JP6413185B2 - 捕虫器 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光灯に誘引され、飛来する蠅などの飛翔昆虫を粘着シートで捕獲する捕虫器に関する。
従来から蠅などの飛翔昆虫を光で誘引して捕獲する捕虫器が色々と提案されている。
飛翔昆虫が灯に引き寄せられる性質を利用して捕獲する捕虫器としては、粘着シートで飛翔昆虫を捕獲するタイプ、電灯の下に薄い布からなる袋を設け、電灯に集まる飛翔昆虫を送風により袋に入れて出られなくするタイプ、高電圧部分に飛来した飛翔昆虫に放電して死滅させるタイプなどが提案されている。
蛍光灯で飛翔昆虫を誘引し、粘着シートで捕獲する捕虫器は、利便性に優れると共に効率的に捕虫することが出来るために、食品関連の工場や施設で多く採用されている。
しかし、多くは大型で高価であるだけでなく、高所や壁面に固定するタイプがほとんどであり、捕虫器を自由に移動したりすることを考慮したものではなく、自由度のないものであった。
飲食店や小売店などにおいて、顧客が捕虫器を目にする場合は、粘着シートを外観からは見えなくするため、半透明カバーなどで覆われる。そのため、飛翔昆虫が蛍光灯に引き寄せられる性質を利用して捕獲する捕虫器としては、半透明カバーが蛍光灯の誘引機能を低下させる問題があった。
また、飛翔昆虫を誘引する蛍光灯(誘引灯)の外側に粘着シートが取り付けられるが、粘着シートと蛍光灯との間には、飛翔昆虫が侵入できる空間があるため、飛翔昆虫がその中に侵入して、蛍光灯を汚す問題がある。また、飲食店などでは、調理時に発生する微細な油粒子が蛍光灯に付着するため、それによって捕虫効果を低下させる問題がある。さらに汚れた蛍光灯を清掃するなどのメンテナンスも必要となるため、取り扱いが面倒であるなどの問題があった。
下記特許文献1の発明は、本発明者等が開発したものであるが、本発明は、壁などに固定するものである。この蛍光灯は、粘着シートと本体器具で覆われているが、蛍光灯の光は、捕虫器の一面の開口部からだけ拡散するから、誘引効率が落ちる問題があった。また大型の捕虫器であり、コスト面においても、小規模の店舗や家庭用としては適さないものであった。
下記特許文献2の発明は、粘着シートが蛍光灯の背面に位置するために、粘着シートの交換が煩雑であると共に、蛍光灯が露出しているために、蛍光灯を汚すことがあり、清掃面でも煩雑となる問題がある。また持ち運びができないため、小規模の店舗や家庭用としては、適さないものであった。
ベンハー芙蓉(株)、朝日産業(株)、(株)ピオニーコーポレーションなどのホームページ(下記非特許文献参照)には、様々な蛍光灯に誘引される飛翔昆虫を粘着シートで捕獲する捕虫器が掲載されている。
しかしながら、これらの先行技術文献には、(1)透明な粘着剤シートをアーチ状にして蛍光灯の三面を被うことで光の拡散を広範囲にし、(2)蛍光灯が粘着シートと捕虫器本体や遮蔽板で覆うことにより、蛍光灯を汚すことなく清掃の煩雑さをなくし、(3)粘着シートの交換が安易で、(4)軽量かつ小型で自由に持ち運ぶことができ、テーブル上や壁に掛けることが出来る要件を備え持つ捕虫器は掲載されていない。
特許第4660099号公報 特許第2599101号公報
ベンハー芙蓉株式会社 ホームページ 商品名ムシポン 朝日産業株式会社 ホームページ 商品名ムシポリス 株式会社ピオニーコーポレーション ホームページ 商品名捕虫器 シリーズ(工場用、店舗用)
本発明は、捕虫シート(以下、粘着シートに固定板を付けたものを捕虫シートと呼ぶ、また使用時には離型紙を剥がす)の交換が容易で、飛翔昆虫を誘引する光源となる蛍光灯などの光を効果的に拡散させて捕虫効果の低下を防ぎ、加えて光源が飛翔昆虫や調理時に発生する油煙等によって汚れるのを防ぎ、さらに捕虫器を天井や壁面に固定することなく手軽に床面、テーブル上、壁面などに移動できる捕虫器を提供することを課題とする。
図12は、本発明の捕虫器を説明するための説明概念図である。この図において、捕虫器Mは、飛翔昆虫を引き寄せる光源Lと、粘着剤が表面に塗布された四角形の透明基材フィルムをアーチ状(U字状を含む)に湾曲させた状態で前記光源Lから離間(離間距離は10mmから60mm程度が良い。)させ、粘着剤が塗布された前記表面を外にして被せる捕虫シートSと、前記捕虫シートSの、前記光源Lが露出している面を塞いで飛翔昆虫の侵入を防止する本体板H並びに遮蔽板SYとを備えている。
ここで、四角形の捕虫シートSをアーチ状に曲げて光源Lに被せると、補虫シートSで形成されるアーチ状の三つの側面が開放状態となるから、開放された一側面又は二側面を本体板Hで覆い、残りの二側面又は一側面を遮蔽板SYで覆う構成とする。図12では、斜線で示す両サイドの二側面を遮蔽板SYで覆い、底面を本体板Hで覆っているが、底面と一側面を本体板Hで覆い、残りの一側面を遮蔽板SYで覆っても良い。さらに、一側面を本体板Hとし、残りの二側面を遮蔽板SYで覆う構成であってもよい。したがって、本発明においては、本体板Hと遮蔽板SYの配置は、図12の形態には、限定されない。こうした構成により、飛翔昆虫は捕虫シートSで捕獲され、捕虫器Mの設置場所が厨房などの場合は、光源Lが捕虫シートS、遮蔽板SY、本体板Hで覆われて、調理で飛散する油分などが補虫シートSで囲まれた内部に侵入しないから、光源Lとしての蛍光灯などは汚れない。
本発明は、飛翔昆虫を引き寄せる光を発光する光源と、粘着剤が表面に塗布された四角形の透明基材フィルムを湾曲させた状態で前記光源から距離を置き、前記表面を外にして被せる捕虫シートと、前記捕虫シートで覆われていない前記光源が露出している面を塞いで飛翔昆虫の侵入を防止する本体板並びに遮蔽板とを備えた捕虫器にあって、前記捕虫シートの対向する二辺には、前記遮蔽板と前記本体板とに脱着自在に取り付けられる固定板を具備し、それらの固定板でもって前記捕虫シートがアーチ状に支持されていることを特徴とする。
前記捕虫シートSの対向する二辺には、前記遮蔽板SYと前記本体板Hとに脱着自在に取り付けられる固定板Kを具備し、それらの固定板Kでもって前記捕虫シートSがアーチ状に支持されるものである。この捕虫シートSは、捕虫器Mの形態に合わせて適宜な大きさのものを選択することができる。また、固定板Kの材質(たとえばプラスチックや厚紙や鋼板など)は任意に決めればよく、簡単に交換できるものとする。この固定板Kを設けることにより、粘着剤の塗布された部分が手に付くのを防止して、取り扱い易くしている。そして、補虫シートSが装着されると、それがアーチ状に湾曲するから、飛翔昆虫を誘引する光源Lの光を周囲に効果的に拡散させて誘引効率を高めることが出来る。
本発明の捕虫器は、前記固定板と前記本体板の当接面、並びに前記固定板と前記遮蔽板の当接面には、これらを嵌合する複数個の係合部が設けられ、これらの係合部は一方を他方に差し込んで係合する形状となっている、又は前記固定板が鋼板の場合は前記本体板及び前記遮蔽板に磁石が設けられていることを特徴とする。
この係合部Rは、例えば、一方が突起であると、他方がその突起を差し込む孔、又は、その突起を挟み込む溝で構成することができるが、これらには限定されない。また、遮蔽板SYが一面だけの場合などは、アーチ状に保つためにガイド棒、ガイド凸部、ガイド板などを本体板Hに設ければよい。これにより、捕虫シートSの脱着が容易になるとともに、捕虫シートSの固定板Kを、直交する二面となる遮蔽板SYと本体板Hとでしっかりと保持することができる。したがって、捕虫シートSを所望の姿勢で確実に保持することができる。
光源Lとしては、直管式または電球形の蛍光灯、白熱電球またはLED電球等を使用することができる。蛍光灯は、市販の安価なものを使用することができ、LED電球を使用する場合は、電池で点灯させることができるから、配電設備のない場所でも手軽に設置することができる。
本体板Hは、例えば、金属製とし、そこに光源Lとしての電球形蛍光灯や小容量ワット直管式蛍光灯などを配置し、必要に応じて金属製U字状格子枠体Fを着脱自在に取り付ける。また、本体板Hは、捕虫シートSの一側面又は二側面を覆うものであり、一側面に設ける場合は、四角形または円形の平面板となる。また、二側面に設ける場合は、本体板HはL字状、又は、一面が平面板とし、他の一面を曲面板とするなど、種々の形状から任意に選択することができる。これらの本体板Hに前記光源L、捕虫シートS、金属製U字状格子枠体Fを取り付けることにより、捕虫器Mは様々な形態とすることができる。
本発明の捕虫器は、前記本体板を床面又はテーブル上に設置でき、更に前記本体板に取り付け孔が設けられていることにより、壁に掛けて設置できることを特徴とする。
また、本体板に壁掛け用の取り付け孔および持ち運び用の捕虫器持手19を設け、前記捕虫シートに離間(離間距離は10mmから30mm程度が良い。)させて被せる金属製U字状格子枠体を、前記本体板に着脱自在に固定するようにしたので、捕虫器Mが小さく軽量となり、持ち運びも容易になり、またテーブルに置いたり壁に設けたフックに掛けたりし使用することも出来る。
本発明によれば、光源Lをアーチ状(U字状を含む)にした捕虫シートSで被うようにしたから、飛翔昆虫を引き寄せる光源Lの光を効果的に拡散させて捕虫効果を高めることができる。また、捕虫シートSで覆われていない面を遮蔽板SYや本体板Hで塞いで飛翔昆虫が内部に侵入できないようにしたから、光源Lを飛翔昆虫や油煙等で汚すおそれがなくなる。さらに、捕虫シートSは剥き出しの光源Lに脱着自在に被せるだけであるから、補虫シートSの交換作業が極めて簡単にできる。さらに、金属製U字状格子枠体Fで捕虫シートSを保護すれば、捕虫器Mを固定することなく、自由に持ち運ぶことができ、業務用だけでなく一般家庭用としても使用でき、かつ安価な捕虫器Mとすることができる。
捕虫器Aに使用する捕虫シートの平面図 図1のX−X線断面図 図1のY−Y線断面図 直管式蛍光灯を使用した捕虫器Aの正面図 直管式蛍光灯を使用した捕虫器Aの右側面図 直管式蛍光灯を使用した捕虫器Aの分解斜視図 図4のX−X線拡大断面図 図4のY−Y線拡大断面図 電球形蛍光灯を使用した捕虫器Bの正面図 電球形蛍光灯を使用した捕虫器Bの右側面図 電柱形蛍光灯を使用した捕虫器Bの分解斜視図 本発明の特徴を説明するための説明概念図
以下、本発明に係る捕虫器Mの実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。なお、図1〜図8(図1〜図3は捕虫シートの図である。)は、アーチ状に湾曲させた補虫シート15(S)の底面を本体板10(H)で覆った実施形態であり、図9〜図11は、その捕 虫シート15(S)の底面とそれと直交する一側面とを本体板10(H)で覆った実施形 態を示す。これらの図において、前者の実施形態に係る補虫器MをA,後者の実施形態に 係る補虫器MをBとしている。
図1は、これらの実施形態に使用する捕虫シート15(S)の一例を示す平面図。図2は、図1のX−Xの断面図、図3は、Y−Yの断面図を示す。これらの図において、粘着シート1は、四角形の透明基材フィルム7で形成され、その表面には、周縁の一部の領域を残して、粘着剤6が全面に塗布されている。またその粘着シート1の両端部には、接着剤9を介して固定板8(K)がそれぞれ取り付けられ、その固定板8(K)の端部には、素手で持てる持手部2が形成されている。この捕虫シート15(S)は、湾曲させた状態で、粘着剤6が塗布された面を外に向けて光源Lに被せることのできる十分なサイズを備えている。
固定板8(K)が取り付けられていない他の二辺には、縁から3mmから10mmの範 囲で粘着剤6が塗布されていない領域を設けている(図3参照)。これにより、捕虫シー ト15(S)の開放された側面を後述の遮蔽板14(SY)や本体板10(H)で塞ぐと きに、これらに粘着剤6が付着しないようにしている。また、粘着剤6を塗布していない 部分は、離型紙5を剥がす際に剥がし易くする役目もする。
また、この固定板8(K)には、後述の本体板10(H)や遮蔽板14(SY)と連結す るために二カ所の係合部R(係合凹部3、係合凸部4)が設けられている。
光源Lとしては、直管式蛍光灯、電球形蛍光灯、ツイン蛍光灯などの6ワットから32ワット程度の蛍光灯を使用する。また、電球形蛍光灯やツイン蛍光灯は、直接電源に繋ぐことが出来るため、小型の補虫器に適している。直管式蛍光灯としては、小ワットの10ワット形、15ワット形などから選択すればよい。電球形蛍光灯としては、定格消費電力が10、11、12ワット(60W省電力形)から選択する。ツイン蛍光灯としては、6,9,13,18,23,27,32ワットから選択すればよい。また、40、60、100ワットの白熱電球を選択することもできる。 さらに、より利便性を高めるためには、電力消費量の少ないLED電球を使用すれば良い。その場合は、本体に電池とスイッチを設ければ済むので、電気コードやコンセントの必要がなくなり、より小型化・軽量化が図れると共に、コンセントの場所に制約されることなく捕虫器Mを使用することができる。
図4〜図8は、直管式蛍光灯13を使用した実施例を示す。この実施例では、補虫シート15(S)をアーチ状に形成したときに、その底面部分に本体板10(H)を配置し、その両側面に遮蔽板14(SY)を配置する。本体板10(H)は、金属製のプレートで構成され、そこには、蛍光灯本体11と、その両サイドに配置する遮蔽板14(SY)と が取り付けられる。そして、その蛍光灯本体11全体を覆うように、アーチ状に湾曲させ た補虫シート15(S)をその上から被せる。その補虫シート15(S)の本体板10(H)への取り付けは、固定板8(K)の係合凸部4を遮蔽板14(SY)に設けた係合孔部21に差し込み、他方の係合凹部3を図6の遮蔽板14(SY)に設けた係合凹部22に差し込むことによって取り付ける。これらの係合部Rは、直交する二方向からの係合となるため、対向するそれぞれの遮蔽板14(SY)に着脱自在に固定することができる。
この本体板10(H)と遮蔽板14(SY)との連結は、溶接による接合の他、本体板10(H)に設けたスリットに遮蔽板14(SY)の突起を差し込み、そのスリットから 出た突起の先端部分を折り曲げて本体板10(H)の底面に沿わせる等、適宜な構成を採ることができる。また、この実施例の捕虫器Aは、テーブルに置くことを基本とするが、 持ち運んだり壁に掛けたりするために、本体板10(H)に壁掛け用の取り付け孔18と、捕虫器持手19を設けている。
捕虫シート15(S)を直管式蛍光灯13に被せるときは、蛍光灯13より20mm離してアーチ状に取り付けた。その際、図5に示すように、捕虫シート15(S)の両サイドが遮蔽板14(SY)の上から被さるように取り付ける。また、捕虫シート15(S)をアーチ状に保持するためには、遮蔽板14(SY)の縁に捕虫シートの非粘着面を添わせればよい。
さらに、補虫シート15(S)が剥き出しのままであるから、その外側に20mm離して金属製U字状格子枠体16を本体板10(H)に取り付ける。その取り付けは、図6、図7に示すように、金属製の本体板10(H)の四隅を一部浮き上がらせてフック状の固定部17を形成し、そこに、U字状に湾曲させた金属製U字状格子枠体16の裾フレームを差し込んで固定する。その際、裾フレームを外側に少し広げておくと、それが固定部17に挟み込まれたときに裾フレームのバネ力によって金属製U字状格子枠体16を固定部17に保持させることができる。図7は、金属製U字状格子枠体16の裾フレームが本体板10の固定部17に挿入されて固定されている状態を示す。なお、この実施例では光源Lとして、小泉電器製の直管式蛍光灯器具型番BHG4301 78Z(蛍光灯本体11および10ワット蛍光灯)を使用している。
図9〜図11に示すものは、本体板10(H)をL字状に曲げ、その二側面でアーチ状の捕虫シート15(S)の二側面を覆うようにしたものである。この実施例では、電球形蛍光灯23を使用する。なお、図9は、捕虫器Bの正面図、図10は、その右側面図、図 11は、捕虫器Bの主要部を分離した状態の斜視図である。
これらの図において、この実施例の本体板10(H)は、底面および背面からなるL字状の金属板からなり、その本体板10(H)の底面に磁器製レッセプ24を設置し、そこに電球形蛍光灯23を取り付けている。さらに捕虫シート15(S)を取り付けるために、底面と背面が交差する底面側に係合孔部28を設け、そこに固定板8(K)の係合凸部4を差し込んでいる。また、捕虫シート15(S)の上端開口部を塞ぐ遮蔽板14(SY)には、実施例1と同様に係合凹部22を設けて、そこに固定板8(K)の係合凹部3を差し込んでいる。
さらに、捕虫シート15(S)の下端部の変形を防止するために、本体板10(H)には、位置規制ガイド凸部27を設けている。このガイド凸部27は、アーチ状に曲げられた捕虫シート15(S)の頂点部分の内側に沿うように設けられている。また、磁器製レセップ24の両サイドには、本体板10と遮蔽板14とを連結する2本のガイド棒26が取り付けられ、そのガイド棒26でU字状の捕虫シート15(S)を安定させている。また、このガイド棒26を、電球形蛍光灯23の上方でアーチ状に連結することにより、そのアーチ部分を、捕虫器Bを持ち運ぶ捕虫器持手19としている。
また、本体板10(H)の底面には、金属製U字状格子枠体16の位置決め用の5つの位置固定ガイド凸部25を設けている。
また、本体板10(H)の背面側には、金属製U字状格子枠体16を固定するための一対の固定部17を設けることで、実施例1と同様に金属製U字状格子枠体16のバネ力を利用して固定できるようにしている。また、底部中央には、電源コード20を通す穴も設けている。
捕虫シート15(S)を装着するときは、本体板10(H)の底面に設けた係合穴部28および遮蔽板14の係合凹部22に、左右の固定板8の係合凸部4と係合凹部3をそれぞれ差し込む。これにより、捕虫シート15(S)をアーチ状に保持して捕虫器Bに取り付けることができる。
この電球形蛍光灯23を使用した捕虫器Bは、テーブル上や床に捕虫器Bを設置することで、また壁面に設けたフックに捕虫器Bの壁掛け用取り付け孔18を引っかけて設置することができる。これにより、一般家庭においては、就寝時などに、飲食店などの店舗においては、厨房や閉店時に、室内の飛翔昆虫を捕虫シート15(S)で捕獲することが出来る。
このように捕虫器Bを任意の場所に移動できるのは、本発明の捕虫器Bが1Kg程度の軽量な捕虫器Bであることと、使用する電球形蛍光灯が15cm×5cm角未満であり小型の捕虫器Bであるためである。
この実施例では光源Lとして、朝日電器製の磁製丸型レセプタクルSB−1713Hとオーム電機製電球形蛍光灯EFD−51EL/12−E17−SPを使用した。
M 捕虫器
S 捕虫シート
L 光源
H 本体板
SY 遮蔽板
K 固定板
R 係合部
1 粘着シート
2 固定板持手
3 係合凹部
4 係合凸部
5 離型紙
6 粘着剤
7 透明基材フィルム
8 固定板
9 接着剤
10 本体板
11 蛍光灯本体
12 蛍光灯支持具
13 直管式蛍光灯
14 遮蔽板
15 捕虫シート
16 金属製U字状格子枠体
17 固定部
18 壁掛け用の取り付け孔
19 捕虫器持手
20 電源コード
21 (遮蔽板)係合孔部
22 (遮蔽板)係合凹部
23 電球形蛍光灯
24 磁器製レッセプ
25 位置固定ガイド凸部
26 捕虫シートのガイド棒
27 位置規制ガイド凸部
28 係合孔部
29 粘着剤の非塗工部

Claims (3)

  1. 飛翔昆虫を引き寄せる光を発光する光源と、粘着剤が表面に塗布された四角形の透明基材フィルムを湾曲させた状態で前記光源から距離を置き、前記表面を外にして被せる捕虫シートと、前記捕虫シートで覆われていない前記光源が露出している面を塞いで飛翔昆虫の侵入を防止する本体板並びに遮蔽板とを備えた捕虫器にあって、前記捕虫シートの対向する二辺には、前記遮蔽板と前記本体板とに脱着自在に取り付けられる固定板を具備し、それらの固定板でもって前記捕虫シートがアーチ状に支持されていることを特徴とする捕虫器。
  2. 前記固定板と前記本体板の当接面、並びに前記固定板と前記遮蔽板の当接面には、これらを嵌合する複数個の係合部が設けられ、これらの係合部は一方を他方に差し込んで係合する形状となっている、又は前記固定板が鋼板の場合は前記本体板及び前記遮蔽板に磁石が設けられている請求項に記載の捕虫器。
  3. 前記本体板を床面又はテーブル上に設置でき、更に前記本体板に取り付け孔が設けられていることにより、壁に掛けて設置できることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の捕虫器。
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