JP6413514B2 - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法に関する。特に、チャートを適切に扱う技術に関する。
ある用紙の一方の面に画像形成をした後に、その用紙を装置内で反転させつつ循環させて、同じ用紙の他方の面に画像形成する画像形成装置が存在している。
このような用紙の両面に画像を形成可能な画像形成装置において、画像形成結果物の用途によっては両面の画像位置が合致していることが重要な場合がある。
このために、専用のパターンが両面に形成されたチャートを画像形成装置で出力し、オペレータが両面のチャートの位置を測定し、その測定結果を操作部から入力することで、画像形成装置内部で両面の位置調整を行う手法が存在していた。但し、この手法によると、オペレータの測定のばらつき、測定結果の入力ミスなど、人手に起因する誤差の影響が大きく、正確な両面位置調整を行うことが困難であった。
一方、このような人手に起因する誤差を排除すべく、専用のチャートをスキャナで読み取り、画像形成装置内部で読み取り結果を解析して両面位置調整を行う手法も存在している。
なお、チャートを用いて用紙両面の位置調整を実行することについては、以下の特許文献などに幾つかの提案がなされている。
特開2006−11285号公報
以上の特許文献1では、装置が予め保有しているチャートを画像形成し、このチャート内の基準画像を用紙の両面で正確に読み取って位置合わせする技術が提案されている。
ところで、このようにチャートを用いて両面画像形成位置を調整したとしても、実際の画像形成では位置にずれが生じるという新たな問題を、本件出願の発明者が見出した。
すなわち、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物とで、画像サイズ等が微妙に異なった状態になっていて、チャートにより完全な両面画像形成位置調整が実行できないことが判明した。以下、その問題を説明する。
(1)チャートデータと画像データとのずれ:
以下、画像形成装置の内部に予め保持されているチャートのデータをチャートデータと呼び、通常の画像形成を実行するための画像のデータを画像データと呼ぶことにする。
(1-1)解像度の違いによる、チャートデータと画像データとのずれ:
画像形成装置の画像形成時の解像度と画像データの元のプリントデータ(例えば、RIP前のジョブデータなど。以下、「元画像データ」と呼ぶ)との解像度が異なる場合に、この種の問題が発生する。すなわち、元画像データの解像度が72dpiであり、これを600dpiの解像度の画像形成装置で画像形成するには、72dpiから600dpiへの解像度変換を実行する。
なお、チャートデータは画像形成装置が内蔵しているため、画像形成装置の解像度と同じ600dpiであり、解像度変換は必要ない。
まず、1ドットの大きさを求める。72dipにおける1ドットの大きさは、25.4/72≒0.3528mmとなる。一方、600dipにおける1ドットの大きさは、25.4/600≒0.0423mmとなる。
次に、A4サイズの短辺の210mmにおけるドット数を求める。72dipにおける元画像データの210mmでのドット数は、210/0.3528≒595.2≒595ドットとなる。一方、600dipのチャートデータにおける210mmでのドット数は、210/0.0423≒4964.53≒4965ドットとなる。
更に、72dpiの解像度の元画像データでは、595ドット×0.3528mm=209.903mm≒209.9mmになる。一方、600dpiの解像度のチャートデータでは、4965ドット×0.0423mm=210.016mm≒210.0mmになる。
すなわち、チャートを用いた両面画像形成位置調整では210.0mmとして実行している(図16参照)。これに対し、72dpiの画像データに基づく画像形成は209.9mmで実行することになる(図17参照)。
従って、チャートによる両面画像形成位置調整が正確になされていたとしても、実際の画像形成において、用紙の後端で0.1mm程度の誤差が生じることになる。
ここで、図16は、四隅に十字型の調整記号を有するチャート画像ct1と、同様なチャート画像ct2とを、用紙Pの両面に対して形成した様子を示している。また、図17では、文字「A」の画像g1と、文字「F」の画像g2とを、用紙Pの両面に対して形成した様子を示している。なお、画像g1と画像g2とは、チャート画像ct1とチャート画像ct2よりも、小さいサイズである状態を示している。
なお、両面画像形成では、一方の面の画像形成における後端側が、他方の面の画像形成における先端側に相当する。同様に、一方の面の画像形成における先端側が、他方の面の画像形成における後端側に相当する。この結果、図17のように、用紙の両面の端部でそれぞれ0.1mm程度の位置ずれが発生することになる。
(1-2)丸め誤差による、チャートデータと画像データとのずれ:
画像形成装置内部での画像処理において、画像サイズ(ドット数)の丸め処理によって画像サイズが違っている場合がある。
たとえば600dpiの画像形成装置の調整時は、A4サイズ(297mm×210mm)であれば、297×(600/25.4)≒7015.748画素となる。ここで、切り捨て処理で7015画素として扱うか、四捨五入又は切り上げ処理により7016画素として扱うか、といった選択がある。
このような割り切れない場合の小数点以下のドット数の取扱の違いによる1ドットの差について、コンピュータにおけるアプリケーションソフトでの扱い、コンピュータにおけるプリンタドライバでの扱い、画像形成装置の画像処理部での扱い、が統一されていれば問題はない。しかし、このような1ドットの差について、おけるアプリケーションソフト、プリンタドライバ、画像処理部での扱いが異なっていると、誤差となって現れることになる。600dpiの場合は、0.0423mmの誤差が生じることになる。
(1-3)アライメント調整による、チャートデータと画像データとのずれ:
画像データを扱う場合、画像データの転送効率が重要になる。この画像データの転送効率を考慮して、画像データを8/16/32/64ドットのいずれかの単位でまとめて転送することがある。このため、この単位に合致するように画像データを8/16/32/64ドットのいずれかの単位に合致するよう、末尾の半端な画素数をドット単位に丸めることがある。例えば、8ドットでアライメント調整されると、最大で8画素×0.0423mm≒0.399mmの調整がなされることになる。
従って、チャートによる両面画像形成位置調整が正確になされていたとしても、実際の画像形成において、用紙の後端で0.399mm程度の誤差が生じることになる。なお、両面画像形成では、一方の面の画像形成における後端が、他方の面の画像形成における先端に相当する。同様に、一方の面の画像形成における先端が、他方の面の画像形成における後端に相当する。この結果、用紙の両面の端部でそれぞれ0.399mm程度の位置ずれが発生することになる。この場合も、上述した図16及び図17と同様な状態が発生する。
(2)画像回転処理に伴うドットの位置ずれ発生:
元画像データの向きと画像形成装置の給紙部に備えられた用紙の向きの違い、あるいは、Nin1処理などのために、画像データを回転させることがある。この場合、コンピュータのアプリケーションソフト、または、プリンタドライバのいずれかで画像回転処理が実行される。
この場合に、画像回転処理の手法にもよるが、ラインバッファーの容量や回路構成に起因してより発生するもので、画像データを8/16/32/64ドットのいずれかの単位で取り扱うようにしている。また、この画像回転処理における誤差としては、主走査方向と副走査方向とで上述した取り扱いのドット単位数が異なることにも起因している。
ここで、画像回転処理に起因する位置ずれが用紙の両面で同じ方向に現れれば、相殺されて影響は生じない。一方、画像回転処理に起因する位置ずれが用紙の両面で異なる方向に現れれば、用紙両面で位置ずれが発生することになる。例えば、一方の面の画像回転が90°又は270°であって、他方の面の画像回転が0°又は180°の場合、上述した画像回転処理でのドット単位数の違いに起因するずれが発生する。
従って、どのような画像データに基づいてどのような画像形成を実行するかによって、位置ずれの発生状況が異なったものになり、チャートとは異なった状態になる。
本発明は、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消可能な画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法は、以下のように構成される。
(1)画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するための1頁分のチャートデータを記憶する記憶部とを有する画像形成装置、若しくは、同様な画像形成装置と制御装置と記憶装置とを有する画像形成装置、又は、画像形成装置や画像形成システムを制御する画像形成制御方法において、画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、前記チャートデータと前記ページデータとを参照し、前記チャートデータと前記ページデータとが同一サイズに規定されていながらデータを構成するドット数に差が存在する場合に、前記チャートデータを前記ページデータの画像サイズに合わせて新たなチャートデータを作成することにより前記ページデータ上でチャートデータを再生成し、前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成装置でチャートを画像形成するように制御する。
(2)以上の(1)において、前記制御部は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報を更に参照し、前記サイズ情報に合致したチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
(3)以上の(1)−(2)において、前記制御部は、画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記回転有無情報を更に参照し、前記回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
(4)以上の(1)−(3)において、前記制御部は、前記ページデータに含まれる所定の領域のイメージを前記ページデータから取得し、前記ページデータ上に前記イメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
(5)以上の(1)−(3)において、前記制御部は、前記ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
(6)以上の(1)−(5)において、前記制御部は、画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成部でチャートを画像形成するか否かを決定する。
(7)以上の(1)−(6)において、前記制御部は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報又は前記回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する。
上述の課題を解決する一態様としての画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法では、以下のような効果が得られる。
(1)本発明では、両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するための1頁分のチャートデータを記憶部に予め記憶しておき、チャートデータに基づいたチャートを画像形成して両面画像形成位置調整を実行する場合に、画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、チャートデータとページデータとを参照し、チャートデータとページデータとが同一サイズに規定されていながらデータを構成するドット数に差が存在する場合に、チャートデータをページデータの画像サイズに合わせて新たなチャートデータを作成することによりページデータ上でチャートデータを再生成し、再生成されたチャートデータに基づいてチャートを画像形成する。

このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。
すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(2)以上の(1)において、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報も参照し、ページデータ上でチャートデータを再生成する。
このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータのサイズ情報に合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、サイズ情報を含めてチャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。
この結果、チャートと通常の画像形成出力物との間の画像サイズの相違に起因する問題を解消することが可能になる。
すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(3)以上の(1)−(2)において、画像回転の有無に関する回転有無情報を更に参照し、回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるように、チャートデータを再生成する。
このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータの回転有無に合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、回転有無を含めてチャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。
この結果、チャートと通常の画像形成出力物との間の画像回転の相違に起因する誤差の問題を解消することが可能になる。
すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の誤差を解消を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(4)以上の(1)−(3)において、ページデータに含まれる所定の領域のイメージをページデータから取得し、ページデータ上にイメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが、ジョブデータのイメージを含んだ状態で再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。
すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消することが可能になり、更にイメージを含む状態で、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
また、画像の濃度(用紙上のトナーの存在比率)を実際の画像形成に近づけた状態のチャートを用いて、画像の濃度によって異なる搬送系のスリップの影響をも再現した状態での両面画像形成位置調整が可能になる。
(5)以上の(1)−(3)において、ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。
このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが、ジョブデータのイメージを含まない状態で再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。
この場合に、チャート中にイメージを含まないため、迅速にチャートを再生成することが可能になる。また、チャート中に秘密情報を含むことがないため、使用後のチャートの処分が容易である。
(6)以上の(1)−(5)において、画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、再生成されたチャートデータに基づいて画像形成部でチャートを画像形成するか否かを決定する。
すなわち、画像形成の開始前に、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消した状態での適切な両面画像形成位置調整を、確実に実行することが可能になる。
(7)以上の(1)−(6)において、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報をジョブデータから取得し、サイズ情報又は回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する。
すなわち、ジョブデータについてサイズや回転に関する条件がそれまでの条件と変化した場合に、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消した状態での適切な両面画像形成位置調整を、確実に実行することが可能になる。
本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画面表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画面表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画面表示例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態のチャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態のチャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態のチャートの様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 チャートの様子を示す説明図である。 従来の両面画像形成例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消する実施形態を詳細に説明する。
〔画像形成システムの構成〕
ここで、PC10と画像形成装置100とがネットワーク20を介して接続された画像形成システムの構成例を、図1と図2に基づいて詳細に説明する。
画像形成装置100は、画像形成装置100内の各部を制御する制御部101と、接続されている他の装置(PC10等)と通信するための通信部102と、利用者による操作入力の受け付けと画像形成装置100の状態表示とを行う操作表示部103と、各種設定を記憶する記憶部104と、給紙トレイに収容された用紙を給紙可能な給紙部105と、装置内で用紙を循環させつつ搬送する画像形成搬送部107と、撮像素子により原稿の画像を読み取って原稿画像データを生成する原稿読取部110と、画像形成する際の画像データや各種データを記憶するデータ記憶部130と、画像形成に必要な各種画像処理を実行する画像処理部140と、画像形成命令と画像データとに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部150と、用紙上に形成されたトナーによる画像を熱と圧力とで安定させる定着部160と、を備えて構成されている。
ここで、PC10からのジョブデータがネットワーク20を介して画像形成装置100に送られる。画像形成装置100では、ジョブデータを画像データに変換し、画像データに基づいた画像形成を実行する。
また、記憶部104は、両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するためのチャートデータを記憶している。
また、制御部101は、画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、チャートデータとページデータとを参照し、ページデータ上でチャートデータを再生成する制御を実行可能である。
〔画像形成装置、画像形成システムの動作〕
以下、図3以降のフローチャートを参照して、画像形成装置と画像形成システムの動作説明を行う。なお、この動作説明は、画像形成制御方法の処理手順でもある。
〔調整実行判定動作(1)〕
まず、本実施形態の両面画像形成位置調整を実行するか否かの調整実行判定処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
制御部101は、通信部102経由での外部PC10などからのジョブデータの受信を定期的に監視している(図3中のステップS1)。外部PC10などからプリントドライバを介してジョブデータが送られて来たと検知されると(図3中のステップS1でYES)、両面画像形成位置調整を実行するか否かの問い合わせ画面を操作表示部103に表示し、オペレータに対して問い合わせを行う(図3中のステップS2)。
図4に示す表示画面103G1は操作表示部103における通常時の表示画面であり、この表示画面103G1上にポップアップ画面103G11が表示されている。このポップアップ画面103G11では、「新たなジョブを受信しました。表裏調整機能を使用しますか」とのメッセージにより、両面画像形成位置調整を実行するか否かをオペレータに対して問い合わせしている。
ここで、オペレータが「いいえ」を選択した場合には、両面画像形成位置調整の実行が承諾されないので(図3中のステップS3でNO)、制御部101は調整実行判定処理を終了する(図3中の調整実行判定エンド)。
また、オペレータが「はい」を選択した場合には、両面画像形成位置調整の実行が承諾されたので(図3中のステップS3でYES)、制御部101は両面画像形成位置調整としてのメイン動作を実行する(図3中のステップS4)。
すなわち、制御部101は、画像形成しようとする新たなジョブデータが発生した場合に、画像形成の開始時又は開始前に、後述するメイン動作を実行するか否かを決定する。
なお、ここでは、オペレータに実行承諾を求めるようにしているが、これに限定されない。例えば、「新たなジョブを受信しました。表裏調整機能の実行が必要です。表裏調整機能を実行します」のように、制御部101が自動的に実行することを決定し、その結果をオペレータに通知する動作でも良い。
なお、この両面画像形成位置調整のメイン動作については、別のフローチャートを参照して詳細に説明する。
〔調整実行判定動作(2)〕
ここで、本実施形態の両面画像形成位置調整を実行するか否かの調整実行判定処理の他の例について、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、図3と同一処理については同一ステップ番号を付して重複した説明を簡略化する。
制御部101は、通信部102経由での外部PC10などからのジョブデータの受信を定期的に監視している(図5中のステップS1a)。外部PC10などからプリントドライバを介してジョブデータが送られて来たと検知されると(図5中のステップS1aでYES)、制御部101は、ジョブデータに基づいて画像形成を実行する際に、画像回転処理が含まれて居るか否かを判定する(図5中のステップS1b)。既に説明したように、画像回転処理が含まれていると、所定のドット単位数に応じて画像位置やサイズが変化することがある。このため、画像回転処理が含まれる場合には(図5中のステップS1bでYES)、制御部101は、両面画像形成位置調整を実行するか否かの問い合わせ画面を操作表示部103に表示し、オペレータに対して問い合わせを行う(図5中のステップS2)。
図6に示す表示画面103G1は操作表示部103における通常時の表示画面であり、この表示画面103G1上にポップアップ画面103G12が表示されている。このポップアップ画面103G12では、「画像回転処理が含まれます 表裏調整機能を使用しますか」とのメッセージにより、両面画像形成位置調整を実行するか否かをオペレータに対して問い合わせしている。
ここで、オペレータが「いいえ」を選択した場合には、両面画像形成位置調整の実行が承諾されないので(図5中のステップS3でNO)、制御部101は調整実行判定処理を終了する(図5中の調整実行判定エンド)。
また、オペレータが「はい」を選択した場合には、両面画像形成位置調整の実行が承諾されたので(図5中のステップS3でYES)、制御部101は両面画像形成位置調整としてのメイン動作を実行する(図5中のステップS4)。
すなわち、制御部101は、画像形成しようとする新たなジョブデータが発生した場合であって、そのジョブデータ中に画像回転処理が含まれる場合に、その画像形成の開始時又は開始前に、後述するメイン動作を実行するか否かを決定する。
なお、ここでは、オペレータに実行承諾を求めるようにしているが、これに限定されない。例えば、「画像回転処理が含まれます 表裏調整機能の実行が必要です 表裏調整機能を実行します」のように、制御部101が自動的に実行することを決定し、その結果をオペレータに通知する動作でも良い。
なお、この両面画像形成位置調整のメイン動作については、別のフローチャートを参照して詳細に説明する。
〔調整実行判定動作(3)〕
また、本実施形態の両面画像形成位置調整を実行するか否かの調整実行判定処理の更に他の例としては、以下のようなものが可能である。
制御部101は、前回処理したジョブデータと今回画像形成しようとするジョブデータとで、画像サイズに関して変更が生じている、あるいは、画像回転処理について変更が生じているといった場合に、調整メイン動作を実行するよう制御することも可能である。すなわち、前回のジョブデータと今回のジョブデータとで、画像サイズ相違や画像回転処理有無について全く変更が無い場合には調整メイン動作を実行しなくても良い。
一方、今回のジョブデータで画像サイズ相違や画像回転処理が無い場合であっても、前回のジョブで画像サイズ相違や画像回転処理が合った場合には、条件が前回と異なるため、調整メイン動作を実行することが望ましい。
〔メイン動作〕
以下、本実施形態における両面画像形成位置調整のメイン動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
前述したオペレータによる調整の承諾により、制御部101は図8の表示画面103G3を操作表示部103に表示する。ここでは、表示画面103G3のメッセージ領域に「表裏調整のタブをクリックして表裏調整を開始してください」と表示されている。そして、オペレータは、このメッセージに従って、表裏調整タブ103G3aをクリックする。
そして、制御部101は、後述するように、両面画像形成位置調整のためのチャートを作成する(図7中のステップS11)。ここで、チャートは、両面画像形成位置調整のための調整記号を用紙両面に含んで構成されている。このチャート作成としては、第1の手法として、記憶部104に記憶されているチャートデータをそのまま使用して、チャートを作成する。あるいは、このチャート作成として、第2の手法として、画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、記憶部104に記憶されているチャートデータと、取得したページデータとを参照し、ページデータ上でチャートデータを再生成することにより作成する。なお、このチャート作成については、他のフローチャートを参照して詳細に説明する。
そして、オペレータが表示画面103G3において調整チャート出力タブ103G3bをクリックすると、制御部101は、作成されたチャートを画像形成部150で画像形成する。
その後、制御部101は、画像形成されたチャートを原稿読取部110で読み取らせるように、図示されない表示画面を操作表示部103に表示する。オペレータがチャートを原稿読取部110にセットし、調整チャートスキャンタブ103G3cをクリックすると、制御部101は、チャートを読み取ると共にチャート両面の調整記号の位置ずれを算出して、両面画像形成位置調整を実行する(図7中のステップS12)。
さらに、両面画像形成位置調整が実行された状態で、制御部101は更にチャートを補正後チャートとして画像形成部150で画像形成して出力するように制御する(図13中のステップS13)。この補正後チャートについては、オペレータが両面の調整記号の位置ずれを確認して、微調整(図7中のステップS15)が必要か(図7中のステップS14でNG)、両面画像形成位置調整は完了しているか(図7中のステップS14でOK)を判定する(図7中のステップS14)。
なお、微調整が必要と判定された場合(図7中のステップS14でNG)、オペレータが操作表示部103から微調整値を入力することが可能である。制御部101は、入力された微調整値に応じて両面画像形成位置調整の微調整を実行する(図7中のステップS15)。
さらに、オペレータにより両面画像形成位置調整は完了していると判定された場合(図7中のステップS14でOK)、制御部101は、両面画像形成位置調整により得られた調整パラメータを記憶部104に保存する(図7中のステップS16)。
なお、この調整パラメータは、両面画像形成の際の各面の位置調整のデータである。そして、制御部101は、ジョブデータに基づいて画像形成を実行する際には、保存された調整パラメータを用いて用紙両面で画像の位置が一致するように制御を行う。
〔チャート作成動作(1)〕
以下、本実施形態における両面画像形成位置調整におけるチャート作成動作(図7中のステップS11)について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部101は、画像形成しようとするジョブデータを取得する(図9中のステップS111)。
そして、制御部101は、両面画像形成位置調整におけるチャートとして、記憶部104に記憶されているチャート(内蔵チャート)をそのまま使用するか、あるいは、記憶部104に記憶されているチャートデータとジョブデータから取得したページデータとを参照してページデータ上でチャートデータを再生成するか、を判断する(図9中のステップS112)。
ここで、制御部101は、ジョブデータを参照して、ジョブデータ中の画像データの解像度と画像形成部150の解像度とを比較し、解像度が一致していれば内蔵チャートを使用すると判断し、解像度が不一致であればチャートを再生成すると判断する。既に説明したように、解像度の変換を行うと画像サイズがドット数に微妙な差が発生するため、内蔵チャートをそのまま使用すると通常の画像形成出力と一致しない状態になるためである。
なお、ここでは解像度の差として説明したが、ジョブデータ中の画像データのドット数と画像形成部150で画像形成する用紙におけるドット数との比較であっても良い。
また、制御部101は、ジョブデータを参照して、ジョブデータ中の画像データを画像形成する際に、画像回転処理が必要になるか否かを判定し、画像回転処理が存在しなければ内蔵チャートを使用すると判断し、画像回転処理が存在しればチャートを再生成すると判断する。既に説明したように、画像回転処理が含まれていると、所定のドット単位数に応じて画像位置やサイズが変化することがあるためである。
制御部101によって内蔵チャートをそのまま使用すると判断された場合(図9中のステップS112でYES)、制御部101の制御により、記憶部104からチャートデータを読み出して、予め定められたサイズのチャート画像を作成し(図9中のステップS113)、このチャート画像を画像形成部150で画像形成出力する(図9中のステップS115)。
一方、制御部101によって内蔵チャートをそのまま使用せずにジョブチャートとしてチャートを再生成すると判断された場合(図9中のステップS112でNO)、制御部101は、記憶部104からチャートデータと、ジョブデータから取得したページデータ(先頭頁などの1頁分の画像データ)とを参照して、ページデータ上でチャートデータを再生成する(図9中のステップS114)。そして、制御部101は、この再生成されたチャートによるチャート画像を画像形成部150で画像形成出力する(図9中のステップS115)。
ここで、ページデータ上にチャートデータを再生成しているため、ジョブデータに含まれるページデータのイメージの任意の領域をチャートに含めることも可能である。
なお、このジョブチャートの作成(図9中のステップS114)については、別なフローチャートを使用して詳細に説明する。
また、この実施形態において、「ジョブチャート」とは、内蔵チャートと区別するための名称であり、ページデータ上でチャートデータを再生成して作成されたチャートを意味している。
〔チャート作成動作(2)〕
以下、本実施形態における両面画像形成位置調整におけるチャート作成動作(図7中のステップS11)の第2例について、図10のフローチャートを参照して説明する。なお、図10において、図9と同一処理については同一ステップ番号を付して重複した説明を簡略化する。
まず、制御部101は、画像形成しようとするジョブデータ中のサイズ情報を取得する(図10中のステップS111’)。ここで、サイズ情報とは、ジョブデータに基づいて画像形成する画像データのドット数などを意味している。
そして、制御部101は、両面画像形成位置調整におけるチャートとして、記憶部104に記憶されているチャート(内蔵チャート)をそのまま使用するか、あるいは、記憶部104に記憶されているチャートデータとジョブデータから取得したページデータとを参照してページデータ上でチャートデータを再生成するか、を判断する(図10中のステップS112)。
ここで、制御部101は、ジョブデータ中のサイズ情報を参照して、ジョブデータ中の画像データのドット数と画像形成部150で用紙上に画像形成する際のドット数とを比較し、ドット数が一致していれば内蔵チャートを使用すると判断し、ドット数が不一致であればチャートを再生成すると判断する。既に説明したように、ドット数の微妙な差が存在すると、内蔵チャートをそのまま使用した場合に通常の画像形成出力と一致しない状態になるためである。
制御部101によって内蔵チャートをそのまま使用すると判断された場合(図10中のステップS112でYES)、制御部101の制御により、記憶部104からチャートデータを読み出して、予め定められたサイズのチャート画像を作成し(図10中のステップS113)、このチャート画像を画像形成部150で画像形成出力する(図10中のステップS115)。
一方、制御部101によって内蔵チャートをそのまま使用せずにジョブチャートとしてチャートを再生成すると判断された場合(図10中のステップS112でNO)、制御部101は、記憶部104からチャートデータと、ジョブデータから取得したサイズ情報とを参照して、白紙のページデータ上でチャートデータを再生成する(図10中のステップS114)。そして、制御部101は、この再生成されたチャートによるチャート画像を画像形成部150で画像形成出力する(図10中のステップS115)。
なお、このジョブチャートの作成(図10中のステップS114)については、別なフローチャートを使用して詳細に説明する。
〔ジョブチャート作成動作〕
以下、本実施形態における両面画像形成位置調整におけるジョブチャート作成動作(図9・図10中のステップS114)について、図11のフローチャートを参照して説明する。
制御部101は、ジョブチャートとして、ページデータのイメージを使用するか否かを判断する(図11中のステップS1141)。ジョブチャートにページデータのイメージを使用するか否かについては、予め定められた初期設定、又は、オペレータからの指定のいずれであっても良い。
ジョブチャートにページデータのイメージを使用しない設定である場合には(図11中のステップS1141でNO)、制御部101は、両面画像形成位置調整のための調整記号を用いて(図11中のステップS1143)、白紙のページデータ上にチャートデータを再生成する(図11中のステップS1146)。ここで、ページデータ上にチャートデータを生成するとは、内蔵チャートデータCTorg(図12(a))を、ページデータPGdata(図12(b))の画像サイズに合わせて、新たなチャートデータCTjob(図12(c))を作成することを意味している。なお、ここでは、ページデータのイメージを使用しない設定である場合の例を示している。
この場合に、チャート中にイメージを含まないため、迅速にチャートを再生成することが可能になる。また、チャート中に秘密情報を含むことがないため、使用後のチャートの処分が容易である。また、トナーの無駄遣いも防止できる。
ジョブチャートにページデータの全体のイメージを使用する設定である場合には(図11中のステップS1141でYES、S1142でYES)、制御部101は、両面画像形成位置調整のための調整記号とページデータの全体イメージを用いて(図11中のステップS1144)、ページデータ上にチャートデータを再生成する(図11中のステップS1146)。ここで、ページデータ上にチャートデータを生成するとは、内蔵チャートデータCTorg(図13(a))を、ページデータPGdata(図13(b))の画像サイズに合わせて、新たなチャートデータCTjob(図13(c))を作成することを意味している。なお、ここでは、ページデータの全体のイメージを使用する設定である場合の例を示しており、調整記号の周囲の白抜き部分を除いてページデータのイメージを使用している。
この場合、チャート中で調整記号以外の領域ではページデータのイメージを利用するため、画像の濃度(用紙上のトナーの存在比率)を実際の画像形成に近づけた状態のチャートを用いて、画像の濃度によって異なる搬送系のスリップの影響をも再現した状態での両面画像形成位置調整が可能になる。
ジョブチャートにページデータの一部の指定された領域のイメージを使用する設定である場合には(図11中のステップS1141でYES、S1142でNO)、制御部101は、両面画像形成位置調整のための調整記号とページデータの一部領域のイメージを用いて(図11中のステップS1145)、ページデータ上にチャートデータを再生成する(図11中のステップS1146)。ここで、ページデータ上にチャートデータを生成するとは、内蔵チャートデータCTorg(図14(a))を、ページデータPGdata(図14(b))の画像サイズに合わせて、新たなチャートデータCTjob(図14(c))を作成することを意味している。なお、ここでは、ページデータの一部の指定された領域のイメージを使用する設定である場合の例を示しており、ページデータの頁番号周囲のイメージを使用している。
この場合、チャート中で調整記号以外の領域において、ページデータの指定された領域のイメージを利用するため、特に確認したい領域についての確認が可能であるものの、チャート中に一部のみのイメージであるため、迅速にチャートを再生成することが可能になる。また、トナーの無駄遣いも防止できる。
なお、以上のステップS1143,S1144,S1145のいずれの場合でも、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
〔データ保存動作〕
以下、本実施形態における両面画像形成位置調整におけるデータ保存動作(図7中のステップS16)について、図15のフローチャートを参照して説明する。
図7の両面画像形成位置調整のメイン動作において、オペレータにより両面画像形成位置調整は完了していると判定された場合(図7中のステップS14でOK)、制御部101は、両面画像形成位置調整の実行により得られた調整パラメータを、記憶部104にジョブデータと関連付けて保存する(図7中のステップS16)。
ここで、内蔵チャートをそのまま使用して両面画像形成位置調整を実行した場合には(図15中のステップS161でYES)、制御部101は、調整パラメータをペーパープロファイルに関連付けて保存する(図15中のステップS162)。この動作は従来の一般的な両面画像形成位置調整と同じである。
一方、内蔵チャートをそのまま使用せず、ページデータ上にチャートデータを再生成した場合(図15中のステップS161でNO)、制御部101は、調整パラメータをジョブデータに関連付けて保存する(図15中のステップS163)。従って、このジョブデータの画像形成を実行する際には、関連付けて保存された調整パラメータによって両面画像形成位置調整が実行される。
〔実施形態により得られる効果〕
(1)以上の実施形態では、両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するためのチャートデータを予め記憶しておき、チャートデータに基づいたチャートを画像形成して両面画像形成位置調整を実行する場合に、画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、チャートデータとページデータとを参照し、ページデータ上でチャートデータを再生成し、再生成されたチャートデータに基づいてチャートを画像形成する。このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(2)以上の(1)において、本実施形態では、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報も参照し、ページデータ上でチャートデータを再生成する。このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータのサイズ情報に合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、サイズ情報を含めてチャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。この結果、チャートと通常の画像形成出力物との間の画像サイズの相違に起因する問題を解消することが可能になる。すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(3)以上の(1)−(2)において、本実施形態では、画像回転の有無に関する回転有無情報を更に参照し、回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるように、チャートデータを再生成する。このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータの回転有無に合致した状態のチャートデータが再生成されることにより、回転有無を含めてチャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。この結果、チャートと通常の画像形成出力物との間の画像回転の相違に起因する誤差の問題を解消することが可能になる。すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の誤差を解消を解消することが可能になり、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。
(4)以上の(1)−(3)において、本実施形態では、ページデータに含まれる所定の領域のイメージをページデータから取得し、ページデータ上にイメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが、ジョブデータのイメージを含んだ状態で再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。すなわち、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間の差異を解消することが可能になり、更にイメージを含む状態で、適切な両面画像形成位置調整が可能になる。また、画像の濃度(用紙上のトナーの存在比率)を実際の画像形成に近づけた状態のチャートを用いて、画像の濃度によって異なる搬送系のスリップの影響をも再現した状態での両面画像形成位置調整が可能になる。
(5)以上の(1)−(3)において、本実施形態では、ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する。このため、チャートを読み取って両面画像形成位置調整を実行する場合において、実際に画像形成しようとしているジョブデータに含まれるページデータに合致した状態のチャートデータが、ジョブデータのイメージを含まない状態で再生成されることにより、チャートが画像形成出力物と等しい状態で画像形成されるようになる。この場合に、チャート中にイメージを含まないため、迅速にチャートを再生成することが可能になる。また、チャート中に秘密情報を含むことがないため、使用後のチャートの処分が容易である。
(6)以上の(1)−(5)において、本実施形態では、画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、再生成されたチャートデータに基づいて画像形成部でチャートを画像形成するか否かを決定する。すなわち、画像形成の開始前に、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消した状態での適切な両面画像形成位置調整を、確実に実行することが可能になる。
(7)以上の(1)−(6)において、本実施形態では、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報をジョブデータから取得し、サイズ情報又は回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する。すなわち、ジョブデータについてサイズや回転に関する条件がそれまでの条件と変化した場合に、画像形成出力されたチャートと通常の画像形成出力物との間のサイズ等の誤差を解消を解消した状態での適切な両面画像形成位置調整を、確実に実行することが可能になる。
〔その他の実施形態〕
以上の説明では、画像形成装置100内の制御部101が各種制御を行うようにしていたが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置100と通信可能な外部PCが上述した各種制御を実行する画像形成システムとすることも可能である。また、画像形成装置100と通信可能な外部PC内のプリンタドライバが上述した各種制御を実行することも可能である。
また、上述した制御を制御部101ではなく、画像形成装置100とは独立した制御装置が実行する画像形成システムや画像形成制御方法も可能である。
以上の場合、外部PCやプリンタドライバや制御装置が、必要なジョブデータについての情報を画像形成装置100から取得した上で各種の判断や処理を実行すれば良い。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
107 画像形成搬送部
110 原稿読取部
130 データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
160 定着部

Claims (21)

  1. 画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、
    前記画像形成部における画像形成を制御する制御部と、
    両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するための1頁分のチャートデータを記憶する記憶部と、を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、
    前記チャートデータと前記ページデータとを参照し、前記チャートデータと前記ページデータとが同一サイズに規定されていながらデータを構成するドット数に差が存在する場合に、前記チャートデータを前記ページデータの画像サイズに合わせて新たなチャートデータを作成することにより前記ページデータ上でチャートデータを再生成し、
    前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成部でチャートを画像形成するように制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報を更に参照し、前記サイズ情報に合致したチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記回転有無情報を更に参照し、前記回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項1−2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記ページデータに含まれる所定の領域のイメージを前記ページデータから取得し、前記ページデータ上に前記イメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成部でチャートを画像形成するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報又は前記回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項1−6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 画像データに基づいて画像形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置における画像形成を制御する制御装置と、
    両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを画像形成するための1頁分のチャートデータを記憶する記憶装置と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記制御装置は、
    画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを取得し、
    前記チャートデータと前記ページデータとを参照し、前記チャートデータと前記ページデータとが同一サイズに規定されていながらデータを構成するドット数に差が存在する場合に、前記チャートデータを前記ページデータの画像サイズに合わせて新たなチャートデータを作成することにより前記ページデータ上でチャートデータを再生成し、
    前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成装置でチャートを画像形成するように制御する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記制御装置は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報を更に参照し、前記サイズ情報に合致したチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記制御装置は、画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記回転有無情報を更に参照し、前記回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項8−9のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御装置は、前記ページデータに含まれる所定の領域のイメージを前記ページデータから取得し、前記ページデータ上に前記イメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項8−10のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御装置は、前記ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項8−10のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  13. 前記制御装置は、画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成装置でチャートを画像形成するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項8−12のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御装置は、画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報又は前記回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項8−13のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  15. 画像データに基づいて画像形成装置が画像形成すると共に、両面画像形成位置調整のための調整記号を含むチャートを1頁分のチャートデータに基づいて画像形成するよう制御装置が前記画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
    前記制御装置は、
    画像形成しようとするジョブデータに含まれる1頁分の画像データであるページデータを記憶装置から取得し、
    前記チャートデータと前記ページデータとを参照し、前記チャートデータと前記ページデータとが同一サイズに規定されていながらデータを構成するドット数に差が存在する場合に、前記チャートデータを前記ページデータの画像サイズに合わせて新たなチャートデータを作成することにより前記ページデータ上でチャートデータを再生成し、
    前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成装置でチャートを画像形成するように制御する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  16. 画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報を更に参照し、前記サイズ情報に合致したチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成制御方法。
  17. 画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記回転有無情報を更に参照し、前記回転有無情報に合致した状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項15−16のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  18. 前記ページデータに含まれる所定の領域のイメージを前記ページデータから取得し、前記ページデータ上に前記イメージを含んだ状態でチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項15−17のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  19. 前記ページデータのイメージを含まない状態のチャートが形成されるようにチャートデータを再生成する、
    ことを特徴とする請求項15−17のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  20. 画像形成しようとするジョブデータが存在する場合に、画像形成の開始時又は開始前に、前記再生成されたチャートデータに基づいて前記画像形成装置でチャートを画像形成するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項15−19のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  21. 画像又は用紙のサイズに関するサイズ情報と画像回転の有無に関する回転有無情報を前記ジョブデータから取得し、前記サイズ情報又は前記回転有無情報が対応する直前の情報から変化していれば、チャートデータの再生成と該チャートの画像形成とを実行するか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項15−20のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
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