JP6407808B2 - 車輪位置特定装置 - Google Patents
車輪位置特定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6407808B2 JP6407808B2 JP2015129992A JP2015129992A JP6407808B2 JP 6407808 B2 JP6407808 B2 JP 6407808B2 JP 2015129992 A JP2015129992 A JP 2015129992A JP 2015129992 A JP2015129992 A JP 2015129992A JP 6407808 B2 JP6407808 B2 JP 6407808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse count
- count value
- sensor unit
- wheel
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
以下、車輪位置特定装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10は、ABS(アンチロック・ブレーキシステム)20及びタイヤ状態監視装置30を搭載している。ABS20は、ABSコントローラ25と、車両10の4つの車輪11にそれぞれ対応する回転センサユニット21〜24とを備えている。回転センサユニット21は、前側左側に設けられたFL輪に対応し、回転センサユニット22は、前側右側に設けられたFR輪に対応している。回転センサユニット23は、後側左側に設けられたRL輪に対応し、回転センサユニット24は、後側右側に設けられたRR輪に対応している。各車輪11は、車両用ホイール12と、車両用ホイール12に装着されたタイヤ13とから構成されている。また、車両10には、エンジンの始動や、停止など車両10の動作を統括的に制御する制御装置14が搭載されている。制御装置14には、車両10の運転者によるエンジンの始動及び停止を可能にするイグニッションスイッチ15が接続されている。以下の説明において、運転者によりイグニッションスイッチ15が操作され、イグニッションがオンにされた状態をIG_ONとする。
図1及び図4に示すように、例えば、各車輪11に設けられた各センサユニット31のIDが、それぞれ、FL輪:ID1、FR輪:ID2、RL輪:ID3、RR輪:ID4とする。このとき、ID1のセンサユニット31は、時刻t1,t2,t3,t4で、FL輪の最下位置に移動した時に一定位置を検出する。その為、その時のFL輪の回転センサユニット21のパルスカウント値は同一となる。一方で、他の車輪11(FR輪、RR輪、RL輪)のパルスカウント値は、各車輪11のタイヤ圧力、各車輪11にかかる重量、走行環境(カーブ、路面から受ける振動)等により変化する為、時刻t1,t2,t3,t4で発散する(ばらつく)。
図6(a)〜(d)では、各回転センサユニット21〜24によってパルスカウント値の取り得る範囲を模式的に示している。そして、パルスカウント値の取り得る範囲内で、予め複数の候補点が設定されている。本実施形態において、パルスカウント値が取り得る範囲である0〜95を二分割する二点をパルスカウント値のばらつき中心を示す候補点として定めている。第1候補点P11は、パルスカウント値0に相当し、第2候補点P12はパルスカウント値48に相当する。そして、受信コントローラ51は、第1候補点P11と第2候補点P12を用いて、パルスカウント値を算出するための制御を簡略化しつつ、センサユニット31が設けられている車輪11の位置を特定する。なお、以下の説明において、便宜上、ID1のセンサユニット31から送信された一定位置検出信号を受信したときに回転センサユニット21によって検出されるパルスカウント値に着目して説明を行うが、実際には、各センサユニット31からの一定位置検出信号を受信したときには、各回転センサユニット21〜24によって検出されるパルスカウント値が取得される。また、ID1のセンサユニット31から送信された一定位置検出信号を受信したときに回転センサユニット21によって図5(b)に示すパルスカウント値が取得されたとして説明を行う。図6(a)及び図8(a)のM1〜M8に記載されたパルスカウント値は、それぞれ図5(b)に示すパルスカウント値M1〜M8に対応している。
受信コントローラ51は、複数の候補点のうち基準点に最も近い候補点(本実施形態では、基準点と同一の値)である第1候補点P11が中心点に選ばれると、各パルスカウント値に48を加える。これにより、各パルスカウント値は、48を基準点とした値となる。パルスカウント値が基準点付近ばらつく可能性の高いときに、基準点を変更後基準点に変更することで、パルスカウント値が0付近でばらつくことを抑制している。
(1)受信コントローラ51は、パルスカウント値を変更後基準点からの値に変更することで、基準点付近でパルスカウント値がばらつくことを抑制している。このため、パルスカウント値が基準点を跨いでばらつくことが抑制され、ばらつきを容易に求めることができる。したがって、パルスカウント値のばらつきを求めるための制御を簡略化しつつ、センサユニット31が設けられている車輪11の位置を特定することができる。
以下、第2実施形態の車輪位置特定装置について説明する。なお、第2実施形態では、センサユニット31が設けられている車輪11の位置を特定するために受信コントローラ51が行う処理が異なるが、その他の構成は、第1実施形態と同様である。
(3)受信コントローラ51は、複数の候補点のうちから一つを変更後基準点として設定し、この変更後基準点を中心とした許容範囲内に含まれるパルスカウント値の数からセンサユニット31が設けられている車輪11の位置を特定している。予め設定された候補点P21〜P28から変更後基準点を選択するため、容易に変更後基準点を設定することができ、制御が簡略化される。
・各実施形態において、図15に示すように、8回分のパルスカウント値でセンサユニット31が設けられている車輪11の位置が特定できない場合、パルスカウント値を更に取得してもよい。例えば、図15では、8回分のパルスカウント値では、FL輪とRR輪とで、パルスカウント値が許容範囲外となる数に2以上の差がついていない。このため、受信コントローラ51は、パルスカウント値が許容範囲外となる数に2以上の差がつくまでパルスカウント値を取得する。なお、この場合であっても、基準点の設定は、8回分のパルスカウント値にて行ってもよい。
・各実施形態において、センサユニット31が一定位置検出送信を行う一定位置は、適宜変更してもよい。
・各実施形態において、車輪11の数がいくつの車両であってもよい。
・第1実施形態において、基準点をパルスカウント値が跨ぐ可能性が最も低いように、パルスカウント値を基準点から最も離れた48パルス付近でばらつくよう、候補点が0パルスの時に48パルス加えた値を基準点とおいたが、パルスカウントが跨ぐ可能性が低いようなら、48パルス付近でばらつくように制御しなくてもよい。
Claims (1)
- 複数の車輪のそれぞれに設けられて、車輪の回転情報を検出し、無線送信するセンサユニットと、前記車輪のそれぞれに対応するように設けられるとともに車輪の回転をパルス検出する検出器と、IG_ON時のパルスを基準点としてパルスをカウントするパルスカウント部と、センサユニットの回転情報とカウントされたパルスのカウント数を1回転分のパルスのカウント数で除算した余りに対応するパルスカウント値とを同期させることでそれぞれの前記センサユニットが、複数の車輪のうちのどの車輪に設けられているかを特定する制御部を備えた、車輪位置特定装置であって、
前記制御部は、前記センサユニットの回転情報とパルスカウント値とを同期する時に取得した値から、前記パルスカウント値が取り得る範囲内で予め設定された複数の候補点のうち、複数回検出された前記パルスカウント値との差が最も小さい候補点を中心点として設定し、前記複数の候補点のうち、最も基準点に近い候補点が前記中心点として設定された場合、前記中心点として設定された前記候補点に基づいて予め設定された値を前記中心点に加え、前記基準点を変更した変更後基準点を求め、当該変更後基準点からのパルスカウント値と前記センサユニットの回転情報とを同期させることでそれぞれの前記センサユニットが、複数の車輪のうちのどの車輪に設けられているかを特定する車輪位置特定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129992A JP6407808B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 車輪位置特定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129992A JP6407808B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 車輪位置特定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017013553A JP2017013553A (ja) | 2017-01-19 |
JP6407808B2 true JP6407808B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=57829603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015129992A Active JP6407808B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 車輪位置特定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6407808B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008049046A1 (de) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren, Sensor, Detektor und System, zur Lokalisierung zumindest eines Rades an einem Fahrzeug |
DE102009059788B4 (de) * | 2009-12-21 | 2014-03-13 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Lokalisieren der Verbaupositionen von Fahrzeugrädern in einem Kraftfahrzeug |
JP5736951B2 (ja) * | 2011-05-17 | 2015-06-17 | 日産自動車株式会社 | タイヤ空気圧モニター装置 |
JP2014019214A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Denso Corp | 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 |
JP6096643B2 (ja) * | 2013-11-14 | 2017-03-15 | 太平洋工業株式会社 | 車輪位置特定装置 |
-
2015
- 2015-06-29 JP JP2015129992A patent/JP6407808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017013553A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6027261B1 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP6329265B2 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP6027266B1 (ja) | タイヤ状態検出装置、及び、タイヤ状態監視装置 | |
WO2017047419A1 (ja) | センサ送信機、車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 | |
WO2013187016A1 (ja) | 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 | |
JP5956021B1 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JPWO2018198271A1 (ja) | 受信機 | |
JP6027265B1 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP6430915B2 (ja) | 加速度補正装置、加速度補正プログラム、及び、タイヤ状態検出装置 | |
JP5830429B2 (ja) | 車輪位置判定装置 | |
KR102219872B1 (ko) | 타이어 상태 감시 시스템, 송신기 및 수신기 | |
JP6407808B2 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP2014226941A (ja) | 車輪位置判定装置 | |
KR20150022448A (ko) | Tpms 센서의 위치 판별 방법 및 이를 이용한 tpms 센서의 위치 판별 장치 | |
JP6096643B2 (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP2016188057A (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP2016203722A (ja) | 車輪位置判定装置 | |
JP5955812B2 (ja) | 位置特定装置及び車輪側ユニット | |
JP6707635B2 (ja) | 受信機、及び、送信機ユニット | |
JP2014231338A (ja) | 車輪位置特定装置 | |
JP5810941B2 (ja) | 車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 | |
JP2015197369A (ja) | 走行検出装置 | |
KR20160128572A (ko) | 차량의 차륜 위치 판독 시스템 | |
JP6234911B2 (ja) | タイヤ状態検出装置 | |
JP2013226861A (ja) | 車輪位置判定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6407808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |