JP6406176B2 - 表示装置および表示制御プログラム - Google Patents

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本発明は、表示装置および表示制御プログラムに関し、特に操作画面を表示する表示面の傾きが変更可能に構成されている表示装置および当該表示装置を制御する表示制御プログラムに関する。
画像形成装置やスマートフォンなどの情報処理装置は、一般に、表示装置を備えている。表示装置が表示する操作画面には様々な機能に関連付けられた略正方形のアイコンが配置されており、ユーザーは、当該操作画面において所望のアイコンを選択することで、情報処理装置や表示装置に所望の機能を実行させることができる(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2009−294850号公報
画像形成装置に設けられた表示装置は、その表示面の傾きを変更可能に構成されている場合がある。また、スマートフォンなどの携帯端末は、ユーザーの手で保持された状態で用いられることが一般であり、ユーザーの手の向きなどに応じて表示装置の表示面の傾きが変わる。
しかしながら、表示装置の表示面の傾きが変わることにより、ユーザーが表示面に表示された操作画面を斜め方向から視認する場合が発生する。この場合、ユーザーには操作画面に含まれる文字やアイコン等の画像の縦横比が本来の縦横比から崩れて視認されることになり、操作画面の視認性が低下するという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、表示面の傾きが変わることによりユーザーが表示面に表示された操作画面を斜め方向から視認する場合であっても、操作画面の視認性を低下し難くすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる表示装置は、表示部と、前記表示部が表示する画面に対する操作を受け付ける受付部と、前記表示部による表示動作を制御する表示制御部と、複数の操作用のアイコン及び背景画像を有する操作画面を予め記憶している記憶部と、を備え、前記表示部の表示面の傾きが変更可能な表示装置において、前記表示制御部は、(1)前記表示部に、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を予め定められた通常の表示形態で表示させるか、または前記操作画面を、前記表示面の傾きを一方向に向けて変更した際にユーザーの視線から遠ざかる前記操作画面上における第一方向に向けて伸長した表示形態で表示させるかを選択する操作を受け付けるための受付画面を表示させ、(2)前記受付部が前記操作画面を通常の表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面を、前記通常の表示形態で表示した操作画面として前記表示部に表示させ、(3)前記受付部が前記操作画面を伸長した表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面全体を前記第一方向に向けて伸長する伸長処理を実行することで、当該操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が全体的に前記第一方向に伸長され、前記表示部の表示面よりも前記第一方向に予め定められた大きさに伸長された操作画面が形成され、前記伸長処理の後に、当該伸長後の操作画面全体が前記表示部の表示面に収まるように、前記伸長後の操作画面全体を前記第一方向と前記第一方向に直交する第二方向との比率を維持したまま縮小する画像処理を行うことで、前記伸長後の操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が前記比率を維持したまま前記表示面に収まるサイズに縮小され、前記画像処理を行った後に当該画像処理後の操作画面を前記表示部に表示させる、表示装置である。
本発明の別の一局面にかかる表示制御プログラムは、コンピューターを、表示面の傾きが変更可能な表示部による表示動作を制御する表示制御部と、前記表示部が表示する画面に対する操作を受け付ける受付部として機能させ、更に、前記表示制御部が、(1)前記表示部に、記憶部に記憶されている操作画面を予め定められた通常の表示形態で表示させるか、または前記操作画面を、前記表示面の傾きを一方向に向けて変更した際にユーザーの視線から遠ざかる前記操作画面上における第一方向に向けて伸長した表示形態で表示させるかを選択する操作を受け付けるための受付画面を表示させ、(2)前記受付部が前記操作画面を通常の表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面を、前記通常の表示形態で表示した操作画面として前記表示部に表示させ、(3)前記受付部が前記操作画面を伸長した表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面全体を前記第一方向に向けて伸長する伸長処理を実行することで、当該操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が全体的に前記第一方向に伸長され、前記表示部の表示面よりも前記第一方向に予め定められた大きさに伸長された操作画面が形成され、前記伸長処理の後に、当該伸長後の操作画面全体が前記表示部の表示面に収まるように、前記伸長後の操作画面全体を前記第一方向と前記第一方向に直交する第二方向との比率を維持したまま縮小する画像処理を行うことで、前記伸長後の操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が前記比率を維持したまま前記表示面に収まるサイズに縮小され、前記画像処理を行った後に当該画像処理後の操作画面を前記表示部に表示させるようにコンピューターを機能させる表示制御プログラムである。
本発明によれば、表示面の傾きが変わることによりユーザーが表示面に表示された操作画面を斜め方向から視認する場合であっても、操作画面の視認性を低下し難くすることができる。
本発明の実施形態1にかかる表示装置を備える画像形成装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置を備える画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部の表示面に表示される操作画面の一例を示す図である。 表示面の傾きおよび表示面とユーザーの視線とがなす角度の関係を示す図である。 (A)は、本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部の表示面を正面から視認した様子を示す図であり、(B)は、本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部の表示面を斜めから視認した様子を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部に表示される受付画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部の表示面に表示される伸長後のアイコンを含む操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の表示部の表示面に表示される伸長後のアイコンを含む操作画面を斜めから視認した様子を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の補足1にかかる表示装置において表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の補足4にかかる表示装置において記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態2にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。 ユーザーの目と表示面との間の距離を示す図である。 本発明の実施形態1にかかる表示装置において、アイコンを伸長した操作画面を斜めから視認した様子を示す図である。 本発明の実施形態3にかかる表示装置の表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態4にかかる表示装置の表示制御部が操作画面に対して行う画像処理の内容を示す図である。 本発明の実施形態4にかかる表示装置の表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態4にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態4の補足2にかかる表示装置において、表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態5にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態5にかかる表示装置の記憶部に記憶される優先度を示す図である。 本発明の実施形態5にかかる表示装置の表示制御部が操作画面に対して行う画像処理の内容を示す図である。 本発明の実施形態5の補足1にかかる表示装置の表示制御部が操作画面に対して行う画像処理の内容を示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる表示装置について図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1にかかる表示装置を備える画像形成装置の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態1にかかる表示装置を備える画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、ファクシミリ通信機能、コピー機能、プリンター機能、およびスキャナー機能などの複数の機能を兼ね備えた複合機である。図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体2と、装置本体2の上方に配置された画像読取部10と、画像読取部10と装置本体2との間に設けられた連結部3とから概略構成される。
画像読取部10は、原稿搬送部11と、原稿搬送部11により搬送されてくる原稿または不図示のコンタクトガラスに載置された原稿を光学的に読み取るスキャナーとを有するADF(Auto Document Feeder)である。
装置本体2の内部には、画像形成部20、給紙部30、記憶部40、および通信部50などが収容されている。
画像形成部20は、印刷対象の画像データを読み出し、当該データを用いて給紙部30から供給される用紙に画像を形成(印刷)する。印刷済みの用紙は、排出トレイ4に排出される。
記憶部40は、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置である。
通信部50は、不図示のLANチップなどの通信モジュールを備える通信インターフェイスである。画像形成装置1は、ネットワークを介して他のPC(Personal Computer)などと接続されており、通信部50により接続されたPCなどとの間でデータの送受信を行う。
装置本体2の前面側には、表示部60が配置されている。表示部60は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイを含んで構成される。
表示部60には、タッチパネル部61が設けられている。タッチパネル部61は、表示部60の表示面64上におけるユーザーによる接触を接触位置(座標位置)とともに検知する。タッチパネル部61は、ユーザーによる接触を検知すると、当該接触位置を示す検知信号を後述する受付部102などに出力する。このように、タッチパネル部61は、ユーザー操作が入力される操作入力部としての役割を果たす。
また、表示部60は、上記のタッチパネル部61に加えて、またはタッチパネル部61に換えて、物理キーを備えてもよい。当該物理キーには、例えば、矢印キー、Page Upキー、Page Downキーなどがある。
図3は、表示部60の表示面64に表示される操作画面の一例を示す図である。本図に示す例では、操作画面D1は、複数のアイコンa1〜a8が背景画面b1上に配置されてなる。アイコンa1〜a8はそれぞれ、縦の長さL1と横の長さL2とが等しい略正方形の形状とされている。また、アイコンa1〜a8はそれぞれ、画像形成装置1が備える各機能に関連付けられており、関連付けられた機能を示す画像が描かれている。例えばアイコンa1には、コピー機能に関連付けられている。ユーザーによりタッチパネル機能を用いてアイコンa1の選択操作が入力され、受付部102がアイコンa1の選択操作を受け付けた場合に、後述する制御部101による制御のもと画像形成装置1はコピー動作を行う。このようにユーザーは、操作画面D1において所望のアイコンを選択することで、画像形成装置1に所望の機能を実行させることができる。
表示部60は、更に、回動機構62および傾き検知部65を備えている。回動機構62は、制御部101による制御のもと不図示のモーターによる駆動により、回動軸63を中心として表示部60を図1の矢印方向に回動させる。また、モーターによる駆動でなくとも、ユーザーによる手動操作により、表示部60は回動軸63を中心として回動可能に構成されている。表示部60が回動することで、表示面64の傾きが変化する。
傾き検知部65は、表示面64の傾きを検知するセンサーであって、検知した傾きを示す検知信号を後述する表示制御部103などに出力する。
画像形成装置1は、更に制御ユニット100を備えている。制御ユニット100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等から構成される。制御ユニット100は、上記のROM又は記憶部40に記憶された表示制御プログラムなどの制御プログラムが上記のCPUに実行されることにより、制御部101、受付部102、および表示制御部103として機能する。なお、制御ユニット100の上記の各構成は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部101は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部101は、画像読取部10、画像形成部20、給紙部30、記憶部40、通信部50、および表示部60などと接続されており、接続されている上記各機構の動作制御や、各機構との間での信号またはデータの送受信を行う。
受付部102は、表示部60が表示した操作画面D1などに対して、タッチパネル機能を用いて入力されたユーザー操作を受け付ける機能を有する。
表示制御部103は、表示部60による表示動作を制御する機能を有する。
本発明の一実施形態にかかる表示装置は、以上で説明した画像形成装置1の構成のうち、記憶部40、表示部60、および制御ユニット100などを備えて構成される。
続いて、表示面64が傾いた場合に表示面64に表示される操作画面D1がユーザーにどのように見えるのかについて説明する。
図4は、表示面64の傾き、および当該表示面64とユーザーの視線とがなす角度の関係を示す図である。図4に示す例では、表示面64が水平線に対して角度θ1だけ傾き、表示面64とユーザーの視線とが交わる角度が角度θ2となった状態を示している。表示面64とユーザーの視線とが交わる角度θ2は、表示面64が傾いた角度θ1、画像形成装置1とユーザーとの距離R、ユーザーの目の高さH1、画像形成装置1の高さH2などにより定まる。
角度θ2が90度である場合、ユーザーは、表示面64に表示された操作画面D1を正面から視認することになる。この場合ユーザーには、図5(A)に示すような表示部60および操作画面D1が視認される。図5(A)に示すように、ユーザーが操作画面D1を正面から視認した場合、アイコンa1〜a8は、見かけ上の形状が略正方形となり、本来の形状である略正方形が維持されている。例えば、アイコンa1の見かけ上の縦の長さはL3となり、見かけ上の横の長さはL4となり、縦の長さL3と横の長さL4とが等しくなっている(L3=L4)。
一方、角度θ2が90度より小さい場合、ユーザーは、表示面64に表示された操作画面D1を斜めから視認することになる。この場合ユーザーには、図5(B)に示すような表示部60および操作画面D1が視認される。表示面64が紙面上方向に向けて傾くため、本図に示すようにアイコンa1〜a8のそれぞれが紙面上方向に向けて収縮したようにユーザーに視認される。その結果、アイコンa1〜a8は、見かけ上の形状が縦の長さが横の長さより短い略長方形となる。すなわち、アイコンa1〜a8の見かけ上の形状が、本来の形状である略正方形の形状から崩れたものになる。例えば、アイコンa1の見かけ上の縦の長さはL5となり、見かけ上の縦の長さはL6となり、縦の長さL5が横の長さL6よりも短くなっている(L5<L6)。このように、アイコンa1〜a8の見かけ上の形状が本来の形状である略正方形の形状から崩れることにより、アイコンa1〜a8の視認性が低下する。
この問題を解消するために、表示制御部103は、アイコンa1〜a8のそれぞれを、第一方向(紙面上方向)に向けて伸長した表示形態で表示部60に表示させる。第一方向とは、表示面64の傾きを一方向に向けて変更した際にユーザーの視線から遠ざかる操作画面上における方向である。
ここで表示制御部103は、アイコンa1〜a8を表示する表示モードとして、通常表示モードと補正表示モードとの2つの表示モードを備えている。通常表示モードとは、操作画面D1に含まれるアイコンa1〜a8を通常の表示形態で表示部60に表示させる表示モードである。通常の表示形態とは、アイコンa1〜a8を示す画像として予め記憶部40に記憶されるものをそのまま表示部60に表示させる表示形態である。本実施形態の場合、記憶部40には、縦の長さと横の長さとが等しい略正方形状のアイコンa1〜a8が記憶されている。
一方、補正表示モードとは、記憶部40に記憶されているアイコンa1〜a8を紙面上方向に向けて伸長し、当該伸長後のアイコンを表示部60に表示させる表示モードである。表示制御部103が何れの表示モードでアイコンを表示部60に表示させるかは、表示部60に表示される予め定められた受付画面に対して入力されるユーザー操作に応じて選択的に決定される。
図6は、表示部60に表示される受付画面の一例を示す図である。本図に示す例では、受付画面D2は、背景画面b2に2つのボタンc1、c2が配置されている。ボタンc1は、通常表示モードでアイコンを表示部60に表示させるべき旨の指示と関連付けられており、ボタンc2は、補正表示モードでアイコンを表示部60に表示させるべき旨の指示と関連付けられている。受付部102がボタンc1の選択操作を受け付けた場合、表示制御部103は、通常表示モードで表示制御動作を行う。一方、受付部102がボタンc2の選択操作を受け付けた場合、表示制御部103は、補正表示モードで表示制御動作を行う。
表示制御部103が通常表示モードで表示制御動作を行う場合、既に示した図3のような操作画面D1が表示部60に表示される。そして、操作画面D1を斜めから視認した場合には、図5(B)に示すような操作画面D1がユーザーに視認される。
一方、表示制御部103が補正表示モードで表示制御動作を行う場合、図7に示すような操作画面が表示部60に表示される。ここで表示部60に表示される操作画面D3は、アイコンa1〜a8のそれぞれが紙面上方向に向けて伸長してなるアイコンa11〜a18が背景画面b1上に配置されてなる。略正方形のアイコンa1〜a8のそれぞれが紙面上方向に向けて伸長された結果、アイコンa11〜a18は、縦の長さが横の長さよりも長い略長方形となっている。例えば、アイコンa11は、縦の長さがL7となり(L7>L1)、横の長さがL8となり(L8=L2)、縦の長さL7が横の長さL8よりも長くなっている(L7>L8)。
このような操作画面D3を斜めから視認した場合、図8に示すような操作画面D3がユーザーに視認される。表示面64が紙面上方向に向けて傾くため、アイコンa11〜a18のそれぞれが紙面上方向に向けて収縮したようにユーザーに視認される。その結果、アイコンa11〜a18は、見かけ上の縦の長さが短くなる。例えば、アイコンa11の見かけ上の縦の長さはL9となり、見かけ上の縦の長さはL10となる。
図5(B)に示した場合と図8に示した場合とにおいて操作画面を視認する角度が同じとき、アイコンa1の見かけ上の縦の長さL5と横の長さL6との比(縦横比)と、アイコンa11の見かけ上の縦の長さL9と横の長さL10との比(縦横比)とを比較すると、アイコンa11の見かけ上の縦横比の方が「1」に近い値となる。すなわち、アイコンa11の見かけ上の形状は、アイコンa1の見かけ上の形状よりも略正方形の形状に近い形状となる。
このように、上記のアイコンa11〜a18の見かけ上の形状は、略正方形の形状ではないものの、アイコンa1〜a8の見かけ上の形状よりも、本来の形状である略正方形の形状に近い形状となる。このため、表示面64の傾きが変わることによりユーザーが表示面64に表示された操作画面を斜め方向から視認する場合であっても、操作画面に配置されたアイコンの視認性が低下し難くすることができる。
図9は、実施形態1にかかる表示装置の動作の流れを示す図である。本図に示すように、受付部102が受付画面を表示させる操作を受け付けた場合(ステップS10においてYES)、表示制御部103は、表示部60に図6に示す受付画面D2を表示させる(ステップS11)。
そして、受付部102が受付画面D2において通常表示モードを選択する操作を受け付けた場合(ステップS12おいて「通常表示モード」)、表示制御部103の表示モードが通常表示モードとなる。
通常表示モードでは、表示制御部103は、記憶部40に記憶されたアイコンを読み出し(ステップS13)、読み出したアイコンを含む図3に示す操作画面D1を表示部60に表示させる(ステップS14)。
一方、受付部102が受付画面D2において補正表示モードを選択する操作を受け付けた場合(ステップS12において「補正表示モード」)、表示制御部103の表示モードが補正表示モードとなる。
補正表示モードでは、表示制御部103は、記憶部40に記憶されたアイコンを読み出し(ステップS15)、読み出したアイコンを上方向に伸長する処理を行う(ステップS16)。そして、表示制御部103は、ステップS16の処理で生成した伸長後のアイコンを含む図7に示す操作画面D3を表示部60に表示させる(ステップS17)。
以上のように、実施形態1にかかる表示装置によれば、ユーザーが予め操作画面を斜めから視認する場合が多いことが想定されるときには、図6に示す受付画面D2においてボタンc2を選択することにより、斜めから視認されることを想定したアイコン表示を行わせることができ、アイコンの視認性の低下を抑えることができる。一方、ユーザーが予め操作画面を斜めから視認する場合が少ないことが想定されるときには、図6に示す受付画面D2においてボタンc1を選択することにより、斜めから視認されることを想定したアイコン表示ではなく通常のアイコン表示を行わせることができ、アイコンを高い視認性で視認することができる。
<補足1>
表示制御部103は、アイコンa1〜a8のそれぞれを紙面上方向に向けて伸長することに加えて、伸長後のアイコンa11〜a18の周りをアイコンa11〜a18を構成する色とは異なる色(例えば白色)で縁取ってもよい。
図10は、補足1にかかる表示装置において表示部60に表示される操作画面の一例を示す図である。本図に示す例では、操作画面D4は、伸長後のアイコンa11〜a18のそれぞれに対してその周りを縁取って構成されたアイコンa21〜a28が背景画面b1上に配置されている。
上記のように行うことで、アイコンの視認性を高めることができ、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
<補足2>
表示制御部103は、アイコンa1〜a8のそれぞれを紙面上方向に向けて伸長することに加えて、伸長後のアイコンa11〜a18の表示濃度を通常の表示形態よりも濃くしてもよい。すなわち、表示制御部103は、記憶部40から読み出したアイコンの表示濃度を濃くする処理を行う。
上記のようにすることで、アイコンの視認性を高めることができ、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
<補足3>
図3に示すように、操作画面D1に配置されているアイコンa1〜a8は、それぞれ、アイコンが関連付けられた機能を示す画像であるアイコン本体部分、および背景部分から構成されている。表示制御部103は、このアイコン本体部分および背景部分を伸長することで、図7に示す伸長後のアイコンa11〜a18を生成している。上記の実施の形態では、表示制御部103は、アイコン本体部分および背景部分を同じ比率で伸長して、伸長後のアイコンを生成する。これに対して、補足3にかかる表示制御部103では、アイコン本体部分を伸長する比率を背景部分を伸長する比率よりも大きくして、アイコン本体部分および背景部分を伸長し、伸長後のアイコンを生成する。
上記のように生成された伸長後のアイコンは、紙面上方向における余白部分の長さが、上記の実施形態で生成される伸長後のアイコンと比較して小さくなる。このように、補足3にかかる表示制御部103によれば、アイコン全体を大きく伸長させなくとも、ユーザーが着目するアイコン本体部分だけを大きく伸長することができる。すなわち、アイコン全体の形状を大きく伸長させなくとも、ユーザーが着目するアイコン本体部分を斜めから視認した場合の見かけ上の形状を本来の形状に近づけることができる。
<補足4>
図11は、記憶部40に記憶されるアイコンに関するデータの一例を示す図である。本図に示すように、記憶部40には、アイコン毎に、アイコン本体部分を示す画像、および背景部分を示す画像が記憶されている。また、アイコン本体部分を示す画像として、本画像(第1の画像)および簡易版の画像(第2の画像)が記憶部40に記憶されている。ここで簡易版の画像とは、図11に示すように、本画像の一部を省略することでアイコン本体部分の視認性を高めた画像である。
補足4にかかる表示制御部103は、アイコンを通常の表示形態で表示させる操作を受付部102が受け付けた場合、記憶部40からアイコン本体部分を示す画像として本画像を読み出す。そして、表示制御部103は、当該読み出した本画像が示されたアイコンを含む操作画面を表示部60に表示させる。一方、アイコンを伸長した表示形態で表示させる操作を受付部102が受け付けた場合、表示制御部103は、記憶部40からアイコン本体部分を示す画像として簡易版の画像を読み出す。そして、表示制御部103は、当該読み出した簡易版の画像が示されたアイコンを紙面上方向に向けて伸長し、伸長後のアイコンを含む操作画面を表示部60に表示させる。
上記のようにアイコンを伸長する場合に、アイコンの本体部分を示す画像として本画像を用いるのではなく、画像の一部を省略することで視認性を高めた簡易版の画像を用いることで、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
<実施形態2>
実施形態2にかかる表示装置は、表示制御部103が、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じて操作画面に含まれるアイコンを伸長する長さを変える点において、実施形態1にかかる表示装置と異なる。
図12は、実施形態2にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートで示した処理と同内容の処理については同符号を付して説明を略する。
実施形態2にかかる表示装置では、補正表示モードにおいて、表示制御部103が、傾き検知部65が出力する検知信号から表示面64の傾きを取得する(ステップS20)。
そして、表示制御部103は、記憶部40に記憶されている傾き情報を記憶部40から読み出す(ステップS21)。ここで傾き情報とは、画像形成装置1や表示装置の標準的な使用態様でユーザーの視線が表示部60の表示面64と直交することになる表示面64の傾きを示す情報である。
ステップS21の処理後、表示制御部103は、操作画面に含まれるアイコンを伸長する長さを決定する(ステップS22)。具体的には、表示制御部103は、ステップS21の処理で読み出した傾き情報に示される傾きとステップS20の処理で取得した表示面64の傾きとの差が大きくなるにつれて、すなわち、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、アイコンを伸長する長さを長くする。
そして、表示制御部103は、記憶部40に記憶されたアイコンを読み出し(ステップS15)、読み出したアイコンをステップS22の処理で決定した長さだけ伸長する処理を行う(ステップS23)。
このように実施形態1にかかる表示装置では、ユーザーが操作画面を視認する角度に応じて操作画面に含まれるアイコンを伸長する長さを変えるため、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
<補足1>
実施形態1の補足1では、表示制御部103が、アイコンa1〜a8のそれぞれを紙面上方向に向けて伸長することに加えて、伸長後のアイコンa11〜a18の周りをアイコンa11〜a18を構成する色とは異なる色(例えば白色)で縁取る場合を説明した。
これに対して実施形態2の補足2では、表示制御部103が、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じて、アイコンを縁取りする大きさ、および/またはアイコンを縁取りする色を変える。具体的には、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、アイコンを縁取りする大きさを大きくする。また、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、アイコンを縁取りする色をよりユーザーの目につきやすい色(例えば赤色など)に変える。
<補足2>
実施形態1の補足2では、表示制御部103が、アイコンa1〜a8のそれぞれを紙面上方向に向けて伸長することに加えて、伸長後のアイコンa11〜a18の表示濃度を通常の表示形態よりも濃くする場合を説明した。
これに対して実施形態2の補足2では、表示制御部103が、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じて、アイコンの表示濃度を濃くする度合いを変えてもよい。具体的には、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、アイコンの表示濃度を濃くする度合いを大きくする。
<実施形態3>
実施形態3にかかる表示装置では、表示制御部103が、第一方向だけでなく、当該第一方向に直交する第二方向に向けて、操作画面に含まれるアイコンを伸長する。また、表示制御部103は、第二方向に向けて伸長する長さを第一方向側に近づくにつれて長くする。
図13は、ユーザーの目と表示面64との間の距離を示す図である。本図に示すように、ユーザーの目と表示面64との間の距離は、表示面64の位置によって異なる。例えば、表示面64の上部の位置P2とユーザーの目との距離S2は、表示面64の下部の位置P1とユーザーの目との距離S1よりも長くなる。図13に示すようにユーザーが表示面64を斜めから視認した場合、上記の距離S2と距離S1との差は、表示面64を正面から視認した場合に比べて大きくなる。すなわち、表示面64を斜めから視認した場合、表示面64の位置による上記の距離の異なりが大きくなる。
図14は、実施形態1にかかる表示装置において、アイコンを伸長した操作画面を斜めから視認した様子を示す図である。ユーザーの目と表示面64との間の距離が長くなると、操作画面に含まれるアイコンが小さく視認される。
ここで、アイコンa11の見かけ上の上辺の長さL11は、アイコンa11の見かけ上の下辺の長さL12よりも短くなる。アイコンa11の上辺とユーザーの目との距離が、アイコンa11の下辺とユーザーの目との距離よりも長くなるからである。その結果、アイコンa11は、見かけ上の形状が台形となる。他のアイコンa12〜a18も同様に、見かけ上の形状が台形となる。このように、操作画面D3に配置されたアイコンa11〜a18が、本来の形状である略正方形とは異なる形状となるため、アイコンa11〜a18の視認性が低下する。
この問題を解消するために、実施形態3にかかる表示装置では、表示制御部103が、アイコンa1〜a8のそれぞれを、第一方向(紙面上方向)だけでなく、当該第一方向に直交する第二方向(紙面左右方向)に向けて伸長する。また、表示制御部103は、第二方向に向けてアイコンを伸長する長さを第一方向側(紙面上方向側)に近づくにつれて長くする。図15は、表示制御部103が表示部60に表示させる操作画面の一例を示す図である。本図に示す例では、操作画面D5には、紙面上方向に向けて伸長した図7等に示した伸長後のアイコンa11〜a18について、更に紙面左右方向に向けて伸長した伸長後のアイコンa31〜a38が背景画面b1上に配置されている。
縦の長さが横の長さよりも長い略長方形のアイコンa11〜a18のそれぞれが紙面左右方向に向けて伸長された結果、アイコンa31〜a38は、上辺が下辺より長い逆台形状となっている。例えば、アイコンa31は、上辺の長さがL13となり、下辺の長さがL14となり、上辺の長さL13が下辺の長さL14よりも長くなっている(L13>L14)。
上記のようにアイコンを伸長することにより、ユーザーが操作画面を斜めから視認した場合であっても、操作画面に含まれるアイコンの見かけ上の形状を本来の形状(略正方形状)に近いものにすることができる。
<補足>
表示制御部103は、傾き検知部65が検知した傾きに応じて、アイコンを紙面左右方向に向けて伸長する長さを変えてもよい。具体的には、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、アイコンを紙面左右方向に向けて伸長する長さを長くする。
このように実施形態3の補足にかかる表示装置では、ユーザーが操作画面を視認する角度に応じて操作画面に含まれるアイコンを紙面左右方向に向けて伸長する長さを変えるため、操作画面を斜め方向から視認することによりアイコンの見かけ上の形状が本来の形状である略正方形状から台形状形へ変形し難くすることができる。
<実施形態4>
実施形態1〜実施形態3にかかる表示装置では、操作画面に含まれるアイコンを変形(伸長)することで、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認した場合にアイコンの視認性が低下することを抑制した。これに対して実施形態4にかかる表示装置では、操作画面全体を変形することで、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認した場合に操作画面の視認性が低下することを抑制する。
図16は、実施形態4にかかる表示装置において、表示制御部103が操作画面に対して行う画像処理の内容を示す図である。本図に示すように、表示制御部103は、操作画面D1を第一方向(紙面上方向)に向けて伸長する。これにより、横の長さがL15であり縦の長さがL16である操作画面D1が、横の長さがL15であり縦の長さがL17(L17>L16)である操作画面D6になる。またこの操作画面の伸長にともない、略正方形のアイコンa1〜a8のそれぞれが略長方形のアイコンa41〜a48に伸長され、背景画面b1が背景画面b2に伸長される。
上記の操作画面の伸長により、伸長後の操作画面D6が表示部60の表示面64に収まらなくなる。このため、表示制御部103は、伸長後の操作画面D6が表示部60の表示面64に収まるように、操作画面D6に対して縦横比を維持したまま縮小する画像処理を行う(図16参照)。これにより、横の長さがL15であり縦の長さがL17である操作画面D6が、横の長さがL18(L18<L15)であり縦の長さがL16である操作画面D7になる。またこの操作画面の縮小にともない、アイコンa41〜a48のそれぞれがアイコンa51〜a58に縮小され、背景画面b2が背景画面b3に縮小される。表示制御部103は、操作画面に上記の画像処理を施した後、図17に示すように画像処理後の操作画面を表示部60に表示させる。
図18は、実施形態4にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートで示した処理と同内容の処理については同符号を付して説明を略する。
実施形態4にかかる表示装置では、通常表示モードにおいて、表示制御部103が記憶部40に記憶されている操作画面を読み出し(ステップS30)、読み出した操作画面を表示部60に表示させる(ステップS31)。
また、表示制御部103は、補正表示モードにおいて、記憶部40に記憶されている操作画面を読み出し(ステップS32)、読み出した操作画面を上方向に伸長する処理(ステップS33)および伸長後の操作画面を縮小する画像処理(ステップS34)を実行する。その後、表示制御部103は、画像処理後の操作画面を表示部60に表示させる(ステップS35)。
ここでユーザーが操作画面を斜めから視認した場合、操作画面に含まれるアイコンだけでなく、操作画面に含まれる文字やその他の画像等の縦横比が本来の画像の縦横比から崩れ、操作画面の視認性が低下する。この点、実施形態4にかかる表示装置によれば、操作画面全体を上記のように伸長することで、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認した場合であっても、操作画面に含まれる文字やその他の画像等の見かけ上の縦横比が本来の画像の縦横比に近いものとなる。このため、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認することにより操作画面の視認性が低下することを抑制することができる。
なお、図17に示すように、表示部60が伸長後の操作画面D7を表示した場合、表示面64の左右方向の両端部には操作画面D7が表示されない空白領域e1およびe2が発生する。表示制御部103は、当該空白領域e1およびe2を操作画面D7の背景画面b3を構成する色と同じ色で補完する。こうすることで、操作画面を変形したことにより生じる空白領域を目立ちにくくすることができる。
<補足1>
表示制御部103は、傾き検知部65が検知した傾きに応じて、操作画面を紙面上方向に向けて伸長する長さを変えてもよい。具体的には、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、操作画面を紙面上方向に向けて伸長する長さを長くする。こうすることで、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
<補足2>
実施形態4の補足2にかかる表示装置では、表示制御部103が、第一方向(上方向)だけでなく、当該第一方向に直交する第二方向(左右方向)に向けて操作画面を伸長する。また、表示制御部103は、その第一方向に直交する方向に向けて伸長する長さを第一方向側に近づくにつれて長くする。表示制御部103は、この伸長処理の後に、伸長後の操作画面が表示部60の表示面64に収まるように、操作画面に対して縦横比を維持したまま縮小する画像処理を行う。
図19は、実施形態4の補足2にかかる表示装置において、表示部60に表示される操作画面の一例を示す図である。本図に示すように、操作画面D8は、縦の長さがL21であり、上辺の長さがL19であり、下辺の長さがL20であり、上辺の長さL19が下辺の長さL20よりも長い(L19>L20)逆台形形状の操作画面になっている。
上記のように操作画面を伸長することにより、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認した場合において、操作画面に含まれる文字やその他の画像等の見かけ上の縦横比を本来の画像の縦横比により近いものとすることができる。このため、ユーザーが操作画面を斜め方向から視認することにより操作画面の視認性が低下することをより抑制することができる。
なお、表示制御部103は、傾き検知部65が検知した傾きに応じて、操作画面を左右方向に伸長する長さを変えてもよい。具体的には、表示制御部103は、表示面64の傾きが傾き情報に示される傾きから離れるにつれて、操作画面を左右方向に向けて伸長する長さを長くする。
<補足3>
実施形態1の補足1と同様に、表示制御部103が、操作画面に含まれるアイコンの周りをアイコンを構成する色とは異なる色(例えば白色)で縁取ってもよい。これにより、操作画面内において特に着目される部分であるアイコンの視認性を高めることができ、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。
また、表示制御部103は、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じて、アイコンを縁取りする大きさ、および/またはアイコンを縁取りする色を変えてもよい。
<補足4>
実施形態1の補足2と同様に、表示制御部103が、操作画面に含まれるアイコンのそれぞれの表示濃度を通常の表示形態よりも濃くしてもよい。これにより、操作画面内において特に着目される部分であるアイコンの視認性を高めることができ、操作画面を斜め方向から視認することによるアイコンの視認性の低下をより抑えることができる。また、表示制御部103は、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じて、アイコンの表示濃度を濃くする度合いを変えてもよい。
<実施形態5>
図20は、実施形態5にかかる表示装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートで示した処理と同内容の処理については同符号を付して説明を略する。
表示制御部103は、補正表示モードにおいて、記憶部40に記憶されたアイコンを読み出し(ステップS40)、読み出したアイコンを拡大する処理を行う(ステップS41)。具体的には、表示制御部103は、読み出したアイコンの縦横比を維持したままアイコンを拡大する。このアイコンを拡大する処理は、アイコンの視認性を向上させるために行うものである。
アイコンの拡大後、表示制御部103は、拡大したアイコンが操作画面内において隣り合う他のアイコンと重なるか否かを判定する(ステップS42)。また、表示制御部103は、拡大したアイコンが操作画面内に収まるか否かを判定する(ステップS43)。拡大したアイコンが隣り合う他のアイコンと重ならず(ステップS42においてNO)、かつ、拡大したアイコンが操作画面内に収まる(ステップS43においてYES)場合、表示制御部103は、拡大したアイコンを含む操作画面を表示部60に表示させる(ステップS44)。
一方、拡大したアイコンが隣り合うアイコンと重なる場合(ステップS42においてYES)、または、拡大したアイコンが操作画面内に収まらない場合(ステップS43においてNO)、表示制御部103は、拡大したアイコンのうち、操作画面内に含めるアイコンを決定する処理を行う(ステップS45)。
表示制御部103は、まず、拡大後のアイコンが隣り合うアイコンと重なることなく操作画面内に収まる数を特定する。そして、表示制御部103は、記憶部40に記憶される優先度に基づき操作画面に含めるアイコンを決定する。図21は、記憶部40に記憶される優先度を示す図である。本図に示すように、操作画面に含まれるアイコン毎に優先度が記憶されている。表示制御部103は、拡大したアイコンのうち当該優先度が高いアイコンから順に操作画面にアイコンを配置する。そして、表示制御部103は、操作画面内に他のアイコンと重なることなくアイコンを配置することができるスペースがなくなるまでアイコンを配置することで、操作画面内に含めるアイコンを決定する。これにより、表示制御部103は、操作画面内に含めるアイコンの数を少なくとも既述の特定した数まで減らした操作画面を表示部60に表示させることができる。
図22は、表示制御部103が行う処理の内容を示す図である。図22の上段に示すように操作画面D9内に配置された8つのアイコンa71〜a78のそれぞれを拡大した場合、拡大後のアイコンを操作画面内に収めることができなくなる。この場合、表示制御部103は、図22の下段に示すように、8つのアイコンのうち記憶部40に記憶される優先度が高い3つのアイコンa81、a84、a86のみを操作画面D10内に含めるようにする。
以上のように、実施形態5にかかる表示装置によれば、操作画面に含まれるアイコンを拡大することによりアイコンの視認性を高めることができ、ユーザーが操作画面を斜めから視認することによりアイコンの視認性が低下することを抑えることができる。また、アイコンを拡大することにより、拡大したアイコンが隣り合う他のアイコンと重なったり、拡大したアイコンが操作画面内に収まらなくなったりする事態を回避することができる。
<補足>
実施形態5では、表示制御部103が操作画面に含まれるアイコンの縦横比を維持したままアイコンを拡大する場合について説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。表示制御部103は、図23に示すように、操作画面D11に含まれる各アイコンを実施形態1と同様に第一方向(紙面上方向)に向けて伸長することにより、操作画面D12においてアイコンの重なりが生じた場合において、アイコンの数を減らした操作画面D13を表示部60に表示させてもよい。
また、表示制御部103は、実施形態3と同様に、第一方向だけでなく、当該第一方向に直交する第二方向に向けて操作画面に含まれるアイコンを伸長してもよい。さらに、表示制御部103は、実施形態2と同様に、傾き検知部65が検知した表示面64の傾きに応じてアイコンを伸長する長さを変えてもよい。
なお、本発明は、上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
<変形例1>
上記の各実施形態では、各実施形態にかかる表示装置が画像形成装置に設けられた表示パネルである場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。各実施形態にかかる表示装置は、スマートフォン等の携帯端末に設けられる表示装置やPC(Personal Computer)、テレビ等に設けられる表示装置等に適用することができる。
例えば、各実施形態にかかる表示装置を携帯端末に適用した場合、携帯端末に設けられたカメラ等の視線検知部によりユーザーの視線の向きを検知してもよい。そして、制御部101(角度算出部)は、当該視線検知部が検知した向きと各実施形態で説明した傾き検知部65が検知した傾きとを用いて、ユーザーの視線と表示部60の表示面64とが交わる角度を算出する。表示制御部103は、制御部101が算出した角度が90度から離れるにつれて、操作画面に含まれるアイコンを伸長する長さを長くする。こうすることで、記憶部40に記憶される傾き情報を用いなくとも、ユーザーが操作画面を視認する角度に応じて操作画面に含まれるアイコンを伸長する長さを変えることができる。
<変形例2>
上記の各実施形態では、操作画面に含まれるアイコンが略正方形状である場合を説明したが本発明は必ずしもこの場合に限定されない。操作画面に含まれるアイコンの形状は特に限定されるものではなく、例えばアイコンが略円形状であってもよい。
<その他の変形例>
また、上記の実施の形態で説明した表示制御プログラムをコンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリーなどに記録されたものとしてもよい。この場合、当該制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体が、本発明の一実施形態となる。
また、上記の実施形態および各変形例を組み合わせてもよい。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 画像形成部
30 給紙部
40 記憶部
50 通信部
60 表示部
61 タッチパネル部
62 回動機構
63 回動軸
64 表示面
65 傾き検知部
100 制御ユニット
101 制御部
102 受付部
103 表示制御部

Claims (7)

  1. 表示部と、前記表示部が表示する画面に対する操作を受け付ける受付部と、前記表示部による表示動作を制御する表示制御部と、複数の操作用のアイコン及び背景画像を有する操作画面を予め記憶している記憶部と、を備え、前記表示部の表示面の傾きが変更可能な表示装置において、
    前記表示制御部は、(1)前記表示部に、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を予め定められた通常の表示形態で表示させるか、または前記操作画面を、前記表示面の傾きを一方向に向けて変更した際にユーザーの視線から遠ざかる前記操作画面上における第一方向に向けて伸長した表示形態で表示させるかを選択する操作を受け付けるための受付画面を表示させ、(2)前記受付部が前記操作画面を通常の表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面を、前記通常の表示形態で表示した操作画面として前記表示部に表示させ、(3)前記受付部が前記操作画面を伸長した表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面全体を前記第一方向に向けて伸長する伸長処理を実行することで、当該操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が全体的に前記第一方向に伸長され、前記表示部の表示面よりも前記第一方向に予め定められた大きさに伸長された操作画面が形成され、前記伸長処理の後に、当該伸長後の操作画面全体が前記表示部の表示面に収まるように、前記伸長後の操作画面全体を前記第一方向と前記第一方向に直交する第二方向との比率を維持したまま縮小する画像処理を行うことで、前記伸長後の操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が前記比率を維持したまま前記表示面に収まるサイズに縮小され、前記画像処理を行った後に当該画像処理後の操作画面を前記表示部に表示させる、表示装置。
  2. 前記表示部の表示面の傾きを検知する傾き検知部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記傾き検知部が検知した角度と予め定められた角度との差が大きくなるにつれて、前記操作画面全体を前記第一方向に伸長する長さを長くする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記受付部が前記操作画面を伸長した表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記操作画面を前記第一方向に直交する第二方向に向けて伸長し、その伸長する長さを前記第一方向側に近づくにつれて長くし、前記傾き検知部が検知した角度と予め定められた角度との差が大きくなるにつれて、前記操作画面を前記二方向に向けて伸長する長さを長くする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記操作画面を伸長した表示形態で表示させるときに、前記アイコンの表示濃度を前記通常の表示形態よりも濃くし、前記傾き検知部が検知した角度と予め定められた角度との差が大きくなるにつれて、前記アイコンの表示濃度を濃くする度合いを大きくする、請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、前記操作画面を伸長した表示態様で表示させるときに、前記アイコンの周りを前記アイコンを構成する色とは異なる色で縁取り、前記傾き検知部が検知した角度と予め定められた角度との差が大きくなるにつれて、前記アイコンを縁取りする大きさを大きくし、または前記アイコンを縁取りする色を変える、請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記伸長後の操作画面を縮小する画像処理により前記表示部の表示面に生じる空白領域を、前記操作画面の背景部分を構成する色と同じ色で補完した操作画面を前記表示部に表示させる、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. コンピューターを、
    表示面の傾きが変更可能な表示部による表示動作を制御する表示制御部と、
    前記表示部が表示する画面に対する操作を受け付ける受付部として機能させ、
    更に、前記表示制御部が、(1)前記表示部に、記憶部に記憶されている操作画面を予め定められた通常の表示形態で表示させるか、または前記操作画面を、前記表示面の傾きを一方向に向けて変更した際にユーザーの視線から遠ざかる前記操作画面上における第一方向に向けて伸長した表示形態で表示させるかを選択する操作を受け付けるための受付画面を表示させ、(2)前記受付部が前記操作画面を通常の表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面を、前記通常の表示形態で表示した操作画面として前記表示部に表示させ、(3)前記受付部が前記操作画面を伸長した表示形態で表示させる操作を受け付けた場合、前記記憶部に記憶されている前記操作画面を読み出し、当該読み出した操作画面全体を前記第一方向に向けて伸長する伸長処理を実行することで、当該操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が全体的に前記第一方向に伸長され、前記表示部の表示面よりも前記第一方向に予め定められた大きさに伸長された操作画面が形成され、前記伸長処理の後に、当該伸長後の操作画面全体が前記表示部の表示面に収まるように、前記伸長後の操作画面全体を前記第一方向と前記第一方向に直交する第二方向との比率を維持したまま縮小する画像処理を行うことで、前記伸長後の操作画面における全ての操作用のアイコン及び背景画像が前記比率を維持したまま前記表示面に収まるサイズに縮小され、前記画像処理を行った後に当該画像処理後の操作画面を前記表示部に表示させるようにコンピューターを機能させる表示制御プログラム。
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