JP6410556B2 - ファインダー内に設けられる表示部材、表示部材の枠線の金型加工方法及び表示部材を用いたカメラ - Google Patents

ファインダー内に設けられる表示部材、表示部材の枠線の金型加工方法及び表示部材を用いたカメラ Download PDF

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Description

本発明は、スーパーインポーズ機能を有するカメラのファインダー内に設けられる表示部材、表示部材の枠線の金型加工方法及び表示部材を用いたカメラに関する。
従来、カメラのファインダーは、撮像範囲の物体を視認すると同時に、撮像範囲、測距範囲、測光範囲を示す指標となるスーパーインポーズ機能を備えている。さらに、近年は、撮影視野内で複数の測距、測光ポイントを設定して場面に応じて最適な測距、測光を行える機能を付加したカメラが実現している。このようなカメラは、その測距、測光ポイントの位置を示す複数の指標をファインダー視野内で発光、非発光で、表示、非表示に切り替えることにより、撮影者にその位置を知らせている。
しかしながら、従来のスーパーインポーズ機能は金属膜蒸着を行っており、製造コストが高く、また、蒸着位置ずれの発生で見えの品位が良くないという課題を有していた。これに対し、例えば特許文献1では、低コストで視認性の良いスーパーインポーズ表示方法として、光学平板上に測距、測光ポイントの位置を示す複数の四角形の枠と反射プリズム群を設けている。この反射プリズム群は、四角形の枠が形成されている光学平板の表面と反対側の表面に、少なくとも2方向に傾斜した斜面同士が接して形成される稜線からなる反射プリズムを稜線の向きが同一になるように複数配列して形成されたものである。
また、照明からの照射光を斜面で反射させて撮影者の目に反射光を届くようにするものである。撮影者は、照明発光時に反射プリズムの反射光が撮影者の瞳に導かれることにより、ファインダー内で点灯を視認できる。一方、照明非発光時は、撮影者はファインダー内の反射プリズム群が存在する範囲を点として視認できる。
一方、ファインダー上でオートフォーカス位置を撮影者に認識させるために、光学平板上に四角形などの枠が形成されている。例えば、特許文献2では、枠を構成する枠線の形状をV字凸形状で形成する方法が開示されている。このことにより、光がV字凸形状の斜面で曲がり撮影者の目に光が届かなく、撮影者はV字凸形状を黒い線状の指標として認識することができる。
特開2005−338662号公報 特開2008−180970号公報
しかしながら、従来の光学平板は、特許文献1と特許文献2の併用だけでは枠線の鮮明性が劣るという問題があった。図9に従来例の光学平板を示す。(A)は光学平板上の枠線及び反射プリズム群の断面図であり、(B)はファインダー視野内図である。図9(A)に示すように、被写体からの光Lが反射プリズム111の斜面112及び113で屈折して光学平板101内を通り、V字凸形状114の傾斜面115及び116で屈折して、撮影者の目に届くことがあった。この現象は、ある一定の高さの枠線のV字凸形状の稜線と反射プリズムの稜線が平行であるときに発生する。
図9(B)は、左右中央領域内の枠線をファインダー内で観察した図である。前記現象により光Lが撮影者の目に導かれて、枠線内の反射プリズムが形成されている枠線121の範囲が白く抜けることがあった。このことによって、枠線内で色の濃淡に差がつき、枠線の視認性が悪化するという問題があった。
従って、本発明の目的は、指標となる枠線の鮮明性及び枠外周輪郭の凹凸を少なくして、指標の視認性に優れるファインダー内に設けられる表示部材及び表示部材の枠線の金型加工方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のカメラのファインダー内に設けられる表示部材は、焦点検出領域で照明から照射される照明光を反射して撮影者の目に導くための複数の反射プリズムからなる反射プリズム群と、被写体からの光や照明から照射される照明光を撮影者の目に導く方向に透過ならびに反射させないように前記反射プリズム群を囲うように形成された枠線とを有する、カメラのファインダー内に設けられる表示部材において、前記枠線の線幅内に複数の円錐部が配列され、かつ、前記円錐部の配列により構成された線の両側において前記線幅内に前記円錐部より低い凸部が配列されていることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本発明のカメラのファインダー内に設けられる表示部材の枠線の金型加工方法は、前記枠線を形成する円錐部及びV字を凹状に反転させた形状に対して、角錐工具を回転させて切削加工することを特徴としている。
更に、上記目的を達成するため、本発明のカメラは、上記表示部材をファインダー光学系に配置したことを特徴としている。
本発明によれば、一眼レフカメラに用いられ、ファインダー内に設けられる表示部材に形成される凸部からなる枠線の形状が、所望の線幅内で複数配列された円錐部と、その両端に配置された所望の線幅内で円錐部より低いV字形の凸部により構成されている。そのため、スーパーインポーズ機能の視認性向上のみならず、枠線の濃度を均一化でき、視認性を向上させることが可能となる。
本発明に係る一実施形態によるファインダー内に設けられる表示部材としての光学平板を備えた一眼レフカメラの光学系の構成を示す概略図である。 本発明の実施形態におけるカメラの光学平板の図である。 図2の光学平板の指標としての枠内の反射プリズムの平面図である。(A)は図2の光学平板の左右領域の反射プリズムである。(B)は図2の光学平板の中央領域の反射プリズムである。 図2の光学平板の左右領域における指標としての枠の部分拡大図である。 図2の光学平板の左右領域における指標としての枠の部分拡大図である。(A)は平面図である。(B)は(A)のA−A断面図である。 光学平板を成形するのに使用する金型を製作する加工機の模式図である。(A)は平面図である。(B)は正面図である。 図6の加工機に使用される回転工具の図である。(A)は回転工具を先端側から見た図である。(B)は正面図である。 図2の光学平板の製造方法を説明する概略図である。 従来例の光学平板を示す図である。(A)は光学平板上の枠線及び反射プリズム群の断面図である。(B)はファインダー視野内図である。
本発明の係る一実施形態によるファインダー内表示部材を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載する数値は、参考数値であって、いかなる意味においても本発明を限定するものではないことは言うまでもない。
図1は、本発明に係る実施形態によるファインダー(ファインダー光学系)内に設けられた表示部材としての光学平板6を備えた一眼レフカメラ1の光学系の構成を示す概略図である。
不図示の被写体からの光によって生じた被写体像は、撮影光学系2を含むレンズ鏡筒3を通り、カメラボディ4内のクイックリターンミラー5で反射し光学平板6上に結像する。レンズ鏡筒3は、カメラボディ4に着脱自在または一体化されている。クイックリターンミラー5の後方(撮影光学系2からの光の直進する方向)には、不図示の銀塩フィルムや固体撮像素子(CCDやCMOSセンサ)が配置されている。
クイックリターンミラー5は、カメラのレリーズに連動して回動することにより、撮影光路とファインダー光路を切り替えるようになっている。クイックリターンミラー5で上方に反射された光は、光学平板6面上に結像する。ここで、光学平板6の下面6Bはフレネル面が形成され、また、光学平板6の上面6Aはマット面が形成されており、ピント板やフォーカシングスクリーンなどと称されるものである。
光学平板6に形成された被写体像は、ペンタダハプリズム7で正立正像とされて接眼レンズ8を介し不図示の撮影者の瞳に導かれる。この場合、被写体像は、ファインダー内で表示される測距及び測光ポイントの位置を示す複数の反射プリズム群や四角形の枠を設けた表示部材としての光学平板6によって、ファインダー内で点や枠とともに撮影者に視認される。
また、撮影者が測距及び測光ポイントの位置を知ることができるのは、光学平板6の下面に設けられた反射プリズム群で反射した光が、被写体像と共にペンタダハプリズム7及び接眼レンズ8を介して撮影者の瞳へ導かれるためである。
焦点検出領域で照明から照射される(反射した)光は、照明光源9から発せられた照明光であり、照明光は照明光学系10及びペンタダハプリズム7を介し、撮影光学系2の光軸を含む平面内で撮影視野の短辺方向から光学平板6を斜めに照射する経路を通る。なお、短辺方向とは、図1の左右方向、後述する図2の光学平板の上下方向及びファインダー視野内の上下方向である。
図2は、本発明に係る一実施形態におけるカメラ1の光学平板6の図である。
光学平板6は、左周辺領域21、右周辺領域22、その間に配置された中央領域23を有する。左周辺領域21には、指標としての枠線21c及び枠線21dで構成された枠21aが3箇所形成されている。また、右周辺領域22には指標としての枠線22c及び枠線22dで構成された枠22aも3箇所形成されている。各枠線は、被写体からの光や照明から照射される照明光を撮影者の目に導く方向に透過ならびに反射させないようにする。
さらに、中央領域23には指標としての枠線23c及び枠線23dで構成された枠23aが3箇所形成されている。したがって、枠21a、22a、23aは計で9箇所形成されている。また、指標として反射プリズム群21b、22b、23bが、光学平板6上で枠21a、22a、23aの反対側の表面に、かつ枠21a、22a、23aの中央に位置するように計9箇所形成されている。
図3は反射プリズムを示している。反射プリズム群21bは、図3(A)に示す、2方向に傾斜した斜面32及び33とそれぞれの斜面が接して形成される稜線34からなる反射プリズム31が、枠線21cに対し稜線34が角度α傾いて複数並べられて形成されている。
一方で、反射プリズム群22bは、図3(A)に示す反射プリズム31が枠線22cに対し、反射プリズム群21bとは反対の向きに角度α傾いて複数並べられて形成されている。
反射プリズム群23bは、図3(B)に示す、2方向に傾斜した斜面36及び37とそれぞれの斜面が接して形成される稜線38からなる反射プリズム35が、枠線23cに対し稜線38が平行になるよう複数並べられて形成されている。
図4は、枠21a及び22aの部分拡大図であり、図2に示す光学平板6の表面6Aのマット面上に、斜面42及び斜面43とそれぞれの斜面が接して形成される稜線44で構成された断面がV字形の凸部41で形成される。
枠線21cの凸部41の稜線44は、反射プリズム31の稜線34と平行でないため、ファインダー上で被写体からレンズ及び光学平板6を介してくる光が凸部41の斜面42及び斜面43で曲がることにより撮影者の目に光が届かなく、撮影者は凸部41を黒い線状の指標として認識することができる。
枠線22cの凸部41の稜線44も同様に、反射プリズム31の稜線34と平行でないため、ファインダー上で被写体からレンズ及び光学平板6を介してくる光が凸部41の斜面42及び斜面43で曲がることにより撮影者の目に光が届かなく、撮影者は凸部41を黒い線状の指標として認識することができる。
一方、枠23a内に形成された反射プリズム群23bの反射プリズム35の稜線38は、枠線21c及び22cと平行である。そのため、枠線23cの形状が枠線21c及び22cのように図4に示すV字形の凸部がある一定の高さであるとき、被写体からの光が反射プリズム35の斜面36及び37で屈折して光学平板6内を通り、凸部41の斜面42及び43で屈折して、撮影者の目に届いてしまう。そして、枠線23cの反射プリズム35が形成されている範囲が、この現象により白く抜け、枠線23c内で枠線の濃淡に差がつき、枠線の鮮明性が劣る。
そこで、本発明の光学平板6は、枠23aの枠線23cの形状を、複数配列された円錐部と高さの低い凸部で構成する。これによって、撮影者がファインダーを覗いて枠線23cを見たとき、枠線23c内での濃淡の差がなくなり、視認性を向上させることができる。
以下、枠線23c及び23dの詳細な構成を説明する。図5(A)は、枠線23c及び23dからなる枠23aの四隅の一部を示した平面図であり、図5(B)は図5(A)のA−A断面図である。枠線23cは、複数の円錐部51と、断面がV字形の凸部53及び54で形成されている。円錐部51は、枠線23cの幅寸法内に収まるように一定のピッチで複数形成されている。
また、凸部53及び54は、枠線23cの線幅内(幅寸法内)に収まるように円錐部51に対し左右両端(円錐部51の配列により構成された線の両側)に形成されている。また、凸部53及び54の高さは、図5(B)に示すように円錐部51の頂点52より低くなっている。これにより、枠線23cは反射プリズム35の稜線38と平行となる所定の高さの稜線を持たないこととなる。
一方、枠線23dは、図5(A)に示すように斜面56及び斜面57とそれぞれの斜面が接して形成される稜線58からなる断面がV字形の凸部55で形成されている。これは、枠線23dの凸部55の稜線58が、反射プリズム35の稜線38と平行でないためである。
以上の結果、被写体からの光が枠線23cの円錐部51で曲がることにより撮影者の目に光が届くことがなくなり、撮影者は枠線23cを黒い線として認識することができる。
次に、本発明に係るファインダー内の表示部材を成形するのに必要とする枠線を形成するための金型81(図8)の金型加工方法を図6、図7に基づいて説明する。図6は、金型81を製作する加工機61の模式図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。図7は、図6の加工機に使用される回転工具70の図であり、(A)は回転工具を先端側から見た図であり、(B)は正面図である。
加工機61は、XYスライダ65とZスライダ63との直交3方向の直進位置決め軸とB軸回転装置64とC軸回転装置66との2つの回転位置決め軸を有する5軸精密NC加工機である。
切削加工を行う回転工具70は、C軸回転装置66上に固定された回転スピンドル68に取付けられ、高速回転できるようになっている。また、金型81となる被加工物69は、B軸回転装置64に固定されている。
図7に示す回転工具70は、回転スピンドル68(図6)に取付けられるシャンク部75と刃先部76とで形成されている。刃先部76の先端部には、単結晶ダイヤモンドから形成されたチップ77がロウ付けされて、刃先が形成されている。チップ77は、四角錐の形状に研磨されて4つの切れ刃稜線74が形成されている。4つの切れ刃稜線74は、四角錐の頂点を通る工具中心軸78に対して回転対称に形成されている。また、切れ刃稜線74と工具中心軸78とがなす頂角θは、凸部41、53、54、55、円錐部51の断面形状の先端角度の1/2に設定されている。
次に、加工機61及び回転工具70を使用して、光学平板6に形成する枠21a,22a及び23aを被加工物69に形成して金型81を製作する手順を説明する。
まず、被加工物69は、Z軸方向に向きを決められてB軸回転装置64に取り付けられる。
次に、回転工具70は、回転工具70の先端の四角錐の頂点71及び回転工具70の工具中心軸78が、回転スピンドル68の回転中心軸と一致するように、回転工具70の振れが調整されて回転スピンドル68に装着される。
以上の調整が行われた後、回転工具70を回転スピンドル68によって所定の回転数で回転させ、その頂点71を、X軸とZ軸を使用して枠線21c及び21dの凸部41の反転形状を加工できる位置に合わせる。次に、Y軸とZ軸を使用して、回転工具70の頂点71を走査させ、回転工具70によって、凸部41の凹状の反転形を被加工物69に形成する。枠線22c及び22dの凸部41、及び枠線23dの凸部55の反転形状も同様の方法で形成する。
続いて、回転工具70の頂点71を枠線23cの反転形状を加工できる位置に合わせる。次に、回転工具70の頂点71をY軸方向(被加工物方向)に移動させ切込み、Y軸において逆方向に戻す。Y軸とZ軸を使用してこのことを繰り返し、所定のピッチ分離れた複数の円錐部51の反転形状を被加工物69に形成する。そして最後に、円錐部51の両側に、円錐部51の頂点52よりも浅い切込みで、凸部53及び54の反転形状を加工する。
このようにして、凸部41で構成された枠21a、22a,及び凸部53.54及び55と円錐部51で構成された枠23aの反転形状を形成する。この結果、被加工物69は、金型81となる。
このようにして、金型81は、1本の回転工具で連続して加工されるため、加工精度の向上と加工時間の短縮とが図られる。
次に、光学平板6の製造方法を説明する。図8は製造工程を示す簡略図である。
まず、マット面を有する金型に前述した1本の回転工具70で、光学平板6の凸部41、53、54、55及び円錐部51の反転形状を前述した金型製作方法によって連続して刻み込み金型81を製作する。
次に、フレネル面を有する金型に、光学平板6の反射プリズム31及び35の反転形状を刻み込み金型82を製作する。
続いて、図8(C)に示すように製作した金型81及び82を用いて射出成形などによりプラスチック成形を行う。
最後に、図8(D)に示すように、金型81及び82からプラスチック成形品83を分離する。分離したプラスチック成形品83は、枠21a、22a、23a及び反射プリズム群21b、22b、23bが形成された光学平板6となる。これによって、光学平板6が成形が完了する。
上述の本実施形態で製作されたファインダー内に設けられる表示部材である光学平板6の枠線の形状や大きさは以下の通りである。
表1は光学平板6の枠線の各寸法を示す。枠線は、複数の円錐部と凸部で形成されている。円錐部は、枠線の幅寸法30mm内に収まるように複数形成されている。また、凸部は、枠線の幅寸法30mm内に収まるように円錐部に対し左右に形成されている。
Figure 0006410556
以上の方法により製造された成形である光学平板6の枠線は、従来のような色の濃淡の差がなく、良好な視認性を得ることができた。
以上説明した実施態様では、回転工具70の刃先部76の先端に設けたチップ77は四角錐の形状に研磨されているが、三角錐などその他の角錐形状でも良い。
1:一眼レフカメラ
6:光学平板(ファインダー内に設けられる表示部材)
21:左周辺領域
22:右周辺領域
23:中央領域
21a、22a、23a:枠
21b、22b、23b:反射プリズム群
21c、21d、22c、22d、23c、23d:枠線
31、35:反射プリズム
34、38:稜線
41:凸部
51:円錐部
52:頂点
53、54、55:凸部
61:加工機
70:回転工具
71:頂点
81:金型
82:金型
83:成形品

Claims (4)

  1. 焦点検出領域で照明から照射される照明光を反射して撮影者の目に導くための複数の反射プリズムからなる反射プリズム群と、被写体からの光や照明から照射される照明光を撮影者の目に導く方向に透過ならびに反射させないように前記反射プリズム群を囲うように形成された枠線とを有する、カメラのファインダー内に設けられる表示部材において、
    前記枠線の線幅内に複数の円錐部が配列され、かつ、前記円錐部の配列により構成された線の両側において前記線幅内に前記円錐部より低い凸部が配列されていることを特徴とする表示部材。
  2. 前記表示部材は、前記ファインダー内に設けられる光学平板であることを特徴とする請求項1に記載の表示部材。
  3. 請求項1に記載の表示部材の枠線の金型加工方法であって、被加工物に前記枠線を形成する円錐部及び凸部を凹状に反転させた形状を形成するため、前記被加工物に角錐形の工具を回転させて切削加工する、
    ことを特徴とする表示部材の枠線の金型加工方法。
  4. 請求項1に記載の表示部材をファインダー光学系に配置したカメラ。
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