JP6413793B2 - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムに関する。
従来、帳票をスキャナで読み取ることにより、帳票の情報を電子化して管理する技術が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、スキャナで読み取られたチェックシート内のバーコードを自動識別し、そして、識別した情報をチェックシート画像に付加して電子データとして格納する技術が記載されている。また、特許文献2には、複数の書類の画像情報を連続的に読み取り、読み取られた各画像情報から固有識別情報を識別し、そして、異なる固有識別情報が識別されるまでに読み取られた複数の画像情報を一つの書類セットとして認識する技術が記載されている。また、特許文献3には、複合機に対するユーザの操作に基づいて、文書管理サーバに記憶されているファイルを、複合機でスキャンされた文書により更新する技術が記載されている。
特開2002−24335号公報 特開2009−301272号公報 特開2012−74006号公報
ところで、スキャンされたデータのデータベースへの登録状況をユーザが容易に確認可能であることが望ましい。しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術では、登録状況をユーザが確認する際の作業負荷が大きい。例えば、上記の技術では、登録状況をユーザはスキャナを用いて確認することができず、別の装置により確認する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、スキャナの操作時において、スキャンされたデータの登録状況をユーザが容易に確認することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、操作表示部を有するスキャナへスキャン指示情報を送信する送信部と、前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する受信部と、受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部と、受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部と、前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示させるための表示制御情報を生成する表示制御情報生成部と、を備え、前記送信部は、生成された表示制御情報を前記スキャナへ送信する、情報処理装置が提供される。
前記情報処理装置は、前記画像解析の結果に基づいて、受信されたスキャンデータに対応する帳票の帳票種別を特定する帳票種別特定部をさらに備え、前記解析情報は、前記帳票種別特定部により特定された帳票種別を含んでもよい。
前記情報処理装置は、前記帳票種別特定部により特定された帳票種別に対応づけて第2のデータベースに記録されている帳票設定情報と、前記画像解析の結果とを比較する比較部をさらに備え、前記データ登録部は、前記比較部による比較結果に基づいて、受信されたスキャンデータを前記第1のデータベースに登録してもよい。
前記データ登録部は、前記比較部による比較結果が一致する場合に、受信されたスキャンデータを前記第1のデータベースに登録してもよい。
前記データ登録部は、前記比較部による比較結果が一致しない場合に、受信されたスキャンデータの登録不能を示す情報を前記第1のデータベースに登録してもよい。
前記帳票には、前記帳票に対応する製品の識別画像が記録されており、前記画像解析部は、受信されたスキャンデータに含まれる前記製品の識別画像を認識し、前記解析情報は、前記画像解析部により前記製品の識別画像から認識された情報をさらに含んでもよい。
前記受信部は、前記スキャナに対するユーザの入力に基づいた、帳票のスキャン要求を前記スキャナからさらに受信し、前記送信部は、前記帳票のスキャン要求が受信された場合に、前記スキャン指示情報を前記スキャナへ送信してもよい。
前記帳票は、製品の品質記録帳票であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、操作表示部を有するスキャナへスキャン指示情報を送信する送信部と、前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する受信部と、受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部と、受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部と、前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示させるための表示制御情報を生成する表示制御情報生成部、として機能させるための、プログラムであって、前記送信部は、生成された表示制御情報を前記スキャナへ送信する、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、スキャン指示情報に基づいて帳票をスキャンするスキャナと、前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する通信部、受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部、受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部、前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示する操作表示部、を備える、情報処理装置と、を有する、情報処理システムが提供される。

以上説明したように本発明によれば、スキャナの操作時において、スキャンされたデータの登録状況をユーザが容易に確認することができる。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態による品質記録帳票の一例を示した説明図である。 同実施形態による品質記録帳票の一例を示した説明図である。 同実施形態によるサーバー10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による帳票情報DBの構成例を示した説明図である。 同実施形態による品質記録DBの構成例を示した説明図である。 同実施形態による帳票種別選択画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態によるスキャン中画面の別の表示例を示した説明図である。 同実施形態による登録状況一覧画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態による複合機20の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による帳票のスキャン時の動作を示したシーケンス図である。 同実施形態による品質記録データ登録処理の動作を示したフローチャートである。 同実施形態による登録状況の確認時の動作を示したシーケンス図である。 同実施形態によるサーバー10のハードウェア構成を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて複合機20aおよび複合機20bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、複合機20aおよび複合機20bを特に区別する必要が無い場合には、単に複合機20と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.背景
2.実施形態の詳細な説明
2−1.情報処理システムの基本構成
2−2.構成
2−3.動作
2−4.効果
3.ハードウェア構成
4.変形例
<<1.背景>>
本発明は、一例として「2.実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本発明の特徴を明確に示すために、本発明による情報処理装置を創作するに至った背景について説明する。
従来、工場において、製品の品質を作業員が記録するために品質記録帳票が用いられている。品質の記録結果を残しておくために、品質記録帳票は、例えば10年間など長期間保管されることがメーカーにより定められている。
ところで、紙の帳票を長期間保管することは、例えば広い保管場所を必要としたり、また手作業での管理が必要となるので、企業にとってコストが大きい。そこで、品質記録帳票がスキャンされたデータをデータベースに登録することにより電子的に管理可能であることが望ましい。さらに、スキャン済みの帳票については廃棄可能であることが望ましい。
従来、帳票をスキャナで読み取ることにより、帳票の情報を電子化して管理する技術が各種提案されている。しかしながら、公知の技術では、スキャンされたデータのデータベースへの登録状況を確認するためには、作業員は例えばPC(Personal Computer)などの別の装置を用いる必要がある。このため、例えばスキャナとPCとが離れて設置されている場合など、スキャナの設置場所とPCの設置場所とを作業員は行ったり来たりして作業しなければならず、作業員の作業負荷が大きく、また、登録作業に時間がかかる。さらに、操作用のPCが必要であっても、工場においてスペースに制約がある場合には、PCを設置するスペースを確保できない場合もある。
そこで、上記事情を一着眼点にして、本発明による情報処理装置を創作するに至った。本発明によれば、複合機の操作時において、スキャンされたデータの登録状況を作業員が容易に確認することが可能である。以下、このような本発明の実施形態について順次詳細に説明する。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.情報処理システムの基本構成>
まず、本発明の実施形態による情報処理システムの基本構成について、図1を参照して説明する。図1に示したように、本実施形態による情報処理システムは、サーバー10、複合機20、通信網22、および管理端末30を含む。
[2−1−1.サーバー10]
サーバー10は、本発明における情報処理装置の一例である。このサーバー10は、帳票の電子データを管理するための装置である。なお、以下では、サーバー10が品質記録帳票の電子データを管理する場面に適用される例について説明を行う。
また、サーバー10は、例えば、後述する通信網22を介して複合機20や管理端末30との間で情報の送受信を行うことが可能である。例えば、サーバー10は、複合機20に対してスキャンの指示や表示画面の表示指示を送信したり、また、複合機20から品質記録帳票のスキャンデータを受信することが可能である。
(2−1−1−1.品質記録帳票)
ここで、図2および図3を参照して、品質記録帳票の構成例(品質記録帳票40)について説明する。なお、図2および図3に示した品質記録帳票40aおよび品質記録帳票40bは、品質記録帳票40の一連の帳票セットのうち表紙、つまり一ページ目の構成例を示している。
図2および図3に示したように、品質記録帳票40aおよび品質記録帳票40bは、一次元バーコード400aまたは二次元バーコード400bなどのバーコード400を含む。バーコード400は、本発明における識別画像の一例である。このバーコード400には、例えば、該当の品質記録帳票40に対応する製品の生産管理番号、および品質記録帳票の帳票種別などが記録されている。例えば、図2に示したバーコード400aには、生産管理番号として「X14ZZ−0123」、また帳票種別として「品質記録_A」がそれぞれ記録されている。なお、生産管理番号、および品質記録帳票の帳票種別は、本発明における解析情報の一例である。また、生産管理番号は、製品ごとに一意に定められる番号である。原則として、工場において作成される品質記録帳票と生産管理番号とは一対一に対応づけられる。なお、品質記録帳票40の一連の帳票セットのうち2ページ以降の帳票は、基本的にはバーコード400を含まない。
また、図2および図3に示したように、品質記録帳票40には、例えば各製造工程における品質の確認結果や、確認者のサインなどが記録される。
[2−1−2.複合機20]
複合機20は、本発明におけるスキャナの一例である。この複合機20は、紙媒体をスキャンする機能、および電子データを紙媒体に印刷する機能を有する。この複合機20は、例えば工場内に設置され、品質記録帳票などの帳票をスキャンするために利用される。
[2−1−3.通信網22]
通信網22は、通信網22に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網22は、電話回線網、インターネット、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網22は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
[2−1−4.管理端末30]
管理端末30は、例えばサーバー10により管理されている登録データの参照や、登録データの印刷の指示などを行うことが可能な端末である。この管理端末30は、例えば、表示画面を表示するためのディスプレイ、通信網22などに接続するためのネットワークインターフェース、および、ユーザが入力を行うための入力装置などを有する。管理端末30は、例えばPCやタブレット端末であってもよい。
<2−2.構成>
[2−2−1.サーバー10]
以上、本実施形態による情報処理システムの構成について説明した。次に、本実施形態による構成について詳細に説明する。図4は、本実施形態によるサーバー10の構成を示した機能ブロック図である。図4に示したように、サーバー10は、制御部100、通信部120、および記憶部122を有する。
(2−2−1−1.制御部100)
制御部100は、サーバー10に内蔵される、後述するCPU(Central Processing Unit)150、RAM(Random Access Memory)154などのハードウェアを用いて、サーバー10の動作を全般的に制御する。また、図4に示したように、制御部100は、送信制御部102、画像解析部104、帳票種別特定部106、比較部108、データ登録部110、および表示制御情報生成部112を有する。
(2−2−1−2.送信制御部102)
送信制御部102は、後述する表示制御情報生成部112により生成された表示制御情報などの各種の情報を複合機20へ、後述する通信部120に送信させる。
例えば、送信制御部102は、スキャン対象の帳票種別を選択するための画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を複合機20へ通信部120に送信させる。また、送信制御部102は、品質記録帳票のスキャン要求が複合機20から受信された場合には、複合機20にスキャンさせるためのスキャン指示情報と、スキャン中であることを複合機20に表示させるための表示制御情報とを複合機20へ通信部120に送信させる。また、送信制御部102は、スキャンデータの登録状況の確認要求が複合機20から受信された場合には、該当の複合機20から受信済みのスキャンデータの登録状況を表示させるための表示制御情報を複合機20へ通信部120に送信させる。
(2−2−1−3.画像解析部104)
‐解析例1
画像解析部104は、複合機20から受信されたスキャンデータを画像解析する。例えば、画像解析部104は、スキャンデータに含まれる表や図に関して、位置、サイズ、または種類などを解析する。また、画像解析部104は、文字認識を行うことにより、スキャンデータに含まれる文字を認識する。
‐解析例2
また、画像解析部104は、受信されたスキャンデータに含まれるバーコードに記録されている情報を読み取ることが可能である。例えば、画像解析部104は、受信されたスキャンデータに例えば一次元バーコードなどのバーコードが含まれているか否かを確認し、そして、バーコードが含まれていることが確認された場合には、当該バーコードに記録されている情報を読み取る。一例として、図2に示した品質記録帳票40aの例では、画像解析部104は、品質記録帳票40aのスキャンデータから一次元バーコード400aが含まれていることを確認し、そして、一次元バーコード400aに記録されている生産管理番号、および帳票種別などの情報を読み取る。
(2−2−1−4.帳票種別特定部106)
帳票種別特定部106は、複合機20からスキャンデータと一緒に帳票種別が受信された場合には、受信された帳票種別を、受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票の帳票種別として特定する。
または、帳票種別特定部106は、受信されたスキャンデータに含まれるバーコードから画像解析部104により読み取られた帳票種別を、受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票の帳票種別として特定することも可能である。
(2−2−1−5.比較部108)
比較部108は、帳票種別特定部106により特定された帳票種別に対応づけて帳票情報DB124に記録されている帳票設定情報と、画像解析部104による画像解析の結果とを比較する。
‐帳票情報DB124
帳票情報DB124は、本発明における第2のデータベースの一例である。帳票情報DB124は、帳票種別ごとの帳票の設定情報が記録されているデータベースである。ここで、図5を参照して、帳票情報DB124の構成例について説明する。図5に示したように、帳票情報DB124では、例えば、帳票種別1240、ページ数1242、バーコードの種類1244、バーコードの位置1246、向き1248、および各ページの登録内容1250が対応づけて記録される。なお、各ページの登録内容1250は、例えば、該当の帳票種別に対応する帳票セットに含まれるページ数だけ含む。
ここで、帳票種別1240には、品質記録帳票の帳票種別が記録される。また、ページ数1242には、該当の帳票種別に対応づけて予め登録されているページ数が記録される。なお、ページ数が定められていない品質記録帳票に関しては、ページ数1242に例えば空白が記録される。また、バーコードの種類1244には、該当の帳票種別の品質記録帳票の1ページ目に記録されているバーコードの種類が記録される。また、バーコードの位置1246には、該当の帳票種別の品質記録帳票においてバーコードが記録されている位置情報が記録される。また、向き1248には、該当の帳票種別の品質記録帳票の印刷向きが記録される。また、各ページの登録内容1250には、例えば、印刷内容1252、および位置1254が記録される。また、印刷内容1252には、例えば工程表や部品表など、該当のページに印刷されている印刷項目の種類が記録される。また、位置1254には、該当の印刷項目が印刷されている位置情報が記録される。
(2−2−1−6.データ登録部110)
データ登録部110は、比較部108による比較結果に基づいて、複合機20から受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票に関する情報を品質記録DB126に記録する。例えば、データ登録部110は、比較部108による比較結果が一致する場合には、該当の品質記録帳票に関する情報を品質記録DB126に記録する。
また、データ登録部110は、比較部108による比較結果が一致しない場合には、該当の品質記録帳票に関して登録不能であることを品質記録DB126に記録する。例えば、データ登録部110は、上記の場合には、該当の品質記録帳票(の帳票セット)に含まれる全てのページのうち比較部108による比較が一致しないページの数を品質記録DB126に記録する。
なお、変形例として、例えば品質記録帳票が汚れているなどの理由により、受信されたスキャンデータに含まれるバーコードが画像解析部104により読み取り不能である場合には、データ登録部110は、該当の品質記録帳票に関して登録不能であることを品質記録DB126に記録することも可能である。
‐品質記録DB126
品質記録DB126は、本発明における第1のデータベースの一例である。品質記録DB126は、複合機20から受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票の登録状況が記録されるデータベースである。ここで、図6を参照して、品質記録DB126の構成例について説明する。図6に示したように、品質記録DB126では、例えば、処理ID1260、MFP識別ID1262、登録時刻1264、帳票種別1266、状態1268、生産管理番号1270、受付ページ1272、処理ページ1274、および異常ページ1276が対応づけて記録される。ここで、処理ID1260には、品質記録DB126に記録されている個々の登録データに対して付与されるIDが記録される。また、MFP識別ID1262には、該当のスキャンデータの送信元である複合機20の識別IDが記録される。また、登録時刻1264には、該当の登録データが品質記録DB126に記録された日時が記録される。また、帳票種別1266には、該当の登録データに関して、帳票種別特定部106により特定された帳票種別が記録される。また、状態1268には、該当の登録データに関する、サーバー10による現在の処理状態または処理結果が記録される。例えば、状態1268には、「画像処理中」、「処理完了」、「処理待ち」、または「異常」などが記録される。また、生産管理番号1270には、該当の登録データに対応する品質記録帳票から画像解析部104により特定された生産管理番号が記録される。また、受付ページ1272には、該当の登録データに対応する品質記録帳票に含まれるページ数が記録される。また、処理ページ1274には、該当の登録データに対応する品質記録帳票に関して、現時点で処理が終了したページ数が記録される。また、異常ページ1276には、該当の登録データに対応する品質記録帳票に関して、比較部108により不一致(つまり異常)と判定されたページ数が記録される。
なお、図6に示した例では、受付ページ1272の記録値と、処理ページ1274の記録値とが等しく、かつ、異常ページ1276に「0」が記録されている場合は、該当の品質記録帳票に関する情報の登録が完了している状況であることを示している。
(2−2−1−7.表示制御情報生成部112)
‐生成例1
表示制御情報生成部112は、複合機20に表示させるための各種の表示制御情報を生成する。例えば、表示制御情報生成部112は、スキャン対象の品質記録帳票の帳票種別を選択するための帳票種別選択画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する。
ここで、図7を参照して、帳票種別選択画面の構成例(帳票種別選択画面50)について説明する。図7に示したように、帳票種別選択画面50は、帳票種別選択欄500、メッセージ表示欄502、登録状況一覧選択ボタン504、および、登録選択ボタン506を含む。ここで、帳票種別選択欄500は、スキャン対象の品質記録帳票の帳票種別を選択するための選択欄である。なお、図7に示したように、帳票種別選択欄500において「自動選択」が選択された場合には、スキャンされた品質記録帳票がサーバー10に受信された後に、サーバー10(具体的には帳票種別特定部106)により該当の品質記録帳票の帳票種別が自動的に特定される。また、メッセージ表示欄502には、例えば「品質記録帳票を複合機20にセットして登録選択ボタン506を選択すること」を作業員に促すメッセージが表示される。また、登録状況一覧選択ボタン504は、該当の複合機20に対応付けて品質記録DB126に記録されている複数の品質記録帳票の登録状況を表示させるための選択ボタンである。なお、後述するように、登録状況一覧選択ボタン504が選択されると、複合機20は、図9に示した登録状況一覧画面54を表示する。また、登録選択ボタン506は、該当の複合機20にスキャンを開始させるための選択ボタンである。
‐生成例2
また、表示制御情報生成部112は、品質記録帳票のスキャン要求が受信された場合には、スキャン中であることを示すスキャン中画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する。
ここで、図8を参照して、スキャン中画面の構成例(スキャン中画面52)について説明する。図8に示したように、スキャン中画面52は、帳票種別表示欄520、メッセージ表示欄522、および、登録状況一覧選択ボタン524を含む。ここで、帳票種別表示欄520には、図7に示した帳票種別選択欄500において作業員により選択された帳票種別が表示される。また、メッセージ表示欄522には、例えばスキャン中であることを作業員に通知するためのメッセージが表示される。なお、登録状況一覧選択ボタン524の内容は、図7に示した登録状況一覧選択ボタン504と同様である。
‐生成例3
また、表示制御情報生成部112は、スキャンデータの登録状況の確認要求が複合機20から受信された場合には、該当の複合機20においてスキャンされた品質記録帳票の登録状況を示す登録状況一覧画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する。
ここで、図9を参照して、登録状況一覧画面の構成例(登録状況一覧画面54)について説明する。図9に示したように、登録状況一覧画面54は、例えば、複数の登録データ540、更新ボタン542、印刷ボタン544、および、戻るボタン546を含む。ここで、登録データ540には、該当の複合機20に対応付けて品質記録DB126に記録されている個々の品質記録帳票の登録データに関して、例えば登録時刻、帳票種別、状態、生産管理ID、受付ページ数、処理済みページ数、および異常ページ数などが表示される。また、更新ボタン542は、登録状況一覧画面54の表示内容を最新の状況に更新させるための選択ボタンである。また、印刷ボタン544は、登録状況一覧画面54の表示内容を該当の複合機20に印刷させるための選択ボタンである。また、戻るボタン546は、(登録状況一覧画面54の代わりに)図7に示した帳票種別選択画面50を再表示させるための選択ボタンである。
この登録状況一覧画面54では、スキャン済みの個々の品質記録帳票に対応づけて生産管理番号、および異常ページ数が表示される。また、サーバー10により生産管理番号が読み取り不能であった場合には、該当の品質記録帳票に関して「生産管理ID」の欄に空白が表示される。このため、作業員は、例えば手元で管理している、スキャン済みの品質記録帳票に対応する生産管理番号と、登録状況一覧画面54に表示されている生産管理番号とを照合することにより、いずれの品質記録帳票の登録が未完了であるかを一目で確認することができる。
(2−2−1−8.通信部120)
通信部120は、本発明における送信部、および受信部の一例である。通信部120は、例えば通信網22などを介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、表示制御情報生成部112により生成された表示制御情報を該当の複合機20へ送信する。また、通信部120は、スキャンデータを複合機20から受信する。
(2−2−1−9.記憶部122)
記憶部122は、例えば、帳票情報DB124、および品質記録DB126など、各種のデータを記憶することが可能である。
なお、本実施形態によるサーバー10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、帳票情報DB124、または品質記録DB126のうちいずれか1以上は、記憶部122に記憶される代わりに、サーバー10と通信可能な他の装置(図示省略)に記憶されることも可能である。
[2−2−2.複合機20]
また、図10は、本実施形態による複合機20の構成を示した機能ブロック図である。図10に示したように、複合機20は、制御部200、通信部220、スキャン部222、操作表示部224、および、印刷部226を有する。
(2−2−2−1.制御部200)
制御部200は、複合機20に内蔵される、例えばCPUなどのプロセッサ、およびRAMなどのハードウェアを用いて、複合機20の動作を全般的に制御する。例えば、制御部200は、サーバー10から表示制御情報が受信された場合に、受信された表示制御情報に応じた表示画面を操作表示部224に表示させる。
(2−2−2−2.通信部220)
通信部220は、例えば通信網22などを介して、他の装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部220は、制御部200の制御に従って、後述するスキャン部222によりスキャンされたデータをサーバー10へ送信する。また、通信部220は、表示制御情報をサーバー10から受信する。
(2−2−2−3.スキャン部222)
スキャン部222は、各種の帳票を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録する。例えば、スキャン部222は、配置された帳票に光を当て、その反射光を撮像素子で電気信号に変換することにより、帳票をデジタル画像として記録する。
(2−2−2−4.操作表示部224)
操作表示部224は、例えばタッチパネル型のディスプレイから構成される。この操作表示部224は、制御部200の制御に従って、例えば帳票種別選択画面などの各種の表示画面を表示する。また、操作表示部224は、例えば表示画面に表示されている選択ボタンの選択など、作業員による各種の入力を受け付ける。
(2−2−2−5.印刷部226)
印刷部226は、制御部200の制御に従って、インクやトナーなどを用いて紙媒体に対して印刷を行う。例えば、印刷部226は、操作表示部224に対する作業員の操作に基づいて、操作表示部224に表示されている情報を紙媒体に印刷する。
<2−3.動作>
以上、本実施形態による構成について説明した。続いて、本実施形態による動作について、「2−3−1.帳票のスキャン時の動作」〜「2−3−2.登録状況の確認時の動作」において説明する。なお、「帳票のスキャン時の動作」と「登録状況の確認時の動作」とは、例えば複合機20に対する作業員の操作に応じて並行して実行される。
[2−3−1.帳票のスキャン時の動作]
(2−3−1−1.全体的な動作)
図11は、本実施形態による「帳票のスキャン時の動作」を示したシーケンス図である。図11に示したように、まず、サーバー10の表示制御情報生成部112は、帳票種別選択画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する。そして、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、生成された表示制御情報を複合機20へ送信する(S101)。
その後、複合機20の制御部200は、S101で受信された表示制御情報に従って、帳票種別選択画面を操作表示部224に表示させる(S103)。
その後、作業員は、S103で表示された帳票種別選択画面において、スキャン対象の品質記録帳票の帳票種別を選択する(S105)。なお、この際、作業員は、帳票種別として「自動選択」を選択することも可能である。
その後、作業員は、スキャン対象の品質記録帳票の帳票セットをスキャン部222に配置する(S107)。そして、作業員は、帳票種別選択画面において登録ボタンを選択する(S109)。
続いて、複合機20の通信部220は、制御部200の制御に従って、S105で選択された帳票種別をサーバー10へ送信する(S111)。
その後、サーバー10の表示制御情報生成部112は、スキャン中画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する。そして、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、生成された表示制御情報、およびスキャン指示情報を複合機20へ送信する(S113)。
その後、複合機20の制御部200は、S113で受信されたスキャン指示情報に基づいて、S107で配置された帳票セットをスキャン部222にスキャンさせる(S115)。
続いて、通信部220は、制御部200の制御に従って、S115でスキャンされたスキャンデータをサーバー10へ送信する(S117)。
その後、サーバー10は、後述する「品質記録データ登録処理」を行う(S119)。
(2−3−1−2.品質記録データ登録処理)
ここで、S119における「品質記録データ登録処理」の動作について、図12を参照して詳細に説明する。図12に示したように、まず、サーバー10の帳票種別特定部106は、S111で受信された帳票種別が「自動選択」以外である場合には、S117で受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票の帳票種別として、S111で受信された帳票種別を特定する。
そして、データ登録部110は、S117で受信されたスキャンデータに対応する品質記録帳票に関して、例えば複合機20の識別ID、および登録時刻などを品質記録DB126に記録する(S201)。
続いて、画像解析部104は、S117で受信されたスキャンデータの1ページ目からバーコードを認識し、そして、バーコードに記録されている生産管理番号を読み取る(S203)。なお、例えばS111で受信された帳票種別が「自動選択」である場合などには、画像解析部104は、バーコードから、該当の品質記録帳票の帳票種別をさらに読み取ることも可能である。そして、帳票種別特定部106は、画像解析部104により読み取られた帳票種別を該当の品質記録帳票の帳票種別として特定する。
続いて、画像解析部104は、該当のページを画像解析する(S205)。
続いて、帳票種別特定部106は、S201またはS203で特定された帳票種別の品質記録帳票の該当のページの帳票設定情報を帳票情報DB124から取得する(S207)。
続いて、比較部108は、S207で取得された帳票設定情報と、S205における画像解析の結果とを比較する(S209)。そして、比較結果が一致する場合には(S211:Yes)、サーバー10は、後述するS215の動作を行う。
一方、比較結果が一致しない場合には(S211:No)、比較部108は、該当の品質記録帳票に関して異常ページ数に1を加算する(S213)。なお、異常ページ数には、初期状態では、該当の品質記録帳票に関して「0」が設定されているものとする。
続いて、画像解析部104は、S117で受信されたスキャンデータに次のページが存在するか否かを確認する(S215)。次のページが存在しない場合には(S215:No)、データ登録部110は、該当の品質記録帳票に関して、S201またはS203で特定された帳票種別、S203で特定された生産管理番号、および算出された異常ページ数を、該当の品質記録帳票に対応づけて品質記録DB126に追加記録する(S217)。そして、処理を終了する。
一方、次のページが存在する場合には(S215:Yes)、画像解析部104は、処理ページを1ページ分送る(S219)。
続いて、画像解析部104は、該当のページにバーコードが印刷されているか否かを判定する(S221)。該当のページにバーコードが印刷されていない場合には(S221:No)、画像解析部104は、該当のページに関して、再びS205以降の動作を行う。
一方、該当のページにバーコードが印刷されている場合には(S221:Yes)、データ登録部110は、S217と同様の動作を行う(S223)。そして、サーバー10は、S117で受信されたスキャンデータに別の品質記録帳票が含まれていると判断する。そして、サーバー10は、該当のページを次の品質記録帳票の先頭のページとみなして、次の品質記録帳票に関してS201以降の動作を繰り返す。
[2−3−2.登録状況の確認時の動作]
次に、本実施形態による「登録状況の確認時の動作」について、図13を参照して説明する。なお、この動作は、複合機20においてスキャンされた品質記録帳票の登録状況の確認を作業員が希望する際に実施される動作である。
図13に示したように、まず、作業員は、複合機20の操作表示部224に表示されている例えば帳票種別選択画面などの表示画面において、登録状況表示ボタンを選択する(S301)。
続いて、複合機20の通信部220は、制御部200の制御に従って、該当の複合機20の識別IDを含む、登録状況取得要求をサーバー10へ送信する(S303)。
その後、サーバー10の表示制御情報生成部112は、S303で受信された識別IDに対応づけて品質記録DB126に記録されている例えば全ての登録データを抽出する(S305)。次に、表示制御情報生成部112は、S305で抽出された登録データを含む、登録状況一覧画面を複合機20に表示させるための表示制御情報を生成する(S307)。そして、通信部120は、送信制御部102の制御に従って、S307で生成された表示制御情報を複合機20へ送信する(S309)。
その後、複合機20の制御部200は、S309で受信された表示制御情報に従って、登録状況一覧画面を操作表示部224に表示させる(S311)。
その後、表示されている登録状況一覧画面を印刷することを作業員が希望する場合には、作業員は、登録状況一覧画面において印刷ボタンを選択する(S313)。
そして、複合機20の印刷部226は、制御部200の制御に従って、表示されている登録状況一覧画面を紙媒体に印刷する(S315)。
<2−4.効果>
[2−4−1.効果1]
以上、例えば図4、図11〜図13などを参照して説明したように、本実施形態によるサーバー10は、スキャン指示情報を複合機20へ送信し、複合機20によりスキャンされた品質記録帳票のスキャンデータを受信し、受信されたスキャンデータの画像解析の結果に基づいてスキャンデータを品質記録DB126に登録し、そして、スキャンデータの品質記録DB126への登録状況を複合機20に表示させる。
このため、作業員は、品質記録帳票を複合機20でスキャンした後に、スキャンデータの品質記録DB126への登録状況を同じ複合機20において確認することができる。従って、スキャンデータの登録状況を確認するために、作業員は例えばPCなどの別の装置を用いる必要がないので、作業員の作業負荷が少なく、かつ、登録作業が効率化される。
[2−4−2.効果2]
また、サーバー10は、複合機20に対する作業員の操作に基づいて、スキャンデータから解析された生産管理番号および異常ページ数を含む登録状況一覧画面を複合機20に表示させる。上述したように、生産管理番号は、原則として、個々の品質記録帳票に対応づけられている。このため、作業員は、スキャン済みの品質記録帳票に対応する生産管理番号と、登録状況一覧画面に表示されている生産管理番号とを照合することにより、スキャン済みの品質記録帳票の各々について登録が完了したか否かを容易に確認することができる。特に、短時間で大量の品質記録帳票をスキャンする場合に有効である。
そして、登録が成功した品質記録帳票については、作業員は、該当の品質記録帳票を廃棄することを迅速に決定することができる。また、登録が失敗した品質記録帳票については、例えば再スキャンしたり、管理者に別途登録を依頼するなどにより、作業員は、該当の品質記録帳票の再登録作業を行うことができる。
<<3.ハードウェア構成>>
次に、本実施形態によるサーバー10のハードウェア構成について、図14を参照して説明する。図14に示したように、サーバー10は、CPU150、ROM(Read Only Memory)152、RAM154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
<3−1.CPU150>
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバー10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、サーバー10において制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
<3−2.ROM152>
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。
<3−3.RAM154>
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一時記憶する。
<3−4.内部バス156>
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
<3−5.入出力インターフェース158>
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
<3−6.HDD160>
HDD160は、記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
<3−7.ネットワークインターフェース162>
ネットワークインターフェース162は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<<4.変形例>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、サーバー10は、複合機20から受信されたスキャンデータに異常ページが含まれることが確認された場合には、異常と判断した内容(例えば、帳票情報DB124に記録されている帳票設定情報と相違する箇所の内容)を複合機20にさらに送信してもよい。さらに、登録状況一覧画面において個々の品質記録帳票(の登録データ)は選択可能に設計されており、かつ、登録状況一覧画面において作業員によりいずれかの品質記録帳票が選択された場合には、複合機20は、選択された品質記録帳票に関する、異常ページの判断内容をさらに表示してもよい。
また、上述した実施形態では、サーバー10が品質記録帳票の電子データを管理する場面について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、サーバー10は、契約書など他の種類の文書のスキャンデータを管理する場面にも適用可能である。
また、本実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述したサーバー10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
10 サーバー
20 複合機
22 通信網
30 管理端末
100 制御部
102 送信制御部
104 画像解析部
106 帳票種別特定部
108 比較部
110 データ登録部
112 表示制御情報生成部
120 通信部
122 記憶部
124 帳票情報DB
126 品質記録DB
200 制御部
220 通信部
222 スキャン部
224 操作表示部
226 印刷部

Claims (10)

  1. 操作表示部を有するスキャナへスキャン指示情報を送信する送信部と、
    前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する受信部と、
    受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部と、
    受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部と、
    前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示させるための表示制御情報を生成する表示制御情報生成部と、
    を備え、
    前記送信部は、生成された表示制御情報を前記スキャナへ送信する、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記画像解析の結果に基づいて、受信されたスキャンデータに対応する帳票の帳票種別を特定する帳票種別特定部をさらに備え、
    前記解析情報は、前記帳票種別特定部により特定された帳票種別を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記帳票種別特定部により特定された帳票種別に対応づけて第2のデータベースに記録されている帳票設定情報と、前記画像解析の結果とを比較する比較部をさらに備え、
    前記データ登録部は、前記比較部による比較結果に基づいて、受信されたスキャンデータを前記第1のデータベースに登録する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ登録部は、前記比較部による比較結果が一致する場合に、受信されたスキャンデータを前記第1のデータベースに登録する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記データ登録部は、前記比較部による比較結果が一致しない場合に、受信されたスキャンデータの登録不能を示す情報を前記第1のデータベースに登録する、請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記帳票には、前記帳票に対応する製品の識別画像が記録されており、
    前記画像解析部は、受信されたスキャンデータに含まれる前記製品の識別画像を認識し、
    前記解析情報は、前記画像解析部により前記製品の識別画像から認識された情報をさらに含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記受信部は、前記スキャナに対するユーザの入力に基づいた、帳票のスキャン要求を前記スキャナからさらに受信し、
    前記送信部は、前記帳票のスキャン要求が受信された場合に、前記スキャン指示情報を前記スキャナへ送信する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記帳票は、製品の品質記録帳票である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    操作表示部を有するスキャナへスキャン指示情報を送信する送信部と、
    前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する受信部と、
    受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部と、
    受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部と、
    前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示させるための表示制御情報を生成する表示制御情報生成部、
    として機能させるための、プログラムであって、
    前記送信部は、生成された表示制御情報を前記スキャナへ送信する、プログラム。
  10. スキャン指示情報に基づいて帳票をスキャンするスキャナと、
    前記スキャナによりスキャンされた帳票のスキャンデータを受信する通信部、
    受信されたスキャンデータを画像解析する画像解析部、
    受信されたスキャンデータを第1のデータベースに登録するデータ登録部、
    前記画像解析の結果に応じた解析情報と、受信されたスキャンデータの前記第1のデータベースへの登録状況とを表示する操作表示部、
    を備える、
    情報処理装置と、
    を有する、情報処理システム。
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