変更条件判定部152は、レイテンシオフ回数を減らす第1変更条件を満たすか否かを判定する。この実施の形態では、第1変更条件を、例えばユーザのタッチパネル130への操作を検出してから、例えば、1分といった第1期間以内であること、としている。なお、第1変更条件は上記条件に限定されない。例えば、第1変更条件を、例えばユーザのタッチパネル130への操作に基づいて、高速レスポンス必要を示す表示項目が選択されたことなどとしてもよい。
第2変更条件判定部153は、レイテンシオフ回数を増やす第2変更条件を満たすか否かを判定する。この実施の形態では、第2変更条件を、例えばユーザのタッチパネル130への操作を検出してから、例えば、3分といった第2期間が経過したこと、としている。なお、第2変更条件は上記条件に限定されない。例えば、第2変更条件を、例えばユーザのタッチパネル130への操作に基づいて、高速レスポンス不要を示す表示項目が選択されたことなどとしてもよい。
変更部154は、データ送信部151によってデータが間欠的に送信されているときに、第1変更条件判定部152よって第1変更条件を満たすと判定された場合、例えば、1回といったレイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値を、0回といったレイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値へ変更する。なお、レイテンシオフ回数は、例えば、2回から1回へ、2回から0回へ変更されてもよい。また、変更部154は、データ送信部151によってデータが間欠的に送信されているときに、第2変更条件判定部153よって第2変更条件を満たすと判定された場合、例えば、0回といったレイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値を、1回といったレイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値へ変更する。なお、レイテンシオフ回数は、例えば、1回から2回へ、0回から2回へ変更されてもよい。変更部154によってレイテンシオフ値が変更された場合、変更された後のレイテンシオフ値を含むデータが、データ送信部151によって環境情報測定装置200に間欠的に送信されることになる。
図3は、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の構成例を概略的に示すブロック図である。図3に示すように、環境情報測定装置200は、制御部202、ROM204、RAM206、無線通信動作部210、アンテナ212、操作部220、ドライバ226、表示部228、センサ部230を備える。
制御部202は、例えばCPUによって構成される。制御部202は、ROM204に記憶されたプログラム(例えば、後述する図4などに示す環境情報測定装置200の動作を実現するためのプログラム)に従ってソフトウェア処理を実行することにより、環境情報測定装置200が具備する各種機能を制御する。
ROM204は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、上述したように制御部202が各種機能を制御するためのプログラムやデータを記憶する。RAM206は、揮発性メモリから構成され、制御部202が各種処理を行うためにデータを一時的に記憶するための作業領域として用いられる。
無線通信動作部210は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、送信回路及び受信回路を備える。無線通信動作部210の送信回路及び受信回路は、制御部202によって動作状態と停止状態とに切り替えられる。無線通信動作部210は、アンテナ212を介して、BLEに基づく無線信号の送信動作及び受信動作を行う。
操作部220は、例えばスイッチ等から構成され、電源のON・OFFなどのユーザの操作内容を入力するために用いられる。
ドライバ226は、制御部202から出力された画像データに基づく画像信号を表示部228へ出力する。表示部228は、例えば、LCD、ELディスプレイ等によって構成される。表示部228は、ドライバ226から出力された画像信号に従って画像(例えば、図1に示すような温度や相対湿度、WBGT値などの数値を表す画像等)を表示する。
センサ部230は、例えば、測温抵抗体や熱電対等を用いて構成される温度センサと、例えば、高分子膜を用いて構成される湿度センサと、を備える。温度センサは、環境情報測定装置200の周辺温度、即ち、環境情報測定装置200が設置された場所の温度を測定し、測定結果を示すデータを制御部202に送る。湿度センサは、環境情報測定装置200の周辺の相対湿度、即ち、環境情報測定装置200が設置された場所の相対湿度を測定し、測定結果を示すデータを制御部202に送る。
次に、環境情報測定装置200の制御部202の主な機能的構成について説明する。図3に示すように、制御部202は、データ受信部251、データ送信部252(第1のデータ送信部)、受信制限部253、設定部254、制限解除部255及び送信条件判定部256として機能する。
データ受信部251は、通信端末100と環境情報測定装置200との間で接続が確立した後、通信端末100がデータを送信するタイミングであるコネクション・イベントのタイミングに対応して、無線通信動作部210の受信回路を動作状態にして、通信端末100によって送信されたデータを受信する。データ受信部251は、データを受信した後、無線通信動作部210の受信回路を停止状態にする。そして、データ受信部251は、通信端末100が次にデータを送信するタイミングであるコネクション・イベントのタイミングに対応して、再び上記と同様にしてデータを受信する。データ受信部251は、コネクション・イベント・インターバルの期間の間隔で間欠的に上記データの受信を繰り返し実行する。なお、データ受信部251は、後述するように受信制限部253によってデータの受信が制限されている間、データを受信できないようになっている。
データ送信部252は、データ受信部251によってデータが受信された後、無線通信動作部210の送信回路を動作状態にして、通信端末100にデータを送信する。データ送信部252は、データを送信した後、無線通信動作部210の送信回路を停止状態にする。なお、データ送信部252は、後述するように送信条件判定部256によってデータの送信条件を満たさないと判定された場合、通信端末100にデータを送信できないようになっている。
受信制限部253は、通信端末100によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、制御部202によって設定されたレイテンシ回数(制限回数)に到達するまで、データ受信部251によるデータの受信を制限する。レイテンシ回数は、通信端末100と環境情報測定装置200との接続の際に通信端末100が送信した接続要求信号に含まれるレイテンシ値が示すレイテンシ回数(例えば2回)の範囲内で、制御部202が決定する回数であり、制御部202が、通信端末100によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数である。レイテンシ回数は、制御部202によって、例えば、RAM206の所定領域に設けられたレイテンシカウンタにレイテンシカウンタ値が記憶されることで設定される。この実施の形態では、一例として、受信制限部253は、レイテンシカウンタに記憶されたレイテンシカウンタ値を、コネクション・イベントのタイミングとなる毎にデクリメント(1減算)していき、レイテンシカウンタ値が「0」になるまで、通信端末100によって送信されたデータが受信されないように制御する。
設定部254は、データ受信部251によって受信されたデータに含まれる、レイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値を読み取り、このレイテンシオフ値に基づいて、例えば、RAM206の所定領域に設けられたレイテンシオフカウンタにレイテンシオフカウンタ値を記憶することによってレイテンシオフ回数(特定回数)を設定する。レイテンシオフ回数は、受信制限部253による制限(データ受信部251によるデータの受信の制限)を解除するために用いられる回数である。
制限解除部255は、通信端末100によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、設定部254によって設定されたレイテンシオフ回数に到達した場合、受信制限部253による制限を解除して、データ受信部251によってデータが受信できるようにする。なお、データ受信部251はデータを受信するが、データ送信部252は、通信端末100からの要請がない限りデータを送信しない。この実施の形態では、一例として、受信制限部253は、レイテンシオフカウンタに記憶されたレイテンシオフカウンタ値を、コネクション・イベントのタイミングとなる毎にデクリメント(1減算)していき、レイテンシオフカウンタ値が「0」になった場合、受信制限部253による制限を解除する。
送信条件判定部256は、データ受信部251によって受信されたデータに基づいて、通信端末100にデータを送信するためのデータの送信条件を満たすか否かを判定する。この実施の形態では、一例として、送信条件判定部256は、データ受信部251によって受信されたデータのパケット構造のうちのペイロード部のデータ値が、例えば「0」といった空であることを示すデータ値である場合、通信端末100にデータを送信する必要がないとしてデータの送信条件を満たさないと判定する。また、送信条件判定部256は、データ受信部251によって受信されたデータのパケット構造のうちのペイロード部のデータ値が、空であることを示すデータ値以外のデータ値である場合、データの送信条件を満たすと判定する。
次に、本実施の形態における無線通信システム1の動作を図4のフローチャートを参照しつつ説明する。
環境情報測定装置200は、図4に示すように、通信端末100にアドバタイズメントを一定期間の間隔で間欠的に送信する(ステップS10)。アドバタイズメントとは、通信端末100が環境情報測定装置200を探したり、通信端末100が環境情報測定装置200と接続したりできるようにするために、環境情報測定装置200が通信端末100に対して自分の存在を知らせるための識別情報のことをいう。なお、アドバタイズメントを、「アドバタイズパケット」や「アドバタイズメントパケット」、「アドバタイジングパケット」ということもある。また、アドバタイズメントを送信することを「アドバタイズ」や「アドバタイジング」という。
通信端末100は、例えば、環境情報を測定するためにユーザがタッチパネル130への操作を行ったことに基づいて、アドバタイズメントを受信するための受信動作処理を実行する(ステップS11)。ステップS11では、通信端末100は、アドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信する。ステップS11にてアドバタイズメントを受信した後、通信端末100は、環境情報測定装置200と接続するための接続動作処理を実行する(ステップS12)。ステップS12では、通信端末100は、接続要求信号にレイテンシ値やコネクション・イベントのタイミングを示す値、コネクション・イベント・インターバルの期間を示す値などを含める処理を行った後に、環境情報測定装置200に接続要求信号を送信する。
環境情報測定装置200は、通信端末100から送信された接続要求信号を受信する接続動作処理を実行する(ステップS13)。ステップS13の処理を実行した後、環境情報測定装置200は、受信した接続要求信号に含まれているレイテンシ値やコネクション・イベントのタイミングを示す値、コネクション・イベント・インターバルの期間を示す値などを読み取り、読み取った値に基づいて、RAM206の所定領域に設けられたカウンタ等の各バッファにカウンタ値等の値を設定するカウンタ等設定処理を実行する。これにより、通信端末100と環境情報測定装置200との接続が確立される。
ステップS12及びステップS13の処理が実行されて通信端末100と環境情報測定装置200との接続が確立した後、通信端末100と環境情報測定装置200との間でデータ送受信が行われる(ステップS14)。ステップS14のデータ送受信が行われることにより、環境情報測定装置200から、温度、相対湿度、WBGT値などのデータやアラーム信号が通信端末100に送信される。
ここで、ステップS14にて通信端末100と環境情報測定装置200との間で行われる従来のデータ送受信について詳しく説明する。
図5は、ステップS14のデータ送受信の動作を示す図である。図5に示すようにステップS14では、通信端末100は、コネクション・イベント(Connection Event)のタイミングで、環境情報測定装置200に、データA1(DATA_PDU)を送信する(ステップS21a)。
また、環境情報測定装置200は、コネクション・イベントのタイミングに対応して、通信端末100によって送信されたデータA1を受信する(ステップS21b)。環境情報測定装置200は、データA1を受信した後、通信端末100にデータB1(DATA_PDU)を送信する(ステップS21c)。通信端末100は、環境情報測定装置200がデータB1を送信するタイミングに対応して、環境情報測定装置200によって送信されたデータB1を受信する(ステップS21d)。
環境情報測定装置200がステップS21bの処理を開始するとき(データA1の受信を開始するとき)からステップS21cの処理を終了するとき(データB1の送信を終了するとき)までの間、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、アクティブ(Active)となる。環境情報測定装置200がステップS21cの処理を終了した後(データB1の送信を終了した後)、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、インアクティブ(Inactive)となる。
なお、環境情報測定装置200が、後述するステップS22b、S23b、S24b、S25b・・・の処理を開始するときからステップS22c、S23c、S24c、S25c・・・の処理を終了するときまでの間も、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、アクティブとなる。環境情報測定装置200が、ステップS22c、S23c、S24c、S25c・・・の処理を終了した後も、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、インアクティブとなる。
通信端末100は、コネクション・イベントのタイミングからコネクション・イベント・インターバル(Connection Event Interval;ConnInterval)の期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データA2を送信する(ステップS22a)。また、環境情報測定装置200は、コネクション・イベントのタイミングに対応して、通信端末100によって送信されたデータA2を受信する(ステップS22b)。環境情報測定装置200は、データA2を受信した後、通信端末100にデータB2を送信する(ステップS22c)。通信端末100は、環境情報測定装置200がデータB2を送信するタイミングに対応して、環境情報測定装置200によって送信されたデータB2を受信する(ステップS22d)。このように通信端末100及び環境情報測定装置200は、上記動作を繰り返し(ステップS23、ステップS24、ステップS25・・・)実行して、一定期間の間隔で間欠的にデータA3、A4、A5・・・、B3、B4、B5・・・の送受信を行う。
また、ステップS14では、環境情報測定装置200においてスレーブレイテンシ動作(「レイテンシ動作」又は「レイテンシ」ともいう。)と呼ばれる制御が行われることがある。スレーブレイテンシ動作とは、環境情報測定装置200が、通信端末100から間欠的に送られてくるデータを、ステップS12の接続動作処理の際に受信した接続要求信号に含まれているレイテンシ値が示すレイテンシ回数の範囲内で連続して受信しない(受信制限をする)制御である。スレーブレイテンシ動作は、例えば、環境情報測定装置200の電池残量が少なくなってきたときに設定されて実行される。スレーブレイテンシ動作が行われることにより、環境情報測定装置200の消費電力が抑えられる。
図6は、ステップS14において従来のスレーブレイテンシ動作が実行されるデータ送受信の動作を示す図である。なお、図6は、データを2回連続して受信しないスレーブレイテンシ動作(レイテンシ回数が2回のスレーブレイテンシ動作)が実行される場合を示している。図6に示すようにステップS14では、通信端末100は、コネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データC1(DATA_PDU)を送信する(ステップS31a)。
また、環境情報測定装置200は、コネクション・イベントのタイミングに対応して、通信端末100によって送信されたデータC1を受信する(ステップS31b)。環境情報測定装置200は、データC1を受信した後、通信端末100にデータD1(DATA_PDU)を送信する(ステップS31c)。通信端末100は、環境情報測定装置200がデータD1を送信するタイミングに対応して、環境情報測定装置200によって送信されたデータD1を受信する(ステップS31d)。
環境情報測定装置200がステップS31bの処理を開始するとき(データC1の受信を開始するとき)からステップS31cの処理を終了するとき(データD1の送信を終了するとき)までの間、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、アクティブとなる。環境情報測定装置200がステップS31cの処理を終了した後(データD1の送信を終了した後)、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、インアクティブとなる。
なお、環境情報測定装置200が、後述するステップS34bの処理を開始するときからステップS34cの処理を終了するときまでの間も、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、アクティブとなる。環境情報測定装置200が、ステップS34cの処理を終了した後も、環境情報測定装置200の無線通信動作部110の送信回路及び受信回路は、インアクティブとなる。
通信端末100は、コネクション・イベントのタイミングからコネクション・イベント・インターバルの期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データC2を送信する(ステップS32a)。環境情報測定装置200は、スレーブレイテンシ動作により、通信端末100によって送信されたデータC2を受信しない(ステップS32b)。なお、環境情報測定装置200はデータC2を受信しないので、環境情報測定装置200は通信端末100にデータを送信せず、従って、通信端末100は環境情報測定装置200からデータを受信しない。
通信端末100は、さらにコネクション・イベントのタイミングからコネクション・イベント・インターバルの期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データC3を送信する(ステップS33a)。環境情報測定装置200は、スレーブレイテンシ動作により、通信端末100によって送信されたデータC3を受信しない(ステップS33b)。
通信端末100は、さらにコネクション・イベントのタイミングからコネクション・イベント・インターバルの期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データC4を送信する(ステップS34a)。また、環境情報測定装置200は、コネクション・イベントのタイミングに対応して、通信端末100によって送信されたデータC4を受信する(ステップS34b)。環境情報測定装置200は、データC4を受信した後、通信端末100にデータD4を送信する(ステップS34c)。通信端末100は、環境情報測定装置200がデータD4を送信するタイミングに対応して、環境情報測定装置200によって送信されたデータD4を受信する(ステップS34d)。
通信端末100は、さらにコネクション・イベントのタイミングからコネクション・イベント・インターバルの期間が経過した後のコネクション・イベントのタイミングで、環境情報測定装置200に、データC5を送信する(ステップS35a)。環境情報測定装置200は、スレーブレイテンシ動作により、通信端末100によって送信されたデータC5を受信しない(ステップS35b)。このように通信端末100及び環境情報測定装置200は、上記動作を繰り返し実行して、データの送受信を行う。
次に、本実施の形態に係る通信端末100の動作について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態に係る通信端末100の制御部102が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。なお、この通信処理は、ROM104内に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する制御部102によって行われる。
通信端末100の制御部102は、例えば、環境情報測定用のアプリケーションを立ち上げた後に、図7に示す通信処理を開始する。
まず、制御部102は、例えば、環境情報を測定するためにユーザが行うタッチパネル130への操作を、環境情報測定装置200との接続要求として取得する(ステップS101)。
制御部102は、アドバタイズメントを受信するためのアドバタイズメント受信動作処理を実行する(ステップS102)。ステップS102では、一例として、制御部102は、アドバタイズメントをスキャンして、環境情報測定装置200から送信されたアドバタイズメントを受信したか否かを判定し、アドバタイズメントを受信していないと判定された場合、予め定められたポーリング周期の期間経過後、アドバタイズメントを再度スキャンする。制御部102は、アドバタイズメントを受信するまで上記動作を繰り返し実行する。
ステップS102の処理を実行した後、制御部102は、環境情報測定装置200と接続するための接続動作処理を実行する(ステップS103)。ステップS103では、制御部102は、接続要求信号にレイテンシ値やコネクション・イベントのタイミングを示す値、コネクション・イベント・インターバルの期間を示す値などを含める処理を行った後に、環境情報測定装置200に接続要求信号を送信する。このように、制御部102は、環境情報測定装置200に対して、レイテンシ回数を示すレイテンシ値などを含む接続要求信号を送信することによってレイテンシ(送受信の不必要)を指定するレイテンシ指定部(送受信不必要指定部)として機能する。この実施の形態では、一例として、レイテンシ値は、レイテンシ回数2回を示す「010(3ビット)」といった値である。なお、レイテンシ値は、レイテンシ回数2回を示す値に限定されず、1回又は3回以上を示す値であってもよい。なお、後述するステップS105のデータ送受信処理の実行中に、ユーザによるレイテンシ値アップデート操作が行われたことに基づいて、例えば、変更されたレイテンシ値を含むレイテンシ値アップデート信号を環境情報測定装置200に送信するようにしてもよい。
ステップS103の処理を実行した後、制御部102は、環境情報測定装置200に送信するデータに含めるレイテンシオフ値(Latency_off値)として「000(3ビット)」を、例えば、RAM106に設けられたレイテンシオフバッファに設定(記憶)する(ステップS104)。
ここで、通信端末100が送信するデータのパケット構造について説明する。図8(A)は、データのパケット構造を示す図である。データは、16ビットから成るヘッダ部301(Header)と、データ値が格納されるペイロード部302(Payload)と、を有する。ヘッダ部301は、3ビットから成るフィールド311(RFU-1)と、5ビットから成るフィールド312(Length)と、を含んでいる。フィールド311(RFU-1)は、レイテンシオフ値を格納するための領域である。フィールド312は、ペイロード部302に格納されるデータ値のビット長を示すデータ値を格納するための領域である。なお、ヘッダ部301は3ビットから成るフィールド(RFU-2)を含んでおり、このフィールド(RFU-2)が、レイテンシオフ値を格納するための領域であってもよい。また、フィールド311(RFU-1)とフィールド(RFU-2)との両方が、レイテンシオフ値を格納するための領域であってもよい。
図8(B)は、レイテンシオフ値(Latency_off値)の設定例を示す図である。この実施の形態では、図8(B)に示すように「000(3ビット)」、「001(3ビット)」及び「010(3ビット)」の3つのレイテンシオフ値が用意されている。例えば、「000(3ビット)」は、レイテンシオフ回数として0回を示す値である。「001(3ビット)」は、レイテンシオフ回数として1回を示す値である。「010(3ビット)」は、レイテンシオフ回数として2回を示す値である。なお、レイテンシオフ回数は0回〜2回に限定されず、3回以上であってもよい。この場合には、「011(3ビット)」、「100(3ビット)」、「101(3ビット)」・・・といったレイテンシオフ値を用意すればよい。後述するステップS105のデータ送受信処理においてデータを送信する際には、RAM106に設けられたレイテンシオフバッファに設定されたレイテンシオフ値がデータのフィールド311に格納される。なお、ステップS104の処理が実行されることによってレイテンシオフバッファにはレイテンシオフ値として「000(3ビット)」が設定されるので、起動直後に送信するデータのフィールド311には、「000(3ビット)」が格納される。
ステップS104の処理を実行した後、制御部102は、データ送受信処理を実行する(ステップS105)。図9は、図7に示すステップS105のデータ送受信処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、制御部102は、まず、コネクション・イベントのタイミングであるか否かを判定する(ステップS151)。ステップS151にてコネクション・イベントのタイミングではないと判定された場合(ステップS151;No)、制御部102は、コネクション・イベントのタイミングとなるまでステップS151の処理を繰り返し実行する。
ステップS151にてコネクション・イベントのタイミングであると判定された場合(ステップS151;Yes)、データ送信部151(受信制御情報送信部)として機能する制御部102は、無線通信動作部110の送信回路をアクティブにして、環境情報測定装置200に、レイテンシオフ値を含むデータを送信する(ステップS152)。なお、ステップS152では、制御部102は、RAM106に設けられたレイテンシオフバッファに設定されたレイテンシオフ値をデータのフィールド311に格納して、データを送信する。このように、制御部102は、環境情報測定装置200に、レイテンシ時における受信を制御する情報であるレイテンシオフ値を、その他のデータ値とともに送信する。
次に、制御部102は、無線通信動作部110の受信回路をアクティブにする(ステップS153)。ステップS153では、制御部102は、環境情報測定装置200がデータを送信した場合、そのデータを受信する。
ステップS153の処理を実行した後、制御部102は、環境情報測定装置200が送信したデータを受信したか否かを判定する(ステップS154)。ステップS154にてデータを受信したと判定された場合(ステップS154;Yes)、制御部102は、表示部128の表示画面を更新する(ステップS155)。ステップS155では、制御部102は、表示部128の表示画面に、例えば、図1に示すようにWBGT値「25℃」や「警戒」といった画像を表示する。なお、表示部128の表示画面に、WBGT値「25℃」や「警戒」といった画像が既に表示されている場合には、例えば「変化なし」といった画像をさらに表示してもよい。
ステップS155の処理を実行した後、又は、ステップS154にてデータを受信していないと判定された場合(ステップS154;No)、第1変更条件判定部152として機能する制御部102は、第1変更条件を満たすか否かを判定する(ステップS156)。ステップS156では、制御部102は、例えば、ユーザのタッチパネル130への操作を検出してから、1分といった第1期間以内である場合に、第1変更条件を満たす、即ち、高速なレスポンスが必要であると判定する。ステップS156にて第1変更条件を満たすと判定された場合(ステップS156;Yes)、変更部154として機能する制御部102は、RAM106に設けられたレイテンシオフバッファに設定されたレイテンシオフ値(Latency_off値)を変更して、レイテンシオフ回数を減らす(ステップS158)。
ステップS158では、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数2回を示すレイテンシオフ値「010(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフ回数1回を示すレイテンシオフ値「001(3ビット)」をレイテンシオフバッファに上書きする。これによりレイテンシオフ値が変更される。また、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数1回を示すレイテンシオフ値「001(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフ回数0回を示すレイテンシオフ値「000(3ビット)」をレイテンシオフバッファに上書きする。これによりレイテンシオフ値が変更される。また、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数0回を示すレイテンシオフ値「000(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値をそのままとする。
なお、ステップS158において、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数2回を示すレイテンシオフ値「010(3ビット)」である場合、レイテンシオフ回数0回を示すレイテンシオフ値「000(3ビット)」に変更してもよい。
ステップS156にて第1変更条件を満たさないと判定された場合(ステップS156;No)、第2変更条件判定部153として機能する制御部102は、第2変更条件を満たすか否かを判定する(ステップS157)。ステップS157では、制御部102は、例えば、ユーザのタッチパネル130への操作を検出してから、3分といった第2期間が経過した場合に、第2変更条件を満たす、即ち、レイテンシオフ回数を増やして消費電力を抑えることが必要であると判定する。
ステップS157にて第2変更条件を満たすと判定された場合(ステップS157;Yes)、変更部154として機能する制御部102は、RAM106に設けられたレイテンシオフバッファに設定されたレイテンシオフ値(Latency_off値)を変更して、レイテンシオフ回数を増やす(ステップS159)。
ステップS159では、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数0回を示すレイテンシオフ値「000(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフ回数1回を示すレイテンシオフ値「001(3ビット)」をレイテンシオフバッファに上書きする。これによりレイテンシオフ値が変更される。また、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数1回を示すレイテンシオフ値「001(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフ回数2回を示すレイテンシオフ値「010(3ビット)」をレイテンシオフバッファに上書きする。これによりレイテンシオフ値が変更される。また、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数2回を示すレイテンシオフ値「010(3ビット)」である場合、制御部102は、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値をそのままとする。
なお、ステップS159において、レイテンシオフバッファに設定されているレイテンシオフ値が、レイテンシオフ回数0回を示すレイテンシオフ値「000(3ビット)」である場合、レイテンシオフ回数2回を示すレイテンシオフ値「010(3ビット)」に変更してもよい。
ステップS158の処理を実行した後、ステップS159の処理を実行した後、又は、ステップS157にて第2変更条件を満たさないと判定された場合(ステップS157;No)、制御部102は、無線通信動作部110の送信回路及び受信回路をインアクティブにする(ステップS160)。ステップS160の処理を実行した後、制御部102は、ステップS151の処理を実行する。
なお、ステップS105のデータ送受信処理は、例えば、ユーザによるタッチパネル130への操作によって切断が選択されたときや環境情報測定用のアプリケーションの終了が選択されたときなどに、終了する。ステップS105の処理が実行された後、制御部102は、通信処理を終了する。
次に、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の動作について、図10を参照して説明する。図10は、本実施の形態に係る環境情報測定装置200の制御部202が実行する通信処理の一例を示すフローチャートである。なお、この通信処理は、ROM204内に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する制御部202によって行われる。
環境情報測定装置200の制御部202は、例えば、ユーザによる操作部220への操作によって電源ON状態となった後に、図10に示す通信処理を開始する。
まず、制御部202は、通信端末100にアドバタイズメントを一定期間の間隔で間欠的に送信するアドバタイズを行うアドバタイズメント送信処理を実行する(ステップS201)。ステップS201の処理を実行した後、制御部202は、通信端末100から送信された接続要求信号を受信する接続動作処理を実行する(ステップS202)。ステップS202の処理を実行した後、制御部102は、ステップS202にて受信した接続要求信号に含まれているレイテンシ値やコネクション・イベントのタイミングを示す値、コネクション・イベント・インターバルの期間を示す値などを読み取り、読み取った値に基づいて、RAM206の所定領域に設けられたカウンタ等の各バッファにカウンタ値等の値を設定するカウンタ等設定処理を実行する(ステップS203)。図11は、各バッファの設定例を示す。
ステップS203では、一例として、制御部202は、接続要求信号に含まれるレイテンシ値「010(3ビット)」に基づいて、図11に示すように、レイテンシ回数2回を示す「2」をレイテンシ回数値(lat値)としてレイテンシ回数バッファ(lat)に設定する。なお、後述するステップS204のデータ送受信処理の実行中に、例えば、通信端末100から変更されたレイテンシ値を含むレイテンシ値アップデート信号を受信し、受信したレイテンシ値アップデート信号に含まれるレイテンシ値に基づいて、レイテンシ回数値が変更されるようにしてもよい。
また、ステップS203では、制御部202は、レイテンシ回数2回を示す「2」をレイテンシカウンタ値(C_lat値)の初期値としてレイテンシカウンタ(C_lat)に設定する。従って、通信端末100との接続直後に、レイテンシ回数が2回のスレーブレイテンシ動作が行われることになる。なお、レイテンシ回数1回を示す「1」をレイテンシカウンタ値(C_lat値)の初期値としてレイテンシカウンタ(C_lat)に設定して、レイテンシ回数が1回のスレーブレイテンシ動作が行われるようにしてもよく、レイテンシ回数0回を示す「0」をレイテンシカウンタ値(C_lat値)の初期値としてレイテンシカウンタ(C_lat)に設定して、スレーブレイテンシ動作が行われないようにしてもよい。
また、制御部202は、接続要求信号に含まれるコネクション・イベント・インターバルの期間を示す値に基づいて、「3秒」をインターバル期間としてインターバルカウンタ(C_connint)に設定する。なお、インターバル期間は3秒に限定されず、3秒より短い期間であってもよく、3秒より長い期間であってもよい。
また、ステップS203では、制御部202は、レイテンシオフ回数2回を示す「2」をレイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)の初期値としてレイテンシオフカウンタ(C_latoff)に設定する。なお、レイテンシオフ回数1回を示す「1」、又は、レイテンシオフ回数0回を示す「0」をレイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)の初期値としてレイテンシオフカウンタ(C_latoff)に設定してもよい。このように、制御部202は、各バッファにカウンタ値等の値を設定することによって通信端末100とのレイテンシを設定するレイテンシ設定部(送受信不必要設定部)として機能する。
ステップS203の処理を実行した後、制御部202は、データ送受信処理を実行する(ステップS204)。図12は、図10に示すステップS204のデータ送受信処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、制御部202は、まず、コネクション・イベントのタイミングであるか否かを判定する(ステップS251)。ステップS251にてコネクション・イベントのタイミングではないと判定された場合(ステップS251;No)、制御部202は、コネクション・イベントのタイミングとなるまでステップS251の処理を繰り返し実行する。
ステップS251にてコネクション・イベントのタイミングであると判定された場合(ステップS251;Yes)、受信制限部253として機能する制御部202は、レイテンシカウンタ値(C_lat値)が「0」であるか否かを判定する(ステップS252)。ステップS252にてレイテンシカウンタ値が「0」でないと判定された場合(ステップS252;No)、制御部202は、レイテンシカウンタ値をデクリメント(1減算)する(ステップS253)。ステップS253の処理を実行した後、制限解除部255として機能する制御部202は、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)が「0」であるか否かを判定する(ステップS254)。ステップS254にてレイテンシオフカウンタ値が「0」でないと判定された場合(ステップS254;No)、制御部202は、レイテンシオフカウンタ値をデクリメント(1減算)する(ステップS255)。
また、ステップS252にてレイテンシカウンタ値が「0」であると判定された場合(ステップS252;Yes)、データ受信部251(受信制御情報受信部)として機能する制御部202は、無線通信動作部210の受信回路をアクティブにして、通信端末100からのデータを受信する(ステップS257)。このように、制御部202は、レイテンシ時における受信を制御する情報であるレイテンシオフ値を、その他のデータ値とともに受信する。ステップS257の処理を実行した後、設定部254として機能する制御部202は、ステップS257にて受信したデータのヘッダ部よりレイテンシオフ値(Latency_off値)を読み取り、読み取ったレイテンシオフ値に基づいて、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)をレイテンシオフカウンタ(C_latoff)に設定する(ステップS258)。ステップS258では、例えば、レイテンシオフ値が「001(3ビット)」である場合、制御部202は、レイテンシオフカウンタ値として「1」をレイテンシオフカウンタに設定する。なお、レイテンシオフ値が「000(3ビット)」、「010(3ビット)」である場合も、上記と同様にレイテンシオフカウンタ値「0」、「2」をレイテンシオフカウンタに設定する。
ステップS258の処理を実行した後、データ送信部252として機能する制御部202は、無線通信動作部210の送信回路をアクティブにして、通信端末100にデータを送信する(ステップS259)。ステップS259の処理を実行した後、制御部202は、レイテンシカウンタ値(C_lat値)を、例えば「2」に設定(上書き)する(ステップS260)。これにより、レイテンシ回数として2回が設定される。なお、ステップS260では、制御部202は、例えば、電池残量に応じて、レイテンシカウンタ値(C_lat値)を「0」〜「2」のいずれかに設定すればよい。
また、ステップS254にてレイテンシオフカウンタ値が「0」であると判定された場合(ステップS254;Yes)、データ受信部251として機能する制御部202は、無線通信動作部210の受信回路をアクティブにして、通信端末100からのデータを受信する(ステップS261)。このように、通信端末100によって送信されたデータの送信回数がレイテンシオフ回数に到達した場合には、ステップS252の「No」の判定によるデータの受信制限が解除されて、データ受信部251によってデータが受信されることになる。ステップS261の処理を実行した後、設定部254として機能する制御部202は、ステップS261にて受信したデータのヘッダ部よりレイテンシオフ値(Latency_off値)を読み取り、読み取ったレイテンシオフ値に基づいて、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)をレイテンシオフカウンタ(C_latoff)に設定する(ステップS262)。ステップS262では、ステップS258の処理と同様にレイテンシオフカウンタ値「0」、「1」及び「2」のうちのいずれかの値をレイテンシオフカウンタに設定する。
このように、制御部202は、ステップS258の処理又はステップS262の処理によりレイテンシオフカウンタ値を設定する。そして、ステップS254にてレイテンシオフカウンタ値が「0」であるか否かを判定し、レイテンシオフカウンタ値が「0」である場合、通信端末100からのデータを受信する。従って、制御部202は、レイテンシ時における受信を制御する情報であるレイテンシオフ値に基づいて、通信端末100からのデータの受信を制御する受信制御部として機能する。
ステップS262の処理を実行した後、送信条件判定部256として機能する制御部202は、通信端末100にデータを送信するためのデータの送信条件を満たすか否かを判定する(ステップS263)。ステップS263では、制御部202は、ペイロード部のデータ値を読み取り、そのデータ値が、例えば「0」といった空であることを示すデータ値である場合に、データの送信条件を満たさないと判定する。また、制御部202は、ペイロード部のデータ値が、「0」といった空であることを示すデータ値以外のデータ値である場合に、データの送信条件を満たすと判定する。ステップS263にてデータの送信条件を満たすと判定された場合(ステップS263;Yes)、制御部202は、ステップS259の処理を実行して、データを送信する。また、ステップS263にてデータの送信条件を満たさないと判定された場合(ステップS263;No)、制御部202は、ステップS259の処理を実行しない。従って、制御部202は通信端末100にデータを送信しない。
ステップS255の処理を実行した後、ステップS260の処理を実行した後、又は、ステップS263にてデータの送信条件を満たさないと判定された場合(ステップS263;No)、制御部202は、無線通信動作部210の送信回路及び受信回路をインアクティブにする(ステップS265)。ステップS265の処理を実行した後、制御部202は、ステップS251の処理を実行する。
なお、ステップS204のデータ送受信処理は、例えば、ユーザによる操作部220への操作によって切断が選択されたときや電源OFFが選択されたときなどに、終了する。ステップS204の処理が実行された後、制御部202は、通信処理を終了する。
図13は、本実施の形態に係る無線通信システム1のデータ送受信のタイミングの一例を示す図である。なお、図13において黒塗りのバーは、ペイロード部が空でないデータを示し、白塗りのバーは、ペイロード部が空であるデータ(空データ)を示している。
コネクション・イベントCE1では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「2」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、通信端末100からのデータを受信した後、通信端末100にデータを送信する。コネクション・イベントCE1のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「2」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「2」となる。
コネクション・イベントCE2では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「2」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシカウンタ値及びレイテンシオフカウンタ値が「0」ではないので、通信端末100からのデータを受信しない。コネクション・イベントCE2のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「1」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「1」となる。
コネクション・イベントCE3では、コネクション・イベントCE2と同様に、環境情報測定装置200は、通信端末100からのデータを受信しない。コネクション・イベントCE3のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「0」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE4では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「1」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からのデータを受信した後、通信端末100にデータを送信する。コネクション・イベントCE4のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「2」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「1」となる。
コネクション・イベントCE5では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシカウンタ値及びレイテンシオフカウンタ値が「0」ではないので、通信端末100からのデータを受信しない。コネクション・イベントCE5のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「1」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE6では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシオフカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からのデータを受信する。そして、環境情報測定装置200は、受信したデータが空データではないため、データの送信条件を満たしたとして通信端末100にデータを送信する。コネクション・イベントCE6のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「2」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE7では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含むデータを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシオフカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からのデータを受信する。そして、環境情報測定装置200は、受信したデータが空データではないため、データの送信条件を満たしたとして通信端末100にデータを送信する。コネクション・イベントCE7のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「2」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE8では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含む空データを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシオフカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からの空データを受信する。しかし、環境情報測定装置200は、受信したデータが空データであるため、データの送信条件を満たしていないとして通信端末100にデータを送信しない。コネクション・イベントCE8のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「1」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE9では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含む空データを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシオフカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からの空データを受信する。しかし、環境情報測定装置200は、受信したデータが空データであるため、データの送信条件を満たしていないとして通信端末100にデータを送信しない。コネクション・イベントCE9のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「0」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
コネクション・イベントCE10では、通信端末100は、レイテンシオフ値(Latency_off値)として「0」を含む空データを送信する。環境情報測定装置200は、レイテンシカウンタ値が「0」であるので、通信端末100からの空データを受信した後、通信端末100にデータを送信する。コネクション・イベントCE10のときの処理により、環境情報測定装置200のレイテンシカウンタ値(C_lat値)は「2」、レイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)は「0」となる。
次に、環境情報測定装置200の無線通信動作部210の送受信回路のアクティブ期間について図14を参照して説明する。
図14に示すようにコネクション・イベントの開始タイミング、即ち、環境情報測定装置200が通信端末100からのデータ(DATA_PDU)を実際に受信するタイミングを、アンカーポイント(Anchor Point)と呼ぶ。上述した通信端末100の接続動作処理及び環境情報測定装置200の接続動作処理が実行されることにより、通信端末100と環境情報測定装置200との間では、コネクション・イベントのタイミングが同期して設定される。しかし、通信端末100が備えるCPUのクロックタイミングと環境情報測定装置200が備えるCPUのクロックタイミングとにズレが発生するため、コネクション・イベントの開始タイミングに対応して環境情報測定装置200の受信回路を動作状態にした場合、環境情報測定装置200は、通信端末100からのデータを受信し損ねる虞がある。そこで、環境情報測定装置200は、コネクション・イベントの開始タイミングよりもウィンド拡大期間α前のタイミングで無線通信動作部210の受信回路を動作状態にする。
ウィンド拡大期間αは、例えば、次の計算式により算出される。ウィンド拡大期間α(秒)={[通信端末100が備えるCPUのクロック精度(ppm)+環境情報測定装置200が備えるCPUのクロック精度(ppm)]/1000000}*前回のアンカーポイントからの経過期間(秒)。
ウィンド拡大期間αは、上記の計算式により、前回のアンカーポイントからの経過期間が長くなるほど、長くなる。スレーブレイテンシ動作が実行されているときには、ウィンド拡大期間αが長くなり、環境情報測定装置200の送受信回路全体のアクティブ期間が長くなる。従って、スレーブレイテンシ動作が実行されているときには、スレーブレイテンシ動作が実行されていないときと比べて、環境情報測定装置200におけるデータの送受信1回に費やされる消費電力が大きくなる。しかし、本実施の形態によれば、通信端末100によって間欠的に送信されるデータの送信回数が、レイテンシ回数よりも少ないレイテンシオフ回数に到達したときに、環境情報測定装置200がデータを受信可能となっている。環境情報測定装置200がデータを受信すれば、そのデータを受信したタイミングがアンカーポイントとなる。これによりレイテンシオフ回数が設定されない場合と比べてアンカーポイントが増えるため、ウィンド拡大期間αが長くなってしまうのを抑制できる。従って、環境情報測定装置200におけるデータの送受信1回に費やされる消費電力を抑えることができる。
以上説明したように、上記実施の形態に係る環境情報測定装置200によれば、例えば図12に示すようにステップS258又はステップS262においてレイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)をレイテンシオフカウンタ(C_latoff)に設定することによってレイテンシオフ回数を設定する。ステップS252にてレイテンシカウンタ値(C_lat値)が「0」でないと判定された場合であっても、ステップS254にてレイテンシオフカウンタ値(C_latoff値)が「0」であると判定された場合、通信端末100からのデータを受信する。即ち、スレーブレイテンシ動作においてデータの受信を制限しているときであっても、通信端末100が送信するデータに含まれるレイテンシオフ値に基づいて、データの受信制限を解除し、通信端末100からのデータを受信する。従って、環境情報測定装置200におけるデータの受信が通信端末100によって制御されるため、通信端末100のレスポンス速度が制限されてしまうことを防止できる。
上記実施の形態に係る環境情報測定装置200によれば、例えばステップS263にてデータの送信条件を満たさないと判定された場合(ステップS263;No)、通信端末100にデータを送信しない。これにより環境情報測定装置200の無線通信動作部210の送受信回路のアクティブ期間が短くなるので、消費電力を抑えることができる。
上記実施の形態に係る通信端末100によれば、コネクション・イベント・インターバルの期間の間隔で間欠的にデータ送信を繰り返し実行する。送信するデータには、レイテンシ回数よりも少ないレイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値が含まれている。これにより環境情報測定装置200は、通信端末100によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信したデータに含まれるレイテンシオフ値が示すレイテンシオフ回数に到達した場合、データの受信の制限を解除する。従って、環境情報測定装置200との間でデータ送受信を行いつつ、環境情報測定装置200におけるデータの受信を制御できる。
上記実施の形態に係る通信端末100によれば、例えばステップS105のデータ送受信処理の実行中に、ステップS156又はステップS157にて第1変更条件又は第2変更条件といった変更条件を満たすか否かを判定し、変更条件を満たすと判定した場合、ステップS158又はステップS159にてレイテンシオフ値を変更する。そして、変更後のレイテンシオフ値を含むデータを環境情報測定装置200に送信する。従って、環境情報測定装置200におけるデータの受信頻度を制御できる。
上記実施の形態に係る通信端末100によれば、例えばステップS105のデータ送受信処理の実行中に、ステップS156にて第1変更条件を満たすか否かを判定し、第1変更条件を満たすと判定した場合、ステップS158にてレイテンシオフ値を変更して、レイテンシオフ回数を減らす。また、ステップS157にて第2変更条件を満たすか否かを判定し、第2変更条件を満たすと判定した場合、ステップS159にてレイテンシオフ値を変更して、レイテンシオフ回数を増やす。従って、環境情報測定装置200におけるデータの受信頻度を上げたり下げたりできる。
上記実施の形態に係る無線通信システム1によれば、通信端末100は、コネクション・イベント・インターバルの期間の間隔で間欠的にデータ送信を繰り返し実行する。通信端末100が送信するデータには、レイテンシオフ回数を示すレイテンシオフ値が含まれている。環境情報測定装置200は、例えば図12に示すようにステップS258又はステップS262においてレイテンシオフカウンタ値をレイテンシオフカウンタに設定することによってレイテンシオフ回数を設定する。ステップS252にてレイテンシカウンタ値が「0」でないと判定された場合であっても、ステップS254にてレイテンシオフカウンタ値が「0」であると判定された場合、通信端末100からのデータを受信する。即ち、スレーブレイテンシ動作においてデータの受信を制限しているときであっても、通信端末100が送信するデータに含まれるレイテンシオフ値に基づいて、データの受信制限を解除し、通信端末100からのデータを受信する。このように環境情報測定装置200は、通信端末100によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信したデータに含まれるレイテンシオフ値が示すレイテンシオフ回数に到達した場合、データの受信の制限を解除する。従って、通信端末100が環境情報測定装置200との間でデータ送受信を行いつつ、環境情報測定装置200におけるデータの受信を制御でき、環境情報測定装置200におけるデータの受信が通信端末100によって制御されるため、通信端末100のレスポンス速度が制限されてしまうことを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態によって限定されるものではない。
上記実施の形態では、無線通信システム1を、マスター装置としての通信端末100と、スレーブ装置としての環境情報測定装置200とで構成した。しかし、無線通信システム1は、通信端末100と環境情報測定装置200とから構成されるものに限られない。例えば、不正侵入を検知するセンサを備える警報装置をスレーブ装置とし、この警報装置と通信端末100とによって無線通信システム1を構成してもよい。また、例えば、花粉量を測定するセンサを備える花粉測定装置をスレーブ装置とし、この花粉測定装置と通信端末100とによって無線通信システム1を構成してもよい。
上記実施の形態では、スマートフォンをマスター装置としたが、マスター装置となる無線通信装置はスマートフォンに限られない。例えば、BLEに基づく無線通信が可能な腕時計などをマスター装置とし、メール受信機能を有するスマートフォンや携帯電話などをスレーブ装置としてもよい。このような構成によれば、例えばスマートフォンなどがメールを受信したときに、メールの受信があったことを腕時計などに表示させることができる。
上記実施の形態では、ステップS263において、ペイロード部のデータ値を読み取り、そのデータ値が、例えば「0」といった空であることを示すデータ値である場合に、データの送信条件を満たさないと判定した。しかし、データの送信条件を満たすか否かの判定は、上記方法に限定されない。例えば、データのヘッダ部301のフィールド312(Length)に格納されているデータ値を読み取り、そのデータ値が、例えば「0」といった、ペイロード部302に格納されるデータ値のビット長を示すデータ値である場合に、データの送信条件を満たさないと判定してもよい。
上記実施の形態では、レイテンシオフ値をヘッダ部301のフィールド311(RFU-1)に格納したが、レイテンシオフ値の格納場所はヘッダ部301に限定されない。例えば、レイテンシオフ値をペイロード部302の所定領域に格納してもよい。
上記実施の形態では、レイテンシカウンタに記憶されたレイテンシカウンタ値及びレイテンシオフカウンタに記憶されたレイテンシオフカウンタ値を、コネクション・イベントのタイミングとなる毎にデクリメント(1減算)していき、通信端末100によって送信されたデータの送信回数を判定した。しかし、通信端末100によって送信されたデータの送信回数を判定する方法は上記方法に限定されない。例えば、レイテンシカウンタに記憶されたレイテンシカウンタ値及びレイテンシオフカウンタに記憶されたレイテンシオフカウンタ値を、コネクション・イベントのタイミングとなる毎にインクリメント(1加算)していくことで、通信端末100によって送信されたデータの送信回数を判定してもよい。
また、本発明に係る通信端末100及び環境情報測定装置200は、専用の装置によらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータがプログラムを実行することで、通信端末100の機能及び環境情報測定装置200の機能を実現してもよい。通信端末100の機能及び環境情報測定装置200の機能を実現するためのプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカード、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、HDD(Hard Disk Drive)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信手段と、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数よりも少ない特定回数を設定する設定手段と、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
前記制限解除手段によって前記受信制限手段による制限が解除された後に、前記データ受信手段によって受信されたデータに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するためのデータ送信条件を満たすか否かを判定する送信条件判定手段をさらに備え、
前記データ送信手段は、前記送信条件判定手段によって前記データ送信条件を満たすと判定された場合、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信する、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
制限回数よりも少ない特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記4)
前記データ送信手段によって前記データが間欠的に送信されているときに、前記特定回数を変更する変更条件を満たすか否かを判定する変更条件判定手段と、
前記変更条件判定手段によって前記変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数変更した後の特定回数を示す特定情報に変更する変更手段と、をさらに備え、
前記データ送信手段は、前記変更手段によって変更された前記特定情報を含むデータを送信する、
ことを特徴とする付記3に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記変更条件判定手段は、
前記変更条件として前記特定回数を減らす第1変更条件を満たすか否かを判定する第1変更条件判定手段と、
前記変更条件として前記特定回数を増やす第2変更条件を満たすか否かを判定する第2変更条件判定手段と、を含み、
前記変更手段は、前記第1変更条件判定手段によって前記第1変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数減らした後の特定回数を示す特定情報に変更し、前記第2変更条件判定手段によって前記第2変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数増やした後の特定回数を示す特定情報に変更する、
ことを特徴とする付記4に記載の無線通信装置。
(付記6)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
前記通信相手の無線通信装置との送受信の不必要を設定する送受信不必要設定手段と、
前記通信相手の無線通信装置から、送受信の不必要時における受信を制御する情報を受信する受信制御情報受信手段と、
前記送受信の不必要時における受信を制御する情報に基づいて、前記通信相手の無線通信装置からのデータの受信を制御する受信制御手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記7)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
前記通信相手の無線通信装置に対して送受信の不必要を指定する送受信不必要指定手段と、
前記通信相手の無線通信装置に、送受信の不必要時における受信を制御する情報を送信する受信制御情報送信手段と、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記8)
第1の無線通信装置と、当該第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無線通信装置と、から構成される無線通信システムであって、
前記第1の無線通信装置は、
前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記第2の無線通信装置にデータを送信する第1のデータ送信手段と、
前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数よりも少ない特定回数を設定する設定手段と、
前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、を備え
前記第2の無線通信装置は、
前記特定情報を含むデータを前記第1の無線通信装置に間欠的に送信する第2のデータ送信手段を備える、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記9)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信ステップと、
前記データ受信ステップで受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信ステップと、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信ステップでのデータの受信を制限する受信制限ステップと、
前記データ受信ステップで受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数よりも少ない特定回数を設定する設定ステップと、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限ステップでの制限を解除する制限解除ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
(付記10)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
制限回数よりも少ない特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信ステップを含み、
前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信ステップで間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信ステップで間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記11)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記通信相手の無線通信装置との送受信の不必要を設定する送受信不必要設定ステップと、
前記通信相手の無線通信装置から、送受信の不必要時における受信を制御する情報を受信する受信制御情報受信ステップと、
前記送受信の不必要時における受信を制御する情報に基づいて、前記通信相手の無線通信装置からのデータの受信を制御する受信制御ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
(付記12)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
前記通信相手の無線通信装置に対して送受信の不必要を指定する送受信不必要指定ステップと、
前記通信相手の無線通信装置に、送受信の不必要時における受信を制御する情報を送信する受信制御情報送信ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
(付記13)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信手段、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数よりも少ない特定回数を設定する設定手段、
前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記14)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
制限回数よりも少ない特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信手段、として機能させ、
前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記15)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
前記通信相手の無線通信装置との送受信の不必要を設定する送受信不必要設定手段、
前記通信相手の無線通信装置から、送受信の不必要時における受信を制御する情報を受信する受信制御情報受信手段、
前記送受信の不必要時における受信を制御する情報に基づいて、前記通信相手の無線通信装置からのデータの受信を制御する受信制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記16)
通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
前記通信相手の無線通信装置に対して送受信の不必要を指定する送受信不必要指定手段、
前記通信相手の無線通信装置に、送受信の不必要時における受信を制御する情報を送信する受信制御情報送信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記17)
マスター装置と無線通信を行うスレーブ装置であって、
前記マスター装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記マスター装置にデータを送信するデータ送信手段と、
前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数よりも少ない特定回数を設定する設定手段と、
前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
を備えることを特徴とするスレーブ装置。
(付記18)
マスター装置と無線通信を行うスレーブ装置であって、
前記マスター装置とのレイテンシを設定するレイテンシ設定手段と、
前記マスター装置から、レイテンシ時における受信を制御する情報を受信する受信制御情報受信手段と、
前記レイテンシ時における受信を制御する情報に基づいて、前記マスター装置からのデータの受信を制御する受信制御手段と、
を備えることを特徴とするスレーブ装置。
(付記19)
スレーブ装置と無線通信を行うマスター装置であって、
制限回数よりも少ない特定回数を示す特定情報を含むデータを前記スレーブ装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
前記制限回数は、前記スレーブ装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
前記スレーブ装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
ことを特徴とするマスター装置。
(付記20)
スレーブ装置と無線通信を行うマスター装置であって、
前記スレーブ装置に対してレイテンシを指定するレイテンシ指定手段と、
前記スレーブ装置に、レイテンシ時における受信を制御する情報を送信する受信制御情報送信手段と、
を備えることを特徴とするマスター装置。
1…無線通信システム、100…通信端末(第2の無線通信装置)、102…制御部、104…ROM、106…RAM、110…無線通信動作部、112…アンテナ、124…スピーカ、126…ドライバ、128…表示部、130…タッチパネル、151…データ送信部(第2のデータ送信部)、152…第1変更条件判定部、153…第2変更条件判定部、154…変更部、200…環境情報測定装置(第1の無線通信装置)、202…制御部、204…ROM、206…RAM、210…無線通信動作部、212…アンテナ、220…操作部、226…ドライバ、228…表示部、230…センサ部、251…データ受信部、252…データ送信部(第1のデータ送信部)、253…受信制限部、254…設定部、255…制限解除部、256…送信条件判定部、301…ヘッダ部、302…ペイロード部、311…フィールド、312…フィールド

Claims (12)

  1. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信手段と、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数以下の特定回数を設定する設定手段と、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
    を備え、
    前記特定情報は前記通信相手の無線通信装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制限解除手段によって前記受信制限手段による制限が解除された後に、前記データ受信手段によって受信されたデータに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するためのデータ送信条件を満たすか否かを判定する送信条件判定手段をさらに備え、
    前記データ送信手段は、前記送信条件判定手段によって前記データ送信条件を満たすと判定された場合、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
    制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
    前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
    前記特定情報は、前記無線通信装置の電池残量に基づいて設定され、
    前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記データ送信手段によって前記データが間欠的に送信されているときに、前記特定回数を変更する変更条件を満たすか否かを判定する変更条件判定手段と、
    前記変更条件判定手段によって前記変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数変更した後の特定回数を示す特定情報に変更する変更手段と、をさらに備え、
    前記データ送信手段は、前記変更手段によって変更された前記特定情報を含むデータを送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記変更条件判定手段は、
    前記変更条件として前記特定回数を減らす第1変更条件を満たすか否かを判定する第1変更条件判定手段と、
    前記変更条件として前記特定回数を増やす第2変更条件を満たすか否かを判定する第2変更条件判定手段と、を含み、
    前記変更手段は、前記第1変更条件判定手段によって前記第1変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数減らした後の特定回数を示す特定情報に変更し、前記第2変更条件判定手段によって前記第2変更条件を満たすと判定された場合、前記特定情報を、所定数増やした後の特定回数を示す特定情報に変更する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 第1の無線通信装置と、当該第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無線通信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記第1の無線通信装置は、
    前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記第2の無線通信装置にデータを送信する第1のデータ送信手段と、
    前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数以下の特定回数を設定する設定手段と、
    前記第2の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、を備え、
    前記特定情報は前記第2の無線通信装置の電池残量に基づいて設定され、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記特定情報を含むデータを前記第1の無線通信装置に間欠的に送信する第2のデータ送信手段を備える、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信方法であって、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信ステップと、
    前記データ受信ステップで受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信ステップと、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信ステップでのデータの受信を制限する受信制限ステップと、
    前記データ受信ステップで受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数以下の特定回数を設定する設定ステップと、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限ステップでの制限を解除する制限解除ステップと、
    を含み、
    前記特定情報は前記通信相手の無線通信装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とする無線通信方法。
  8. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、
    制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信ステップを含み、
    前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信ステップで間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
    前記特定情報は、前記無線通信装置の電池残量に基づいて設定され、
    前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信ステップで間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  9. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行うコンピュータを、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記通信相手の無線通信装置にデータを送信するデータ送信手段、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記制限回数以下の特定回数を設定する設定手段、
    前記通信相手の無線通信装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段、
    として機能させ、
    前記特定情報は前記通信相手の無線通信装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とするプログラム。
  10. 通信相手の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置のコンピュータを、
    制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記通信相手の無線通信装置に間欠的に送信するデータ送信手段、として機能させ、
    前記制限回数は、前記通信相手の無線通信装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
    前記特定情報は、前記無線通信装置の電池残量に基づいて設定され、
    前記通信相手の無線通信装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. マスター装置と無線通信を行うスレーブ装置であって、
    前記マスター装置によって間欠的に送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに基づいて、前記マスター装置にデータを送信するデータ送信手段と、
    前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、データの受信を制限する制限回数に到達するまで、前記データ受信手段によるデータの受信を制限する受信制限手段と、
    前記データ受信手段によって受信された前記データに含まれる特定情報が示す、前記限回数以下の特定回数を設定する設定手段と、
    前記マスター装置によって間欠的に送信されたデータの送信回数が、前記特定回数に到達した場合、前記受信制限手段による制限を解除する制限解除手段と、
    を備え、
    前記特定情報は前記マスター装置の電池残量に基づいて設定されることを特徴とするスレーブ装置。
  12. スレーブ装置と無線通信を行うマスター装置であって、
    制限回数以下の特定回数を示す特定情報を含むデータを前記スレーブ装置に間欠的に送信するデータ送信手段を備え、
    前記制限回数は、前記スレーブ装置が、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限する回数であり、
    前記特定情報は、前記マスター装置の電池残量に基づいて設定され、
    前記スレーブ装置は、前記データ送信手段によって間欠的に送信されたデータの受信を制限した回数が、受信した前記データに含まれる特定情報が示す特定回数に到達した場合、前記データの受信の制限を解除する、
    ことを特徴とするマスター装置。
JP2014057215A 2014-03-19 2014-03-19 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置 Active JP6417687B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057215A JP6417687B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置
US14/660,485 US9648486B2 (en) 2014-03-19 2015-03-17 Radio communication apparatus, radio communication method, computer-readable medium, slave device, and master device
CN201510121835.7A CN104936130B (zh) 2014-03-19 2015-03-19 无线通信装置、无线通信方法、从设备及主设备
US15/155,846 US9936374B2 (en) 2014-03-19 2016-05-16 Radio communication apparatus, radio communication method, computer-readable medium, slave device, and master device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057215A JP6417687B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015180009A JP2015180009A (ja) 2015-10-08
JP6417687B2 true JP6417687B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=54123036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014057215A Active JP6417687B2 (ja) 2014-03-19 2014-03-19 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US9648486B2 (ja)
JP (1) JP6417687B2 (ja)
CN (1) CN104936130B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016178385A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 キヤノン株式会社 通信システム、情報処理装置、通信制御方法およびプログラム
JP2018046327A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 株式会社東芝 通信装置及び通信方法
JP6918565B2 (ja) * 2017-05-02 2021-08-11 株式会社メガチップス 通信端末装置、情報通信システム、プログラムおよび情報通信方法
JP7272784B2 (ja) * 2018-12-04 2023-05-12 ファナック株式会社 工場内環境制御システム

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7016372B2 (en) * 2001-02-28 2006-03-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Dynamic bandwidth allocation in AD hoc wireless piconets
JP2003060559A (ja) * 2001-08-16 2003-02-28 Nec Access Technica Ltd データの変更/更新機能付き無線通信システム
US7653017B2 (en) * 2004-01-30 2010-01-26 Stmicroelectronics N.V. Bluetooth sniff mode power saving
JP4809101B2 (ja) * 2006-03-31 2011-11-09 京セラ株式会社 移動体通信端末、及びプログラム
JP5141181B2 (ja) * 2007-10-23 2013-02-13 富士通株式会社 通信システム
JP2009141547A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp 無線lan基地局、無線lan端末、及び無線lan通信システム
JP5402185B2 (ja) * 2009-04-13 2014-01-29 株式会社デンソー 充電監視装置、電気自動車、およびサーバ
CN102474279B (zh) * 2009-07-23 2015-03-25 诺基亚公司 当作为蓝牙低功耗设备运行时用于降低功耗的方法和装置
US8737917B2 (en) * 2009-07-24 2014-05-27 Broadcom Corporation Method and system for a dual-mode bluetooth low energy device
US8493992B2 (en) * 2010-02-04 2013-07-23 Texas Instruments Incorporated Interrelated WiFi and USB protocols and other application framework processes, circuits and systems
JP2012142877A (ja) 2011-01-06 2012-07-26 Panasonic Corp 無線通信機器
JP2012217069A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Sony Corp 通信モジュールおよび通信システム
GB201115791D0 (en) * 2011-09-13 2011-10-26 Nordic Semiconductor Asa Wireless data communication
JP5978901B2 (ja) * 2012-10-09 2016-08-24 ソニー株式会社 無線通信装置、プログラム及び通信制御方法
WO2014171543A1 (ja) * 2013-04-19 2014-10-23 日本電気株式会社 データ送信装置、データ送信方法、及びそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9936374B2 (en) 2018-04-03
US20160262002A1 (en) 2016-09-08
CN104936130A (zh) 2015-09-23
US20150271819A1 (en) 2015-09-24
JP2015180009A (ja) 2015-10-08
CN104936130B (zh) 2018-09-07
US9648486B2 (en) 2017-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6330265B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム
EP3414647B1 (en) Electronic device and method for activating applications therefor
JP6417687B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ装置、及びマスター装置
US10739994B2 (en) Method and electronic device for recognizing touch
CN109388220B (zh) 一种电源管理方法及移动终端
JP7437518B2 (ja) ビーム障害回復方法、端末及びネットワーク機器
CN107111335B (zh) 用于控制电子装置的操作的方法和使用其的电子装置
CN108304151B (zh) 用于显示内容的方法及其电子设备
US10310733B2 (en) Method and electronic device for recognizing touch
CN105338052B (zh) 用于同步电子设备的应用的方法和装置
CN109416676B (zh) 用于确定电子设备的角色的方法及其电子设备
US9794981B2 (en) Wireless communication device, electronic timepiece and wireless communication method
US10430174B2 (en) Terminal device and charge control method
US9445444B2 (en) Wireless communication apparatus, non-transitory computer-readable medium, wireless communication method, peripheral apparatus, and central apparatus
JP2019007818A (ja) 電子機器、プログラム及び時計表示制御方法
JP5954304B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、及びペリフェラル
JP6375657B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信方法
WO2015002300A1 (ja) 携帯端末および制御方法
JP6343988B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、プログラム、スレーブ、及びマスター
KR102244040B1 (ko) 전자장치의 전류소모를 줄이기 위한 방법 및 장치
EP3244598A1 (en) User terminal dialing method and user terminal
US9424069B2 (en) Communication terminal and communication control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6417687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150