JP6409198B2 - 血液浄化回路パネル - Google Patents
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Description
しかし、これら各部品のそれぞれは、他の部品と物理的に分離したものとなっており、各部品ごとにチューブで接続させなければならず、その作業が極めて煩雑となっていた。
(1)本発明の血液浄化回路パネルは、パネルと、前記パネルに固定され、側面から突出する透析液の流通管部を有するダイアライザーと、を備え、前記パネルが、その周辺の一部から突出して形成され、切欠きを有する取付け片を備え、前記切欠きが、その開口側において、前記切欠きの幅を狭める狭窄部を有し、前記パネルに対する前記ダイアライザーの固定は、前記流通管部が前記取付け片の前記切欠きの前記狭窄部を乗り上げて前記切欠き内に嵌め込まれることによってなされることを特徴とする。
(2)本発明の血液浄化回路パネルは、(1)の構成において、前記ダイアライザーの前記流通管部が、流通管の周りに周方向に沿った環状溝を有するフランジ部を備え、前記パネルに対する前記ダイアライザーの固定は、前記フランジ部の前記環状溝が前記取付け片の前記切欠き内に嵌め込まれることによってなされることを特徴とする。
(3)本発明の血液浄化回路パネルは、(1)の構成において、前記流通管部が前記ダイアライザーの両端のそれぞれに設けられた透析液の流入管部および流出管部を備え、前記パネルの前記取付け片が前記流入管部および流出管部のそれぞれに対応して形成されていることを特徴とする。
(4)本発明の血液浄化回路パネルは、(3)の構成において、前記流入管部および流出管部のそれぞれに対応して形成される各取付け片の前記切欠きが同じ方向から切り欠かれていることを特徴とする。
図1は、本発明による血液浄化回路パネルの実施形態1を示す正面図である。図2は、図1のA−A線における断面図である。
なお、シート21、22、各連結部等は、樹脂材で形成されていることを示したが、たとえば、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、スチレン−ブタジエンコポリマー(SBC)、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、塩化ビニル樹脂、スチレン系エラストマー、フッ素樹脂、ポリサルフォン等から選定することができる。
実施形態1に示したパネル20の取付け片23A、23Bに形成した切欠き24A、24Bは、その垂直辺から水平方向に切り欠いた形状としたものである。しかし、取付け片23Aを例に示す場合、たとえば図11に示す形状とするようにしてもよい。すなわち、図11に示すように、切欠き24Aは、取付け片23Aの垂直辺から水平方向へ切り欠かれた後に、さらに下垂方向へ切り欠いた逆‘L’状の形状とするようにしてもよい。下垂方向へ切り欠かれた切欠き24Aは、その奥行側の内周部が半円弧状をなし、水平方向から下垂方向への屈曲部には、切欠きの幅を狭める狭窄部25Aが形成されている。
実施形態1では、パネル20の取付け片23A、23Bにおけるダイアライザー30の透析液流入管部34、透析液流出管部35の取付けは、フランジ部40A、40Bを介して行うようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、フランジ部40A、40Bが形成されていない透析液流入管部34、透析液流出管部35において取り付けるようにしてもよい。図12は、このような実施形態を示し、図6に対応づけて描いた図である。
図12に示すように、パネル20の取付け片23Aは、ダイアライザー30とフランジ部40Aの間の透析液流出管部35に嵌め込まれるようになっている。この場合の取付け片23Aの切欠き24Aは、たとえば図3に示したように狭窄部25Aを有し、透析液流出管部35が取付け片23Aの狭窄部25Aを乗り上げて該切欠き24A内に嵌め込まれるようになっている。そして、フランジ部40Aは、パネル20の取付け片23Aが透析液流出管部35から外れるのを回避できるようになっている。
実施形態1に示した連結部(たとえば連結部50)は、図8(b)に示したように、その軸方向のほぼ中央にくびれ50Aを有する形状としたものである。しかし、これに限定されることはなく、連結部の少なくとも外径が一端から他端にかけてテーパを有するような形状となっていてもよい。図13は、このような連結部の構成を示し、図8(b)と対応づけて描いた図である。図13に示すように、たとえば連結部50’は、ポンプチューブ61から外付けチューブ601にかけてたとえば外形及び内径がいずれも小となるテーパ50A’、50B’を有する形状となっている。このような形状からなる連結部50’は、シート21、22に挟持されることにより、軸方向の変位を信頼性よく規制できる効果を奏する。
20 パネル
21、22 シート
24 切欠き部
25 開口部
23A、23B 取付け片
24A、24B 切欠き
25A、25B 狭窄部(凸部)
30 ダイアライザー
31 血液流入管部
32 血液流出管部
33 細管
34 透析液流入管部(流通管部)
35 透析液流出管部(流通管部)
40A、40B フランジ部
41A 環状溝
50 連結部(第1連結部)
50A くびれ
51 連結部(第2連結部)
601 外付けチューブ(第2チューブ)
61 ポンプチューブ(第1チューブ)
62 回転体
63 ローラ
70、70’ 中空流路
71 中空室
76 連結部(第1連結部)
77 連結部(第2連結部)
78 ポンプチューブ(第1チューブ)
80 中空流路
81 連結部(第1連結部)
82 連結部(第2連結部)
83 チューブ(第1チューブ)
Claims (3)
- 血液浄化回路パネルであって、
パネルと、
前記パネルの一方の面に固定され、側面から突出する透析液の流通管部を有するダイアライザーと、
を備え、
前記パネルが、その周辺の一部から突出して形成され、切欠きを有する取付け片を備え、
前記切欠きが、その開口側において、前記切欠きの幅を狭める狭窄部を有し、
前記パネルに対する前記ダイアライザーの固定は、前記流通管部が前記取付け片の前記切欠きの前記狭窄部を乗り上げて前記切欠き内に嵌め込まれることによってなされ、
前記ダイアライザーは、その長手方向を垂直方向に一致づけられ、上面視にて、前記パネルの一方の側及び他方の側の間に挟まれるように設けられていることを特徴とする血液浄化回路パネル。 - 前記流通管部が前記ダイアライザーの両端のそれぞれに設けられた透析液の流入管部および流出管部を備え、
前記パネルの前記取付け片が前記流入管部および流出管部のそれぞれに対応して形成されており、
前記流入管部および流出管部のそれぞれに対応して形成される各取付け片の前記切欠きが同じ方向から切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記載の血液浄化回路パネル。 - 前記ダイアライザーの前記流通管部が、その管の周りに周方向に沿った環状溝を有するフランジ部を備え、
前記パネルに対する前記ダイアライザーの固定は、前記フランジ部の前記環状溝が前記取付け片の前記切欠き内に嵌め込まれることによってなされることを特徴とする請求項1又は2に記載の血液浄化回路パネル。
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2014
- 2014-07-22 JP JP2014149276A patent/JP6409198B2/ja active Active
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