JP6413041B1 - 受取人確認システムおよび受取人確認方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷主から受取人への注文品の配達に際し、発注人が指定した受取人確認情報によって受取人本人であることを確認する受取人確認システムおよび受取人確認方法を提供する。【解決手段】受取人確認システム50は、本体側として、受取人確認サーバ60と受取人確認サーバ60に接続された照合DB64と、認証サーバ70と認証サーバ70に接続された認証DB74とトークンDB75および管理端末80を含み、端末側として、集配者90のスマートフォン91を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、荷主から受取人への注文品の配達に際し、発注人が指定した受取人確認情報によって受取人本人であることを確認する受取人確認システムおよび受取人確認方法に関する。
従来、配達サービス業者は、送り状と荷物とを荷主から受け取って、集配センターに持ち込んで仕分けした後、各地域の担当の集配者が依頼伝票に記載された受取人の住所に荷物を配達する際に、受取人に捺印またはサインをしてもらうことで受取りの確認をしている。
近年、「犯罪収益移転防止法」の施行で、公的証書に記載された本人特定事項(氏名、住居及び生年月日等)による受取人確認が重要となっていて、クレジットカード、携帯電話、通信販売品などの荷物の配達でも、受取人確認のニーズが多くなっている。
そこで、受取人の住所に荷物を配達する際に、荷物の送り状に印字された受取人確認情報を暗号化した2次元コードを集配者が端末で読み取り、提示された書類の情報と符合しているかを確認することにより、受取人の確認を行うサービスが開発されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、受取人の住所に荷物を配達する際に、受取人が提示した書類に記載された受取人確認情報を集配者の端末から入力し、センターに送信することにより、受取人の確認を行うシステムも開発されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第4204762号公報 特許第5203766号公報 特開2004−157583号公報
受取人確認のための公的証書に記載された本人特定事項などの受取人確認情報は、個人情報として厳重に管理される必要があり、通信ネットワークにより外部から容易にアクセスできるような場所に保存することはできない。
一方、集配者は、荷物を配達する際には、受取人確認を行うため何らかの手段で受取人確認情報と受取人から提示された確認データを配達場所で照合する必要がある。
特許文献1や特許文献2のように、荷物の送り状に受取人確認情報を暗号化した2次元コードとして印字し、配達場所で集配者が端末で読み取ることで情報を取得する方法は簡単な方法ではある。
しかし、たとえ暗号化していても、送り状に受取人の住所と氏名とともに受取人確認情報が印刷されてしまうことは、送り状自体が適切に破棄されない場合を考慮すると、悪用される危険性が高い。
また特許文献3のように、受取人確認情報はセンターに保存しておき、配達場所で集配者が端末で公的証書を撮影して、その画像をセンターに送信して照合させる方法は、受取人確認情報がセンター外に送信されることがない点は良いが、住所と氏名と生年月日など受取人確認情報が写った画像が作成されて送信されることは、セキュリティを低下させてしまう。
さらに、受取人にとって自身の公的証書を撮影されることは抵抗がある手段であり、撮影せずに、端末からキー入力で住所と氏名と生年月日などを一つ一つ入力する手段は簡便ではない。
また、集配者は集配用の専用端末を使用しているため、配達荷物の増加に伴い、集配者の人数が増すにつれ専用端末も多く必要になり、専用端末の製造スケジュールおよびコストも配達サービス業者にとっては負担となる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、外部からアクセスするシステム本体側には受取人確認に必要なデータのみを保存し、システム本体側と通信する端末としてスマートフォンを利用し、受取人確認情報と照合するパスワードや生年月日などの確認データをスマートフォンから入力して、システム本体側に送信することで受取人確認を行う受取人確認システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、荷主より、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を含む受託データと、前記受取人氏名、前記受取人住所、および前記送り状番号のバーコードが印刷された送り状とともに、受取人確認を必要とする注文品の配達を依頼される配達サービス業者の受託管理システムに接続された受取人確認システムであって、
前記受託管理システムと照合DBに接続された照合データ管理部と、
前記照合DBと前記照合データ管理部に接続された受取人確認情報照合部と
とを含む受取人確認サーバと、
照合部と、
インターネットに接続された通信制御部と、
前記通信制御部と認証DBに接続されたID管理部と、
前記通信制御部と前記ID管理部とトークンDBに接続されたトークン管理部とを含む前記受取人確認サーバに接続された認証サーバと、
前記認証サーバに前記インターネットを介して接続され、一時記憶メモリとバーコードリーダとカメラを有する集配者のスマートフォンを含み、
前記照合データ管理部は、
前記受託データのうち、前記受託管理システムから受信する前記送り状番号と、前記確認書類種別と、前記受取人確認情報を含む照合データを前記照合DBに保存し、
前記受取人確認情報照合部から受信する照合結果を含む照合結果情報を前記受託管理システムに送信し、
前記照合部は、
前記トークン管理部から受信する問合せ情報に含まれる前記送り状番号で前記照合DBを検索し、保存された前記確認書類種別を前記トークン管理部に送信し、
前記受取人確認情報照合部は、
前記トークン管理部から受信する受取人確認データを、前記照合DBに保存された前記受取人確認情報と照合し、照合結果と照合完了日時を前記トークン管理部と前記照合データ管理部に送信し、
前記通信制御部は、
前記ID管理部および前記トークン管理部と前記スマートフォンの間の前記インターネットを介したデータ通信を制御し、
前記ID管理部は、
前記スマートフォンからの受信するユーザIDとパスワードを含むログイン情報を前記認証DBで照合後、前記トークン管理部にトークン生成要求をし、
前記トークン管理部は、
前記トークン生成要求により、アクセストークンとリフレッシュトークンを生成して前記スマートフォンに送信し、前記ユーザIDと生成時刻とともにトークン情報として前記トークンDBに保存し、
前記スマートフォンからの命令とともに受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証し、
受信した前記命令を前記照合部または前記受取人確認情報照合部に引き渡し、返信された前記確認書類種別または前記照合結果と前記照合完了日時を前記スマートフォンに送信し、
前記スマートフォンは、
前記ログイン情報を前記認証サーバに送信し、返信される前記アクセストークンと前記リフレッシュトークンを前記一時記憶メモリに保存し、
前記送り状に印刷された前記送り状番号のバーコードを前記カメラで撮影して前記バーコードリーダで読み取り、前記問合せ情報として前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、
返信される前記確認書類種別に応じて表示する入力画面に入力される前記受取人確認データを、前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、返信される前記照合結果を画面に表示して前記受取人確認を行うことを要旨とする。
また、本発明は、前記スマートフォンはさらに近距離無線通信機能を有し、携帯したプリンタと近距離無線通信によって接続し、前記照合結果を含む配達完了状を印刷することを要旨とする。
また、本発明は、前記照合データは、前記受託管理システムによって前記受取人住所を(緯度、経度)のデータに変換された住所位置情報を含み、
前記スマートフォンは、さらに有するGPS受信機能により取得する荷渡し地GPSデータを前記問合せ情報に含めて、前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、
前記GPSデータ照合部は、前記トークン管理部から受信する前記荷渡し地GPSデータが、前記照合DBに保存された前記住所位置情報から許容される範囲内であるか判断し、範囲内の場合、前記荷渡し地GPSデータを前記照合DBに保存し、
前記照合データ管理部は、
前記照合DBに保存される前記荷渡し地GPSデータを前記照合結果情報に含めて前記受託管理システムに送信することを要旨とする。
さらに、本発明は、前記認証サーバはさらに前記トークン管理部に接続された管理端末を含み、
前記トークン管理部は、
前記リフレッシュトークンを生成した時に起動する期限監視タイマーがタイムアウトした場合、前記ユーザIDと発生時刻を前記管理端末に異常発生として通知し、
前記管理端末から前記ユーザIDと状況データが入力されると、前記トークンDBより該当の前記トークン情報を消去し、
前記ID管理部に前記ユーザIDと前記状況データを送信し、
前記ID管理部は、
受信した前記ユーザIDに該当する前記認証DBに前記状況データと無効フラグを設定することを要旨とする。
さらに、荷主より、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を含む受託データと、前記受取人氏名、前記受取人住所、および前記送り状番号のバーコードが印刷された送り状とともに、受取人確認を必要とする注文品の配達を依頼される配達サービス業者の受託管理システムに接続された照合DB、認証DBおよびトークンDBを含む受取人確認システムでの受取人確認方法であって、
前記受託データのうち、前記送り状番号と、前記確認書類種別と、前記受取人確認情報を含む照合データを前記照合DBに保存し、
インターネット経由で集配者のスマートフォンから受信するユーザIDとパスワードを含むログイン情報を前記認証DBで照合後、アクセストークンとリフレッシュトークンを生成して前記スマートフォンに送信し、前記ユーザIDと生成時刻とともにトークン情報として前記トークンDBに保存し、
前記スマートフォンから、前記送り状に印刷された前記送り状番号のバーコードを前記カメラで撮影して前記バーコードリーダで読み取り問合せ情報として前記アクセストークンとともに送信させ、
前記スマートフォンから受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証後、前記問合せ情報に含まれる前記送り状番号で前記照合DBを検索し、保存された前記確認書類種別を前記スマートフォンに送信し、
前記スマートフォンに前記確認書類種別に応じて表示させた入力画面に入力された受取人確認データを、前記アクセストークンとともに送信させ、
前記スマートフォンから受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証後、前記受取人確認データを、前記照合DBに保存された前記受取人確認情報と照合し、照合結果と照合完了日時を前記スマートフォンに送信し、
前記スマートフォンに前記照合結果を画面に表示させて受取人確認を行うことを要旨とする。
また、本発明は、前記照合データは、前記受託管理システムによって前記受取人住所を(緯度、経度)のデータに変換された住所位置情報を含み、
前記スマートフォンからGPS受信機能により取得する荷渡し地GPSデータを前記問合せ情報に含めて、前記アクセストークンとともに送信させ、
前記スマートフォンから受信する前記荷渡し地GPSデータが、前記照合DBに保存された前記住所位置情報から許容される範囲内であるか判断して、
さらに荷渡し地の照合を行うことを要旨とする。
以上のように本発明によれば、外部からアクセスする受取人確認システムの本体側には受取人確認に必要なデータのみを保存し、受取人確認システムの本体側と通信する受取人確認システムの端末としてスマートフォンを利用し、受取人確認情報と照合するパスワードや生年月日などの確認データをスマートフォンから入力して、受取人確認システムの本体側に送信することで、発注人が設定した受取人確認情報を外部の人が見ることなく受取人確認ができる。
さらに、スマートフォンで取得した荷渡し地GPSデータと受取人住所の位置情報を受取人確認システムの本体側で比較することで、受取人確認が受取人住所の場所で行われたことをデータとして確認できる。
また、荷渡し地GPSデータは受託管理システムに送信され保存されるので、後にトラブルが発生した場合など、配達サービス業者は状況証拠として確認できる。
本発明の実施の形態の構成概要図である。 注文管理サーバの注文DBのデータ構成図である。 受託データサーバの受託DBと受取人確認サーバの照合DBのデータ構成図である。 認証サーバの認証DBとトークンDBのデータ構成図である。 発注人の注文から荷主から配達の受託を受けるまでの受託行程のシーケンス図である。 集配者が受取人確認を行う前の商品引き渡し前工程のシーケンス図である。 集配者が受取人確認を行う商品引き渡し工程のシーケンス図(その1)である。 集配者が受取人確認を行う商品引き渡し工程のシーケンス図(その2)である。 アクセストークン期限切れの場合のシーケンス図である。 リフレッシュトークン期限切れの場合のシーケンス図である。 受注管理サーバのフローチャート図である。 受託データサーバの受託データ管理部のフローチャート図である。 受取人確認サーバの照合データ管理部のフローチャート図である。 受取人確認サーバのGPSデータ照合部のフローチャート図である。 受取人確認サーバの受取人確認情報照合部のフローチャート図である。 認証サーバのID管理部のフローチャート図である。 認証サーバのトークン管理部のフローチャート図である(その1)。 認証サーバのトークン管理部のフローチャート図である(その2)。 認証サーバのトークン管理部のフローチャート図である(その3)。 異常発生時の認証サーバのトークン管理部とID管理部のフローチャート図である。 集配者のスマートフォンの確認アプリケーションのフローチャート図である(その1)。 集配者のスマートフォンの確認アプリケーションのフローチャート図である(その2)。 集配者のスマートフォンの画面表示図(その1)。 集配者のスマートフォンの画面表示図(その2)。
本発明の実施の形態は、図1に示すように、インターネット100を介して接続された、発注人10のPC11と、注文品の配達を依頼する荷主20の受注管理サーバ21と、配達を依頼された配達サービス業者30の受託管理システム40および受取人確認システム50と、集配者90のスマートフォン91によって構成される。
ここで、本発明の受取人確認システム50には、本体側として、受取人確認サーバ60と受取人確認サーバ60に接続された照合DB64と、認証サーバ70と認証サーバ70に接続された認証DB74とトークンDB75および管理端末80が含まれ、端末側として、集配者90のスマートフォン91が含まれる。
図1の示した各構成要素の機能について説明するが、以下の説明において、データベースはDBと略して記載する。
荷主20の受注管理サーバ21は、受取人確認情報を含む注文データd1に注文番号と送り状番号を付与して注文DB22に保存したのち、配達依頼のための受託データd2を生成し送り状23として印刷(s1)するとともに、受託管理システム40に送信する。
また、荷主20の受注管理サーバ21は、配達後に受託管理システム40から受信する配達結果情報d11を注文DB22に保存する。
配達サービス業者30の受託管理システム40は、受託データサーバ41と受託DB43からなる。
受託データサーバ41に含まれる受託データ管理部42は、受信した受託データd2を受託DB43に保存し、受取人の確認に必要なデータのみで照合データd3を生成し、受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に送信する。
また、受託データ管理部42は、配達後に受取人確認サーバ60から受信する照合結果情報d10を受託DB43に保存し、そこに含まれる配達結果情報d11を受注管理サーバ21に送信する。
受取人確認サーバ60は、照合データ管理部61とGPSデータ照合部62と受取人確認情報照合部63を含む。
照合データ管理部61は、受託データ管理部42から受信した照合データd3を照合DB64に保存する。
さらに、照合データ管理部61は、配達後にGPSデータ照合部62と受取人確認情報照合部63によって設定された照合結果を含む照合結果情報d10を受託データ管理部42に送信する。
GPSデータ照合部62は、集配者90のスマートフォン91から受信する荷渡し地GPSデータが、照合DB64に保存された照合データd3の住所位置情報から許容される範囲内であるか判断し、範囲内の場合、荷渡し地GPSデータを照合DB64に保存し、照合データd3に含まれる確認書類種別を送信する。
受取人確認情報照合部63は、集配者90のスマートフォン91から受信する受取人確認データが、照合DB64に保存された照合データd3の受取人確認情報と一致するか照合し、照合結果と照合完了日時をトークン管理部と照合データ管理部に送信する。
認証サーバ70は、認証DB74に接続されたID管理部72と、トークンDB75に接続されたトークン管理部73と、ID管理部72とトークン管理部73に接続された通信制御部71を含む。
通信制御部71は、接続されたID管理部72およびトークン管理部73と集配者90のスマートフォン91との間のインターネット100を介したデータ通信を制御する。
ID管理部72は、集配者90のスマートフォン91からのログイン情報d4として、ユーザIDとパスワードを受信し、認証DB74に設定されたデータと照合し、認証できた場合、トークン管理部73にトークンの生成を要求する。
トークン管理部73は、トークン生成要求により、アクセストークンとリフレッシュトークンを生成して集配者90のスマートフォン91に送信し、ユーザIDと生成時刻とともにトークンDB75に保存する。
また、トークン管理部73は、集配者90のスマートフォン91から送信されるアクセストークンでトークンDB75を検索して、有効か認証する。
さらに、トークン管理部73は、リフレッシュトークンの期限監視タイマーを起動し、タイムアウトした場合、ユーザIDと発生時刻とともに、接続された管理端末80に異常発生を通知する。
集配者90のスマートフォン91には確認アプリケーション91aが実装され、図示していないが、バーコードリーダと、カメラと、GPS受信機能および近距離無線通信機能が含まれている。
以下、確認アプリケーション91aを含めて単にスマートフォン91として説明する。
スマートフォン91は、入力されたユーザIDとパスワードをログイン情報d4として認証サーバ70に送信し、返信されるアクセストークンとリフレッシュトークンからなるトークンd5を一時記憶メモリ91bに保存し、データを送信する際に、常にアクセストークンを付けて送る。
スマートフォン91は、配達(s2)する送り状23に印刷された送り状番号のバーコードをバーコードリーダで読み取り、同時にGPS受信機能によって現在地のGPS情報を取得し、送り状番号と取得したGPS情報を荷渡し地GPSデータとした問合せ情報d6を認証サーバ70に送信する。
スマートフォン91は、返信される確認書類種別d7に応じた入力画面を表示し、受取人確認データd8が入力されると、認証サーバ70に送信する。
スマートフォン91は、返信される照合結果d9を画面に表示し、携帯したプリンタ(図示せず)と近距離無線通信によって接続し、配達完了状として印刷する。
(データ構成)
次に、本発明の受取人確認システム50で使用する各情報のデータ構成について説明するが、以下に示すデータ要素のみが唯一ではなく、他のデータ要素を追加して構成することは本発明の技術的範囲に含まれる。
図2に示すように、受注管理サーバ21が管理する注文DB22には、発注人10が入力して送信してくる注文データd1としての注文品情報、発注人氏名、発注人住所、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報と、受注管理サーバ21が付与する注文番号と送り状番号が保存される。
ここで、確認書類種別とは、受取人を確認する情報としてパスワードを使用するか、または運転免許証など公的証書の場合はどの公的証書かを指定する情報である。
受取人確認情報とは、確認書類種別でパスワードを指定した場合はパスワード、その他の公的証書を指定した場合は、その公的証書に記載された生年月日など個人を特定できるデータである。
また、注文DB22には、配達サービス業者30の受託管理システム40から送信される配達結果情報d11としての配達結果(OK/NG)と配達完了日時も保存される。
図2に示すように、受注管理サーバ21は注文DB22のデータから受託データd2として、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を選択する。
また、図2に示すように、受注管理サーバ21は受託データd2の送り状番号と、それをバーコード化したバーコードと、受取人住所と受取人氏名を送り状23に印刷する。ほかに荷主住所と荷主名、または発注人住所と発注人氏名、あるいは両方が印刷される。
図3の(a)に示すように、受託管理システム40の受託データサーバ41が管理する受託DB43には、受注管理サーバ21から受託データd2として送信されてくる受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号が保存される。
また、受託DB43には、受取人確認サーバ60の照合データ管理部61から送信されてくる照合結果情報d10として、配達結果(OK/NG)と配達完了日時と荷渡し地GPSデータも保存される。
図3の(b)に示すように、受取人確認サーバ60の照合DB64には、受託データサーバ41から送信される照合データd3として、送り状番号、確認書類種別、受取人確認情報と、受託データサーバ41によって受取人住所を(緯度、経度)のデータに変換した住所位置情報が保存される。
また、照合DB64には、受取人確認サーバ60のGPSデータ照合部62が集配者90のスマートフォン91から受信した荷渡し地GPSデータも保存される。
図4の(a)に示すように、認証サーバ70の認証DB74には、集配者90のユーザIDとパスワードが設定されている。
また、認証DB74には、集配者90のスマートフォン91が紛失したなど異常事態が発生した時のため、ユーザIDの有効/無効フラグと、無効時の状況情報も設定することができる。
図4の(b)に示すように、認証サーバ70のトークンDB75には、集配者90のユーザIDと、集配者90がログインした時に生成されるアクセストークンとリフレッシュトークンと、生成時刻がトークン情報t1として保存される。
(実施の形態におけるシーケンス)
図1の構成図を参照しながら、図5から図8のシーケンス図にしたがって、各データと操作について説明する。
なお、シーケンス図の各データには主要な情報要素のみを記載しており、具体的なデータの構成は、データ構成の項目で記述した通りである。
<受託行程>
図5は、発注人10から注文を受けた荷主20から配達サービス業者30が配達の受託を受けるまでの受託行程のシーケンス図である。
まず発注人10は、PC11から注文データd1を入力し(p1)、荷主20の受注管理サーバ21は、注文データd1を受信する(p2)。
受注管理サーバ21は、受信した注文データd1を注文DB22に保存し(p3)、受信する(p2)。
受注管理サーバ21は、注文データd1に注文番号と送り状番号を付与して注文DB22に保存し(p3)、配達依頼のための受託データd2を作成する(p4)。
作成した受託データd2から送り状番号と、それをバーコード化したバーコードと、受取人住所と、受取人氏名とを送り状23に印刷する(p5)とともに、受託管理システム40の受託データサーバ41に受託データd2を送信する(p6)。
受託データサーバ41の受託データ管理部42は、受信した受託データd2を受託DB43に保存する(p7)。
さらに、受託データ管理部42は、受託データd2の受取人住所を(緯度、経度)の住所位置情報に変換し(p8)、受託データd2の送り状番号、確認書類種別、受取人確認情報と合わせて照合データd3を作成する(p9)。
受託データ管理部42は、作成した照合データd3を受取人確認システム50の受取人確認サーバ60の照合データ管理部61に送信する(p10)。
照合データ管理部61は、受信した照合データd3を照合DB64に保存する(p11)。
ここまでで、本発明の受取人確認システム50に、受取人の確認を行うのに必要な情報として照合データd3が外部より入力されたことになる。
<注文品引き渡し準備工程>
図6は、集配者90が、注文品を受取人(10:発注人10と同一人として図示)に渡す前に受取人確認を行うために、携帯しているスマートフォン91の確認アプリケーション91aを起動する注文品引き渡し準備工程のシーケンス図である。
まず、集配者90は、スマートフォン91の画面上の確認アプリケーション91aのアイコンをタッチして起動する(p12)。
集配者90は、スマートフォン91の画面に表示されたユーザIDとパスワードの入力欄に、画面に表示されるキーボードなどの入力手段によってユーザIDとパスワードを入力し、インターネット100を経由して、受取人確認システム50の認証サーバ70にログイン情報d4を送信する(p13)。
受取人確認システム50の認証サーバ70の通信制御部71は、集配者90のスマートフォン91とのデータ通信を制御する手段であり、受信したログイン情報d4を認証サーバ70のID管理部72に渡す。
ID管理部72は、受信したログイン情報d4と、接続された認証DB74のユーザIDとパスワードを照合して認証を行う(p14)。
認証が成功すると、ID管理部72は、トークン管理部73を起動し、トークン管理部73はアクセストークンとリフレッシュトークンを生成し(p15)、ユーザIDと生成時刻とともにトークン情報t1として接続されたトークンDB75に保存する(p16)。
トークン管理部73は、トークンd5(アクセストークンとリフレッシュトークン)を、通信制御部71を介して集配者90のスマートフォン91に送信する(p17)。
集配者90のスマートフォン91は、受信したトークンd5(アクセストークンとリフレッシュトークン)をスマートフォン91内に一時的に設定し(p18)、以降のデータ送信時にデータにアクセストークンを追加して送信する。
トークン管理部73は、リフレッシュトークンの期限監視タイマーを起動して(p19)、リフレッシュトークンの期限が切れた場合、集配者90のスマートフォン91が長時間使用されていない異常状態として通知できるようにしている。
<注文品引き渡し工程>
図7と図8は、集配者90が送り状23とともに注文品を受取人(10)に配達(s2)する際、受取人確認を行う注文品引き渡し工程のシーケンス図である。
集配者90のスマートフォン91は、送り状23に印刷された送り状番号のバーコードをバーコードリーダで読み取り(p20)、同時にスマートフォン91のGPS受信機能によって現在地のGPS情報を荷渡し地GPSデータとして取得する(p21)。
読み取った送り状番号と取得した荷渡し地GPSデータを問合せ情報d6として、アクセストークンと一緒に送信して、認証サーバ70に確認書類種別問合せを行う(p22)。
認証サーバ70のトークン管理部73は、問合せ情報d6とともに送信されたアクセストークンを、トークンDB75に保存されたアクセストークンで認証する(p23)。
認証後、トークン管理部73は、受取人確認サーバ60のGPSデータ照合部62に送り状番号と荷渡し地GPSデータを渡し、確認書類種別要求を行う(p24)。
受取人確認サーバ60のGPSデータ照合部62は、送り状番号で照合DB64を検索し(p25)、読み出した照合データd3の住所位置情報と受信した荷渡し地GPSデータの照合を行う(p26)。
GPSデータ照合部62は、住所位置情報の(緯度、経度)の値から、所定の範囲内に荷渡し地GPSデータが入るかどうかを判定することで照合する。
このとき、GPSデータ照合部62は、照合した荷渡し地GPSデータを照合DB64に保存する。
照合後、読み出した照合データd3に含まれる確認書類種別を認証サーバ70のトークン管理部73に返信し、トークン管理部73は、通信制御部71を介して集配者90のスマートフォン91に確認書類種別を転送する(p27)。
集配者90のスマートフォン91は、受信した確認書類種別に対応した入力画面を表示し(p28)、集配者90または受取人(10)によって、指定された書類に記載された確認データの入力を行わせる(p29)。
集配者90のスマートフォン91は、入力された確認データと送り状番号を受取人確認データd8として、アクセストークンと一緒に認証サーバ70トークン管理部73に送信する(p30)。
認証サーバ70のトークン管理部73は、受取人確認データd8とともに送信されたアクセストークンを、トークンDB75に保存されたアクセストークンで認証する(p31)。
認証後、トークン管理部73は、受取人確認サーバ60の受取人確認情報照合部63に送り状番号と確認データを含む受取人確認データd8を渡し、確認データの照合要求を行う(p32)。
受取人確認サーバ60の受取人確認情報照合部63は、送り状番号で照合DB64を検索し(p33)、読み出した照合データd3の受取人確認情報と受信した確認データの照合を行う(p34)。
照合が完了すると、受取人確認情報照合部63は、照合結果d9を認証サーバ70のトークン管理部73に返信し、トークン管理部73は、通信制御部71を介して集配者90のスマートフォン91に照合結果d9を転送する(p35)。
また、受取人確認情報照合部63は、照合結果d9を照合データ管理部61にも渡し、照合データ管理部61は、送り状番号と、配達結果(OK)と、配達完了日時と、荷渡し地GPSデータを照合結果情報d10として、受託データサーバ41の受託データ管理部42に送信する(p36)。
照合データ管理部61は、最後に照合DB64から当該照合データd3と荷渡し地GPSデータを削除する(p37)。
一方、集配者90のスマートフォン91は、受信した照合結果d9を画面を表示し(p38)、照合が成立していた場合は、集配者90は注文品を受取人(10)に引き渡す(s3)。
また、スマートフォン91は、携帯したプリンタと近距離無線通信によって接続し、照合結果d9を、送り状番号、配達完了日時、集配者名などとともに配達完了状として印刷する(p39)。
また、受託データサーバ41の受託データ管理部42は、受信した照合結果情報d10を受託DB43に保存し(p40)、照合結果情報d10のうち送り状番号と、配達結果(OK)と、配達完了日時とを配達結果情報d11として受注管理サーバ21に送信する(p41)。
受注管理サーバ21は、受信した配達結果情報d11を注文DB22の保存する(42)。
以上が、正常に受取人確認が行われた場合のシーケンスとなる。
<アクセストークン期限切れの場合>
次に、図9に示すように、途中でアクセストークンの期限が切れた場合のシーケンスについて説明する。
集配者90のスマートフォン91から、送り状番号と荷渡し地GPSデータを問合せ情報d6として、アクセストークンと一緒に送信して、認証サーバ70に確認書類種別問合せを行った(p22)ときに、アクセストークンの期限が切れていた場合を例とする。
認証サーバ70のトークン管理部73は、問合せ情報d6とともに送信されたアクセストークンを、トークンDB75に保存されたアクセストークンで認証する(p23)。
ここで、トークン管理部73は、トークンの生成時刻から所定のアクセストークンの有効時間が過ぎており、使用しているアクセストークンが無効となっていると判断すると、集配者90のスマートフォン91に対して、リフレッシュトークンの送信を要求する(p50)。
集配者90のスマートフォン91は、リフレッシュトークンを認証サーバ70のトークン管理部73に送信する(p51)。
トークン管理部73は、送信されたリフレッシュトークンを、トークンDB75に保存されたリフレッシュトークンで認証する(p52)。
ここで、リフレッシュトークンの認証がNGであった場合は、集配者90は再ログインを行うことになる。
リフレッシュトークンが認証されると、トークン管理部73は、新たにアクセストークンを再生成し(p53)、新たに生成されたアクセストークンでトークンDB75を更新し、生成時刻も新たな時間に書き換える(p54)。
トークン管理部73は、新たに生成されたアクセストークンを集配者90のスマートフォン91に送信する(p55)。
集配者90のスマートフォン91は、受信した新たなアクセストークンを一時記憶メモリに設定し、以後、新たなアクセストークンを使用する(p56)。
集配者90のスマートフォン91は、ここで、改めて、送り状番号と荷渡し地GPSデータを問合せ情報d6として、新たなアクセストークンと一緒に送信して、認証サーバ70に確認書類種別問合せを行う(p57)。
このように、たとえアクセストークンが期限切れとなっても、リフレッシュトークンが有効であれば自動でアクセストークンが更新され、集配者90は再ログインすることなく、作業を続行することができる。
<リフレッシュトークン期限切れの場合>
次に、図10に示すように、リフレッシュトークン期限監視タイマーがタイムアウトして、リフレッシュトークンの期限が切れた場合のシーケンスについて説明する。
認証サーバ70のトークン管理部73で、リフレッシュトークン期限監視タイマーがタイムアウトする(p60)。
トークン管理部73は、ユーザIDと発生時刻を含む異常通知データt2とともに、管理端末80に異常が発生したことを通知する(p61)。
異常通知データt2を受信した管理端末80は、画面にメッセージを表示し、管理者はユーザIDから集配者90を特定し、状況の確認を行う(s4)。
管理端末80は、管理者によって入力されるユーザIDと紛失等の状況データを含む状況情報t3を認証サーバ70のトークン管理部73に送信する(p62)。
トークン管理部73は、状況情報t3を受信すると、受信したユーザIDでトークンDB75を検索し、該当のトークン情報を削除し、ID管理部72に状況情報t3を渡す。
ID管理部72は、状況情報t3のユーザIDで認証DB74を検索し、該当のユーザIDの情報に状況データを設定し、無効フラグを立てて、ユーザID停止の設定を行う(63)。
これは、集配者90がスマートフォン91を紛失した場合に、他人がそのスマートフォン91を使用してアクセスすることを止めることに有効である。
(各サーバの処理部のフロー)
(受注管理サーバ21)
図11と図2を参照しながら、荷主20の受注管理サーバ21の処理の詳細について説明する。
受注管理サーバ21は、インターネット100を介して、発注人10のPC11から注文データd1を受信する(S10)。
受注管理サーバ21は、注文番号を付与して、受信した注文データd1を注文DB22に保存する(S11)。
次に、受注管理サーバ21は、配達サービス業者30に配達を依頼するために、注文データd1に送り状番号を付与して注文DB22に保存し、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を含む受託データd2を作成する(S12)。
受注管理サーバ21は、受託データd2の送り状番号をバーコード化して、図2に示すように、送り状番号と、それをバーコード化したバーコードと、受取人住所と受取人氏名を送り状23に印刷する(S13)。
受注管理サーバ21は、作成した受託データd2を受託管理システム40の受託データサーバ41に送信する(S14)。
一方で配達が完了したあとに、受注管理サーバ21は、受託データサーバ41から配達結果情報d11を受信する(S20)。
受注管理サーバ21は、受信した配達結果情報d11に含まれる送り状番号で注文DB22を検索し、該当の注文データd1に配達結果情報d11を追加するように注文DB22に保存する(S21)。
(受託データサーバ41)
図12と図3を参照しながら、配達サービス業者30の受託管理システム40の受託データサーバ41に含まれる受託データ管理部42の処理の詳細について説明する。
受託データ管理部42は、荷主20の受注管理サーバ21から送信された受託データd2を受信する(S30)。
受託データ管理部42は、受信した受託データd2を受託DB43に保存する(S31)。
受託データ管理部42は、保存した受託データd2のうち受取人住所を(緯度、経度)の住所位置情報に変換する(S32)。
受託データ管理部42は、変換した住所位置情報と、送り状番号、確認書類種別、および受取人確認情報を含む照合データd3を作成する(S33)。
受託データ管理部42は、作成した照合データd3を受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に送信する(S34)。
一方で配達が完了したあとに、受託データ管理部42は、受取人確認サーバ60から照合結果情報d10を受信する(S40)。
受託データ管理部42は、受信した照合結果情報d10に含まれる送り状番号で受託DB43を検索し、該当の受託データd2に照合結果情報d10を追加し、受託DB43に保存する(S41)。
受託データ管理部42は、保存した照合結果情報d10のうち、送り状番号、照合結果および配達完了日時を含む配達結果情報d11を作成し、受注管理サーバ21に送信する(S42)。
(受取人確認サーバ60)
図13と図3を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に含まれる照合データ管理部61の処理の詳細について説明する。
照合データ管理部61は、受託データサーバ41の受託データ管理部42から送信された照合データd3を受信する(S50)。
照合データ管理部61は、受信した照合データd3を照合DB64に保存する(S51)。
一方で配達が完了したあとに、照合データ管理部61は、同じ受取人確認サーバ60に含まれる受取人確認情報照合部63から照合結果d9を受信する(S60)。
照合データ管理部61は、受信した照合結果d9を配達結果とし、送り状番号と、配達完了日時と、荷渡し地GPSデータを照合結果情報d10として、受託データサーバ41の受託データ管理部42に送信する(S61)。
照合データ管理部61は、最後に照合DB64から当該照合データd3と荷渡し地GPSデータを削除する(S62)。
図14を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に含まれるGPSデータ照合部62の処理の詳細について説明する。
GPSデータ照合部62は、受取人確認システム50の認証サーバ70に含まれるトークン管理部73から確認書類種別要求を受信する(S70)。
GPSデータ照合部62は、確認書類種別要求に含まれる送り状番号で照合DB64を検索する(S71)。
もし、照合DB64に該当の照合データd3がない場合は、GPSデータ照合部62は、エラーをトークン管理部73に送信して、処理を終える(S72)。
一方、照合DB64に該当の照合データd3があった場合は、GPSデータ照合部62は、照合データd3内の住所位置情報と受信した荷渡し地GPSデータを、住所位置情報の(緯度、経度)の値から、所定の範囲内に荷渡し地GPSデータが入るかどうかを判定することで照合する(S73)。
もし、荷渡し地GPSデータが範囲外である場合は、GPSデータ照合部62は、エラーをトークン管理部73に送信して、処理を終える(S74)。
一方、荷渡し地GPSデータが範囲内である場合は、GPSデータ照合部62は、荷渡し地GPSデータを照合DB64の該当の照合データd3に追加して保存し、照合データd3内の確認書類種別をトークン管理部73に返信する(S75)。
図15を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に含まれる受取人確認情報照合部63の処理の詳細について説明する。
受取人確認情報照合部63は、受取人確認システム50の認証サーバ70に含まれるトークン管理部73から確認データ照合要求を受信する(S80)。
受取人確認情報照合部63は、確認データ照合要求に含まれる送り状番号で照合DB64を検索する(S81)。
受取人確認情報照合部63は、照合データd3内の受取人確認情報とトークン管理部73から受信した確認データが一致するが照合する(S82)。
受取人確認情報照合部63は、照合結果(OK/NG)と照合完了日時をトークン管理部73に送信する(S83)。
さらに、受取人確認情報照合部63は、照合結果(OK/NG)と照合完了日時を照合データ管理部61に送信する(S84)。
(認証サーバ70)
配達サービス業者30の受取人確認システム50の認証サーバ70には、通信制御部71と、ID管理部72と、トークン管理部73が含まれる。
通信制御部71は、集配者90のスマートフォン91と、ID管理部72およびトークン管理部73との間でのインターネット100を介したデータ通信の制御を行う手段である。
図16と図20と図4を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の認証サーバ70に含まれるID管理部72の処理の詳細について説明する。
ID管理部72は、集配者90のスマートフォン91からログイン情報d4として送信されるユーザIDとパスワード受信する(S90)。
ID管理部72は、受信したユーザIDで認証DB74を検索し、登録されているパスワードを取得する(S91)。
ID管理部72は、受信したパスワードと認証DB74から取得したパスワードを照合して認証する(S92)。
もし、認証がNGであった場合は、ID管理部72は、エラーを集配者90のスマートフォン91に送信する(S93)。
一方、認証がOKであった場合は、ID管理部72は、トークン管理部73にユーザIDを引き渡し、トークン生成を要求する(S94)。
また、図20に示したように、ID管理部72は、トークン管理部73からユーザIDの停止要求を受信した場合、受信したユーザIDで認証DB74を検索し、受信した状況データを状況情報として該当のユーザIDの認証DB74に保存する(S145)。
さらに、ID管理部72は、認証DB74の該当のユーザIDに無効フラグを設定する(S146)。
図17から図20と図4を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の認証サーバ70に含まれるトークン管理部73の処理の詳細について説明する。
図17に示したように、トークン管理部73は、ID管理部72からトークン生成要求を受信する(S100)。
トークン管理部73は、新規のアクセストークンとリフレッシュトークンを生成する(S101)。
トークン管理部73は、生成したアクセストークンとリフレッシュトークンを、ユーザIDと生成時刻とともにトークンDB75に保存する(S102)。
トークン管理部73は、生成したアクセストークンとリフレッシュトークンを、集配者90のスマートフォン91に送信する(S103)。
トークン管理部73は、リフレッシュトークンの期限監視タイマーを起動する(S104)。
次に、図18に示したように、トークン管理部73は、集配者90のスマートフォン91から送信されるアクセストークンを受信する(S110)。
トークン管理部73は、受信したアクセストークンでトークンDB75を検索し、生成時刻から所定の有効期間内に現時点で入っているかを判定して、有効か認証する(S111)。
トークン管理部73は、アクセストークンが有効で認証OKとなった場合は、集配者90のスマートフォン91から受信した命令を判定する(S112)。
もし、受信した命令が確認書類種別問合せであった場合、トークン管理部73は、受信した送り状番号と荷渡し地GPSデータからなる問合せ情報d6をGPSデータ照合部62に引き渡し、確認書類種別d7を要求する(S113)。
そして、トークン管理部73は、GPSデータ照合部62から返信された確認書類種別d7を、集配者90のスマートフォン91に送信する(S114)。
一方、受信した命令が確認データ送信であった場合、トークン管理部73は、受信した送り状番号と確認データからなる受取人確認データd8を受取人確認情報照合部63に引き渡し、確認データ照合要求を行う(S115)。
そして、トークン管理部73は、受取人確認情報照合部63から返信された照合結果d9を集配者90のスマートフォン91に送信する(S116)。
次に、アクセストークンが無効で認証NGとなった場合について、図19を参照しながら説明する。
トークン管理部73は、集配者90のスマートフォン91にリフレッシュトークンを要求する(S120)。
トークン管理部73は、集配者90のスマートフォン91からリフレッシュトークンを受信する(S121)。
トークン管理部73は、受信したリフレッシュトークンでトークンDB75を検索する(S122)。
もし、リフレッシュトークンの認証がOKであった場合、トークン管理部73は、新規のアクセストークンを生成する(S123)。
トークン管理部73は、新たに生成したアクセストークンと生成時刻で、トークンDB75を更新する(S124)。
トークン管理部73は、生成したアクセストークンを集配者90のスマートフォン91に送信する(S125)。
トークン管理部73は、その後、アクセストークンの認証がNGとなった箇所に戻り、処理を続行する。
一方、検索した結果、該当のリフレッシュトークンがトークンDB75に存在しないなどで、リフレッシュトークンの認証がNGであった場合、トークン管理部73は、集配者90のスマートフォン91に再ログインを要求する(S130)。
トークン管理部73は、トークンDB75の該当データを消去する(S131)。
トークン管理部73は、起動していたリフレッシュトークンの期限監視タイマーを停止して終了する(S132)。
次に、図20に示したように、トークン管理部73で、起動していたリフレッシュトークンの期限監視タイマーがタイムアウトする(S140)。
トークン管理部73は、タイムアウトしたリフレッシュトークンでトークンDB75を検索して、該当のユーザIDを読出し、ユーザIDとタイムアウトの発生時刻を含む異常通知データt2を管理端末80に通知する(S141)。
トークン管理部73は、管理端末80から管理者によって入力されるユーザIDと紛失等の状況データを含む状況情報t3を受信する(S142)。
トークン管理部73は、状況情報t3を受信すると、受信したユーザIDでトークンDB75を検索し、該当のトークン情報を消去する(S143)。
トークン管理部73は、ID管理部72に状況情報t3を送信し、該当のユーザIDの停止を要求する(S144)。
(集配者90のスマートフォン91)
図21と図22、および図23と図24を参照しながら、配達サービス業者30の受取人確認システム50の端末として使用する集配者90の確認アプリケーション91aが実装されたスマートフォン91の動作について説明する。
図23の(a)に示すように、集配者90のスマートフォン91の画面には、確認アプリケーション91aのアイコンB1が表示されていて、集配者90は、アイコンB1をタッチすることで確認アプリケーション91aを起動し、ログイン画面を表示する(S150)。
図23の(b)に示したログイン画面のユーザID欄C1とパスワード欄C2に、画面に表示されるキーボードなどの入力手段で、集配者90によりユーザIDとパスワードのログイン情報d4が入力され、画面の入力ボタンB2がタッチされることにより、ログイン情報d4が認証サーバ70に送信される(S151)。
認証サーバ70でID認証が完了しトークンが付与され、認証サーバ70からアクセストークンとリフレッシュトークンを受信すると、スマートフォン91は、図23の(c)に示すように、一時記憶メモリ91bにアクセストークンとリフレッシュトークンを設定し、受取人確認開始ボタンB3の画面を表示する(S152)。
スマートフォン91は、図23の(c)に示した受取人確認開始ボタンB3がタッチされると、図24の(d)に示したように、カメラを起動し、バーコードリーダにより送り状に印刷されたバーコード化された送り状番号を読み取る(S153)。
さらに、スマートフォン91は、GPS受信機能により、現在地のGPSデータを受信する(S154)。
スマートフォン91は、読み取った送り状番号と受信したGPSデータを、図24の(e)に示した確認書類種別問合せ画面の送り状番号欄C3とGPSデータ欄C4に表示する(S155)。
スマートフォン91は、送信ボタンB4をタッチされると、画面に表示された送り状番号と、荷渡し地GPSデータとしてのGPSデータを問合せ情報d6として、一時記憶メモリ91bに設定されたアクセストークンと一緒に認証サーバ70に送信する(S156)。
スマートフォン91は、認証サーバ70から返信された確認書類種別により、種別対応の入力画面を表示する(S157)。
図24の(f)に示したように、たとえば確認書類種別が自動車免許証の場合、確認データとして生年月日の入力欄C5が表示される。
スマートフォン91は、入力画面に確認データが入力され、送信ボタンB5がタッチされると、送り状番号と入力された確認データを受取人確認データd8として、アクセストークンと一緒に認証サーバ70に送信する(S158)。
スマートフォン91は、認証サーバ70から照合結果を受信すると、図24の(g)に示したように、受信したデータを照合結果画面として表示する(S159)。
スマートフォン91は、画面に表示された印刷ボタンB6がタッチされると、携帯したプリンタに近距離無線通信により接続し、配達完了状を印刷し、終了ボタンB67がタッチされると、受取人確認開始の画面に戻って表示される(S160)。
このようにして、次と受取人のところでは、ログインの操作をすることなく、受取人確認を開始することができる。
<その他の実施の形態1>
以上で説明した実施の形態では、受託管理システム40が、受注管理サーバ21から受託データd2を受信すると、照合データd3が作成されて受取人確認サーバ60に送信される操作順番を示したが、集配者90がスマートフォン91から送り状番号を含む問合せ情報d6をGPSデータ照合部62が受信したときに、初めて照合データ管理部61から受託管理システム40に照合データd3の送信を要求する順番でもよい。
また、集配者90が配達のために集配センターから注文品を持出すときに、注文品に添付された送り状から送り状番号をスマートフォン91で読み取り、読み取った送り状番号を受取人確認サーバ60に送信し、照合データ管理部61から受託管理システム40に照合データd3の送信を要求する順番でもよい。
この場合、集配者90から送信されてくる送り状番号を、集配者90ごとの持出しリストとして照合DBに記録すれば、集配センターから持出した注文品の管理にも利用することができる。
<その他の実施の形態2>
上記の実施の形態では、受取人確認システム50の受取人確認サーバ60に、GPSデータ照合部62を備えて、受渡しが荷主が指定する位置付近で行われたかどうかを判断する機能を有した例を説明したが、GPSデータ照合部62を備えなくともよい。
すなわち、受託データ管理部42は、受託データd2の受取人住所を緯度、経度の住所位置情報に変換(p8)する機能を有しない。つまり、照合データd3には、緯度、経度の住所位置情報を含まない。
また、スマートフォン91は、荷渡し地GPSデータを問合せ情報d6に含める機能を有しない。
また、認証サーバ70のトークン管理部73は、受取人確認サーバ60に荷渡し地GPSデータを送信する機能を有しない。
また、照合した荷渡し地GPSデータは照合DB64に保存されていない。
また、照合データ管理部61は、照合結果情報d10に荷渡し地GPSデータを含めない。
なお、集配者90が配達のために集配センターから注文品を持出すときに、注文品に添付された送り状から送り状番号をスマートフォン91で読み取り、読み取った送り状番号を受取人確認サーバ60に送信し、照合データ管理部61から受託管理システム40に照合データd3の送信を要求する順番でもよい。
この場合、集配者90から送信されてくる送り状番号を、集配者90ごとの持出しリストとして照合DBに記録すれば、集配センターから持出した注文品の管理にも利用することができる。
以上、本発明の基本となる受取人確認システムの実施の形態とその他の実施の形態を説明したが、これらを組み合わせた構成は、すべて本発明の技術的範囲内に含まれる。
また、本発明の受取人確認システムで送受信し、各DBに保存されるデータは暗号化されることが好ましい。
10…発注人
11…PC
20…荷主
21…受注管理サーバ
22…注文DB
23…送り状
30…配達サービス業者
40…受託管理システム
41…受託データサーバ
42…受託データ管理部
43…受託DB
50…受取人確認システム
60…受取人確認サーバ
61…照合データ管理部
62…GPSデータ照合部
63…受取人確認情報照合部
64…照合DB
70…認証サーバ
71…通信制御部
72…ID管理部
73…トークン管理部
74…認証DB
75…トークンDB
80…管理端末
90…集配者
91…スマートフォン
100…インターネット

Claims (7)

  1. 荷主より、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を含む受託データと、前記受取人氏名、前記受取人住所、および前記送り状番号のバーコードが印刷された送り状とともに、受取人確認を必要とする注文品の配達を依頼される配達サービス業者の受託管理システムに接続された受取人確認システムであって、
    前記受託管理システムと照合DBに接続された照合データ管理部と、
    前記照合DBと前記照合データ管理部に接続された受取人確認情報照合部とを含む受取人確認サーバと、
    照合部と、
    インターネットに接続された通信制御部と、
    前記通信制御部と認証DBに接続されたID管理部と、
    前記通信制御部と前記ID管理部とトークンDBに接続されたトークン管理部とを含む前記受取人確認サーバに接続された認証サーバと、
    前記認証サーバに前記インターネットを介して接続され、一時記憶メモリとバーコードリーダとカメラを有する集配者のスマートフォンを含み、
    前記照合データ管理部は、
    前記受託データのうち、前記受託管理システムから受信する前記送り状番号と、前記確認書類種別と、前記受取人確認情報を含む照合データを前記照合DBに保存し、
    前記受取人確認情報照合部から受信する照合結果を含む照合結果情報を前記受託管理システムに送信し、
    前記照合部は、
    前記トークン管理部から受信する問合せ情報に含まれる前記送り状番号で前記照合DBを検索し、保存された前記確認書類種別を前記トークン管理部に送信し、
    前記受取人確認情報照合部は、
    前記トークン管理部から受信する受取人確認データを、前記照合DBに保存された前記受取人確認情報と照合し、照合結果と照合完了日時を前記トークン管理部と前記照合データ管理部に送信し、
    前記通信制御部は、
    前記ID管理部および前記トークン管理部と前記スマートフォンの間の前記インターネットを介したデータ通信を制御し、
    前記ID管理部は、
    前記スマートフォンからの受信するユーザIDとパスワードを含むログイン情報を前記認証DBで照合後、前記トークン管理部にトークン生成要求をし、
    前記トークン管理部は、
    前記トークン生成要求により、アクセストークンとリフレッシュトークンを生成して前記スマートフォンに送信し、前記ユーザIDと生成時刻とともにトークン情報として前記トークンDBに保存し、
    前記スマートフォンからの命令とともに受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証し、
    受信した前記命令を前記照合部または前記受取人確認情報照合部に引き渡し、返信された前記確認書類種別または前記照合結果と前記照合完了日時を前記スマートフォンに送信し、
    前記スマートフォンは、
    前記ログイン情報を前記認証サーバに送信し、返信される前記アクセストークンと前記リフレッシュトークンを前記一時記憶メモリに保存し、
    前記送り状に印刷された前記送り状番号のバーコードを前記カメラで撮影して前記バーコードリーダで読み取り、前記問合せ情報として前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、
    返信される前記確認書類種別に応じて表示する入力画面に入力される前記受取人確認データを、前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、
    返信される前記照合結果を画面に表示して前記受取人確認を行う
    ことを特徴とする受取人確認システム。
  2. 前記スマートフォンはさらに近距離無線通信機能を有し、携帯したプリンタと近距離無線通信によって接続し、前記照合結果を含む配達完了状を印刷する請求項1に記載の受取人確認システム。
  3. GPSデータ照合部を備え、
    前記照合データは、前記受託管理システムによって前記受取人住所を(緯度、経度)のデータに変換された住所位置情報を含み、
    前記スマートフォンは、さらに有するGPS受信機能により取得する荷渡し地GPSデータを前記問合せ情報に含めて、前記アクセストークンとともに前記認証サーバに送信し、
    前記GPSデータ照合部は、前記トークン管理部から受信する前記荷渡し地GPSデータが、前記照合DBに保存された前記住所位置情報から許容される範囲内であるか判断し、範囲内の場合、前記荷渡し地GPSデータを前記照合DBに保存し、
    前記照合データ管理部は、
    前記照合DBに保存される前記荷渡し地GPSデータを前記照合結果情報に含めて前記受託管理システムに送信することを特徴とする請求項1または2に記載の受取人確認システム。
  4. 前記認証サーバはさらに前記トークン管理部に接続された管理端末を含み、
    前記トークン管理部は、
    前記リフレッシュトークンを生成した時に起動する期限監視タイマーがタイムアウトした場合、前記ユーザIDと発生時刻を前記管理端末に異常発生として通知し、
    前記管理端末から前記ユーザIDと状況データが入力されると、前記トークンDBより該当の前記トークン情報を消去し、
    前記ID管理部に前記ユーザIDと前記状況データを送信し、
    前記ID管理部は、
    受信した前記ユーザIDに該当する前記認証DBに前記状況データと無効フラグを設定することを特徴とする請求項1記載の受取人確認システム。
  5. 荷主より、受取人氏名、受取人住所、確認書類種別、受取人確認情報および送り状番号を含む受託データと、前記受取人氏名、前記受取人住所、および前記送り状番号のバーコードが印刷された送り状とともに、受取人確認を必要とする注文品の配達を依頼される配達サービス業者の受託管理システムに接続された照合DB、認証DBおよびトークンDBを含む受取人確認システムでの受取人確認方法であって、
    前記受託データのうち、前記送り状番号と、前記確認書類種別と、前記受取人確認情報を含む照合データを前記照合DBに保存し、
    インターネット経由で集配者のスマートフォンから受信するユーザIDとパスワードを含むログイン情報を前記認証DBで照合後、アクセストークンとリフレッシュトークンを生成して前記スマートフォンに送信し、前記ユーザIDと生成時刻とともにトークン情報として前記トークンDBに保存し、
    前記スマートフォンから、前記送り状に印刷された前記送り状番号のバーコードをカメラで撮影してバーコードリーダで読み取り問合せ情報として前記アクセストークンとともに送信させ、
    前記スマートフォンから受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証後、前記問合せ情報に含まれる前記送り状番号で前記照合DBを検索し、保存された前記確認書類種別を前記スマートフォンに送信し、
    前記スマートフォンに前記確認書類種別に応じて表示させた入力画面に入力された受取人確認データを、前記アクセストークンとともに送信させ、
    前記スマートフォンから受信する前記アクセストークンで前記トークンDBを検索して認証後、前記受取人確認データを、前記照合DBに保存された前記受取人確認情報と照合し、照合結果と照合完了日時を前記スマートフォンに送信し、
    前記スマートフォンに前記照合結果を画面に表示させて受取人確認を行うことを特徴とする受取人確認方法。
  6. 前記照合データは、前記受託管理システムによって前記受取人住所を(緯度、経度)のデータに変換された住所位置情報を含み、
    前記スマートフォンからGPS受信機能により取得する荷渡し地GPSデータを前記問合せ情報に含めて、前記アクセストークンとともに送信させ、
    前記スマートフォンから受信する前記荷渡し地GPSデータが、前記照合DBに保存された前記住所位置情報から許容される範囲内であるか判断して、
    さらに荷渡し地の照合を行うことを特徴とする請求項5に記載の受取人確認方法。
  7. 前記受取人確認システムは、管理端末を含み、
    前記リフレッシュトークンを生成した時に起動する期限監視タイマーがタイムアウトした場合、前記ユーザIDと発生時刻を前記管理端末に異常発生として通知し、
    前記管理端末から前記ユーザIDと状況データが入力されると、前記トークンDBより該当の前記トークン情報を消去し、
    受信した前記状況データと無効フラグを前記認証DBに設定することを特徴とする請求項5または6に記載の受取人確認方法。
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