JP6410015B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6410015B2
JP6410015B2 JP2014114104A JP2014114104A JP6410015B2 JP 6410015 B2 JP6410015 B2 JP 6410015B2 JP 2014114104 A JP2014114104 A JP 2014114104A JP 2014114104 A JP2014114104 A JP 2014114104A JP 6410015 B2 JP6410015 B2 JP 6410015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
unit
processing unit
information
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014114104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015228168A (ja
Inventor
順一 内山
順一 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014114104A priority Critical patent/JP6410015B2/ja
Publication of JP2015228168A publication Critical patent/JP2015228168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6410015B2 publication Critical patent/JP6410015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置に関するものである。
従来より情報処理装置の筺体の小型化が進んでおり、収容される基板も小型化している。これに伴い、基板に搭載される部品の密集化が進んでいる。また、上位の処理装置が搭載されたメインの基板に、下位の処理装置が搭載された追加の基板が接続される場合があるが、追加される基板も小型化し、また、その配置も従来に比べて密になってきている。
このような状況では、密集した各部品や、密に配置された各基板で発生する熱が拡散しにくくなり、溜まりやすくなっている。発熱を放置した場合、オーバーヒートによる処理装置や各部品の故障、それに伴うシステムダウンが生じ、最悪の場合には発火にまで至ることもある。このような事態にならぬように、冷却ファンを設けるなどの対策を講じ、基板の放熱を促している。
しかし、冷却ファンの動作だけでは放熱が十分でない場合や、冷却ファンが故障した場合などでは、部品や基板の温度が上昇して故障が生じる場合がある。そこで、基板上に温度センサを設けて温度を監視し、また冷却ファンの動作を監視し、温度が予め定められた値以上となった場合や冷却ファンの故障を検知した場合、動作を停止し、故障に至るのを防ぐことが考えられている。
温度の異常や冷却ファンの不具合、あるいはそのほかの不具合を含め、異常を検知して動作を停止する前に、ソフトウェアにより異常の記録をハードディスクや不揮発性の記憶装置などに残す場合がある。異常の記録を確認すれば、動作の停止に至った原因が特定され、対策を立てればよい。例えば特許文献1では、情報処理装置からエラー制御用バスを経由して異常の情報がイベントコントローラに送られ、記憶されるように構成されている。
このような対策を講じている場合でも、急激な温度上昇など、急に発生する異常の場合、基板の故障が防げず、それに伴ってシステムがダウンしてソフトウェアの処理では異常の記録を残せない場合がある。この場合、保守の際に異常の記録が保存されていないことから、故障の原因を特定して対策を講じるまでの作業に時間がかかってしまう。
ソフトウェアにより異常の情報を記録するほか、周辺装置等の下位の処理装置で異常の情報を記録することも考えられている。例えば特許文献2では、上位の処理装置に接続されるPCIボックスに不揮発性メモリを有しており、バスブリッジや周辺装置で発生した異常の情報を不揮発性メモリに記憶するとともに監視装置に異常を通知している。この構成では、監視装置に異常が通知されなかった場合でも、不揮発性メモリに異常の情報が残ることになる。また、例えば特許文献3では、上位の処理装置であるホストに接続された半導体ディスク装置内に不揮発性のEEPROMを設け、監視結果を常時EEPROMに記録している。上位の処理装置でシステムが停止した場合でも、EEPROMに記録されている異常の情報を利用した故障原因の特定などが行われる。
これらの技術では、ソフトウェアにより異常の情報を保存する場合に比べて直前の異常の情報まで記録されていることが期待される。しかし、異常が発生した後の動作や再起動による動作で、さらなる異常が発生して異常の情報が書き換えられてしまう場合がある。さらには、最初の異常発生からさらに進み、部品や基板の損傷に至る場合もある。これらの場合、最終的に発生した異常については把握されるものの、その原因に至る情報が失われている場合がある。
特開2006−178555号公報 特開2014−048782号公報 特開2007−219846号公報
本発明は、異常の情報を確実に記録し維持することができる情報処理装置を提供することを目的とするものである。
本願請求項1に記載の発明は、上位処理手段から与えられた処理を行う1または複数の処理手段と、不揮発記憶手段と、起動の際に前記処理手段をリセットし、前記不揮発記憶手段に異常の情報がなければ前記処理手段のリセットを解除して前記処理手段に処理を行わせ、動作中に異常を検出した際に前記処理手段に対して前記上位処理手段へ通知させるとともに該異常の情報を前記不揮発記憶手段に記憶させて前記処理手段を停止させ、起動の際に前記不揮発記憶手段に異常の情報があれば当該起動の際の前記処理手段のリセットを維持し、前記上位処理手段に前記処理手段が認識されないようにして異常状態であることを示す制御手段を有することを特徴とする情報処理装置である。
本願請求項に記載の発明は、本願請求項に記載の発明の構成に、さらに表示手段を有し、前記制御手段は、異常を検出した際及び起動の際に前記不揮発記憶手段に異常の情報がある場合に、前記表示手段に異常であることを表示させることを特徴とする情報処理装置である。
本願請求項1に記載の発明によれば、既存のハードウェア構成で、記録した異常の情報を、異常発生以後及び再起動された場合でも確実に維持するとともに上位処理手段への異常の通知を行うことができるという効果がある。
本願請求項に記載の発明によれば、異常発生以後及び再起動された場合でも異常の発生を利用者に知らせることができる。
本発明の実施の一形態を示す構成図である。 本発明の実施の一形態における一具体例を示す構成図である。 制御部の一例の構成図である。 本発明の実施の一形態における動作の一例を示す流れ図である。 異常が発生した際の動作の一例のタイミング図である。
図1は、本発明の実施の一形態を示す構成図である。図中、1は処理部、2は不揮発記憶部、3は制御部、4は表示部である。処理部1は、図示しない上位処理部から与えられた処理を行う。この処理部は、複数設けられる場合もある。処理対象の情報は、上位処理部から与えられる場合、外部から与えられる場合、処理部1が複数存在する場合には他の処理部1から与えられる場合などがある。処理済みの情報についても、上位処理部や他の処理部1などに渡され、あるいは外部へ出力されてもよい。
不揮発記憶部2は、電源を切断しても記憶した内容が消去されない記憶手段であり、制御部3により用いられる。ここでは少なくとも、異常が発生した場合に異常の情報が書き込まれる。もちろんこのほかにも、各種の設定情報など、種々の情報を記憶していてもよい。あるいは、通常は各種の設定情報を記憶している不揮発性の記憶手段を、この不揮発記憶部2として使用し、空き領域に異常の情報を書き込むように構成してもよい。
制御部3は、処理部1の起動制御などを行う。さらに、温度管理やファンの監視などを行い、動作中に異常を検出した際には異常の情報を不揮発記憶部2に記憶させて処理部1の動作を停止させる。また、起動の際には不揮発記憶部2を参照し、不揮発記憶部2に異常の情報がなければ処理部1に処理を行わせるが、不揮発記憶部2に異常の情報があれば処理部1を停止させた状態を維持する。異常を検出した際、及び、起動の際に不揮発記憶部2に異常の情報がある場合には、表示部4に異常であることを表示させるとよい。
処理部1の動作を停止させる方法としては種々の方法でよいが、例えば起動の際に行うリセットの動作を利用するとよい。例えば起動の際には処理部1をリセットして不揮発記憶部2を参照し、不揮発記憶部2に異常の情報がなければ処理部1のリセットを解除して処理部1に処理を行わせる。また、動作中に異常を検知した場合には、動作中の処理部1に異常の際の処理を行わせた後に処理部1をリセットし、そのリセットを継続する。処理部1がリセットされると上位処理部がこれを検出して異常の際の処理を行うか、あるいはシステムがダウンする。再起動された場合、処理部1をリセットして不揮発記憶部2を参照し、この場合には不揮発記憶部2に異常の情報があり、処理部1のリセットが継続される。この場合、上位処理部には処理部1が認識されず、異常状態であることを示すとともに、さらなる異常により不揮発記憶部2が上書きされるのを防ぐ。
表示部4は、利用者あるいは保守者に対して、少なくとも異常の発生を知らせる表示を行う。もちろん、そのほかの各種の情報を提示するものであってよい。例えばLED、LCD、そのほか各種の表示装置などで構成すればよい。なお、この表示部4を設けずに構成してもよい。
図2は、本発明の実施の一形態における一具体例を示す構成図である。図中、11は上位処理部、12はバスブリッジ、13は外部バス、14は情報処理部、21は主処理部、22は主記憶部、23は補助記憶部、24は内部バス、31はバススイッチ、32は温度センサ、33はファンセンサ、34は電源監視部である。図2に示した構成には上位処理部11を含めた構成を示している。この例では、上位処理部11はバスブリッジ12を介して外部バス13と接続されており、この外部バス13に情報処理部14が接続されている。
上位処理部11として、ここでは主処理部21,主記憶部22、補助記憶部23が内部バス24で接続され、この内部バス24にバスブリッジ12が接続された例を示している。もちろん、上位処理部11の構成はこの例に限られるものではなく、種々の公知の構成が適用されてよい。また、この例では情報処理部14が外部バス13,バスブリッジ12を介して内部バス24に接続されているが、情報処理部14が直接、内部バス24や主処理部21に接続される構成であってもよいことは言うまでもない。
外部バス13としては、例えば、AGP(Accelerated Graphics Port)、PCI(Peripheral Component Interconnect)、PCI Expressや、そのほかの既知のバスを使用すればよい。あるいは、USB(Universal Serial Bus)やSATA(Serial AT Attachment)、SATA Expressなどのインタフェースを用いて情報処理部14が接続される構成であってもよい。なお、外部バス13によってはバスブリッジ12を介さず、主処理部21に直接接続される場合もある。
情報処理部14は図1に示した本発明の実施の一形態を含む構成であり、この具体例では処理部1を4つ有する場合の例を示している。複数の処理部1はバススイッチ31に接続されており、バススイッチ31により選択的に外部バス13に接続され、上位処理部11との情報のやりとりを行う。
情報処理部14として、この例では温度センサ32,ファンセンサ33、電源監視部34などを含む構成を例示している。温度センサ32は、処理部1や筐体内の温度などを検出する。ファンセンサ33は、図示しない冷却ファンの異常、例えば停止状態などを検出する。これらの温度センサ32、ファンセンサ33などの検出結果は、制御部3に通知され、あるいは制御部3から読み出され、異常の検知に使用される。電源監視部34は、電源電圧などを監視し、電源が安定した旨を制御部3に通知する。もちろん、電源の異常を検出して制御部3に通知し、異常の検知に使用してもよい。
制御部3は、温度センサ32,ファンセンサ33、電源監視部34などと接続され、これらからの情報を取得し、異常の有無を判断する。また、不揮発記憶部2と接続されており、異常が発生した際に、発生した異常の情報を不揮発記憶部2に書き込む。表示部4も接続されており、異常の有無や、異常の種別、そのほかの異常の情報を表示部4に表示する。さらに、処理部1及びバススイッチ31と接続されており、制御部3は処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を送る。処理部1に対しては、さらに割り込み信号(NMI)を送り、また応答信号(ACK)を受け取る。
図3は、制御部の一例の構成図である。図中、41は温度値取得部、42は温度値比較部、43はファン異常処理部、44は割込生成部、45はリセット制御部、46は応答処理部、47は記憶制御部、48は表示制御部である。図2に示した具体例における制御部3の構成の一例を図3に示している。もちろん、この構成は一例であって、構成の追加削除や異なる構成で実現してもよいことは言うまでもない。
温度値取得部41は、温度センサ32と接続され、温度センサ32で測定した温度値を取得する。取得した温度値は、温度値比較部42に渡す。温度値の取得は、予め決められたタイミングで行えばよく、例えば予め決められた時間間隔で温度値を取得すればよい。
温度値比較部42は、温度値取得部41で取得した温度値と、予め設定されている温度値とを比較する。温度値取得部41で取得した温度値が予め設定されている温度値を超える場合に異常であるとして、割込生成部44、リセット制御部45、記憶制御部47、表示制御部48に対して異常である旨の信号を送る。
ファン異常処理部43は、ファンセンサ33と接続され、ファンセンサ33からの信号によってファンの異常を検出する。ファンセンサ33からの信号を定期的に検出するほか、ファンセンサ33から異常の信号が入力された場合に動作する構成であってもよい。このファン異常処理部43でファンの異常を検出すると、割込生成部44、リセット制御部45、記憶制御部47、表示制御部48に対して異常である旨の信号を送る。
割込生成部44は、温度値比較部42、ファン異常処理部43、あるいはさらに電源監視部34と接続され、温度値比較部42あるいはファン異常処理部43または電源監視部34から異常である旨の信号を受け取ると割込信号を処理部1へ送る。この割込信号は、異常の際の割り込みであることから、最も優先度の高い割り込み、例えばNMI(Non Maskable Interrupt)であるとよい。
リセット制御部45は、処理部1及びバススイッチ31と接続され、処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を送出する制御を行う。また、リセット制御部45は温度値比較部42、ファン異常処理部43、電源監視部34、応答処理部46、記憶制御部47と接続されている。電源が投入されて外部バス13からバススイッチ31を通じて外部バスリセットを受け取ると処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を出力し、電源監視部34から電源が安定した旨の信号を受けて記憶制御部47から異常の情報が不揮発記憶部2にあるか否かを示す信号を受け取る。異常の情報が不揮発記憶部2になければ処理部1及びバススイッチ31に対するリセット信号を停止する。異常の情報が不揮発記憶部2にある場合には、リセット信号を継続する。温度値比較部42またはファン異常処理部43、あるいは電源監視部34から異常の信号を受け取った場合には、応答処理部46から集約された処理部1からの応答信号を受け取り、処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を出力して、これを継続する。
応答処理部46は、それぞれの処理部1及びリセット制御部45と接続され、各処理部1から送られてくる応答信号を集約してリセット制御部45へ送る。
記憶制御部47は、不揮発記憶部2と接続され、不揮発記憶部2への情報の書き込み及び不揮発記憶部2からの情報の読み出しを制御する。また、記憶制御部47は温度値比較部42、ファン異常処理部43と接続され、温度値比較部42、ファン異常処理部43から異常の信号を受け取ると、異常の情報を不揮発記憶部2に書き込む。さらに、電源監視部34及びリセット制御部45、表示制御部48と接続され、電源が投入されて安定した際の信号を電源監視部34から受け取ると、不揮発記憶部2に異常の情報があるか否かを判定し、判定結果をリセット制御部45及び表示制御部48へ送る。なお、電源監視部34から電源の異常の信号を受け取って、異常の情報を不揮発記憶部2に書き込むようにしてもよい。
表示制御部48は、温度値比較部42及びファン異常処理部43、記憶制御部47あるいはさらに電源監視部34と接続され、温度値比較部42、ファン異常処理部43、電源監視部34のいずれかから異常の信号を受け取ると表示部4に対して異常の発生を表示させる。また、不揮発記憶部2に異常の情報が記憶されていたことが記憶制御部47から送られてきた場合にも、表示部4に対して異常の発生を表示させる。
図4は、本発明の実施の一形態における動作の一例を示す流れ図、図5は、異常が発生した際の動作の一例のタイミング図である。ここでは、図2及び図3に示した具体例をもとに、動作の一例について説明する。
電源が投入されると、S61において、リセット制御部45は外部バス13からバススイッチ31を通じて外部バスリセットの信号を受け取り、処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を出力して、処理部1及びバススイッチ31をリセット状態にする。
S62において、電源監視部34から電源が安定した旨の信号が送られてくるまで待つ。電源監視部34から電源が安定した旨の信号が送られると、記憶制御部47はS63において不揮発記憶部2に記憶されている情報を読み出し、S64において異常の情報の有無を判断する。
不揮発記憶部2に異常の情報が記憶されていなければ、S65において、リセット制御部45は、処理部1及びバススイッチ31に対して出力していたリセット信号を停止し、処理部1及びバススイッチ31のリセット状態を解除する。以後、S66における異常の検出とS67における処理部1による処理を並行して行うことになる。処理部1による処理は、上位処理部11(主制御部21)からバスブリッジ12,外部バス13を通じて情報処理部14に依頼され、バススイッチ31で選択された処理部1が依頼された処理を実行する。処理対象の情報は、情報処理部14から与えられるほか、他の処理部1や外部から与えられる場合もある。処理済みの情報についても、情報処理部14に送るほか、他の処理部1や外部へ送ることもある。
S66では、この例では温度センサ32による温度の監視と、ファンセンサ33によるファンの動作の監視を行っており、さらには、電源監視部34による電源の監視を行ってもよい。温度値取得部41は温度センサ32から温度値を取得し、温度値比較部42で予め設定されている温度値と比較する。温度センサ32から取得した温度値が予め設定されている温度値を超えた場合に、温度値比較部42から温度が異常である旨の信号が割込生成部44、リセット制御部45、記憶制御部47、表示制御部48に対して出力される。また、ファン異常処理部43はファンセンサ33からの信号を受け、例えば回転していないなどの異常が検出された場合には、ファンが異常である旨の信号を割込生成部44、リセット制御部45、記憶制御部47、表示制御部48に対して出力する。電源監視部34が電源の異常を検出した場合についても、電源が異常である旨の信号を割込生成部44、リセット制御部45、記憶制御部47、表示制御部48に対して出力する。いずれかの信号が出力された場合に、S66において異常が発生したものとしてS68,S69,S70の処理に移行する。
異常が発生した場合、温度値比較部42またはファン異常処理部43あるいは電源監視部34から異常である旨の信号が出力され、これを受けた割込生成部44は、S68において処理部1に対して割込信号を送出する。
また、異常である旨の信号を受けた記憶制御部47は、S69において、異常の情報を不揮発記憶部2に書き込む。例えば温度値比較部42からの信号であれば温度が異常である旨の情報を、ファン異常処理部43からの信号であればファンが異常である旨の情報を、電源監視部34から信号であれば電源が異常である旨の情報を、不揮発記憶部2に書き込めばよい。
さらに、異常である旨の信号を受けた表示制御部48は、S70において、表示部4に対して異常の発生を表示させる。例えば温度値比較部42からの信号であれば温度が異常である旨の表示を、ファン異常処理部43からの信号であればファンが異常である旨の表示を、電源監視部34から信号であれば電源が異常である旨の表示を、表示部4に行わせればよい。表示は、例えば該当するLEDを点灯あるいは点滅させたり、LCDに異常の発生とその種別を表示させるなど、周知の種々の表示方法を用いればよい。
S68で割込生成部44から処理部1へ割込信号を送出すると、S71において、処理部1はそれまで行っていた処理を中断して割り込み処理に移行する。割込処理では、S72において、バススイッチ31を介して外部バス13へ割込信号を送る。この割込信号はバスブリッジ12を介して上位処理部11に伝わり、例えば主処理部21がログを補助記憶部23に書き込む。その際に、処理部1から各種の情報を上位処理部11に通知し、それらの情報とともに補助記憶部23への書き込みを行ってもよい。また、処理部1においても、電源が切断されても消去されない記憶手段を有している場合には、その記憶手段に異常の情報や、それまで行っていた処理情報などを待避してもよい。これらの処理が終了したら、処理部1はS74において応答信号を返す。応答信号は応答処理部46で集約され、すべての処理部1から応答信号が得られたら、その旨をリセット制御部45へ送る。
リセット制御部45は、すべての処理部1からの応答信号を受け取った旨の信号を応答処理部46から受け取ると、S75において、処理部1及びバススイッチ31に対してリセット信号を送り、処理部1及びバススイッチ31をリセット状態にする。この処理部1及びバススイッチ31のリセット状態は、そのまま維持される。上位処理部11では、情報処理部14がリセット状態となることから、上位処理部11がシステムダウンしたり、あるいは情報処理部14が切り離された状態となって情報処理部14に異常が発生したことが利用者や管理者などに通知されることになる。この後に連鎖する異常が発生しても、処理部1及びバススイッチ31はリセット状態となっており、上位処理部11への通知は行われず、初期に発生した異常に関する情報が保存されることになる。
温度の異常が発生した場合の処理タイミングを具体例として図5に示している。予め設定されている温度をX℃とし、温度センサ32で検出した温度がX℃を超えた場合に異常が発生したものとしている。X℃を超える温度が温度センサ32で検出されると、温度値比較部42から異常を示す信号が出力され、図中のAにおいて表示制御部48は表示部4に対して異常である旨の表示を行わせる。それとともに、記憶制御部47はBにおいて不揮発記憶部2に異常の情報を書き込む。さらに、割込生成部44はCにおいて処理部1へ割込信号を出力する。割込信号を受けた処理部1は、Dにおいてそれまでの処理を停止し、Eにおいて外部バス13に対して割込を行って上位処理部11に異常の発生を通知する。上位処理部11は、Fにおいて異常のログを補助記憶部23に書き込むなどの異常の際の処理を行う。この処理の完了が処理部1に通知され、処理部1はGにおいて応答信号を応答処理部46へ返す。各処理部1からの応答信号が揃うと、その旨が応答処理部46からリセット制御部45に通知され、リセット制御部45はHにおいて処理部1及びバススイッチ31をリセット状態にする。
なお、異常の発生の際に上位処理部11も動作を停止し、処理部1の割り込み処理により異常の発生を通知しても上位処理部11で情報の待避が間に合わない場合が考えられる。その場合でも、情報処理部14では不揮発記憶部2に異常の情報を記憶しており、電源が切断されても消去されないことから、その異常の情報は維持される。また、いくつかの情報処理部14が上位処理部11に接続されている場合や、上位処理部11に論理的に認識されている場合でも、異常が発生した情報処理部14の不揮発記憶部2に異常の情報が記憶されており、異常が発生した情報処理部14が物理的に特定される。
異常の発生により再起動されたり、一旦電源を切断した後に再び電源が投入された場合には、S61で処理部1及びバススイッチ31をリセット状態とし、S62で電源が安定したことを確認後、S63で不揮発記憶部2に記憶されている情報を読み出し、S64で異常の情報の有無を判断する。異常が発生した際に不揮発記憶部2には異常の情報が書き込まれており、S64の判定で不揮発記憶部2に異常の情報が記憶されていたと判断される。この場合には、読み出された異常の情報に従って信号がリセット制御部45及び表示制御部48に出力される。この信号を受けた表示制御部48は、S70において、表示部4に対して異常の発生を表示させる。また、この場合にはS61で処理部1及びバススイッチ31をリセットした状態が維持される。上位処理部11では情報処理部14が認識されないか、あるいは情報処理部14を認識する過程でシステムが停止し、情報処理部14に異常が生じていることを利用者あるいは管理者に気づかせる。
例えば温度の異常が発生している場合、電源を再投入した直後では異常が生じないこともあるが、次第に温度が上昇して予め設定されている温度を超えることが考えられる。これを繰り返している間に、熱により部品の破損などが発生する場合もある。上述の構成では、このような異常の発生を繰り返すことなく、また熱などによる部品の破損を招く前に、情報処理部14の動作を停止させる。もちろん、他の異常が発生した場合でも、連鎖する異常の発生や再起動により繰り返して異常が発生することなく、情報処理部14の動作が停止される。再起動しても情報処理部14が動作せず、情報処理部14で異常が発生していることが利用者や管理者に伝えられることになる。
なお、異常の情報は、上位処理部11で補助記憶部23に記録された異常のログを利用したり、情報処理部14の不揮発記憶部2に記憶されている異常の情報を読み出し、異常の原因を特定して対策を講じればよい。例えば突発的な異常など、何らかの理由で上位処理部11で異常のログが収集されなかった場合でも、不揮発記憶部2に異常の情報が書き込まれており、異常の原因を特定する際に利用すればよい。なお、対策を講じた後は、不揮発記憶部2の異常の情報を消去する。
上述の例では、処理部1及びバススイッチ31を停止させておく場合にリセット信号を維持することで行っている。リセット信号は処理部1及びバススイッチ31をリセットする場合に通常備えられており、特別な構成を設けることなく、既存のハードウェア構成を用いて処理部1及びバススイッチ31の停止を実現している。もちろん、他の方法で処理部1及びバススイッチ31を停止させてもよい。
また発生する異常として、上述の例では温度の異常、ファンの異常、あるいはさらに電源の異常を示したが、このほかの異常についても対応するように構成してもよいことは言うまでもない。
1…処理部、2…不揮発記憶部、3…制御部、4…表示部、11…上位処理部、12…バスブリッジ、13…外部バス、14…情報処理部、21…主処理部、22…主記憶部、23…補助記憶部、24…内部バス、31…バススイッチ、32…温度センサ、33…ファンセンサ、34…電源監視部、41…温度値取得部、42…温度値比較部、43…ファン異常処理部、44…割込生成部、45…リセット制御部、46…応答処理部、47…記憶制御部、48…表示制御部。

Claims (2)

  1. 上位処理手段から与えられた処理を行う1または複数の処理手段と、不揮発記憶手段と、起動の際に前記処理手段をリセットし、前記不揮発記憶手段に異常の情報がなければ前記処理手段のリセットを解除して前記処理手段に処理を行わせ、動作中に異常を検出した際に前記処理手段に対して前記上位処理手段へ通知させるとともに該異常の情報を前記不揮発記憶手段に記憶させて前記処理手段を停止させ、起動の際に前記不揮発記憶手段に異常の情報があれば当該起動の際の前記処理手段のリセットを維持し、前記上位処理手段に前記処理手段が認識されないようにして異常状態であることを示す制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. さらに表示手段を有し、前記制御手段は、異常を検出した際及び起動の際に前記不揮発記憶手段に異常の情報がある場合に、前記表示手段に異常であることを表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
JP2014114104A 2014-06-02 2014-06-02 情報処理装置 Active JP6410015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114104A JP6410015B2 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114104A JP6410015B2 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015228168A JP2015228168A (ja) 2015-12-17
JP6410015B2 true JP6410015B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=54885592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014114104A Active JP6410015B2 (ja) 2014-06-02 2014-06-02 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6410015B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418813A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Fujitsu Ltd Automatic power supply control system
JPH04333103A (ja) * 1991-05-08 1992-11-20 Murata Mach Ltd 自動加工設備の制御装置
JP3480881B2 (ja) * 1996-01-08 2003-12-22 株式会社東芝 遠隔監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015228168A (ja) 2015-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5120664B2 (ja) サーバシステム及びクラッシュダンプ採取方法
US20090138740A1 (en) Method and computer device capable of dealing with power fail
JP4886558B2 (ja) 情報処理装置
JP2017091077A (ja) 擬似故障の発生プログラム、発生方法、及び発生装置
US9158646B2 (en) Abnormal information output system for a computer system
JP5689783B2 (ja) コンピュータ、コンピュータシステム、および障害情報管理方法
CN102681928A (zh) 计算机系统的异常信息输出系统
JP6880961B2 (ja) 情報処理装置、およびログ記録方法
JP6410015B2 (ja) 情報処理装置
JP2011076344A (ja) 情報処理装置,情報処理装置の制御方法および制御プログラム
WO2017072904A1 (ja) 計算機システム、及び、障害検知方法
WO2014112039A1 (ja) 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び情報処理装置制御プログラム
TWM532085U (zh) 硬碟控制晶片及含其的硬碟
JP6151655B2 (ja) 数値制御装置
JP5627414B2 (ja) 動作ログ収集システム及びプログラム
JP2014182743A (ja) ディスクアレイ装置および故障検出方法
JP2003256240A (ja) 情報処理装置及びその障害回復方法
JP6094685B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置制御プログラム
JP2013149112A (ja) 記憶媒体の管理方法
CN105468495A (zh) 复杂式可程序逻辑控制装置
JP2007118399A (ja) プリンタ及びその低電圧エラー通知方法
JP2007265157A (ja) I/o装置の障害検出システム、及び、方法
JP2010056744A (ja) 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム
TWI590013B (zh) 複雜式可程式邏輯控制裝置
JP7002486B2 (ja) 電子基板および監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6410015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350