JP6415841B2 - 表示システムおよび表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スリープ機能を有する表示システムおよび表示方法に関する。
会議やビジネスプレゼンテーション、教育、研修などにおいて複数人の視聴者を対象に各種の情報を提示するための情報機器として、電子ホワイトボードまたは電子黒板に代表される、大型の表示ディスプレイを備える表示システムが用いられる。
たとえば特許文献1には、コンピュータとキーボードとディスプレイとから成る表示システムにおいて、キーボードとディスプレイとを接続する第一の接続手段と、ディスプレイとコンピュータとを接続する第二の接続手段とを備える表示システムが開示されている。この特許文献1に開示される表示システムは、電源スイッチの押下に応答して、第二の接続手段を用いてコンピュータに起動指示キーまたは遮断指示キーと同一のコードを送付するように構成されている。このように構成される特許文献1に開示される表示システムでは、操作者の一操作でコンピュータおよびディスプレイの各電源を連動させることが可能である。
しかしながら、特許文献1に開示される表示システムは、電源を遮断(OFF)してシステムを終了させた後、コンピュータおよびディスプレイに電源から電力を供給して給電状態にしてシステムを起動させるとき、起動時間が長くなるという問題がある。
このような問題点を解決する方法として、スリープモード(サスペンドモード)に設定する方法が提案されている。通常モードからスリープモードに移行させる場合には、表示システムにおいて起動中のオペレーティングシステム(OS:Operating System)プログラム、各種アプリケーションプログラムおよび作業データを、RAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)に保存した後、電源を完全に遮断することなく、電源による電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換える。
上記のようにしてスリープモードに移行された表示システムにおいて、電源による電力の供給状態が非給電状態から給電状態に切換えられると、スリープモードに移行される直前の通常モード設定時に起動されていた、OSプログラム、各種アプリケーションプログラムおよび作業データが、RAMやHDDから読み出されてシステムが起動されることで、スリープモードから復帰されるので、高速起動を実現することができる。
特開2009−98753号公報
上記の従来技術では、電源による電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えるときに、スリープモードに移行させることによって、次回のシステム起動を高速起動させることができるけれども、システム起動時には、スリープモードに移行される直前の作業データなどもRAMやHDDから読み出されることになり、この読み出された作業データに基づく画像が表示ディスプレイに表示されることになる。
このように、スリープモードに移行される直前の作業データに基づく画像が表示ディスプレイに表示されると、スリープモードに移行される直前の表示システムの利用者にとっての情報が、スリープモード復帰後の表示システムの利用者に知られてしまい、セキュリティ上の課題がある。
本発明の目的は、電源による電力の供給状態が非給電状態から給電状態に切換えられたときに高速起動が実現可能であり、かつ、セキュリティの確保が可能な表示システムおよび表示方法を提供することである。
本発明は、アプリケーションプログラムによる画像を表示する表示部と、
前記表示部への電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示を行う第1切換指示入力部と、
前記表示部への電力の供給状態を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1切換指示入力部に前記第1非給電状態に切換える指示が入力されると、前記表示部に表示されている前記アプリケーションプログラムの編集画像を記憶させ、
前記第1切換指示入力部に前記第2非給電状態に切換える指示が入力されると、前記アプリケーションプログラムの編集画像を記憶させないで、起動中の前記アプリケーションプログラムに関する情報を記憶させることを特徴とする、表示システムである。
また本発明の表示システムは、前記表示部への電力の供給状態を、前記第1非給電状態または前記第2非給電状態から、給電状態に切換える指示が入力される第2切換指示入力部をさらに含み、
前記制御部は、
前記第1非給電状態から前記給電状態に切換える指示が前記第2切換指示入力部に入力されると、前記表示部への電力の供給状態を給電状態に切換えて、前記アプリケーションプログラムを起動させた後、記憶されている前記編集画像を前記表示部に表示させ、
前記第2非給電状態から前記給電状態に切換える指示が前記第2切換指示入力部に入力されると、前記表示部への電力の供給状態を給電状態に切換えて、前記アプリケーションプログラムを起動させて基準画像を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また本発明の表示システムにおいて、前記制御部は、前記アプリケーションプログラムの編集画像を不揮発性のハードディスクドライブに記憶させることを特徴とする
また本発明は、アプリケーションプログラムを起動し、該アプリケーションプログラムに基づいた基準画像を、電源部から電力が供給された表示部に表示させる第1表示制御工程と、
前記表示部に表示された前記基準画像に施すべき編集内容が入力される画像編集内容入力工程と、
前記画像編集内容入力工程で入力された編集内容に基づいて、前記基準画像を編集し、編集された編集画像を前記表示部に表示させる第2表示制御工程と、
前記表示部への電力の供給状態を、給電状態から、第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示が入力される第1切換指示入力工程と、
前記電源部から前記表示部への電力の供給状態を制御する制御工程であって、
前記給電状態から前記第1非給電状態に切換える指示が前記第1切換指示入力工程で入力されると、前記表示部に表示されている前記編集画像を記憶させ
前記給電状態から前記第2非給電状態に切換える指示が前記第1切換指示入力工程で入力されると、前記表示部に表示されている前記編集画像を記憶させることなく、起動中の前記アプリケーションプログラムに関する情報を記憶させる制御工程と、を含むことを特徴とする表示方法である。
本発明によれば、電源部による表示部への電力の供給状態を制御部が制御する。この制御部は、電源部による表示部への電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態に切換える指示が第1切換指示入力部に入力されると、表示部に表示されている編集画像を第2記憶部に記憶させた後、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部への電力の供給状態を第1非給電状態に切換える。また、制御部は、電源部による表示部への電力の供給状態を、給電状態から第2非給電状態に切換える指示が第1切換指示入力部に入力されると、表示部に表示されている編集画像を第2記憶部に記憶させることなく、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部への電力の供給状態を第2非給電状態に切換える。
上記のように構成される本発明に係る表示システムでは、操作者は、電源部による表示部への電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えるときに、第1非給電状態および第2非給電状態の2つの非給電状態を選択することができる。表示システムでは、操作者によって第1非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御部が、編集画像を第2記憶部に記憶させた後に画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示システムを用いた会議を一時中断するときなどに便利である。すなわち、表示システムを用いた会議を再開するときには、第2記憶部に記憶されている編集画像を読み出して表示部に表示させることができるので、再開後の会議をスムーズに進行することができる。
また、表示システムでは、操作者によって第2非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御部が、編集画像を第2記憶部に記憶させることなく、画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示システムを用いた会議を終了するときなどに便利である。すなわち、表示システムを用いた会議の終了後に、他の操作者が表示システムを起動させた場合であっても、第2記憶部には編集画像が記憶されていないので、前回会議において表示部に表示されていた編集画像が、他の操作者によるシステム起動時の表示部に表示されることを防止することができる。これによって、編集画像に基づく情報を他の操作者に知られることを防止することができ、セキュリティの確保が可能となる。
また本発明によれば、制御工程では、電源部による表示部への電力の供給状態を制御する。この制御工程では、電源部による表示部への電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態に切換える指示が第1切換指示入力工程で入力されると、表示部に表示されている編集画像を第2記憶部に記憶させた後、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部への電力の供給状態を第1非給電状態に切換える。また、制御工程では、電源部による表示部への電力の供給状態を、給電状態から第2非給電状態に切換える指示が第1切換指示入力工程で入力されると、表示部に表示されている編集画像を第2記憶部に記憶させることなく、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部への電力の供給状態を第2非給電状態に切換える。
上記のように構成される本発明に係る表示方法では、操作者は、電源部による表示部への電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えるときに、第1非給電状態および第2非給電状態の2つの非給電状態を選択することができる。表示方法では、第1切換指示入力工程において操作者によって第1非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御工程で、編集画像を第2記憶部に記憶させた後に画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示方法を利用した会議を一時中断するときなどに便利である。すなわち、表示方法を利用した会議を再開するときには、第2記憶部に記憶されている編集画像を読み出して表示部に表示させることができるので、再開後の会議をスムーズに進行することができる。
また、表示方法では、第1切換指示入力工程において操作者によって第2非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御工程で、編集画像を第2記憶部に記憶させることなく、画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示方法を利用した会議を終了するときなどに便利である。すなわち、表示方法を利用した会議の終了後に、他の操作者が表示方法を利用した場合であっても、第2記憶部には編集画像が記憶されていないので、前回会議において表示部に表示されていた編集画像が、他の操作者による表示方法の利用時に、表示部に表示されることを防止することができる。これによって、編集画像に基づく情報を他の操作者に知られることを防止することができ、セキュリティの確保が可能となる。
本発明の一実施形態に係る表示システム100の構成を示すブロック図である。 タッチパネル13の構成を概略的に示す図である。 表示部11の表示面11aに表示される基準画像の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示方法が適用された表示システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示方法が適用された表示システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示方法が適用された表示システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示方法が適用された表示システム100の動作を示すフローチャートである。 表示部11の表示面11aに表示される非給電状態切換指示アイコンの一例を示す図である。 電源部14による電力の供給状態が第1非給電状態に切換えられてスリープモードへ移行された後に、給電状態に切換えられた場合における、表示部11の表示面11aに表示される画像の一例を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システム100の構成を示すブロック図である。図2は、タッチパネル13の構成を概略的に示す図である。図3は、表示部11の表示面11aに表示される基準画像の一例を示す図である。表示システム100は、会議やビジネスプレゼンテーション、教育、研修などにおいて複数人の視聴者を対象に各種の情報を提示するための情報機器として用いることができる。表示システム100は、表示装置1と、制御装置2と、入力装置3とを含んで構成される。
表示装置1は、表示部11と、表示処理部12と、画像編集内容入力部および第1切換指示入力部として機能するタッチパネル13と、電源部14と、第1表示制御部および第2表示制御部として機能する表示制御部15と、表示側記憶部16と、表示側インターフェース部17とを含む。
電源部14は、電源141と、第2切換指示入力部として機能する電源SW(スィッチ)142とを含む。電源部14は、操作者による電源SW142の操作に応じて、表示装置1を構成する各部に電源141から電力を供給する。なお、電源141は、外部電源であってもよいし、充電池(バッテリ)などから成る内部電源であってもよい。また、本実施形態では、表示装置1の電源部14と制御装置2の電源部とは、電力の供給状態が連動するように構成されている。すなわち、表示装置1の電源部14による電力の供給状態が給電状態である場合には、制御装置2の電源部による電力の供給状態も給電状態であり、表示装置1の電源部14による電力の供給状態が非給電状態である場合には、制御装置2の電源部による電力の供給状態も非給電状態である。
表示制御部15は、後述の制御装置2の制御部21に制御されて、表示装置1を構成する各部の動作を統括的に制御する。表示制御部15は、たとえば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)を備えるマイクロコンピュータ、マイクロプロセッサなどによって実現される処理回路である。
表示側記憶部16は、表示制御部15によって制御された表示装置1の各部が動作するときに生成される各種データ(たとえば、タッチパネル13によって検出された操作者によるタッチ位置を示す位置データなど)を記憶する。以下では、表示制御部15によって制御された表示装置1の各部が動作するときに生成される、前記位置データを含む各種データを、作業データと言う。
表示処理部12は、制御部21によって制御された表示制御部15の指示に応じた画像を表示させるように表示部11の動作を制御し、表示部11の表示面11aに画像を表示させる。
表示部11は、表示処理部12からの指示に応じた画像を表示面11aに表示する。本実施形態では、表示部11として、表示面11aが矩形状の60インチサイズの液晶表示装置を用いている。なお、表示部11は画像データに応じた画像を表示できるものであればよく、たとえば、プラズマディスプレイ、有機EL(エレクトロルミネセンス)ディスプレイ、CRTなどを用いてもよい。また、表示部11のサイズについても特に限定されるものではない。
タッチパネル13は、発光部131、受光部132、発光処理部133、受光処理部134、およびA/D変換部(A/Dコンバータ)135を含む。タッチパネル13は、表示制御部15の指示に応じて操作者によるタッチ操作を検出する処理を行うとともに、その検出結果を表示制御部15に伝達する。
発光部131は、赤外光を照射する複数の発光素子131a,131bから成り、受光部132は、各発光素子131a,131bから照射された赤外光を受光する複数の受光素子132a,132bから成る。なお、発光素子131a,131bとしては、たとえば赤外光を発光する発光ダイオード(LED)などを用いることができる。
具体的には、図2に示すように、矩形状の表示面11aの周縁部を取り囲む表示部11の枠部の長辺のうちの1辺に複数の発光素子131aが所定ピッチで配置され、当該長辺に対向するもう一方の長辺に各発光素子131aから出射される赤外光を受光する複数の受光素子132aが所定ピッチで配置されている。また、前記枠部の短辺のうちの1辺に複数の発光素子131bが所定ピッチで配置され、当該短辺に対向するもう一方の短辺に各発光素子131bから出射される赤外光を受光する複数の受光素子132bが所定ピ
ッチで配置されている。
また、発光部131(各発光素子131a,131b)は、発光処理部133に接続されており、受光部132(各受光素子132a,132b)は、受光処理部134およびA/D変換部135に接続されている。
発光処理部133は、表示制御部15からの指示に応じて、複数の発光素子131aおよび複数の発光素子131bのいずれかを選択する信号を、発光部131へ出力する。すなわち、表示制御部15が各発光素子131a,131bを順次発光させるための信号を発光処理部133へ出力すると、これに応じて、発光処理部133が各発光素子131a,131bを順次選択し、選択した発光素子131a,131bを順次発光させる。
受光処理部134は、表示制御部15からの指示に応じて、赤外光の受光処理を行う受光素子132a,132bを選択する信号を受光部132へ出力する。すなわち、表示制御部15は、各発光素子131a,131bを順次発光させるための信号を発光処理部133に出力するとともに、当該信号に同期した、発光させる発光素子131a,131bに対応する受光素子132a,132bに受光処理を行わせるための信号を、受光処理部134へ出力する。これにより、受光処理部134が、各受光素子132a,132bに受光処理を行わせる。各受光素子132a,132bは、受光処理部134によって選択されたときに、受光した赤外光の強度を電圧値で示す強度信号をA/D変換部135へ出力する。
A/D変換部135は、各受光素子132a,132bから入力される強度信号をデジタル信号に変換して表示制御部15に伝達する。
表示制御部15は、各発光素子131a,131bを順次発光させるとともに、発光させた発光素子131a,131bに対応する受光素子132a,132bに受光処理を行わせる処理を繰り返すことにより、全ての受光素子132a,132bからの強度信号を取得する。
また、表示制御部15は、各受光素子132a,132bから取得した強度信号から当該各受光素子132a,132bでの受光量を計算し、当該受光素子132a,132bによって受光する赤外光が発光素子131a,131bから受光素子132a,132bまでの光路において遮断されたか否かを判定する。すなわち、ある受光素子132a,132bでの受光量が予め定められる閾値を超過している場合、表示制御部15は、当該受光素子132a,132bが受光する赤外光は遮断されていないと判定し、前記閾値以下である場合、表示制御部15は当該受光素子132a,132bが受光する赤外光が遮断されていると判定する。このようにして、表示制御部15は、受光する赤外光の光路が遮断されている受光素子132a,132bを特定する。
これによって、入力装置3あるいは入力装置3以外の物を表示部11の表示面11aに接触させて表示面11a上のいずれかの位置を指示している場合は、その接触位置に応じた位置を通る光路が遮断され、表示制御部15は、特定した受光素子132a,132bの位置から入力装置3あるいは入力装置3以外の物で指示された表示面11a上の位置を算出する。
なお、タッチパネル13の構成はこれに限定されるものではなく、操作者による表示面11aへのタッチ操作を検出できる構成であればよい。たとえば、赤外線遮断方式に限らず、抵抗膜方式、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式、超音波表面弾性波方式、音響パルス認識方式、振動検出方式、電磁誘導方式、画像認識方式、あるいは光センサ内蔵LCD方式のタッチパネルを用いてもよい。また、たとえば、液晶表示パネル、プラズマディスプレイ、有機ELパネルなどの表示パネルの表示面上に、操作者のタッチ操作を検出するためのタッチパネルを取り付けたオーバーレイ構造であってもよく、タッチパネルを表示パネルと一体化させた構造であってもよい。
入力装置データ受信部18は、入力装置3のデータ送信部32から送信される入力装置データを受信する。
表示側インターフェース部17は、表示装置1に対して通信可能に接続された制御装置2との間で通信を行うためのものである。表示装置1と制御装置2との接続方法は特に限定されるものではなく、有線であっても無線であってもよい。
表示制御部15は、タッチパネル13を用いて検出した操作者の表示面11aに対するタッチ位置を示す位置データ、および入力装置データ受信部18によって受信した入力装置データを、表示側インターフェース部17を介して制御装置2に出力させる。また、表示制御部15は、表示処理部12を制御し、入力装置3によってタッチ操作された表示面11a上の位置を示す編集画像を表示面11aに表示させる。あるいは、入力装置3によってタッチ操作された表示面11a上の位置の軌跡に応じて文字、線、図形などの編集画像を表示面11aにおけるタッチ操作に応じた位置に表示させる。
また、表示制御部15は、表示側インターフェース部17を介して制御装置2から受信したデータに応じて表示装置1の各部を制御する。たとえば、表示制御部15は、制御装置2から受信した、画像表示用プログラムを起動させる信号に応じて、画像表示用プログラムを起動させて、該画像表示用プログラムに基づいた基準画像を表示部11の表示面11aに表示させる。
表示制御部15が表示部11の表示面11aに表示させる基準画像は、図3に示す例では、表示面11aの左上部に、複数のメニューアイコンから成るメニューアイコン群11bが配置されている。前記各メニューアイコンに対応するメニューは特に限定されるものではないが、たとえば、入力装置3によって書き込む文字や線の色を変更するためのメニュー、入力装置3によって書き込む文字や線の太さを変更するためのメニュー、書き込まれている文字や線を入力装置3によるタッチ操作よって消去するためのメニュー(消しゴム機能)、表示画像を変倍(拡大あるいは縮小)させるためのメニュー、入力装置3によって表示面11a上のオブジェクトあるいは範囲を指定する処理を行うためのメニュー、直前に行った操作を元に戻す(やり直す)ためのメニュー、所定のフォルダを開くためのメニューなどが挙げられる。以下では、前記メニューアイコン群11bを構成する各メニューアイコンのうち、文字や線などを描画するためのアイコンを描画アイコンと言う。
操作者は、入力装置3の先端部で所望するメニューに対応するメニューアイコンをタッチ操作することにより、当該メニューに応じた処理を指示することができる。また、操作者は、表示面11aにおけるメニューアイコン群11b以外の領域に入力装置3の先端部を接触させることにより、文字や線、図形などを描画することができる。
また、タッチパネル13は、操作者による操作によって、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、給電状態から、第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示が入力される。操作者による、給電状態から第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示は、表示システム100をシステム起動状態からスリープモードに切換えるための指示である。なお、本実施形態では、詳細については後述するが、制御装置2の制御部21が、表示システム100をシステム起動状態からシステム終了状態に移行させるシステム終了処理を開始したときに、表示制御部15を介して表示部11に第1非給電状態切換指示アイコンおよび第2非給電状態切換指示アイコンを表示させる。操作者は、タッチパネル13における、第1非給電状態切換指示アイコンまたは第2非給電状態切換指示アイコンに対応する位置をタッチ操作することによって、給電状態から第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示を入力することができる。
(第2実施形態)
前述の実施形態では、表示部11に表示された第1非給電状態切換指示アイコンおよび第2非給電状態切換指示アイコンを、電力供給状態の切換えに用いたが、この構成に限定されるものではなく、第2実施形態では、機械的な電力供給状態切換SW(スィッチ)を用いてもよい。
なお、本実施形態では、電源SW142は、操作者による操作によって、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、前記第1非給電状態または前記第2非給電状態から給電状態に切換える指示が入力される。操作者による、第1非給電状態または第2非給電状態から給電状態に切換える指示は、表示システム100をスリープモードから復帰させてシステム起動状態に切換えるための指示である。
入力装置3は、いわゆるタッチペンであり、入力装置処理部31およびデータ送信部32を含む。入力装置処理部31は、演算部、制御プログラムを記憶するメモリ、および演算に伴う一時的なデータを記憶するメモリなどを備えており、操作者の入力装置3に対する操作内容(たとえば、色切換操作など)に応じた信号である入力装置データを、データ送信部32を介して表示装置1に送信させる。
制御装置2は、制御部21と、記憶装置22と、制御側インターフェース部23とを含む。
制御部21は、表示装置1の表示制御部15を制御する。制御部21は、たとえば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)を備えるマイクロコンピュータ、マイクロプロセッサなどによって実現される処理回路である。
記憶装置22は、第1記憶部221と、第2記憶部222と、第3記憶部223とを含む。第1記憶部221は、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリによって実現され、表示システム100の基本的な機能を実現するオペレーティングシステム(OS:Operating System)プログラムが記憶されるとともに、種々のアプリケーションプログラムが記憶される。OSプログラムと種々のアプリケーションプログラムとを含めて、画像表示用プログラムと言う。
第2記憶部222は、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などの不揮発性のメモリによって実現され、表示部11の表示面11aに表示されている編集画像および作業データを記憶可能に構成される。
第3記憶部223は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性のメモリによって実現され、制御部21によって表示システム100がシステム起動状態からスリープモードに移行されるときに、表示システム100において起動中の画像表示用プログラムおよび作業データが記憶される。また、第3記憶部223は、制御部21によって表示システム100がシステム起動状態からスリープモードに移行されるときに、表示部11に表示される第1非給電状態切換指示アイコンに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされたことを示す第1非給電状態切換指示データ、第2非給電状態切換指示アイコンに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされたことを示す第2非給電状態切換指示データが記憶される。
また、制御部21は、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態に切換える指示が、表示部11に表示される第1非給電状態切換指示アイコンに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされることによって入力されると、表示部11の表示面11aに表示されている編集画像および作業データを第2記憶部222に記憶させた後、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を第1非給電状態に切換える。
また、制御部21は、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、給電状態から第2非給電状態に切換える指示が、表示部11に表示される第2非給電状態切換指示アイコンに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされることによって入力されると、表示部11の表示面11aに表示されている編集画像および作業データを第2記憶部222に記憶させることなく、起動中の画像表示用プログラムを終了させて、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を第2非給電状態に切換える。
(第3実施形態)
また、第3実施形態に係る表示システム100において、制御部21は、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、第1非給電状態から給電状態に切換える指示が、電源SW142によって入力されると、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を給電状態に切換えて、画像表示用プログラムを起動させた後、第2記憶部222に記憶されている編集画像および作業データを読み出して、表示部11に編集画像を表示させる。
また、第3実施形態に係る表示システム100において、制御部21は、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、第2非給電状態から給電状態に切換える指示が、電源SW142によって入力されると、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を給電状態に切換えて、画像表示用プログラムを起動させて基準画像を表示部11に表示させる。
制御側インターフェース部23は、制御装置2に対して通信可能に接続された表示装置1との間で通信を行うためのものである。
(第4実施形態)
なお、前述の実施形態では、表示装置1と制御装置2とが通信可能に接続されている構成について説明したが、この構成に限定されるものではなく、第4実施形態では、表示装置1と制御装置2とが一体的に形成されていてもよい。この場合、表示装置1の表示制御部15と制御装置2の制御部21とが共通の処理回路によって形成されていてもよい。
次に、図4A〜図4D、図5および図6を参照して、表示システム100の動作を説明する。図4A〜図4Dは、本発明の一実施形態に係る表示方法が適用された表示システム100の動作を示すフローチャートである。図5は、表示部11の表示面11aに表示される非給電状態切換指示アイコンの一例を示す図である。図6は、電源部14による電力の供給状態が第1非給電状態に切換えられてスリープモードへ移行された後に、給電状態に切換えられた場合における、表示部11の表示面11aに表示される画像の一例を示す図である。
ステップs1において制御部21が、電源SW142が投入(ON)されたか否かを判定し、表示システム100の動作が開始される。電源SW142が投入されたと判定されるとステップs2に進み、電源SW142が投入されていないと判定されるとステップs1を繰り返す。電源SW142が投入されると、表示装置1および制御装置2に電源141から電力が供給されて給電状態となる。なお、制御部21は、電源SW142が投入される前であっても、電源141から微弱な電力が供給されており、動作可能である。
ステップs2では、制御部21は、第1記憶部221に記憶されている画像表示用プログラムを起動させる。次にステップs3では、制御部21は、表示制御部15を制御して、画像表示用プログラムに基づく基準画像を表示部11に表示させる(第1表示制御工程)。
次にステップs4では、制御部21は、表示制御部15を介してタッチパネル13に対するタッチ操作が検出されたか否かを判定する。タッチパネル13に対するタッチ操作が検出された場合にはステップs5に進み、タッチパネル13に対するタッチ操作が検出されない場合にはステップs4を繰り返す。
ステップs5では、制御部21は、表示制御部15を介して、タッチパネル13に対するタッチ操作が描画アイコンに対するタッチ操作であるか否かを判定する(画像編集内容入力工程)。描画アイコンに対するタッチ操作であると判定された場合にはステップs6に進み、描画アイコンに対するタッチ操作ではないと判定された場合にはステップs7に進む。
ステップs6では、制御部21は、タッチ操作された描画アイコンに対応した描画処理を表示制御部15に実行させる。表示システム100において描画処理が実行されると、画像表示用プログラムに基づく基準画像に、描画された画像が重ねられた編集画像11eが表示部11に表示される(第2表示制御工程)。また、ステップs7では、制御部21は、タッチパネル13に対するタッチ操作がシステム終了以外のタッチ操作であるか否かを判定する。システム終了以外のタッチ操作であると判定された場合にはステップs8に進み、システム終了以外のタッチ操作ではないと判定された場合にはステップs9に進む。
ステップs8では、制御部21は、タッチ操作されたアイコンに対応したタッチ操作対応処理を表示制御部15に実行させる。また、ステップs9では、制御部21は、表示制御部15を介して、タッチパネル13に対するタッチ操作がシステム終了のタッチ操作であるか否かを判定する。システム終了のタッチ操作であると判定された場合にはステップs10に進み、システム終了のタッチ操作ではないと判定された場合にはステップs9を繰り返す。
ステップs10では、制御部21は、システム終了処理を実行する。制御部21が、表示システム100をシステム起動状態からシステム終了状態に移行させるシステム終了処理を開始すると、まずステップa1において、制御部21は、表示制御部15を介して表示部11に第1非給電状態切換指示アイコン11dおよび第2非給電状態切換指示アイコン11cを表示させる。
次にステップa2では、制御部21は、表示制御部15を介してタッチパネル13に対するタッチ操作が検出されたか否かを判定する。タッチパネル13に対するタッチ操作が検出された場合にはステップa3に進み、タッチパネル13に対するタッチ操作が検出されない場合にはステップa2を繰り返す。
ステップa3では、制御部21は、表示制御部15を介して、タッチパネル13に対するタッチ操作が第2非給電状態切換指示アイコン11cに対するタッチ操作であるか否かを判定する(第1切換指示入力工程)。第2非給電状態切換指示アイコン11cに対するタッチ操作であると判定された場合にはステップa4に進み、第2非給電状態切換指示アイコン11cに対するタッチ操作ではないと判定された場合にはステップa5に進む。
ステップa4では、制御部21は、電源部14による電力の供給状態を、給電状態から第2非給電状態に切換える切換処理を実行する(制御工程)。この切換処理については後述する。また、ステップa5では、制御部21は、表示制御部15を介して、タッチパネル13に対するタッチ操作が第1非給電状態切換指示アイコン11dに対するタッチ操作であるか否かを判定する(第1切換指示入力工程)。第1非給電状態切換指示アイコン11dに対するタッチ操作であると判定された場合にはステップa6に進み、第1非給電状態切換指示アイコン11dに対するタッチ操作ではないと判定された場合にはステップa7に進む。
ステップa6では、制御部21は、電源部14による電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態に切換える切換処理を実行する(制御工程)。この切換処理については後述する。また、ステップa7では、制御部21は、表示制御部15を介して、タッチパネル13に対するタッチ操作がシステム終了処理を解除するタッチ操作であるか否かを判定する。システム終了処理を解除するタッチ操作であると判定された場合には前述のステップs4に戻り、システム終了処理を解除するタッチ操作ではないと判定された場合にはステップa2に戻る。
ステップa4において制御部21が、第2非給電状態への切換処理を開始すると、まずステップb1において、制御部21は、表示部11に表示される第2非給電状態切換指示アイコン11cに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされたことを示す第2非給電状態切換指示データを第3記憶部223に記憶させる。
次にステップb2では、制御部21は、表示部11の表示面11aに表示されている編集画像および作業データを第2記憶部222に記憶させることなく、制御装置2の電源部から制御装置2への電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えた後、再度、給電状態に切換える(いわゆる制御装置2の再起動を行う)。
次にステップb3では、制御部21は、画像表示用プログラムを起動させる。次にステップb4では、制御部21は、起動中の画像表示用プログラムを第3記憶部223に記憶させて該画像表示用プログラムを終了させ、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を第2非給電状態に切換える。これによって、表示システム100は、システム起動状態からスリープモードに移行する。
このようにして、第2非給電状態への切換処理が終了した後、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、第2非給電状態から給電状態に切換える指示が、電源SW142によって入力されると、制御部21は、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を給電状態に切換えて、RAMから成る第3記憶部223に記憶されている画像表示用プログラムを起動させて、図3に示す基準画像を表示部11に表示させる。
ステップa6において制御部21が、第1非給電状態への切換処理を開始すると、まずステップc1において、制御部21は、表示部11に表示される第1非給電状態切換指示アイコン11dに対応するタッチパネル13の位置にタッチ操作がなされたことを示す第1非給電状態切換指示データを第3記憶部223に記憶させる。
次にステップc2では、制御部21は、表示部11の表示面11aに表示されている編集画像および作業データを第2記憶部222に記憶させる。
次にステップc3では、制御部21は、制御装置2の電源部から制御装置2への電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えた後、再度、給電状態に切換える(いわゆる制御装置2の再起動を行う)。
次にステップc4では、制御部21は、画像表示用プログラムを起動させる。次にステップc5では、制御部21は、第2記憶部222に記憶されている編集画像および作業データを読み出す。
次にステップc6では、制御部21は、起動中の画像表示用プログラム、第2記憶部222から読み出した編集画像および作業データを第3記憶部223に記憶させて該画像表示用プログラムを終了させ、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を第1非給電状態に切換える。これによって、表示システム100は、システム起動状態からスリープモードに移行する。
このようにして、第1非給電状態への切換処理が終了した後、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を、第1非給電状態から給電状態に切換える指示が、電源SW142によって入力されると、制御部21は、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を給電状態に切換えて、RAMから成る第3記憶部223に記憶されている画像表示用プログラムを起動させ、かつ、編集画像および作業データを読み出して、図6に示す編集画像11eを表示部11に表示させる。
上記のように構成される本実施形態に係る表示システム100、および該表示システム100によって実行される本実施形態に係る表示方法では、操作者は、電源部14による表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を給電状態から非給電状態に切換えるときに、第1非給電状態および第2非給電状態の2つの非給電状態を選択することができる。表示システム100、および該表示システム100によって実行される表示方法では、操作者によって第1非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御部21が、編集画像を第2記憶部222に記憶させた後に画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示システム100を用いた会議を一時中断するときなどに便利である。すなわち、表示システム100を用いた会議を再開するときには、第2記憶部222に記憶されている編集画像を読み出して表示部11に表示させることができるので、再開後の会議をスムーズに進行することができる。
また、表示システム100、および該表示システム100によって実行される表示方法では、操作者によって第2非給電状態に切換える指示が入力されたときに、制御部21が、編集画像を第2記憶部222に記憶させることなく、画像表示用プログラムを終了させるので、たとえば、表示システム100を用いた会議を終了するときなどに便利である。すなわち、表示システム100を用いた会議の終了後に、他の操作者が表示システム100を起動させた場合であっても、第2記憶部222には編集画像が記憶されていないので、前回会議において表示部11に表示されていた編集画像が、他の操作者によるシステム起動時の表示部11に表示されることを防止することができる。これによって、編集画像に基づく情報を他の操作者に知られることを防止することができ、セキュリティの確保が可能となる。
また、本実施形態の表示システム100、および該表示システム100によって実行される表示方法では、第1非給電状態への切換処理、および第2非給電状態への切換処理において、制御装置2の再起動を行った後に、表示部11を含む表示装置1および制御装置2への電力の供給状態を第1非給電状態または第2非給電状態に切換える。このように、制御装置2の再起動を行った後に、スリープモードに移行されることによって、連続的にメモリが使用されることによるメモリリークを抑制することができる。なお、メモリリークとは、表示システム100の動作中に、使用可能なメモリ容量が減少していく現象である。
1 表示装置
2 制御装置
3 入力装置
11 表示部
12 表示処理部
13 タッチパネル
14 電源部
15 表示制御部
21 制御部
22 記憶装置
100 表示システム

Claims (4)

  1. アプリケーションプログラムによる画像を表示する表示部と、
    前記表示部への電力の供給状態を、給電状態から第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示を行う第1切換指示入力部と、
    前記表示部への電力の供給状態を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1切換指示入力部に前記第1非給電状態に切換える指示が入力されると、前記表示部に表示されている前記アプリケーションプログラムの編集画像を記憶させ、
    前記第1切換指示入力部に前記第2非給電状態に切換える指示が入力されると、前記アプリケーションプログラムの編集画像を記憶させないで、起動中の前記アプリケーションプログラムに関する情報を記憶させることを特徴とする表示システム。
  2. 前記表示部への電力の供給状態を、前記第1非給電状態または前記第2非給電状態から、給電状態に切換える指示が入力される第2切換指示入力部をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記第1非給電状態から前記給電状態に切換える指示が前記第2切換指示入力部に入力されると、前記表示部への電力の供給状態を給電状態に切換えて、前記アプリケーションプログラムを起動させた後、記憶されている前記編集画像を前記表示部に表示させ、
    前記第2非給電状態から前記給電状態に切換える指示が前記第2切換指示入力部に入力されると、前記表示部への電力の供給状態を給電状態に切換えて、前記アプリケーションプログラムを起動させて基準画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記制御部は、前記アプリケーションプログラムの編集画像を不揮発性のハードディスクドライブに記憶させることを特徴とする請求項1または2に記載の表示システム。
  4. アプリケーションプログラムを起動し、該アプリケーションプログラムに基づいた基準画像を、電源部から電力が供給された表示部に表示させる第1表示制御工程と、
    前記表示部に表示された前記基準画像に施すべき編集内容が入力される画像編集内容入力工程と、
    前記画像編集内容入力工程で入力された編集内容に基づいて、前記基準画像を編集し、編集された編集画像を前記表示部に表示させる第2表示制御工程と、
    前記表示部への電力の供給状態を、給電状態から、第1非給電状態または第2非給電状態に切換える指示が入力される第1切換指示入力工程と、
    前記電源部から前記表示部への電力の供給状態を制御する制御工程であって、
    前記給電状態から前記第1非給電状態に切換える指示が前記第1切換指示入力工程で入力されると、前記表示部に表示されている前記編集画像を記憶させ
    前記給電状態から前記第2非給電状態に切換える指示が前記第1切換指示入力工程で入力されると、前記表示部に表示されている前記編集画像を記憶させることなく、起動中の前記アプリケーションプログラムに関する情報を記憶させる制御工程と、を含むことを特徴とする表示方法。
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