JP6413137B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させた後、転写手段によって転写電圧を印加することなく、前記像担持体の帯電電荷を前記転写手段に放電させ、その放電電流値を検出すること、
を特徴とする。
本発明の他の形態である画像形成装置は、
少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は現像手段には直流成分のみの現像バイアスを印加すること、
を特徴とする。
本発明のさらに他の形態である画像形成装置は、
少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
複数の前記作像ユニットが並置されており、無端状に張架された中間転写ベルトが1次転写手段によってそれぞれの像担持体に圧接された状態で回転駆動可能に配置されており、
垂直断面視において、前記像担持体の軸心と前記1次転写手段の中心とが水平方向にずれており、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は前記1次転写手段の前記像担持体に対する食込み量を大きくすること、
を特徴とする。
本発明のさらに他の形態である画像形成装置は、
少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は、前記像担持体の回転速度を通常の画像形成動作時よりも遅くすること、
を特徴とする。
まず、一実施例である電子写真方式によるカラー画像形成装置1の概略構成について図1を参照して説明する。この画像形成装置1は、タンデム方式でカラー画像を形成するようにしたプリンタであり、上部に画像読取りスキャナが配置されていてもよい。
作像ユニット10は装置本体に対して着脱可能であり、その着脱のための構成は周知である。従って、制御部60は作像ユニット10が正常に装着されているか否かを、通常の画像形成動作よりも前に検出する制御を実行する。このような検出処理は、例えば、装置本体の扉の開閉検知信号、画像形成開始信号などに基づいて開始される。
検出処理の第1制御例を説明する。まず、図4に示すように、感光体11を矢印A方向に回転させつつ、感光体11の表面電位が例えば−100V〜−900Vに帯電するような帯電バイアスを高圧電源16から帯電器12に印加する(図6のステップS1参照)。感光体11の回転に伴ってマイナス電荷が1次転写ローラ22の近傍(1次転写部)に到達したとき、1次転写ローラ22に転写電圧を印加しない状態において、感光体11と1次転写ローラ22との間で中間転写ベルト21を介して放電が生じ電流D1が流れる。電流D1の電流値を電流計24で検出し、この電流値D1と予め決められた閾値Bとを比較する(図6のステップS2参照)。D1>Bであれば作像ユニット10が正常に装着されていると判定し(ステップS3参照)、D1≦Bであれば図示しないディスプレイにエラー表示を行う(ステップS4参照)。ところで、電流値D1は2〜4μAである。閾値Bはこの電流値D1よりも小さい値に設定される。
ところで、中間転写ベルト21は弾性体からなり、図3の拡大部分に示すように、垂直断面視において、感光体11の軸心と1次転写ローラ22の中心とが水平方向にずれた状態で配置されている。このような配置にあっては、検出処理を実行する際には、1次転写ローラ22を通常の画像形成動作時よりも感光体11に対する食込み量を大きくすることにより、感光体11と転写ローラ22との距離が短くなり、1次転写部に流れる電流値D1が大きくなる。それゆえ、検出精度が高くなる。
次に第2制御例を説明する。図7に示すように、感光体11を矢印A方向に回転させつつ、感光体11の表面電位が例えば−100V〜−900Vに帯電するような帯電バイアスを高圧電源16から帯電器12に印加すること(図9のステップS11参照)は前記第1制御例と同じである。ここで、感光体11の表面はマイナスの電荷で帯電する。感光体11の回転に伴ってマイナス電荷が1次転写ローラ22の近傍(1次転写部)に到達したときには、1次転写ローラ22に高圧電源23から例えば500〜3000Vの1次転写バイアスを印加する(図9のステップS12参照)。1次転写バイアスはプラスの電位であるため、感光体11と1次転写ローラ22との間には前記電流D1よりも大きな電流D2が流れる。
第3制御例は、検出処理の実行中に、感光体11に現像剤中のキャリアが付着しないように、マイナス帯電させた感光体11上の帯電領域中の画像領域を露光装置13によって全面露光する。つまり、マイナス帯電された感光体11をそのままで現像器14を通過させると、現像バイアスが印加されていない場合は、現像剤中のキャリアが帯電領域に付着することになる。これに対して、画像領域を全面露光すればキャリアの付着が生じる可能性がある領域は非画像領域の一部のみ(図10に示す画像領域の先端部及び後端部のみ)となり、感光体11へのキャリアの付着が抑制される。
作像ユニット10の前記検出処理を実行する際、感光体11の回転速度を通常の画像形成動作時の速度(システム全体の駆動速度)よりも遅くすることが好ましい。検出時間が同じであれば、回転速度が遅いほうが感光体11などの駆動距離が短くなり、感光体11やその周囲に配置されている現像器14、クリーニングブレード15aなどの寿命が短くなるのを抑制できる。
少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、像担持体を帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較することにより、作像ユニットが正常に装着されているか否かを検出する。これにて、像担持体に通常とは逆極性の電荷を付与したり、現像剤の消費を抑え、既存の機器を使用して作像ユニットが正常に装着されたことを検出することができる。
なお、本発明に係る、画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
10…作像ユニット
11…感光体
12…帯電器
13…露光装置
14…現像器
15a…クリーニングブレード
21…中間転写ベルト
22…1次転写ローラ
24…電流計
60…制御部
Claims (8)
- 少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させた後、転写手段によって転写電圧を印加することなく、前記像担持体の帯電電荷を前記転写手段に放電させ、その放電電流値を検出すること、
を特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電手段に印加する電圧値は通常の画像形成動作時よりも高いこと、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させた後、前記像担持体上の帯電領域中の画像領域を露光手段によって全面露光させること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は現像手段を回転駆動しないこと、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は現像手段には直流成分のみの現像バイアスを印加すること、
を特徴とする画像形成装置。 - 少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
複数の前記作像ユニットが並置されており、無端状に張架された中間転写ベルトが1次転写手段によってそれぞれの像担持体に圧接された状態で回転駆動可能に配置されており、
垂直断面視において、前記像担持体の軸心と前記1次転写手段の中心とが水平方向にずれており、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は前記1次転写手段の前記像担持体に対する食込み量を大きくすること、
を特徴とする画像形成装置。 - 前記中間転写ベルトは弾性体からなること、を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 少なくとも像担持体と帯電手段とクリーニング手段とを含む作像ユニットが装置本体に対して着脱可能である、電子写真方式による画像形成装置において、
前記作像ユニットが前記装置本体に正常に装着されているか否かの検出処理を、通常の画像形成動作よりも前に実行する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記像担持体を前記帯電手段によって帯電させ、転写部にて検出される電流値と予め決められた閾値とを比較し、
前記制御手段は、前記作像ユニットの検出処理を実行中は、前記像担持体の回転速度を通常の画像形成動作時よりも遅くすること、
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2014239636A JP6413137B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 画像形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014239636A JP6413137B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 画像形成装置 |
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JP6413137B2 true JP6413137B2 (ja) | 2018-10-31 |
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ID=56088777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014239636A Active JP6413137B2 (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | 画像形成装置 |
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- 2014-11-27 JP JP2014239636A patent/JP6413137B2/ja active Active
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